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バリアフリーという考え方を劇化する 永井 啓一 |
このシナリオは、永井と永井学級の生徒たちで考えたオリジナルです。
2部構成となています。
第1部 〜約束の日〜 第2部 〜次の日〜
| 第2部 〜次の日〜 |
〜ナレーション〜
Aさん、Bさん、Cさんは昨日のことを2年5組の仲のよい友だちに話しました。友だちが、担任の先生にそのことを伝えます。
先生は、急遽数学の授業をつぶし「どうしたら3人が気軽に出かけられるかについてみんなで考えることにしました・・・。
先生 「どうしたら3人が気軽に外へ遊びにいけるかな。みんなで考えてみましょう。」
「ます、車いすで生活している人にとって自動販売機って不便だよね。ボタンの位置は高いし、取り出し口は低いし。どうにかならない ものかな。」
生徒@ 「そんなの簡単じゃん。ボタンを低くして、取り出し口を高くすれば?」
生徒A 「そんなに簡単に言うけど、簡単には作れないんじゃないの?」
生徒B 「私、そんな自動販売機見たことあります。」
先生 「へーそうですか。数は少ないけれど本当にそんな自動販売機があるんだね。」
「あと、車いすで生活している人にとっては段差や細い道は通れないよね。」
生徒C 「僕がよく行く店には、車いすの人が通れるようにスロープがついています。」
生徒D 「あっ、そういえば私の家の近くには車いすの人でも入れる大きな公衆電話があります。」
生徒E 「そんなお店や公衆電話が増えるといいのにね。」
先生 「ところで、Aさん。目の不自由な人にとって、汽車とホームの間って我々の想像以上に怖いのでしょうね。」
生徒F 「先生、僕この間東京の親戚の家に遊びに行ったとき、電車とホームの間が埋まるようにホームが造られている駅があるのを見まし た。」
生徒G 「すごい。ハイテクだね。」
先生 「目の不自由な人のための設備は、ある程度してあるところが多いようですね。どんなものが他にもありますか。」
生徒H 「青になると音で知らせてくれる信号機。」
生徒I 「点字ブロックもそうでしょ?」
生徒J 「でも、その上に自転車があったんじゃ意味ないじゃない。」
生徒K 「いい設備はあるけど、それがある所は限られてるし、みんながその意味を知っていなければダメなんだよね。」
先生 「最近の街は、過ごしやすくなってきているけど、それは体に何の不自由もない人にとって便利なだけで、体に不自由がある人につい てはあまり考えられていないかもしれませんね。それは本当にみんなが過ごしやすい街、人に優しい街と言えるのかな?みんなにも っと真剣に考えてほしいのです。」
生徒L 「体の不自由な人のための設備がどの街にも確実に設置されたら、みんなが過しやすいんじゃないかな。」
生徒M 「じゃあ耳の不自由な人たちは、どうすればいいの?自分で気をつけなければならないの?」
生徒N 「会話をするために手話を覚えることはできるけど、聞こえないことをカバーする設備は整っていないよね。」
以上
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