Q10V真夏の九州山地ツーリング
2000.08.12〜14
| <最初に感想> 今回は10V九州支部4人でのキャンプツーリングとなった。真夏のギンギンの日差しもさることながら、藤本さんの相変わらずのタフ過ぎる走りに始終僕らはグロッキー状態だった。とにかく休憩無しにカーナビに導かれるままマシンのように走りつづける後ろ姿は鬼のようだった。ときおり横にならんで「休憩しよう!」と提案すると即座に「じゃ、次の自販機で」と答える。涼しいコンビニとか、道の駅とか、景色のいいところで、とかいう発想はないのか〜!?ストイックというか旅情がないというか・・・。 しかし、まあ藤本さんの後ろでなきゃあんな走りはしないので、たまには楽しくていいですね。いやホント。 しかし、TRXの田中さんはマジでキツかったでしょうね。 <合流まで> 北九州(6:00)〜日田〜オートポリス横〜ミルクロード〜松橋(9:30) 藤本さん、黒田さんと合流。藤本さんは8時過ぎには来ていたらしい。 <松橋〜R3〜八代〜R219〜人吉>(P.46、51、58、59) 球磨川沿いを走りたいという僕の希望でこのコースを走ったが結構クルマが多くてペースが上がらなかった。藤本さんのいうとおりR445五木村経由で山の中を行った方が良かったのかもしれない。人吉では宮崎から参加の田中さんと合流。僕らも田中さんも遅れて人吉に着いたので結果的には問題無し。人吉で昼飯。 <菊地人吉林道>(P.59) ![]() 昼飯食ったあといよいよ菊地人吉林道へ。ここは完全2車線舗装路の豪快な山岳ワインディング。走りやすいしスピードものる。対向車もほとんど無い。完全に2車線だし、路面もおおむね素晴らしく良いのだが時々カーブの途中にバンプがあったり、ブッシュが路上まではみ出しているのでマージンをとった走りが要求される。ただこの道、楽しいけど「あれ?ココさっき通ったのでは?」と錯覚してしまうような金太郎飴的同じようなコーナーが何度も続き単調に感じるかも知れない。今回「アポロ峠」なる不思議な名前の峠を確認しようと思っていたのだが藤本さんの後ろを必死にくっついて走っていたのでアポロ峠がどこだったか全く印象に残っていない(^_^; この辺りの登りでは僕は7000rpm以上ぶん回して走り回った。(ちなみにレッドゾーンは8000rpmから)4EP(旧型)ではヒステリックな音と振動でとても回せなかった領域だったが4TX(新型)では苦も無く安心して回せる。しかも軽々とひゅんひゅん回る。タコメータ見なけりゃこんな回転数まで回っているなんて気づかないくらいだった。HMSで乗ったCB750よりも軽やかか?なんかスゴイ!しかし逆に高いギヤにして低回転でダダダッと鼓動感を伴ってもがくようにコーナーを立ち上がっていくのもこれもまた格別な味わい。各回転数でさまざまな表情を見せてくれるこのパラツインのエンジンは乗っていて飽きない。 途中休憩をはさんでしばし写真タイム。 再スタートすると今度は下りが続いた。1.5車線のタイトな道になった。ニーグリップ、体重移動、リアブレーキなどいろいろ乗り方を試して楽しい走り方を模索してみた。キャンプ場までにはいろんなことを試すに十分すぎる距離があった。いったいどこまで降りていくのか?と思うほどこのくねくねの下り坂を降りて標高を下げて行くとこれまでの涼しく爽やかな空気に替わってだんだんなま暖かく湿った重い空気が体にまとわり付いて来た。汗がじわりとにじんできた。これまでかなり標高の高い所を走っていたことに気づいた。それでもまだまだ山奥だった。九州山地、あなどれない。 <水上村 湯山温泉 市房高原キャンプ場>(P.60) 山奥に突如現れるたいそうりっぱなキャンプ場、コテージ、ケビン、なんでもある。売店も深夜までやっているし生ビールも飲める。いたれりつくせりのいまどきのファミリーキャンプ場だけど周りの自然がワイルドなので許す。僕らはだだっ広い芝生の広場にテントを設営した。テントサイトとしてはかなり広い。ケビン、バンガローなどは山手の斜面の林のなかにある。夜になるとオレンジ色のランプが林の中に点々と灯りかなり明るいが僕にはとても幻想的な光景に思えた。 若者が深夜まで騒いでいて眠れなかったものが約2名いたらしい。僕は酔っ払っていたので全然気にならなかったけど・・・。とにかくこんなところでは僕らのような男4人のキャンプはなんかとても異質で地味な感じだった。さびしいのう。 2日目 ![]() <水上村〜R388〜椎葉〜南郷村〜R388〜西郷村〜R388〜北郷村〜R388〜門川町>(p.60、61、54) 翌朝5時には起床し、朝飯、撤収を済ませ7時にはキャンプ場をあとにし、またひたすら山奥のローカルワインディングを駆け抜けた。路面に砂の浮く1.5車線路。一気に昇ったかと思えば一気に下る。気温の変化、気圧の変化が体に伝わってくる。ほんとに山奥だ。こんな道はいままで四国でしか味わったことがなかったが九州にもこう言う場所があったということを再認識した。この辺りで下りワインディングにおけるリアブレーキの使い方が少しずつわかってきたような気がした。 <門川町〜R10〜延岡〜県道212〜R388(日豊リアスライン)〜北浦〜県道122〜蒲江〜R388〜佐伯〜R10〜直川温泉森林公園憩いの森キャンプ場>(P.55、49、42) 日豊リアスラインの景色は絶景でした。特にその途中に寄道した県道212、122は海沿いの大きなアップダウンとタイトコーナーの連続で走りも楽しく、時おり断崖上からぱっと視界が開けたかと思うと紺碧の大海原をバックにした岬を俯瞰できる。そして数分後にはその岬の道を自分たちが走っている。そんなことの繰り返しのリアス式海岸特有の走りが楽しめた。四国西海岸や、長崎の海岸線で味わえる感覚がこんなところで味わえるとは本当に意外だった。今度はここ目当てで行ってもいいな。 2日目野営地 <直川温泉森林公園憩いの森キャンプ場>(P.42) 佐伯で遅い昼食を取り、スーパーで食材、ビールを買いこんで目的のキャンプ場へ向かった。このキャンプ場はまさにファミリー向け。クーラー付きコテージというかロッジもあって斜面の高台からわれわれ下々のもをえらそうに見下ろしている。ケビンもいくつもあってファミリーが利用していた。しかし肝心のテントサイトはかなり狭い。一応芝生だが地面に傾斜がついている。あんまりテント持込の者にはおすすめできません。当然ガキ共はうるさく、花火も夜遅くまでやっていた。 しかしやっぱり、とにかく温泉&生ビールは良い。 3日目 <R10〜佐伯〜上浦町〜県道541,611〜R217〜津久見〜臼杵〜県道21〜R10〜大分>(P.34、26、25) ![]() 翌朝キャンプ場でみんな解散。それぞれの帰路についた。ここから僕ははソロツーリングになる。ソロだから好き勝手に走れる、というより好き勝手に停まれるところがむしろありがたい。昨日の続きで九州東海岸を走ることにした。確かにここも良かった!特に上浦〜津久見〜臼杵の海岸線は最高!まさに津々浦々の入り江の漁村をつないで走る豪快なアップダウンワインディング。村から出るとサーキットまがいの極上ワインディングが待っている。もちろん村の中ではゆっくり走行。それぞれ入り江ごとにある漁村では盆踊りの準備をしていた。こういったひなびた村をおとずれ、日頃なかなか目にすることのない漁村の人々の生活を垣間見ることに旅情を感じてしまいます。こんな都会から遠く離れたところにもちゃんと人々の生活があることに驚きも感じます。 また、このあたりの海のきれいなことといったら・・・。天草にも負けていない。海水の透明度には目を見張るものがあります。全く観光地化されていない自然のままの海で海水浴するいくつかのグループ、ファミリーがいた。うーんいいなあ。こんな海水浴がしてみたい。もちろん不便ではあるけども混雑なんて全く無い。ま、賑わいがほしい人には不向きかも・・・。 なお、上浦町の県道の展望台からは四国の佐田三崎半島と佐賀関が一望できるところがありました。四国と九州がこんなに近いとは! <大分〜R10〜別府〜県道11〜湯布院〜日出生台演習地横〜玖珠〜県道28〜耶馬溪〜広域農道〜県道43〜山国〜英彦山〜北九州> ![]() 帰りはいつものコース。やはり湯布院へ至る県道11号(水分峠からはご存知やまなみハイウェイ)はいつ通っても気持ちがいい。まるでトンネルのように覆い被さる木々の中を木洩れ日を浴びながら走る。その緑のトンネルを抜けると由布岳の威厳のある姿が目前に立ちはだかる。緑の草原、青い空白い雲。ギンギンの夏の日差しではあったけれども高原の涼しい風を感じて走ることができた。クルマが多かったけどもその分ゆっくり景色を楽しめた。湯布院の街中は当然のことながらバリ混み。なんとかすり抜けでかわし、日出生台へ逃げた。耶馬溪〜英彦山の道は快走。めちゃめちゃ疲れていながらも元気に走りまくった。今年のお盆のツーリングの仕上げだ。 ということで17:00に帰着。3日間の総走行距離629mile(1006.4km) トータルの燃費は約20km/l |