作者経歴
兵頭 喜貴(ひょうどう よしたか)/写真家・模造人体愛好家
1973年、愛媛県 東宇和郡 野村町に生まれる。家業は建設業、祖父は県会議員副議長、父親は町議会議員を務めるような家庭に育ったために、少年時代は、暴力団との抗争、右翼団体による執拗な嫌がらせ、露骨な汚職、選挙違反、不正入試、恐喝、といったありとあらゆる悪徳にまみれて生き抜くことを余儀なくされる。未熟さから発生した描くことへの限界から、地元の県立高校入学と同時に、本格的に写真の世界にのめり込む。高校卒業後、陰惨な世界と関わりを絶つことだけを目的として、東海大学 工学部 建築学科に入学、大学時代は、映画サークルの会長を務め、主に8mm自主映画の製作に勤しむ。
大学卒業後、一旦帰郷、実の父親の死後、23歳にしてようやく自由の身となる。その後再び上京、違法建築専門の設計事務所員、夜勤工、印刷工といった隷属的労働に従事しながら、自らの心象を写真に記録し続ける。作品発表の場を確保しようと、公募展に応募するも20回連続落選、道端で写真を売ってみても反応はいま一つ、
自分が間違っているのか、世間が間違っているのかを見極めるため2001年4月、日本大学大学院 映像芸術専攻に入学、否定せざるを得ない最高学府に相応しい教育指導体制のお陰で、自らの正統性をこれまで以上に確信し、2003年3月、同大学院修了。現在は、一労務者として社会に貢献しつつ、自らの変態活動の充実と、19世紀の視覚文化に漂うように存在する未分化の視線の検証・再生に、その精力の大半を傾ける。
2008年9月現在、東京都 葛飾区在住

これまでの活動実績
2002年12月 「ミナミとぼく、まーくんとサマンサ」 Gallery ART SPACE(東京・青山)
2003年3月          〃          ギャラリーそわか(京都)
2007年4月  「金剛寺ハルナとその姉妹」 LOTUS ROOT GALLERY(東京・四谷)

2006年 熊本市現代美術館「反近代の逆襲II-生人形と江戸の欲望」カタログに「模造人体という写真」執筆


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