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登場人物の紹介
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沼田ミナミ 材質/FRP、可動腕はアルミニウム、ステンレス
この物語の主人公、2000年10月21日、亀有の空き地にて運命的出会いを果たす。初めて素体と接触したキリコの興奮醒めやらぬ翌早朝、これを接収し、私物化したものである。以前から人形を欲していた青年の心は、この事件を機にかねてからの欲望を具現化する方向に走り出すこととなる。
名前は、ホームページにて公募し、応募のあった姓名を組み合わせ命名したものである。性は「黄金バット」(1960年 東映)でケロイド役を演じた沼田曜一から拝借し、名は応募のあったものの中から、語感が最も美しいという理由で採用した。おそらく、あだち充の「タッチ」のヒロイン名に由来しているのだろうが、南をカタカナにしたのは、その後、彼女が受けるであろう責め苦を考え、SMの女王谷ナオミに習ったものである。彼女の役割は、筋道のない物語の語り部である。その最大のモデルとなっているのは、楳図かずおの「おろち」(1969〜1970年度作品/「少年サンデー」誌連載)の主人公おろちである。
まーくん 材質/弾性シリコン
元々は保育士を養成する学校で赤ん坊の抱き方、おむつの替え方を講習するために製造された教材である。友人が独断により、自主拾得してきたものを2000年夏、突発的に譲り受ける。れっきとした教材であるため、実物の赤ん坊とほぼ同じ重量があり、首は座っていない。性器の造型が秀逸なのも玩具ではないからであろう。譲り受けた時点で命名られていた名前をそのまま継続して使用しているが、その由来については伝えられていない。
サマンサ 材質/ソフトビニール、目玉は透明樹脂埋め込み
2001年5月6日、新宿のデパートのショーウィンドウに飾られていた彼女を目撃した瞬間、魔法に掛かり、吸い込まれるように購入してしまう。どうやら欧州方面の製品らしく、一応玩具の類に該当するようであるが、その造型の出来栄えはご覧のように実に見事である。新生児よりも若干小さめであるが、その皺の造型、表情は一度見たら忘れることはないであろう。目玉も透明樹脂で成形された部品が瞼に埋め込まれており、実に良く出来ている。名前は、ホームページ上で応募のあったものの中から選考したものである。語源はおそらく、かつて一世を風靡した魔女の名前であろう。そう彼女は魔女である。事実ぼくは魔法に掛かり、彼女の保護者となった。・