ike さん,こんにちは。先日は mirrorsite の件でご迷惑をかけてすみませ
んでした。2.06 にバージョンアップしたら,あっさり治ってしまいました(笑)
一応,学部で Vet にいたので,反応しました(笑) 猫白血病ウイルス感染
症(FeLV)というのは,エイズウイルスの親類のレトロウイルスと呼ばれるウイ
ルスがリンパ系にリンパ肉腫を作ったり,血液を作る骨髄に腫瘍を作るもので
す。感染は接触感染で,母猫が感染してる場合は母乳から子猫に感染しますし,
鼻水・だ液・尿によって(つまりトイレの共有)もウイルスが撒き散らされます。
もちろん,猫エイズ(FIV)と同様,猫同士のケンカによる噛み傷による感染が
最も多い原因なのは言うまでもないことなのですけど。
# だから完全に家猫で飼っている場合には,理論的には感染しない病気です。
もし感染した場合は,靴についた砂など,人間による感染が疑わしいです。
んで,リンパ系にリンパ肉腫を作る「リンパ性白血病」の場合は,リンパ腺
を通して全身にウイルスがばらまかれ,胸のリンパ腺(胸腺)が腫瘍化すると胸
に胸水がたまり,咳をしたり呼吸困難になったりします。腹のリンパ腺が腫瘍
化すると,下痢や食欲不振や黄疸や腹水などの症状を示します。腎臓に腫瘍が
できると腎不全や尿毒症となります。つまり,どこにウイルスがばらまかれる
かで症状は様々でして,そのため誤診することもあります。
それから骨髄細胞つまり造血組織に腫瘍ができる「骨髄増殖性白血病」では,
外見からは全んど分かりません(鼻の粘膜や歯ぐきから出血して分かることも)。
貧血の症状が出た時にはもう手遅れで,安楽死を選ぶ場合が多いです。
ちなみに予防法ですが……。かつて10年前には日本では4ヵ月未満の子猫
の 65.5% が,4ヵ月以上の猫で 71.3% がウイルスに感染しており,若死にの
原因となっていました。とにかく予防はワクチン接種です。フィバキシンてな
名前の薬剤を生後9週間程度で皮下注射し,そのあと3〜4週間目に2度目の
接種をします。さらに,誕生日ごとに年1度は必ずワクチンを接種させると,
ほぼ完ぺきにレトロウイルスによる白血病を防ぐ事ができます。
ネコ好きな人は知ってるかも知れませんけど,とりあえず上に書いたことは
知っておくと便利ですよ。(^o^) 外のお散歩をする時も,ウイルスのついた砂
があるかも……という可能性を頭に入れておくと,良いかも知れません。
こんにちは。Vetって何だろうと辞書を引いてみたら獣医さんのことだったんですね。心強い限りです。
詳しい猫白血病の解説ありがとうありがとうございます。参考になります。
うちのみぃちゃんも確か生まれて1年以内に2回ほど予防接種しました。そのあとはしていないですが、年に1回続けたほうがいいのでしょうか。今度みぃちゃん先生に相談してみます。