| いよいよ、本番フライト | ||
| やっと秋晴れらしい天気になった週末。とうとうミニフライヤーの本番フライトです。昨夜までFMSで練習してきたので、一応自信はありますが、ヘリコプターのときもそうだったように、いさ実機を飛ばすと風で流されたり、機体の調整が不十分でまっすくに飛ばなかったりするので不安もあります。
発泡スチロール用の接着剤は、塗っても発泡スチロールが溶けません。セメダインなどは塗ると有機溶剤で溶けてしまって駄目です。折れた部分に塗り、3分ほど待ってから接着。15分ほど乾燥させました。もう大丈夫でしょうか。2回目の挑戦です。原っぱの真ん中で機体にバッテリを積んでいると、遠くで大きなラジコンを持った人影を発見。混信すると困るのでプロポのリボンを振って今から飛ばすよーっ、と合図したつもりが、その人はどんどん近寄ってきて、ご挨拶することに。 なんせ私は今日始めてのさらに2回目。先方は50歳後半とおぼしきおじさんは、大きなグライダーを手にし、それも既製品でなくどう見ても自作。ラジコンの大先輩とお見受けしました。 「バンドはいくつですか?」 「あ、79です」 「じゃ大丈夫ですね」 妻が手投げしようとすると 「私が投げてあげましょうか」 「あ、お願いします」 と、投げてもらいました。もう1回落ちているので失敗は許されません。今度落ちたら再起不能かも。風上に投げられた機体を一生懸命水平に保つようにコントロールしました。風が強いので、風に逆らっているうちにだんだんと上昇していき、それでも必死に風上に頭を向けるように努力しました。それでも何回か旋回し、モーターの回転音も少し落ちてきて、そろそろバッテリ切れの兆候。おじさんが風下から回って風上に向かって入るとうまく着陸できるよとアドバイスしてくれたので、なんとか大きく旋回して着陸態勢に入り、モーターをストップして下降しました。風が強いぶん、地面との相対速度は遅く、ふんわり着陸に成功しました。 初めての完走?完飛行?です。いやー、ドキドキしますねぇ、実物は。ゲームやシミュレータとは緊張感が違います。 着陸したミニフライヤーに近づいてバッテリをはずしていると、おじさんがグライダーを飛ばし始めました。モーターで上昇して上空でモーターを止め、風に乗って旋回し、高度が落ちてくるとまたモーターを回して上昇。やっぱりグライダーは優雅です。今日の風はグライダーには強いそうですが、今日は作ったグライダーの試験飛行だそうです。 近くのおじさんの家にはたくさんのラジコン飛行機があるので見に来ませんか誘われたので見に行くことにしました。 おじさんの家、というか工房にはヘリコプターやグライダーがたくさんあり、それもヘリ以外は全部自作で、設計からやってしまうという、もう気軽におじさんとは呼べないすごい人であることが判明。なんと、今月のラジコン技術11月号に、自分で設計した複葉機が掲載されていて、その実物が天井から吊ってあります。どうして設計して飛ぶんですかと聞いたら 「経験と勘ですよ、はっは」 と軽く返事が返ってきてしまいました。折り紙でもないのに、そんな簡単ではないと思うのだけれど。 飾ってあった中に奇妙な形の3輪の自動車があり、外燃機関で走るそうで、試しに走らせてくれました。ガスバーナーのライターをピストンの片方に当てて熱し、弾み車を回すと回転し始めました。ガソリンエンジンなど内燃機関はよく聞く言葉ですが、外燃機関ってどんなもの? てな感じで、どうして動くのかとても不思議です。説明によると、ごみ焼却炉などから出る熱で、この不思議なエンジンを回して発電するのが目標で、いまは実物の半分のスケールを試作し、近く完成させてお披露目するそうです。シリンダーを旋盤で削りだしたり、飛行機の機体もケプラーなる繊維とエポキシ樹脂で作ってしまったり、なんでも自分で作ってしまうすごい人です。株式会社テクノプロトを経営するおじさん(釘宮さん)、本業は建築素材や工法などの研究開発だそうです。 つづく… |
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