| 奥様入院日記-はじめに | ||
| 我が家の奥様が入院して手術することになりました。今世紀最大の一大イベント(21世紀は始まったばかりだけどさ)なので書き留めておこうと思います。
奥様は昔から生理痛が重いほうだった。重いといっても、寝込むほどではないし、辛ければ痛み止めの薬を飲めばやり過ごせるぐらい。でもここ1年半ほど前から仕事が非常に忙しくなって、仕事が忙しいから体の調子が悪いのか、病気になって調子が悪いのか分からないような生活が続き、「こんな調子だと病気になっても区別つかないからやめな」と言ってきたのに、無理をしてきたところ。。。 最近は生理痛で痛み止めを1日限界の4回飲んでも我慢できないぐらいになってきた。薬は6時間間をあけて飲む指示だから24時間で4回しか飲めないのだ。それに加えて、貧血や腰痛の症状が出始めた。掛かりつけの病院で見てもらったところ、エコーで「子宮筋腫がありますね。握りこぶしより大きいかな」と言われて大きな病院で調べてもらうよう紹介状を書いてもらった。ちょうど2年ほど前、婦人科系の検査をしてもらったところ、小さいピンポン玉ぐらいの子宮筋腫があるのが分かり、そのときは「これぐらいの大きさなら手術するほどでもないので様子を見ましょう」と言われた。あれから注意深く検査を続けていたら、これほどひどくなる前になにか別の手があったかもしれない。 子宮筋腫という病気は、子宮の内外にコブ状の腫瘍ができる病気で、女性の6人に1人は小さな腫瘍があるそうで、現代医学でも原因ははっきりせず、ストレスも一因ではないかと言われている。 紹介状を手に妻は一人でYR病院へ行き検査を受けてきた。MRIでお腹の断層写真をとり、血液検査をし、後日、夫婦で検査結果を聞きに出かけた。写真には大きな子宮と卵巣も写っており、確かに子宮は男性のこぶし大ぐらいに大きい。子宮が大きく腫れて背中側の腎臓を圧迫している。血液検査の腫瘍マーカー(CA125)の値も582だという。この値、正常値の上限は35で、インターネットで検索して見つけた患者さんの最高値は150だった。奥様、582なんて桁がちがいまっせ。ここに来る前に子宮筋腫で筋腫を取り出す手術ばかり思い描いていたので、インターネットで筋腫の写真を見たり、開腹手術の方法を調べたり、症状や入院の話、どこの病院がいいかなど、ちょっとした子宮筋腫博士状態だった。 そっかー、子宮内膜症かぁ。そっちに来たかぁ。私たち夫婦は今後の人生を楽に過ごせるなら子宮摘出しても仕方なかろうという結論に達していたので、手術を選択した。そうすれば間違いなく生理のたびの苦痛や貧血から開放されるだろうという。 腫瘍マーカーの名のとおり、この値が高い場合、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がん、と、他の臓器の癌の可能性もあるので追加検査をすることになった。おー、癌の可能性もあるってか。ちょっとビビッちゃうよねぇ。 予定では手術して10日ぐらい入院が必要ということで、入院予定日の前週末、奥様と友人のYちゃんは、デパートに必要なものを買出しにいった。といっても私の目から見れば、ストレス解消にしか見えないのだが。入院中のパジャマ、下着、バック、ブーツなどを買って帰ってきた。ブーツ?どうして入院にブーツが必要なのか?これから入院する人間にそんなことを追求しても無駄か。ドサクサ紛れ作戦に私はハマった。 つづく。。。 |
||