SARSはどこまで広がるか
イラク戦争が片づいた(片づいたは間違いですね、話題に上らなくなった)とおもったら今度はSARSです。今年は早々からいろんな事が起こって大変です。4月1日に大幅に感染が増えたのを知ってグラフをつけはじめました。その時点での増加率は1日に20%、死亡率が3.3%。EXCELにデータをプロットして5月1日にはどうなるか予測したら、大変なことに。なんと4万5千人の死者がでます。これはパニック間違いなし。でも次の日には各国が感染予防対策に乗り出したために増加率は3%に減少し、いまでもその傾向は変わりません。SARSの詳しい数字はWHOのホームページに行くと見れます。この手の感染は甘く見てはいけません。感染者は複利計算で増えていきます。数字の増え方が怪しいと思っていた中国は、案の定、この数日にドカン!と上積みしてきました。

ところで数字を眺めているとある傾向があります。シンガポールとアメリカは4月19日までは100人以上の感染者が出ていたのですが、シンガポールの死亡率が10%、アメリカは0%。アメリカでは死者が出ないのです。この数字をどうしてこんな事になるのか考えてみたんですが、アメリカが嘘の数字を報告しているとも思えないので、考えられる1番の理由は、医療技術の発達ではないでしょうか。ただし、アメリカは4月21日には評価方法を変えたらしく感染者がいきなり39人に減っています。

SARSはインフルエンザと似たようなルートで感染するようですから、皆さんもうがいと手洗いを欠かさずにしましょう。