| 「カラグイ」は日本語か? | ||
| 私の実家(石川県)では、カラグイという言葉がごく普通に使われています。どういうときに使うかというと、たとえば
「大抵、味付け海苔はご飯のと一緒に食べるが、味付け海苔だけを食べる」 という風に、なにかと一緒に食べるべきものを、それだけ無心に食べてしまうときに使います。漬け物なども本来は食事時にご飯と一緒に食べますが、漬け物だけを冷蔵庫から持ち出してボリボリ食べてしまったりしません? そういう食べ方をカラグイと私は呼んでいますが、そのたびに「それは日本語なのか?」と妻に聞かれます。だんだん心配になってきたので、インターネットで検索してみると、「肉の空食い」で1件、ほかにつり関係で「カラ食い」が数件、株関係で少しみつかりましたが、どーも一般的な言葉ではなさそうです。うーん、やっぱりうちだけで通用する言葉だったのだろうか。だれかカラグイって使ってますか。語源は知りませんか? 山形県の方言に「からぐぢ」という「副産物だけを食べること」という意味の言葉があるそうです。意味はピッタリ、音もそっくりなので、語源は一緒かも知れません。 小学館の日本国語大辞典には からぐい【空食】->からくち【空口】 とあり、その方言では「ご飯を食べずに副産物だけを食べること」という意味があるそうです。先の山形県の「からぐぢ」は元の言葉が鈍ったものなんですね。 |
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