第61回桜花賞GI予想

 関西地方は桜が満開。かく言う私も金曜日の会社終了後、姫路城に行って花見をしてきました。さて、競馬のほうもいよいよ21世紀開幕クラシックとなる桜花賞GIの開幕です。前評判では4枠8番テイエムオーシャンが圧倒的ですが、3歳牝馬にとっては初めて経験するGIの激しい流れに対応できるかが鍵となりそうです。荒れる桜花賞GIの異名もあるこの一戦。今年は波乱を演出してくれる馬がいるのかどうか、また金杯GIII以降的中のないこの悪い傾向をそろそろ変えることが出来るかどうか、それでは各馬の予想に入りたいと思います。

 1枠1番オイスターチケット(前日単勝オッズ:172.2倍):好走したすずらん賞とファンタジーSGIIIの結果から見ると、競り合いのない逃げが打てた場合という条件が必要だと思われます。今回はテンの速い馬が結構いるため条件的には厳しそうです。ウイニングチケット産駒の好走例は直線平坦1200−1400 mあたりに良積が集中しており、成長面からも早熟傾向が強いので、その点からもここでは難しいと思われます。

 1枠2番タケイチイチホース(前日単勝オッズ:68.0倍):折り合いに難があり、すんなりと逃げるか後方一気かの極端な競馬しか出来なかった馬が、前走では道中流れに乗って直線では引き離す一方の強い競馬。タイム的には物足りないですが、こういう先行競馬が今回も出来れば掲示板あたりまでは来る可能性があります。血統的にはマイルあたりがベストでしょう。


 2枠3番マイネカプリース(前日単勝オッズ:114.1倍):1600 mの2戦がいづれも惨敗。現時点ではハイペース短距離戦の追い込み馬といった印象です。ただし、前々走で見せた最後方からの直線一気には目を見張るものがあり、ハイペースになりそうな今回は展開的にはまる可能性もあります。鞍上に名手安藤勝を迎え、一か八かの勝負に徹するでしょう。

 2枠4番フィールドサンデー(前日単勝オッズ:32.3倍):前走の成績は大きな出遅れがあったことから度外視できると思います。シンザン記念GIIIで牡馬と互角の戦いをしており、能力的には相当高いものを持っていると思われます。マイル戦も得意でしょう。ただし、持ちタイムは平凡で、速い時計の決着となりそうな今の阪神でどこまでやれるか不安はぬぐえません。

 3枠5番リワードアンセル(前日単勝オッズ:32.6倍):新馬戦では1分9秒2という破格の時計で快勝しました。以降も4着以下になったことがない堅実な馬です。ダイワルージュには3戦して勝ったことがありませんが、ほとんど着差はなく、単勝オッズが3倍以上もついていることから馬券的には美味しい馬だと思います。問題は減り続けている馬体重です。元々が小柄な馬で、今回は馬体の回復が鍵となりそうです。せめて410 kgは欲しいかなぁ。

 3枠6番リキセレナード(前日単勝オッズ:84.2倍):小倉3歳SGIIIを勝った後惨敗が続き、早熟なイメージがありましたが、エルフィンSでは大外一気の追い込みで新境地を開きました。前走のフィリーズレビューGIIではやや中途半端な競馬でしたが、今回はエルフィンS同様、無欲の追い込みにかけてきそうです。わりとゲートダッシュのいい馬で、うまく折り合いさえつけることが出来れば、入着は十分できると思います。

 4枠7番テンザンデザート(前日単勝オッズ:113.9倍):前走は超がつくほどのハイペースで他に競り合った馬が大きく負けたのに対して3着を確保したのは大きく評価できると思います。ただし、前走もそうでしたが、1400 mを超えると微妙に脚色が悪くなる傾向があります。したがって1ハロン伸びる今回は少々辛いかもしれません。

 4枠8番テイエムオーシャン(前日単勝オッズ:1.3倍):昨年の3歳牝馬女王が順調に桜花賞GIへ臨みます。今まで負けた相手は札幌3歳SGIIIでのタガノテイオー、ジャングルポケットの2頭だけで、雌には負けたことがありません。これは現3歳牡馬のトップクラスと互角ということであり、能力的には抜けた存在だと思われます。唯一の弱点だった折り合い面も、前走チューリップ賞GIIIでは格段の成長を見せ、死角らしい死角は見当たりません。この馬が負けるとすれば、一発屋に出し抜けを食らうことだけでしょう。

 5枠9番ネームヴァリュー(前日単勝オッズ:94.9倍):昨年の阪神3歳牝馬GI時にはテイエムオーシャンと人気を分け合う馬でしたが、輸送による入れ込みが目立ち、その能力を十分に発揮できていません。今年に入ってからも馬体に成長が伺えず、今一歩の印象です。ただし、得てしてこんな馬が穴を開けるものです。おそらく今回も静観が妥当だと思いますが、今後のレースのためにも、レース振りを見ていたいと思います。

 5枠10番タシロスプリング(前日単勝オッズ:118.9倍):ここ2戦の成績がいずれも2桁着順と、人気に背いていますが、暮れの阪神3歳牝馬GI時は使いつめてきた疲れ、前走のフィリーズレビューGII時には直線で内外から挟まれる不利と、その敗因はハッキリしています。末脚の威力は、このメンバーの中でも遜色はなく、ある程度前につけれる脚質から、すんなりと競馬さえさせてもらえれば上位争いは確実だと思います。プリモディーネやロンドンブリッジなど、ファンタジーSGIIIの勝ち馬は桜花賞GIと相性がよく、人気薄ですが要注意だと思います。

 6枠11番フローラルグリーン(前日単勝オッズ:23.2倍):2走目となったエルフィンSでは好位から抜け出す危なげのない競馬で快勝しました。その後、熱発の影響で予定していたチューリップ賞GIIIを使えなかったため、約2ヵ月ぶりの出走となりますが、調教を見る限りはアクシデントの影響は少ないように思われます。血統的にはナリタトップロードの妹にあたり、父がフォーティナイナーに替わったことにより、より短距離志向が強まったと考えられます。2ヵ月のブランクさえ克服できれば好勝負必死でしょう。

 6枠12番ダイワルージュ(前日単勝オッズ:8.4倍):現在までに連対を外したことがなく、初輸送となった阪神3歳牝馬GIでも、2着と好走。関東勢のNo.1です。特に優れているのはその勝負根性でしょう。リワードアンセルにゴール前の競り合いで全て勝っている様に、馬体があわさったらまず負けていません。唯一負けたテイエムオーシャンには、馬体があわさるところまで行かなかったので、今回、早めに抜け出すテイエムオーシャンに直線で並びかけるのが目標となりそうです。先行好位からの競馬のため、大きな崩れは考えられません。ワイドの軸にはこの馬がお勧めかも?

 7枠13番ムーンライトタンゴ(前日単勝オッズ:13.7倍):前走で500万下条件戦を勝ったばかりですが、桜花賞GIと同じ舞台で1分34秒4の好時計勝ち。上がりの3ハロンも34秒6とまずまずだったことから、一躍穴馬としてクローズアップされてきました。父ダンスインザダークは菊花賞GIを上がり3ハロン33.0秒の驚異的な末脚で勝った馬で、母の父トニービンと血統的にもその実力は裏づけされているといっても過言ではないでしょう。問題は強力なメンバーとの対戦がないことで、魅力がある反面、通称「魔の桜花賞ペース」に巻きこまれてしまう可能性も十分考えられます。

 7枠14番ポイントフラッグ(前日単勝オッズ:36.0倍):紅梅SやエルフィンSでは追い込みで2着し、権利を取りにいったチューリップ賞GIIIでは先行して2着と、その自在な脚質が魅力です。相手なりに走るイメージが強いことから、惨敗と言う事は考えられにくいと思います。ただし、前走でテイエムオーシャンにつけられた4馬身を逆転するには、相当の展開の助けあるいは運が必要となると思われます。馬格がある馬なので、桜花賞GI向きだとは思いますが・・・。

 7枠15番サクセスストレイン(前日単勝オッズ:29.0倍):人気薄(11番人気)で臨んだクイーンCGIIIですが、人気に反して好位から抜け出すと危なげのない勝ちっぷり。タイムの1分34秒7も好時計でした。桜花賞GIでは関西馬が強い傾向がありますが、まだ繊細な3歳牝馬が初めての長距離輸送で精神面に不安を持つことがその原因の一つだといわれています。この馬も長距離輸送さえ克服できれば、そこそこの成績は収めることが出来ると思われますが・・・。

 8枠16番ハッピーパス(前日単勝オッズ:10.7倍):悲願の桜花賞GI制覇へ執念を燃やす岡部騎手鞍上のこの馬ですが、堅実な反面、これといった切れる脚を持っておらず、どちらかというとテイエムオーシャンの小型バージョンという感じです。血統的には姉にマイルGIを勝ったシンコウラブリィを持ち、父がサンデーサイレンスという文句のつけにくい血統なので、底力を要求される厳しい流れになったときは、その血がものをいう場面が出てくるでしょう。

 8枠17番ツァリーヌ(前日単勝オッズ:365.7倍):芝では掲示板にも載ったことがないため、大きな期待はかけ辛いと思われます。

 8枠18番ビッグエリザベス(前日単勝オッズ:113.0倍):末脚にかけた前走のチューリップ賞GIIIで3着に入り出走の権利をとりました。調教を見てもらえば分かるように、気性的にまだ幼く、気分よく走ることが出来れば好タイムを出すことも可能です。現に前走では2着とは0.1秒差。大外枠を引いたことがかえってこの馬にとっては良い方向に行くと思われます。人気はありませんが血統的には走られてもおかしくありません。

 と、全出走馬の寸評が終了したところで、私の予想へと移りたいと思います。私の本命◎は5枠10番タシロスプリングとします。直線で致命的な不利があった前走では、もし間があいていれば突き抜けてきている勢いでした。桜花賞GIと相性のいいファンタジーSGIIIの勝ち馬なので期待は高まります。

 対抗○は4枠8番テイエムオーシャンとします。先行逃げ馬が多く、この馬が早く抜け出すと目標となる不利があるため、評価を対抗○に落としましたが、実力的には1枚も2枚も抜けている可能性が高いです。

 単穴▲は7枠13番ムーンライトタンゴとします。持ちタイムが優秀なことから単穴▲としました。同じ競馬が出来るかどうかが鍵ですが、展開は向きそうです。

 穴△は3枠5番リワードアンセルとします。好走している割には人気しない、そこが魅力です。ただし馬体が回復しているとの条件付ですが・・・。

 大穴×は6枠12番ダイワルージュとします。輸送にも慣れており、この馬自身、その実力は発揮できるでしょう。ただテイエムオーシャンと同じ競馬をしていては逆転の可能性は低いでしょう。

本命◎:5枠10番タシロスプリング
対抗○:4枠8番テイエムオーシャン
単穴▲:7枠13番ムーンライトタンゴ
穴△:3枠5番リワードアンセル
大穴×:6枠12番ダイワルージュ

私の買い目(前日オッズ)
馬連 10番−8番(75.9倍) 3000円
馬連 8番−13番(9.2倍)、5番(13.7倍)への流し 各1000円
 (合計2000円)
馬連 10番−13番(610.3倍)、5番(1163.3倍)、12番(427.0倍)への流し 各1000円
 (合計3000円)
馬連 10番−2番(1574.4倍)、3番(2246.8倍)、4番(1111.8倍)、6番(1891.7倍)、9番(1648.9倍)、11番(992.6倍)、14番(1394.8倍)、15番(1150.5倍)、16番(864.8倍)、18番(2831.1倍)への流し 各200円
 (合計2000円)

合計10000円


 

焼き豚の買い目

今回焼き豚はオヤジ岡部が騎乗する16番ハッピーパスを応援します。巷では8番テイエムオーシャンがぶっちぎりの人気のようですが、、、先週の例もあるしね。高配当のお友達を連れてくることを期待して、倍率の高い方から流していきます。だって3歳牝馬だもの、何が起こるか分からないじゃないですか。

ワイド限定流し 16−1,2,3,4,6,7,9,10,17,18 100円ずつ 1000円

 

結果

着順 馬番 馬名 騎手
1 4 8 テイエムオーシャン 本田優
2 7 13 ムーンライトタンゴ 四位洋文
3 6 12 ダイワルージュ   北村宏司

<払戻金・給付金>

単勝 08 130円 1番人気
複勝 08 100円 1番人気
  13 290円 4番人気
  12 130円 2番人気
枠連 4-7 460円 2番人気
馬連 08-13 1,080円 3番人気
ワイド 08-13 590円 3番人気
  08-12 220円 1番人気
  12-13 830円 10番人気
 

 

 

唐津っ子

 

焼き豚

のんびりとお花見をして、友達の見舞いに行って、帰ってきたらお金持ちになっているはずだったのに、前評判通りテイエムオーシャンのぶっちぎりだったようですねぇ。応援していたオヤジ岡部は4着だったし、高配当を期待していた方々も当然のように下位だったし、、、言うこと無いですね。
上位人気が固まっていたから考えてもいなかったけれど、よく見たら唐津っ子が取っていたよ。おめでとうございます。GTシリーズの景気よいスタートですねぇ。