No. 7864 ミントン アールヌーボー ヴィクトリアン タイル
縦横の長さ 15.2cm、厚さ 1.0cm、重さ 397g、ヴィクトリアン後期の英国製、Minton
Hollins and Co.作、一万三千円
ヴィクトリアン後期にミントンで作られた、クリーム色のアールヌーボー レリーフタイルです。 写真三番目の裏面には、「Minton,
Hollins & Co; Patent Tile Works Stoke
on Trent 」の文字が見えます。
19世紀後半は、ヴィクトリアンタイルがブームを迎えた時期でした。 ミントンの二代目、ハーバートは新しい技術を取り入れて、飛躍的に増大するタイル需要に応えるとともに、美術的にもタイルを完成の域にまで到達させ、「ヴィクトリアンタイル産業の父」と呼ばれました。 1830年代からタイルを作り始めたミントンが、タイル部門を独立させて
Minton Hollins and Co.を立ち上げたのは、日本で言ったら明治維新にあたる1868年のことです。 Minton
Hollins のタイルにはアールヌーボーの秀作が多いことで知られています。
ヴィクトリアン初期の装飾タイルは、教会や国会議事堂など限られた建物のデコラティブ建材として使われる程度でした。 しかし次第に広い需要にも応えられるようになって、ヴィクトリアン後期には家庭の暖炉縁辺を飾るオーナメント等にも使われるようになりました。
今日的なアンティーク タイルの使い方ですが、こうしたアンティーク
タイルを求めては、自分で木枠を作って嵌め込んで、壁掛け飾りにされている知り合いの方があって、素敵だなと思いました。
ミントンとストーク オン トレントの街については、英国アンティーク情報欄の 13. 英国陶器の街、ストーク オン トレント と クリスマスのアンティークな見方 もご覧ください。