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No. 4696 ブラス & ガーネット フラワーブローチ
長さ 5.2cm、重さ 8g、横幅 3.6cm、本体部の厚み 6mm、留め具を含む最大厚み1.1cm、ハート形の大きいガーネット最大幅 6mm、八千円

ブラスフレームにガーネットの入ったフラワーブローチです。 五つの花びらを構成しているガーネットは一つひとつがハートの形をしています。 写真二番目で見えるように、フレームの抜けた構造によって光が通りやすく、ガーネットが明るい色合いに感じられるのも好印象です。 

ガーネットをフレーム裏面からルーペで見てみると、フレーム下方に向かって多角錐状のパビリオンが伸びているのが分かります。 通り抜けた光がパビリオンのカットで屈折したり反射することで、ガーネットの輝きや美しさが増していきます。

裏面から見ると、ブラスフレームのカットがハートの形をしているのも作りのよさを示しておりますし、可愛らしい感じが気に入りました。 細工の様子からみて、1930年代に作られたブローチと思います。

現代でも馴染み深いハートのデザインですが、イギリスにおけるハートモチーフの歴史をたどりますと、ジョージアンの頃登場しヴィクトリア期に大流行した経緯があります。 その後は大流行という現象はないものの、コンスタントに人気のあるモチーフとして定着していきました。

ブラスのお手入れについては、ブラス専用の磨き液がありますので、ご紹介しておきましょう。 私はReckitt & Colman社のBrassoという磨き液を使っています。 スペイン製ですが、なぜか缶の表には英国王室御用達のQE2マークがあります。 イギリスの方はブラスが好きで、マナーハウスのドアノブ、パブのカウンター、ホテルの調度品等、昔から英国風には欠かせない素材であったことが関係あるのかも知れません。

ブラス & ガーネット フラワーブローチ




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