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No. 4556 スターリングシルバー ペンダントヘッド with ブリティッシュ ホールマーク
直径 1.5cm、最大厚み 2mm、縦の長さ(留め具含む) 2.6cm、1938年 バーミンガム アセイオフィス、一万一千円

小振りな銀製品ながら、ちょっとかっこよさに惹かれて求めました。 裏面にはしっかりブリティッシュ ホールマークが認められるのもポイントです。 写真二番目で見えるホールマークは順にメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1938年のデートレターになります。

「NSA」とあって、最初の印象はクロスに置かれた二本の剣と見ましたので、National Security Agency (国家安全保障局)かと思いました。 テロが頻発する時代になって、その名前をよく耳にするようになったからですが、これはアメリカ合衆国の諜報機関ですので、ブリティッシュ ホールマークが刻印されているのは、方向違いのように思い直しました。

イギリスで「NSA」というと、今から百年以上前のヴィクトリア時代に設立された National Sheep Association があります。 中世のイギリスは羊毛で財をなした歴史を持っており、今でも国中どこへ行っても羊が放牧されているのは、そういった歴史背景があってのことです。 

ちなみに、今から四百年ほど前、日本でいったら徳川家康の頃になりますが、当時のイギリスはエリザベス一世の時代で、羊の数が人の数より多い国であったそうです。

中世のイギリスで羊毛取引によって栄えた街が、今日ではなんともいい感じのアンティークな村になっている様子については、英国アンティーク情報欄にあります 「32. ウェルシュ ボーダーの Weobley村」と「17. 海沿いのアンティークな村、Cley Next the Sea」の記事もご参考まで。 

しかしながら、羊と剣というのはどうも似つかわしくない。

それではいったい何だろうと、クロスに置かれた二本の剣を、じっくり眺めてみました。 よーく見つめて考えてみたら、これは剣ではなくてスケート靴の刃だと思い当たりました。 写真の銀製品についてホールマークを判読すると、今から七十年ほど前の1938年に作られた品であることが分かりますので、当時 National Skating Associationとかいう名前のスケート協会があったのではないかと思います。

スターリングシルバー ペンダントヘッド with ブリティッシュ ホールマーク



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