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No. 4509 ヴィクトリアン 9カラット ゴールド ブローチ with アメジスト、オリジナルケース入り
横の長さ 4.8cm、アメジスト直径 3mm強、木製ケースの縦*横*最大厚み 3.8cm*7.3cm*2.4cm、二万二千円

9カラットゴールドにアメジストが二粒のヴィクトリアン ブローチです。 フレームの裏面には9カラットゴールドを示す「9CT」の刻印があります。 オリジナルケースも上蓋がドーム状に盛り上がった構造で、味わいがあります。

蓋の内側に見えているのは「A.Emier Jeweller(A.エミアー宝飾店)、High Wycombe(地名)」です。

「High Wycombe」の街にあった宝飾店が扱ったジュエリーと分かります。 日本語表記するとハイ・ウィカムという発音に近いこの街は、ロンドン西方50キロぐらいのところにある、田園地帯の美しい街です。 私もいくどか行ったことがあります。 周りは丘陵に囲まれていて、丘の一つに登ってみたら、遠方まで続く緑の中、所々に家並みが点在する様子が美しかったのを覚えています。 そういえば、不注意なうちの子供が坂で転げ落ちて、びっくりしたのもここでした。

ロンドンから比較的に近い郊外ということもあって、18世紀にはイギリス上流階級の社交の場がありました。 少し時代を下ってヴィクトリア時代のWycombeはイギリス家具の生産で繁盛したようです。 ヴィクトリア女王の御幸の際には、地元名産家具の椅子をたくさん組み上げてアーチを作って歓迎したという記録も残っています。

百年ほど前の「High Wycombe」に、9カラットゴールドの宝飾品を扱うお店があった背景には、こうした歴史があるのです。

『Edwardian Album(A Photographic Excursion into a Lost Age of Innocence)』という本に、横長なブローチを身に着けている例がありましたので、ご紹介させていただきましょう。 写真三番目をご覧になってください。 ブローチが小さいのでちょっと見にくいですが、首周りに着けています。

ヴィクトリアン 9カラット ゴールド ブローチ with アメジスト、オリジナルケース入り




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