表題:大学野球の応援にまつわるお話し 私は、15年前に地方から出てきて母校の応援にたまたま大学野球を観戦に いって依頼、大学野球とそれに関わる文化としての応援の虜になった者です。 ただ野球応援に関しては、大学野球のだの字も知らなかった郷里の岩手ですごした 高校野球ファンだった頃から既に興味を抱いていました。 ご存じのかたもいることでしょうが、岩手の伝統校は、旧制バンカラな校風の学校 が多く(要するに、北大の應援団みたいなのが應援部の学校です。)、 なおかつ、スポーツ応援での、特に1回戦から各校とも全校応援になりがちな、野球 応援での應援振りが、あたかもその学校の校風や学校文化のシンボルであるが如く 見られる風潮が強い地域で高校時代をすごしてきましたから、自然と学生の野球には 応援がつきものという考えが根づいていました。 なにせ、女子校の殆どで羽織はかまの應援部があるくらいですから..... 因みに、そういう女子校はどこで応援部が活動するんだ?というと 應援部活動では野球応援についで大きなイベントである、 高校総体の県大会総合開会式での応援合戦です。 都市部のメジャーな学校はほとんど全校参加、郡部の主要校は1年のみとか、 1・2年のみとかでバスでかけつけ、自校の応援とか、ライバル校とのエール交換を やります。 そういうときに、女子校のとエール交換は非常に楽しいものでした。 団の幹部もエール交換申込みにいくのがとても楽しそうでした.(^^; (そういう時のみパシリでなく幹部がいくちゃかりした学校も多かったとか...) おっと、話がそれかけたんで、ちょっと戻して、 まぁ、いろんな観点でアマ野球に興味を持っている人間がいて、そのアマ野球を とりまく一つの文化として語っているってことで大目に見てやってください。 >純粋に野球の競技そのもの以外には興味のない方々 m( ..;)m ★大学野球リーグ 応援情況 あれやこれ 私(文責者)は、(高校野球も含めた)学生野球そのものの他に、各校の応援なんかにも ちょっと(だいぶ?)興味を持っているものです。 したがって、野球そのものでは、特に東京六大学野球(以下東6)の特別なファンでは ありませんが、私の母校が所属する東都のライバルリーグとして (東6側の関係者は屁とも感じてないでしょうが (^^;;; ) また、応援について(内容・各校の体制)は、日本一のリーグである事は確実な事実 であるので、東6各校の応援にはいつも注目しています。 以前は、リーグ戦の応援はもちろんの事『六旗の下に』や明治大の学園祭でやって いる『東京六大学の集い』を見にいったものでした。 最近も東6を見にいく時は野球の試合そのものよりも、応援ぶり (前と変わったかな?新しいバリエーションは増えたかな? etc...) を見に行くといった感が強いです。 ...という事で早稲田や東6に限った意見や感想ではないですが、 私のしっている知識の範囲内で大学野球の応援の現状とちょっと感想なども含めて 纏めてみました。(ちょっと長いですが... (^^;;;; ) 【東京六大学リーグ編】 東京六大学応援団連盟が存在。 6校すべての応援部(壇)が、リーダー部・吹奏部・バトン(チアリーダー)部の 三部合同構成で組織されている。 当然、六校とも、リーダー部は詰め襟のガクラン軍団である。吹奏部も制服の 学生服着用だし、チアも球場への行き来は黒のスーツ姿である。 応援団か応援(指導)部かは、学校によって違う。 野球リーグの試合は、応援部が謹慎の処分でもされない限り、6校どの大学も 全試合の応援を行うのも、東京六大学ならでわである。 例え他に大事な他の競技の応援があったとしても、六大学野球の応援が最優先 され、大抵の場合は応援部員を分割して、活動を行っている。 応援の形式としては、プレイ前に両校とも団旗(応援旗・校旗と大学により 名称は異なるが、以下、団旗として表現を統一)を揚げ、規律したまま、 先攻側から校歌・エールの交換を行う。 その後は応援歌校歌の交換と称する、メインの応援歌・エールを互いに交換 する。それが終わると、ゲーム開始まで、お互いにブロック(声を揃えての ヤジ・声援)の応酬が始まる。 ゲーム開始後は、7回それぞれの攻撃時に校歌斉唱と自校エールを行う。 (相手校側もその間は拍手ヤジ等は禁止となっている。) 以前は7回の校歌時に団旗を掲揚していたが、今は行っていない。 試合終了後は、勝ったほうから、校歌とエール交換を行う。 因みに六大学では、学生応援席は予め2分されており、第二試合の応援団が、 第一試合の後半から、入り始め、入替えがスムーズにいく様に工夫している。 (...が、全国大会等になるとこの習慣がない他リーグの代表校との間で、 しばしばトラブルとまではいかないまでも、揉め事になる場合がある。 おうおうにして、六大学の応援団は自リーグの常識を他リーグ代表校 にも当然の如く押し付けようとするきらいがある。...しかし、見ている 者のは、それもまた、ニヤニヤ物である!) 各校とも、チャンスなどに演奏するオリジナルのマーチを持っており、 (なかには、既存の曲をアレンジして用いているところもあるが、一応 「全国でも最初野球の応援に取り入れたのは、我が校である。」...と いう意味ではオリジナルであるらしい。) 最近はさらに、2番目3番目のマーチ(オリジナル)や各マーチの間を繋ぐ曲 (当然オリジナル)なども完備していてバラエティーにとんでいる。 マーチが少なかった頃は、スコアリング・ポジション(2塁)にランナーが進んだら マーチを演奏していたようだが、最近は、1塁にでるとすかさず最初のマーチ (早稲田なら"大進撃"、慶応なら"突撃のテーマ"といったあたりか?) が始まり、3塁ぐらいまで進塁すると老舗のマーチ、 (早稲田なら"コンバットマーチ",慶応な"ダッシュ慶応", 法政なら"チャンス法政") に切り替わるといった具合である。 応援活動終了後には、球場外での結構長いミーティング(反省会)が行われる。 神宮球場には、六大学応援団連盟所有の応援リーダー台を供えており、 東京六大学野球と神宮京嬢側の歴史的な結びつきにより、神宮京嬢の倉庫に 保管して貰っている。 尚、リーダー台は、東都の各校応援部や、全国大会開催時期に出場各校応援部にも 貸し出すことが多い。 応援団連盟のイベントとして、春季リーグ戦後に、合同のリーダー公開や、 吹奏部の合同演奏会、各校合同のレクリエーションイベント(マラソン・ ソフトボール)等を行い交流もさかんである。 又、過去に、優勝パレードの際、吹奏部の動員が不可能な折り、他校応援部の吹奏部 が駆けつけて協力するなどのエピソードも多い。 ●法政大 気合の入り方は六大学随一であろう。 (さすがわ飯田橋体育大の異名をとるだけはある?) よって、きびしい体質のリーダー部はますます、レジャーランド化が進む大学の 学生気質とあいまって、新人部員の勧誘には一苦労の様子でる。 他校とのトラブルを良く引き起こすのも有名である。 ●早稲田大 正式には応援団ではなく応援指導部である。 有名なコンバットマーチの本家である。 (因みに著作件等は主張していないらしいが。) 新しい応援パターンを次ぐ次ぎと編み出すのは、慶応と双璧である。 また、女子高校生に人気が最も高いのは、他校応援部関係者のやっかみの 対象になっているらしい。 ●明治大 気合の入れ方では、法政と争うが、リーダー部の下級生部員の異臭では、 六大学一であるそうだ。 意外ではあるが、チアリーダー部を最初に創設したのは、この明大応援部 である。 又、早慶戦を除いた、普段のリーグ戦で、最も学生の応援動員数を誇るのも 明治の自慢でもある。 ●慶応義塾大 慶応も応援部である。 自他供に認め合う早稲田の永遠のライバル校でもあり、応援部の体質も よく言えば、スマートでハイセンスである。 (悪くいえば....?) 慶応のマーチ”ダッシュ慶応”も、野球の応援などで大変ポピュラーに なっている。 慶応の応援部は、リーダー部・吹奏部・チアの全パートの部員が他校に 比べ、最も和気あいあいの雰囲気をもっている。 更に、付属校(慶応高・慶応志木高・慶応女子高)応援部も含め ファミリー気質も強い。 チアの容貌・ダンスのセンスも六大学一であろう。 ●立教大 知らない人は意外に思うかもしれないが、立教は、六大学の中では、 法政・明治の体質に近い、比較的硬派な応援団である。 よって、一般学生と団員の学生生活にはよりいっそう激しいギャップが つきまとい、尚且つ、野球ぶも下位に低迷する事が多い、悲劇(?)の 応援団である。 一般学生の少なさも東大と争う。 ●東京大 まさに、負けても負けても応援しなければならない、がまんの人の集団である。 よって、勝った時の喜びは六大学随一であろう。 チアの大半は、医学部付属看護学校の学生である。 チアリーディングの技術では、六大学のなかでは一番劣るかもしれないが、 最近、踊りの振り付け・技術がプロ顔負けになってきている中、 素人っぽさというか初々しいというか、爽やかな微笑ましいイメージを 売り(?)にしている。 応援の学生スタンドは他校に比べ一番寂しい。 六大学の中では、唯一、国民の血税で作られた、ライトブルーの大応援旗が 誇り(?)でもある。 【東都大学リーグ編】 東都大学には、東京六大学にあるような、野球リーグ固有の応援団連盟は 存在しない。 元々は東都大学応援団連盟なるものがあったが、野球に限定しない、全国的な 連盟(全日本大学応援団連盟)をつくろうという事で、発展的解散が行われた。 (その後、関西地区や名古屋地区の有力大学の応援団も糾合し、全日本連盟 の結成に力をそそいだが、東京六大学の各校、特に早慶の両校が頑強に加盟を 拒んだ事で、六大学のメンバーは未加盟のまま今に至っている。 当時の連盟結成の中心校であった、日大や関西の有力校である関西大の応援団 が連日、早大を説得しに詰め寄ったという話が伝えられている。 いま一つ協力な連盟を作るには至らないうちに、詳細は不明であるが、 関西や中京地区の大学は離脱していき、現在は関東の一部ではあるが主な 大学と、東日本にあ一部が加盟するのみになっている。) 以上の様に、東京六大学のケースの様に野球のリーグに限定しない連盟となった 全日本応援団連盟には、東都のなかでも、未加盟の大学がけっこうあった。 また、全日本連盟に加盟していた大学の応援団間でも、しばしば、 野球の勝敗をきっかけにした暴力事件・障害事件が頻発して、当時社会問題 にまで発展した時期があった。 それら一連の事件を不名誉に感じた各当事者大学当局は、応援団を解散・ 又は、公認団体取消の処分をするに至った所が多く出現した。 日大・駒沢大・東洋大・亜細亜大・芝浦工業大・国士館大などでそれら の処分が実施され、事実上応援団が消滅していった。 (未公認のまま、近年まで応援活動をしていたところもあるが、いかんせん  団員の募集などがままならない上に、未公認団体に応援団活動を禁止する  競技団体がふえていったことで、自然消滅にいたるところが多くなった。) また、加盟校が多い事で、下部リーグの試合では、応援活動しない大学 があったりで、加盟校応援団間にもいま一つ連体感が育たないで今に 至っている。 現在の有力校である、駒沢大・東洋大・亜細亜大などが、リーグ戦で 応援活動を行っている団体は、旧来の応援団とは別に後に結成された 応援部・応援有志団体である。 現在、加盟校の応援部の活動情況の概要を以下の通りに纏めた。 応援活動情況 校名 部の種別 構成 野球 他競技 備考 --------------------------------------------------------------------------- 青山学院大 応援団 リーダーのみ 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 東洋大 応援部(新) 3部構成 随時 時々 近年一般学生有志から昇格 駒沢大 応援部(新) 3部構成 随時 無 近年一般学生有志から昇格 日本大 なし - - - -- -- 有志が時々応援 国士館大 なし - - - -- -- 有志が時々応援 立正大 なし - - - -- -- 有志が時々応援 亜細亜大 体育会有志 3部構成 時々 時々 3部とも別組織 中央大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 東京農業大 応援団 3部構成* 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 国学院大 応援団 リーダ&チア* 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 専修大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 大正大 なし - - - -- -- 拓殖大 なし - - - -- -- 有志が時々応援 順天堂大 なし - - - -- -- 成蹊大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 学習院大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 芝浦工業大 なし - - - -- -- 東京工業大 なし - - - -- -- 武蔵工業大 なし - - - -- -- 上智大 応援団 3部構成* 無し 時々 全日本応援団連盟加盟 一橋大 応援団 リーダーのみ 無し 時々 註1:*付きは、正式には同一組織であるが、普段は別活動をしている為、 応援も一緒に行動するとは限らない。 (大事な試合でなければ参加しない場合が多い。) 東都の応援は旧来の応援団が続いているところは部員の確保がままならいのも 手伝ってなかなか、東6各校の様に、3部構成で活動ができる所が少ない。 (応援団としては)毎回3部構成の応援を展開できるところなど皆無に近い。 伝統や体質の関係もあって、簡単に応援の体制を変える新機軸を提案したり 実行するのはなかなか難しい情況にあるらしい。 むしろ、後から登場し、応援活動をしている東洋大や駒沢大のような後発組の ほうが、東6の応援方法・体制・運営方法を手本にしてきた為、良好な活動情況を 見せている。 年々、学校側の理解、吹奏部の充実、チア部の技術向上などが見受けられる。 また、生い立ちがわりと似ている駒沢・東洋の両応援部は、野球自体が毎回 優勝争いを演じているライバルである関係もあって、 両校同士の対戦カードでは、試合中の学生注目の交換 (下級生応援部員が相手校応援席にいって、学生注目を行う。) なども行っている。もちろん、現在は他校との間では実行されていない。 因みに私は見た事がないが、東6でも時々(最終戦ぐらいか?)行われて いるらしい。 (...というより、駒沢・東洋の学生注目の交換が明らかに東6のアイディアを 参考にしたものだろうが。) オリジナルのマーチを持っているのも、まだまだ少ない。 東洋・駒沢・青山学院・国学院ぐらいであろうか? 但し、青山学院や国学院は吹奏部付きの応援をあまりやらないので、めったに 聞く事はできない。 成蹊大あたりはありそうだが、聞いたことはない。 では、以下に各校別の情況説明を記します。 ●青山学院大 全日本大学応援団連盟加盟の伝統ある応援団である。 元々は3部合同で組織されていたが、現在はチア+吹奏部が独立している。 勝負どころの試合では、応援協力がある。 リーグ戦前半(特に春季)には、野球応援は行わない場合が殆どである。 部員不足の為と思われる。(新人部員勧誘活動期間か?) いまいち洗礼されきれていないイメージが強い。 ●東洋大学 かつては、全日本大学応援団連盟加盟の応援団が存在していたが、現在は活動を停止。 野球の応援は一般学生の有志団体が野球のみの応援活動を行っていて、 当初はトレーナあんちゃん軍団のコミカルな応援が売り物であった。 近年、正式の応援指導部に昇格し、他の競技の応援も行っている。 なぜか、リーダー部幹部は学生服である。 一応、3部合同の構成であるが、まだまだ、六大学の様にはしっかりとはしていない。 今後の吹奏部の充実に期待したい。 オリジナルのマーチなども作成され、チャンスではよく使用されている。 駒沢大同様、全試合の応援を欠かさない。 又、成り立った経緯が同様である駒沢大応援部とは良きライバル関係が出来つつある。 応援技術・構成としては、慶応を手本にしているきらいがある。 ●駒沢大 ここも、全日本大学応援団連盟加盟の応援団が存在していたが、現在は活動を停止。 TV放送された全日本大学野球選手権の決勝戦で、明治大と比較されての応援風景 を当時実況していたアナウンサーに酷評された事に発奮した有志一般学生が、 集まって組織された団体が生い立ちである。 ニックネームを『ブルーペガサス』と称し、野球部関係者のバックアップの下、 早くから東京六大学方式の応援を導入し、3部構成の応援部を組織し展開してきた。 最初の内は、学内に残る旧応援団関係者とのトラブルが結構あったという事で あるが、現在は、学内のみならず他校の応援部関係者からも、駒沢大応援指導部 『ブルペガ』として認識されるまでになった。 あるシーズンの優勝決定戦で優勝が決まりそうになった時、突然、旧応援団の 残党が、応援団旗を揚げたが、ブルーペガサスの一段がさっと取り囲み、 団旗を下ろさせてスタンドしたに引き上げさせて事もあった。 早くからオリジナルのマーチも取り入れている。 前述の東洋大応援部同様、慶応の応援技術を手本にしているふしが随所にみえる。 ここも、東洋大同様、毎試合の応援を欠かさない。 ●日本大 ここも、全日本大学応援団連盟加盟の応援団が存在し、健在だった頃の日大応援団 と言えば、かんりの勢力であったが、リーグ戦での亜細亜大応援団との乱闘が 引きがねとなり、大学からの解散処分の末、現在は活動を停止。 現在は、応援指導団体は見当たらない。 時々体育会有志や一般学生有志が応援の真似事をしたこともあったようだが、 その場限りの活動に止まっている。 旧応援団関係者による活動妨害まがいの圧力も少なからず影響しているようである。 大学キャンパスが学部事に広範囲に点在しているのも、まとまった活動を阻害する 要因の一つでもあるらしい。 (註:アメリカンフットボールの応援で見受けられるチアは、    アメフト部専属であるらしい。) ●国士館大 ここも、応援団が解散し、活動はしていない。 体育会の有志という事で、たまに、応援指導部が組織される事がある。 ただし、単発的である。 以前は、大学未公認ながら、旧応援団の残党が、野球部公認の下、 応援活動していたが、今は存在が見うけられない。 ●立正大 かつては、全日本大学応援団連盟加盟の正式な応援団があったらしいが、 現在は、完全に消滅した模様。 入替え戦などの重要な試合には、有志が集まって応援指導団体が組織される ようだが、普段はそんなものはないようである。 ●亜細亜大 ここも、全日本大学応援団連盟加盟の応援団があったが、前述の日大と同じような 運命をたどった。 現在応援している団体は、体育会の有志及び、吹奏部が寄せ集まっての活動 らしい。従って、毎試合の応援は行っていないが、かなりの頻度で、応援活動 を展開する。(但し、2部のリーグ戦では行っていないようである。) 一応、普段は別団体の寄り合い所帯とはいえ3部合同の応援構成を基本としている。 (但し、いまいちオリジナル性に欠け、早稲田のコンバットマーチを使っていたり  する。) ●中央大 全日本大学応援団連盟加盟の伝統ある応援団が存在。 かつては、リーダー部のみながら、かなり硬派な応援団を誇っていたが、 野球部が2部に低迷してから、徐々に、部員確保が困難になってきているらしい。 しかし一方で、リーダー部の状態がきっちりしていた頃、あれほど困難だった、 チア部が人数的にもかなり良好になった。 (ただし、これは、近年、競技としてのチアリーディングが注目されだした事にも 多分に影響されたものの様である。) 吹奏部はかなり前に応援団から分離独立して別活動を行っているが、設立の 経緯からのよしみで、協力的ではあるらしい。(随時、同行はしないが...) ●国学院大 ここも、全日本大学応援団連盟加盟の応援団が存在してるが、現在部員が不足 気味で、あまり応援活動ができる状態にはないらしい。 したがって、球場での応援活動も停滞気味である。 吹奏部は、現在、応援団リーダー部と併設なのか違うのかは不明だが、 設立は応援団内の一部組織としてできたはづである。 ●専修大 全日本大学応援団連盟加盟の応援団が存在。 ここも、野球部が低迷している事も手伝って、中央大以上に 苦しい台所事情であるらしい。 ただ救いなのは、チア部だけは、早くからそこそこの勢力を保ってきている。 活躍の場(一部昇格)が増えれば、体制建て直しも可能か? ここも、中央などと同様、吹奏部は現在、別組織として活動している。 勝負どころの試合には出動あり! ●大正大 詳細不明。 おそらく、かつてはあったが、今は消滅のパターンか? ●拓殖大 ここも、国士館大・日大などと同じパターン。 全日本大学応援団連盟加盟の応援団があったが、現在はなし。 残党は少数名いるかも? 入替え戦では、体育会有志 又は 応援団残党らしき人員の活動歴あり。 ●順天堂大 一切が不明。 入替え戦などでも組織的な応援活動をした事は確認できていない。 多分、そんなものはないっといったところかも? ●成蹊大 ここの応援団は、結構しっかりとした3部構成の組織を持つ。 全日本応援団連盟への加盟経験もなく、独立系である。 応援パターンは結構、六大学調である。 成蹊大を含めた、学習院大、成城大、武蔵大は、野球に限定されない 古くからの仲間意識の強い大学群で、みずからを4大学と名乗り、 総合定期戦を行ってきている関係で、応援団同士の交流も深い。 "クローバーの集い"なる、合同リーダー公開も行っている。 ●学習院大 ここも一応は3部構成の体制ではあるが、いかんせん活躍の場が少なく、 勢い、リーダー部の人員確保に苦労している。 一番、チア部の威勢が一番強い。 前述の自称4大学の中では、なぜか1校だけ、全日本応援団連盟に加盟 しているが、これも、かつて、1部・2部で活躍した名残りかもしれない。 ●芝浦工業大 ここも、かつては硬派でならす、全日本大学応援団連盟加盟の応援団があったが、 学生運動の終焉に伴う、大学側の経営方針の転換(体育会系で名を馳せる方針を 一切すてて、学研最優先主義に変更)と供に、運動部自体が衰退。 それと供に、 応援団も自然消滅。現在は、全日本大学応援団連盟の加盟歴一覧に名を止める のみである。 ●武蔵工業大 詳細不明。少なくとも、現在、活動している応援指導団体はないものと思われる。 (あっても、何を応援するのか?) ●東京工業大 一切の詳細不明。入替え戦などでも組織的な応援活動をした事は確認できていない。 ●上智大 一応きちんとした、3部構成の応援団が存在し、全日本大学応援団連盟にも加盟 している。他校同様、リーダー部員の人員確保は困難であるらしい。 また活躍の場が極めて少ないのも大きなネックか? 入替え戦でリーダー部のみの応援活動は確認。最近はやっていない模様。 ●一橋 詳細不明であるが、数年前までは、応援団なるものが存在していたらしい。 入替え戦などでも組織的な応援活動をした事は確認できていない。 【首都大学リーグ編】 首都リーグは土日のゲームが多い割りに、応援活動は極めて悪い。 東海大も優勝が近づいたり、距離的に近い平塚球場での試合でなければこない。 かつては応援団ないの組織であった吹奏楽部を率いてくるのは、優勝決定戦 くらいか? また、リーダー部単独の場合が多い。 日体大は、最も勢力的に活動している。最近は、休日の試合は、ほぼ全試合応援を行って いる。吹奏部は併設ではないが、有志の演奏者を率いている場合もある。 城西大は、リーグ戦での応援を見たことはない。(応援団も健在か不明。) 筑波大は、野球部が神宮大会で優勝したおり、スタンドがひどく閑散としていたのに 発奮した学生らで、その後応援部を新設。但し、キャンパスから遠い為、応援活動 は停滞気味である。 帝京大も城西大と同様、沈黙を守っている。 大東文化大は応援団であるが、団の比較的歴史が浅い。 まだ10年そこそこのはずである。 少人数ながらチア部も併設しており、たまにリーグ戦での応援を行っている。 2部所属校の様子はあまり良く分からないが、 武蔵大・明治学院大・成城大には、けっこうまともな応援団がある。 (ただし、どこも最近はリーダー部よりチア部の方が人数的に多い。) 現在、加盟校の応援部の活動情況の概要を以下の通りに纏めた。 応援活動情況 校名 部の種別 構成 野球 他競技 備考 --------------------------------------------------------------------------- 東海大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 日本体育大 応援団 リーダ&チア 時々 時々 全日本応援団連盟加盟 城西大 応援団 リーダ&チア 時々 無 全日本応援団連盟加盟 筑波大 応援部 リーダのみ  稀に ?  神宮大会での優勝後発足 帝京大 ?  ?    無し ? 大東文化大 応援団 リーダ&チア 時々 ?  全日本応援団連盟加盟 武蔵大 応援団 3部構成* 稀に ?   明治学院大 応援団 リーダ&チア 稀に 時々 全日本応援団連盟加盟 玉川大 ?    ?    無し ? 東京経済大 応援団 ?      ?  ? 独協大 ?    ?    無し ? 明星大 ?  ?     無し ? 成城大 応援団 3部構成* 無し ? 註1:*付きは、正式には同一組織であるが、普段は別活動をしている為、 応援も一緒に行動するとは限らない。 (大事な試合でなければ参加しない場合が多い。) 【関東地区その他】 関東地区で普段のリーグ戦で応援を行っている所は皆無に等しい。 神奈川大学リーグで、優勝が近くなると、神奈川大(応援団)や 関東学院大(有志?)がたまに応援活動を展開している。 【関西学生リーグ編】 関西学生は、母体が関西六大学であり、入替え戦制関西六大学の関西大学連合時代 以前は、関西六大学応援団連盟が存在したらしいが、入替え戦導入とともに、 自然消滅したらしい。(詳細不明。) 現在では、関関同立の応援団連盟のみは存在するという事だが、近畿大・京都大 は特に、無関係らしい。どうやら、野球のリーグには限定されていないものらしい。 因みに、関関同立の応援団連盟も合同のリーダー公開祭を行っている。 関関同立と京大は全て、東京六大学のような3部構成で成り立っている。 近畿大は、関西地区では大変な勢力であった旧来の応援団は、大学から 公認取消になった後徐々に衰退してゆき、数年前にとうとう消滅したという事で ある。その後、有志応援指導部を発足させて模様であるが、まだまだ体制が かたまっておらず、リーダー部のみである様だ。 関西学生リーグでは、東京六大学のように、必ず応援をするような習慣は ないようである。 なにせ、リーグ戦中に応援部が強化合宿を行っているぐらいなので... 関関同立のみは、東6なみに合同のリーダー公開を行ったり、オリジナルのマーチ を持っていたりして、なかなかの応援活動体制を敷いてしる。 【関西地区その他】 関西六大学では、ごく稀に応援団や、吹奏部のみが駆けつける事があるが、 どうやらその時の情況により、応援をしたりしなかったりであるらしい。 関西六大学でさえそのような情況なので、他のリーグはおそらく、 おして知るべしといったところだろう。 【全国大会編】 普段リーグ戦では、応援活動などした事がない大学でも、 さすがに、全国大会でのはれ舞台では、重い腰をあげる場合が多い。 まぁ、その方が、普段は人数も少なくなって活躍の場も少ない応援団でも、 学校側への協力要請の大義名分になりやすいので、体制が整えやすいのだろう。 ちょっと気になるのが、野球、特に大学野球ともなると、応援には、 大太鼓がつきものといったイメージがある。 しかし近年、会場となる神宮球場は、周辺住民への考慮から、東京六大学や東都の リーグ戦も含めて、応援団の大太鼓の使用は、試合開始前・7回・試合終了後 のそれぞれ校歌とエール交換時のみに規制してしまった事である。 (但し、吹奏楽隊の演奏時には、吹奏隊所有のあまり大きくない太鼓の使用は  認められている。) さらに、午後6時以降はパーカッション系の使用禁止、7時以降は全ての 鳴り物が禁止されてしまう。 東京六大学や東都代表の応援部は心得ているので大丈夫だが地方から遠来したチーム の応援部(特に、そのように規制が始まってからから出場経験がない、たまにしにか 優勝しないチームの場合。)は、球場職員ともめる事が多いようだ。 それにしても、大会関係者はそのへんを充分に考慮して、事前通達を充分に行って 置くべきだと思うのだが、どうも、その場で止めさせればよいと思っているふしが 強く見受けられる。 応援指導部の立場からすれば、大太鼓が使えるかどうかは結構大きな問題である。 では、応援活動の情況を全国の連盟別に簡単に説明していきたい。 ●北海道地区 ここの代表でおもな所は、札幌大,札幌学院大,旭川大などであるが、 遠来でもあり、2回戦目ぐらいで敗れてしまう為もあってか、 だいたいはリーダー部のみとか、チアのみ,全くなしの場合が殆どである。 ●北東北大学連盟 近年は青森大,秋田経済法科大ぐらいしか出場経験がないが、ここも、 前述の北海道地区と同じような情況である。 (青森大は、応援せずか、リーダー部のみ。 秋田経法大は吹奏部のみの実績となって いる。) ●南東北地区 仙台六大学では、かつては東北学院大、近年は東北福祉大のみの出場となっている。 東北学院大は、3部構成の応援団があるが、神宮ではどのような活動実績があるかは さだかではない。福祉大は、かつては応援団が応援指導を指揮していたが、ある年から 体育会のトレーナー有志応援(出場時のみの臨時編成)部隊に変わってしまった。 応援団は恐らく潰れてしまったものと思われる。 南奥羽リーグの所属校については、近年の出場実績がない為、全く不明。 ●関甲新学生連盟 リーグ戦形式になり且つ、単独代表枠が割当られてからは、関東学園大のみが代表に なっている。ここは、どうやら、体育会有志数名の指揮の下、付属高校のブラスバンド などを駆り集めての学園を揚げての応援となっている。 概して高校野球調の応援方式である。 ●東京新大学連盟 殆どが、流通経済大か創価大であるが、両校とも地方リーグにありがちな、 出場時のみの体育会有志+ブラスバンドの臨時編成応援指導部である。 ●千葉大学連盟 千葉工業大、千葉商科大意外の場合は、一応応援団が存続しているので、 学内の吹奏楽部などに協力を請い、応援えおしている。 他の、国際武道大や中央学院大,東邦大の場合は、全くなしか、臨時編成部隊での 応援となる。 ●東京六大学連盟 ここは、御存じの様に、全ての所属校が、普段のリーグ戦から応援を欠かす事がない 完全3部編成の応援部を常備している為、どこがでても、万全の体制で臨む。 但し、一般学生の入りは、決勝や、他リーグの伝統校との対戦にでもならない限り、 普段のリーグ戦より少ない場合が多い。 特に、法政の黄金期には、1〜2回戦には、応援団さえ来なかった事もしばしばあった。 最近は、地方の大学と当たる場合でも、応援のヤジ等で、相手をこき下ろし、 応援の優劣差を誇る楽しみを味わう為、結構勢力的に応援は行っているふしがある。 ●東都大学連盟 東都の代表校は、大体の場合、リーグの優勝決定戦と同じぐらいかちょっと少ない 感じの体制で臨む。(決勝は勿論大入りとなるが...) 東都の場合、気持ち的には、野球部も応援部も優勝する事を念頭に、 決勝での、東京六大学代表校との決戦を頭に描きながら臨む為、鼻息は、割りと荒い。 応援体制も東京六大学各校にはちょっと及ばないものの、かなり応援体制が整った 学校が多くなってきている。 ●首都大学連盟 首都大学の各校は、リーグ戦自体では、たまにしか応援活動しないところが殆ど な為、神宮での活動が晴れ舞台の場合が多い。 ここぞとばかりに、別組織の学内の吹奏楽部に協力を要請して、望んでくる。 (応援部がないところは、全くしないこともあるにはある。) 一般学生は、あまり多く来ないのが普通である。 ●神奈川大学連盟 出場は、関東学院大、神奈川大の場合が殆どである。 普段のリーグでは、あまり活動していないが、神宮出場の場合は、結構な一般学生 を引き連れてやってくる。 神奈川大は応援団であり、関東学院大は、以前は応援部があったようだが、最近は 臨時編成の有志が指揮している。 ●東海地区大学連盟 三重大が出場した時は、少ないながらも3部構成の正式な応援団であった。 近年出場の機会が多い朝日大などは、有志学生のようだ。 ●北陸大学連盟 殆ど、毎回が福井工大だある。 リーダのみの応援団が毎回くる。 時々、吹奏部をつれてくる事もある。 ●愛知大学連盟 結構伝統あるリーグなのだが、どこが出場しても、あまり応援活動は積極的に 行わない。 ●関西学生連盟 関西では最も野球や応援が盛んな大学群が所属する為、少なくとの関関同立が出場 が出場の場合、東京六大学各校に対抗するような応援体制を整えている。 近畿大の場合のみ、大学公認の応援団が消滅した関係で、有志応援部を名のる団体 が応援を指揮している為、あまり洗礼されていない。 ●関西六大学連盟 思ったより、各校の応援活動は盛んではない。 京都産業大は、かなり体制がきちんとしている。 龍谷、大阪経済大は、応援部がないらしいので、神宮では、吹奏部のみの応援。 大阪学院大は、一応リーダー部は健在らしい。 大阪商業大は、応援団は存在しているようだが、はっきりいって2〜3人しかいない ようなので、なかなか応援活動は困難を極めているようである。 ●京滋大学連盟 リーグ単独出場権を得てからは、常に仏教大が出場している。 組織は同一かどうかは不明であるが、常に神宮では3部構成の応援を展開している。 ●近畿学生連盟 単独出場権を得てからは、奈良産業大,や阪南大などが出場。 応援部組織はあまりしっかりはしていない模様。臨時組織の応援部が応援を指揮。 ●阪神大学連盟 関西地区5リーグのうちでは、一番応援体制ができていな所のようだ。 ●広島六大学 近年は、近畿大工学部か広島経済大のみが出場しているが、どちらも応援活動は 行っていない。 ●中国地区大学連盟 出場工いずれも、きちんとした応援部の応援指揮はない。 吹奏部のみとか、吹奏部+有志学生(野球部員?)っといった感じが多い。 ●四国地区大学連盟 たまに国立大が出場すると、応援団が健在らしく、リーダー部のみの応援が見られる。 出場が多い私立大も場合、殆ど応援活動らしきものは行わない。 ●九州六大学連盟 九州国際大や福岡大の場合、勝ち進むと応援部リーダーのみが応援を指揮している。 他は行わない場合が多い。 ●福岡六大学連盟 九州共立大は応援団が健在らしく、リーダー部のみの応援指揮をよく行っている。 他は皆無に近い。 ●九州地区大学連盟 近年出場の大学はどこも、応援らしきものは行っていない。 野球部の控えの選手が太鼓などを持ち寄って応援する程度である。 最後に: ところで、常々思っているのが、ブロックって、相手に聞こえなくても よい位に思ってやってる自己満足(自校盛り上げ?)の世界なんだろうか? 何故そう思うかというと、時々、相手校がチアの踊りなどをやっている最中 にブロックをやる事を見るからです。当然相手校側は曲を演奏している最中 なわけで、相手校応援スタンドになんか聞こえていないハズ。 あと、いつも、東京6大学リーグ戦でいうところの一般内野席に座って応援や 野球を見ている者からの一言ですがブロックを行う時、あまり一度に言う 言葉を長くすると、学生の声がばらばらになってしまう確率が高くなり 相手には、何を言っているのかさっぱりわからない事が多い! 同じサイドに座っていて、リーダー部の人が掛け声をしている時には わかるけど、学生が言いはじめると「あぁ、こりゃあっちには何を言って いるのか判らんだろうなぁ!」って事がしばしばある。 〜 以上 〜