◆東芝RDシリーズ ハードディスク&DVDレコーダーでの録画番組の編集分割に関して
 (とりわけRD旧機種[X1,X2,XS40,XS30,X3,XS31]でのGOP単位編集について)
                                  (2006.4.5更新)
 ★★更新内容★★
  ・早送り/巻き戻しの仕組みの記述をその後の調査結果を反映('06.4.5)
  ・『はじめに』を追加('04.8.29)
  ・フレーム戻し操作時、ビットレート表示が一時的に[0.0]になる事の考慮を13項に追加('04.8.26)
  ・フレーム移動とピクチャーサーチの操作時の動作精度を考慮し内容を大幅に改編
   (=15フレーム送り/戻し方法の撤廃)【重要】('04.8.17)
  ・付録知識を別ページ化。リンク先に追加('04.7.13)


●はじめに【重要】

 ◎基本的には個人の調査のまとめとして作ったWebページです。
  設計仕様や設計技術論ではないので、仕組みの簡単な整理と初心者向けの説明です。

先ずは取り扱い説明書の「編集」「レート変換ダビング」「GOPシフトモード」関連を読んで欲しい
と言うのが正直なところだが、とりあえず以下に簡単に説明すると、

HDDやDVD-RAMにあるタイトルをフレーム(一コマ)単位で確実に編集(CMのカットや、お気に入り映像の収集)
をしても、DVD-RやDVD-RW(Videoモード)にダビングすると、カットしたはずの映像が現れることが殆どです。
これは、DVDに記録するモードの違いにより必ず生じるものです。(基本的にはどこのメーカーの製品やPCでも)

それを回避するには、GOPシフトモードを利用するか、GOP構造を意識した編集を行なう必要があります。

但し、若干の画質劣化を伴うのを許容するなら、フレーム単位編集後、レート変換ダビングを行うことで、
カット境界で一瞬停止する件と、余分な映像が一瞬見える問題を一気に解決できます。
(これらのダビングを行なうと、ダビング元のチャプター分割はダビング先には継承されません。
 レート変換ダビングに関しては、X4EX以降の機種では継承されます。)

以下は、それらを理解するための知識をまとめてあります。(前提条件や予備知識も含む)

 ※機能用語は東芝RDシリーズ準拠

●目次
1.DVD規格について
2.RDで利用可能なDVD規格モード(と記録先媒体)について
3.記録方式について
4.GOPについて
5.DVDの記録モードによる主な違い
6.DVD-Video化(DVD-R/DVD-RWビデオモード)する場合の注意
7.★編集する場合の留意点★
8.GOPの境界(GOPの先頭)の探し方 ★重要★
9.早送り/巻き戻しの仕組み
10.チャプターポイントを打つ場合の注意点。
11.コマ送り/コマ戻し(フレーム値変更) 又はスキップ操作時の注意点
12.★★★実際の(GOP単位)編集操作テクニックについて★★★
13.フレーム戻し/GOP戻し(=ピクチャーサーチ戻し1段目)の操作時の留意点

※GOPシフトモード(XS32以降のRDエンジン搭載の機種の機能)を利用する場合は、11項以降は不要。
 1項〜10項は、なぜGOPシフトモードが必要か?という観点では必要。
 GOPシフトモードを利用する場合の操作テクニックについての説明を新設しました。
 こちらを参照(クリック) してください。
 尚、11項〜13項の知識・操作テクニックは、GOPシフトモード搭載機種でも同様に使える。

●前提条件編(1項〜5項)

1.DVD規格について

  ・東芝RDシリーズ 『DVD互換(R互換)モード機能』とは の最初の『前提条件』の項を参照の事


2.RDで利用可能なDVD規格モード(と記録先媒体)について

  東芝RDシリーズ 前提基本知識 を参照(超初心者向け)


3.記録方式について

  ハードディスク(HDD)やDVDディスクにはMPEG2という圧縮規格のファイルで記録される。
  MPEG2のファイル分割はGOP単位(1GOPは0.5秒ぶんに相当)。
  (MPEGは、本来は編集用ではなく、書き出し・再生用に開発された圧縮技術であることによる技術的な制限)


4.GOPについて

  DVDに使われているMpeg圧縮録画では、映像の一コマ一コマをフレームと呼びますが、
  このフレームを幾つかまとめたものをGOP(=Group Of Picture)と呼びます。
  1GOPは一般的には15フレーム(※1)により構成される。

  ※1)正確には、日本の放送機器などで採用しているNTSC方式は、
     29.97フレームで1秒間なので、1秒を30分割すると
     1時間あたり+108 フレーム(3.6 秒)のずれが生じることになる。
     これとの相関性をとるために補正として、
     0 、10 、20 、30 、40 、50 を除く各正分の開始から
     2つのフレーム番号(00 、01)をそれぞれ間引く処理が行われる。(ドロップフレーム)
     つまり、RDのようなDVDレコの場合には、15フレームのGOPと13フレームのGOPが混在することになる。
     参考:ここをクリック!!

 ★GOPの構造は以下の通り
  GOP =[ IBBPBBPBBPBBPBB ]
  ※I:Iフレーム、B:Bフレーム、P:Pフレーム
参考:http://www.macdtv.com/MPEG/GOP.html

  因みに、MPEG2は格納順(各ピクチャの物理的な位置)と再生順が一致しない。
  格納順:IBBPBBPBBPBBPBB
  再生順:BBIBBPBBPBBPBBP
  なぜこうなってるかと言うと、実装上都合が良いから。
  (もう少し具体的に言うと、Bピクチャをデコードするのに必要な IピクチャやPピクチャを
   先に読み込んでデコーダへと渡せる様にする必要がある為。)
  だから、格納順で考えると、確かに先頭は Iピクチャって事になるが、
  再生順で見るとあくまでGOPの先頭は、Iフレームの2フレーム前のBフレームになる。
  つまり、GOPシフトモード(旧機種には機能なし)で表示されるGOP先頭は再生系になるので
  Iフレームの2フレーム前のBフレームを指している。
  (ただし、上記構造は、録画タイトルの途中でのケースであり、タイトルの
   先頭と後端ではもう少し複雑な構造と処理ロジックになっている模様。)
  因みにGOP構造の説明をしているものの殆どは、前述の格納順の構造を前提にして
  説明してあるものが多い。(殆どそうか?)


5.DVDの記録モードによる主な違い

 (1)DVD-Video:
  a.編集単位はGOP単位(1/2秒=15フレーム)単位で可能
  b.音声多重信号の録画は不可
   (RDや殆どの他社DVDレコーダーでは音声トラックは1トラックのみに対応)
 (2)DVD-VR:
  a.編集単位はフレーム単位(1/30秒一コマ)で可能
  b.音声多重信号の録画に対応

●実際の編集に関する操作技術・注意点編(6項〜12項)

6.DVD-Video化(DVD-R/DVD-RWビデオモード)する場合の注意

 以上の制限により、DVDレコーダーのようなAV機器で、CMカットや番組分割する場合、
 分割点をある任意のフレームに打っても、★DVD-R(又はDVD-RWビデオモード)に記録すると、★
 DVD-Video規格の制限上、GOP単位でしか扱えないことから、
  編集結果の分割点は、必ず打ったフレームを含むGOPの先頭になる。
  つまり、カットしたはずの前の映像の後端フレームまで含まれてしまう可能性がある。

 参考:因みにDVD-VR規格の場合もDVD-Video規格と同様に、GOP単位の編集構造であるが、
    -VR規格の特徴として、GOP単位に依らないフレーム単位の編集ポイントを保持することで
    再生時に、あたかもフレーム単位の編集が行なわれたように見せるトリック再生を
    行なっている。

(チャプター分割の概念略図:ある1GOPにおける例)
   CM←→番組
□□□□□□■■■■■■■■■
△     ▲        △
GOP先頭  分割点      次GOP先頭


7.★編集する場合の留意点★

  録画タイトルをチャプター分割、又はチャプターの一部を削除やコピーする場合、
  (1)その分割ポイントがGOP境界になっている場合
     →DVD-Video化してもポイントは変わらない。
  (2)その分割ポイントがGOP境界ではなくGOP内の途中になっている場合
     →DVD-Video化するとポイントが変わってしまい、不要なフレームが見える。

      そのズレ方を以下に説明する。

      分割ポイントがGOPの先頭にある場合以外(=途中にある場合)
       (a)削除で残る部分の先頭
         (b)コピーで新たに出来るタイトル化されたコピー先の先頭
         (c)連続したチャプターの区切り
      では、Videoモード化により、その分割ポイントを含むGOPの先頭に移る。

       (d)削除で残る部分の後端
       (e)コピーで新たに出来るタイトル化されたコピー先の後端
      では、Videoモード化により、その分割ポイントを含むGOPの末端に移る。

      言い換えれば、以下のようにも言える。
       (f)不用部をカットした場合、分割点を打ったフレームを含むGOPが必ず残る。
        従って、連続したチャプターの双方を別タイトルにすると、分割点によってまたがる部分のGOPは
        双方のコピー先に残ることになる。
       (g)分割や削除をせずスキップポイントとして打った場合は、分割点を含むGOPの先頭に移る。

  (分割・削除、チャプターのタイトル化は、-VRモード上で行なわれる操作なので
   Videoモード化に際してGOP途中のポイント指定をGOPの後ろに動かして処理するか
   前に動かして処理するかは、-VR規格の仕様というよりRDの設計仕様かもしれない)

  基本的には、余分なものが残るのを避けたいのなら、必要部分が数フレーム分欠損
  (余分な数フレームが残る事を選択する事も任意に可能)してしまう事は、割り切るしかない。
  但し、GOP単位の編集をしない場合でも、再エンコード(レート変換ダビング/ラインUダビング)することで
  -VRモード上で再生して見えるイメージのままで、GOPが再構成録画されるので、余分な映像が見えたりする事は
  回避できる。(一端録画したものを再録画することになるので、多少の画質劣化が生じる。)

  【参考】もともと不連続だったGOP同士をプレイリスト編集などでチャプターとして
      並べて連続再生した場合、その結合箇所がどう再生されるか(一瞬とまるのか、連続して見えるか)
      は、DVD-RAM,RW,HDD,R共に再生系側の機能によるので、一概にはどうこう言えない。


8.GOPの境界(GOPの先頭)の探し方 ★重要★

   前述GOPの構造により、再生しながら編集(チャプター分割)する場合、
   (編集をする場合に影響するのは、再生順のGOP構造)
   ★再生操作で見つけたIフレームの2つ前のBフレームが、GOPの先頭★になる。
   なおRDのMPEG記録はVBR(可変ビットレート)記録なので、GOP単位でビットレートを変更割付して記録している。
   このためRDではこのGOPの先頭を再生した時(13項参照)に、RD本体の液晶にビットレートの数値を
   表示させる機能がある。(リモコンの『表示窓切り替え』の操作で表示させることが可能。)
   これを利用してコマ送り/コマ戻しをするとGOPの先頭はサーチできる。

   また、現行機種に標準搭載されている『GOPシフトモード』を利用すれば確実に
   GOP先頭にチャプター分割点を設定できるのは言うまでもない。
   (旧機種にはこの機能が無いので、理屈を理解した上で、GOPの先頭は手探し設定が必要になる。)
   従って、GOPシフトモードを利用する場合は後述する11項以降は殆ど不要な知識となる。


9.早送り/巻き戻しの仕組み

 MPEG2の早送り/巻き戻しは、フレーム飛ばしによる擬似トリックプレイ
    で実現している。(一コマごとを早く再生してるわけではない)
 a) 早送り(RDの『ピクチャーサーチ』or『頁送り』)は、Bフレーム飛ばし
   (I→P→P→P→P→I...)
 b) 巻き戻し(RDの『ピクチャーサーチ』or『頁送り』)は、GOP(Iフレーム)単位
   (...I←I←I←I←I←I)

 つまり、RDシリーズの場合、巻き戻し(RDの『ピクチャーサーチ』or『頁送り』)の
 の1段階目は、Iフレーム、つまり、格納順でいうところのGOPの先頭をサーチして
 そこを表示しながら逆送りをしている。(=ある意味"GOP単位戻し")
 従って、再生系でいうGOPの先頭(前述4項参照)とは正確にはこの、『ピクチャーサーチ/頁送り』
 の逆送り1段目での瞬時停止点であるIフレームの-2フレームのポイントが真のGOP先頭という事になる。
 ?はずなのであるが、、、ただし、これは理論的な話であって実際のRD、特にRDエンジン搭載前の
 旧機種においてはピクチャーサーチで画面を見ながら一時停止させてもそこが実際に
 Iフレームであるとは限らないのが実情。もしかしたらIフレームをサーチしているのではなく
 、再生し始めから、固定的に加算した位置に(例えば15フレームづつ)飛んでいる処理なのかもしれない。
 これだと、やる位置によってIフレームからの位置ずれがバラバラなのがうなづける。
 (もしそうだとすれば、だいたいGOP単位程度にスキップしているだけなのかもしれない。)


10.チャプターポイントを打つ場合の注意点。

  その見えてるフレームで分割すると、見えてるフレームの★前に分割点★が付けられる。
  (つまり、分轄した時に表示していたフレームは後側に入りそれが先頭フレームになる。)
  また、一時停止させた画面で正確なフレームを表示させる場合は
  [初期設定→映像・音声設定→静止画]の設定は、[フレーム]にしておく。
   (自動にすると、ぶれたフレームの場合は、自動でかってに見やすいフレームにズレて
    表示させるので。)


11.コマ送り/コマ戻し(フレーム値変更) 又はスキップ操作時の注意点

  (1)スキップの操作時
     機種により以下の相違点に注意
     a.旧機種[X1,X2,XS40,X3など、XS41より前の機種]
       その分割点にスキップ操作すると、分割点の先頭に一端ジャンプした直後に1つ先の
       フレームにジャンプし、再生継続、又は一時停止する。
     b.現行機[XS41以降の機種]
       その分割点にスキップ操作すると、分割点の先頭のフレームにジャンプする。

  (2)コマ送り/コマ戻し(フレーム値変更)の操作時【重要】

    RDのフレーム単位のコマ送り機能である『フレーム/値変更』ボタンによるフレーム単位の
    画面移動は、残念ながら1回押すと必ず正確に1コマ動くといったものではない。
    機種により微妙にずれ方に差があるし、感覚的には必ずこうなるといった確実性に乏しい。

    以下、サンプル機種で情況を紹介。(ただしファームは最新が前提条件)
    ■X1,X2:(かなり不正確)
       送り方向:連続のボタン操作では1フレームずつ動くが、最初の1回目は2フレーム
            移動することが多い。また、ボタン操作時のビープ音のみを頼りに
            例えば15回操作ボタンを押しても、15フレーム進むとは限らない。
            概ね、1フレームから3フレームぐらい不足する。
            (最初からゆっくり押せば確実度は上がるが、操作法として使い物になるかは疑問。)
       戻し方向:連続のボタン操作では1フレームずつ動くが、最初の1回目は逆に進むか
            変わらない(正確には一瞬進んで元に戻る)場合が多い。※

    ■X3,XS40:(X1,X2に基本的には準じているが、若干ましになっている模様。)
       送り方向:連続のボタン操作では1フレームずつ動くが、最初の1回目は2フレーム
            移動することが多い。また、ボタン操作時のビープ音のみを頼りに
            例えば15回操作ボタンを押しても、15フレーム進むとは限らない。
            概ね、1フレームぐらい不足する。
            (最初からゆっくり押せば確実度は上がるが、操作法として使い物になるかは疑問。)
       戻し方向:連続のボタン操作では1フレームずつ動くが、最初の1回目は逆に進むか
            変わらない(正確には一瞬進んで元に戻る)場合が多い。※

    ■X4,XS41:(かなり改善されたようだが、まだ完璧とまではいかないようだ。)
       送り方向:古い機種のような現象はあまり確認されないが、連打の場合は
            ビープ音のみを頼りに、例えば15回操作ボタンを押しても、
            やはり15フレーム確実に進むとは限らない。
            概ね、1フレームぐらい不足する。
       戻し方向:送り方向に概ね準じている。感覚的には連打時のズレ具合は送り方向より
            まだ幾分精度が高い感じがする。※

    ■XS43,XS534:(不明、情報未収集)

    以上から、フレーム番号を正確に見ながらフレームずらしをしない限りは、
    ボタン連打でいくつものフレームを動かす場合、最低でも1フレームは足りなくなることは
    考慮に入れた方が無難らしい。


12.実際の編集操作テクニックについて

  ★チャプターを分割するときは、表示させているフレームの手前が分割点になることに注意。

  (1)DVD-VRモード用(=フレーム単位編集)
     コマ送り/コマ戻し、ピクチャーサーチなどを駆使して適切なフレームで
     チャプター分割する。
     不要な画面と必要な画面が混在する場合は、ユーザーの任意でそのフレームを含めるか
     カットするかは選択する。

  (2)DVD-Videoモード用

     フレーム単位編集後に再エンコードする方法か、GOP単位編集のうち
     任意の方法を選択する。

    a.フレーム単位編集後に再エンコード

     DVD-VRモードの要領でフレーム単位編集を行い、レート変換ダビング(R互換機能は"入")を行い
     再エンコードする。若干の映像品質劣化が生じる。(圧縮録画したものを再生しながら再度圧縮録画するため)

    b.GOP単位編集

     GOP構造を考慮した編集を行なう。
     数フレームが欠けるか、不要な数フレームが入る事になるが、映像品質は劣化しない。
     高速ダビングによるDVD-Video化が可能

     実際の操作手順(=チャプター分割点の設定)は、以上これまで説明してきた
     前提条件・記録規格の制限・注意点を考慮して、
     (a)大まかな移動には、ピクチャーサーチ(=Iフレームサーチ移動)
     (b)実際のGOP先頭サーチには、ビットレート表示の切り替わり機能
     を併用するのが妥当。
     (既知の方法として伝わる『14フレーム送り/2フレーム戻し方法』は
      大概は旨くいく場合が多いが、前述のRD旧機種のコマ送り/戻し機能の精度の低さから
      勘違いやミスによる誤設定の可能性も割とある。)

     以下に、CMカットの場合を例に説明する。
     (CMを完全にカットしたいのか、CMが入っても本編を完全に残したいかは個人の好みなので、
      この方法を応用して自分で考えれば対応法は自ずと見つかる。)

      下図で、必要なフレーム(番組本編)を■、不要なフレーム(CM)を□とする

     ◆番組先頭でのCMカット

    →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→再生方向→→→→→→→→→→→→→→
   a b c d                      a'b'c'd'                      a"b"c"d"
   ▽▽▽▽                     ▽▽▽▽                      ▽▽▽▽
・・□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■・・・
    ▲  ↑                       ▲  ↑                        ▲ ↑
    ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム
   ▲              ▲              ▲
   再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭

      [1]リコモンの『表示窓切り替え』でRD本体にビットレートを表示させる。
        (クイックメニューのビットレート表示では視認困難なのでダメ)
      [2]任意の方法(『ピクチャーサーチ』なり通常再生なり)で、a'以前の適当な位置で一時停止
        (c'以後の位置から、Iフレームサーチで動く『ピクチャーサーチ』戻し1段目を利用
         すると便利。因みに動作精度の関係から、d"以後から戻す操作をするのが安全)
      [3]前述の位置から、『フレーム/値変更』送りで、ビットレート表示を見ながら
         数値が変わるまでコマ送りをしていく。
         (戻し開始位置がaa'間なら、理論上15フレーム以内で数値が変わる。※)
      [4]変わったフレームで、画面を見て本編の映像ならそこで『チャプター分割』を押す。
      [5]画面が本編じゃなかったら、[3]〜[4]の要領を同じように繰り返す。

         ※GOPが変わってもたまにビットレートが同じな場合がある。その場合は数値が
          変わらないわけだが、理論上、16フレーム以上コマ送りしてもビットレート値
          が変わらない場合は、すでに次のGOPに入っているので、保険の意味で17〜18
          フレーム目くらいでチャプター分割を行なう。GOPシフト理論(前述6項7項参照)
          の関係で、DVD-Videoモード化すれば同じ結果が得られるので実害(失敗)はない。


     ◆番組終わりでのCMカット

    →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→再生方向→→→→→→→→→→→→→→
   a b c d                      a'b'c'd'                      a"b"c"d"
   ▽▽▽▽                     ▽▽▽▽                      ▽▽▽▽
・・■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□・・・
    ▲  ↑                       ▲  ↑                        ▲ ↑
    ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム
   ▲              ▲              ▲
   再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭

      [1]リコモンの『表示窓切り替え』でRD本体にビットレートを表示させる。
        (クイックメニューのビットレート表示では視認困難なのでダメ)
      [2]任意の方法(『ピクチャーサーチ』なり通常再生なり)で、a'以前の適当な位置で一時停止
        (c'以後の位置から、Iフレームサーチで動く『ピクチャーサーチ』戻し1段目を利用
         すると便利。因みに動作精度の関係から、e"以後から戻す操作をするのが安全)
      [3]前述の位置から、『フレーム/値変更』送りで、ビットレート表示を見ながら
         数値が変わるまでコマ送りをしていく。
         (戻し開始位置がaa'間なら、理論上15フレーム以内で数値が変わる。※前述と同じ注釈を参照)
      [4]変わったフレームで、画面を見て本編の映像ならそこで『チャプター分割』を押す。
      [5]画面が本編じゃなかったら、[3]〜[4]の要領を同じように繰り返す。

     ◆番組途中での分割上の注意

    →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→再生方向→→→→→→→→→→→→→
   a b c d                      a'b'c'd'                      a"b"c"d"
   ▽▽▽▽                     ▽▽▽▽                      ▽▽▽▽
・・□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■・・・
    ▲  ↑                       ▲  ↑                        ▲ ↑
    ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム
   ▲              ▲              ▲
   再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭             再生系本来のGOP先頭

      [1]分割点設定方法は前述と同じ要領。
      [2]ba'間に分割点を設定すると、Videoモード化ではab間に分割点がシフトする。
         (同様に、b'a"間なら、a'b'間へシフト)
      [3]GOP途中に分割点を設定して、それをプレイリスト編集なり、チャプター指定でダビングして
         チャプターをタイトル化したりして、チャプターを連続した形ではなく、分離させた場合、
         分割点がb'a"間だとすると、b'a"間のフレームは全て、前後どちらのチャプターにも含まれる形になる。
         VRモードでは当然見えないが、Videoモードでは現れることになる。
         (例えばc'で分割すると、前のチャプターにはc'a"間が入るし、後ろのチャプターにはb'が入る。)


13.フレーム戻し/GOP戻し(=ピクチャーサーチ戻し1段目)の操作時の留意点

    ※コマ戻しを開始すると、ビットレート表示が[0.0]に一時的に変わる場合がある。
     ビットレート表示への数値表示は、隣のGOPに移動するときに(あるフレームから)、
     その情報を獲得する処理になっている様なので、現在表示している任意のフレーム
     からフレーム値を変更する(=コマ送り/戻しを行なう)と、動いた先のフレームが
     GOP途中の場合、その情報が得られない為、一時的にビットレート表示が[0.0]になる。------→[1]
     (送った場合に、一時的に[0.0]にならないのは、コマ戻しのときとは違い、
      そういう見た目の整合を取れるような内部処理をしているから。)

      下図例で、e'からコマ戻しを始めるとa'に移る時にビットレート表示を更新する。
      それまでは、一時的にビットレート表示が[0.0]になる。
      (逆に、コマ送りの場合、e'からコマ送りすると、b"で次のGOPのビットレート表示を
       更新する。)

    →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→再生方向→→→→→→→→→→→→
   a b c d                      a'b'c'd'                      a"b"c"d"
   ▽▽▽▽                     ▽▽▽▽                      ▽▽▽▽
・・□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■・・・
    ▲  ↑                       ▲  ↑                        ▲ ↑
    ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム                 ▲  Iフレーム
   ▲              ▲              ▲
   再生系本来のGOP先頭           再生系本来のGOP先頭           再生系本来のGOP先頭


     コマ送り同様に、ピクチャーサーチ戻し1段階目の"GOP戻し"(9項参照)
     を行なった場合でも停止したフレーム位置や内部処理の都合で、ビットレート表示
     が[0.0]になる場合が多い。(表示される場合もある。)              ------→[2]

   [1]の場合の対処法
         数フレームのコマ戻しをしていくと、ビットレート表示が現れる(=[0.0]以外になる)
        ところがあるので、そこから逆に数フレーム送ると14フレーム以内に(※2)更にビットレート
        表示が変わるところがある。そこがGOP先頭になる。
        (前図例だと、d'から戻すとa'かそれより前で、表示が0.0から変わる。
         そこからまた数フレーム送ると、ビットレートが変わる位置がb'という事になる。)
        従って、そこが目的のGOPなら(←映像で判断する)でキャプチャー分割をする。
        仮に数フレームその位置が食い込んでいても、GOP単位編集という観点で考えれば実用上問題ない。
        (理由は、前図例で、b'〜a"間でチャプター分割しても結局はDVD-Video化で分割点はa'b'間に
         動くことになるから。)

        (※2)から15フレーム送ってもビットレート表示が変わらなかったら、そこはたまたま同じ割付
        ビットレートのGOPが連続している場合なので、そこが目的のGOPなら(←映像で判断する)
        キャプチャー分割をする。
        (前図例だと、たまたまbに止まっていて15コマ動かしてb'にまで来たが、ビットレート値が
         変わらなかった例。dから開始してd'で分割しても同様の結果になる。)


   [2]の場合の対処法
         止まっている位置でコマ送りの1回目を押すと、ビットレート表示が現れるが、
        映像も変わって(=GOP先頭)その位置が目的の位置なら、そこでチャプター分割を行なう。
        (前図例だと、a'あるいはa'-1近辺に止まっていて1回目のコマ送りでb'に動いた例)
        目的の映像ではなかったら、更にコマ送りを進め、14フレーム以内(前述※2参照)でビットレート
        表示が変わり(=GOP先頭)かつ映像が目的の位置だったら、そこでチャプター分割を行なう。
        (前図例だと、cに止まっていて1回目のコマ送りでdに動いたが、そこからb'まで送った例)


●参考リンク集
・東芝RDシリーズ(HDD&DVDレコーダー)簡易FAQ(Q&A)東芝RDシリーズ 『DVD互換(R互換)モード機能』とは東芝RDシリーズ 二ヶ国語放送を録音する場合の設定東芝RDシリーズ GOPシフトモードについて
・東芝DVDレコーダー公式HP:http://www3.toshiba.co.jp/dvd/j/
・価格.com 東芝DVDレコーダー:http://www.kakaku.com/sku/Price/202780.htm
・2ch AV機器板:http://hobby5.2ch.net/av/
・はじめてのRD:http://ww2.tiki.ne.jp/~props/rdx1b.html
・RD研究:http://ww2.tiki.ne.jp/~props/rdx1.html
・RD-Style FAQ:http://rd-style.s16.xrea.com/用語集

〜以上〜