「翼」
〜エピローグ、のそのまた後(笑)〜
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学校からの帰り道、オレは一大決心をする。
決めるっ!
今夜こそは絶対!
今まで毎晩同じようなコト言ってたかもしれないけど
今夜こそはホントに絶対に間違いなく決めるっ!
さもないと・・・オレはどうにかなっちまいそうだ。ってゆーか少しもうどうかなってるかも。
恵理子さんと暮らし始めてはや1ヶ月近く。
人もうらやむ相思相愛の若いカップルが一つ屋根のしたで寝食を共にしながら・・・
なぁ〜んにもないのである。
・・・あー・・・いや、キスだけは・・・したけど・・・
キスだけだぞ!?信じられるか!?
悶々と眠れぬ夜を過ごし続けた1ヶ月。
オレだってただ手をこまねいていたワケじゃない。
毎晩のようにそれとな〜く誘ってみても
なんかまだそーゆーニュアンスが伝わらないらしく
それでは、とかなり露骨に迫ったこともしばしばあったのだが
なんて言うか・・・
その都度スルリとかわされてしまうのだ。
さすが元・天使。
まあそーゆー部分に潔癖な所があるのも致し方ないのかもしれないが・・・
だが!しかし!
今は人間としてオレの部屋に同居している以上
人間としてのオレの欲望に素直に応えてもらいたいのである!
ぶっちゃけた話、オレだってHしたいんだってば!
これじゃ蛇の生殺しだっての!
・・・ひょっとして「結婚するまでダメ」とか言われちゃったらどうしよう・・・
イヤイヤイヤイヤイヤ!!
そんな弱気でどーするオレ!
今日こそはビシッと!バシッと!
決めるっ!!
固い決意を胸に秘め、部屋のドアをっ!今っ!開けるっ!
「・・・ただいま〜」
ドアを開けると若干テンションが下がる。
恵理子さんいるし。
「あ・・・お帰りなさい・・・」
・・・あれ?なんか・・・
「ねえ・・・どこか具合でも悪い?」
「ええ・・・始まったんです・・・生理」
ぐわ。
ひゅるるるる〜・・・ポン!とオレの決意がしぼんでいった。
「あ・・・あ、あ・・・そうなのぉ?」
「はい。初めてなのですが・・・結構ツライんですね」
そーいやオレんとこ来てからソレっぽい様子なかったし
天使でいる間は縁がないモノだろうから・・・
じゃ、ナニかお赤飯か?
などとバカなこと考えてる場合じゃないな。
恵理子さんの顔色、マジで悪いや。
しかしその割りに表情が・・・
「・・なんか、嬉しそうに見えるんですけど?」
「だって・・・ちゃんと人間の女性の肉体なんだ、ってわかりましたから」
そういうと、オレの体にもたれかかってくる。
「今まで、ごめんなさい」
「え?ナニが?」
「カズくんの求めに応えられなくて。今まで、自信がなかったんです。
ちゃんとカズくんとSEXできる体なのかどうか・・・ちゃんとした人間の肉体なのか自信がなくて。
でも、大丈夫だったみたいですね。これでカズくんと愛しあえるって思ったら、なんだか嬉しくて」
・・・そうか。そうだったんだ。恵理子さんも、悩んでたんだな。
拒絶されてきた理由がわかって、かえってさらに恵理子さんをいとおしく感じる。
抱き寄せて口付ける。
「ん・・・ふ・・・あの・・・」
「・・・ナニ?」
「その・・・終わってからで、いいですよね?」
「あ、あははは、と、トーゼンだよねっ!」
はあ・・・ま、いっか。
精神的には、なんか落ち着いたから。
肉体的には・・・もうちょっと、我慢。
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「じゃ、行ってきま〜す」
「は〜い、行ってらっしゃ〜い・・・あ、カズくん?」
「ん?」
「私、生理終わりましたから、今夜はSEXしましょうね!」
「どわぁ〜っ!?朝っぱらから玄関先でナニを言ってるんですかぁっ!」
「あ、こういうコトって・・・隠すんでしたっけ?」
キョロキョロ・・・周囲に人影・・・なし。
「恵理子さ〜ん・・・こんなやり取り他の人に聞かれたらオレこのアパートもう住めないよう」
「そんなに恥ずかしいコトなんですか?」
「・・・割りと・・・」
「じゃ、もう他の人には黙ってますね」
「・・・もう?・・・もう、って・・・誰かに・・・話したの?」
「えっと、隣の村井さんと1階の吉田さんにお話しました」
「・・・なんて?・・・」
「生理が終わったら、カズくんとSEXするんですよって・・・ダメでした?」
「・・・行って来ま〜す・・・」
悪気はない。悪気はないんだ。
ううう・・・もうちょっと色々、覚えてもらわなければ・・・
学校に着くと響子にいきなり背中を叩かれる。
「おはよっ!・・・ナニ?疲れた顔して?」
「あー、そう?・・・いや、ま、たいしたコトじゃないよ・・・」
「・・・ハハン」
「なんだよ」
「ま、程ほどにしなさいよね、大会も近いんだから」
「・・・は?」
「やーねー、んなコト女の子に言わせないでしょフツー」
「ナニを!?」
「しらばっくれちゃってぇ・・・恵理子さんでしょ?同棲してるんじゃ、抑え効かないのもわかるけど」
「んがぁ〜っ!!違う!大体、オレはこれでも抑えまくってるんだよ!」
「あら・・・じゃ・・・恵理子さんて・・・見かけによらないのね」
「違う!!・・・もういいよ。余計疲れた・・・」
「あ、待ちなさいよぅ」
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帰ってはきたが・・・何故かドアを開けるのが恐ろしい。
「・・・ただいま〜・・・」
「あ、お帰りなさ〜い」
パタパタとスリッパの音がして、恵理子さんが玄関に・・・
「だあぁっ!?な、ななな・・・」
「あ、おかしいですか?」
は、裸エプロン・・・
「こういうカッコだと、男性が喜ぶって聞いたんですけど・・・どこか違うのかしら?」
そういってクルリと回って自分の全身を見回す。
ああ、お尻とかもう・・・くぅ〜っ!!
しかし・・・嬉しいけど・・・すげー複雑・・・
「誰からそんなコト聞いたんですか・・・」
「あ、静香さんが教えてくれたんですよ。この間道でばったり会って、お話してたら・・・」
アイツめ〜・・・余計なコトを・・・
いや、半分は感謝してるけど・・・
「とにかく・・・その、ナニか着てください・・・」
「え?でも、どうせまた脱ぐんじゃないんですか?」
「食事とか!TV見るとか!その・・・まだ色々することあるでしょ!?その間ずっとそのカッコ!?」
「ああ!わかりました!」
ぽん、と胸の前で手を叩く。
くわ・・・
自然と「寄せ上げ」状態になってギュッと胸が・・・こぼれ落ちそう・・・
「・・・わかってもらえました?」
「だんだん脱いでいくんですね?」
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それからはもう彼女の好きなようにしてもらった。
玄関で思いついた通り
何かコトあるごとに一枚、また一枚と彼女の着衣は脱ぎ捨てられ
二人でTVを見ている頃には再び裸エプロンになっていた。
・・・いや、TV見てるのは恵理子さんだけか。
この状況で平然とTVなんか見てられるか?
やがて番組が終わるとパッと恵理子さんが立ち上がる。
「じゃ、私お風呂はいりますね」
そう言って、最後の一枚・・・エプロンをはらりと足元に落とす。
ゴクリ
思わず唾を飲み込む。
眼がその姿に釘付けになって離れない。
・・・綺麗だ・・・
・・・いわゆる着やせするタイプだったんだなぁ・・・
とても手には収まりそうにない豊かに盛り上がった乳房
ツンと上向いたその頂きには綺麗なピンク色の小振りの乳首
贅肉のまったくない滑らかなお腹
キュッと引き締まったウェスト
盛り上がった張りのあるヒップ
そして、裂け目が伺えるような控えめな茂み。
「あの・・・どこかおかしいですか、私のカラダ?」
「いや・・・スゴイよ・・・すごく素敵だ・・・」
オレも急いで立ち上がると服を脱ぎはじめる。
「あ、お風呂が先じゃないんですか?」
「も、もう止まれないよっ!」
「そうですか?それでは・・・」
全部脱ぎ終わったオレに彼女がペコリと頭を下げる。
「ヨロシクお願いします!」
「あ・・・は、はいこちらこそ・・・」
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抱きしめて長く情熱的なキスを繰り返す。
「ん、ふぅ・・・んん・・・ぷはっ」
息が苦しくなると、水泳の息継ぎのように唇を離すが
またすぐ互いの舌を吸いあうように口付ける。
ゆるく開かれた彼女の足の間に太ももを割り込ませ
ぐっ、ぐっと押し付ける。
同時に、熱くなったオレの欲望を彼女の腹にずりずりと擦りつける。
右手はヒップを開いたり閉じたりし
左手はオレの胸でひしゃげた乳房を
乳首がオレの胸で擦れるように回している。
「これが・・・ああ・・・気持ちいいって・・・ああ・・・ホントに・・・アウン!」
オレの太ももに彼女がこぼした雫を感じ始める。
「ああ・・・アタシ・・・なにか・・・出ちゃいました・・・」
「いいんだよ・・・もっと、出してごらんよ」
「ああ・・・止まら、ないっ・・・あぅ・・・んんぅ」
やがてくず折れそうになった彼女を支え
一緒に風呂に入る事にした。
狭い湯船に彼女を後ろ向きにオレの前に座らせる。
重力の枷から解き放たれた乳房を
両手でタプタプと挟むようにして弄ぶ。
「あん・・・のぼせちゃいそう・・・」
反り返ったモノを無理やり押し下げて、彼女の尻の下に滑り込ませる。
「あ・・・?コレが・・・ああ・・・」
「そうだよ・・・でも・・・まだ、だからね」
「あの・・・私は・・・う・・・ナニをすれば・・・いい、ですか?」
「もっと感じて・・・気持ちよくなって欲しい・・・」
「アタシも・・・うっ!・・・カズくんに・・・気持ち、よく・・・なってほし、いっ!あうっ!」
彼女の裂け目に指を這わせる。
風呂の湯とは違った感触の液体が溢れている。
尻の下から覗いているオレの先っちょをつまむと
花びらに擦りつける用に左右に動かす。
「あうっ!?くっ!・・・んんんっ!」
狭い風呂場に声が反響する。
叫びだしそうになるのを下唇を噛んでこらえているようだ。
「んっ、んっ、んっ、んっ・・・」
首を伸ばし、彼女の首を傾けて唇を奪う。
同時に、動きを早めていく。
「んんんんっ!んんんんっ!」
オレの口の中で封じ込められている彼女の叫びを
いきなり唇を離し、開放する。
「んはあぁっ!!はああぁっ!!ああっ!!」
もう、ブレーキをかけるコトも忘れたように
叫び、身もだえ、自らの指までも使って乱れていく。
ココで・・・行くとこまで行っちまうか?
・・・いや・・・ココじゃのぼせちまうな。
手を止めて立ち上がると、彼女のカラダを引っ張り上げ
湯船の縁に腰掛けさせる。
荒い息をついて力なくうなだれている彼女の太腿を開くと
その間にしゃがみ込む。
濡れそぼった薄い陰毛の下に開いた花びらは
すっかり充血してひくついている。
「はあ・・はあ・・どう・・ですか・・私・・はあ・・おかしく・・ない・・ですか?・・」
「それは・・・これから確かめるよ」
ゆっくりと顔を近づけ、尖らせた舌の先で突付いてみる。
「あっ・・うっ・・んんっ!」
犬のように舌を口から出し入れして、まずは花びらを舌先で叩く。
そしてゆっくりと上がっていき・・・
「んああっ!!」
膨れ上がった陰核に舌先が届き、彼女の唸り声がまた叫びに変わる。
「はあっ!ああっ!はあっ!ああっ!」
舐めあげて敏感な部分を露出させ、更に舌で突付くと
彼女がオレの頭を掴んで、股間に押し付ける。
「!!!・・・!!!!!!」
全身を震わせ、声にならない叫びをあげると
股の間のオレの頭を倒れるようになりながらを抱きかかえる。
そして、ぐったりとして湯船の縁からずるずると滑り落ちそうになる。
慌てて彼女の体を支え、抱きとめて洗い場に横たわらせる。
「はあ・・はあ・・今・・私・・どう・・したん・・はあ・・ですか・・?・・」
「今のが、イクってコト」
「あ・・はあ・・でも・・」
チラリとオレの股間に目をやる。
「カズくんは・・・イって・・ないんですか・・・」
「それは、これからベッドでね。イクときは・・・恵理子さんの中でイキたいから」
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足元のおぼつかない恵理子さんを抱きかかえてベッドまで運ぶ。
ベッドに倒れこむと、そのまま体中にキス。
「ああ・・・私も・・・私も・・・」
そう言うと体の位置を変え、彼女もオレの体に唇を寄せる。
濡れたままの二人の体がくねくねと絡み合い
再び官能が高まっていく・・・
もう、いいか。オレももうなんか限界だし。
彼女の脚を広げ、その間に位置を取ると
そそり立つ物に手を添え、充分に濡れた裂け目にあてがう。
「痛かったら、言ってくださいね」
「はい・・・でも・・・痛くても、我慢しますから・・・最後まで、して下さいね・・・」
「・・・いきます」
「はい・・・お願いします」
ゆっくりと、進んでいく。
先端が粘液に濡れた熱い肉の壁を押し開いてゆく・・・
その感触だけで、オレの中がとてつもなく高まっていく。
「ん・・・ふ・・・」
「く・・・うお・・・」
ヤバイ。先っちょがちょっと入っただけなのに
ゆっくりしてたら果ててしまいそうなほどの快感。
「ううっ・・・い、いきますよっ!」
悪いとは思ったが、ぐいっと一気に腰を送り込む。
先端が抵抗を突破する感触。
「んうっ!・・い・・たいっ・・ですっ・・」
「ごめんっ!・・ううっ・・くうっ!」
きつい肉ひだの隙間を滑りに助けられ奥へと掻き分けていく。
進むたびに送り込まれる快感に、一気に登りつめそうになるのを必死でこらえる。
ぎちゅ・・ぎちゅ・・
ゆっくりと彼女の中に埋め込んでいき
行き止まりまで押し込むと
ちょうどオレも根元まで飲み込まれる。
ぐりぐりと腰をゆすり
恥骨で彼女の柔らかな丘を苛む。
「うっ・・私の中・・気持ち、いい・・ですか?」
「ううっ・・・うんっ・・スゴイ・・・気持ちいいよっ!・・こんな・・・に・・・いいなんて・・・」
「ああ・・・嬉しい・・私・・・カズくんと・・・ああ・・・ああ・・・私も・・ああっ!」
「ああ・・恵理子さん・・いいよ・・・スゴク・・・」
「イヤ・・・エリって・・・エリって呼んで・・・」
「うん・・・エリ・・・もう・・・オレッ!」
「ああ・・・いいの・・・気持ちいいっ!あああっ!来てっ!・・・」
「うううううううっ!!」
うめきながら腰をゆっくり前後に動かす。
快感が更に高まり、頭の中が真っ白になっていく・・・
「エリッ!好きだよっ!んんっ!!」
「あっ・・ああっ・・あああっ・・あああああああっ!!」
とっくに果てていてもおかしくないほどの快感を感じているのに
さらにオレは昇っていく。
動きはますます速くなり、何時の間にかエリも腰を振りはじめ
抱きしめあったまま繋がった部分を打ちつけあい・・・
「んああああああああっ!!!」
全身が弾けるような絶頂感とともに
二人の叫び声がシンクロしていくのを
遠ざかる意識の底で聞いていた。
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そして1週間。
オレ達は毎晩愛しあい、求め合った。
どちらかと言えば、エリのほうが積極的かもしれない。
「エリがこんなにHだとは思わなかったなぁ」
「そんなコトないですぅ」
「そうかあ?今だって結構Hだったよ?」
「だって・・・カズくん求めてたのにずっと待たせちゃったし・・・」
オレに手を伸ばすと
そっと掌に包んで愛撫を始める。
「与えるだけじゃなくて、求めるのも愛情表現なんですよ?」
「じゃ、愛情には愛情を持って応えなきゃね」
「きゃ♪」
〜End〜