淀長フォーエバー6

先週、日曜洋画劇場で「ライフ・イズ・ビューティフル」やってましたね。いい映画でした。母親と子供が再会する感動のラスト・シーン。涙、涙。しかしその感動の余韻をかき消すかのように、CMなしで間髪いれず次週の「アナコンダ」の予告が…。やれやれ、日曜洋画もすっかり無粋な番組になってしまったようです。あぁ淀長さんがいてくれれば…。ていうか、せめてCM挿めよ!テレ朝!
それと日曜名物のちゃ〜ら〜ら〜♪の暗い音楽に乗って流れるスタッフ・クレジットもいつのまにか無くなってしまってますね。

 

第6回作品 ブルーサンダー(1989年10月2日放送)

 

はい、みなさんこんばんは。今日の映画は「ブルーサンダー」。ブルーサンダー…何でしょうね。これは超能力のヘリコプターなんですね。そういうようなことよりも、今日の作品は、映画、映画とはこれだ!本当に映画とはこれだ!という作品でございます。さあ今日のスターは、いい役者が揃っていますけど、一番の主役はこのブルーサンダーですね。ブルーサンダーとは何でしょう。さっきも言いましたように、超能力のヘリコプター。しかし、このヘリコプターがどんなヘリコプターか、ご覧になったらびっくりなさいますよ。もうビルディングすれすれすれすれに飛ぶか思うと、橋下もくぐるんですよ。しかもこのヘリコプターはビルディングの中の会話までちゃんとキャッチできるんです。しかも遠く下に歩いている人の姿もキャッチできるんです。そういう凄いキャッチできる機械があるんですね。そういうヘリコプターが、いったいこの映画でどんなこのとをするか。さあ、その空中回転、あるいはもうスピード、スピード、スピード、もう自由自在。みなさんスターの、よくカーチェイスご覧になるでしょう。車、車、車。この映画はまるで、そのヘリコプターの競走ですね。悪いヘリコプター、良いヘリコプター、それが空中を走って、走って、走って、上あがったり、下行ったりする。これは7名か8名くらいのキャメラマンで撮ってるそうですけど、とっても普通には撮れない、凄い作品です。このブルーサンダー、ブルーサンダー、ブルーサンダー、この特技をじっくりご覧なさい。しかもこの主役がロイ・シャイダー。「オール・ザット・ジャズ」の、あのロイ・シャイダー。それに共演しているのがマルコム・マクドウェル。これはまた「If もしも…」の粋な粋な俳優ですね。その他まだウォーレン・オーツ、「デリンジャー」の、あれが出てますね。その他可愛い、ロイ・シャイダーの、そうですね、助手になるのにダニエル・スターンという可愛い、「ハンナとその姉妹」に出てくる新人が出ました。というわけでこの映画、役者もいいですが、監督がジョン・バダム。あの、みなさんご存知ですか、「サタデーナイト・フィーバー」、ダンスのいい映画ありましたね。あの名監督が、この飛行機の映画を、このヘリの映画を見事に操って、見事な作品にしております。これは1983(いっせんきゅうひゃくはちじゅうさん)年度の、アメリカで大注目の作品です。みなさん、じっくりご覧ください。あとでまた会いましょうね。

はい、いかがでしたか。この映画のキャメラのリーダー、キャメラの監督はジョン・アロンゾですね。ジョン・アロンゾは「未知との遭遇」よかったですねぇ。やっぱりさすがに名手ですね。それからこの映画の主役のロイ・シャイダー。あの人、面白い顔でしょう。実はあの人は拳闘やりましてね、拳闘家なろうと思った。ところが鼻をつぶされてね、変な顔になったんです、少し。ところが、かえってその顔が個性が出来て、ニューヨークの舞台で有名になって、映画に入りました。「オール・ザット・ジャズ」よかったねぇ、「ジョーズ」よかったですね。それからもう一人、あの上司になった人ありましたね。あれウォーレン・オーツいいましてね、ウォーレン・オーツはこの映画の時ちょうど53歳、この映画で亡くなっちゃったの、この映画の後で。けれども立派な演技でしたね。というわけで今日は、キャメラすごいけれども、この二人の男の感覚と、もう一人の男の感覚、男の感覚がずいぶんよく出ましたな。はい、もう時間きました。

それでは次週をご期待ください。

サヨナラ、サヨナラ、サ・ヨ・ナ・ラ

声の出演:羽佐間道夫(ロイ・シャイダー)
坂口芳貞(ウォーレン・オーツ)
堀 勝之祐(M.マクドウェル)

 

(2001年1月27日)

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