タイトルにも“サイコ”とあるように、有名なシャワー室での殺人をイメージしたイラストですね。劇中にシャワー室のシーンは、あるにはあるんですが…コレとはだいぶ様子がちがいます。72年製作の怪しげなサスペンス。主演は「マニトウ」でおなじみのスーザン・ストラスバーグ。夫を事故で亡くしたスーザンは、精神病院に入院歴のある姉のところへ身を寄せるが、彼女に毎日抗精神薬を飲まされ、幻覚を見るようになる。やがて死んだはずの夫の姿が…。このままスーザンは姉に狂死させられてしまうのか…と思いきや、実はすべては姉を狂死させようとしたスーザンの仕組んだ罠だったという…なんだかよくわからない話。“サイコ・シスターズ”(これが原題)と言うよりは、“どうかしちゃってる姉妹”と言った方がピッタリ。演出も稚拙で泣けてくる珍作。死んだはずの夫を演じたシドニー・チャップリンは、名前のとおりチャーリー・チャップリンの息子。こんなのに出てるのを見て、親父さん(当時存命中)はどう思ったでしょうか…?
(1972年 レジナルド・ルボルグ監督 東芝ビデオ)

 (2002年12月14日)

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