
| なかなかポップなイラストですな。真ん中で仁王立ちしているのが悪魔のようです。よく見ると左手がありません。この呪われた悪魔の左手を、考古学者がメキシコの洞窟で発見、持ち帰ったことから大変な事態になってきます。この悪魔の左手は、古谷三敏の“手っちゃん”のようにピョコピョコと歩き回り(これが意外に良く出来てる)健全な人間の左手に乗り移ってしまうのです。乗り移られた人間は結局死んでしまうのですが、死ぬ瞬間にドアにはさまれたり、列車に轢かれたりして、左手だけは生き延びていきます(このへん「ヒドゥン」みたい)。邦題どおり“手首切断!”が最大の見所であります。しかし“ゾンビノイド”って一体…? まぁ原題は“DEMONOIDO”だし、どっちもどっちでしょうか…。主役の考古学者の妻を演じるのがサマンサ・エッガー。「コレクター」でテレンス・スタンプに監禁される女性を熱演、その年のカンヌ映画祭女優賞を受賞したほどのお方ですが、その後はクローネンバーグの「ザ・ブルード」など、B級作品で活躍されました。全体的に退屈な作品ですが、ときどき“おぉっ”と思わせるカットもあったりして、妙に印象には残ります。そういう映画を撮った監督は後に頭角を現したりするのですが、この作品の監督“アルフレッド・ザカリアス”…聞いたことおまへんな(ちなみに押し入れコーナーで紹介した「ビーズ殺人蜂!大襲来」はこの人の監督作品)。。(1982年 アルフレッド・ザカリアス監督 東映ビデオ) |
(2002年4月21日) 次のページへ プログラムへ トップページへ