誰もが一度は見かけたことのある、中古ビデオ屋の常連作品。そのタイトルから、うら若き処女が狂信集団によって生贄として悪魔に差し出される…といった話を連想してしまいますが、実はぜんぜんちがいます。悪魔が人間の姿をして生活していて、戦争、ナチスなどその時代その時代の災いの中心を担っていた、というちょっと「オーメン」的なオカルト映画であります。主人公の女医さんが、最後この悪魔を退治するために、彼を車ではねて拉致し、手術台に縛り付け、心臓を掴み出すという、悪魔も真っ青の荒業を見せてくれます。パッケージのイラストはこのクライマックスの場面だったわけです。“祭壇”とはつまり“手術台”のことだったんですね。いや〜、ひねってますな。事件を捜査する刑事を演じていた俳優、どっかで見た人だなぁと思っていたら、あの「ナイトメアー・ワックス」で主役を演じたキャメロン・ミッチェルさんでした。素人俳優の中でひとり存在感を見せてくれてました。(1980年 トム・マッゴーワン監督 東映ビデオ)

 (2001年12月10日)

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