漆器の作り方
漆器の行程は大きく分けると、木地(素地)を造る木地師(木地屋)の仕事と
漆を塗る塗屋(ぬしやと読みます)の仕事の分業になります
木地師(木地屋)の仕事は木地(素地)造り
| 1.木取り | 木取りには、2種類の方法があります。縦木取り(木口取り)と横木取り(板目取り)です。横木はお盆など大きいものを取るときに使います。木を横にしてスライスして板を取ります。その板に、丸を書いて切ります。これが横木取りになります。特徴は同じ径の丸太で大きい物がとれ、価格が安いのですが、狂いが大きいことが欠点です。縦木取りはお椀や茶筒など小さくて狂いの少ない物を取るとき使います。立っている木を横に切って、薄い切り株状のものを造ります。それに丸を書いて切ります。これが縦木取りです。特徴は、狂いが少ないので、蓋物や使用条件の過酷なお椀などに向いています。欠点は、同じ径なら小さい物しかとれないので価格が高くなります。どちらの取り方でも、節、芯、割れ、腐れなどを入れないようにします | 写真工事中 |
| 2.荒挽き | 仕上がる形より、もう少し肉をつけて削る事を言います。この事で、体積を減らして表面積がふえるので乾燥が早くなり狂いがでやすくなります。 | 写真工事中 |
| 3.乾燥 | 狂わないように、含水率を11パーセント位まで落とします。また。ここで狂いを出して製品になったときに狂わないようにします。 | 写真工事中 |
| 4.仕上げ挽き | 狂いを取りながら、仕上がりの形に削ります。ここでは、昔ながら仁、棒かんなを使って削ります。刃物は自分で使いやすい物を自分で鍛冶屋をしてたたいて造ります。そのため、他人の道具は使えませんし、その人その人の刃物の型は全て違います。 | 写真工事中 |
| 5.みがき | サンドペーパーを使って磨きます。昔は、ペーパーの変わりに木賊(とくさ)を乾燥した物を束ねて使いました。私も、5年前ぐらいまでは使っていました。漆の塗り方によってみがきの荒さも変えます。 | 写真工事中 |
| 6.完成 | この状態でぬしやさんの所に行きます。下地(漆ととのこを練ったパテを塗ること)をしない塗り方をする物は、木地の形が表に出てしまうので大変です。 | 写真工事中 |