AMDのK7も発表になったことだし、K6-Vの値段も下がってきたので、秋葉原Sofmapをのぞき、CPUクーラーと一緒に買っても3万円いないで収まることを確認して購入。
AMD K6-V450が24799円。クーラーはソケット370用でK6-Vにも使えると書いてあったので、HN-S370-S7という台湾製を購入。2199円。合わせて26998円。消費税が1349円。
休日なので、焦ることなく余裕を持ってCPUを交換。
ディップスイッチも指定通りにし、スイッチを入れると画面に「K6-3」の文字が出て問題なく起動。
ケースにリセットスイッチがついていないのが不満だったので、ケースだけ買い換えようかな、などと思っていたが、これまで使っていたK6-U450が余るので、これを使って一台作れるなあ、などと考える。欲しい人がいれば、中古部品をかき集めて格安で作ってあげるのだが。
K6-Vを買った日に、CD-Rが思っていたより安いことを知り、欲しくなってしまい、とうとう買う。
何しろ、Visual Basicで作ったソフトは、人にあげようと思うと、ランタイムだけでフロッピー2枚になってしまうので、フロッピーでの配布は不便。みんながMOを使っていれば楽なのだがまだ普及していない。CD-Rならメディアが一枚200円しないのが魅力。
LogitecのSCSIボードを持っているので相性を考えて同じメーカーにする。LCW-RW8146SK。32999円。
帰りの電車の中でよくよく箱を見ると、ほかのCD-Rと違って、音源ボードに接続するコードが入っていない。マニュアルを見たら、なんと、内部での接続はできず、外のベッドフォン用のジャックから聞くだけだという。ほかにCD-ROMドライブを持たず、これ一台で済ませようという人が買ったらがっかりするだろう。こういうことは目立つようにはっきり箱に書いておいて欲しい。
帰宅してさっそく5インチベイに増設。これで、二つの5インチベイはCD-ROMドライブとCD-RW、二つの3.5インチベイはフロッピー・ディスク・ドライブとMOドライブで埋まり、内蔵HD用ベイも二つとも6・3GBと4・3GBのハード・ディスクが入れてあったので、すべてが埋まる。
起動してみると、SCSI接続のCD-RWの方が早い番号になり、二つのHDに次いでE:\になっている。
2枚組のCD-ROMのソフトがあるので、それを一枚ずつ入れてみると、思った通り、途中で入れ替えることなく使うことができる。ラッキーと思ったら、突然リセットがかかり、再起動し始めた。
何事かと思って画面を見ていると、一向にWindows98の画面までたどり着かない。
リセットを繰り返し、safeモードも試してみたが、だめ。最後には、電源スイッチを押しても電源を切ることができなくなり、慌ててコンセントを抜く。
下手にいじってさらに状態が悪くなると困るのでもう寝てしまうことにした。
昨日の異常の原因を解明すべく、電源スイッチを入れてみると、何と、Windows98の画面がいつも通りに現れた! と思ったらまたリセットがかかり、正常に起動しなくなり、昨日同様、電源スイッチも無効になる。
ケースを開け、むき出しにして、ケーブルの接続を確認するが、どれもみなちゃんと差し込んである。
もしやCPUが動いていないのではないかと思ってクーラーのヒートシンクに触れてみるとものすごく熱い。ちゃんと動いているらしい。
考えてみると、先週あたりからHDの音が大きくなったような気がする。これはきっと2台のうちの1台、それも起動用のHDがクラッシュしたに違いないと思って地元のC-YOUという店へHDを買いに行く。8・4GBで17000円。HDの安くなるのには驚くばかり。
家に帰り、2台のHDをはずし、新しいHDだけをつないでフロッピーで起動し、fdisk。これはクリア。ところが、リセットしてフォーマットというのができない。RAMに仮想ディスクを作ったところで、必ず「有効なCOMMAND.COMのパスを指定しろ」という内容のメッセージが出てくる。
何度やっても同じ。CPUはちゃんと動いていてヒートシンクは熱い……あれっ! 何と、クーラーのファンが回っていない!
一度電源を切り、もう一度入れてみたが、やはり回っていない。何のことはない、クーラーの故障が原因で過熱暴走の状態になっていたのだった。
取り付けて三日目で故障というのは初期不良の範囲だろうと思ってSofmapに電話すると、持ってくれば交換してくれるという。
土日の秋葉原は混んでいるので行きたくないが、地元の店ではクーラーは売っていないのでやむを得ず、翌日行くことにする。
とりあえず、CPUをK6-Uに戻す。異常なく動く。
午後、秋葉原へ。思ったよりは簡単に改札を出られた。
クーラーを買った、1号店5階のレジへ行き、事情を話すと、7階のサポート・コーナーへ持っていってくれという。
7階には修理依頼の客がいたのでしばらく待ち、係りの人に事情を話すと、住所と氏名を書いてくれと紙を渡され、それに記入すると、在庫を確認するという。しばし待たされた後、店員が言うには、同じものがないので返金するという。そしてそこで記入した紙とレシートを持って5階のレジへ行ってくれと言う。
おとなしく5階レジへ行くと、また住所・電話番号・氏名を書かされ、2199円と消費税分を返金して貰った。
お金が戻ってきたのはいいが、クーラーがないのは困る。しかし、その売場にあるクーラーをみると、K6-Vに対応しているかどうかはっきりしないものばかりで、下手なものを買ってまた異常が発生しては困るので、Sofmapで買うのはあきらめて裏通りを歩いてみる。
結局、パソコンシティーでK6-V用と明記してあった「WiNDy K6-V」を購入。3280円。
家に帰り、またCPUをK6-Vに取り替え、クーラーをつける。クーラーは留め金が少しかかりににく手間がかかったが、つけてしまえばぴたりとCPUに合う。
これで一件落着かと思うとそうではない。新しく買ってきた8・5GBのHDがある。
しょうがないので、D:に割り当てていた4・3GBのHDと入れ替えることにする。
フォーマットして中身をコピーし、D:ドライブは容量が一挙倍増! HDの故障かと思ったのは単なる勘違いだったので……。
CPUばかりか、HDまで余分なのでできてしまい、ますます、中古パーツで一台作ってしまいたくなったのであった。
これは別に、Sofmapやクーラーのメーカーへの不満があって書いたわけではない。
Somapほどの大きな店になれば、何事もマニュアル通りに処理しなくては営業していけないのだろう。
私の印象では、Sofmapは際立って安い、ということはないが、パソコン雑誌では得られないような知識を持っている店員もいて、頼りになる。私は、売るのも買うのもたいていSofmapを利用している。
クーラーも初期不良だったのはがっかりだったが、性能そのものは満足できるものだった。ヒートシンクがものすごく熱くなっていたことからも、熱伝導率の高い素材を使っていることが分かる。
そもそも、私は、初期不良に腹が立つ、ということはない。機械を使って大量生産している以上、不良品が一定の割合でできてしまうのはしかたがないことだ。日本のメーカーの製品でも、CD-ROMドライブやメモリーでの初期不良を経験している。COMPAQのノートパソコンでは、キーボードの故障もHDのクラッシュも経験している。確かに故障は困るが、完全になくすことなどできることではない。
もちろんメーカーだって、できるだけ不良品は作らないようにしているだろうし、出荷前に検査だってしているだろうが、輸送途中で何か大きな衝撃を受けるようなことがあったのかもしれない。
今回のトラブルは、異常が発生したら、クーラーが正常に動いているかどうかチェックすべし、という教訓を与えてくれた。ヒートシンクが非常に熱くなっているのに気づいた時点で察知すべきだったのだ。すぐに気づけば、新しいHDを買って17000円ものお金を使ったりせずに済んだのだ。
何事も経験ではあるが、できれば時間とお金を無駄にせずに経験を積みたいものだ。
1999.7.26