高校生時代

高等部に進んで大学進学に向かって本格的に勉強が始まった。自分は緊張感を持って勉強し、先生方にもその方向で教えてもらった。時々、疲労と危機感からくじけそうになることがあったけれど、初めて歩けた時のことをその都度思い出し、こんなことでくじけていてはいけないと思いまた頑張ることが出来た。
そうしていると3年生になり、一層緊張感も増していった。大学も1校に絞り、自分自身また気合いを入れ直して頑張った。僕はその1校である京都短期大学の推薦入試を受けることになり、入試の日を迎えた。試験は今まで頑張ってきた物を出せたと思った。結果は通知で来るのだが、来るまでは心配で夜も寝られなかった。合否通知が来る日、学校から帰ると郵便物が来ていた。家に入って見てみると合否通知でさっそく開けてみた。すると「合格」の2文字が僕の目に入ってきた。それを見た途端熱い物が込み上げてきて、「やった!」とガッツポーズをしていた。この喜びを早く伝えたいと思い、いても立ってもいられなくなり、父と母と姉の職場へそれぞれ電話をかけ、最後に担任の先生へかけた。みんな喜んでくれ、母は涙を流して喜んでくれた。今までのことを思い出し、訓練・勉強共に厳しかったけど頑張ってきて本当に良かったと思った。
合格後ももっと知識を身に付けるため勉強を続け、そうしていると3学期も終わり卒業式を迎えた。12年間という長い間通ってきた学校とももうこれで最後かと思うと複雑な気持ちだった。今まで小学部、中学部と卒業しても、またこの学校に来れていたためである。自分はこの学校で勉強はもちろん、人間性に至るまでたくさんのことを教わった。式も終わり、帰りの車の中で涙をボロボロ流しながら短大でも中丹で培った物を生かして頑張ろうと決意した。

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