香港旅行

 2000年1月8〜11日 3泊4日で行ってきました。
 当日に書いた日記を編集(第3版)しています。あまり読み手に優しくありませんが、 よろしければ、読んでみてください。



旅行記

1月8日(土)

 6時30分起床。体内時計は良好。外はまだ暗い。気温−2℃。
 香港は3回目。返還前と後と、今回が新空港になってから初めてである。「そんなに面白 いの?」 同じところに何回も行くことについて、飽きも苦も感じないだけ。
 朝食を摂る。9時45分に友人が迎えにくる予定。
 まだ時間があるので洗濯をしておく。冬だから部屋の中でもすぐに乾く。
 9時55分、10分遅れて迎えにくる。TNさんが運転、TM君をピックアップ済み。 続いてASさんをピックアップ。天気は曇。
 TKさんは今回の企画者で「舞夢(仮称)」の編集長。ドイツ、スイス、ロシアあたりを 好む。家族に「明日からちょっとドイツ行ってくるでね」と言うノリの人。趣味が高じて、 数年前に旅行業務取扱主任者の資格を取る。ASさんは前編集長。ハワイのモロカイ島で 4日間ゴルフをしたり、2月にはフィジーに行くそうで、総じてバカンスを好むようだ。 まじめな人で空手の達人。ちなみに私は、その前の編集長だったが、5年ぐらい前のこと。 写真を撮ることが目的であり、どこへでも行ければ良い。
 TM君は職場の元同僚。海外は初めてだそうだ。ツアー人数は奇数だと高くつくので白 羽の矢がたった。本来、11月の4連休に行く予定だったが、キャンセル待ちとなり断念。 年休1日くらいなら容易なので、この時期になった。
 中央道は順調、談合坂で休憩と軽食。首都高はわずかに渋滞しただけで驚くほど順調。 湾岸から東関東へ。酒々井で休憩、成田で降りて駐車場へ入れる。駐車場から第二ターミ ナル経由で第一ターミナルへ。初めて第二ターミナルを見た。
 まだいくぶん早いので、暇を持て余す。その間に両替。通貨は香港ドル(HK$)だが 表記は元だったり圓だったりする。20000円をHK$へ。レートは15円98銭。香 港には3つの発券銀行があり、三種類のデザインの紙幣が混在しているのがおもしろい。
 チェックインを終了後、搭乗までにはまだ1時間半ぐらいあるので、休憩および軽食を 摂ることにする。途中、三越のショップで変なものを見つける。「福袋はいかがですかー。」 これから海外へ行く人に売りつけるつもりなのか。まあ、これを買って楽しい展開を考え ることもできるが、笑いをとるためだけにそんなことをするのは、ちょっとヘビーなので 却下。
 搭乗はするが、40分遅れて出発。離陸の加速度は747より、松本のMD87の方が 大きい。松本は周りが山なので、急上昇が必要になるためらしい。747は王者の風格と いうことか。飛行は順調。
 22時25分(香港時間)到着。時差は+1時間。ランタオ島の新空港は、さすがに大 きくてきれいではあった。途中、「洗手間」に入る。この文字を見ると「ああ、香港に来た」 という感じがする。ホテルバスでホテルまで移動。照明とイルミネーションは相変わらず すごい。明日の夜が楽しみ。12時到着。シャワーを浴びて寝ることにする。就寝予定時 刻2時30分。長い一日を終える。

Hong Kong GA645

1月9日(日)

 7時ごろ一度目が覚める。さすがに体内時計も厳しかったようだ。8時ちょっと前に起 床。約束どおりにTKさんの部屋に電話を入れる。部屋番号が1315なので51315 とプッシュすればよい。と、ASさんが出た。ちょっと疲れているので、10時待ち合わ せでブランチにすることとする。それから、1200HK$はあるのだが、チップとして 枕元に置く10HK$がないので、あとで借りに行く旨を伝えた。
 私たちの部屋は18階。英国式なので実際には19階。13階のTKさんたちの部屋へ 向かう。あっ、13階がある! 1315号室。1315、1315、1315...。 呼び鈴が鳴らないようなのでノックする。たわいもない雑談ののち、10HK$を借りて 部屋へと向かう。エレベータを降りたとき、いやな感覚が頭をよぎった。「私の部屋は何号 室?」
 とりあえず九龍(カウルーン)半島の先端、香港島が見えるところまで行く。街中は 歩行者優先ではないので注意すること。特に信号のない交差点ではクラクションを鳴らしな がらガンガン車が突っ込んでくる。車道には、二階建ての巴士(バス)、赤いボディの的士 (タクシー)が目立つ。これらの車がまた、容赦ない。
 天気曇。気候は暖かい。霞がかかっており、眺望は今一つであった。ニューワールドセ ンター(新世界中心)にレストランがあったはずなのでそちらへ向かう。途中、薄餅世界 (Pizza World)の横を通過。何ともいえない笑いを誘った。「どんな世界じゃい。」 紆余 曲折を経て、結局カウルーンホテル(九龍酒店)の地下で飲茶ランチをする。まだ11時 だったのですいていた。ちなみに香港でホテルは「酒店」、北京語では「飯店」である。T M君が炒飯を箸で食べようとするが、本場ものはそうたやすくはない。「社食のチャーハン は箸で食べられた。」
 当然、街中には漢字が多いのでついつい漢字を見てしまうのだが、併記してある英語の ほうがはるかにわかりやすい。たとえば「機場快綫站」がなんのことかわかるだろうか。 下には「Airport Express Station」と書かれていた。
 午後はTM君と行動する。まず街中の両替所で両替。レートは15円55銭。成田より ちょっと良いが、この程度のことで一喜一憂するほどのこともない。尖沙咀(ツィムサッ チョイ)から地下鉄で旺角(モンコック)へ移動。街をぶらぶらしていたら「女人街」で 偶然、TKさんたちに会う。女人街と聞くと響きが怪しいが、内容は女性向けの商品が多 いフリーマーケット(Flea Market)のようなものである。ここには“ニセモノ”が多くあ り、TKさんも一秒運針のロレックスを探していたようだ。
 「金田一少年之事件簿」ほか中文(広東語)のコミックを発見。素材としては面白いが、 アイテムとして笑いを取るちからに弱いので、今の私なら購入はしない。三年前なら買っ ていた可能性は高いのだが、一つ成長した。
 歩いてホテルまで帰る。ホテルの近くで、ポーレイ(プーアル)茶を5枚ゲット。香港 では、飲茶のお茶は一般的にポーレイ茶が飲まれる。台湾では烏龍茶、ジャスミン茶はも っと北のほうということらしい。中華料理を食べるときのポイントは、これらポーレイ茶 を含む中国茶にある。中国茶は油脂分を溶かす作用があるため、多量のお茶とともに摂取 すれば、さほどもたれることもなく済むということだそうだ。
 なお、ポーレイ茶といっても、これはポーレイ餅茶が、より正しい名前で直径20cm くらいの円盤に押し固められているものである。普通のお茶っ葉もポピュラーに売られて いるが、これではインパクトに欠けるので、私の購買意欲は掻き立てられない。
 17時30分、みんなでビクトリアピーク(太平山頂)へ向かう。いわゆる100万$の 夜景の見えるところである。US$かHK$かは不明。地下鉄で海底トンネルを通り、香 港島の中環(セントラル)まで行って、あとはケーブルカーへ乗る。日本でケーブルカー といえば、最初から斜めになった車体でほとんど角度を変えることなく、平和的に上り下 りするものだが、ここのは一味違う。駅では多少の坂にはなっているものの、車体が平 行四辺形に作られていることはない。上っていくと、途中で40度ちかい角度になり、腹 筋と背骨に負担がかかる。「うううう」と思わず声が漏れる。
 天候は今一つで、夜景もいくぶんかすみ気味。さらに近年イルミネーションもトーンダ ウンしているようだ。数枚、写真におさめる。
 今度はフェリーで九龍半島へ戻るが、フェリーを選択したのは単に初めての人への経験 のため。朝も行った半島の先端部から香港島を望む。イルミネーションが美しい。ここも 写真に適したところ。ただ、クリスマスと旧正月の間で、まだすべてが完成されていない 様子であり、いささか残念。
 夕食は、オートプラザ(安達中心)にある北海海鮮酒家で。ここも、もう3回目。食材 を自分で選べ、というのだが本当にそれを料理しているのだろうか。クロネコヤマトのC Mに出てくるおじいさんのようにずっと見ていないとわからない。「うん、よしよし。」
 23時、ホテルへ帰る。疲れが抜けないのでシャワーは明日の朝にする。1時就寝予定。
 突然、TM君が奇声を発する。先ほどセブンイレブンで仕入れた緑茶が甘いということ らしい。外見はなるほど伊藤園のお茶にそっくりだが、小さく「蜂蜜」と書かれていた。

Hong Kong GA645

1月10日(月)

 5時30分に一度目が覚める。さすが。8時起床。天気晴れ。シャワーを浴びる。
 10時にホテルを出て、TM君とニューワールドデパート(新世界百貨店)へ行く。以 前は東急だったのだが撤退したらしい。タイの香米2kg×2袋ゲット。炒飯に最適だが、 私は白飯としても食べる。ラーメンを期待してカップヌードルを食べると失望するかもし れないが、もともと別の食品と考えれば問題ない。そういったものである。ウェッジウッ ドのクイーン・アン1缶ゲット。INさんの宿題1つクリア。INさんは副編集長のIN さんの奥さんで損害保険の達人。メールには後でお金を払うと書いてあったけど、HK$で 払うというような手の込んだことはしないように。
 11時、TKさんたちと待ち合わせて、今日は本格的な飲茶。ワゴンの行き来にむらが あるため、途中ちょっと時間があくのが手持ち無沙汰。最後のデザートが回るまで粘った ら、1時間半かかった。でもこっちでは当たり前のことなのだろう。ところで8日の機内 食から12時間おきに食事をしている。太るパターン。
 私はいったんホテルに帰る。TN君はここから個人行動に入った。けっこう慣れたよう だ。
 途中で職場への怪しげなお土産ゲット。中国らしいものと怪しげなものは表裏である ので致し方ないことだが、問題はお土産と嫌がらせが紙一重なこと。あと李錦記のXO醤 (エックスオージャン)をゲット。以前は日本でも手に入ったのだが最近はトンと見なく なった。あまり売れないのか。XO醤は干し貝柱、干し蝦等を原料にした調味料で、さま ざまな中華料理に合う。私は炒飯、野菜炒めに利用する。以前ゴーヤチャンプルーにも使 ったがなかなか良い。ただしあくまでも隠し味。
 地下鉄でコーズウェイ・ベイ(銅鑼灣)へ行く。三越の地下で、フォートナム&メイソ ンのクイーン・アンとロイヤルブレンドを1缶づつゲット。大きいのと小さいのがあった ので大きいほうにしておいた。もしなかったらミルクティ向きの紅茶ということだったが、 あってよかった。私にはそんなことはわからない。最近はもっぱらフォーションのベルガ モットがガンガンきいたアールグレイしか飲んでいない。以上をもってINさんの宿題を 和了。コーズウェイ・ベイを散策。ここには正午を告げるための大砲があることで有名。
 あと10000円、両替しておく。レートはきのうと同じ。
 18時30分から、TK旅行業務取扱主任者の手配でオープントップバス(別名パンダ バス)のツアーに参加する。250HK$。TM君が18時ちょうどにホテルへ帰着。おま わりさんに行き方を聞いて香港島南側のオーシャンパークまで行ってきたそうだ。つわも のである。彼が言うには、何でも金魚が圧巻でソフトボールくらいの大きさがあったそう だ。出目金なんか目玉がピンポン玉くらいあったと感心していた。「さすが、大陸ものは違 う。」
 TKさんはこの間に、頼まれもののブランド品を調達していたようだ。前回までの旅行 に同行してたO夫人アドバイザーが今回いないので苦戦していた模様。ASさんは、よい マッサージがあるということで探し回り、やっと見つけて入ったら、「歩き過ぎですね」と いうようなことを言われたらしい。
 オープントップバスは屋根のない二階建てバスで、香港名物イルミネーションの派手な 看板の直下を走る。できれば一度は参加しておきたいツアー。立つと頭がぶつかるので注 意すること。乗っている人はたいてい日本人。
 少し冷えたので今日の夕食は火鍋にする。一般の中華とは一線を画するが、まあ中華風 (?)水炊きみたいなものか。
 こちらでも、いくらか日本語の表記が見られるが、たとえば「ショッピング」の「シ」 と「ッ」の見分けがつかず、「ン」も「ソ」に見えるといった状態である。火鍋のメニュー の下から二番目には「らどん」と書かれていた。正解は「うどん」。
 23時、ホテルに帰着。荷物をケースに詰める。いつもはスーツケースなど持たないが、 このあいだのハワイで買ったのと、今回は空港まで車だったので持って来た。今日2回目 のシャワー。1時就寝予定。

Hong Kong GA645

1月11日(火)

 一度目が覚めたが、きのうTM君がモーニングコールを頼んでいたので、時計も見ずに 寝ようとする。が、瞬間、モーニングコールが鳴った。TM君はテープの声に返事をして いる。5時20分起床。
 6時チェックアウト。ホテルバスを待つ。外はまだ暗い。「夜中はやっぱりイルミネーシ ョン、落とすんだ」 6時35分、バスで空港へ。だんだん明るくなっていく。天気曇。 チェックイン後、朝食を取る。8時。やっと12時間おきの食事の呪縛から解き放たれる。 朝食は「中式早餐」というところにお粥があったので、それにしたが、炒麺とセットであ った。注意力不足。まあ、おいしかったので良しとする。
 ショップで「マーモンドクーキ」たるものを発見。正解は「アーモンドケーキ(杏仁餅)」。 心が揺さぶられたが、ちょっと高かったので個人的には購入には至らなかった。杏仁とは 字の通り杏(あんず)の種(の中の白いところ)のことだが、アーモンドもそう呼ばれる。 たとえばアーモンドチョコレートは「杏仁朱古力」である。
 9時20分搭乗。10時離陸、だと思うが寝ていた。飛行は順調。途中、九州、四国、 紀伊半島が見えた。続いて、富士山もわりあい近くに見え、北、中央、南アルプス、白山 連峰、御嶽山も同じカットに入る。写真を撮らない手はない。いったん千葉沖まで抜け、 14時20分、成田へ到着。天気晴れ。やはり寒い。
 15時30分、駐車場から出発。東関東へ入り、幕張で休憩。道路情報から箱崎のほう が、渋滞が少なそうだったのでそちらを選択する。首都高を経て、中央道へ。やはり箱崎 辺りで渋滞に遭うが、総じて順調。
 双葉で休憩をとる。もう暗い。夕食をどうするかと尋ねられるが、機内食がまだ胃に残 っている感覚があるのでやめる。諏訪インター到着、18時50分。TKさん恐るべし。 ASさんと別れ、19時帰着。TKさんご苦労さま。
 カメラ屋が20時までやっているので、フィルムを出しに行く。135が2本にブロー ニーが2本と使い捨てカメラ1台。残りは週末に出すことにする。
 いつものとおり、お土産を並べて写真を撮る。
 0時就寝予定。

Omiyage GA645

(終わり)

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