寝台列車−寝台列車に乗るには


寝台車に乗車するのに必要な切符

 寝台特急列車または特急の寝台車に乗車する場合に必要な切符は乗車券と特急券・寝台券です。寝台急行列車、急行列車の寝台車に乗車する場合には乗車券と急行券・寝台券が必要です。乗車券はご乗車になる駅から下車する駅までの乗車券を、特急券または急行券と寝台券は寝台車を乗車する全区間を指定されたものが必要になります。現在はありませんが、普通列車、快速列車の寝台車に乗車の場合は、乗車券と寝台券でご乗車できます。
 例えば横浜から乗車して秋田まであけぼの号をご利用の場合、乗車券は横浜から秋田までの乗車券を特急券・寝台券は上野から秋田まで指定された特急券・寝台券を購入する必要があります。
 お子様がいる方はこちらもご覧下さい。
 寝台車は全車指定ですので寝台券がないとご乗車になれません。

種別必要なきっぷ備考
寝台特急・特急乗車券特急券寝台券乗車券、特急券は距離により金額が変わります。
寝台急行・急行乗車券急行券寝台券乗車券、急行券は距離により金額が変わります。
普通・快速乗車券 寝台券乗車券は距離により金額が変わります。

 寝台車の特急料金は通常期指定席特急料金から510円引きした額(JR九州内は500円引きした額)です。寝台券はおとな・こども同額です。
 ひとつの寝台におとな二人で利用することはできません。お子様のいる方は下記お子さまがいる方へを参照して下さい。

切符はどこで発売しているの

 乗車券と特急券または急行券・寝台券はJRの駅にあるみどりの窓口やびゅープラザなどの駅の旅行センターで発売しています。みどりの窓口がある駅は時刻表の路線図欄に緑色のマークがある駅にあります。また、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行など主な旅行会社でも発売しております。ただし、旅行会社によってはツアー専門店もありますのでJRの切符を扱っていない支店もあります。購入時にはご確認してご利用下さい。旅行会社によっては取扱手数料が必要になるところもあります。

寝台券の発売開始時期

 特急券・寝台券の発売は寝台列車が始発駅を出発する日時から1月前の同じ日の10時から発売開始となります。例えば5月22日になは号を大阪から熊本までご乗車の場合、4月22日の10時に発売されます。1月前に同じ日がない場合は同じ月の1日に発売になります。例えば3月31日になは号に大阪から熊本までご乗車になる場合、3月1日の10時に発売開始されます。始発駅を出発後0時を過ぎて停車する駅からご乗車の場合は始発駅の基準にして考えます。例えば5月22日になは号を三原から熊本までご利用の場合、三原駅では0時をまわっていますので、始発駅を出発する5月21日が基準となり4月21日の10時から発売開始となります。なお、切符に記載される日付は乗車日です。従って、三原発は5月22日と記載された寝台券が発券されます。

とくとく切符を探そう

 乗車する列車が決まったらまず時刻表の黄色のページとピンクのページをご覧下さい。また、ご乗車になる駅近辺のJR各社またはその各支社のホームページをご覧になり、とくとく切符がないか確認します。往復タイプ、フリータイプ、回数券タイプなど色々とあります。ご乗車になる寝台列車が使えるよい切符が見つかったらメモをしておきましょう。とくとく切符の他にJR線を601キロ以上ご乗車で行きと帰りで経路が同じなら乗車券については往復割引があります。基本的には寝台券・特急券(急行券)・乗車券は同時に買う必要がありますが、寝台券・特急券(急行券)のみの購入も便宜的にできるのでよい切符がなかったら寝台券・特急券(急行券)だけ先に購入して乗車券はあとからゆっくり考えましょう。また往復割引を受けるときも復路の特急券(急行券)・寝台券を購入するときに一緒に購入するとよいでしょう。周遊きっぷを選ぶ場合にはほんとうに安くなるか検討する必要があります。周遊きっぷのようにフリー区間を持った切符はきっぷに合わせて旅行内容を変更するとよいものもあります。とくとく切符が必ずしも安いわけではありません。経路が特定されたり、途中下車ができなかったり、払戻条件や不通時の取扱が不利になったりします。自分のプランにあったとくとく切符もしくは乗車券を購入しましょう。

寝台券の購入

 駅の窓口に行って申込書に乗車日、列車名、乗車区間、寝台の種類、とくとく切符利用なら切符の種類を記入して係員に渡します。すると空席を確認して寝台券を発券してくれます。上段・下段や個室の部屋番号を指定することも可能です。口頭で言えば係員の方がお応えしてくれます。申込書に記入しておくと間違えなくてよいでしょう。また駅に行けない方はJRの切符を扱っている旅行会社でも基本的に同様の方法で発券してくれます。一部の駅や旅行会社の一部では事前に申込みの受付をしてくれる所もあります。ただし、発券は1月前の午前10時となりますので人気列車では取れない場合があるかもしれません。寝台列車では日付をまたがって運転されるので乗車駅が午前0時をまわっている場合の日付は乗車日の日付となりますのでご注意下さい。
 人気の列車ではみどりの窓口に発売日の10時少し前に行って「10時にお願いします」と頼んでみましょう。駅によっては朝に受け付ける所もあるので事前に駅に問い合わせるとよいでしょう。また、複数の旅行会社に事前に切符の手配を頼んでみましょう。数が多ければ確率が増します。切符が複数取れてしまったら払い戻しすることになります。ただ、人気の列車ではそれでも取れないことがありますが、そこで諦めることはありません。キャンセルが出ることがあります。こまめに窓口に通ってみて下さい。希望の切符が取れることがあります。但し、絶対にとれるとは言い切れませんので代替えの手段を考えておくことをお勧めします。寝台券は1回に限り他の列車に変更することが出来ます。希望の個室などが取れなければ他種の寝台券を確保してキャンセルが出るのを待つことも出来ます。
なお、団体乗車の受付は9ヶ月前からであり、また営業戦略などの都合で全ての座席が1ヶ月前の10時発売でない可能性もあります。

別の列車に変更したい

 寝台券を確保したが別の寝台列車に変更したい場合や寝台の種類を変更したい場合などは1回に限り別の寝台列車・寝台の種類の変更が可能です。その際には「乗変」のマークの入った切符が発行されます。手数料はかかりません。差額がある場合は精算されます。高い場合は差額を支払い、安い場合は返金されます。2回以上変更したい場合は一度払い戻しして再度寝台券を購入する必要があります。キャンセル待ちなどで変更のさらに変更をしたい場合などは前日から出発時刻までの払戻が額面の30%となりますので、最初の変更時に払戻をして乗変マークのない切符を持っておくとよいでしょう。

寝台列車に乗れなくなってしまった

 寝台券を確保したが列車に乗れなくなってしまった場合はなるべく早く窓口に行って払戻を受けましょう。みどりの窓口で現金で購入した場合ならどこのみどりの窓口でも払戻が出来ます。なお、払戻には手数料がかかります。乗車日の2日前までなら320円、前日から出発時刻までが寝台料金の30%の手数料です。なお、出発時刻後の払戻はありません。寝台列車にご乗車するときには余裕をもって旅行のプランを組みましょう。

食事・飲み物事情

 「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」の食堂車でコース料理を利用する場合は事前に予約が必要です。切符購入時に同時に申し込むか、または切符購入後に寝台券を見せて食事券を購入します。「カシオペア」にはケータリングサービスがあります。こちらも食事券を事前に購入する必要があります。予約を取り消す場合には前日の21時までは200円の手数料で、それ以降始発駅出発時刻までは額面の50%と200円の手数料で払い戻しできます。旅行会社などで申し込まれた場合は払戻条件が異なる場合があります。「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」以外の寝台列車では食堂車の営業・連結をしていません。中には自販機・車内販売のない列車も存在します。また、車内販売があっても特定の区間のみです。停車駅の売店で弁当などを購入することも出来ますが、停車時間が短くなっています。寝台車を利用する時には飲み物や食事などを準備して乗るのがベストです。

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02/01/14追加