日本における寝台車の歴史は1900年4月8日に始まります。当時の山陽鉄道に初めて寝台車が導入されました。また、官営鉄道(後の国鉄)では同じ年の10月に1等寝台車が新橋−神戸間の急行列車に連結されました。その後、鉄道網の延伸と共に全国各地へと寝台車が導入されていきます。その当時の寝台車は一般庶民が利用できるものではなく3等級制の一番上の1等から導入され一部の裕福な人達が利用する車両でした。現在のB寝台に相当する3等に寝台車が登場するのは1931年になります。1958年20系客車が登場し青に白のラインを3本入った編成はのちに「ブルートレイン」と呼ばれるようになる。太平洋戦争により一時寝台車の連結が取りやめられたことはあるものの全国各地の鉄路を走り回った寝台車も鉄道の高速化、新幹線・航空機・夜行バスに押される形で運転本数、運転区間が縮まっています。それまで1等寝台やA寝台など高嶺の個室が1984年7月に4人用個室「カルテット」がB寝台に初めて登場しました。B寝台4人分の料金で個室が利用できるようになりました。1985年3月にはくつろぎの空間「ロビーカー」が登場して旅の楽しみを与えてくれました。1987年3月にはB寝台2用個室「デュエット」やシャワー室を備えた車両が登場し、そして1988年3月に青函トンネルが開通し「北斗星」が登場し豪華A寝台個室「ロイヤル」をはじめとする各種個室が連結されて設備の多様化されていきまました。
ここでは多様化された寝台車の現状設備の紹介するとともに寝台列車の感想・ご意見、未来の寝台列車をみなさまで考えていきたいと考えております。
少しずつ運転本数、運転区間が縮まっている寝台列車ですが、「北斗星」の登場と前後して格安な「個室」が各列車に連結されました。ここではトワイライトエクスプレスや北斗星といった豪華な個室はテレビや雑誌でも紹介されていますが、それ以外の列車はあまり紹介されていないのでこのページで紹介することにしました。
私の利用した列車から紹介するので全ては紹介できませんが、個室の雰囲気を味わって下さい。また、昔のイメージがある方にはこんな列車があるんだと知って頂きたいと思います。いつか利用して見ようと思って頂ければ幸いです。
私が小さい頃にはブルトレブームがあり、ブルートレインの写真を撮りに行った人も多いのではないでしょうか。。私が始めて乗った寝台列車は「出雲」号で、神戸のExpoを見に行くために東京から京都まで利用しました。「銀河」で行く予定だったのですが、切符が取れないため「出雲」になりました。京都には朝早く到着してしまう為に始発まで駅で待つことになったのですが、その間に東京行きの「さくら」が目の前を過ぎて行くのをみてこんな時間にこんなところを走っているのか。。などと思ったものです。後で旅行の為に買った時刻表をみて「さくら」の時間を調べたりして時刻表はぼろぼろになるまでみたものです。この時刻表が私を架空の旅の虜にしてしまったのです。その時利用した出雲号には「紀伊」号も連結されていましたが紀伊号の方は既になくなってしまいました。
97年11月29日のJR時刻改正により臼杵のページで紹介した「富士」が大分止まりとなり臼杵まで行かなくなってしまいました。また、東京と西鹿児島まで結んでいた「はやぶさ」号も熊本止まりとなりました。これらの列車は東京を夕方出発して翌日の昼過ぎに終点に到着していました。飛行機を使えば1〜2時間ほどで到着できる地点なのです。値段も寝台車を使った方が高いところも存在しています。
私が初めて寝台車を利用した頃には「紀伊」「みずほ」「金星」「明星」などの寝台列車もありましたが、現在は名前も消えてしまいました。同じ方面にも何本も走っていた時代もありましたが、現在は同じ方面へ何本か走る列車は「北斗星」「日本海」など数えるほどしか残っていません。
九州方面の各列車や日本海・トワイライトエクスプレス、北斗星など一部の寝台列車は特急列車に抜かれます。特急列車の方が加速性能が良く、新型の車両が導入されスピードアップしました。また、特急列車の本数も増えているため、スピードが数十年変わらない寝台列車はダイヤ設定に苦労しているようです。特急列車に抜かれるということはもし乗り遅れても後ろを走る特急列車に乗れば大丈夫ということでもあります。乗り換えれば、目的地まで早く到着できるという利点もあります。興味のある方は時刻表で調べてみましょう。
新幹線が各方面に走っています。東京から九州への寝台列車は東京と名古屋の間などを新幹線利用にすると時間の有効利用が可能になってます。「北斗星」も同様に東京と仙台間などで新幹線利用にすると便利なようになってます。
寝台列車は在来線を通りますので乗車時間が長くなる傾向にあります。そんなイメージから高くて遅いというイメージが先行しているように思います。例えば、さくら・はやぶさ号で東京−博多間はおよそ16時間かかります。新幹線だとおよそ5時間で到着致します。航空機だと羽田−福岡間1時間半で到着できる。品川、浜松町からはおよそ20分、搭乗手続きが15分、福岡−博多は5分を考えると2時間をちょっと超すことになります。この区間、B寝台なら23,040円、のぞみで23,560円、航空機で28,200円かかります(通常期普通運賃、2003年6月現在、前後の交通費は含めない)。通常期で比べると寝台のが安いのです。航空会社や割引運賃により航空機のが安くなることもありましょう。しかし、寝台列車には寝ながらに移動できるというメリットがあります。新幹線に乗った場合、飛行機に乗るときは前後の移動も含めてまるまる移動だけの時間になってしまいます。しかし、寝台車では寝ながらにして目的地まで到着でき、残りの時間も寝台車の余裕の持った空間を提供されることにより経済性があると私は思います。前夜移動の場合、宿を取らなければならないが寝台車なら寝ながらに移動できるので必要がなくなる分、経済的であると思います。
先行きがちょっと不安な寝台列車ですが、98年7月から出雲号・瀬戸号に新型車両サンライズエクスプレスが登場しました。この電車は、ほとんどが個室寝台で構成されています。また、リーズナブルな料金な指定席料金のみで利用できるのびのび座席も連結されました。現在走っている寝台車の大半にも個室車両が連結されています。これらの個室車両は一部を除いて1両か2両しか連結されていません。
現在の寝台車個室は一人用、二人用、四人用とあります。現在4人用は定期列車には連結されていません。なお、4人用は簡易コンパートメントと称して2段寝台の通路面を扉にした形で存在しています。切符の販売方法は部屋単位で無く通常の2段寝台と同様にバラバラに売られています。個室車両のほとんどのは改造により作られました。改造された時期が違うこともあり列車によって室内の構造に違いがあります。寝台車の種類を表にしました。連結されている列車は時刻表で確認して下さいm(__)m
| 定員 | 名称 | 備考 | 料金 | |
A 寝 台 |
一人 | ロイヤル | Aロ 補助ベッド利用で2人でも利用可 | 17,180 |
| シングルデラックス | A1 | 13,350 | ||
| 二人 | エクセレントスイート | A2 夢空間デラックススイーパーにある個室 | 67,280 | |
| スーペリアツイン | A2 夢空間デラックススイーパーにある個室 | 50,980 | ||
| スイート | A2 補助ベッド利用で3人でも利用可 | 50,980 | ||
| ツインデラックス | A2 | 26,700 | ||
B 寝 台 |
一人 | ソロ | B1 | 6,300 |
| シングル | B1 | 7,350 | ||
| シングルツイン | B1 補助ベッド利用で2人でも利用可 | 9,170 | ||
| 二人 | デュエット | B2 | 12,600 | |
| ツイン | B2 | 16,320 | ||
| サンライズツイン | B2 | 14,700 | ||
| 四人 | カルテット | B4 夢空間に時々連結されている | 25,200 | |
| Bコンパート | B 4人なら個室になるタイプ | 1人 6,300 |
料金はBコンパートを除き部屋当たりの料金です。補助ベッド利用の場合追加料金が必要です。
サンライズツインの料金設定方法は不明です。
この他に、運賃と特急料金が必要です。
この料金は作成時点(98.05.24)の料金です。利用の際は時刻表などで確認して下さい。
このページでは私が利用した寝台車を中心に個室の室内を写真でご紹介しています。私の旅行はひとり旅が多いので一人用個室中心ですが、お楽しみください。ここでご紹介する同じ列車名でも車両の都合により違う車両になることもあります。その当たりはご了承下さい。なおホームページの情報は作成日・撮影日のものです。現状とは異なる場合があります。個人的にはそれも旅の楽しみのひとつだと思います。ここが違ったなどと教えて頂ければ紹介したいと思います。よい写真がありましら投稿していただけると嬉しいです。寝台車の個室をご利用された方からの写真の提供お待ちしています。
また、このHPに関するは問い合わせは私までお願いします。