
| うららかな、秋の日差しのなか、サッポロビール千葉工場を見学してきました。 サッポロビール千葉工場は、1988年に同社の恵比寿工場が京葉食品コンビナート(船橋市高瀬)に移転してきたもので、サッポロビール園が併設されています。 恵比寿工場時代と比べて、人員の削減および生産性の向上が図られているそうです。千葉工場では、同社の主力商品である「黒ラベル」「エビスビール」発泡酒「ブロイ」などが生産されています。 工場見学の行程は、ビールの歴史と題した「ビデオ」を見て、生産工程にそって工場内の見学を行い、最後に試飲させてもらえます。全行程はおよそ80分となっています。 工場内の案内はマリンレディーと呼ばれるお姉さまが案内してくれます。まず最初に、ビールの歴史と題したビデオを円形のドームで鑑賞します。ビデオではビールの王様がビールの歴史を紹介してくます。ビールが最初に飲まれたのは紀元前のメソポタミア地方だそうで、古いレリーフからビールを飲む姿を描いたものがあるとのこと。エジプトでは給料の一部としてとしてビールが振る舞われていたという記録もあり、古くからビールが愛されていたということです。日本にビールが入ってきたのは、ちょうど織田信長が活躍していたこと。広く飲まれるようになったのは明治に入ってからで、量 産を最初に行ったのは「サッポロビール」でした。 工場内の見学はスカイウェイという見学コースが設けられており、ビールの生産工程順に見学できるように配慮されています。 土曜日に見学したので、生産ラインはお休みで、瓶詰め・缶詰等は見られませんでした。止まっている課程についてはビデオで説明してもらえました。 まず、ビールの原料が貯蔵されているサイロ。50メートルの高さがあるサイロが林立しています。このサイロには、ビールの原料の麦が蓄えられています。この麦に、水が加えられ麦芽となり、根は苦みのもととなるので、切除されます。麦芽と副原料の米、スターチを加え煮沸させ、麦汁を作ります。これを冷却し、酵母菌を加えると、糖が分解され、アルコールと炭酸ガスが作られます。この状態のビールを「若ビール」といいます。この若ビールを熟成させ、濾過させ酵母菌を取り除いて、ビールの完成となります 最後はお楽しみの試飲コーナー。樽生ビールかお子さま用のソフトドリンクの2つから選べます。制限時間は15〜20分で、時間内飲み放題です。しかも、おつまみがついているのがうれしいですね。 試飲時間ではサッポロビールの年輩社員がいろいろ説明してくれます。「工場内に生えている椰子の木は八丈島から切ってきたもので、創立110年を記念して110本植えられている」とか。「アサヒさんはもともと一緒の会社だったのに、いまやビールでは業界トップなんですよ。」だとか。 ビール会社の社員と話す機会なんてほとんどないので、「はぁー」という感じで聞いてしまいましたね。今度から黒ラベル飲もうかなぁと思ってしまいました。コストをさいて、工場を案内してビールを飲ましてあげるのも企業イメージのアップという点で、メリットがあるのかもしれません。 工場見学は無料です。生ビールが飲めておつまみがつくというのはお得かもしれません。ただし、ビールを飲むまでの前置きが長いですけど。 サッポロビール千葉工場 営業時間 10時〜16時 受付時間 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 定休日 日・祝日 工場見学は予約制。 サッポロビール千葉ビール園 営業時間 10時〜22時 交通案内 車の場合:県道15号線(海浜大通り)でサンクス前交差点を曲がる 電車の場合:JR・京成津田沼駅、京葉線新習志野駅から送迎バスあり。 詳しくはhttp://www.sapporobeer.co.jp/Brewery/index.htmlで。 [BeerNews]へ [首都圏のビール工場一覧] |