脚本:君塚良一,プロデュース:関口静夫,演出:河野圭太
<キャスト>
風見勇助(草なぎ剛),丹波肇(西村雅彦),丹波綴(水野美紀),丹波郁恵(黒木瞳),神代一課長(大杉漣),前田季織(戸田菜穂),
風見と丹波のコンビが再び〜。
ということで、このシリーズも毎年見れてうれしい限りです。
風見は綴といい関係になったようですが、特撮マニアからは
卒業できていない様子。というか、綴さんのほうが影響されていますね(^^;
さて、いつものように、綴が風見の部屋で、ちょっぴり幸せ気分を味わった帰り、
2人は目の鋭い少年とぶつかるのだった。
ひどく慌てていたようだったが...
そして、風見は綴を駅で送った帰りに、死体を発見するのですね。(−−;
少年かで事件の仕事をしていたけど、死体を発見するのははじめてだから、
すごくショックを受ける。しかし、さらにショックだったのは、丹波が事件の
担当者になり、そのときのことをあれこれ聞き始めるのですね。
もちろん、綴さんのことを話さないといけない...あちゃ〜。
郁恵さんと結婚しても、妹のことは気にかかるようだった。
とにもかくにも、殺人事件の捜査のほうが大事である。
風見と綴がぶつかった少年が怪しいということになり、
彼を探すことになった。またもや、少年か...
事件に厳しく子供にはやさしく。
奥さんの郁恵からそう言われても、簡単には理解しきれない。
そこで、風見の力を必要とするのですね。
もちろん、風見のほうも気にかけていたのだが、
上司の李織ちゃんにも、自分の仕事をするように言われるのだった。
しかたがない...でも、そこは、ダンナ丹波のことを思って、
郁恵が手を回してくれる。まあ〜。すっかり、仲良し状態の李織も
郁恵の頼みは聞くしかなかった。でも、与えられた時間は3日だけ。
とにかく、またもや最強コンビの誕生である。
しかし、相変わらずの偏見だらけの丹波には閉口してしうが、
風見も相変わらずのようである。でも、違う意見だからこそ、
議論ができ、お互いが見落としている何かが見つかるのだろう。
とにかく、容疑者の少年が吉村栄太(内博貴)であることがわかる。
見ず知らずの男を殺害し、財布からお金を抜き取りゲームセンターで
遊んでいた男...どれほど残忍な男なのだろうか?
風見と丹波は彼の行方を探るために、彼の身内を捜査し始める。
すると...彼は3歳で父親と別れた後、母親は今の父親と再婚。
さらには、小学校に上がる前に、今の父親と折り合いが悪くて、
おじさんの元に預けられるが、中学前に家出をして行方不明。
建設現場で住み込みのバイトをして、彼女と同棲をはじめるも、
またもや行方不明...彼の居場所はあったのだろうか?
そして、丹波が栄太を彼女の部屋で捕まえるのですね。
なんだかんだ言っても、彼女の部屋に戻ってきたのですね。
取調べをしていると、彼はなんだか素直で、すべてを認めているようだ。
荒れている様子もなく、あの鋭い眼光はどこへ...
犯人が逮捕されて一件落着、あとは、彼に罪を償ってもらうだけ。
本当にそれだけなのか?
風見は彼の様子を見ていて、引っかかるものがあった。
そして、彼の腕に虐待の跡を見つけるのですね。
それは、あまりにも強烈であり、彼の精神状態に大きく関わっている。
それは誰の目にも明らかだった。
風見と丹波は彼の生い立ちをもう一度たどることになる。
すると...母親の再婚相手の父親に虐待を受け、
さらには、おじさんの家では強烈ないじめをうけていた。
さらには、飛び出した先の住み込みの建設現場でも同じように
暴力を受けつづけたのですね。
そして、暴力を続けていた父親といとこも同じように暴力を受けていた。
そう、虐待が虐待を呼び連鎖を続けていたのですね。
虐待を止めるのは、この連鎖を断ち切るしかない。
だが、虐待をしている人を排除すれば終わるわけではない。
そう、虐待を受けた人のケアが大切なのですね。
綴がやっているような、カウンセリングが必要なのだろう。
父親といとこが虐待されていたことを知り、栄太の自分のことを
話すようになっていた。そう、彼は虐待の連続から、痛みに
鈍感になっていたのだった。そして、それは自らへの暴力だけでなく、
他人に対してへの思いも同じなのですね。
彼は、憎しみも苦しみも消し去っていた。
だが、同時に喜びや微笑みも失っていたのですね。
そして、母への愛情に飢え、他人への愛情の向け方がわからないでいた。
彼は、これから罪を償うだろう。だが、彼の心が癒されなければ、
何も変わらないのかもしれない。
いや、きっと彼の心を暖めてくれる人がいるはずである。
彼を愛してくれる人が...それは家族ではないかもしれない。
でも、それは家族である必要はなくなったのかもしれない。
丹波と風見はそれぞれ違う場所だけど、思いは同じでしょう。
つーことで、また、一緒にコンビを組みそうですね(^^;