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2002/9 ドラマスペシャルTEAM

脚本:君塚良一,プロデュース:関口静夫,演出:河野圭太
<キャスト>
風見勇助(草なぎ剛),丹波肇(西村雅彦),丹波綴(水野美紀),丹波郁恵(黒木瞳),神代一課長(大杉漣),前田季織(戸田菜穂),風見勇治(河原崎建三)
村瀬美那子(篠原涼子),栗栖宗一(風間杜夫)

「2001年チームスペシャル2」

「2000年チームスペシャル」

「1999年10−12 チーム」


十六歳の少年が財布からお金を盗まれる。
そこまでなら、単なる強盗事件なのだが...
さらに、針金で縛りつけられ、両膝をハンマーで砕かれてしまうのですね。(><)
捜査一課の丹波肇(西村雅彦)は少年による犯罪とにらみ、
傷つける事に無頓着な彼らがゲーム感覚にやったのだろうと思うのですね。

さらに、同じ手口の事件が再発する。
今度は目撃者がいたので、犯人が子供達であり、ビデオ撮影をしていた事まで
わかるのですね。

そのころ、文部科学省初等中等局総合学習センターに
所属している風見勇助(草なぎ剛)は上司の前田季織(戸田菜穂)と一緒に
警視庁主席審議官・栗栖宗一(風間杜夫)の講演を聴いていた。
風見は栗栖の演説に大変共感して、彼を慕うようになる。
さらには、その栗栖の薦めで再び風見は警視庁に研修に行くのですね。

研修先でコンビを組むのは?もちろん、丹波である。
丹波が担当している事件の犯人が少年である事から、
妻・郁恵の少年課と連携して犯人を追う事になったのだ。
そこに、風見が研修に来たのだから、コンビを組むしかない。

丹波の妹の綴(水野美紀)がらみで、相変わらず仲のいいとはいえない2人だが、
事件を解決しようと言う思いは同じなのですね。
被害者の2人から事情を聞くと...仕返しされた...と話しし始めた。
え?仕返し?どうやら、被害者の2人は1年前の傷害事件の4人の加害者のうちの
2人だったようだ。そのときの事件の被害者は死亡したのだが、
けんかの末の傷害事件として処理をされて、4人とも半年の少年院送りで
出てきてしまっていたのだった。

もちろん、被害者の両親は無念でならない。
おとなしい息子が一方的に殺されたと今でも思っているらしい。
復讐するだけの気持ちは十分にあるものの、実際にやるかどうかは別である。
そのことは丹波がよく分かっている。
というか、犯人は少年である...

では、友達が復讐したのか?風見と丹波は、友人に話を聞きに行った。
友人らは一様に落ち込んでいたのだった。
だけど...担任の村瀬美那子(篠原涼子)は、なんだかいらついているようだ。

丹波は少年達が犯人であると目星を付けながらも、
加害者の4人のうち残る2人の警護は行わなかった。
一人は行方不明なのだが、残る一人の話を聞くと腹が立って
守る価値など無いと判断したのだった。

しかし、風見はその少年を見張り続けた。
すると、やはり事件に巻き込まれてしまうのですね。
間一髪、風見がかけつけて救い、ビデオ撮影していた女の子(邑野未亜)を追いつめた。
彼女は顔を風見に見られた事から観念して、他のみんなも風間にとらえられるのですね。

彼女たちは、自分たちの犯行であると語るが、一つだけ納得がいかない。
それは、ビデオ撮影だった。風間はそれを糸口に背後に大人の存在を
確信するのですね。その大人とは?最初は村瀬先生だと思っていた。
だが...あの先生は情熱的ではあるが、犯人ではない。

しかし、その先生から重要な証言が得られて、
1年前の事件の被害者の父親は再婚相手である事が分かる。
そして、本当のお父さんとは...栗栖だったのですね。
おそらく、彼が後ろから糸を引いているのだろう。
綿密な計画も彼なら可能だ。

だが、彼は警察のトップである。そんな人間を追いつめる事は出来るのか?
もし、出来たとしても、周りからはあとあとそういう目で見られる。
身内を売った人間...それは組織で生きていくなかでは
もっともつらいレッテルだった。

あの丹波さえも、定年までの人生が長く、生まれたばかりの子供の事を考えて
後ずさりをしてしまうのですね。でも...許せない!
さっそく、圧力をかけてくるような体質に埋もれる事をよしとしなかった。
風間と丹波はまわりの支えもあり、栗栖を捕まえるのですね。
すると...栗栖は口を開き始めた。
息子を失った悔しさ。そして、その息子を殺した少年達が
たった半年で世間に出てきて楽しく遊んでいる。
この怒りのぶつけどころに悩んでいたら、偶然息子の友達の
怒りと復讐への気持ちを耳にするのですね。
だから、手助けをしたのだ。彼らならやってくれる。
そう、少年達なら...だが、栗栖も直接手を下したことがあった。
それは、少年達の犯行の後に、自分の息子を殺した少年の顔を
見てしまったのだ。もう、殺さずにはいられなかった。

このことを話している時、栗栖は反省の色を見せなかった。
息子が帰ってくるなら、軽い罰でも受け入れたかも知れない。
でも、もういないのだ。一生を失った息子には一生の苦しみを。
それが彼の考えだった。そこには、風見が尊敬した栗栖の姿は
なかったのですね。(−−;

その栗栖の姿に丹波と風見は悲しさを覚えていた。
それは、復讐の連鎖を呼ぶだけだった。
何も解決にはつながらない。だから...みじめな姿を見せて欲しい。
そう、犯罪者でありヒーローではないのだということを証明して欲しいのだ。
栗栖はどうどうと捕まろうと考えていたが、
どうやら、悪役を買って出てくれた。

ところで、こんな重い事件の中、風見は入院している父親に
綴さんを紹介していた。だが、父親との関係は相変わらずである。
同じ官僚だったが出世出来なかった父親。
風見に寄せる期待は大きいのですね。
だが、綴は出世はしないけど、誇れる立派な官僚であると。うん。

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