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白い巨塔

原:山崎豊子、企画和田行 P:高橋萬彦、川上一夫 W:井上由美子 D:西谷弘、河野圭太

出:財前五郎(唐沢寿明)、財前杏子(若村麻由美)、里見脩二(江口洋介)、里見三知代(水野真紀)
東貞蔵(石坂浩二)、東佐枝子(矢田亜希子)、
柳原弘(伊藤英明)、佃友博(片岡孝太郎)、亀山君子(西田尚美)
鵜飼医学部長(伊武雅刀)、鵜飼典江(野川由美子)、竹内(佐々木蔵之介)
財前又一(西田敏行)、黒川きぬ(池内淳子)、花森ケイ子(黒木瞳)
菊川昇(沢村一樹)
関口仁(上川隆也)、佐々木よし江(かたせ梨乃)
河野正徳(及川光博)

(第1回10月9日)
(第2回10月16日)
(第3回10月23日)
(第4回10月30日)
(第5回11月6日)
(第6回11月13日)
(第7回11月20日)
(第8回11月27日)
(第9回12月4日)
(第10回12月11日)

(第11回〜)次クール

2003年10-12月連続ドラマ


(第10回)

決選投票が近づいていた。今日も、料亭で鵜飼教授を囲んで作戦会議...
と、思ったが、鵜飼教授は昨日の第一外科医局員・佃達の行動を問題視していたのだ。
もちろん、財前は自分の知らなかったことだと言い張ったのだが、
それが通用するわけがないと。
特に、選挙運動を嫌う大河内教授にはにらまれてしまったのではないか?
かなりの剣幕で、鵜飼教授は財前を支えるのを辞めるとまで言いだしたのだ。
そういわれたら、財前も少し脅すしかない。
自分が崖から落ちるのなら、腕をつかんでしまうかもしれません。ですって。

そして、いよいよ決選投票の日がやってきた。
結果は...16票対14票で、財前の勝利。ふ〜。やばかった...
なんとか、切り崩しが成功したものの、最後まで東側に居続けていた
ひともかなりいたようだった。これから、どうするんですかね〜。(^^;
つーか、東都大の教授の力で約束されたことは、どうなるんだろう。
まあ、負けたからって、約束を反故にしたのでは、それこそ陰口を
たたかれることになるか...

ということで、東教授の再就職先も保証してくれたようなのだが、
東教授は辞退するしかなかったようだ。
でも、東教授はそのほうがよかったのかもしれない。
だって、娘の佐枝子の優しさを改めて感じることができたんですからね。
そう、どうなったってお父さんだもんね。
つーか、奥さん、うるさすぎ〜(^^;;

そうそう、菊川教授はやはり石川大学にいつづけることはできないようで
外国の大学に行くようだ。でも、彼にとっては日本の派閥とかがない
外国の大学病院の方が研究に没頭できていいようだった。

さて、教授に決まった財前には春が来たような感じになっていた。
みんなが祝福してくれて、気分もすごくいいようだった。
だからというわけではないが、里見がつれてきた患者について少し冷たい印象がある。
もともと冷たい印象がある財前だが、さらに冷たく感じるのですね。
それでも仕事をちゃんとしてくれればいいのだが、簡単な手術だからか?
若い柳原にまかせっきりなのですね。

これには患者の佐々木さんも奥さんも不安になってしまうのですね。
そこで、何度も里見に相談しに行くのだった。
まあ〜。そうされたら、里見としても出したくもない口を出したくなりますよね。
この辺も、柳原がちゃんとやっておかないとね〜。
自分でできないなら、財前教授じゃなくても、金井講師とかもいるわけだしね。
あ!金井も金井助教授になるようですね。

しかも、患者の前で不安な顔を見せるのはよくないですね。
というか、あんたは担当だったんだから、そのレントゲン写真を
今見たわけではないでしょう?
まるで、”見落としていました”って感じなのはよくないですよね。
まあ〜。きっと、ガンが転移しているんでしょうけどね〜(ーー;

財前教授も一区切りついたところで、佐々木さんの手術を予定していた。
それは、東教授の退官日にぶつけているのですね。
手術に財前自身もスタッフもさかれてしまって、
東教授は寂しい中で退官していく...
まあ、自業自得といえばそれまでなのだが、東教授は歩み寄りを
見せて去ろうと考えていただけに、ちょっとさびしいですね。
でも、そのことを恨むのは逆恨み...
いや、東教授は恨んではいないだろう。
それよりも、人格的に教授の器ではないことを改めて確信し、
近い将来財前教授が失脚するときがくることを夢見てほほえんだ。

ますます悪くなっていく吾郎ちゃんだけど、
とうとう里見にまで悪態をつくようになってしまった。
ん〜。唯一、どんな地位になっても友人と呼べる相手だと
思っていたんですけどね。ひとって変るのかな〜。
それとも、誰よりも理解していた相手だからこそ、勝てない...という
思いがあったのかもしれませんね(−−;

「もどる」


(第9回)

教授選考投票が行われようとしていたとき、
財前は里見に言われて、ガン患者の相談に乗っていた。
どうやら、財前が執刀することになりそうなのだが、
財前の頭の中はそれどころではない。

そして、投票結果がでる...財前12票、菊川11票、残り7票。
誰も過半数の16票に達しなかったために決選投票となった。
ん〜。まあ、負けなかったからよかったものの、
やはり一回で決めたかったというのあるだろう。
それもこれも、東教授の猿芝居のおかげだ(−−;

すっかり腹を立てたのは財前だけではない。
医局も腹を立てていたが、財前はたしなめるのですね。
しかし、ちょっとエッセンスを加えておいた。
何をやるべきか?考えるべきだと。
ふふふ。動いてくれよ〜お前達。と裏返しの話が来そうです。

さて、財前は里見の患者を看ていた。
佐々木さんは、気が強くてなかなかいうことを聞いてくれそうにない。
財前もこういう患者には、少しむっとしてしまうのですね。
ここは警察でも刑務所でもないのだから、
患者自身が決めればいい...確かにそうだが、なんか冷たい。
でも、冷たくても腕が確かなのだ。
里見もだからこそ、財前に手術を任せるのですね。
でも...財前は柳原を残して、さっさと退席してしまうのですね。

さて、佃たち医局員達は財前の裏の指示に従って、
何かをしようとしていた。
そう、菊川教授が辞退してくれれば、財前助教授しか残らない。
そこで、佃達は直談判をして、もし、菊川教授が第一外科の
教授になったとしても、医局はサポートしないというのだ。
それでは、研究畑の菊川教授にとっては大打撃である。

そこで、今回の話を取り持ってくれた東都大学の教授に
電話をするのですね。
そうなれば、東教授のところに電話をかけてきて、怒りをあらわにする。
さらには、東教授のところに乗り込んできて、東教授の不甲斐なさを
ネチネチつつきながら作戦を練るのだった。
もう、東教授などどうでもいい。
自分が口を出して、菊川教授をむざむざと負けさせ、
研究の場所を失わせたとあっては彼の威厳に関わるのですね。(−−;

東教授はすっかり能なし扱いにされて、むかついて仕方なかった。
しかし、彼に反抗することはできない。(−−;
立ち去った後に植木に当たるぐらいしかできないのですね。
もちろん、このことについては財前助教授に話をせねばならない。
むかついた矛先を財前に向けるのだが...
財前も完全に戦う体制である。下手にでている間に
東教授がひきさがればいいものをネチネチやる物だから、
財前助教授も黙ってはいられなくなる...

さて、佐々木さんだが里見のところから財前の第一外科に
やってくるのですね。そして、手術の準備をするが、
財前は教授戦のことで頭がいっぱい。
だから、ついついおろそかになってしまうのですね。
これには、佐々木さんが心配するのですが...
なんとか、里見がとりなしている感じですね。

「もどる」


(第8回)

財前は大河内教授に教授にはなりたくないと。
手術をする一線の外科医のままでいたいと話をする。
しかしながら、下の物を指導したいという思いもあるのだと。
マジメ路線で大河内教授にアプローチする財前なのですね。
でも、大河内教授は何も話さない。
はぁ?おっさん、死んだのか?って、そんなわけはない。

そこへ、里見が現れた。
どうやら、ガンの後援会にリリーフとして里見に頼むらしい。
もし、本当に気が乗らないのなら辞退すればいい...
その言葉は、里見を通じて財前に話した言葉だった。

鵜飼派10票、東派4票、あと2票。
ここまでは、ほぼ予定通りなのだが、問題は大河内教授が
束ねている基礎講座の15票が問題なのだ。
これが東派に流れたら惨敗である。最低でも5票は欲しいところ。
しかし、財前は大河内教授に嫌われていますからね〜。
でも、鵜飼教授も指をくわえてみているわけではない。
大河内教授のやり方に不満を持ち始めている若手に話をしてくれるようだ。

さて、里見のことはおいていても、佐枝子は菊川と結婚の意思はなかった。
それを菊川に伝えると、彼もわかってくれたようです。
どうやら、結婚はこりごりと考えているようですね。
まあ、菊川が佐枝子と結婚しなくても、教授になりさえすれば、
東の退官後の仕事は約束されているようです。

里見はガンの公演を見事成功させていた。
その末席には財前教授もいるのですね。
どこまでもまっすぐな里見にこころが揺れている。

その里見の公演で1人の女性・佐々木が声をかけてきた。
どうやら、夫が調子が悪いようなのだ。
里見は状態を聞くと、病院で診察してもらった方がいいと。
すると...女性と夫が一緒に現れ、里見が診断すると...
食道ガン...うわ〜。早期発見なのかな?

里見は財前に緊急手術をしてもらおうと、資料を竹内に持たせたのですが...
今は教授の投票の時期である。今、持っていっても...

東教授は最後の一押しを考えていた。
それは、遅刻...いや、そうではない。
東教授が悩みに悩んでいるというパフォーマンスなのだった。
投票が始まろうとするとき、東教授は投票を棄権するというのだ。
え?それは、どういうことなのか?
どうやら、財前と徳島大学の教授は自分が手塩にかけてきた人物。
この2人が戦うところを見たくない。
しかしながら、”業績のすばらしい”からといって、愛弟子を見捨てて
投票できないというのだった。つまり、感情論では愛弟子に入れたいが、
教授の資質としては菊川教授だということをアピールして退席する。
これには、教授達の心が揺らぐ...
これは...どうなってしまうんですかね〜。

「もどる」


(第7回)

大河内教授が選択した第三の道というのは、全国公募...
え?それじゃあ〜、ライバルが1人ではなくて、たくさんですよね。

これに気分を良くしたのが、東教授なのですね。
全国から広く公募するのであれば、他の大学の菊川を推薦しやすい。
だが、菊川は少し顔を曇らせていた。
なぜなら、菊川はこの教授戦に負けたら、研究する場所を失うのだ。
だって、浪速大学の教授戦に立候補すると言うことは
石川大学での立場も失うのですね。
そして、浪速大学でも教授になれないとなると...
そのリスクを負うだけの覚悟があるのか?
何しろ、ライバルは財前助教授である。

財前は考えた末に、東教授のところを訪ねるのですね。
そして、東教授の手術の助手につきたいと申し出るのだった。
これには、東教授もビックリするのだが、財前は助手につける
最後のチャンスだからと...

これを機に、財前は東教授に嫌われる理由が知りたかった。
だって、財前は東教授に育ててもらった時期もあり、
反抗しようと思ったこともほとんどなかった。最近になるまでは...
すると、東教授は教授になりたいと頭を下げたら...と。
頭を下げるつもりはありません。あちゃ〜(><)
完全に、東教授と距離をおくのですね。
でも、ここで頭を下げていたら、済んだ話かもしれないのに
いや...もしかしたら、東教授のワナだったかもしれない。
頭を下げさせたあげく、鵜飼教授を失ったのでは損ばかりである。
財前は手堅く、鵜飼教授を選んだのだった。

鵜飼教授といえば、里見助教授。
里見助教授は鵜飼教授とは相変わらずのようである。
そんな中、林田さんがなくなったことから、ガンの末期医療を
真剣に考えるべきだと進言する。
だが、鵜飼教授はガンの治療の方の研究成果を期待するとのことだった。

その里見のことで、東教授の娘・佐枝子と母親がケンカするのですね。
どうやら、母親が心配したとおり、佐枝子は里見に心を奪われつつ
あるかのかもしれない。でも、彼には奥さんがいて、友達づきあいさせて
もらっている。だけど...

財前の奥さんは、なんだかんだ言っても財前のことを愛しているのか?
愛人がいるとなると、気になって仕方がない。
そこで、花森に会いに行ったのですね。
だからって、見苦しい態度もできない物だから、
花森には高いところから話をするのだった。
でも、役者は花森の方が上手なのかもしれません。
なんだか、ぷって笑顔が漏れるような雰囲気をかもしだす。
どうやら、財前の奥さんの負けのようである。

そのころ、教授候補が絞られていた。
財前助教授、菊川教授...そして、浪速大出身の徳島大が残る。
どうやら、鵜飼派のひとりの教授が裏切ったようだった(−−;マジ?

そのころ、財前も指をくわえてみていたわけではない。
里見に相談したが、大河内教授との間をとりなしてはくれない。
それならば、自分だけでも行くしかない。
そこで、教授になりたい...じゃなくて、教授になりたくないと言う。
え?そうなんですか?純粋な路線で行きたいのか?

「もどる」


(第6回)

大河内教授の立候補によって、教授選考委員が誰になるのか
わからなくなったのですね。そして、決定した。
当初の予定だった鵜飼派...つまり、財前助教授を推す人が
ひとりかけてしまうのだった。代わりに入ってきたのは、
大河内教授であり最大得票で教授選考委員長をつとめることになる。

これには、財前は完全に計算違いをしていたのですね。
つーか、大河内教授ったら、大物じゃないですか?
それなのに、あの態度はつめが甘いですね。五狼くん(^^;
大河内教授にはお金とか通用しそうにないですし、
どうするんですかね〜。今回は財前パパの出番はなしか(^^;

そのころ、里見の方は鵜飼教授にたてつきながら、
林田さんの治療を続けていたのですね。
ん〜。里見自身も治る見込みのある患者を受け入れないで
林田さんのためにベットをさいていることに疑問を持っていないわけではない。
でも、彼女を見送りたいという気持ちは強いのですね。
それは、里見個人の考えであり、病院としては認められない。
だったら...そう、里見自身があの病院にいる必要はないのでは?
いいや、そうではない。里見にとって、大学病院は研究をするのには
絶好の場所でもあるのだ。(−−;
財前のことを悪く言うが、結局、あんたも自分の考えだけで動いている人に
かわりないのですね。

そんな中、財前は大河内教授に気に入られている里見に
なんとかしてもらおうと、林田さんの手術を受けることにした。
はっきりいって、乗り気ではないのはありありとわかる感じ。
それでも、財前なら手術をうまくやってくれるだろう。
すると、里見は手術を断るのですね。
はぁ?あんたなに?林田さんの延命治療がやりたいのでしょう?
自分が気に入らないから、財前の手術を断るの?
財前があなたにお願いしたのは大河内教授との間をとりなして欲しい
ことだけでしょう?それが悪いこと?違うでしょう?
とにかく、里見は財前の申し出を断ることにした。

そのころ、林田さんが突然退院してしまった。
彼女は自分がこの病院に居続けることが、誰のためにもならないことを。
そればかりか、里見先生を苦しめていることを知っていたのですね。
だから、出ていくのだ。最後ぐらいは、あのひとはいいひとだったよね。
って、言われるような死に方をしたいのだ。
そしてなにより、この病院は末期ガンで死を迎えるのにふさわしくない。
結局、里見は彼女を嫌な気分で送り出しただけなのですね。
もっと早く出していたら...ちゃんといいわけを考えていたら...
自分が汚れるのを嫌うから、そういうことになることもある。

さて、とうとう教授選考会が行われようとしていた。
やはり、鵜飼派は財前を...東派は菊川を推薦する。
すると、大河内教授が第三の選択をするしかないと結論を。
え?どういうこと?

「もどる」


(第5回)

財前助教授は東教授のお客さんと会うことになる。
石川大学の菊川教授。心臓外科に弱い浪速大学医学部の
ために話を聞いていると言うが、財前助教授にはすべてがわかっていた。

そんな中、財前はこの前手術した社長から1億円の寄付をもらう。
それは、財前のために用意されたお金なのだが、
東教授と戦うために、鵜飼教授に記念基金として使うことを
提案するのですね。鵜飼教授を味方にすることで東教授に
対抗しようと言うのが考えだった。

すると、選考委員会のメンバーを鵜飼教授の息のかかった人に
してくれるようである。もちろん、財前の義父・又一はその人たちへの
工作も考え始めているようだ。

そのころ...里見は末期ガンの患者のことを考えていた。
何か方法はないのか?病理の大河内教授にも相談するが、
抗ガン剤が効果を示さない身体のようだった。
やはり、少しでも延命処置をするのは手術しかない。
そこで、財前に頼むのですね。
つーか、財前は正論で話しているのだから、
正論で返さないと意味がないじゃない?
なんでも、自分が正しいと思うことこそ、悪だと思うのですが...

結局、里見は何をしたのか?
それは、大河内教授の財前助教授に対する評価を下げただけである。
そう、他人の足を引っ張っていること以外何もできていないのだ。

里見は告知
家族もいない、恋人もいない、友達もいない...
だから、里見先生に見取ってもらいたい。
でも、あーた、良く知っているでしょう?
薬品会社の社員ならガン患者の行く末どころか、
大学病院がホスピスのようなところではないことを知っているでしょう?

そのころ、鵜飼教授の司会でパーティが始まっていた。
記念式典ということもあり、多くの出席者がいる。
その中で、記念基金が発表され、鵜飼教授の株も上がり、
もちろん、財前の株も上がるのだった。
うらでは、財前の義父・又一もちょこまかと動いている...

そのパーティで東教授の奥さんが倒れてしまうのですね。
しかし、そのときに東教授はパーティを早退していたのだった。
その行き先は病院ではなかった。
そのころ、東教授は今津教授をつれだって、菊川に
次期教授を承諾してもらいに来ていたのですね。

ところが、菊川先生は相変わらず承諾していなかった。
東教授は菊川先生に石川大学のスタッフを連れてきても
いいというのですね。でも、それじゃあ〜。
今の大学のスタッフの立場がないですね。
ん〜。東教授のなりふり構わない態度はわかるが、
その場に今津教授もいていいのかな?

そのころ、財前の義父・又一は今津教授以外の3人を集めていた。
そして、お酒を振る舞っているのですね。
いや、振る舞っているのはお酒だけではない。
鵜飼医学部長の名前をしきりにふりかざし、
さらに次期学長と言葉を広げるのですね。
これには、3人の選考委員予定者も話を聞かないわけには行かない。
そして、又一はお金を受け取らせるのですね。
もう、これで盤石の状態で選考委員会を望むことができる。

ところが、教授会で選考委員の決定の時になって、
鵜飼、東...そして、今津教授と3人の選考委員予定者で
決まりかと思われたが...なんと、病理の大河内教授が
教授会に久々に顔を出して、立候補するというのだ。
え?なんで?そんな雰囲気が流れる。
だが、大河内教授はなにやら力がある人のようであり、
さらには、この前のことで財前のことを少しいいように思っていないようだった。

「もどる」


(第4回)

財前と東教授の確執が広がっていく中、東教授が特診患者が
やってきた。一流企業の重役であることから、大した手術では
ないのだが、財前が切ることになるのですね。

病院では、たくさんの企業の営業が出入りしている。
その中の1人、製薬会社の林田(木村多江)は
新しいガンの薬を持ってきていたのですね。
彼女は必死なのだが、顔色が悪い...
すると、倒れてしまうのですね。

さっそく、里見が検査すると...なんと、いたるところにガンが
転移していて、助かる見込みはない。
財前は助けられる命のために時間を割くべきだと、
彼女のことはほっておくのですね。鵜飼医学部長も同じだ。
そう、大学病院はそういうところでもある。
限られたベットで最先端の医療を続ける場所。
逆にいえば、進歩しない治療については...

だが、里見はあきらめきれないようだった。
って、あと数ヶ月。彼女の人生は仕事仕事だったんでしょう?
限られた時間にやるべきことがあるんじゃないの?
まあ、告知は難しいのかもしれませんが...
って、まさか、彼女に告知したら自分の売り込んでいる薬を
使ってくださいとか言うのかな〜

そのころ、病院の婦人会では新しい会長を選んでいた。
とはいっても、今年も鵜飼教授であることは間違いない。
しかし、副会長は...東教授夫人が指名されることはなく、
夫人はがっかり...夫に力がなくなっていることを再認識する。

さが、東教授も指をくわえてみているわけではない。
東教授が助教授推薦しようとしている医者が2人いるが、
なにやら決めかねているようだった。
しかし、それは長年連れ添ってきた奥さんには何を言いたいのか?
わかっているのですね。そう、東教授は娘の佐枝子のダンナとしても
ふさわしい人である菊川に決めているのにもかかわらず、
対面的な良心が許していないのだった。
だから、奥さんは背中を押すのですね。
東教授は奥さんが...という格好がつくのだった(−−;

さて、とうとう特診患者の手術が始まった。
そこには、第一外科のナンバー3の姿はなかった。
なぜなら、財前の手術方式に意見をしたからのようである。
あらら〜。自信家の彼にとっては、それでも意見してくれる部下の
存在は大きいのではないだろうか?
いくらなんでも、佃を助教授にする気はないでしょうけどね。

その手術だが、若手スタッフだが手術自体は難しくない。
そう、思っていたのだが、ハプニングが起きてしまう。
若手スタッフが患者の血管を傷つけ出血が止らないのだ。
あちゃ〜。ようやく止ったと思ったら、今度は心臓停止。
財前もこれでだめなら...と覚悟したが、なんとかとりとめた。
ほ〜。みんなが安堵する中、ひとりだけ舌打ちする男が...
もちろん、東教授である。

最近、佐枝子は里見の奥さんと仲がいいのだが、
父親に呼び出されて、菊川を呼びに行くのですね。
本当は、家に連れて行く予定だったのだが、菊川が大学を
見たいと言い出した...菊川が東教授の部屋を訪ねたとき、
ばったり、財前と会うのですね。あちゃ〜。
これから、教授と助教授の全面戦争か?

「もどる」


(第3回)

財前は鵜飼医学部長に絵をあずかると言われたことを義父に報告。
すると、義父である又一は医学会の重役であり、鵜飼教授と同期の
岩田(曽我廼家文童)に頼むのですね。
彼なら何とかしてくれる...そう、岩田は鵜飼教授が医学部長になった
ときの恩人であり、彼の言葉には耳を貸すしかないだろう。

そのころ、東教授は里見の言った一言から財前に不信感を抱いていた。
まあ〜。もともと、財前を教授にする気はなく、東都大学の教授に
推薦者を捜してもらっていた人である。財前がミスでもしないか?
アンテナを張り巡らせていたのですね。

そして、そのアンテナに里見が引っかかった。
彼は財前の手術は緊急オペすべきものではなくて、
みんなに公開して行うべきだったと。
それを聞いて、東教授は財前が手術をやりたくて
自分に黙って手術を行ったのだと勘違いする。
まあ、それもあったのだが、本当の理由は鵜飼教授のミスを
指摘するような手術だったからなのですね。

とにかく、何も知らずに東教授は鵜飼教授に相談して、
査問会議の開催を依頼するのだった。
鵜飼教授は東教授の言葉に耳を貸しながらも、
自分に一任してもらうようにいうのだった。
まあ、慎重にしなければ、自分が危ないですよね。

しかし、何も知らない東教授は、すっかり鵜飼教授は
自分の味方になって査問会議を開催してくれると思っていた。
だから、財前にもプレッシャーを与えて、査問会議に
出席するように言うのですね。

でも、第一外科はすっかり東教授よりも財前教授派の方が多いのだ。
財前教授があぶない情報があれば、財前教授の耳にすぐに入る。
そして、財前教授は査問会議が例の手術であることを知る。
ん〜。これは、困った...里見が自分の地位を捨ててでも
正しいことを貫こうとしている。
彼は正しい。しかし...

ケイ子は里見を地位を得なくても正しいことができる人と。
財前は地位を得て正しいことをしようと考えているのか?
でも、地位を得ると共に、財前は悪の泥沼に脚をつっこんでいるように思える。

さて、岩田と又一は鵜飼教授の公演に出席していた。
もちろん、鵜飼教授に圧力をかけるためだった。
最初は、あめをちらつかせて...実のところ、圧力をかけている。
鵜飼教授も東教授と岩田と又一を天秤にかけて、
岩田と又一をとることにしたのですね。ふふふ。
なんだかんだ言っても、よかった。

しかし、里見にとってすれば、誤診の事実を公にするきっかけとして
査問会議の開催を願っていただけに、ガッカリ...
東教授を抱き込んで...と思ったが、そこまでする必要性は?
財前の言うように、自分がみつけたすい臓ガンを
財前が手術して患者が助かった。なんの問題が?

ところで、男達の戦いの中、財前の奥さんは東教授の奥さんのもとへ。
今までは、こういったことは嫌いだったが、やるしかないと言う感じ。
そんなバチバチに火花がたっているかと思ったら、
東教授の娘さんは里見の奥さんと仲良くなるのですね。(^^;
ちなみに、東教授の娘って、財前を気にしていることが多いような気もするけど...

「もどる」


(第2回)

財前は手術を拒否したけれど、患者のことを忘れていたわけではなかった。
そして、ひとつの案を見つける。
そう、緊急手術にするのだ。そして、それは胃ガンの可能性があるという
ことで手術した後、すい臓ガンも見つけたので一緒に切除するというもの。
なるほど、いいわけはつきそうなことですね。

財前はこの提案を里見に持っていくのだが、里見は正しいことをするのに
なぜこそこそしなければならないのか?と言って、反対するのですね。
でも、財前は里見の良心に語りかける。
そう、どんなりゆうにせよ、患者の命を助けるのが一番大事なのだ。

そして、手術は始まった。
若干、第一外科内でも問題があったのだが、手術は無事成功する。
この手術は患者の命を救っただけではない。
そう、財前にとっても希少なすい臓ガン手術を経験できたのだ。

そのころ、東教授は東都大学・船尾教授に自分の後任を探してもらっていた。
そう、財前に自分の跡を継がせる気はなくなったようである。
あらら〜。完全に嫌われてしまったのね。

財前は義父・又一から、鵜飼医学部長のミスを指摘するような手術を
したことが将来の出世に響くのではないか?と指摘されるのですね。
そして、財前にお金を手渡す...そう、それで鵜飼教授の機嫌を
とっておけということなのだ。

財前は早速動いた。
妻にも協力してもらって、鵜飼教授夫婦が現れる画廊に
向かったのだった。そこで、鵜飼教授に挨拶すると、
彼が好んでいる絵を見つけ、購入することにした。
数百万...贈り物にしてはかなり高価であるが、
今回のことはそれだけの価値があったのだ。

まあ、そういった関係も必要である。
大学教授たちの奥さん達でつくっているすみれ会も
そのひとつかもしれない。って、財前の奥さんは出ていないけどね。
里見の奥さんは、今回は出るしかないと言う感じで出ている。
彼女も、あのおばさんがほほほほと笑うのには
ついていけていないようだった。

里見は苦悩していた。
本当にこれでよかったのだろうか...
自分は、我が子に誇れるような医者なのか...

でも、だからって自分の生き方をつらぬきたいからって、
東教授に対して意味深な返事ってのはね〜。
おかげで、財前は窮地に立たされるかもしれない。

いや、その前にばれてしまった。
鵜飼教授に花森のバーに呼び出されて言ってみると...
患者の家族が、鵜飼教授にも挨拶にってしまったのだ。
あちゃ〜。(><)すい臓ガンのことを話してしまっている(−−;
財前は鵜飼教授を前にして、完全に凍り付いてしまった。
そして、プレゼントした絵も受け取らないかもしれないと
言われてしまうのですね(−−;マジ?
めちゃめちゃあせりますよね〜。

そのころ、義父・又一はなにやら電話していた。
ん〜。彼ならなんとかしてくれる?

「もどる」


(第1回)

さて、いよいよ始まった白い巨塔。
私は前作を見たことがないので、リメイクって感じはあまりありません。
これから2クール続くそうですが、テンポも速くて
とても引き込まれましたね〜。

舞台は大学病院。
優秀な財前助教授は今日も大阪府知事のガン手術をしていた。
この手術には大学内部はもちろんのこと、
マスコミ各社も注目していたのですね。
そのプレッシャーのなか、財前はみごと手術を成功させる。
まあ、助手・佃に若干足を引っ張られたりもしましたけどね(^^;

財前は腕はいいけど、それを鼻にかけたりもしないで、下の物への配慮も忘れない。
それは、彼が元々苦学生であり、奨学金をもらって大学を卒業したというのが
あるのかもしれませんね〜。貧しい母親に、仕送りもしているようです。
しかし、財前自身は生活に困っているわけではない。
妻・杏子の父親・又一が開業医で、お金には不自由していないようだ。

又一はお金は十分に持っているが、名誉をほしがっていた。
だから、財前助教授を息子として迎えたのだろう。
そして、財前もそれがめあてだったのだろうか?
財前は妻と一緒のベットに入ろうとしない。
まあ、どうやら高級クラブのママ・ケイ子と愛人関係をつづけているようですしね。

さて、大事な手術を成功させて、東教授のあとは財前がつぐものだと
みんな感じていたのですね。だが、東教授は財前がもてはやされることを
うれしくは思っていなかったのですね。(−−;
そこで、内科の鵜飼医学部長となにやらたくらんでいる様子。

その鵜飼医学部長の内科だが、財前と同期で優秀な里見がいた。
彼はある患者(河合美智子)に対する鵜飼の診断に疑問を持っていて、
検査を続けていた。単なる胃ガン...
いや、すい臓ガンを併発しているのではないか?
そう疑問を持っていたのですね。
しかし、これはあとあと問題になりかねなかった。
現に、このことは他の部下の1人・竹内も知っていたのだが、
知らなかったことにして欲しいと。

とにかく、状況を説明して、財前助教授にも診てもらうことにする。
すると、彼もすい臓ガンであると診断して手術を
すぐにやるべきだと話をするのですね。
どうやら、初期のすい臓ガンの手術ができるというのは
外科医としてやりがいのあることのようだった。

しかし、里見は患者にも家族にも告知をすませていなかった。
だから、手術をすることをちゃんと説明しなければならない。
本人に告知をするのか?デリケートな話なのですね。
でも、財前は本人と家族にあっさり告知をするのですね。
もちろん、それには手術を成功させる自信があったからだ。
ちゃんと治癒させる自信があったからなのですね。
でも、里見はその言葉に失望が隠せなかった。
そして、里見は財前に言うのだ
医者は神ではなくて患者と同じ人間だと。

そして、手術の準備をしている間に、財前は里見から
すい臓ガンを見落としたのが鵜飼医学部長だと知り、
後々のことを考えて自ら手術をすることを拒絶する。
え?どうして?って、もちろん、出世のためであろう。
財前にまかせたかった里見としては、ガッカリ...
だが、その里見に財前が投げかけた言葉は...
医者は神ではなくて人間...(−−;

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