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恋文〜私たちが愛した男

原:連城三紀彦、P:橋本孝、瀬戸口克陽 W:岡田恵和 D:新城毅彦、酒井聖博

出:竹原将一(渡部篤郎)、竹原郷子(水野美紀)、田島江津子(和久井映見)、
若林誠(要潤)、辻美木子(いしだあゆみ)、三田計作(寺尾聡)、石塚圭子(国分佐智子)

(第1回10月8日)
(第2回10月15日)
(第3回10月22日)
(第4回10月29日)
(第5回11月5日)
(第6回11月12日)
(第7回11月19日)
(第8回11月26日)
(第9回12月3日)
(最終回12月10日)

2003年10-12月連続ドラマ


(最終回)

結婚して、将一は江津子の部屋に泊まるようになった。
家族だから許されることなんだろう。
こうやって、残りの時間を少しでも一緒にいよう。

郷子は、既に将一のいない生活をしていたから、
特にかわったと言うことはないのかな〜。
だって、相変わらず、郷子は江津子の病室を訪ねて友達をやっているのだ。

そういえば、計作さんも江津子の病室を訪ねるようになっていた。
彼女の知る辻さんの思い出を聞いているのだろう。
江津子は次から次へと話そうとする。そんなに、慌てなくても...
でも、江津子は将一と結婚しても、死と向き合っているのには変わりないのですね。
彼女は自分の死が近いことを良くわかっていた。

そんな江津子が将一に最後の望みとしてお願いしたのは...
私が死ぬときはいないで...元気な美人のままの私を
覚えていて欲しいから、死ぬ姿を見ていて欲しくない。
だから...この場からいなくなって。ひとりで、旅立つから...
将一の笑顔が好きだから...

将一は江津子に笑顔を送って去っていくのですね。
もちろん、目には涙をいっぱいに浮かべながら...
将一は、酒に逃げるしかなく...
もう、べろんべろんになるまで酒を飲むもんだから、
最初はカップルに江津子の自慢話をするだけだったのが、
だんだん荒れ始めて、訳がわからないまま
店の看板を壊したりし始めてしまう(−−;
まったく、困った物です。

そのころ、江津子の病室には郷子が駆けつけていた。
そこに将一がいないことに怒りを感じるが、江津子がいないでくれと
頼んだことを知り、彼女の看病を続けるのですね。
でも、もう、虫の息...江津子はとうとう息を引き取ってしまうのですね。

将一がその事を知ったのは、留置場の中だった。
今回はただの酔っぱらいじゃないので、簡単には出させてもらえない。
そこで、郷子が留置場までやってきたのだった。
そこで、江津子は涙ながら、江津子はきれいだったと。
もし、将一が死に目にあっていたら、きっと私のことを一生振り向いてくれない。
そう、将一の脳裏に江津子の最後の笑顔が焼き付いてしまうだろう。

郷子はようやく将一に江津子が自分たちが元夫婦であったことを知っていたと告げる。
もちろん、将一はそんなことは良くわかっていたのだった。
そう、みんなみんなわかっていながら、みんなの幸せを願って、
演技をしていたのですね。そのおかげで、江津子は幸せなまま死を迎えることができた。

それじゃあ、こんどは私の番?郷子がそう思っても、いいじゃない。
これだけ、将一に尽くしてきたんだから、こんないい女の私をもらって幸せにしてよ。
留置場で江津子が亡くなったばかりだけど、こんな時だからこそ、
郷子は将一にプロポーズするのですね。

でも、将一は郷子のところへ帰れないでいたのですね。
なぜなら、自分のしたこと、江津子への思いを考えて、
どうしても戻ることはできないでいた。

そんな将一のケツをたたいたのが計作さんなのですね。
江津子さんに頼まれていた。将一は戻らないでぐずぐずしていた。
でも、江津子を持ち出して将一を戻らせようとするのですね。
でも、普通なら...計作なら戻れます?戻れるわけがない。
だけど、将一ならアリかな...って思える人なのですね。
そんなことを言い出したら、江津子のことだって普通だと考えれないこと。

将一は悩んだ末に、家の近くまで戻ってきた。
そして、自転車を盗む。って、おいおいって感じなんだが、顔は笑顔。
いたずらっ子のような笑顔を見せて、交番に自分の家を訪ねるのですね。
鍵を壊した自転車を見たら、警察も将一が盗んだと思う。
将一はつかまってしまって...

将一がこうしてしまったのには、理由がある。
そう、これは将一が郷子に一度目のプロポーズをしたときのエピソード。
そして、将一は再び同じことを繰り返すのですね。
郷子のプロポーズの答えがこれだった。うん。よかったね(^^)
天国で江津子も祝福してくれているでしょう...
って、相変わらずの将一に、ちょっと不安かもしれないけど(^^;

「もどる」


(第9回)

江津子は死への恐怖を改めて感じていたのだった。
確かに、覚悟はしていたけど、実感はなかった。
でも、辻さんを通して実感をしてしまったのだ。
私も近い将来死んでしまうのだと言うことを...
江津子はどんなに将一や郷子に優しくされても1人であることを
自覚しないではいられなかった。

そんな江津子のしぼんだ心を見つめていると、将一はひとつの決心を
するしかないのだ。しかない...いや、そうじゃない。
そうしたいのですね。そう思うと立ち止まることはできない。
将一は郷子に江津子と結婚することを言うのですね。
はじめは偽りの気持ちだったかもしれないが、
これは本当の気持ちなのですね。

がく〜ん(−−;
郷子は打ちのめされてしまうのですね。
そう、将一は同情とかそういうことではなくて、江津子を選んだのだった。
死にゆく人のための親切ではない。愛情なのですね。(−−;
自分よりも江津子の方を愛している...
もっとも、たどり着きたくなかった結末であり、郷子には耐え難いことだった。

そのころ、将一は郷子だけでなく卓にも話をするためにやってきた。
ようやく、会いに来たと思ったら...
お父さんはお母さんと別れて江津子さんと結婚する。
なんて言われてもね〜。いくら物わかりのいい卓くんだって、
許すことなんてできないでしょう?
でも、愛しているって言葉は伝わったかな〜。
涙ながら語りかけるお父さんの気持ちはわかってくれた?
って、無理だよ〜。小さな胸を痛めて、涙があふれ出るのですね。
将一はいつも卓に甘えていた。泣かない強い子だと思っていたのか?
いや、そこまでは思っていなかったかもしれないけど、
普段涙を見せない大人の卓くんの涙は将一の心にも響いたでしょう?

郷子はすっかり落ち込んでいたが、それ以上に会社に卓が
涙をいっぱいに流してやってくるとじっとしてはいられない。
あまりの急なことで、言葉をかみしめるのに時間がかかった。
でも、かみ砕いてもかみ砕いても納得いく答えなんて出てこない。
そう、明らかにおかしいじゃない!

郷子は将一ともう一度話す決心をする。
でも、そのころ、将一は江津子に再びプロポーズをしていた。
江津子のためではなくて、自分のために結婚をしたいと。
え?江津子は戸惑いを見せるが、将一の気持ちに答えるかな?

将一が江津子の病室にいる頃、郷子は三田さんと話していた。
三田さんは、一つのアドバイスをくれるのだった。
あなたがどうしたいのか?ということが一番大事だということなのだ。
その言葉をかみしめて、郷子は考えた末に一つの答えを出す。
それは、将一と江津子の結婚を認めることだった。
そして、江津子が亡くなった後に、将一を取り戻すというのだ。
なぜなら、将一と別れないでいて、江津子と結婚しなければ、
将一は江津子のことを忘れはしない。きっと...
だから、私は別れるのだ。江津子とは関係なく別れるのだ。
それは、将一の妻としての答えなのですね。

そして、江津子の友達としての答えは。
愛している人が好きだと言ってくれている。
結婚しようと言ってくれているのだから、結婚しなさい。
そう、郷子は江津子の応援団なのですね。

その言葉に、江津子は涙を浮かべながら、自分も郷子の応援団に
なることにした。きっと、自分は亡くなった後だけど、あの世からでも
きっと応援していると...

郷子は将一に離婚届を渡しに行くのですね。
そして、自分は新婦の友人として結婚式にも出るというのだ。
その郷子に、将一はめいいっぱいの感謝の気持ちを込めて
ラブレターをありがとうですって!もう、離婚届なのに...
悲しい、とても、悲しい別れ。これは別れなのか?別れなのだ。
だから、涙が止らない。後ろ髪を引かれてしまう。(TT)

さて、さて、とうとう将一と江津子が結婚するのですね。
2人はとても幸せそうなのですね。
でも、郷子は...二人を見るのは悲しみとうれしさの合わさった顔だった。
3人だけの結婚式は無事終り告げる。
最後の花嫁の花束を渡されるのは、もちろん郷子なのですね。うん。
2人が退場していくと、玄関には祝福してくれる人たちが...
しかし、江津子は...どうやら、死が間近のようですね(−−;

「もどる」


(第8回)

三田さんは救急車に運ばれながら、奥さんのことを思いだしていた。
彼女は自分が浮気をしたといったけど、本当はウソだったのではないか?
三田さんはそれを見破ることができなくて、彼女の罪の意識を軽くしたくて
自分も浮気をしていたというのだった。そして、三田さんは店の女の子と
逃げてしまったのですね。(−−;バカだった...

同じ思いだったのは辻さんも同じなのですね。
辻さんも自分がウソをつき、彼のウソを見破ることができなかった。
どうして、あんなウソをついたのか?
今は後悔しても仕方がない。

辻さんは最後の希を込めて、店に張り紙をしていたのだが、
三田さんは現れなかった。もう、これ以上は...
店の張り紙は一時休業を知らせる物だったが、辻さんは最後の文字を
書き記すのですね。「閉店」もう、戻ることがない、死が迫っていると
感じているのだろう。

その辻さんの予感は的中するかのように、辻さんの様態が急変する。
いや、急変という言うよりも死への道を歩いているようだ。
ずっとそばにいた江津子も覚悟していたとはいえ、
ずっといたからこそつらいのですね。
ずっとそばにいた...本当なら、いるべき人がそこにはいなかった。
辻さんは三田さんがいないことを少し寂しそうにつぶやくのですね。

その言葉にビックリしたのが、将一なのですね。
え?計作?って、三田さんのこと?げげげげ!
将一は三田さんを迎えに行くのですね。
でも、いない...こんな時に何をしているのか?

いや、三田さんも辻さんのことを思いだしていた。
虫の知らせなのだろうか?
三田さんは辻さんの店を訪ねるのですね。
すると、え?手紙が書いてあり、連絡先には病院が...
どういうことなのか?三田さんはわからなかったが、
このままほっておくこともできない。

三田さんは慌てて辻さんの病室に現れた。
すっかり、虫の息状態の辻さんを見て、三田さんはビックリ...
冷静さを失ってしまうのだが、それよりも辻さんに話しかけなければ...
そして、声をかけると...辻さんは最後の力を振り絞って戻ってきた。
涙を流しながら、うれしさでいっぱいの辻さんは、喜びを「遅いよ」の
一言に込めるのですね。(TT)
それが、辻さんの最後の言葉だった。
そして、恨み言を言ったり、寂しかったりしたけど...
最後は愛する人の胸の中で、幸せいっぱいにあの世にいけたようです。

三田さんも、もっと早く...という思いはないではないが、
間に合ってよかった。その一言につきるのだろう。

さて、江津子はこれからは1人であの病室にいることになる。
寂しい...昼間は将一がいてくれるけど、夜は誰もいない。
隣で寝ているはずの辻さんがいないのですね。(;;)
そして、江津子は辻さんの死へのカウントダウンを見ていた傍観者ではない。
死へのカウントダウンを一緒に数えていた同士なのですね。
たまたま、辻さんの方が先にいっただけなのだ。
だから、今度は私の番...(−−;
江津子は突然死の怖さを実感するのですね。

将一は江津子の中の恐怖を感じていた。
だから、夜に気になって、彼女のところに行くと...江津子はいない。
どこへ...オレはここにいる。江津子のそばにずっといる。
それだけじゃあ〜ダメなのか?ダメなのか...
ん〜。ダメなんだろうな〜。ずっといてくれなきゃあ〜。
1人にして、さびしくって死と向き合わせないであげないとダメなのか?
死を見つめないでオレを見つめていろ。
って、郷子も卓もいるしね〜

「もどる」


(第7回)

郷子は江津子に将一を譲ることに決めたのですね。
でも、江津子は...なんと、郷子と将一が夫婦であることを
知っていたというのですね。何それ?どうして?

それは江津子の最後のわがままだった。
将一を病院で見かけたとき、どうしても会いたくて、
色々話を聞いていたのですね。
だけど、最初からだまそうなんて気はなかった。
将一の提案に乗っかかっただけなのですね。
でも、結婚は流石に無理でしょう。
郷子からこれ以上もらうわけには行かない。
だって、返すあてなんてないんだから...

でも、郷子もだまされていたが、彼女も江津子をだましていたことには
かわりないのですね。
そして、それは偽善的な部分があったことは確かなのですね。
郷子は江津子に比べて時間があった。
取り返す時間もあったのですね。
かわいそうだと思ったから...だから、江津子に優しくなれた。

うん。そうでしょうね。でも、もうこれ以上は甘えられない。
江津子は結婚なんてしようとは思えない。
これ以上は迷惑をかけれないんですよね〜。
十分?とは言えるかどうかわからないけど、
幸せをもらったのですね。

郷子にも得る物があった。
郷子は将一のことを改めて好きになったのですね。
だからこそ、ムカツクというのもあるのですね。

ムカついたから?というわけではないのかもしれないけど、
郷子は江津子と一緒に将一に黙っていることに決めたのですね。
え?だって、将一は影で聞いていたじゃん!

とにかく、郷子と江津子は同盟を組むことにした、
そう、将一が知ってしまったら、これまで通りというわけにも
いかないだろう。それは、江津子にとってはつらいことですよね。
だから、このままにしてくれるというのなら...

江津子は辻さんから昔の話を聞いていた。
そのころ、将一は三田さんから昔話を聞いていた。
2人ともウソを後悔していたようだった。
辻さんと三田さんが会いに来ることがあるんだろうかね〜

なんかお母さんばかり、お父さんに会いに行っていない?
やっぱり、つっこみましたか?卓くん(^^;
そのつっこみに、お父さんに会いに行っているわけではないですって。
そりゃあ〜郷子は江津子に会いに行っているんだけどね〜。

すっかり、意気投合している郷子と江津子。
お互い、聞き難いことも思い切って聞くことができるのですね。
本当は結婚したいんじゃないの?
本当は死んで欲しいと思ったことがあるんじゃないの?
その質問は喜びと悲しみの質問なのですね。
でも、その質問にも素直に答えることができる。
そして、そのあとまた普通に話せるような間柄...
これは、恋のライバルというわけではないですね。

江津子は郷子と仲が良くなって、元気そうに見えていた。
ほんと、将一が嫉妬するぐらい(^^;
でも、江津子の病気の進行は止ったわけではなかったのですね。
とうとう、食事制限をしなければならなくなったようです。
天国への階段を一歩一歩上りつつあることを自覚する瞬間であった。

三田さんが荷物の下敷きになるのですね。え?大丈夫?
あ...でも、これで病院に運ばれて、そこで辻さんと出会うことはあるのかな?

「もどる」


(第6回)

卓くんのウソは将一、郷子、江津子にそれぞれ大きな傷となる。
こんな小さな子供の小さな胸に重い重い十字架をぶら下げる。
それが、大人のすることなのか?愛しているから?そのひとことで
片づけられる言葉なのか?

江津子も心を痛めて、将一のプロポーズを断ることにした。
代わりに、ウエディングドレス姿の自分の絵を描いて欲しい。
ん〜。でも、将一は少し寂しそうな顔をする。
そう、将一の願いは違うのだ。

でも、それを聞いていて腹を立てたのが郷子だった。
だって、彼女は将一のわがままで、離婚されようとしているのだ。
そして、将一の結婚相手は江津子であり、その江津子が断る?
はぁ?私って何?郷子の怒りは、耐えていた彼女を突き動かした。

私の絵なんて描いたことないじゃない!
私だって、私だって、江津子のような弱い女だったのよ。
かわいい女だったのよ〜。
でも、あなたがしっかりしないから、私がしっかりするしかなかった。
引っ張っていって欲しかったけど、あなたのことが好きだから...
そう、あなたのことを嫌いになんてならない。
それがわかっているから、私の気持ちが変らないのを知っているから
あなたは私に無理難題を振りかける。あなたは卑怯。

郷子は怒りと涙の中。
自分がこれほどまでに将一のことを好きだと再確認する。
言い放った自分の気持ちはどこかへ飛んでいくのか?
いいえ。郷子の放った気持ちはすべて将一が
胸の中に受け止めるのですね。
将一は初めて郷子の絵を描き始めるのだった。
それは、一つの思い出...

将一は郷子の絵を描き終えた。
だが、彼の心は晴れ晴れとしてはいなかったのですね。
息子を苦しめ、郷子を苦しめ、江津子を救うことができない。
そんな何もできない自分にむかついていたのだった。

そんな中、三田さんは将一を見守っているのだった。
子供のような将一には父親代わりのような存在だった。
その三田さんと辻さんは昔関係があったのですね。
辻さんは美容院を立ち上げ、大変だったときに
三田さんに助けてもらったのだった。
三田さんは辻さんのためにいろいろ尽くしてくれたが、
辻さんは三田さんを裏切ってしまっていたんですね。(−−;
その後、2人は別れて...
どうやら、三田さんは辻さんが入院していることを知らないみたいですね。
ん〜。三田さんが勇気をふるって会いに行けば、
入院していることもわかるのにね。

そのころ、とうとう郷子は決心したようだった。
郷子は江津子に将一と結婚するように言いに行くのですね。
すると...結婚できないですって。
どうして?と問いつめる郷子に、江津子は理由は郷子が
一番良く知っているでしょう?ですって。
やっぱり、江津子って将一が郷子と結婚していることを
知っていたんですね(−−;
ん〜。どこから?って、やっぱり、最初からかな〜。
将一に対して積極的でありながら弱気なのは、
これが理由だからだったのかな?

ん〜。郷子、どうする?
それでも、離婚して将一をあなたにあげるなんて言える?

「もどる」


(第5回)

将一は久々に息子に電話するのですね。
それは、家出少年がお父さんに電話しているかのように
立場が逆のようにも思える(^^;
まあ、会話は子供っぽいところもあるが、ちょっと冷静で大人な
息子の声に安心したのかな?

郷子を呼び出して、一大決心を伝える。
離婚...はぁ?
結婚式をしてあげたいのなら、それは譲歩してもいい。
うわ〜。郷子はそれもOKなの?
でも、それはこの純粋男と結婚してしまった女の定めなのか?
とにかく、受け入れる。でも、それは、形だけの物。
あなたの心をあげた覚えはない。
ちゃんと返してもらわないと困る。

今、別れて、それで江津子さんが死んだらどうなるの?
どうするつもりなの?
え?何も考えていないですって。
死ぬことを考えないようにするから、死んだ後のことも考えないですって。
あんた、それは無責任すぎるじゃない(TT)

それは、今までやってきた将一のバカ騒ぎとは違うのだ。
なんだそりゃあ〜。郷子が受け入れられることじゃないでしょう?
しかも、愛しているなら許して欲しい?
あんた、何言っているか?わかってんの?
しかも、こんな焼き肉屋さんの煙と匂いの中に話すこと?
別れの言葉は、ちゃんとして欲しいじゃ...
いやいや、別れの言葉を聞きたいわけではない。
離婚なんてするわけないじゃない!

ところで、おとなりの辻さん...なんと、三田さんの元奥さん?
辻さんが待ちわびているのは三田さんなのか?
そして、三田さんが将一が自分と似ているといったのは
この辺の関係があったからなのか?

とにかく、三田さんは将一にずるい!と言うのですね。
ん〜確かに、純粋さをぶつけて、あとは郷子にゆだねている。
自分が悪者にはならないように言っていると言われても仕方がない。
でも、うそはつけないのが将一なのですね。(−−;

そのころ、郷子はあまりにも身勝手な将一の決断に心を痛めていた。
その姿は息子の前でも明るく振る舞うことができなくなっている。
郷子の不安が息子・卓の心にも伝わったのか?
学校を無断欠席するのですね。
そう、あの冷静で一番大人のように見えても、まだまだ子供。
将一との思い出の海で、父親の影を追いかける。
さびしい...さびしい...海に1人ぼっちの彼の背中は
悲しさでいっぱいだった。そういえば、お父さんの顔見ていないな〜。

そういえば、将一はすっかり結婚する気満々なのだが、
江津子からは返事をもらっていない。どうして?
それは、江津子は気がついているのかもしれない。
郷子が将一の奥さんであることを...そして、子供がいることを。

そこへ、将一の息子・卓が現れた。え、え、え...
将一は、ここで卓がお父さんと言ってしまったら...と緊張する。
だが...卓は将一の顔を見に来ただけなのだ。
だから、目的は達することができた。
だから...こんにちは。こんにちは、将一おじさん(TT)
うわ〜。マジ、涙とまんね〜って感じです。
やっぱ、大人だよ、ほんと、できた子だよ。
その言葉に、将一は涙が込み上がり、影で見つめていた郷子も
涙がとまらなかった。ただ、卓は笑顔で...
その姿に、江津子も涙が止らなくなったようだった。

そう、この親子にウソをつかせて、引き裂こうとしているのは私。
病気を武器に自分の幸せのために、他人の幸せをとろうとしているのは私。
きっと、恨まれているだろう〜。きっと、地獄に堕ちるのかもしれない。
でも、それでも...(−−;

「もどる」


(第4回)

江津子、将一、郷子は、このまえのことが気になっていた。
郷子が江津子に頼まれて必死で背中をたたいたのだが、
その心中はいろいろつらい物だった。

江津子が手術をすることになった。
手術には親族の同意書が必要なのだが、その親戚は
見舞いにも来ないので、将一が同意書にサインをもらいにいくのですね。
でも、将一はこういうことが苦手だから...
そう、郷子に一緒について来てくれと頼むのですね。

将一は1人で会いに行くことにした。
すると、疎遠になった理由は江津子の母親に問題があったようだ。
江津子のおじさんは、次に何を言うのかと思えば、
葬式の費用は出しますと言うことだった。(−−;
確かに、大事なことなのかもしれないけど、今はなす事なのか?
まだ生きている彼女のことで話すことは他にないのか?
将一は怒りこみ上がってくるのだった。

江津子がこの町の思い出で唯一語ったのが、
写真館でのモデルの話。
将一は彼女の思い出を探しに歩くのですね。
そこには、かわいい江津子が笑っていた。
それを見ていると、将一は涙が流れてくるのですね。(TT)
こんなかわいい顔をしていた子が、親戚の誰もつきそわれることなく、
おしまれることなく亡くなっていく。涙が止らなかった。

その状態で郷子と会うことは少しつらいのだが、
一緒に帰らないわけにも行かない。
郷子の前では、涙を見せまいと思っていたが、
やはり、涙がこみ上がりそうになる。
そこで、結婚式の思い出を言うのだった。
郷子が見栄を張って小さなウエディングドレスを選んだこと。
そして、背中がとめられなくてピンで止めていたことなど、
おかしくて笑ってしまうのですね。
しかし、それは悲しみを隠した笑顔。
その悲しみをたたえた笑顔に、郷子は何も言えないでいた。

そして、江津子の手術の時がきていた。
将一は、そのとき一つの決心をしていたのですね。
そう、彼の心の中に、同情と愛情の混じり合った感情が
少し愛情に変りつつあるようだった。

そして、将一は手術が終ったら...と、耳元でささやいた。
ん?なんて言ったのかな〜。エッチしよう?結婚しよう?だったかな?
よくはわからないけど、それがとても思い言葉であることはわかる。
郷子は将一の決意を見てしまうのですね。
おそらく声は聞こえなかっただろう。
でも、彼女には感じることができたでしょうね。
彼の心が江津子に傾きつつあることを...

こんな中、一番大人である卓くん、どうなんでしょうかね。
将一と江津子は一緒に小旅行みたいな感じがあったり、
病院であったりしているけど、卓くんとの時間は
なかなかとれないでいますよね〜。

そして、誰も見舞いが訪れない辻さん。
本来なら、江津子も同じ境遇だったかもしれないけど、
最近の江津子には見舞いがたくさん来る。
辻さんは自分の元に人が来るのは葬式の時だろうか...
なんて、悲しい状況...(−−;

「もどる」


(第3回)

江津子が将一に郷子ともう一度会いたいと言い出した。
この前、会ったのがとてもうれしかったのだろう。
楽しいひとときは、できるだけたくさんもらいたい。

10月25日...それはカレンダーに記された将一にとって
大切な日だった。それは、郷子との結婚10周年記念日。
この日ぐらいは...と、将一は考えていたんでしょうね。
まあ〜郷子はあてにしていないようですが...

しかし、同じ日、江津子の誕生日だった。
え?そして、彼女にとって最後の誕生日...
ん〜。郷子との結婚記念日は来年も来るけど、
10周年は一度だけ、二度とないその日なのですね。
でも、江津子の誕生日だって、同じ...ん〜。
またもや、郷子に泣いてもらうしかないのかな〜

江津子が誕生日プレゼントで選んだのは、デートだった。
普通のデートがしたいというのだ。
何が何でも外出許可をもらって、デートにこぎ着けた。
とはいっても、時間制限がある。夕方まで。
それなら、郷子の結婚記念日も大丈夫?
楽しいひとときを過ごして、いい思い出になったかな?

でも、江津子は再びわがままを言うのですね。
エッチしたい...って、わがまま言い過ぎだよね。
同情と愛情の間の感情の将一にとっては
できるわけはないのかもしれない。
将一は江津子を優しく抱き寄せるだけだったのですね。
それは、郷子への愛情の誠実な態度...
ん?しちゃったの?

そのころ、郷子は来るはずのない...来ないかもしれない。
将一が来ることを待っていた。
料理は3人分用意していたんだけどね〜。

って、家まではたどり着いているじゃない。
どうして、家に入ってあげないの?
それは、江津子との関係があるから?
でも、でもね〜。そういったことを隠してでも会って欲しいときがある。
誠実な将一はできないのかもしれないけど、真実を隠しても
会わなければならないときがある。
そう、郷子は将一を待ち続けているのだ。
そして、彼女は将一のことを良くわかっている。
すぐそばまで来たんだけど、入れなかったこと。
そして、会わないで帰ったこと...
そして、どうして、会わなかったか?ということも...

郷子は休みの日に、息子も出かけてしまって、暇になってしまう。
将一の顔でも見ようかと思って、市場に出かけるのだが、
将一は出かけていたのですね。

そこで、郷子は江津子を訪ねることにした。
色々話をしていて、大盛り上がりするのですね。
その中で、25日が江津子の誕生日であり、
だから、将一が帰ってこなかった子を知る。
ところが、江津子が胸が痛くなる。大丈夫?
最初はさすっていたのだが、江津子がたたいてくれた方がいいと。
そして、もっと強く...そういわれて、たたいている内に...
そう、力を込めてたたけばたたくほど、優しさは消え失せ、
憎しみが顔をのぞかせる。あなたがいなければ...
あなたなんていなければ...
渾身の力でたたき続ける郷子...
だが、ふと我に返るのだ。私はなんてことを...最低(TT)

ところで、江津子の隣のベットにいる辻さん。
辻さんは、自分のところに誰も来ないことを寂しがっていた。
そして、自分の家に行ってみるのだ。
そこには、自分の行き先が書いてある。
でも、誰も来ない...それどころか、行き先にホコリがかぶっている。
かなしい...誰も、ずーっと気にしてくれていないのだ。

「もどる」


(第2回)

郷子は将一の気持ちに負けてしまうのですね。
でも、でも、無条件降伏は許せない!
ということで、郷子は江津子に会わせて欲しいと言うのですね。

でも、これだけは聞いておきたい。
私のことが嫌いになったの?
だって、不安ですよね〜。
もちろん、将一は気持ちに変わりがないといってくれたのですね。

郷子は息子の卓に話をしておかなければならない。
そう、お父さんは死んでいく人のために、貸し出しているのだ。
だから、いつか帰ってくる。
遠くに出張にでもいっているとおもっていればいい。
まあ〜。半年ぐらいだったら、そんなもんかね〜。
いいけど別に...お父さんがいなくても困らないですって。
やっぱ、一番大人だよね〜。

江津子はおめかしをしていた。
なぜなら、彼のいとこが来るから...って、もちろん、郷子のことです。
だけど、どういった心境なんでしょうか?
好きな彼...自分のよりどころの彼の親戚だから、嫌われたくない?
だから、おめかしをしている?
それとも、彼の妻だって気がついている?わけはないか...

郷子もおめかしをしていた。
なぜ?ライバルに美人だって思われたい?
つーか、相手が親戚だと思っているんだったら、関係ないんじゃない?
いや、そういうことじゃないけど、やっぱり美人に見られたい。

女の攻防が始まる?と心配していたら...
将一は席を外してくれですって!ぐすん。マジ大丈夫ですかね〜。
そんな将一の心配をよそに、郷子は江津子の前ではいとこの
フリをして陽気に話していたのですね。

郷子は江津子と会って、すこし嫉妬してしまう。
そりゃあ〜。将一は自分のことを向いていてくれるのかもしれない。
でも、江津子はきれいだから...

そのころ、息子の卓も不安になっていた。
そこで、雑誌のなんでも相談みたいなところに投稿するんだけど、
その雑誌は郷子が編集している雑誌...
いろいろ思い悩んだ文章は、郷子の心を痛めるのですね。
そして、その文章は将一の心も痛める。
そう、それは息子・卓から郷子と将一へのラブレターなのですね。
だから...将一と郷子は卓と一緒の時間を共にするのだった。
うん。よかったね〜。

でも...でも、やっぱり気になるのが将一の気持ちなのだ。
将一は江津子のことをどう思っているのだろうか?
もし、単なる同情だけならば、将一でなくてもいいでしょうし、
彼女にも失礼...彼女が欲しいのは同情ではなくて愛情だろう。
まあ、同情でもいいというのはあるかもしれませんが...

すると、将一が応えたのは?
ほれているですって!これは期待した答え?
そう、きっと将一ならこう答えてくれる。
その言葉は聞きたくなかったけど、期待した答えなのですね。
その言葉を言うような将一が好きなのだ。
郷子はお金を渡して、涙を流すのですね。
そう、期待した言葉だけど、やっぱり悲しい(TT)
止らない涙を抑えることができないのですね。
でも、ちょっとふっきれたようだった。

そして、別れの時が来た。
それは、永遠の別れじゃない...でも、将一が郷子に言った言葉は、
がんばれ...その言葉は郷子が別れの時の言葉として望んだ言葉。
え?どうして?なんで、今それを言うの?

将一はその言葉を告げた後に、涙が止らなくなるのですね。
え、え、え?別れの言葉だったの?

そのころ、江津子はどんどん将一に頼っていくのですね。
少しでもそばにいたい。離れたくない。絶対に...

「もどる」


(第1回)

水10はこのドラマと裏のどちらを見るのか?悩むところです。
今週はとりあえず、こちらしかないので、こっちからみることに。
ちなみに、原作付のドラマってことですが、私は呼んだことがないです。

将一は留置場の中にいた。
かなり酔っぱらっていて、問題を起こしたようなのだ。
彼を迎えに来たのは、妻の郷子だった。
子供よりも子供のような将一にうんざりしながらも、
その純粋さにひかれているのだった。
まあ、子供が一番苦労しているようだが、
友達感覚みたいで、これはこれでいい関係だったのかもしれない。

そのころ、田島江津子は入院ベットの横たわっていた。
彼女は死を待つだけの生活のようである。
隣の辻さんと妙な競争をしたりする。
それは、どちらが早くこの世から去るか?

そんな死へのカウントダウンの中、偶然、将一を見かけるのですね。
彼は教頭先生の見舞いに来ていたようなのだが、
それは衝撃的な出会いだった。

昔の思い出...それを思い出す人はたくさんいる。
でも、懐かしむだけ...でも、江津子は違った。
彼女は残りの時間が短いから、勇気を奮い立たせて行動に
移すのですね。なんと、彼女は病院を出て、将一のところへ...
そして、涙ながらに、助けて...と言葉をかける。

その真剣な瞳から流れてくる涙に、将一は心配そうな顔から
笑顔で返すのですね。その笑顔は、心配ないよ。そう答えたようだった。

そして、その笑顔はとんでもないことを提案する。
それは、妻子をおいて江津子のところへ来るという物だった。
おいおい。まじかよ〜って感じですよね。

そして、将一は妻子との最後の夜を楽しんでいた。
ただ、罪悪感からなのか?先に、郷子にあやまっているのですね。
そして、別れの言葉を贈ろうとした。
でも、字の汚い将一は...美術の先生であり、
妻なら絵でわかってくれる?別れの言葉とがんばれという言葉。
それを表したのは桜の花びらが舞う絵だった。

翌朝...将一は一文字も書かないで去っていく。
江津子が書いたラヴレターと桜の花びらを描いたガラスを残して。

将一は仕事も辞めて、江津子のそばにいることを選んだ。
彼女の近くで生活していくために、住み込みの魚市場での仕事を
みつけるのですね。なれないけど、それは百も承知である。
ただ、江津子とそばにいて、彼女の笑顔がうれしかった。
死へ歩んでる彼女の顔が笑顔であればそれで良かったのですね。
もちろん、江津子にとっても、すごく幸せなひとときだろう。

でも、そのために悲しんでいる人がいる。
郷子は息子を励ましながら...まあ、息子もそれほど
ちゃんと理解しているようではないのかな?

そんな中、江津子の会社のひとが将一を見るけるのですね。
もう、江津子はいてもたってもいられなくって、彼のところへ...
すると、彼はすべてを話してくれる。
でも、でも、人としてという前に、父親として夫としては?
どうして、どうして、将一じゃないとダメなの?
どうして、生活を江津子中心にしないといけないの?
毎日じゃなくても、時々会いに行けばいいじゃない?
学校が終ってから会いに行ってもいいじゃない?
どうして、彼女にすべてを与えるの?

でも、わかっている...郷子は将一がそんな器用なことはできないことを。
彼は純粋だから中途半端なことができない。
そして、彼の純粋さは郷子の心を苦しめる。
あなたの言うことは正しい...でも、でもね...
だが、郷子はわかっていた。こういう将一を好きになったのだと。
郷子は将一を許し、半年だけ江津子に彼を貸してあげると。(−−;
まあ、居場所もわかったし、一生いなくなるわけでもない。
ちょっと、半年間の単身赴任だと思えば...(−−;

「もどる」