陰陽師

(第1回4月3日)
(第2回4月10日)
(第3回4月17日)
(第4回4月24日)
(第5回5月1日)
(第6回5月8日)
(第7回5月15日)
(第8回5月22日)
(第9回5月29日)
(最終回6月5日)

「2001年4−6月ドラマリスト」


(最終回)
都の外は疫病が流行り、人々は苦しんでいた。
外見上も変わり果て、都の人たちは鬼とさげすんでいた。
晴明は兼家殿に、都の外のものたちを助けるように話をつけようと
するが、聞く耳を持ってはくれません。

晴明は仕方ないので、単身で疫病の流行る村に向かうのですね。
そこでは、多くの人たちが苦しみ、なんの対策もできないでいた。
晴明は自分の知識を使い、村人たちを救おうとする。

そこには、白拍子が病に伏せながらも、看病をしていたのですね。
彼女のかなり弱っていて...ん〜大丈夫なのだろうか?
晴明はその白拍子の看病も続ける。
そして、彼女が何かをお願いしようとしたとき...
晴明は母親と呼ぶのですね。うん。その言葉を待っていた。
おそらく、その言葉さえもらえれば、彼女はよかったのだろう。

白拍子は姿を消す...それは、死ぬところを見れば、もう二度と
あえなくなってしまうことが分かってしまう。でも、このまま姿を
消せば...「いつか、また会える」と思い生きていけるのですね。

そんな中、兼家が暴挙に出た。なんと、村を焼き始めたのだ。げ!
その最中に、蜜虫は火の中で命を落としてしまう。
これには、晴明は怒りがこみあがる。
絶対に許せない。どんなことがあっても...
晴明は兼家に術祖をかけるのですね。コレには兼家も後悔し
延命を願い出る。晴明は兼家を許すことにした。そのおかげで
村は兼家の計らいで、食料とクスリが与えられ救われるのですね。
うん、よかった。

いや、晴明が失ったものは大きかった。
だが、白拍子も蜜虫も死体を見たわけではない。
もしかしたら、いつか会えるさ...それまでここにとどまりまとう。
親友の博雅と共に...
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(第9回)
都の外では鬼どもが押し寄せて来るという噂で持ちきりだった。
はたして、鬼どもとは...

とにかく、鬼払いの儀式を行わなければならない。
そこで、晴明と道満が対決することになったのですね。
でも、その対決は貴族たちの戯れ言にしかすぎなかった。
できレースだったのですね。だが、晴明は道満を負かせて
大役を仰せつかるのですね。

兼家は気をよくして、自分の娘を晴明の嫁にしようとするのですね。
彼女の名は修子(白鳥靖代)。代わりに、蜜虫をよこせというのですね。
晴明は修子との結婚は承知できないようだった。
しかし、晴明は蜜虫の方も止めようとしないのですね。
どうして...,

蜜虫は自分の心の中に嫉妬という鬼が宿り始めているのに気がつく。
鬼が宿った自分は晴明のそばにいてはいけない。あの人は純粋な
ひとなのだから...

一人で屋敷を飛び出した蜜虫は、白拍子に出会う。
そう、以前、晴明の母親なのでは?と思われた白拍子だ。
そこで、白拍子に、人の心だから寒くなる。そして、人の心を
寒くさせるのも人の心なら、人の心を温めるのも人の心だと。
そう言い残して、白拍子は都のそこの庶民たちの集落に行くのですね。
貧困に苦しむたみたち...貴族たちは鬼と呼ぶが...

晴明もまた庶民たちの貧困に心を痛めていた。
だから、妻と呼べる人は同じ価値観でなくてはならない。
だが、修子にはムリだ...だって、彼女はバリバリの貴族なんだもんね。
でも...修子の心も少しは動いたようです。晴明抜きでも、なにやら
都の外で苦しむ人たちのことが気になり始めました。

そして、その修子を見て、蜜虫の嫉妬の炎も消えていくのですね。
そう、そばにいるだけで幸せなのだ。そして、晴明は一人の女性を
見つめるような男ではない。もっと、大きな何かを見つめている人なのだ。
蜜虫はそばにいることにした。

でも、それじゃあ〜正嗣が許すわけありませんよね。
激怒する正嗣にも、晴明はクールにながすのですね。
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(第8回)
牛が引かない牛舎と共に現れる白装束の女・淑子(戸田菜穂)が話題に
なっていた。彼女は少しずつ内裏に向かって進んでいる。
晴明はその噂の淑子に会いに行くのですね。すると、彼女は愛する人を
探しているようだった。彼女は狂おしいほどに叫びまくる。
そして、彼女の正体は死霊だった。

淑子が呼んでいたのは正嗣(石橋保)だった。彼は近々結婚しようと
しているのだが、本当に正嗣のことなのだろうか?
いや、確かに彼だった。

淑子が朱雀門まで来たとき、正嗣は現れる。すると、淑子が話し始める。
3年前のあのよ、結婚しようとしている淑子を連れ去ったのは正嗣だった。
あのときはつれて逃げてくれた。そして、この夜では結ばれぬ運命だと
思った2人は、共にあの夜で一緒になろうと誓うのですね。
だが、淑子は亡くなったが、正嗣は死ねなかったのですね。うむ〜。
だから、淑子はあの夜で待っていた。いつになったら正嗣が来てくれるのか?
ずっと待っていたのですね。きっと、追いかけて死んでくれるはずだと...

だが、正嗣もあれからの3年間は抜け殻のような生活を送っていた。
愛すべき淑子と離れて彼も苦しかったんだろう。お家のために結婚を
決意したのもどうせ未練のないこの夜なのだ。だから、自分がどうなろうと
どうでもよかったのだろう。

そして、淑子が迎えに来てくれたことを知り、正嗣は淑子と共にあの夜に
行こうというのだ。そう。殺してくれ。そして、共に行こう。
だが、淑子は正嗣を殺せなかった。そう、いくら一緒にいたいからといって、
正嗣の命を奪うことなどできなかった。
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(第7回)
晴明は兼家の屋敷で、兼家の娘・聡子(後藤理沙)と会うのですね。
聡子は晴明を自分の実家に連れてくるのですね。
そこには、伏せっている母親・夕子(高橋ひとみ)がいた。
どうやら、かなり弱様子。晴明は聡子の願いを聞き入れ、夕子の看病を
するのですね。ふ〜ん。晴明ってそういうところもあるのか...

博雅は晴明からその話を聞いて兼家の元にやってきた。
博雅はこともあろうか?兼家に説教をし始めるのですね。
兼家はなにやら怒り始めたので、晴明は兼家の注意をそらすのですね。
そして、兼家をだまして、夕子の元に行かせるのですね。ふふふ。
さすが、晴明です。

その後、博雅は聡子と仲良くなる。(^^;2人きりで、デート?って
わけではないでしょうが、楽しい時を過ごすのですね。
そう、聡子は博雅のことが好きだった。だから、このひとときの時間が
とてもうれしく大切に思うのですね。そのデートの終わり、博雅は
聡子を送っていこうとするが、「ここでいい」といなくなってしまう。

そのころ、晴明は夕子から聡子が亡くなったことを知らされていた。
しかも、3年前だ。つまり、この前まで晴明たちの前に現れていた
のは、幽霊だったのだろう。昼真っ間っから走り回るような
おてんばな幽霊ですが...

最後に、聡子は晴明にお礼を言いに来るのですね。何もかもわかって
いて、聡子の願いを叶えてくれた。そうか、晴明、やっぱり霊がらみ
だから動いたのですね。
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(第6回)
「桜の花びらの殺し」の起きたあとに博雅が出くわした。そして、鬼と
すれ違ったのですね。その「桜の花びらの殺し」とは、若い男が殺され、
死体には桜の花びらが散っていたのですね。

そのころ、博雅の幼なじみである如水(塚本高史)という若い僧が
ある女性に恋をしていた。だが、僧たる身である。恋などが許される
わけがありません。いや、それ以前に、博雅はその女性のただならぬ
ものに不安を感じるのですね。

そこで、博雅は晴明に頼み込むのですね。すると、晴明は結界を張り
僧にも女性から見えないようにするのですね。

しかし、その女性はあきらめきれずに如水を呼び続けるのですね。
その声に、如水は負けてしまい姿を現してしまう。そして、初めて
女性の顔を見るのですね。

その女性は...死霊となった小野小町(三田和代)だった。
そして、その小野小町は老いていた。
しかし、絶世の美女と謳われた昔が忘れられず、男を惑わして
いたのですね。

そして、その小野小町にとりついていたのは、100夜通いに
失敗した男・深草の少将(風間杜夫)だった。そして、その男は
博雅が「桜の花びらの殺し」の現場で見た男でもあった。
深草の少将は今でも小野小町のことが好きなのだが、
小野小町はその男に興味はなかったのですね。
小野小町はおじさんなどには興味がなかったのですね。

さて、小野小町は如水に嫌われ、彼を殺そうとした。
そう、「桜の花びらの殺し」は彼女が引き起こしたものだった。
しかし、晴明のその男を殺しても何もならないとの説得に負けて
小野小町は逃げていくのですね。そして、自分の老いた姿に
納得するのですね。そして、あの深草の少将と共に
あの夜に旅立っていく。
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(第5回)
博雅と晴明は兼家の家に招かれていた。兼家の話によると、彼のお抱えの
占い師である白比丘尼(高橋恵子)の占いで、お酒が飲めないというのだ。
白比丘尼の話によると、どうやら何者かにお酒に呪いをかけられているというのだ。
そこで、晴明が兼家の家にあるお酒を調べる。すると、そのひとつに呪いが
かかっていることを突き止めるのですね。兼家は間一髪で助かるのだが...

晴明は呪いの主は見当がついていた。それは兼家の兄弟である兼通殿だった。
晴明はそのお酒の器をそのまま兼通殿の家に持っていき、兼通に飲ませようと
するのですね。もちろん、彼は飲もうとなんてしません。

博雅は兄弟が憎しみ合う姿が、まだ信じられないようようだが、晴明はクールに
そういったこともあるものだと。どうやら、晴明は肉親の愛情を絶対的なもの
とは考えていないようだった。

そんな中、兼家の家で見かけた小夜(春名美咲)と再会する。どうやら彼女は
母親を待っているようなのだが...彼女は母親に売られたようだった。
だから、母親が会いに来るはずもなかったのだ。

白比丘尼もその様子を見ていて、晴明に母親の居場所を伝えに来た。
かなり詳しい描写に、晴明は不思議に思うが、白比丘尼の言う場所にいる
女を訪ねていく。

そこは...女が男に体を売る場所だった。そして、そこで妙(美保純)を
みつける。彼女が母親であるのに間違いないが、彼女は自分ではないと
いいはるのですね。

博雅は納得いかない様子で、どうしても小夜と会わせようとするが、
晴明はほっておくように言う。母親の都合で子供を捨てたのだ。
だから、迎えになど来ない。あきらめた方がよっぽど幸せになれる
というのだ。

その言葉は、晴明自身の生い立ちが関係していた。どうやら、晴明も
親に捨てられたのではないか?という話があったからなのですね。

とにかく、博雅は納得がいかず、小夜に母親の居場所を教えてしまう。
すると、小夜は母親に会いに雨の中遠くまで出かけていった。
だが、妙は冷たく追い返すのですね。うむ〜。小夜は絶望して
トボトボ帰るのだが、冷たい雨に打たれたためか倒れてしまう。
心配した博雅と晴明が迎えに来て、あわてて連れて帰るのですね。
小夜はかなり危ない状況になり博雅は再び妙を迎えに行くが、
彼女は来る気はないのですね。

小夜は一命を取り留めた。晴明は小夜が母親が会いに来た夢を見たと
聞き、ピンときて河原に向かうのですね。するとそこに母親が倒れていた。
そして、捨てたくなかった。迎えに来たかった。でも、あんな場所で
育てるわけには行かない。娘の幸せを思うからこそ...

そこに小夜が現れて、母親と抱き合うのだが...妙は病に冒されている
ようだった。その直後、彼女はなくなってしまうのですね。ほんの一瞬しか
あえなかったけど、小夜はそれでふっきれたようだった。

さて、白比丘尼だが、実は彼女も妙と同じところにいたことがあった。
だから、妙のことも知っていたのだ。とにかく、実は彼女も息子を捨てた
ことがあり、その息子を追ってきていたのだ。その息子とは...
なんだか、晴明っぽい感じですね。ただ、まだ名乗れないようですが...
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(第4回)
博雅は笛を吹いているとある女性が笛をほめてくれた。博雅はなんだか、
惚れれているような錯覚を受けるのですね。誰にも相談できず、晴明に話を
するのですね。ふふふ。でも、晴明も蜜虫も博雅が勘違いしているのでは
ないか?と疑うのですね。

さて、その女だが...名は徳子(横山めぐみ)という。彼女は自分を捨てた
藤原為良(渡辺いっけい)に呪いをかけるために夜な夜な神社でわら人形に
くぎをうちつけていたのですね。その様子に神官は迷惑に思い予言があったと
伝えるのですね。そして、新刊は人形に記された為良の名前を見て、為良に
話にくるのですね。

そこで、為良は博雅を通じて晴明に呪いを解いてくれるように話をするのですね。
しかし、晴明は男女の仲だから気乗りがしないというのですね。博雅は
ほとほと困り果ててしまう。為良を救いたいが、呪いは自分ではどうすることも
できないのですね。

そのころ、徳子は鬼になろうとしていた。博雅への通りすがりの恋に流される
ことなく、為良をひたすらのろい殺そうとするのですね。

徳子は鬼となって...いや、神官にだまされて、鬼になったつもりで
やってきた。晴明は結界で為良を守ろうとするのですね。自らも博雅と共に
結界の中から鬼と化した徳子を見つめていた。

徳子は、木偶を為良だと思いこみ、話し出すのですね。自らの愛を語り、
狂おしいほどに愛を語るのですね。これほど呪いをかけたのに、
今でも為良を思い続け、抱かれたいと思ったのですね。
それは、博雅が惚れた清純可憐な女性ではなかった。徳子は「女」だった
のですね。博雅はショックを受け、思わず飛び出してしまう。
そこで、徳子は博雅に知られてしまったことにショックを受けるのですね。
徳子はそのまま自らの命を絶ってしまう。(--;
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(第3回)
博雅の友人で、息子を救おうとして川出で愧死してしまった伊通(西村和彦)は
死霊となっていた。伊通は夜な夜な妻・籐子(南野陽子)の元に現れていたの
ですね。次第に、籐子は生気を吸い取られ、衰弱していったのですね。

博雅は籐子のことが心配になり、晴明に相談する。晴明は、いったんは
断るものの博雅の熱意に負けて引き受けることにする。

晴明はこれ以上衰弱しないようにと伊通が籐子のそばに寄れないように結界を
はるのですね。家に入れない伊通は籐子に家に入れてくれるように
扉の外から叫ぶのですね。その声に籐子は負けて、扉を開いてしまう
のですね。あちゃ〜。そのまま、2人でどこかに行こうとするのですね。
この世ではなくてもあの世でも一緒に暮らしたいというのが籐子の願い
なのだ。

でも、子供の通が止めにはいるのですね。しかし、籐子は伊通と行こうと
考えるのですね。通を連れて行けば、彼はなくなってしまうだろう。
父親のような笛の名人になるという夢も叶わぬまま死んでしまうのか?
いや、子供にそんなことはできないだろう。

決断できない籐子に伊通は一人で行くことを決めるのですね。自分の
幸せは2人を死なせることではない。2人を守ることが父親である伊通の
幸せなのですね。

その言葉に、籐子も決心をする。伊通を見送って、通と一緒に生きていく。
晴明と博雅は、籐子と伊通の別れの場に居合わせた。博雅の笛の音に
答えるように伊通の笛の音が鳴り響く。

ところで、今回は晴明以外にも陰陽師・蘆屋道満(寺尾聡)が登場する。
晴明のようなきらびやかな身なりはしていないですけどね。
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(第2回)
晴明には奥方はいないのか?蜜虫?は違うようです。
あれはダメだ。アゲハチョウだから...そう、博雅にも説明?していた。
ん〜。でも、博雅は蜜虫に夢中の様子であるが...
では、晴明にはいないのか?

朝廷で権力を握る藤原の娘である孝子(櫻井淳子)。
彼女の元に、男がこない。孝子は不安になり、イライラがつのる。
そんなある日、孝子のもとに次女が見知らぬ女性からもらったと箱を届ける
のですね。その中には、女性の髪の毛が...
その日以来、孝子は女性の髪の毛の呪のために、夜な夜なヘビに苦しめ
られる日々をすごす。

そこで、晴明が呼ばれたのだが、孝子とは何やらただならぬ関係...
だったのか...修行のために晴明は孝子のそばを去らねばならなかった。
その後、孝子は晴明を待つことなく新しい男性と次々に関係をもったのだ。

晴明は蜜虫を使いに出し、孝子を呪った女を見つけ出す。そして、孝子は
呪いの髪の毛で殺されたと伝えるのですね。すると、彼女は天に召された。
そう、彼女は死んでも死にきれず生霊となって孝子を呪ったのだ。
彼女も孝子に男を取られた一人だったのですね。

孝子は生命のおかげで一命を取りとめていた。藤原の娘である私が
そこいらの女に負けるわけには行かないと。しかし、晴明は藤原の娘だから
こそ、おとこはよりつくのだと。
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(第1回)
帝が大切にしていた琵琶・玄象(げんじょう)を紛失してしまった
源 博雅(杉本哲太)は、陰陽師として名高い安倍晴明(稲垣吾郎)に助けを
求める。

晴明は博雅の話から、博雅の友人・鹿島貴次(宮川一郎太)の
妹・玉草(山口紗弥加)が博雅に眠り薬を飲ませて玄象を盗んだらしいと
考える。そして、直接玉草に訪ねるが、玉草はそれを否定する。

その頃、京の町外れで貴族が襲われて羅城門(らじょうもん)の鬼に
食い殺されているという噂がたっていた。その羅城門からは誰が奏でるのか
美しい琵琶の音が聞こえると言うのだ。その琵琶の音は博雅が聞いた玄象の
音と同じなのですね。博雅は鬼が怖いので、晴明についてきてもらうことにした。

晴明は博雅と式神である蜜虫(本上まなみ)をつれだって、羅生門に
向かうのですね。すると、鬼の漢多太(永澤俊矢)が現れ、琵琶を持ってきた
ものを連れてこいという。

晴明と博雅は約束どおり玉草をつれて羅生門に向かうのだが...
玉草だと思っていた女性は、兄の貴次だった。漢多太はどうやら玉草と
逃げ様と考えたようだった。漢多太の招待は外国から連れてこられた
職人であり、散々こき使われ、用が済んだら捨てられてしまったのだ。
遠く異国の地で、一人ぼっちの漢多太は鬼に成り果てていた。

しかし、漢多太はやさしい姿があり、その姿を見たのが玉草だった。
玉草は漢多太のためなら遠く異国の地にだって行けると信じていた。

漢多太は逃げ様と、兄の貴次を倒し、博雅と晴明には呪をかけようとした。
しかし、博雅には利いたが、晴明には利かなかったのですね。それは、
晴明はあらかじめ漢多太にはウソの名前を教えていたからなのだ。
そして、晴明は逆に漢多太に呪をかける。

そして、晴明は漢多太に問う。外国に一人で連れてこられる苦しさは
漢多太が一番わかっているだろう。それでも、玉草を連れて行くと言うのか?
その問いかけに、漢多太はひるんでしまう。

そのとき、兄の貴次が気がつき、漢多太を殺そうとするが、漢多太をかばった
玉草を刺し殺してしまう。晴明は漢多太の呪をといてやる。すると、漢多太は
玉草を抱きしめながら涙し、自らの命を絶つのですね。

博雅は琵琶を取り戻したが、なんとも悲しい結末を招いてしまった。
その後、博雅は琵琶を奏でるがその音はとても悲しく感じたのだった。
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