長野県知事旅費横領事件

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田中康夫による旅費帳簿偽造&旅費横領犯罪事件についてのページです。

ここに書かれていることに関して、何が正しく、何が間違っているのか?何が本当で、何がウソか?判断は皆様にお任せします。


知事旅費横領事件とは?

教授

では、2004年に発覚した、長野県知事田中康夫による出張旅費横領事件についての解説をしよう。

簡単に言うと、田中知事が書類を偽造して税金から旅費を盗んでいたという事件じゃ。

何度も繰り返し行われた悪質な累積犯であり、その手口は公文書の偽造。

しかもその文書偽造体質が改善される様子も無く、さらに主犯である田中知事に反省の様子も見えないのが特徴じゃ。

知事の犯罪を監視すべき監査委員たちも犯罪行為を認めつつ黙認している、というありさま。

現在、永田弁護士によって訴訟が行われておる。



関係者名簿


年表


簡単な解説

女性

旅費の横領って、どういう事?

田中知事が詐欺をして税金を盗んだって事?


教授

さよう、その通り。

田中知事の出張の帳簿記載はほとんどがウソの記載で、田中知事は就任当初から毎回毎回同じ手口で旅費を盗んでいたという事が発覚したんじゃよ。


女性

毎回って‥‥公務で出張していたんじゃなかったの?

個人的に遊びに行っていたのに「出張扱い」にして旅費だけ受け取っていたって事?


教授

さよう、さよう、その通り!

田中知事は個人の金儲けである番組出演のために毎週のように旅行をしていたんじゃが、それを「出張」という事にして出張経費を税金から盗んでいたんじゃよ。

しかも、番組出演した放送局からも旅費を受け取っていた‥‥

つまり、二重取りまでしていたんじゃ!


少年

ひでえやつ!

詐欺だよ詐欺!犯罪者だよ!


教授

問題はそれだけじゃない。

知事の悪事を監視するべき「監査委員」たちが全員「田中知事派」の人間で固められているんじゃ。

だから…


女性

まさか‥‥

監査委員が、田中知事の犯罪には「見てみぬふり」って事?


教授

その「まさか」じゃ。

長野県の監査委員たちは、知事の犯罪について黙認した上、旅費帳簿の内容をウソの内容に書き換える事も容認してしまった‥‥


少年

ウソだろ?

いくらなんでも、帳簿を書き換えてウソの内容にしてしまう事まで黙認かよ!

ありえねえ!


教授

その「ありえない事」が現実におきているのが長野県なんじゃよ‥‥

知事が悪事を働いて、その知事を監視するべき監査委員も知事と癒着している‥‥

そして、反省して改善するどころか、その犯罪行為を正当化して今も続けているんじゃ。

だから永田恒治弁護士らによって「訴訟」という事態になっておるんじゃ!


案内人

この問題については、以下のサイトもご参照ください。



リンク集

案内人

この問題については、以下のサイトもご参照ください。


教授

こちらのサイトの解説も読んでおいてほしいな。


関連記事スクラップ

案内人

では報道された新聞記事のスクラップをお読みください。

事件の概要がわかりますよ。


曇る「ガラス張り」県政 公私区別つかず 苦肉の策

田中康夫知事の旅行命令票にあった、実際の出張の行程とは異なる記載は、公文書公開請求で判明しただけでも、知事が公共交通機関を利用した県外出張の約半数に上ることが四日、分かった。日常的に行われていた不明朗な出張関係の公文書作成は「ガラス張り」を掲げたはずの田中県政の根幹を揺るがしかねない。

二〇〇〇年十月の就任から〇三年十月までに知事が出掛けた三百件近くの出張のうち約百件は、JRなどの公共交通機関を利用。確認されただけでその約半数に当たる四十九件で、公表された行動とは異なる行程の旅行命令票が作成されていた。年度別だと、二〇〇〇年度(十月以降)三件、〇一年度十件、〇二年度二十二件、〇三年度(十月まで)十四件。

多くは、公務前日にラジオやテレビ出演、知人との会食などで東京などに入り、公務をした後にそのまま宿泊して翌朝、長野に新幹線で帰っているのに、公務当日に長野と出張先を列車で往復したように記載したケース。私用で宿泊した松本から名古屋に行き、公務後、都内に行って宿泊しているのに、当日、長野―名古屋間を往復した、と、日付だけでなく発着地点まで異なる記載もある。

知事の旅行命令権者は、旅費の請求者でもある知事自身。事実と異なる記載があった命令票には、命令印、命令権者確認印、旅費の受領、精算印などの各欄に知事印が押されている。また、「決裁回議」の欄には二―三人の職員がチェックしたことを示す押印がある。知事印は原則、本人か、本人の承諾を得た職員でない限り押印できない。

知事の出張は、作成した旅行命令票に基づき、出発前に概算で旅費の現金支給を受けるケースが多い。

県経営戦略局の担当者は

松林憲治

多くのケースは、公務の前後の日に私用で東京などに宿泊しているはず。

その通りに行程を記載すると、知事は(私用に)関係する交通費や宿泊費を返納することになるが、公職選挙法で禁止している、政治家の自治体への寄付行為に当たるため、できない。

一方で、出張して公務をしている実態はあるので、往復の交通費だけを支給すれば済むように手続きした」

と説明する。公文書である命令票への実態と異なる記載については

松林憲治

「知事就任以来、続けてきたことであり、問題ないと考えた」

とする。こうした経緯を全く知らされていなかったという監査委員経験者の一人は

監査委員経験者

「明らかに旅行命令違反で、不正な支出。

繰り返し行われており、悪質と言わざるを得ない」

と指摘する。その上で

監査委員経験者

「公私があいまいになる中で、実態として出張しているのだから、多少違っても旅費を出してもいい、という甘えがあったのではないか」

とみている。

2004年1月5日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010502.htm


田中知事出張 実際と違う記載49件 交通費多く支給

田中康夫知事が二〇〇〇年十月の知事就任から〇三年十月までに行き来した出張で、公になった行動とは違う行程を記載した「旅行命令票」が多数作成されていたことが四日、信濃毎日新聞の公文書公開請求などで分かった。海外休暇などの私用が行程の前後にあったため、県条例の規定では全く支払われない成田空港―長野間を日帰りで往復利用したようにする記載などがあり、規定に該当しない交通費が知事に支給されていた。確認できただけでも四十九件、計約七十万円あった。

県経営戦略局の松林憲治参事は

松林憲治

「公務に即して旅費を支給している。

個別のケースについては現段階ではコメントのしようがない」

としている。

命令票の作成にかかわった同局職員は取材に対し、

康夫派

「知事の行動には私用も含まれており、私用の日の宿泊費を支給せずに済むよう考えた方法だった」

と説明。

記載内容が実際とは異なっていることを認めた。

公私が混在する県外出張を重ねていた知事の行動に合わせて「虚偽記載」を繰り返していたことになり、県議会などでも論議を呼びそうだ。

信濃毎日新聞が入手した知事の旅行命令票と、本紙の当時の取材や知事の著述に残る自身の行動記録を照合した結果、出張行程に多数の食い違いが見つかった。

知事は、例えば〇一年七月十八日、福島県郡山市であった全国知事会議では、前日に長野から上京し、都内の宿泊先から現地へ。

夕方に同市から成田空港に直行し、私用で欧州旅行に出掛けた。

だが、命令票は十八日に長野と郡山を往復したように記載、往復の列車運賃三万三千三百六十円が支給された。

県の「特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例」は、出張の発着地点を在勤地か居住地と規定。

東京などで公務があったとしても、私用で公務の前日や翌日に移動した旅費の支給は原則、認めていない。

〇三年三月二十七日は、休暇で滞在していた欧州から成田空港に帰国、そのまま飛行機を乗り継いで台湾に出張した。

二十九日に帰国し、都内でシンポジウムなどに出席、三十一日に長野に戻った。

しかし、命令票では二十七日に長野から新幹線などで成田空港に向かい、帰国した二十九日にそのまま長野に帰ったと記載。

長野―成田空港の往復割引運賃一万七千円の支給を受けていた。

特に東京との行き来で、事実と合わない記載による受給が多数あった。

信濃毎日新聞は、田中知事が〇三年十二月二十五日に人工ぼうこうを付ける手術を受け、入院中のため、取材を控えていた。

知事は順調に回復し、来客も相次いでいるため、四日、取材を申し入れたが、コメントは得られなかった。

2004年1月5日信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010501.htm


田中知事の実際の行程
日付 旅程 内容
2001年7月17日 長野→東京でタレント活動 私用
2001年7月18日 東京→郡山→成田空港→ヨーロッパ買い物旅行 私用(郡山だけ公用)
田中康夫

ホラいつもの(捏造)旅行命令書。

旅行命令票
日付 旅程 内容 金額
2001年7月18日 長野→(列車)→郡山→(列車)→長野 公用 3万3360円

いつもどおり、振り込んでおけよ。わかったな


田中知事の実際の行程
日付 旅程 内容
2003年3月27日 ヨーロッパ買い物旅行→成田空港→台湾 私用(台湾だけ公用)
2003年3月29日 台湾→成田空港→東京でタレント活動 私用(郡山だけ公用)
2003年3月31日 東京でタレント活動→長野 私用
田中康夫

ホラいつもの(捏造)旅行命令書。

旅行命令票
日付 旅程 内容 金額
2003年3月27日 長野→(列車)→成田空港→(飛行機)→台湾 公用
2003年3月29日 台湾→(飛行機)→成田空港→(列車)→長野 公用 1万7000円

いつもどおり、振り込んでおけよ。わかったな


長野県民

これはほんの一例です。

こうして田中知事は「ウソの出張経費」をでっちあげて旅費を受け取っていたわけです。


知事の公務出張「旅行命令票」 日程や経路、事実と相違

田中知事の公務出張の交通費や日程などを記載した「旅行命令票」と、実際に出張した時の日程や経路と食い違いがあることが五日、分かった。

知事は公務と私用を兼ねて県外に出ることが多いことから、県では「私用の宿泊費などに、県費を支出しないための措置」と釈明しているが、

長野県民

「記載内容と事実の相違が度重なるのはおかしい」

と疑問の声が上がっている。

旅行命令票は、知事が公務出張の交通費を請求するためのもので、出張の日程も記載されている。

例えば、知事は、私用の欧州旅行から帰国した昨年三月二十六日、成田空港で航空機を乗り継ぎ、公務として台湾に出張した。

ところが、旅行命令票では、二十七日に長野市を出発したことになっていた。

また、知事自身による月刊誌の記事によると、五月二十七日午後には私用で上京し、都内のホテルに宿泊。

二十八日に公務で県本人確認情報保護審議会に出席したが、旅行命令票では、二十八日に上京したことになっており、実際の日程と異なっていた。

これについて、県経営戦略局は

松林憲治

「前日に私用で出かけていても、公務で出張すれば、県庁から現地までの行き帰りの旅費が生ずる。

前日分から記載すると、私用のための宿泊費なども支出することになってしまう」

とし、旅費の支給自体には

松林憲治

「問題がない」

と説明している。

県の措置について、県監査委員の石坂千穂県議は、不必要な公費支出を防ぐという目的には理解を示したが、食い違いが指摘された以上、

「(旅行命令票と実際の行動で、どう違っていたか)確認はしなければならないと思う」

と話している。

知事は、公務出張のほかに、海外旅行や選挙応援、テレビ出演など、私用で県外に出ることが多く、県議会でたびたび批判されている。

1月6日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/394.htm


不明朗 知事の「旅行命令票」 私用分返納は可能

田中康夫知事の出張で、公になった行動とは異なる行程を記載した「旅行命令票」が多数作成されていた問題で、担当の県経営戦略局が、異なる記載を繰り返した理由として

松林憲治

「私用を含めて行程通りに記載した場合、(私用とみなした)一部の交通費や宿泊費を返納するのは公選法違反の寄付に当たる」

としていることについて、総務省は五日、

県民

「返納しても寄付には当たらない」

と、異なる見解を示した。

同省給与能率推進室は

県民

「公務と関係ない費用を返納するのは、あくまで実費弁償で、寄付ではない。

県は、精算時に知事の行程通りに命令票を変更し、一部を返納する方法を取るべきだった」

と指摘している。

信濃毎日新聞の公文書公開請求によると、知事が二〇〇〇年十月の就任から〇三年十月までに出掛けた出張で、実際の行動と異なる記載が少なくとも四十九件あった。

東京などで、私用が公務の前後の日にあるため、命令票では日帰りで行き来したように処理したケースが目立つ。

公選法違反の根拠について経営戦略局の担当者は五日、

松林憲治

「〇二年度初めに、会計局の担当者から、旅費の返納は、公選法で禁じた政治家の自治体への寄付行為に当たるからできないと指導を受けた」

と説明した。

が、会計局は

県民

「そうした指導はしていない」

と否定した上で、私用分の旅費返納について

県民

「地方自治法や県の財務規則による手続きをとれば可能」

との見解を示した。

経営戦略局の担当者は五日、

松林憲治

「旅行命令票は公務について記載するもので、前後の日の知事の私用を載せるのは適当でないと判断した」

とも話した。

同局はこれまで、寄付行為に当たるかどうかを、総務省などに照会したことはなかったという。

ただ、情報公開された知事の旅行命令票によると、〇一年度には、出張先の主催者から旅費支給があった際に、交通費など四万五千円を返納し、「公私」が混在した東京経由の大阪出張の際の旅費の交通費全額六万六千四百九十円を返納したケースもあった。

知事が命令票の作成に、どの程度かかわっていたかも、現段階では分かっておらず、なぜ、知事の実際の行程通りに命令票を作成しなかったのか、依然、不透明な部分が残っている。

2004年1月6日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010602.htm


田中知事の旅行命令票 県経営戦略局「是正が必要」

田中康夫知事の旅行命令票に、公になった行動と異なる記載がされている問題で、職員の給与や旅費を担当する県経営戦略局の人事活性化チームは六日、命令票では、少なくとも知事が出張で行き来した日付が実際と違っている点について「認められない」とし、是正が必要との見解を明らかにした。

同局内で知事の命令票作成にかかわった職員が

「私用の日程までを命令票に載せるのは適当でない」

とし、日付が違っていても問題ないとの説明だったのを否定したわけで、県の内部で命令票の扱いが統一されていないことも浮き彫りになった。

また、人事活性化チームは、

県の「特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例」に基づくと、出張で公務がある前後の日に、現地と出発地を行き来したものの、行き来した日に公務がなかった場合には、原則として交通費は支給できない

―、との見解を示した。知事ら特別職、一般職員ともに、適用されるという。

この原則に照らすと、知事が東京で公務がある前日に上京したり、公務の翌日に長野に戻ったりしていたにもかかわらず、交通費が支給されていたケースについては、返還する必要が出てくるとみられる。

信濃毎日新聞の公文書公開請求によると、知事は二〇〇〇年十月から〇三年十月までの出張で、実際の行動と異なるケースが少なくとも四十九件あった。

しかも上京した日や長野に戻った日は、私用だけだったケースが目立つ。

ただ、人事活性化チームは

「例外的なケースがあるかもしれず、個別に調べてみないと、不適切な支給だったかどうかは判断できない」

とし、今後、詳しく調査する考えを明らかにした。

活性化チームによると、県は旅費条例を定めた際、「国家公務員等の旅費に関する法律」を参考にした。

総務省長野行政評価事務所(長野市)は六日、信濃毎日新聞の取材に対し、国家公務員が出張時の前後に私用をする際の交通費の支払い方について見解を示した。

それによると、知事が二〇〇一年六月に二泊三日で東京出張した例で見ると、初日の十八日は公務がないのに上京し、ホテルに泊まったため、その交通費は支払われず、翌十九日に都内のホテルから公務のある場所へ移動した交通費だけを支出する。

帰る際も同様の考え方という。

同事務所の山本千希総務課長は

「途中に公務があるとはいえ、私用のために使った交通費を支給するのは、法の趣旨に合わない」

と話す。

出張から戻って、旅行命令票の内容に変更があった場合には、私事も含めて事実を書き、私用部分の旅費を返納する必要がある

、としている。

2004年1月7日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010702.htm


■1月7日
田中康夫

最終更新日:2004年1月9日

本日付け「信濃毎日新聞」の「報道」に関する長野県の見解

2004年(平成16年)1月7日

1月7日本日付け「信濃毎日新聞」は、

信濃毎日新聞

田中知事の旅行命令票

県経営戦略局『是正が必要』公務がない日の交通費『原則支給せず』

なる見出しの下、長野県経営戦略局

信濃毎日新聞

「人事活性化チームは、

県経営戦略局の人事活性化チーム

県の『特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例』に基づくと、出張で公務がある前後の日に、現地と出発地を行き来したものの、行き来した日に公務がなかった場合には、原則として交通費が支給できない

――、との見解を示した」

と報じているが、同社記者の取材に応じた職員がこのような発言をした事実はなく、「捏造」とも呼ぶべき事実誤認に基づく今回の一方的報道に、長野県は強い遺憾の意を表明するものである。

http://www.pref.nagano.jp/hisyo/governor/kenkai.htm


知事の旅費問題、県が明言避ける

田中康夫知事の旅行命令票に公になった行動と異なる記載がされていることに対して県経営戦略局の職員が「是正が必要」との見解を示した―とする一部報道機関の報道を受け、県は7日、会見を開き

田中康夫

「ねつ造とも呼ぶべき事実誤認の報道だ」

と遺憾の意を表明した。

会見では青山篤出納長が報道に対する“見解”を読み上げ、「事実関係に限定して」とことわって質問に応じたが、知事の旅行命令票についての「正式見解」の言及は避けた。

報道は県内に本社を置く報道機関が7日付の紙面に掲載したもの。

知事の出張日程と同票への記載が異なっていることを指摘したほか、経営戦略局人事活性化チームの職員の発言として

「県の特別職の職員などの旅費または費用弁償に関する条例に基づくと、出張で公務がある前後の日に、現地と出発地を行き来したものの、行き来した日に公務がなかった場合には、原則として交通費が支給できない」

とする見解を掲載している。

この報道に対し、県は

田中康夫

「この発言をしたとする職員がこのような発言をした事実はなく、ねつ造とも呼ぶべき事実誤認に基づく一方的な報道だ」

と反論した。

根本的な問題は「知事の旅行命令票に事実と異なる記載があるのか否か、また、出張の際、私用であっても交通費などを請求できるのか否か」だが、それに対する質疑は受け付けず、「今後十分検討して、統一見解が必要なら出す」と回答するにとどまった。

この問題を報じた記者は

「記者と担当職員のやり取りの内容を聞いたのか。名誉き損にもなるかもしれない」

と厳しく追及。

「命令書の処理は適切だと思うか」

と問われると、青山出納長は「個人的な立場では言えない」と説明を避け、統一見解の報告を待つとして打ち切った。

2004年1月8日 南信州新聞

知事の出張旅費問題 県出納長「統一見解はまだ」

田中知事が公務出張の前後に私的なラジオ出演や旅行をしていたにもかかわらず、実際とは異なる日程で経費処理をしていた問題で、青山篤司・県出納長は七日、

「事務処理として改善すべき点があれば必要かもしれない」

と述べ、改善も視野に検討する考えを示した。

県は現在の出張旅費の運用状況について、

――として、知事の事例は問題ないとしている。

一方で、青山出納長は報道陣に

「(この問題に関する)統一見解はまだできていない。もう少し時間がかかる」

と述べるなど、庁内でも見解が固まっていない実態があらわになった。

1月8日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/396.htm


公私混在した出張交通費 県 公式見解「検討中」

田中康夫知事の出張で、公になった行程と異なる内容を記載した「旅行命令票」が多数作成されていた問題で、県の青山篤司出納長は七日、記者会見し、出張時に公務と私用が混在した場合に交通費などをどう支給するかについての県の公式見解が現時点ではまとまっておらず、

「今後、十分に検討して出したい」

と述べた。

職員の旅費を担当している県経営戦略局人事活性化チームの担当者は六日、信濃毎日新聞の取材に対し、

出張の際、私用があって前日に現地に行ったり、公務翌日に私用をして出発地に戻ったりした場合は、原則として交通費は支給しない

、と説明。

知事ら特別職、一般職ともに適用されるとした。

これに対し、知事の旅行命令票作成にかかわった同局の職員は、

行き先で公務がある以上、前後の日に私用があっても交通費は支給される、

と説明。

七日の会見でも青山出納長は、

「一般の職員が公務の前日に東京に行って、私用をした場合でも旅費は出るのか」

との質問に対し、

「そうです。出してきています」

と答えるなど、県の内部でも考え方が異なっている。

2004年1月8日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010802.htm


県会、総務委開催へ 知事の旅行命令票問題

田中知事の旅行命令票に実際と違う行程が記載されていた問題で、県会総務委員会の平野成基委員長(自民)は八日、知事が退院した後、二月県会が始まる前に委員会を開くことを決めた。

平野委員長は

議員

「旅費や費用弁償のルールについて、県の説明が二転三転して分かりづらい。

交通費だけでなく宿泊費はどうなっているのか、知事の公私の区別はどうなっているのか、県民も疑問に思っている」

とし、

議員

「必要があれば、知事から説明を聴く可能性もある」

と述べた。

この問題で県会閉会中に総務委員会を開くことについては、県会会派の県民クラブ(宮沢敏文会長、七人)が正副議長あてに申し入れていた。

また、この日開いた自民党県議団(萩原清団長、九人)の団会議でも

議員

「公文書への記載内容と説明のつじつまが合わない。総務委員会を開いて県から説明を求めるべきだ」

といった意見が出た。

総務委員会では、この問題と併せて、県が行った住民基本台帳ネットワークへの侵入実験についても

議員

「県側のこれまでの説明は不十分」

として、審査する。

2004年1月9日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04010904.htm


知事 出張時に放送局からも交通費 二重に受給か

田中康夫知事の出張をめぐり、公になった行程とは異なる内容の「旅行命令票」が多数作成されていた問題で、二〇〇二年十二月に知事が大阪市に出張した際、命令票に基づいて新幹線や特急列車の往復交通費が支給された一方、同じ日にラジオ番組に出演した毎日放送(大阪市)が、東京―大阪間の片道航空運賃を知事に支払っていたことが十五日、明らかになった。

毎日放送ラジオ局は、

知事からこの航空運賃分の代金が返還された事実はない

といい、交通費の一部が二重に支払われた可能性もある。

田中知事は十五日、信濃毎日新聞の取材要請に対し、秘書担当職員を通じ

田中康夫

「どのケースのことかなど、最低限のデータを事前にいただかないと、取材はお断りせざるを得ない」

とした。

さらにこの日午後、長野市内の病院を退院した後、

田中康夫

「その件はあす(十六日)」

と述べた。

知事は〇二年十二月二十一日、大阪市に滞在。

毎日放送のラジオ番組「さてはトコトン菊水丸」に出演した後、「スキー王国NAGANO誘客推進協議会」(事務局・県観光協会)が同市内で開いたイベントに公務で参加したことが分かっている。

知事の著述などによると、知事はこの日、東京・羽田空港から空路で大阪・伊丹空港に到着。日程を終えた後、奈良県に移動。

二十二、二十三日は知人と会うなどの私用で京都府に滞在し、さらに東京に向かった。

毎日放送ラジオ局によると、知事から二十一日、東京―大阪間の片道航空運賃、約二万円の領収書が提出されたため、知事にこの交通費分を当日、現金で支払った。

知事が同局の番組に出演する際は通常、交通費については当日に領収書を受け取って実費精算し、これとは別に、出演料を振り込みで支払っているという。

一方、県が信濃毎日新聞の情報公開請求に対して明らかにした知事の出張についての「旅行命令票」によると、二十一日は長野を出発し、名古屋経由で特急列車と新幹線を乗り継いで大阪入り。

同日中に新幹線に乗り、東京経由で長野に帰った―と、実際の行動とは異なる記載がされている。

この公文書に基づき、知事は往復の交通費計三万二千二百六十円を受け取っている。

命令票の備考欄には、帰りが東京経由となった理由を

「(名古屋―長野間の)特急『しなの』の最終に間に合わない」

などと記している。

県は、出張先で公務と私用が混在する知事について

松林憲治

「公務がある以上、最低限、交通費は支給する必要がある」

とし、列車などの往復交通費を支給してきた。

松林憲治

そのために必要な措置だった

とし、

松林憲治

旅行命令票では、実際とは異なる日程や行程を記載してきた

、と説明している。

しかし、公文書である命令票に事実を記載しない県の対応に批判が出ているほか、

県民

一般職と同様、私用で移動した日の交通費は支出すべきでない

、との指摘もある。

県は近く、公式見解を出すとしている。

2004年1月16日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04011605.htm


田中康夫

TBSさん、ホラいつもの領収書。飛行機代ちょうだい。

領収書
日付 旅程 内容 金額
2002年12月21日 東京→大阪間 片道航空券 2万円

TBS
TBS

では旅費として2万円、はいどうぞ。

あと出演料もどうぞお受け取りください。


案内人

こうして旅費と出演料を受け取った田中知事は本業である「タレント活動」として番組出演。

その後、田中知事は奈良、京都、東京と私用で移動し、久しぶりに県庁へ「アルバイト出勤」。

県の担当者にこう言いました。


田中康夫

ホラいつもの(捏造)旅行命令書。

旅行命令票
日付 旅程 内容 金額
2002年12月21日 長野→(特急しなの)→名古屋経由→(新幹線)→大阪 乗車券
2002年12月21日 大阪→(新幹線)→東京経由→(新幹線)→長野

(特急『しなの』の最終に間に合わないため新幹線利用)

乗車券 3万2260円

いつもどおり、振り込んでおけよ。わかったな


案内人

田中知事は公文書である旅行命令書を偽造して、こんな詐欺行為を常習的にやっていたようです。

この時点で判明しただけで49件、70万円分、田中康夫が税金を盗んでいたのです。


知事「誤りあれば処置」 旅費二重受給問題で

田中知事は十六日午前、県庁で記者会見し、公務で大阪市に出張し、県から往復の交通費を受給した際、ラジオ番組に出演した放送局からも一部の交通費が支払われていた問題について、

田中康夫

「放送局に確認して(二重に)もらっていたとすれば、レア(まれ)なケース。誤りがあれば処置したい」

と述べ、二重受給が確認されれば、何らかの形で重複分を返還する考えを示した。

また、大阪市のケースを含め、知事の出張に関する「旅行命令票」で、公になった行程と異なる記載が多数ある問題については、

田中康夫

「県のルールにのっとっている。指摘されるような(不正な)ことはない」

と述べ、手続きに問題はないとした。

知事は二〇〇二年十二月二十一日、「スキー王国NAGANO誘客推進協議会」が大阪市内で開いたイベントに公務で参加した際、県から往復の列車運賃三万二千二百六十円を受給していたほか、毎日放送(大阪市)から、東京―大阪間の片道航空運賃一万七千六百円が知事に支払われていた。

信濃毎日新聞の情報公開請求に基づいて県が公開した知事の旅行命令票によると、二〇〇〇年十月の知事初当選以来、〇三年十月までに、命令票と実際の行程とが異なる記載が、確認できただけで四十九件あった。

出張先へ、私用だけのために前日に移動したり、公務の後に私用をして翌日に帰ったりしたケースが大半。大阪市への出張も同様のケースだった。

四十九件で支給された交通費の合計は約七十万円。

県はこれまで、一般職の場合、こうした出張前後の私的な移動のケースでは原則、交通費は支払われないと説明している。

田中知事は会見で

田中康夫

「知事の公私は不可分かもしれないが、移動に関しては就任以来、公私は厳しく律してきた」

と繰り返し強調。

田中康夫

「私的に公用車を使ったこともない」

などと述べた。

2004年1月16日 信濃毎日新聞

退院後初めての会見で、旅費の問題についての質問に答える田中知事=16日午前11時40分、県庁表現センター

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04011602.htm


知事の復帰/旅費問題めぐり紛糾

知事旅費問題で紛糾

公務復帰後の初会見

田中康夫県知事は16日、長野県庁で会見した。

昨年12月下旬から、ぼうこうと前立腺を摘出し、人工ぼうこうにする手術と術後の加療で長野市内の病院に約3週間の入院後、公務復帰しての初会見。

知事は冒頭、入院治療経過について10分間話してから質問を受けた。

すでに報じられている、知事の出張に伴う「旅行命令票」の問題をめぐり、

記者

「公務と私用で二重払いということはないか」

との質問が出た。

これに対し、

田中康夫

「すでに県が見解を示しているところ」

として、知事自らの説明はなく、同席した青山篤出納長に委ねた。

会見が45分を経過した時点で、休憩を取った知事に代わり、青山出納長が質問に応じた。

知事は休憩後、再度応じ、

記者

「実際の行動と異なる日程を記載していた」

との点を追及する記者に対し、

田中康夫

「逆におたずねしたいのだが」

と前置き、

田中康夫

「実際の行動を根拠にしている、と言われるが、私の行動をいかにして把握したのか」

と切り返した。

また、

記者

「公文書に対して認識が甘いのではないか」


記者

「県では虚偽の公文書を許すということか」

と問われたが、知事は

田中康夫

「今までのルールにのっとって行う」

「今後、より透明性を図るということ」

と答えるにとどまった。

一方、年頭「仕事始め」の式で明らかにした県名の「信州」構想については、世論調査の結果を引き合いに、「信州」「長野」「信濃」に対するイメージの中で、

田中康夫

「『信州』は山紫水明で、外に開かれている」

といい、また、多くのパンフレットでは「信州」となっており、

田中康夫

「『長野』ではなく『信州善行寺』とされている」

などと述べた。

さらに

田中康夫

「220万人総参加のもとで全国に先駆けたルネッサンス運動が、この『信州革命』であり、お金のかからないCI(コーポレーテッド・アイデンティティー)となるのではないか」

との見解も示した。

「道州制」も見据えた構想であることにも言及し、

田中康夫

「今後議論していくところ」

と述べた。

また、駒ケ根市長選に立候補している元教育次長の杉本幸治氏について、

田中康夫

「30人規模学級を私と共に実現してくれた原動力の1人である」

とし、

田中康夫

「持ち前の発想と行動力は駒ケ根の新しい風としてぜひとも必要」

と文書を寄せたと述べ、支援していく姿勢を明らかにした。

2004年1月17日 南信州新聞

知事が交通費「二重取り」

公務出張の際、ラジオ出演 放送局から運賃

田中知事が二〇〇二年十二月、公務で大阪市に出張した際、私用でラジオ番組にも出演し、東京から大阪へ向かう航空運賃を放送局から受け取っていたのに、長野から大阪へ向う交通費も県から支給されていたことが十六日、わかった。

交通費の「二重取り」で、会見した田中知事は事実関係を認め、

田中康夫

「大変なミスがあったことをおわびしたい」

と陳謝し、県に交通費を返還する考えを示した。

知事の話などによると、知事は〇二年十二月二十一日、東京から航空機で大阪に行き、私用でラジオ番組に出演。

その後、公務で県内スキー場のPRイベントに出席した。二十二、二十三両日は私用で京都府に滞在して東京に向かった。

放送局から、東京から大阪への航空運賃として約二万円を受け取った。

ところが、県の旅行命令票は、十二月二十一日に日帰りで大阪に出張したことになっていて、長野―大阪間の往復の交通費計三万二千二百六十円が支給されていた。

知事は、同じ放送局から交通費を受け取っていたケースが、このほかにも三件あり、二重取りした可能性があるとして、調査した上で確認された場合には、県に返す考えを示した。

知事は出張の交通費を複数回分まとめて受け取っていたため、自ら行程に照らし合わせる作業を怠っていたとし、

田中康夫

「きちんと確認しなかった私の落ち度」

と釈明。

田中康夫

「小金を稼ぐという意識はなかった」

と、悪意がなかったことも強調した。

知事の出張を巡っては、公務出張の交通費や日程などを記載した「旅行命令票」と実際の行程などが異なっていた問題が発覚している。

知事は会見で、この食い違いを是正するため、記載方法を変更する方針を示した。

知事の出張の多くは、公務と私用が混在しているにもかかわらず、これまで命令票には公務分しか記載していなかった。

今後は、実際に行動した日程や発着地などを正確に記載した上で、私用についてもただし書きで明記する。

ただ、公文書として保存される命令票の記載が事実と異なっていたことについては、知事は

田中康夫

「私の(就任)前から長野県でそのような記載を行ってきている」

などと話し、明確な説明はなかった。

また、知事の出張に関する問題などを追及するため、県議会総務委員会が二月二日にも開かれる見通し。

1月17日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/409.htm


長野県民

田中知事は「ミスがあった」などとウソを言って言い逃れしていますが、田中知事は「旅行命令書」にウソの旅程を記入し故意に偽造して旅費を詐取しているのです。

ミスなどではありません。

「きちんと確認しなかった私の落ち度」どころではなく、意図的に犯意をもってウソの旅行行程をでっちあげているのです。

しかも、田中知事は常習的にこの詐欺行為をしており、なんと数十件も同様の手口でウソの旅行命令書を作成し、数十万円も税金から横領しているのです。

まさに「小金を稼ぐという意識」でやっているのです。


少年

泥棒しておいて、返せばいいっていう問題じゃねえよな。


知事、旅費二重受給1件認め陳謝 ほかに3件可能性

田中康夫知事が公務で大阪市に出張した際、県から往復の交通費を受給した上、ラジオ番組に出演した放送局からも一部の交通費が支払われていた問題で、ほかにも三件、同放送局から二重受給した可能性があることが分かった。十六日午後に開いた二回目の記者会見で、知事自ら、最初に明るみに出た一件について事実を認めた上で、

田中康夫

「大変なミスがあった。おわびしたい」

と陳謝。

重複分を県に返還する意向を示した。別の三件は放送局側に資料を請求、事実関係を確認しているという。

<「命令票」運用是正へ>

また、知事の出張に関する「旅行命令票」で、大阪市のケースを含め、公になった行程と異なる記載が多数ある問題をめぐる今後の対応について、私用もあって命令票の内容と違う行程になった場合は、出張後、命令票に実際の行程を付記するよう改めていくとした。

県から受給した交通費と、実際の交通費に違いがないかも調査する意向を示した。

知事は二〇〇二年十二月二十一日、「スキー王国NAGANO誘客推進協議会」が大阪市内で開いたイベントに公務で参加した際、県から往復の列車運賃三万二千二百六十円を、毎日放送(大阪市)から東京―大阪間の片道航空運賃一万七千六百円を、それぞれ受給していた。ほかにも三件、公務とラジオ出演が重なったケースがあったという。

知事は、通常は交通費分の現金を封筒に入れてもらい、幾つかをまとめて職員から受け取っていることがあると説明。

二重受給について

田中康夫

「チェックしなかったのは私の落ち度だと思う」

とした。

田中康夫

「小金を稼ぐつもりでやっているということはない」

と強調した。

旅行命令票に内容を書き込んだり、知事印を押したりする事務には直接かかわっておらず、「職員がルールに従って処理をしている」と述べた。

2004年1月17日 信濃毎日新聞

交通費の二重受給について会見で陳謝する田中知事=16日午後、県庁表現センター

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04011701.htm


長野県民

「ミス」なんかじゃありません。

何十件もの出張において同じ手口で「でっちあげの出張」書類が偽造され、税金が数十万円も田中知事に振り込まれているのです。


県会総務委は2月2日開催 知事出張旅費問題

県会総務委員会の平野成基委員長は十九日、田中知事の出張をめぐる旅費問題を審査する委員会を、県会閉会中の二月二日に開くことを決めた。

併せて、県に最終報告書が提出された住民基本台帳ネットワークの侵入実験結果も審査する。

知事の出張をめぐっては、公になった行程と異なる内容の旅行命令票が多数作成されていたほか、県から往復の交通費を受給した上、ラジオ番組に出演した放送局からも一部の交通費が支払われていた問題が明らかになった。

平野委員長は、

議員

県の説明が分かりづらい

―とし

議員

「何が事実で、県はどう考え、何がまずかったと認めているのか。疑問点を整理したい。必要なら知事から説明を聞くこともある」

としている。

その上で、

議員

「県の説明があまりにもひどかった場合、百条委員会(調査特別委員会)の設置を求める可能性もある」

と述べた。

この問題をめぐっては県民クラブ、自民党県議団が総務委員会を開くことを求めていた。

2004年1月20日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04012002.htm


旅費 従来の支給方法継続 知事「出張後に行程明記」

田中康夫知事の出張で、実際の行程とは異なる記載の「旅行命令票」が多数作成されていた問題で、知事は十九日の記者会見で、

「出張後に命令票に(実際の行程を)付記するという形で改める」

と述べ、命令票そのものの記載を実際の行程通りにはせず、従来の支給方法を継続する考えをあらためて示した。

県は十六日の会見で、一般職の場合は休暇手続きを事前に取らなければ認められていない、出張の間や前後に私用が入った出張旅費支給について、

松林憲治

特別職に旅行命令を順守する服務規定がなく、休暇の規定もない

ことを挙げ、

松林憲治

「出張の事実がある以上、往復の交通費は支給する」

と説明。

「付記」という形で旅行命令票の運用を是正することを打ち出した。

付記でなく、実際の行程通りに旅行命令を記載するよう変更すれば、会計局が私用の移動と公務の関連性が薄いと判断した場合、旅費の一部を支給しない可能性がある。

また、国家公務員と同様に「滞在先」から出張先までの支給という考え方を関係条例に盛り込めば、根拠のあいまいな旅費支給は少なくなる。

しかし、知事は、いずれの改善策も避けた格好だ。

今回明らかになった旅費支給方法の是非について県監査委員事務局は現在、知事の旅行命令票に基づき知事の出張行程を確認中。

地方自治法は「必要があると認める時」は職権の監査を認めている。

しかし、丸山勝司・県代表監査委員は同日、信濃毎日新聞の取材に対し

丸山勝司

「(事務局の)事実確認の結果を待っているが、旅費の二重取りについて知事は返還する方針で、付記を始めるなど知事と県の対応は是正の方向に向かっているから、監査ということにはならないだろう」

と話した。

2004年1月20日

信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04012001.htm


田中知事を長野県警に告発 虚偽の公文書を作成と主張

長野県の田中康夫知事が公務出張で、虚偽の旅行命令票を作成したとして、同県松本市の会社社長(50)らが22日、虚偽有印公文書作成容疑で田中知事に対する告発状を長野県警に提出した。

県警は内容を検討し、受理するかどうか決める。

また、会社社長らは同日、田中知事が不正に受け取った旅費を県に返還するよう求め、県監査委員に住民監査請求した。

告発状などによると、

田中知事は2000年10月に県知事に就任後、公務出張の前日に私用で出張先に行っていたにもかかわらず、旅行命令票の日付を書き換えて公務当日に長野市から出発したとする旅行命令票を作成した

、などとしている。

県経営戦略局は、旅行命令票の記載内容が、知事の実際の行動と違うことを認めているが

「公務に必要な旅費のみ支出するための措置」

と説明している。

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040122/20040122a4520.html

1月22日

中南信6人が返還求め監査請求 知事旅行命令票問題

田中康夫知事の出張で、公になった行程とは異なる記載の旅行命令票が多数作成され、一部で交通費の二重受給のあった問題で、松本市、大町市、諏訪郡下諏訪町、原村の六人が二十二日、知事に出張旅費の県への返還を求める住民監査を請求し、県警に虚偽公文書作成、同行使容疑で知事を告発した。

六人は、県内の有志十数人で結成した「田中県政検証会議」に所属。

県民

「虚偽の旅行命令票を作成し知事の旅費を支出するのは違法、不当」

とし、

県民

知事が初当選した二〇〇〇年十月から昨年十一月初めまでの出張のうち五十件が該当

と主張。

告発では、虚偽文書の作成が

県民

「担当職員の代理でも、決裁権者としての知事の責任は免れない」

としている。

地方自治法は、違法または不当な行為があった日から一年を超えたものを住民監査請求の対象外とするが、正当な理由があれば請求できる。

住民は

県民

「虚偽の記載であることを、マスコミ報道があるまで客観的に知り得なかった」

とし、全期間が対象になると主張した。

県監査委員事務局の早川良一次長は

県民

「受理するかどうかも含めて監査委員会を開いて検討する」

とし、県警は

県民

「告発を受理するかしないか内容を検討した上で決める」

(捜査二課)

とした。

住民は県庁で会見し、松本市の会社社長西沢秀泰さん(50)が

県民

「公務のためか、私用に公務を合わせたのか、疑問を抱かざるを得ない出張を繰り返し、自ら起票した自分あての旅行命令票へ実態と違う嘘を記載することに対し、どう申し開きをするのか聞きたい」

などと声明を読み上げた。

監査請求を受けたことについて田中知事は

田中康夫

「独立した監査委員の方々が適正にご判断なさること」

と述べた。

2004年1月22日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04012205.htm


田中知事告発された

告発状などによると田中知事は2000年10月に県知事に就任後、公務出張の前日に私用で出張先に行っていたにもかかわらず、旅行命令票の日付を書き換えて公務当日に長野市から出発したとする旅行命令票を作成した、などとしている。

2004.1.23/東京スポーツ

知事の旅費問題 住民らが返還求め監査請求

田中知事が公務と私用の混在する出張を繰り返し、県が実際とは異なる日程を記載した旅行命令票に従い交通費を支給したのは不当として、松本市などの住民六人が二十二日、知事に対して不正に受け取った出張旅費を県に返還するよう求め、県監査委員に監査請求した。

請求したのは、会社役員西沢秀泰さん(50)(松本市)が昨年七月に設立した市民グループ「田中県政検証会議」のメンバー六人。

同グループの説明などによると、知事就任以来の出張五十件について、

「(公務の前日か翌日など)公務のない日に移動したのに、公務当日に移動したかのように日付や発着地を偽った旅行命令票を作成し、出張旅費を支払ったのは不当」

としている。

請求後、記者会見した西沢さんは、

「旅行命令票という公文書に事実と異なる記載がされるのはおかしい。

知事は『ガラス張りの県政』と言うが、ガラスの中身は“幻”だ」

と批判。

監査請求が認められない場合、住民訴訟を起こすことも検討しているという。

県経営戦略局は、実際の日程と異なる記載を認めており、

「公務に必要な旅費だけを支出するための措置」

と説明している。

また、西沢さんらは同日、知事に作成権限のある旅行命令票について、実際の日程と異なる内容を記載したのは、虚偽有印公文書作成・偽造公文書行使にあたるとして、県警に告発状を提出したが、県警は、告発内容を詳しく示すよう求め、この日は、受理しなかった。

1月23日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/417.htm


松本−福岡 他人の領収証を添付 知事出張旅費問題

田中康夫知事が二〇〇三年四月、会長を務める県松本空港利用促進協議会の空港活性化キャンペーンで福岡県に出張した際、旅行命令票に、知事が実際には乗らなかった松本―福岡便の往復団体航空運賃の領収証が添付され、この航空運賃分が支給されていたことが二十二日、明らかになった。

県の関係条例によると、交通費の支給に当たり、領収証の添付は列車の場合は必要ないが、航空運賃は必要。

だが、知事は私用があって別行程で移動していたため、他の参加者に発行された領収証を使っていた。

県経営戦略局は

「知事の公務分の交通費を支給するために必要な措置だった」

とするが、そのために、実際の移動と異なる内容を命令票に記載していた上、他人の領収証まで使っていた手法に批判が出そうだ。

信濃毎日新聞が情報公開請求で入手した知事の旅行命令票によると、知事は〇三年四月十八日の金曜日、県庁から高速バスで松本空港に行き、福岡空港へ。

十九日に現地で松本便のキャンペーンを行い、二十日の日曜日に同じ交通機関で県庁に戻ったことになっている。

キャンペーンの一行十七人は、実際にこの行程で移動した。

命令票には、「松本空港利用促進協議会」(事務局・県交通政策課)あてに長野市内の旅行代理店が出した十七人分の往復航空運賃の領収証の写しが添付されており、これに基づき、航空運賃二万七千六百円が支給された。

しかし、信濃毎日新聞の取材によると、知事は福岡でのキャンペーンには参加したものの、実際には、全く異なる行程で移動していた。

十八日は長野市から新潟市に行き、同市議選立候補者の応援などをし、十九日に空路、新潟から福岡へ。

二十日に都内に移動、統一地方選の応援演説などをした。

二十一日は民放ラジオのレギュラー番組に出演するなどし、二十二日の火曜日に長野に戻っている。

県経営戦略局の大日方正明・広報広聴チームリーダーは二十二日、知事は航空便で松本―福岡間を往復しなかったことを認めた上で、

「より安い経路で旅費を支給する条例の原則に沿い、参加者の領収証を参考のために添付した」

と説明。

当時、県会計局にどう説明していたかは

「分からない」

とした。

田中知事は同日、

田中康夫

「それは事務にお聞きください」

と述べた。

2004年1月23日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04012301.htm


田中知事の実際の行程
日付 旅程 内容
2003年4月18日 長野→新潟 私用で選挙活動
2003年4月19日 新潟→福岡 私用(福岡だけ公用)
2003年4月20日 福岡→東京 私用で選挙活動
2003年4月21日 東京 私用でタレント活動
2003年4月22日 東京→長野 私用
案内人

ごらんの通り、ほとんど私用で全国を遊び歩いています。

そのなかで、取ってつけたように福岡での「公用」イベントがはめこまれています。

こんな事をやった上で、田中康夫は県の担当者にこう言いました。


田中康夫

ホラいつもの(捏造)旅行命令書。

旅行命令票
日付 旅程 内容 金額
2002年12月21日 長野→(バス)→松本空港→(飛行機)→福岡 旅費
2002年12月21日 福岡→(飛行機)→松本空港→(バス)→長野

(偽造領収書添付)

旅費 2万7600円

いつもどおり、振り込んでおけよ。わかったな


案内人

田中知事は公文書である旅行命令書を偽造して、さらに領収書まで偽造してこんな詐欺行為を常習的にやっていたようです。


大石英司

長野県、17名も引き連れて大名行列慰安旅行

※ 私はなぜ所得税法違反に拘るのか?

昨日、長野県警に対する知事の刑事告発が行われましたが、県警は受理はせずに保留という形にするみたいですね。

たぶん県警は、議会の動向を見極めて、もし百条委員会ということになれば、それが片づくまでは動かないでしょう。

前回の公選法違反の時も、長いこと放置した。

今回も、ぎりぎり強制捜査に入って県民に仕事している姿は見せるが、金額も少ないからと、略式起訴で済ませる恐れも無いわけではない。

このケースだと、県警が引導を渡すのではなく、本人と県民にゲタを預けるという形も取れるから県警が政治介入したと後ろ指刺されなくて済む。

それで、所得税法違反より、県民に対して詐欺行為を働いたのだから、当然詐欺罪や業務上横領だろうという主張もあるでしょうが、司法当局の捜査というのは、いつも本筋で行くかとと言えば、そんなことはありません。

ロッキード事件以降、検察の体力も落ち、政治家だからとそう力は入れられなくなった。贈収賄で捜査すると裁判もやっかいになる。

そこで、検察は、国税と組んで所得税法違反でやるようになった。金丸信がそうですね。

贈収賄で告発しても所得税法違反で告発しても、逮捕立件議員辞職という同じ結果を招くのであれば、じゃあ名を捨てて実を取ろうという考えです。

今回もそれで行くのがベターでしょう。

文筆業の確定申告を知っている人は私だけでしょうから(でもタレントの確定申告は知らん)、康夫ちゃんの確定申告にどういう絡繰りが潜んでいる可能性があるか書きます。

彼の担当税理士事務所は、今、非常に難しい判断を迫られているはずです。

二重取りしていた旅費部分に関して、過去3年分の修正申告をしなければならない。

しかしこれがジレンマなのは、修正申告しなければ、いつか税務調査が入って脱税ということになる。

これはもう「見解の相違でした」で済むような問題ではない。

しかし修正申告すれば、その事実は公表しなければならないから、いくらちょろまかしていたかが県民にばれる。

それで、ひょっとしたら誰も気付いていないかも知れないけれど、何しろ二重取りやっていて、知らなかった、秘書がやった、記憶にない、と連発している人のことです。

交通費を、県庁と放送局両方から貰っていて、それはそのまま懐に入れる。

その上で、交通費は、自分で払ったことにして、交通費として確定申告時の経費に計上している可能性がある。

つまり、新幹線1万円分の交通費が必要だったとしましょう。

税金から1万円出させる。

放送局からも1万円が当日なり後日出る。

この時点で、康夫ちゃんの懐には1万円があって、スタジオで手取りか後払いか、1万円が別途に支払われるわけです。

税金から旅費が出た時点では、これは確定申告に記載する必要があるかどうかは私には解らない。何しろ表向きは公務ですから。

公務に纏わる経費をいちいち確定申告する義務があるかどうかです。たぶん無いでしょう。税金から公務として出たお金だから。

放送局から交通費の実費が出た場合はどうか? これは記載する必要はありません。必要経費が生じないだけの話ですから。

いずれにしても、その他人から出た二件の交通費は、記載の義務が生じない可能性が高い。

その上で、実は自腹を切って交通費を出したように確定申告時に経費計上すれば、1万円余計に貰った上に、必要経費としてその1万円を所得から削れるわけです。

そんなみみっちいことを田中康夫がやるか? だって、ノーブレスなんとかが口癖の人だったのに、この体たらくですからねぇ。

長野−東京の新幹線代は、いくらでしょう。県庁の他の職員はいつも割り引き切符らしいけれど、正規だと往復1万5千円前後ですか。

ちょっと乱暴な計算ですが、年間100日分の東京行きに、税金と放送局や出版社から全て二重に旅費が出ていたとすると、150万円が使わなかった旅費として康夫ちゃんの後ろめたいインカムになる。

加えて、自腹を切って乗ったことにした金額、その同額の150万円を必要経費として落とせる。

つまり、年間300万円も浮かせられる。

3年間分に関して、その旅費分だけで1千万もの修正申告が生じる可能性があるということですね。

それで、監査委員会もまた動き出すみたいですが、この人たちは、何も仕事はしないわけです。

何度、仕事させても

丸山勝司

「知事は誠意ある対応だった」

「信毎はけしからん!」

で済ませるでしょう。

これはむしろこれで良いんです。新しいボロが出る度に、

丸山勝司

「知事からそんな話は出なかったぞ……」

と連中は舌打ちするんだろうけれど、今連中が心を入れ替えて県民益の追求に乗り出したとしても、何しろ、彼ら彼女ら自身に調査能力が無いんですから。

彼らはこのまま放置して、やる気がない所を県民に印象づけた方が良い。そうすれば議会に追い風が吹くから。

本番は百条委員会ですよ。ここに知事本人を呼んで、しどろもどろになったら刑事告発すれば良いし、どういう形になるか、とにかく税務調査が入るよう働きかければ良い。

百条委員会に税理士を何人か入れて、過去3年間分のバイトの支払い調書を一枚一枚洗うくらいのことをする必要がある。

※ 他人の領収書添付 知事の昨春松本―福岡空路出張旅費

信濃毎日新聞

今朝の信毎のスクープですが、よほど、超割等の割引サービスをうまく組み合わせなければ、新潟−福岡、福岡−羽田は、松本−福岡の往復より高くつくでしょうから、金額的には、自腹を切ったかも知れない(誰かが別途旅費を出した可能性はもちろんある)康夫ちゃんがその差額を懐に入れられたわけではないでしょう、たぶん……。

ただ、私は以前からずっと主張しているのですが、誰か康夫ちゃんのマイレージを調べなさい。

民間では、社命による出張に伴うマイレージ加算は、社員の役得みたいに扱われていますけれど、それでもこの不況で、そのマイレージで出張して来いという会社も珍しくなくなった。

何しろ、県外出張の多い人ですから、マイレージの加算と利用がどうなっているか、税理士を入れて調べると面白いと思いますよ。

* しかし、私がこのニュースで一番驚いたのは、たかだか田中康夫がパイロットの制服着て、横にスッチーを侍らせてパフォーマンスするだけのイベント「空港活性化キャンペーン」とやらに、大名行列よろしく、17名も参加している。

これは観光や空港利用促進に名を借りたただの県庁&利権関係ご一行様の観光慰安旅行じゃないか? 県民はむしろこちらの方を怒るべきだと思うぞ。

ぜひ議会でもって、その17名がそれぞれどういう役回りで現地で行動したかをつまびらかにすべき。

1月23

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/01/17.html


知事旅費問題 実態ない領収書で交通費受ける

松本―福岡間往復航空運賃

田中知事が二〇〇三年四月、県松本空港利用促進協議会の空港活性化キャンペーンで福岡に出張した際、実際には利用していない松本―福岡間の往復航空運賃の領収書を添付し、この運賃二万七千六百円を受け取っていたことが二十三日、わかった。

実際の行程は、選挙応援で訪れた新潟から福岡へ移動、その後、東京経由で長野に戻っていた。

この領収書は同協議会あてのもの。

一行十七人分の運賃総額が記載されている。

旅行命令票によると、同十八日に県庁からバスで松本空港に向かい、同日中に福岡空港に到着。

十九日に公務を終え、二十日に同空港から松本空港へ戻る行程となっている。

しかし、県広報広聴チームなどによると、実際の行程は、十八日に長野から新潟へ行き、選挙応援をした後、十九日に新潟―福岡間を空路で移動。

同日の公務後は、二十日に私用などで東京に向かい、二十二日に長野へ戻っていた。

旅行命令票との食い違いについて、知事はこの日の会見で事実関係を認めた上で、領収書について

田中康夫

「松本―福岡間は団体割引運賃が適用され、正規料金の五万千百円より安い。領収書でなく積算根拠として提出した」

と釈明した。

ただ、旅行命令票の記載が実際とは異なることについては、「適正な処理」だったと強調し、公文書の取り扱いに疑問を残した。

1月24日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/419.htm


大石英司

※ 旅費支給はなぜ改善されなかったのか?

今朝、テロ朝朝刊瓦版の天気予報のコーナーで長野市の様子が映ってましたが、雪が積もっているんですね。新幹線を乗り継げば2時間ちょっとなのに、全く実感がわかないです。

県人事活性化チームは

「マニュアルは一般職員を想定して作成されており、特別職とは事情が違う」

との見解を示した。

朝日長野版

そらおかしいだろう?

つい昨日までは、

「一般職での規定がそうなっているから」

というのが県庁側の言い訳の軸になっていたじゃないか。

それを何で今度は、一般職とは違うなんて言い出すんだ? そんなにころころ基準が変わるのか?

新聞各紙、といっても地元版だけですが、今日、昨日の信毎の後追いをしていますけれど、事実経過自体は、実は気の毒な話なんですよ。

康夫ちゃんは新潟から福岡、福岡から羽田へと飛んだわけですね。もう全く長野は経由しない。正規料金で飛べばたぶん7万円くらいでしょう。

県庁の担当者としては処理を困ったわけです。

「自費自費」が口癖の本人は実は

田中康夫

旅費を出せ

という。

所が、いくら何でもプライベートな要件で県外へ出ている知事の飛行機代7万円もは出せない。本隊の旅費の3倍近いから。

そんなのを出して、バレたら県民が怒るのは目に見えている。でも移動の目的が公務である以上、某かの旅費を出すのは筋だ。

じゃあせめて本隊と同額を出そうと、担当者として、止むに止まれぬ苦渋の選択だったことでしょう。

私は不思議でならないのは、こんな出鱈目を3年間やって来て、県庁の担当部局は何とも思わなかったのか?

旅費の支給方法を実態に即して変更すれば良いだけの話ですよ。

改革を嫌う他県の県庁なら、前例至上主義で、その方法を変えられなかったかも知れないけれど、こと長野は違う。

ではなぜ変更されなかったのか? 問題の核心は、ここにあるんです。

これはたぶん、県庁の担当部局側の理由と、康夫ちゃん側の理由が複雑に絡み合ったせいで、改善されなかった。

もし実態に即して旅費を出すとなったら、この福岡行きはどうなったか? 康夫ちゃん側としては、当然往復の7万円を出させるということになる。

逆に担当部局側としては、とてもそんな金額は出せない。

もしこれが、実態に即して支払われるなら、康夫ちゃんは、こういう非常識なケースでも、バイトが絡む移動旅費のほとんどを税金からカバーできる。

でも彼としては、それを強く言ったら、さすがに出す側との交渉がややこしくなる。

有り体に言えば、無理を通せば、寝首を掻かれて、やばいネタが県庁の外に漏れるという恐れがあったはずです。

今ですら、康夫ちゃんの周囲は、

田中康夫

いったいどこから情報が漏れているんだ

と、リーク元を必死に探していることでしょう。

担当部局側としても、そうやって、旅費がバカスカ知事のバイトのために出ていくのはたまらないから、ここは規定を盾にして、何とかやりくりしていますという努力を知事に示して、

「これ以上の無理難題は困りますよ」

、というアピールだったのだろうと思う。

これで実態に即して出すとなったら、たとえば台湾旅行のケース、民主党応援のケースでは、これ以降は旅費はどういう形で支払われるのか?

県民はきちんと県庁の言質を取るべきだと思う。

あれ民主党の応援なんて、5日間の東京滞在の中で、たった一時間、くだらんイベントをやるために税金から新幹線代を支払うなんてとんでもない話ですよ。

1月24

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/01/post_18.html


知事交通費 二重取り新たに3件

昨年7―9月 4件分10万返還へ

田中知事を巡る交通費の二重取り問題で、知事は二十六日に会見を開き、新たに三件、計七万八千七百九十円の旅費などを、県の旅費とは別に大阪の放送局から受け取っていたことを明らかにした。

すでに発覚している一件を加え、計四件、九万六千三百九十円について、知事は二十七日にも県に返還する方針だ。

会見で知事は、知事就任以降の関西方面の出張に関する旅費支給実態の一覧表を示した。

それによると、新たに確認された二重取りは、県の旅行命令票で二〇〇三年七月二十六日、同八月二十三日、同九月二十日の出張分。

いずれも私用で出演した同じ放送局のラジオ番組終了後、物産フェアなどの公務が入っていた。

放送局から受け取っていたのは、三件とも羽田―大阪間の往復航空運賃と大阪でのタクシー代。

金額は航空運賃の適用割引率などで毎回異なり、それぞれ三万二千七百五十円、三万八百円、四万千二百円の計十万四千七百五十円。

ただ、返還額は県の旅行命令票で算出された七万八千七百九十円に、知事が先にミスを認めた〇二年十二月二十一日分の一万七千六百円を加えた額になる。

公務を伴う出張の旅費を放送局から受け取っていたことについて、知事は

「私の反省点だ。(知事就任当初は県から)旅費をもらっていなかったこともある」

などと述べるにとどまり、公務と私用の区分に関する明確な説明はなかった。

また、旅行命令票の行程は、四件とも実際の行程と異なり、鉄道で長野―大阪(伊丹)間を名古屋経由で往復するもの。

知事は旅行命令票の記載にあたり、今後は私用の日程も付記する改善策を示しているが、過去の分については

「公務がねつ造されたのならともかく、厳然と行われている」

などと述べ、さかのぼって付記することには改めて否定的な考えを示した。

関西方面以外での旅費支給に絡む二重取りは「なかった」としたが、資料などによる説明はなかった。

1月27日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/422.htm


知事交通費二重取り ほかに3件 9万6000円余返還へ

田中康夫知事が公務で大阪府に出張した際、県と、ラジオ番組に出演した毎日放送(大阪市)から二重に交通費を受給していた問題で、知事は二十六日、こうした二重取りが過去に四件あったと発表した。二重受給分の計九万六千三百九十円を二十七日以降、県に返還する。

知事によると、一期目の就任以来、八件で公務と毎日放送のラジオやテレビ出演と重なった。

このうち二重受給は、既に明らかになっているスキー誘客イベント(二〇〇二年十二月)のほか、地球温暖化防止県民計画技術提案募集説明会(〇三年七月)、信州観光モニターとの意見交換会(〇三年八月)、信州農産物フェア(〇三年九月)の三件であった。

放送局側から受給した交通費は羽田―大阪・伊丹間の往復または片道の航空運賃やタクシー代などで計十二万二千三百五十円。

県からは長野―大阪間の往復のJR運賃計十一万千五十円だった。

このうち、例えば農産物フェアの場合、放送局から四万千二百円の交通費を受給していたため、県に交通費の全額二万二千九百四十円を返還するなど、各回の出張で放送局側の交通費の額と比較し、知事が受給し過ぎていた交通費の合計九万六千円余を県に返還する。

毎日放送への出演と重なった八件の出張のうち、残る四件については、旅行命令票に「別途支給」などと記載し、県からは受給しなかった。

知事は二十六日の記者会見で、なぜ二重支給を受けたかについて

「毎日放送では出演の都度、旅費を精算してきたが、県からは何回か分の旅費を封筒でまとめてちょうだいし、逐一、きちんと照らし合わせなかったため」

と、再度釈明した。

毎日放送以外の二重取りについては

「調べてあります。事例はない」

とした。

重複分を県に返還する方法について、県経営戦略局は

「毎日放送側が返還を断っているため」

と説明している。

2004年1月27日 信濃毎日新聞

http://www.shinmai.co.jp/kensei/2004/04012701.htm


大石英司

※ 知事交通費の二重取りほかに3件 県に返還へ

昨日は康夫ちゃん、また記者会見で旅費問題を突っ込まれて、この人、県から旅費を貰った上で旅行し、放送局にマイ領収書を持参し、その場でまた旅費を別途貰っていたらしい。

まあ図々しいお人です。

で、そんなことをしてしまった理由というのが、県からは、

「旅費を何回分かに纏めて支給して貰っていたから」

というのだが、まずこれは嘘でしょう。

出納は、県職員の規定に則って支出したと言っている。だったら、県は、いついつどこそこに公務があるということを前提に金を出すわけだ。

纏めて出すとは一帯、何をどう纏めて出したということなのか? 一週間分の移動旅費ということなのか? それとも2、3回分ということなのか?

一方で、MBSでのバイトは、確か隔週ですよね。これは固定している。しかも松本−大阪は決して安くは無いから、東京行きとは金額に差が出る。

「纏めて出されていたから混同しました」

なんてことがあろうはずもない。

メディアは、「纏めて出される」とはどういう状況なのか突っ込なきゃあかんよ。

で、康夫ちゃんは、自分は、公務なのに自腹を切って移動したこともあるから責任はむにゃむにゃ〜と弁解しているんだが、それで話が通れば警察は要らないぞ。

しかも、昨日の会見の音声を聴いたら、またしてもペログリ日記を取り上げて、あの日記は不正確なんだと繰り返している。

確かにあの日記を巡って過去、「そんな事実は無い」と蕎麦屋やタレントから抗議が来たことは山程あった。

たとえば、TBSの草野満代から、レストランでの目撃談に関する記述をそんな事実は無いと抗議されたことは週刊誌が記事にまでした。

でも、田中康夫よ、お前はプロの物書きだろう?

仮にも自分が十数年も認め、それで原稿料を得てきた日記をして、ボロが出たら、とたんに、あれは嘘です、出鱈目です。泊まったホテル名も、ひょっとしたら女の子のイニシャルだって違うんだもん、なんてプロが言うべきことか!?

所で、田中康夫が積極的に広報したい会見のテキストというのは、極めてスピーディに処理され、それは即日県庁サイトのトップページに掲載される。

所が、この寸借詐欺問題に関わる会見は、いつも放置されて中一日以上掛かるんだよね。速やかに改善して欲しいと思うが。

あと、2ちゃんのニュー速で、私が所得税法違反に拘っていることに関して、金丸は数十億という単位だったから、このケースでは無いという批判があったけれど、金丸はあの巨額さだったから国税と特捜部と、ついでに変な延べ棒も出てきたら公安も乗り出しての大捜査になった。

今回その必要は無い。田舎の税務署と地検で十分間に合います。

普通の地方公務員なら、パソコン数台、業者に納入させただけで、逮捕されるわけですよ。別にそれをわたくししたわけでもないのに。

一方で、底なしの横領を続けていた知事さんは、お咎め無しで許されて良いのか?

そこに使える法律はある。論争の余地はほとんどないし、裁判も簡単に済む。だとしたら、何も躊躇うことは無い。それだけのことです。

いずれにしても、県庁の説明も二転三転している。

監査委員は、なぜか

丸山勝司

「監査委員制度は不正をチェックするものと誤解されている向きがあるが、決してそうではない。」

とかトンチンカンなことを言い出したらしい。だったら何するところなのぉ?

百条委員会を開くしかないということでしょう。

1月28

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/01/post_21.html


県監査委員が住民請求を受理 知事出張費問題

田中知事の出張を巡る不適切な交通費支給問題で、知事に対し、松本市などの住民六人が不正に受け取った出張旅費を返還するよう求めた監査請求について、県監査委員は二十八日、請求を受理した。

住民らは知事就任以来の五十件の出張について、旅行命令票などの確認を求めており、今後、同監査委員は知事からの直接の聞き取りを含め、事実関係の確認作業に入る。

1月29日読売新聞

公用車移動にも旅費 知事 公費余計に受け取る

田中康夫知事が、出張の際に公用車で移動した区間についても、JRの運賃相当額の交通費を受給しているケースがあることが二十九日、分かった。

「旅行命令票」で、公用車で移動した区間についてもJRを利用したよう、実際の行動とは異なる記載があり、その分余計に、公費が知事の旅費として支出されていた。

信濃毎日新聞の取材によると、知事は二〇〇二年五月十九日、公用車で長野市から佐久市に行き、県介護福祉会の社団法人設立総会に出席。

さらにJR佐久平駅から新幹線で上京し、私用で宿泊。

翌二十日、都内で公務の県関係国会議員との県政懇談会に出席し、新幹線で長野に戻ったことが分かっている=図。

知事は当時、新幹線の場合、グリーン車分の支給を受けていた。

このため、本来なら、交通費は佐久平―東京と、東京―長野の当時の片道分の計一万九千七百九十円が支給されるべきだった。

ところが、情報公開された知事の旅行命令票によると、十九日は長野―佐久間を公用車で往復。

二十日は県政懇談会出席のために、長野―東京を新幹線で日帰り往復したことになっており、往復運賃二万二千九百二十円が支給された。

差額の三千百三十円を公費から余計に支給していたことになる。

〇二年五月下旬にも同様のケースがあった。

知事は同月二十八日から三十日にかけて長野―松本―東京―塩尻―長野と移動した際、県内の移動は公用車を使い、東京との行き来は中央東線の特急列車を利用したが、命令票では、長野と東京を二十九日に新幹線で日帰り往復したと記載。

当時の特急運賃ならば計二万四百円で済んだはずなのに、新幹線の運賃二万二千九百二十円を受給していた。

県は、命令票を作成する場合、在勤地か居住地を発着地とするよう関係条例で規定していたため、こうした処理をしたとみられる。

県経営戦略局は

「事実関係を詳しく調べている」

としている。

2004年1月30日 信濃毎日新聞

田中知事の実際の行程
日付 旅程 内容 金額
2002年5月19日 長野→(公用車)→佐久→(新幹線)→東京 私用(佐久だけ公用)
2002年5月20日 東京→(新幹線)→長野 国会議員と懇談 1万9790円
田中康夫

ホラいつもの(捏造)旅行命令書。

旅行命令票
日付 旅程 内容 金額
2002年5月19日 長野→(公用車)→佐久→(公用車)→長野 公用
2002年5月20日 長野→(新幹線)→東京→(新幹線)→長野 公用 2万2920円

いつもどおり、振り込んでおけよ。わかったな


長野県民

これはほんの一例です。

こうして田中知事は「ウソの出張経費」をでっちあげて余分に旅費を受け取っていたわけです。

私用で東京に行くときなどは必ず公用をまぎれこませて同じ手口で旅費を浮かせていたわけです。

知事会見

平成16年1月30日(金)13:50〜15:15

表現センター

県民
朝日新聞 園田耕司氏

今日付の信濃毎日新聞の報道、旅費に関する報道なんですが、旅費に関して二点お伺いしたいんですが、まず一点目がその信濃毎日新聞の報道について、平成 14年5月の日付なんですが、実際に取った行動、行程のご説明をいただきたいというのと、それとあと、佐久平〜長野間の3,130円と、新幹線の特急の料金の差額というのを返還するご意思があるのかというのがまず一点目です。

二点目が、一連の知事の交通費の支給問題の根本的にあるというのが、今の県の旅費条例なんですが、これが実態とかけ離れているというところがあると思います。

そこの旅費条例では、旅行の発着地というのが在勤公署または居住地ということに限定されています。

しかし、国の旅費法とか宮崎県、沖縄県の条例には、発着地について在勤公署、居住地、あともう一つ、私用での滞在地というのが含まれているんですが、現在の県条例というのを改正して滞在地というのを加えれば、私用の後に現地で公務をしても、旅行命令の日付が異なったり、余計な交通費を支給されることはないと思います。

知事は会見で小金を稼ぐ気はないということをおっしゃっていますので、県条例に滞在地という概念を加えて改正を検討するべきだというふうに考えています。

もし、検討されないというんでしたら、その理由をお聞かせください。この二点をお願いします。


田中康夫
信州知事 田中康夫

通常、私も出たりするサンデープロジェクト等で談合の話が行われても、皆様はそれぞれ誇り高い表現者なので、他の媒体で、とりわけ県外の媒体で何か載っても、それを後追い取材なさらないというケースが大半なので、部数は変化しても給与は全国一番で恵まれていると言われています朝日新聞長野総局の方から、信濃毎日新聞の記事に基づいてのご質問をいただくのは、大変開かれた表現センターになってきたと思うところです。

ご質問の部分に関しましては、私どもの経営戦略局の方で答えておりますが、おそらくこの行動は、経営戦略局の方からお伝えした行動をとっております。旅費の支給の問題に関しては、もう既に繰り返しこの場所で申し上げておりますように、私たちは、私たちの現在の制度の中で、よりきちんとご理解いただけるように執行していくということであります。

そしてそれをご理解いただくために、付記という形を設けるということは、繰り返し申し上げているところです。

したがいまして、この記事の中で、経営戦略局は事実関係を詳しく調べているとしているというような表現がございますが、これは私どもの、おそらく大日方の方から信濃毎日新聞の当該の記者の方の取材にお答えしたことで全てであります。


県民
朝日新聞 園田耕司氏

料金の差額というのが発生している場合というのは、それは返還されるご意思は、今の段階ではどうなんでしょうか。


田中康夫
信州知事 田中康夫

私たちは、あくまでも制度に基づいて支給をしているわけでございます。


県民
朝日新聞 園田耕司氏

制度自体が実際の実態ともう古いというか、内容が、その条例が古いわけですよね。

それと、その条例自体の制度というのをきちんと変えた上でやるというのが、県民に理解される方法じゃないでしょうか。

備考欄の付記というのは、ある種の拡大解釈というか、小手先の形で理解を得るという形にすぎないんじゃないかと思うんですが。


田中康夫
信州知事 田中康夫

いえいえ、私たちは、すでに繰り返し私からこの制度に基づいて、より透明性の高い執行をしていくというふうに申し上げているわけでございまして、少なくとも、私たちは他のいかなる都道府県よりも多くの納税者あるいは県民にとどまらず、市民、国民からのご意見をちょうだいするチャンネルというものは、かなり大きく設けていると。

それはおそらく全国の自治体の中でも有数であるという自負がございます。

この問題に関しましては、おそらく私の記憶で定かであれば、1月5日の仕事始めの式の日に、私が入院しているときに信濃毎日新聞の大変に入念なる取材力の総力をかけての、社運をかけての調査に基づいた記事が出てから、多くの県民がお知りになるところであると思いますが、それ以来すでに1カ月近くたっていますが、私たちのもとには、少なくともこの問題に関して、今ご指摘がありましたような提案というものはほとんどないというふうに思っています。

そして、私あるいは青山からも繰り返し現在の制度に基づいて、きちんと執行していくということを繰り返し申し上げ、この会見も庁内だけでなくて、インターネット上においても音声、映像、活字で載っておりますが、そうした形でアクセスできることも、他の都道府県よりは容易であると思います。

今のようなご指摘というものは、私たちはほとんどないと、このように認識しております。

したがいまして、私たちのこの制度というものをきちんと執行していくということであります。


県民
朝日新聞 園田耕司氏

確認なんですけれども、国や宮崎県、沖縄県で、滞在地という概念が入っているけれども、長野県では変える必要はないというところでよろしいでしょうか。


田中康夫
信州知事 田中康夫

国や宮崎県がどうであるかというようなことではありません。前から職員に言っていますが、様々な私たちの事業も、国が言うからやる、国が言うからできないではなくて、自律的に考えるわけです。

そして、何か制度が時代遅れだというふうにおっしゃられたかと思いますけれども、年数が経ってもなお、私たちが行い続ける事業もありますし、年数が経ってもなお私たちがそれを持続していく制度も当然あるわけでございまして、年数の多寡ではないと思います。

http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/past/20040130.htm


知事、公用車での移動区間に新幹線分の交通費支給

田中知事の出張旅費の二重取り問題に絡み、知事が公務で出張した際、公用車で移動した区間に、県が旅費としてJR運賃の相当額を支払ったケースがあることが三十日、わかった。

県経営戦略局などによると、知事は二〇〇二年五月十九日、公用車で長野市から佐久市に行き、公務で会合に出席した後、私用のため新幹線で上京し、都内に宿泊。翌二十日には都内で公務をこなした後、新幹線で長野に戻った。

しかし、旅行命令票では、十九日に長野―佐久を公用車で往復、二十日に長野―東京を新幹線(グリーン車)で往復したことになっていて、新幹線の往復運賃二万二千九百二十円を受け取っていた。

実際の行程に合わせれば、公用車で佐久市に着いた後、新幹線で東京駅に向かっているため、知事は長野―佐久平のJRの片道運賃三千円余りを余計に受け取っていたことになる。

県の条例は、公務出張の出発地を在勤地か居住地と定めており、私用と公務が混在する知事の旅行命令票と実際の行程に食い違いが生じることがあるが、同局は

「公務があれば往復運賃は支給する」

との立場だ。

このため、田中知事も三十日の会見で

「制度に基づいて(旅費は)支給されている」

と述べ、問題はなかったとの認識を示した。

1月31日読売新聞

知事旅行命令票「私用」併せた記載例 県説明と矛盾

田中知事の出張で、実際の行程とは異なる記載があった「旅行命令票」の中に、知事の私用の行動を含めた移動日程が記載され、私用分の交通費や宿泊代を返納する方法を取っていたケースが数多くあることが三十日、分かった。

県はこれまで、

命令票には公務日程しか記載できないうえ、私用分の旅費返納は政治家の「寄付」に当たるため不可能

―と説明してきたが、これと矛盾する対応が目立っている。

知事は二〇〇三年九月十五日の敬老の日に、県内の高齢者宅を順次訪問した。

旅行命令票によると、前日十四日に自宅からJRで名古屋へ移動し宿泊。十五日は名古屋から三河安城(愛知県安城市)へ。

ここから公用車に乗り、下伊那郡根羽村、大町市などを巡って長野市に戻った。

十四日と、十五日の三河安城までの行動については備考欄に「私用」と明記。宿泊料の欄も、十四日については「私用」と記載した。

知事はこれらの旅費の受給を事前に棄権(返上)していた。

情報公開された知事の命令票では、このように事前に「私用」の日程を明記し、その分の旅費の受給を棄権していたり、出張後に一部の行程を「私用」と書き直し、その旅費を返納するケースが多数あった。

県経営戦略局はこれまで、

「命令票には公務分の行程しか記載できない。私用分を記載すれば、それも公務とみなされるので、私用の交通費や宿泊代を支給しなければならなくなる」

と説明。

さらに、政治家である知事が、公務とみなされた旅費の一部の受給を事前に棄権したり、出張後に返納したりすると、自治体への寄付を禁じた公職選挙法に違反する

―とし、実際の行程とは異なる記載を繰り返した根拠にしていた。

「私用」の記載や旅費返納のケースが多数あることについて、県の監査委員や会計局は、

丸山勝司

不適切な処理として指導したことはない。

経営戦略局は事実関係を認めた上で

、「今回、指摘された手続きの方が誤りだった」

と説明。

一月十六日に示した通り、今後は命令票に私用部分を示す「付記」をするだけにとどめる

、としている。

2004年1月31日 信濃毎日新聞

議員

田中知事の旅費疑惑について

年明けの県内の一番のニュースとすれば田中知事の旅費にまつわる疑惑が報道された事だと思います。

今まで、どちらかというと田中知事よりの報道だと言われてきた信濃毎日新聞がこのような報道を始めたには何か奥深いものを感じます。

それはともかく連日、命令票と実際の行程の差異や、二重取り問題、はたまた、架空の旅程等まで出てきて大騒ぎと言ったところです。

特に、二重取りについては少なくともミスだったでは済まない問題だと思います。なぜなら百歩譲って命令票と実際の旅程の差異は事務当局の良い意味での“はからい”としましょう、そのくらい知事は私用ででの出張?が他県の知事さんよりきっと多いのですから。もちろんこの事自体も大問題ではあるのですが。。。。。

しかし、二重取りはいけません、だってもらった時点で「こりゃおかしいわ」と気づくはずです、もちろん知事はそんな細かい事まで管理しきれないと言うかもしれませんが、クリーンな政治家とアピールして当選した知事ですからお金にまつわる事は何が何でもきれいにする、と言った事は当たり前にしなければならない事ではないのかと思います。

もちろんこの事は税務署も大いに関心を持ってもらいたいと思います。余談ですが、儲けていない零細企業ばかり鬼の首を取ったように、あたかもいじめのような調査に入らないでこういう所をしっかり調べなければいけないですよ税務署さん! 国民は見てますよ、あなた達を。

もちろん議会としてもこの事は2月定例会で一番の大きな話題になる事は間違いありません。

またまた長野県議会は知事との対決姿勢と単純なマスコミは書き連ねるのでしょうね。

しかし不思議なのはこの問題は長野県でしか問題視、報道されていません。中央のメディアでは触れていないと聞きました、だとすると田中知事へのひいきはまだまだ多いのですね。

しかも、田中知事は反撃するかのように2001年の今はもう解散してしまった県政会の会計の処理に関して疑問を提起しました、これは部外監査という第三者により調査した形にはなっていますが、なぜ外部監査人が1兆円の予算規模でたった0.16%しか関わらない議会の、しかも全体予算の0.023%にすぎない政務調査費を監査するなんて不思議です。またまた奥深いものを感じますね。

もし自分が監査を依頼するなら、例えば田中知事の気まぐれ人事によって生じた、転勤や、通勤をはじめ従来に比べて多くかかるようになった経費を監査します、本当に必要な人事異動だったのか?とね

誤解を招かないようにここで言えば、私は政務調査費を監査するのが悪いとは言いません、全体に比べて小さくても公金は公金ですからそれはそれで良いんです。

不明朗なお金の収支があってはいけないのは当たり前です。従って、政務調査費の使用が適法だったか監査する事は当然であると思いますし、我が志昂会はこの点に最も気を使っています。

しかし、来年度は370億円もお金が足りない、基金を崩さなければならないと言っている緊急時に議会の政務調査費を監査するのに第三者にお金をかけてどうするのでしょうか?

もっと生産的な(知事にはあてはまらない言葉だな〜)監査をしたらいかがでしょうか?まあ、監査人の先生にはお仕事ご苦労様と言いたいですが。

ともかくこの件を依頼した知事の見え見えの作戦ですね。

まあそれはともかく、県議会側としては比較的冷静に見つめていると言えると思います。

もちろんそれぞれの会派にはそれぞれの思いもあるでしょうが、田中知事の不祥事を暴き出し、それに対して田中知事が県議会側の昔の不祥事まで騒ぎ出す、そんな不毛な議論自体が果たして県民益になるのでしょうか?と言うように県議会は思っているのだと思います。

そもそも、田中知事の不祥事を暴いても来年度の予算はどうにもなりません、それより、四月以降の長野県の財政をどのように考えるか、どのように県民の皆さんにご理解頂き、よりいい予算にするか、それの方が大切だと思います。

あまりガタガタ田中知事お一人が騒いでいると、田中知事の方がやっぱおかしいと県民の皆さんが思うまでには時間は余りいらないと思いますよ。

ですからこのような田中知事の不祥事や疑惑、県議会側の問題はできれば六月の県会で大々的に追求、議論するのが良いのではないかと思います。

今は県議会としては冷静に田中知事の不祥事は見ていて、もちろんマスコミの追求は注視しながら、しかも田中知事の難癖は無視して、来年度の長野県の予算を考える、この事の方がよっぽどましな議員ではないかと思いますがいかがでしょうか?

田中知事にしてもいみじくも自ら語った「両輪の輪の片方が歪んでいてはいけない」とそう言うのなら、ご自身も歪んでいないで下さいよと言いたいですね。

今大切な事は何か? 今しなければならない事は何か?

まさか、来年度予算そっちのけで暴露合戦もないでしょう。

(2004/01/31)清水洋

http://www.shimizu-hiroshi.com/lookup/ryohigiwaku.htm


2004年2月

■2月3日

知事、交通費1万5000円余分に受け取る

読売新聞

長野―東京の往復分

田中知事が二〇〇三年一月の東京への出張で、実際には長野―東京間を一往復しかしていないのに、県から二往復分の交通費を受け取っていたことが二日、わかった。

知事はこれまで、旅費の支給について

田中康夫

「一番安くできる方法で計算してきた」

と釈明してきたが、私用などで旅行命令票と異なる行程で移動することにより、県費を余分に受け取るケースがあり得ることを示した形だ。

県経営戦略局などによると、知事は同二十五日、私用で長野から東京へ行き、その後、大阪でラジオ番組に出演。

続いて広島で選挙の応援を行い、東京へ移動して二十六日に公務をこなした。

都内で私用があったため、そのまま宿泊。

翌二十七日は都内で公務をした後、長野に戻った。

一方、旅行命令票では二十六、二十七の両日、長野―東京間を日帰り出張したことになっており、知事には新幹線の往復交通費として、それぞれ一万五千九百四十円、一万五千五百四十円が支払われた。

知事の実際の行程通りに計算すれば、一往復分の交通費で済むはずだが、同局は

県経営戦略局

「知事が動いた通りに旅行命令票を作成すれば、私用のための宿泊費も公費で負担しなければならなくなる。

日帰りで往復したことにすれば、宿泊費の支出はなくなる」

などと説明している。

しかし、県が公表した知事の旅行命令票には、私用を記載したうえで、その分の宿泊費や交通費を除外しているケースもあり、一貫していない。

また、こうした会計処理を行うことで、公務と私用が混在する田中知事の場合、同様の事例が出てくる可能性もあり、この問題はまだ尾を引きそうだ。


「不適正支出4件のみ」 県の調査結果

読売新聞

旅費条例改正も否定的

県は二日の県議会総務委員会で、田中知事が就任した二〇〇〇年十月以降の県外出張百八件について、すでに出張旅費の二重支給を認めた四件を除き、不適正な支出はなかったとする調査結果を公表した。

また、議会側が求めた旅費に関する条例の改正には、改めて否定的な見解を示した。

調査結果に関連し、ほかにも不適正支出がなかったかを議会側からただす声が出たが、県経営戦略局の松林憲治参事は

松林憲治

「この四件だけだ」

と明言した。

出張の出発地を「在勤地か居住地」と定める現行の旅費条例を改め、実際の行程を記載するよう求める意見も相次いだが、松林参事は

松林憲治

「現行で不都合があるのかを見ながら、知事とも相談して判断していく」

と述べるにとどまった。


9日に意見陳述 知事旅費監査で請求人

(2月5日)

田中知事が、県の旅行命令票と異なる行程で出張を繰り返し、交通費を受け取っていたのは不当だとして、松本市などの住民六人が起こした旅費返還を求める監査請求で、県監査委員は請求人らの意見陳述を九日に行うことを決めた。

県監査委員事務局によると、請求人と、旅行命令票を作成した経営戦略局広報広聴グループが、意見を陳述する。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/446.htm

田中知事の旅費監査で意見陳述 県側が請求棄却求める

旅行命令票とは異なる行程の田中知事の出張を巡り、松本市などの住民六人が不当に受け取った交通費の返還を求めた監査請求で九日、請求人と県側の意見陳述が行われ、県側は県監査委員に請求棄却を求めた。

監査請求は、請求日から一年以上前の事項については正当な理由がない限り、請求できない。

県側は、

松林憲治

「知事の旅行命令票については情報公開の対象で、十分に知ることができる。一年以上前のことを請求する正当な理由はない」

と主張。

さらに、

松林憲治

「公務があった場合、旅費は必要な費用として支給される」

と従来の見解を繰り返し、監査請求の棄却を求めた。

これに対し、意見陳述後に会見した請求人代表の西沢秀泰さんは

県民

「県民が知事の行動を三百六十五日追うことは難しい。知事が県民に疑いを持たれる行動を辞めることが肝心だ。開かれた長野県とは言えない」

と県側を批判した。

2月10日読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/456.htm


2004年3月

県監査委員が請求棄却 知事の出張旅費問題

田中知事が実際とは異なる行程を記載した旅行命令票に従って出張旅費を受け取ったのは不当だとして、松本市などの住民六人が知事に出張旅費返還を求めた監査請求で、県監査委員は二十四日、指摘された出張四十七件のうち十八件を

丸山勝司

「合理的な旅費を支給するという実務上の措置としてやむを得ない。違法な事実はない」

として棄却。

残りの二十九件を

丸山勝司

「(地方自治法に規定された)請求から一年を経過している」

と却下した。

ただ、改善策として県が実際の行程を命令票の備考欄に付記するようにした点や、知事が一般職員の規定を準用している点を、

「根本的な解決ではなく、公文書の信頼性を損なう恐れがある」

と指摘。

知事に

「問題点を認識し、改善に向けた早期の取り組みを望む」

と、異例の意見を付けた。

請求人の一人は

「訴訟を検討したい」

と話した。

3月25日読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/551.htm


知事旅費支出の返還求め行政訴訟へ

田中知事が出張旅費の一部を不正に受給したとして、旅費の返還を求めた住民監査請求が棄却などとされたことを受け、請求した市民グループ「田中県政検証会議」(西沢秀泰代表)が25日県庁で記者会見した。

監査結果について

県民

「県側の主張に沿った回答で、的確な判断ではない」

として、知事に旅費の返還を求める行政訴訟をする方針を明らかにした。

西沢代表らは

県民

「棄却された18件すべてで、旅行命令票と実際の行程に違いがあったことは事実だ」

と改めて強調した。

県監査委員は24日、

丸山勝司

「旅行命令を偽ったのではなく、合理的な旅費を支給する実務上の措置としてやむを得ない」

などとして請求を棄却した。

3月25日朝日新聞

「居住地」との往復が出張? 県方針 泰阜村での公務に旅費支出

田中知事の住民票がある泰阜村で二十七日に行われる知事の公務について、県が知事に出張旅費を支払う方針であることが二十六日わかった。

知事の主張する「居住地」との間を往復するために、税金から旅費が支払われることになり、疑問の声も上がりそうだ。

知事は二十六日夕に長野市から高速バスで泰阜村に向け出発。

同日夜は、「住所」の松島貞治村長の家に泊まり、二十七日午前十時から村内で開かれる「飯田日中友好協会泰阜支部総会・帰国者大会」に公務として出席する予定だ。

県は一般職員の公務出張の発着地を在勤地か居住地と条例で定めている。知事の出張も同条例に準ずる形で、在勤地の県庁(長野市)を発着地としてきた。

県経営戦略局は「規定通り、長野市から泰阜村までの一番安い往復交通費を支出する」として、旅行命令票を作成したという。乗車区間の高速バス往復割引運賃四千百円が、知事に現金で支払われる見込み。

3月27日読売新聞

2004年4月

■4月23日

知事に「旅費返還を」 住民が提訴 出張、私用が混在

読売新聞

田中知事が実際と異なる行程を「旅行命令票」に記して県から旅費を受け取ったのは不当として、松本市などの住民六人が二十二日、三十八件の公務出張で支払われた旅費約110万円の返還を知事に求める住民訴訟を長野地裁に起こした。

旅費支払いを巡る命令票の記載の仕方の是非が、法廷で争われる。

訴状などによると、知事は二〇〇〇年十二月―〇三年三月、公私が混在する出張をし、実際の行程とは異なる内容の旅行命令票で旅費が支出されたのは、知事ら特別職に準用される県の一般職員の旅費に関する条例違反、としている。

一部には、

もあった、と主張している。

原告六人は三月下旬、県監査委員への住民監査請求を退けられていた。

提訴後に会見した代理人の永田恒治弁護士は

県民

「(命令票は)公文書虚偽記載で、詐欺行為と言わざるを得ない」

と批判。

原告の西沢秀泰さんも

県民

「公文書に対する県の考えはずさんで、すべての業務の信用を損ないかねない」

とした。

一方、田中知事は

田中康夫

「公務を行った事実があれば、そのための旅費は支給すべき。条例に従って適正に支出した。

訴状が届き次第内容を検討し、この考えを裁判を通じて主張したい」

とのコメントを発表した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/587.htm


旅費返還 知事を提訴

<朝日新聞

田中康夫知事の旅費問題で、市民団体「田中県政検証会議」の西沢秀泰代表ら住民6人が22日、知事を相手取り、旅費を県に返還するよう求める行政訴訟を長野地裁に起こした。

実際の行動と異なる旅行命令票に基づいて旅費を支給した県の対応の是非は、司法の場に持ち込まれた。

訴状によると、返還を求めたのは、00年12月〜03年11月の東京出張など38件、約110万円。

公務日の前後に私用で移動し、旅行命令票に記載された日付や行程と異なる行動をしたにもかかわらず、県から旅費が全額支給されていた。

たとえば、昨年11月3日の命令票は長野−東京間の日帰り出張となっており、往復交通費1万5940円が支給された。

しかし、実際には選挙応援のため10月30日に上京、11月3日の公務を挟み、首都圏や福岡などを訪問して11月5日に長野に戻っていた。

提訴後、記者会見した原告側代理人の永田恒治弁護士は

「虚偽記載された命令票で会計局を信じさせて旅費を受給したのは非常に悪質だ」

と指摘。

県の旅費条例が

「旅行命令の発着地は、在勤公署または職員の居住地とする」

と定めている点に触れ、

「明らかに条例違反」

と主張した。

県側は一連の旅費支給問題について、

「私用で移動しても実際に現地で公務をしている」

として、旅費支給は適正とする立場を取っている。

田中知事はこの日、

「具体的に訴えが私の方に届いていないので、(訴状が)裁判所から送達された段階でお話しする」

と述べた。


2004年5月

知事1−4月の出張 命令票と違う行程8割 私用宿泊

田中知事が一月中旬から四月末までに行った出張のうち、八割近くが私用の宿泊によって出張命令票と異なる行程だったことが、二十七日分かった。いずれも都内や下伊那郡泰阜村などに宿泊したための経路変更。旅費支給の是非や公文書の信頼性が問題になっている出張と事務処理が、引き続き繰り返されている実態が明らかになった。

旅行命令票と実際の行程が異なる記載が多数見つかった問題を受けて県は、一月十六日から命令と行程が異なる場合は命令票にその内容を付記している。信濃毎日新聞が情報公開請求して入手した知事の命令票によると、四月末までの出張は二十三件で、そのうち十八件に付記があった。そのすべてが、県の一般職員では原則許されない私用宿泊による行程変更。宿泊先は大半が都内で、泰阜村、飯田市への宿泊もあった。

付記のあった七件で旅費精算が済んでおり、交通費は全額支給されていた。一般職員では通常、私用による行程変更で全額支給されることはない。

泰阜村は知事が「住所地」とする場所。県職員が出張後に近くの実家に宿泊した場合、交通費は片道分しか支給されないが、経営戦略局は「知事は公務があればそのための旅費は全額支給する」との立場を取りつづけている。

5月28日信濃毎日新

2004年6月

知事旅費「違法な支給継続」 弁護士ら近く監査請求

田中康夫知事の出張旅費返還請求訴訟の原告代理人、永田恒治氏(松本市)ら弁護士二人と松本市の住民一人が

「違法な旅費支給を継続し、監査委員が問題点を指摘した旅行命令票の記載方法も是正していない」

として、近く、知事に旅費問題が発覚後の一月中旬から四月末までの出張の旅費を県に返還するよう求める住民監査を県監査委員に請求する。

旅行命令票と実際の行程が異なる記載が多数見つかった問題を受けて、県は一月十六日から命令票と行程が異なる場合は命令票にその内容を付記する措置を取った。

これ以降、四月末までの出張二十三件のうち十八件に付記があり、そのすべてが県の一般職では原則許されない私用宿泊による行程変更だったことが情報公開請求によって分かっている。

永田弁護士は

「違法状態が継続している。あれだけ自分の住所だと主張した泰阜村に行くのに旅費が満額出るなど矛盾に満ちている」

と指摘。

付記という措置について、県監査委員が三月の住民監査で

「公文書そのものの信頼性を損なう恐れがないとはいえない」

などと指摘したにもかかわらず、県が是正していないことも請求の理由という。

知事の旅費をめぐっては、松本市などの別の住民グループが

「虚偽の旅行命令票を作成し旅費を支出するのは違法、不当」

と、知事就任から昨年十一月までの計五十件の出張旅費について知事に県への返還を求めて今年一月、監査請求。

県監査委員が三月に

丸山勝司

「実務上の措置としてやむを得ない」

と棄却・却下したため、住民側は翌四月に計百十万円の返還を求めて長野地裁に提訴した。

6月7日(月)信濃毎日新聞

知事の住民票移転巡る請求 監査委員、判断見送りへ 意見一致せず

(6月7日)

田中知事の住民票移転に関し、県が支出した弁護士費用など計約133万円は違法だとして、知事に費用の返還を求めた住民監査請求で、県監査委員が判断を見送る方針を固めたことが6日、分かった。

委員4人で協議したが、住民票移転を「知事の個人的な行動」と見るか否かで意見が一致しなかった。

住民監査請求で合議が不成立となったのは県監査委員では初めて。

監査結果は近く請求者に文書で通知されるが、不成立の理由は記されていない。

各委員の意見を付記し、説明責任を果たそうとする自治体もあり、監査委員の姿勢も問われそうだ。

請求していたのは、長野市の市民オンブズマン長野の会代表、今井寿一郎さん(77)と、軽井沢町の著述業、岩田薫さん(52)。

2003年9月、知事が

田中康夫

「好きな自治体に税金を払いたい」

などとして、住民票を長野市から泰阜村に移した後、県は、住所決定に際し設置した審査委員会の経費として約44万円、この決定の取り消しを求めて市が起こした訴訟でも弁護士費用約89万円を支出した。

請求では、住民票移転に絡む一連の騒動を

県民

「知事の極めて個人的な思い入れと当人の資質から起こした問題」

と指摘。

地方財政法などに違反し、

県民

「血税の無駄遣い」

として、知事に費用の返還を求めていた。

関係者によると、5月31日の監査委員会議で、2委員は

県民

「住民票移転は田中知事が個人として行った。県が支出するのはおかしい」

と費用返還の勧告を求めたが、残る2委員は

丸山勝司

「支出は違法とは認められない」

と請求棄却を主張。

合議による決定を定めた地方自治法242条に基づき、判断は示さないことになった。

ただ、知事の一連の行動については、

「知事として思慮に欠けた行為」

との認識でほぼ一致したという。

こうした内容は監査結果に記されないため、各委員の意見を付記することも検討されたが、請求棄却を主張した2委員が

丸山勝司

「意見を公表して何になるのか」

などと発言したこともあり、付記は見送られた。

広島県などでは、監査で合議が整わなかった問題について、委員が意見を付け、運用の改善を求めるなどしている。

◆「しなの鉄道」請求は棄却

県が第3セクター「しなの鉄道」に貸し付けた約103億円を株式化して事実上の債権放棄をしたのは違法だとして、今井さんら2人が田中知事に債権分の返還を求めた住民監査請求で、県監査委員は6日、

「しなの鉄道に対する県の支出には違法、不当なものはない」

などとして、請求を棄却した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/1092.htm

信州ヒグマ

田中康夫の旅費問題

6月8日、今年1月から4月までの田中康夫の出張旅費について、住民監査請求が提出された。

この問題は、今年一月に信濃毎日新聞が

「知事の出張旅費について、実際の行動と旅行命令票に記載された旅程とが食い違う」

ことを報道したことに端を発し、1月28日に住民監査請求がなされ、監査結果が3月29日に県報で発表されている。

この監査結果を読むとあまりの出鱈目さにあきれ果てる(この内容にについては、長先生が詳しく分析して問題点を上げられているので、ここでその問題にまで言及すると、話が長くなり、焦点も絞りにくくなるので、差し控えさせて貰う。)のだが、そのような監査結果を出した監査委員でさえも、「意見」として、現在行われているような、旅行命令票に実際の行動を「付記」するような公文書としての旅行命令票のあり方に、

>しかし、この事務処理方法では、次に掲げる問題が残ることになる。

  • >【1】 旅行命令票に記載された命令の内容と付記の内容が矛盾することになる。

  • >【2】 旅行命令と実際の行程に相違が生じることの根本的な解決となるものではない。

  • >【3】 旅行命令票という公文書そのものの信頼性を損なうおそれがないとは言えない。

と、問題点を上げたうえで、

>したがって、知事においては、こうした問題点があることを認識したうえで、その改善に向けた取組を早期に行うよう望むものである。

と、その改善の必要性を述べている。

しかしながら、周知の如く、あれほど「審議会、委員会」作りの大好きな田中康夫だが、この問題については、未だそのようなものを立ち上げようという話もなく、どこか県庁内の部署で取り組みを始めたという話もなく、そのやり方を改めることを拒み続けている。

残念ながら、私のような一般人の手に入る最も詳細な「田中康夫の行動データ」というのは、就任からおよそ2年間に渡って続いた、産経新聞の「田中知事ピックアップダイアリー」と信濃毎日新聞の「田中県政関連ニュース」(これらも2002年の後半からは全体に大雑把になっていて使いものにはならない。)があるのだが、これらと当時の旅行命令票とをつき合わせても、旅行命令票がいかに「公文書」としてその役目を果たさないかが再認識される。

そもそも、何故こんな問題が起きるかといえば、ひたすら出張先で公務をほんの少しやったかと思うと、後はアルバイト三昧。

しかも、一般職では旅費の支給が禁止されているついでの宿泊などお手のもので、宿泊費を捻出するためにわざわざやったとしか思われない、わずか30分の「現地職員との打ち合わせ」と称する会合まで存在する。

こんな出鱈目ばかりを繰り返した結果である。

実際のところ「長野県の宣伝」と称する(特に大阪方面への)出張などはアルバイトのために「公務」を作り出して出張を繰り返しているとしか思われない。

特に「しなの牛」など良い例だろう。

単に長野県産の牛と言うだけで、当時ブランドとして確立され始めていた、「リンゴで育った「信州牛」」というような独自性もなく、むろんその売り込みに関してもなんの計画性もなく、むしろ市場を混乱させるような「しなの牛」というブランド(ただし、ブランドとしてのコンセプトなど、爪の垢ほどもなかった。)を勝手に作り上げ、宣伝と称して大阪(何故かほとんどが「毎日放送」のある大阪で、しかも自分の出演がある番組の放送日に限って)出張を繰り返していたが、なんの結果もでないままに、BSE(狂牛病)騒動によっていつの間にか尻窄みとなり、県庁のHPからも報告もされないまま消されてしまった。

このための出張に関して、県にこの「キャンペーン」に関する詳細な事を質問してもほとんど全てが「調べられません」と闇の中。

計画や出張に関わった職員に直接聞こうと、その氏名や現在の所在を訪ねても「調べられません」とまさに壊れたテープレコーダー。

果ては知事の旅行命令票を実際に出したのは誰なのかも「分かりません」。

これでもなんの責任もとる気はないのだから、あきれ果てたものである。

まぁ、どう見ても出張をするために思い付きで作った仕事だろうから、責任など端から考えてもいないだろうが。

監査委員会メンバーも替わってはいるが、少なくとも前回とは違い、期限の問題もなく、しかも監査委員会の指摘を無視した形で行われていたこの出鱈目出張に、今回はまともな結果が出ることを期待したい。

信州ヒグマ

■6月9日(水)

旅費返還求め監査請求 知事出張問題で弁護士ら

<信濃毎日新聞

田中康夫知事の出張旅費返還請求訴訟の原告一人と代理人の弁護士二人は八日、旅費問題発覚後の一月中旬から四月末までにあった十八件の知事の出張で旅行命令票に命令と異なる実際の行程が付記されていたことについて、「違法な旅費支給を継続している」として、知事が個人としての自身に対して旅費の返還を命ずるよう求める住民監査請求の書面を県監査委員に郵送した。

請求したのは同訴訟の原告の会社役員西沢秀泰さん(松本市)と、同訴訟代理人の永田恒治(同)、諏訪雅顕(諏訪市)両弁護士。

三人は

県民

「本来私用として田中知事個人が負担するべき旅費にまで公金が支出されている」

と主張。

県が一月十六日から始めた「付記」についても、

県民

「県監査委員が三月の住民監査で問題点を指摘している」

と批判している。

十八件には公用車の移動だけが命令され、旅費が支給されていない出張もあるが、公用車の運行にも

「公金の損害が発生する」

とし、「損害額不明」として請求した。


田中知事の出張旅費巡り 県民3人「違法支給継続」と監査請求書を送付

読売新聞

田中知事が実際とは異なる日程を記載した旅行命令票で出張を繰り返していた問題で、県が命令票に私用の行程も記載するようにした一月中旬以降も、違法な旅費支給が続いているなどとして、県民三人が八日、一月中旬から四月末までの出張旅費を、県に返還するよう求める住民監査請求書を県監査委員に送った。

請求書を送ったのは、この問題に絡んで、四月に提訴した出張旅費返還請求訴訟の原告の一人と代理人ら。

四月末までの公務出張二十三件のうち、私用出張が付記された十八件は、原則的に一般職員には認められない公私混在の出張として、旅費支給は不当――などとしている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/647.htm

知事住民票問題 「判断示さない」監査委員が結果公表 検討内容記載なし

(6月11日)

県監査委員は10日、田中知事の住民票移転に関する住民監査請求で、県が支出した約133万円の違法性などについて

「合議が整わなかった」

とし、本県で初めて判断を示さない監査結果を公表した。

丸山勝司・代表監査委員

丸山勝司

「いくつも論点がある」

とするだけで、各委員が述べた意見の内容は明らかにしなかった。

監査結果には、検討内容に関する記載は一切なく、請求者は何が議論されたかも分からない。

他県では委員の意見を付記し、説明責任を果たす動きもあるが、丸山氏は県庁で開いた会見で

丸山勝司

「付けることも構わないが、合議で付けないことにした」

と説明した。

ただ、

丸山勝司

「どのような形で結論を公表するか迷った」

とも述べ、別の機会に各委員の意見が公表できないか検討する考えを示した。

丸山氏は

丸山勝司

「個人的には、私の判断を是非知って欲しかったという考えもある」

と釈明する一方で、

丸山勝司

「私は民間人で、形式にとらわれたくないが、事務局はお役人で保守的」

と、責任転嫁とも取れる発言も出た。

また、同日午前の部長会議に出席した際、知事から

田中康夫

「委員の意見を出してほしい」

などと要望されたことも明らかにした。

監査委員4人に読売新聞社が取材した結果、丸山氏と樽川通子氏は請求棄却を求め、高橋宏氏は費用返還の勧告を主張したことが分かった。

東方久男氏は

県民

「請求には理由がある」

としており、勧告に理解を示す立場だったとみられる。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/1099.htm

田中知事・住民票監査請求 偽りの「機能する監査委員」(解説)

(6月11日)

今回の住民監査請求で、県監査委員は判断を示さなかった上、その理由を公表することも拒んだ。

丸山・代表監査委員は、県議会で

丸山勝司

「機能する監査委員を目指す」

と宣言したが、県民への説明責任を果たそうとしない姿勢は理解に苦しむ。

知事が

田中康夫

「好きな自治体に住民税を払いたい」

として住民票を移したことを、県民の多くは「個人的な行動」とみている。

知事の行動を県幹部が「県民益」と発言したことについて、県世論調査協会が4月に行った県民意識調査で、71%が「そうは思わない」と答えたことからも明らかだ。

個人的な動機が発端なのに、なぜ県費で払う必要があるのか。

各委員の意見を付けずに、合議不成立の事実だけ記した監査結果では、請求者も、県民も納得できないだろう。

個人の問題ととらえ、知事に費用返還の勧告を求める委員。

県の支出に手続き上の問題はないとして、請求棄却を主張する委員。

見解は二つに割れたが、これを公表することは、監査委員の責務ではないか。

問題の所在すら指摘できないのでは、存在意義が問われても仕方ない。

「機能する監査委員」は、「看板に偽りあり」と言わざるを得ない。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/1100.htm


「事実明らかに」住民訴え 知事旅費監査請求

田中康夫知事の出張旅費返還請求訴訟の原告と代理人の弁護士計三人が旅費問題発覚後の一月中旬から四月末までにあった計十八件の出張の旅費について、知事が個人としての自身に対し返還を命ずるよう求めた住民監査請求で、県監査委員は十七日、請求人の意見陳述を県庁で聴いた。請求人側は「虚偽記載までして許される公金支出はない」と訴えた。

訴訟代理人の永田恒治弁護士(松本市)は、県が問題発覚後始めた実際の行程を旅行命令票に付記する運用について、県監査委員が三月の監査で問題点を指摘していた点に触れ、「監査結果を無視する対応だ」と批判。原告の西沢秀泰さん(松本市)は「同じ特別職の県議とで旅費支給の扱いが違う」と指摘、事実関係を明らかにするよう求めた。

永田弁護士は同日までに、監査委員が却下、棄却し訴訟対象となった昨年十一月以前の計四十七件の出張について、もう一人の訴訟代理人らとともに住民監査を請求、これについても陳述。永田弁護士は「よもや事実と違う起案、決裁があるとは県民は思わず、請求期限一年を適用して請求の大半を却下した前回の監査は不当。棄却の判断も、過剰支給の是非を判断しないなど監査をなしていなかった」と訴えた。

6月17日(木)

知事に旅費返還勧告を求める 県監査委員が請求人陳述

(6月18日)

田中知事が旅行命令票に私用行程を記載した一月中旬以降も違法な旅費支給が継続されているとして、県民三人が知事に出張旅費返還を求めた監査請求で、県監査委員は十七日、請求人陳述を行った。

請求人の永田恒治弁護士(松本市)は、

公務と私的旅行部分の区別が困難で、旅費の支出は県に損害を与えている

として、監査委員に対し、知事に旅費返還を勧告するよう求めた。

監査委員は県側の陳述も聞いた上で、八月九日までに判断を下す。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/659.htm

代表監査委員の部長会議出席 「重大疑義」と照会書

田中康夫知事の旅費返還請求訴訟の代理人で、自らも県監査委員に住民監査を請求している永田恒治弁護士(松本市)は二十一日までに、県の丸山勝司代表監査委員が県の部長会議に出席しているのは「監査の独立性、公正性の確保の観点から重大な疑義がある」として、県監査委員事務局に対し、部長会議出席状況や会議内容をただす照会書を送った。

監査委員事務局によると、丸山委員は昨年十月の就任以降、週一回ペースで開かれる部長会議に出席。丸山委員の前任者で部長会議に出席した例は過去にないという。

永田弁護士は「出席が違法とは言えないが、会議に常時出席し、職務執行に関与しているなら問題がある」と主張。旅費問題が明らかになった今年一月以降の出席状況や会議内容、出席の根拠などの説明を求めている。

同弁護士は「県の職務執行への関与が高いと、監査の判断が公正かどうかが問題になる。その場合、知事に罷免を求めることも考える」としている。監査委員事務局は「以前の代表監査委員はいずれも元県職員。丸山委員は外部から委員になったこともあり、県の事業内容を把握しようと出席している」としている。

6月22日(火)信濃毎日新聞

「旅費条例の改正検討」 県出納長 公文書上の誤り認める

(6月26日)

田中知事が旅行命令票と異なる行程で行った公務出張の旅費を支給されている問題に絡み、青山篤司・県出納長は二十五日、旅費支給の根拠とする一般職職員の旅費条例を改正する方針を明らかにした。

これまで否定してきた条例改正の必要性に言及したことで、公文書上の対応に誤りがあることを認めた形だ。

県議会六月定例会一般質問でこの問題を指摘した清水保幸氏(志昂会)の質問に、青山出納長は

県民

「必要ならば改正まで踏み込むことを検討したい」

と述べた。

知事の旅費支給は、一般職職員の条例に準拠し、出張と私用が重なる場合、片道分は出ないのが原則。

ところが、実際は

松林憲治

「公務の実態があれば支給する」

(経営戦略局)

として、往復分の支給が続いている。

県は支給を正当化するため、旅行命令票に私用の行程を付記して事態の収拾を図ろうとしたが、内部でも

県民

「公文書に私用を書くのはどうか」

(監査委員)

と疑問の声が上がっていた。

条例改正を求める意見は二月議会でも出ていた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/685.htm


2004年7月

知事旅費問題 県監査委が請求を再度棄却

田中知事のいわゆる旅費問題で松本市の弁護士らが知事に旅費の返還を求めていた監査請求について県監査委員は再び請求を棄却しました。

監査請求していたのは松本市の弁護士永田恒治さんら3人で、2000年12月から去年11月までの田中知事の出張のうち実際の行程と旅行命令票が違っている45件の109万円余りを返還するよう求めていました。

県監査委員はすでに松本市の市民らが起こした同じ内容の監査請求に対し

丸山勝司

「実務上の処理でやむを得ない」

とした監査結果を出していて今回も棄却としました。

永田さんらは今年1月から4月までの田中知事の出張18件についても旅費の返還を求めた監査請求を行っていて監査委員は近く判断を示します。

[07月23日 16:51]SBC

知事の出張旅費問題18件の監査請求すべて棄却、却下

田中知事が実際とは異なる行程を記載した旅行命令票に従い出張旅費を受け取ったのは不当として、県民三人が知事に旅費問題が発覚した一月以降の十八件について出張旅費の返還を求めた監査請求で、県監査委員は三十日、十件について「公務を行うために必要な旅費が支給されており、違法、不当な事実はない」と棄却、八件を「旅費が支給されていない」として監査せずに却下した。

ただ監査委員は、三月に知事に要望した、旅行命令票に実際の行程を付記する事務処理の問題点が改善されていないことを「誠に遺憾」とし、改めて改善を強く要望する意見を付けた。

請求人らは、監査結果を不服として近く住民訴訟を起こす方針。

読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/723.htm


知事の旅費問題 監査請求を棄却

田中知事の出張旅費問題で松本市の弁護士らが返還を求め行った監査請求について県の監査委員は違法性はないとして弁護士側の請求を退けました。

この問題は松本市の永田恒治弁護士らが1月末から4月末までの田中知事の出張23件のうち、18件については私用が含まれていて旅費の全額支出は違法だとして返還命令を出すよう求めていたものです。

県監査委員が請求に基づき調べた結果18件のうち8件は旅費が支給されておらず監査の対象にならないとして請求を却下しました。

また残る10件についても旅行命令と実際の行程に違いがあることは認めたものの実務上やむを得ないもので違法な支出ではないとして請求を退けました。

永田弁護士らは監査結果を不服として知事に旅費の返還を求める住民訴訟を来週にも起こす方針です。

[07月30日 19:07]SBC

知事の旅費、住民監査請求を棄却・却下

田中康夫知事の今年1月末から4月末までの計18件の出張が旅行命令と異なる行程だったのは違法だとして、旅費返還を求めた住民監査請求について、県監査委員は30日までに、旅費の支給がなかった8件を却下し、残る10件については「公務の事実はあり、合理的な額が支払われた」として棄却した。ただ、知事ら特別職への支給方法の改善が進んでいないことを「誠に遺憾だ」とする「意見」を付けた。

3人の請求人の1人である永田恒治弁護士は、旅費返還を求める訴訟を近く、長野地裁に起こす考えを示した。

今回の請求は、実際と異なる行程が明らかになった知事の旅費問題への対応策として、県が実際の行程を旅行命令票に付記し始めた今年1月以降の出張が対象。

監査委員は、昨年以前の出張を対象にした同様の請求を退けた今年3月の監査結果の中で、命令票への付記について「旅行命令と内容が矛盾する」などの問題点を指摘し、知事にさらなる改善策を求めた。

監査委員は今回の監査結果の「意見」の中で、付記以外の対応策が取られていないことを批判したうえで、「県民の信頼を得られる支給方法や事務処理を早急に提示するよう知事に強く要望する」と述べた。

(7/31)朝日新聞

2004年8月

知事の旅費問題 返還求め提訴

田中知事のいわゆる「旅費問題」で、松本市の弁護士らが旅費の返還を求める訴えを長野地方裁判所に起こしました。

提訴したのは松本市の永田恒治弁護士らで、

「田中知事が私的旅行を含む行程で出張旅費を受け取っているのは違法だ」

として、2000年12月から去年までの109万円と、今年4月までの旅費20万円の、あわせて130万円余りの返還を求めています。

永田弁護士らはこうした旅費について監査請求していましたが、県監査委員は

丸山勝司

「旅行命令と実際の行程の違いは実務上やむを得ない」

として請求を退けていました。

永田弁護士は

「知事の出張旅費の支出は公私が混同されている。一部に公務があれば旅行命令簿に嘘があっても認めるというのは違法」

としています。

知事の旅費を巡っては去年までの分の109万円の返還を求める別の訴訟も起こされています。

[08月10日 19:12]SBC

知事旅費問題発覚後の20万円余 返還求め追加提訴

田中知事の出張旅費返還請求訴訟の原告と代理人三人は十日、違法な知事への旅費支給が継続されているとして、知事を相手に、旅費問題が発覚した一月から四月までの出張旅費計二十万円余の返還を自身に命じるよう求める住民訴訟を長野地裁に起こした。提訴済みの昨年十一月以前分も含め、返還を求める旅費の総額は約百三十万円分になった。

訴状などによると、原告側は

「私用も兼ねた出張の旅費に公金を充てるのは過剰な費用精算」

とあらためて主張、実際の行程とは異なる記載の命令票作成も

「脱法的に旅費を支給しようとする手続き」

としている。

問題発覚後、県側が始めた、実際の行程を命令票の摘要欄に付記する対応について、県監査委員から問題点を指摘されながら、県側が何も改善していないことについても

「違法性を付加する」

と指摘している。

住民側の一―四月の計十八件の住民監査請求に対し県監査委員は七月末、十件を

丸山勝司

「実務上やむを得ない」

として棄却、旅費支給がなかった残り八件を却下した。

今回提訴したのはこの棄却分。

記者会見で原告の一人、西沢秀泰さん(松本市)は

「監査が田中県政と一体化している。いわば身内の監査だ」

と批判。

同じ原告の永田恒治弁護士(松本市)は

「知事は自らの問題には何ら厳しさを持たない」

とした。

8月10日(火)信濃毎日新聞

知事出張旅費返還 住民訴訟

新たに10件分提訴

田中康夫知事の出張旅費問題をめぐり、旅費の返還を求める住民訴訟の原告と代理人が十日、田中知事を相手取り、今年一月から四月までの間の私用と公務が混在する十件の出張に伴う旅費二十一万円を県に返還するよう求める訴訟を長野地裁に新たに起こした。 また、これまで代理人だった永田恒治弁護士は今後、原告としても一連の訴訟に参加する。

原告側は今年四月、平成十二年十二月から十五年十一月まで行った旅行命令票と実際の行程が異なる公私が混在した田中知事の出張について、三十八件分、百九万円を県に返還するよう求める提訴しており、今回の提訴で返還を求めている旅費の総額は計百三十万円となった。

原告団はこれまで、旅費の返還を求める住民監査請求を起こしたが、県監査委員は

丸山勝司

「公務の実態はある」

などとして、請求をすべて退けている。

2004.08.11産経新聞

住民訴訟の原告ら リコールも視野

田中康夫知事の出張旅費をめぐる住民訴訟の原告兼代理人の永田恒治弁護士は十日、県庁で会見し、

「田中県政の改革はまがい物と言わざるを得ない状況。場合によっては、解職請求も行いたい」

などと語り、田中知事に対するリコール請求を行うことも視野に入れ、田中県政の問題について検証する住民運動を広げていく考えを明らかにした。

永田弁護士は

「公共事業の見直しなどの改革には強い期待を持って声援を送ってきたが、このまま推移すれば、田中県政の改革は単なるパフォーマンス、まがい物だと言わざるを得ない実態がある」

と指摘。

また、原告の一人である西沢秀泰氏は

「一連の監査請求や訴訟も、それ自体を目的とするものではない。

田中県政が真の改革ができないのであれば、違う人に(知事を)代わってもらわなければならないということも含め、今後は総合的な運動を展開していきたい」

と語った。

2004.08.11産経新聞

知事旅費返還訴訟 新たに20万分提訴

「1月以降にも不当支出」

(8月11日)

田中知事が「旅行命令票」に実際とは異なる行程を記して出張旅費を受け取っていた問題で、今年四月に約110万円の旅費返還を知事に求める住民訴訟を起こした原告らの一部が十日、旅費問題発覚後の今年一月以降も不当な支給が続いているとして、新たに約20万7000円の旅費返還を知事に求める住民訴訟を、長野地裁に起こした。

訴えたのは、原告の一人で松本市の会社役員西沢秀泰さんと代理人でもある永田恒治弁護士ら計三人。

四月の提訴は二〇〇〇年十二月―〇三年三月の出張旅費が対象だったが、今回は今年一―四月の出張旅費のうち、県監査委員が

丸山勝司

「公務を行うために必要だった」

と住民側の監査請求を棄却した十件分。

訴状などの中で、原告側は

「私用を兼ねた出張旅費を、公金から受け取る行為が違法なのは明らか」

と主張。

さらに、監査委員が改善を求めた旅行命令票の適正な事務処理も行われていないとし、

「違法性をさらに高めている」

とした。

今回、原告に加わった永田弁護士は

「一部に公務があれば良いという監査結果は、監査の意味さえ失わせる」

と指摘。

西沢さんも

「監査が県政と一体化し、独立性が保たれていない」

と批判した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/731.htm

知事旅費問題で130万円返還求め提訴

田中康夫知事の00年12月から今年4月までの計48件の出張が旅行命令と異なる行程だったのは違法だとして、松本市内の弁護士らが10日、計約130万円の旅費を県に返還するよう求める訴訟を長野地裁に起こした。

訴訟は2本立てで、00年12月から03年11月の出張38件(109万円余)と、今年1月から4月までの10件(20万円余)。03年11月分までの旅費をめぐる訴訟は、すでに市民団体が起こしていたが、今回、永田恒治弁護士らが原告に入って改めて提訴した。双方が併合される見通しという。

記者会見した永田弁護士は、旅費問題を法廷で争う一方で、解職請求(リコール)も視野に入れて知事の責任を追及する運動を展開したいという。

(8/11)朝日新聞

大石英司

※ 知事旅費問題発覚後の20万円余 返還求め追加提訴

凄いですよね。

それは公金横領で業務上横領で公文書不実記載だと指摘された後にも、全く変わることなく、バイトの旅費を税金から出し続けているということですから。

たぶん今でも全く変わりなく、バイトのついでに公務と賞する雑用を入れれば、どこにでも旅費は出ているということでしょうね。

長野県民よ、あなた達は底抜けのバカです。

吉村政権の末期にも、同じ状況だったんだろうけれど、私はこんな呑気で寛大な県民性には付き合いきれない。

あなた達、知事はもとより、県庁の役人たちからすら馬鹿にされ、無視されているんだという事実に、いい加減気付いた方が良いと思いますよ。

税金をわたくしすることを屁とも思っていないのが、今の長野県庁と知事本人なのですから。

日時:Wed Aug 11 08:20:53 JST 2004

大石日記

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/08/post_10.html


佐藤良男

知事の旅費問題について

過日、田中知事の旅費問題が新聞に大きく取り上げられましたが、その後どの様に処理されたのでしょうか。

マスコミもとりあげませんが、分かつたら教えて下さい。

他人に厳しく、自分には優しくでは、トップの資格はないと、私はおもいますが、如何でしょうか。

終わりになりましたが、清水県議先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

投稿者:佐藤良男

投稿日:2004/08/28(Sat) 16:17 No.197


議員

Re: 知事の旅費問題について

お答えします。

旅費問題に付いては、県に対する私の質問とは別に、住民グループの皆さんが監査請求を行いました。

その事が新聞等で報道された訳ですが、監査委員会は仕事柄やむおえないという理由で退けました。

しかしながら住民の皆さんは納得せず、提訴し現在は、係争中です。

私としては、司法の判断を待ちたいと思っています。

結果によっては、今までの私への答弁が、間違えていたという事に成ると思います。

その時は改めて県に対して追求して行くつもりです。

しかし、逆も有りますのでとりあえず判決待ちというところです。

知事に対する思いは同感です。

知事を支援してきた、茅野さん仁科さんも同様ではないかと思います。

寂しい事です。

色々な方にアクセス頂いて感謝しております。

これからも遠慮なく御質問をお寄せ下さい。

有り難う御座いました。

清水保幸 - 2004/08/28(Sat) 18:49 No.198

2004年9月

旅行命令票経路必要なし 県特別職旅費「より不透明」

県は二十二日、知事や県議ら特別職が出張前に作成する「旅行命令票」に、経路は書き込まなくてもいい―などとする旅費支給制度の見直し案を、県会各派代表者の打ち合わせ会議で明らかにした。田中知事の出張をめぐり、実際の行程とは異なる旅行命令票が多数作成されていた問題を機に、県は見直しを検討していた。

併せて、旅行命令票に書かれた行程と実際の行程の違いを「県民に分かりやすくするため」として、県が始めた「私用部分についての付記」は取りやめる方針。

こうした見直しによって、県民が情報公開制度を使って特別職の出張行程や旅費支給の実態、出張の公務性をチェックするのは困難になる。県会側からは「誰のための見直しなのか。私用と公務が混在する知事の行動がますます分かりにくくなる」(宮沢宗弘議員)との批判が出ており、開会中の九月県会でも論議になりそうだ。

県側は「特別職は、服務規定のある一般職と違い、公務旅行中に公務以外の行動が混在することはやむを得ない」(人事活性化チーム)とし、旅費は、実際の行程とは無関係に「勤務場所または居住地を発着地として経済的、合理的な通常の経路、方法で計算した額」を支給するとしている。

9月23日(木)信濃毎日新聞

旅行命令票を見直し 県方針

特別職、記載は公務のみ

田中知事が旅行命令票と異なる行程で公務出張を行っていた問題で、県は二十二日、命令票に私用を付記する現行方式を見直し、特別職に限り、公務の日時・場所・用件のみ記載する方針を固めた。

公私の境目が不明確な知事の場合、公務だけの記載では適正な移動経路の把握が第三者には困難になることも想定され、県議会などで論議を呼びそうだ。

非公開で行われた同日の県議会各会派代表者会議で、県人事活性化チームが説明した。

一般職の旅費規定を特別職に準用したことで、一連の問題が生じたことから、服務上の規定がない特別職について、新たに特別職旅費条例の解釈・運用方針を策定。一般職と別に定める命令票の書式は、実際の移動日を記載する欄がなくなる。旅費支給にあたっては、実際の経路などにかかわらず、「経済的かつ合理的」な方法で計算するとした。

知事の旅費問題では、県民からの監査請求を受け、県監査委員は今年一月と七月の二回、旅行命令票に私用を付記する事務処理の改善などを要望。県側は、公文書上の対応に誤りがあることを認め、旅費条例の改正を検討する考えを示していた。

(9月23日)読売新聞

知事の旅行命令票見直し 県方針 特別職、私用付記取りやめ

(9月23日)

田中知事が旅行命令票と異なる行程で公務出張を行っていた問題で、県は二十二日、命令票に私用を付記する現行方式を見直し、特別職に限り、公務の日時・場所・用件のみ記載する方針を固めた。

公私の境目が不明確な知事の場合、公務だけの記載では適正な移動経路の把握が第三者には困難になることも想定され、県議会などで論議を呼びそうだ。

非公開で行われた同日の県議会各会派代表者会議で、県人事活性化チームが説明した。

一般職の旅費規定を特別職に準用したことで、一連の問題が生じたとして、服務上の規定がない特別職について、新たに特別職旅費条例の解釈・運用方針を策定。

一般職と別に定める命令票の書式は、実際の移動日を記載する欄がなくなる。

旅費支給にあたっては、実際の経路などにかかわらず、「経済的かつ合理的」な方法で計算するとした。

知事の旅費問題では、県民からの監査請求を受け、県監査委員は今年一月と七月の二回、旅行命令票に私用を付記する事務処理の改善などを要望。

県側は、公文書上の対応に誤りがあることを認め、旅費条例の改正を検討する考えを示していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/794.htm

情報公開、後退を重ねる原因

※ 旅行命令票を見直し 県方針 特別職、記載は公務のみ 読売長野

とんでもない話でね、早い話、田中康夫が、バイトのルートに公務を忍び込ませて旅費を横領する手助けをさらに確固としたものにして、情報を隠蔽しようという作戦です。県庁の経営戦略局の連中てのは、ダムも産廃も放置して朝から晩まで、どうやっておらが首領様を守ろうかと朝から晩まで隠蔽と嘘と欺瞞に時間を割いて、そんなくだらんことばかりやっている。この連中、その内人格が破綻するぞ。それは経営戦略じゃなく、単なる「田中康夫宣伝局」だろう。

情報公開に最も熱心な共産党県議団よ、情報公開の著しい後退なんだから速やかに抗議の声を上げよ。いつまでも冬眠している場合じゃないぞ。

朝日の長野版に「ガラス張りの向こう側」という連載企画があって、その中で「メディア/巧みな報道利用」という連載6回目で、「県」調査委員会の懇親会費を知事後援会が負担した問題で、取材記者が連名で記者会見を開くように要求したのに、田中康夫は拒否したということを書いている。

しかも今頃になって、長先生の質問権が無視されたことも書いている。こういうのって、書いて明らかにすれば良いだろうという問題じゃないんですよ。

相手は、自分が情報を握っているという優越感を持っているから、メディアと行政との関係において、明らかにモラルに反するような行為に及んでも、相手は書かないと見切っているわけですよ。

だって、そこでブツブツ言う奴らがいても、知事がメディアを選んでリーク情報を流すことのインナーサークルから締め出されちゃ叶わないから抗議の声も上げない。でほとぼりが冷めた頃になって、実は過去にこんなこともありました……、と暴露する。そんなの記事として何のインパクトも無いでしょう。

長野の今の極めて歪んだ記者会見の状況を如実に物語っている。記者クラブが廃止された時に、危惧されたことが現実となっていて、しかも4年も経つのに、記者側は何ら対抗措置を取ろうせずに、相変わらず舐められっ放し。

「東京マスコミ」という言い方を私はするけれど、やっぱり田中康夫の暴走を許して、この現状を招いたのは、地元のメディアですよ。東京マスコミの支局にしても、信毎にしても、記者がそれぞれの良心に従って行動するという原則を逸脱し、事なかれで4年間既成事実を積み重ねてしまったことが、この状況を招いたんです。

日時:Thu Sep 23 09:05:08 JST 2004 大石日記

上伊那郡民

特別職の旅費について

山口村の合併一万人意向調査の陰で、「特別職の旅行命令は、その経路を書かなくて良いことに改悪する」と今日の信毎の記事にありました。

「公務と私用が混在する特別職の場合」とありましたが、そもそも公務出張に私用が入ることがおかしいと思います。

一般の常識では、公務は公務、私用は別の日に行うというのが、一般的ではないでしょうか

例えば、6月県会の折に、知事は議会をほっぽり出して東京のミスキャンパス(?)のパ−ティ−に出席したようですが、まさか、この旅費は、支給されていないとは思いますが、これも翌日に東京事務所によっていれば、公務として旅費を支給されることになると思いますが、こんなでたらめが通用する長野県政は本当にこれでいいんでしょうか?

政務調査費は、その使い道が不透明だとして、予算も半年分(?)しか計上しなかった知事が、自分のことになるとずいぶん甘い不透明な税金の使い方をするものだと思います。

権力の頂点に立つ者は、「李下に冠を正さず」の思想がもっとも求められると思います。

少なくとも、県議会は政務調査費のマニュアルを作成し、透明性の確保に努めようと努力しています。

そのことを県民の一人として大きく評価したいと思っていますが、それとはあまりにも対照的な、ますますくさい物に蓋をするような改悪は許せないとおもいます。

山口村の合併問題も言いたいことはたくさんありますが、その陰に隠されることなく、しっかりと県の姿勢を追及していただくことをお願いします。

投稿者:上伊那郡民

投稿日:2004/09/23(Thu) 07:19 No.213


議員

Re: 特別職の旅費について

新聞各社からもどう思うか質問を頂きました。

公務命令が出ても、自宅もしくは在勤地より出発出来ない事が有るのは確かです。

しかしながら、今回の改正(解釈及び手続きと様式)では更に透明感が無くなる。

私用が有り別の場所から出発した場合、どちらか安いほうを取るとしています。であるならばその内容(理由・場所・交通手段)が報告されなければ、どちらが経費が安く済んだのかの証明が出来ないのではないかと思うのです。

私用はプライベイトだから報告する必要が無いとして来ましたが、全部を報告しろという訳ではなく、特別な時のみの報告です。

特別職がそのくらいの報告をする事は、当たり前の事だと思うのですが、そんな時ばかりプライバシー云々というのは可笑しいと思います。

航空運賃についても、条例では現に支払った額とされているのに、解釈は別の飛行機に乗っていれば良いと言う、可笑しくないですかと申し上げました。

現に支払った額とは、指定された飛行機に乗った運賃の支払額の領収書を意味するのではないか。

更に言えば、知事以外にそんな事をする人は居ないのです。

知事擁護の為の解釈だと感じました。

旅行命令通りで無くても良いと解釈するなら、日程・行程が変わった場合は、理由と実際に利用した交通機関、更に何処から何処までを最低書き込まなければ、不透明なものに成ってしまい県民の理解は得られないと思います。

議員が良いと言っているのに、何故、知事部局が公開を拒むのか理解できない。

これから議論がされて行くと思います。

清水保幸 - 2004/09/23(Thu) 16:34 No.214

移動経路記載せず/知事の旅費問題

田中知事の公務出張の旅行命令票が実際の行程とは異なる形で作成されている問題で、県は23日までに、知事ら特別職の命令票には移動経路の記載を取りやめる方針を決めた。県議会では「旅費支給の実態がますます不透明になる」との批判が出ており、9月議会で議論されそうだ。

田中知事の公務出張には、私用の移動が混在しているケースが多く、命令票と実際の移動日や移動行程の食い違いが問題となっていた。

県人事活性化チームによると、特別職の旅行命令票に記載するのは、公務の日時、場所、用件のみ。移動日や移動行程は記載しない。同チームは「特別職は職員の服務規程の対象外であり、公務の途中に私用を挟んでも問題ない。命令票には最低限必要な事項のみを記載する」と話している。新たに特別職旅費条例の運用方針を策定する予定。

今回の改定が実施されると、どのような移動経路に対して交通費などの旅費が支払われたか、第三者が知ることは困難となる。同チームは旅費の支給額について「経済的かつ合理的な方法で計算する」と話している。

(9/24)朝日新聞

2004年10月

田中知事旅費「私用行動も公開」具体的方法は示さず

田中知事は一日の県会一般質問で、知事や県議ら特別職の旅費支給制度見直しに関連し、「公務に前後する部分に関しても疑義を持たれないように公開していく」と述べ、これまで公務との境目が分かりにくかった私用の行動も公開する考えを明らかにした。具体的な公開方法は示しておらず、週明けの委員会審議で論議になりそうだ。

県が二十二日に県会側に示した見直し案は、特別職が出張前に作成する「旅行命令票」への経路の記入をやめる―としていた。これについて竹内久幸議員(県民協働・無所属ネット)が「包み隠す県政に戻るのか」とただし、知事が答えた。

同議員が、知事の行動がさらに不透明になると指摘したのに対し、三重県で行政監視のオンブズマン活動に取り組んだ経験を持つ松葉謙三副出納長兼会計局長は「旅費を合理的に支出するための制度であり、公務の間に私的な行動があろうが全く関係ない」と述べた。

見直し案は、知事の出張をめぐり、実際の行程とは異なる旅行命令票が多数作成されていた問題を機に県が検討。「県民に分かりやすくするため」として始めた「私用部分についての付記」も取りやめるとしている。

10月2日(土)信濃毎日新聞

行程の記載やめ 問題ないと認識

田中知事の公務出張に私的旅行が混在し、実際の移動行程や移動日とは異なる形で旅費が支給されている問題で、松葉謙三・副出納長兼会計局長は1日の県議会一般質問で、知事ら特別職の旅行命令票に移動行程などを記載することを取りやめる県の見直し方針について

康夫派

「監査委員や議員の指摘に応えた内容」

と述べ、

松葉謙三

問題ない

との認識を示した。

竹内久幸氏(県民協働・無所属ネット)の質問に答えた。

松葉副出納長は元全国市民オンブズマン連絡会議代表幹事。

竹内氏が

議員

「記載取りやめは知事の行動を包み隠すことにつながる」

として、情報公開上の問題点を指摘した。

これに対し、松葉副出納長は

松葉謙三

「私的旅行が混在しても公務を実行したなら支払う法的理由はある。私的活動の公開はそれぞれの特別職が判断すること」

と述べた。

(10/2)朝日新聞

さすが、エセオンブズマン。


監査委員ならぬ隠蔽促進委員会

※ 監査委員が加担した情報隠蔽


知事旅費問題 「付記とりやめ」で論議。

県では問題を指摘された後、旅行命令票に公私の区別がわかる記述を付記してきましたが、県監査委員から是正を求められたため、取りやめを決めました。

SBC

これは首を傾げざるをえないニュースなんだが、本当に監査委員がそういう主旨で是正を求めたことなのか? 本来なら、明らかに情報公開の後退に繋がる指摘を、県の行動を見張るべき立場にある監査委員がするとしたらとんでもない話で、県議会は、せっかく開催中なんだから、監査委員の罷免動議を出すくらいのことはあって良いでしょう。

しかし、県はこれを撤回するつもりは無いと言っているんだが、なんでこんなに突っ張れるんだろうね。やっぱり県議会が舐められているということなんだろうか。

日時:Sat Oct 2 08:45:45 JST 2004 大石日記

大石英司

※ 松葉弁護士はその任にあらず

信毎

田中知事旅費「私用行動も公開」具体的方法は示さず

竹内久幸議員(県民協働・無所属ネット)が「包み隠す県政に戻るのか」とただし、知事が答えた。

同議員が、知事の行動がさらに不透明になると指摘したのに対し、三重県で行政監視のオンブズマン活動に取り組んだ経験を持つ松葉謙三副出納長兼会計局長は「旅費を合理的に支出するための制度であり、公務の間に私的な行動があろうが全く関係ない」と述べた。

信毎10.02

この松葉さんという弁護士先生ですけれど、「オンブズマン」活動に取り組んでいたとは言うけれど、実際にどんな活動をした人かは実はほとんど知られていない。

せいぜい談合告発に頑張ったと言われている程度。

三重県と言えば、元祖改革派知事とも言える北川正恭知事がいらした所です。

そこから北川氏が辞めると同時に、長野に移り住んで田中康夫に取り入ったわけですね。

(所で、肝心の三重県では談合問題は無くなったんだろうか? だったら、今頃「三重県モデル」という談合排除入札方式が完成し、日本全国でそれが導入されているはずだが)

「オンブズマン」と言うと、われわれの念頭にあるのは、反権力反お役所反官僚。

市民派という思いこみがあるけれど、少なくとも、北川知事の元では、反権力を装う必要はなかったわけですね。

オンブズマンすら必要だったとは思えない。知事個人がオンブズマンみたいなものでしたから。

そうすると、どうもこの松葉という弁護士先生は、「オンブズマン」というマスコミ受け市民受けする言葉とポジションを、自分が、その時々の政権に取り入るための方便として利用していたのでは無いか? とすら思えてくる。

それでこの問題ですが、弁護士先生の台詞はこうです。

「旅費を合理的に支出するための制度であり、公務の間に私的な行動があろうが全く関係ない」

確かに、「合理的」という意味でいえば、私用の日程を書き込むことは全然合理的じゃありません。

なぜなら、私用の旅行なのにどうして税金から旅費を出さねばならないのか? という疑問が県民から出されるからです。

その意味では、「私用旅行」は存在しない前提にすることが合理的でしょう。しかし、これは合理的という言葉は良いが、事実は全くの「隠蔽」です。実体は、税支出をスムーズにするための、県民に対する情報の隠蔽工作に他ならないわけですね。

この問題は二つあって、第一に、そもそもこれが問題と化した理由は、明らかに、私用優先で組まれたスケジュールの上に、公務が無理に組まれている。しかもその私用には、別口で民間業者から旅費が別途出ていたりする。講演旅行の謝礼なんて、出てくる金は「お車代」と名前が付いていたりするわけです。

彼の場合は、他の知事さんみたいに、公務のついでに私用を片づけるというケースとは明らかに違うわけですよ。そんなことに目くじら立てるほど県民はケチじゃない。最初にプライベートな日程があって、それに合わせて強引に公務が組まれる。私用優先のスケジュールだと県民が受け取っているから批判されているのだという実体を無視して、そのスケジュールを消すと言っている。これが情報の隠蔽でなくて何ですか?

もう一点、それを通すために、知事は、何らかの形で、私用のスケジュールも公表すると言ったらしいんだが、そんなこと、言った本人はもちろん履行するつもりは無いし、言われた県民や議員だって、信じられるものでは無いでしょう。これまでも、包み隠さずセックスまでペログリ日記で公開して来たと豪語するその日記の実体は、隠蔽と誇大広告のオンパレードで、執筆者ご本人のただの妄想日記に過ぎなかったことが明らかになっている。しかもその日記の記述を元に記者が突っ込むと、「あんなものは便所の落書きだ。あれが事実だと信じていたのか?」と開き直る。

いえ、それ自体は、いずれも彼の本音なんです。サイコパスの性癖の一つは、立場によって、言動を180度変えることですから、それ自体は彼の頭の中で何の矛盾も無い。

それを変えるために、前提として履行すると約束した情報公開の条件が守られる担保が何ひとつない現状では、これは空証文も良いところです。少なくとも県議会は、「あんたはこれまで自分のスケジュールに関して、嘘ばかり言って書いて来たわけだが、後々、嘘が公になったら、辞表を書いてくれるか? それを条例化してくれるなら認めるぞ」くらいは言って良いでしょう。

それで、この松葉さんですけれど、今は「副出納長兼会計局長」という要職で、上司より高い給料を得ていらっしゃる。ここで彼が言うべきことは、出納長という立場なら、「こういう支出方法で行きたい」は言って良いかもしれない。しかし、「会計局長」という、本来県の支出を見張る立場で言えば、「県民の批判を招く不明朗な支出であり、私用での旅行は控えて頂く、そのための旅費は支出できない」と明確に述べるのがその職責上の発言というものでしょう。でもそれは無いわけだ。

早い話、出納長と会計局長を兼務すること自体が無理なんですよ。これは弁護士と検事を一人で担って、結果的に自分が裁判長をやっているようなものでしょう。しかもこと知事マターになると、検事役の自分は寝ている。本来これは引き受けるべき役職では無かった。

県側が、この決定を覆さないのであれば、特別職に関する旅費の支出を県議会で別途削除すべきでしょう。ぶっちゃけ、そんなもの要らない程度のサラリーを彼らは貰っているんだから。県議会が行動しないから、こんな馬鹿なことを県庁が言い出すんですよ。少しは実利の上がる闘争もして欲しい。

2004.10.03ここが変だよ康夫ちゃん

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2004_10.htm

診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち
議員

旅費支給制度の改悪について

長野県は知事や県議などの特別職のいわゆる旅費の問題について、見直し案が検討されている。

そもそも旅費は基本的には公務のために要される費用であり、公務を遂行するために必要ないわゆる経費と考えられるものであります。

従って単純に言ってしまえば公務であれば支払うし、私用なら支払わないとなります。

その裏付けが「旅行命令票」となります。この命令票を作成しこれにもと付いて旅行(この場合の旅行は公務を行うために目的地に向かう行為)をする事となります。

原則は、というのはかつてはその取り決めだけで良かったのです。しかし2000年に田中知事が登場以来大きくこの原則が乱れ始めました。

それは田中知事が私用と公務を混ぜた行動をとるようになったからです。

たとえば、東京で長野県人会の会議が開催されるとします。普通は長野←→東京の会場間の往復の旅費が支給されます。それだけです。しかし田中知事はその晩は東京に泊まって翌日帰ってきます。

この「泊まる」と言うことは会議が終わる時間にもよりますが、常識的な午後5時に会議が終わったとすれば当然帰ることができるわけですから、泊まりは私用となります。

今までは長野←→東京間の交通費をもらう時に「一晩泊まった」と言うことを命令票に付記しなければなりませんでした。従って田中知事のように私用で東京に行ったか公用か分からないほど多く行っている人はこの付記の部分が当然多くなります。

仮に秋田で公用があるとして、秋田に直接行くのではなく途中の山形で大学の恩師に会い、秋田に行って公用をすませ、帰りに仙台で友人と会ってくる、そして宇都宮で身内が経営している餃子の店があってその店によって親戚にあって近況報告をしてくる。そう言うことがあっても旅費は長野←→秋田間の経路の一番合理的な一番安い金額が支給されます。そして途中であったことを命令票には付記することになっています。

それは今までで今後は長野←→秋田の旅行命令票があるだけです。

ではそうするとどうなるか、お気づきだと思いますが、公費を使って行った公用より私用の方が多くてもそれは表には出てきません。

全く説明責任が果たせない事になります。

大体常識から言ってそんな事無いと思われるかもしれませんが、田中知事の場合それもあります。と言うよりその方が多いと言える、とまでいることもあるのです。

問題は県側がその旅行命令票の付記を今後は必要無しとした点です。悪く言えば我々県議会議員にとってもその方が簡単ですしまた好都合です。

公務に隠れ、ぞんぶんに私用をしても一切解らなくなります。場合によれば家族旅行も公費で自分の分だけは捻出できます。

もっと言えばどうでもいい公務に大切な私用を挟み、旅費は県からもらう、そう言ったこともできます。もちろん今までも付記をすればできましたが、これからは付記をしませんから誰もその事実は確認できません。

こんな時代錯誤のことがなぜ起こったか?それは田中知事の行動を追認する形で決まったことだといえると思います。

あまりにも多い公私の区別がつかない行動、そして推測ですが知事の行動を解らなくするすなわち、こうすると今後知事の行動は公用の部分しか明らかにできません、私用の部分は全く闇の中に入ってしまいます。

というより、知事が公用にかこつけて自分がしたい私用を混ぜても公用の部分しか出てきません。いずれにしても全ては闇の中です。

この時計の針を戻すような見直しを、オンブズマンであった松葉副出納長が認めていると言う事にさらに驚きます。

9月議会の答弁でも公務の間に私的な行動があっても全く関係ないと言うのです。

まさかこれが凄腕オンブズマンの言う事でしょうか。

立場が変われば人は変わります、しかし変わってはいけない矜恃というものがあるはずです。

恐らく松葉さんという人は日本のオンブズマンの歴史にきっと名前が残る事になると思います。もちろん良い意味ではなく。

私はこう思います。いかなる公用のための旅費も私用があった場合支給しない。と決めれば簡単な事なのです。もちろん従前のように付記すると言うことでも良いと思いますが、もっと積極的に支給しないとした方が解りやすいですし、県民の皆さんに説明がつきやすいと思います。

そう言ったらある議会関係者がそれじゃ県議さん達が困らない?と言うので私は

「小難しいことが無くてその方がよっぽど清々するよ」

言ってやりました。

そもそも長野県議会議員の場合は公務としての交通費は大体調査の時の交通費かもしくは本会議、委員会以外の調査や資料づくりのために出かけて行く県庁との往復に使います。

私のような県庁まで遠い人間には費用が多くかかります、そこで私は急がないときはできるだけ長野道は使わず普通の国道を走ります。

そこまでしないと調査や通信費などの事務所経費の費用が出てきません。

ですから、全部政務調査費用として請求していたら交通費だけで政務調査費は終わってしまいます。知事の様に青天井に使えば使っただけもらえる交通費ではないので、どんなにこの事を県議に対して厳しくして頂いても全然問題ありません。

県議会ばかりの悪さを指摘した恐らく昨年の外部監査人さんもこの辺は解っていなかったのではないでしょか。

(もちろん悪さと言ってもすでに解散してしまった会派のことですが。)

知事の旅費と県議の旅費は自ずからお金の出場所が違うと。

(監査人は公認会計士だったらしいですがちょいと怪しいものです、最近その監査人の不祥事が新聞に出てました)

いずれにしてもこの交通費支給制度の改悪は問題です。

(2004/10/09)

清水洋

http://www.shimizu-hiroshi.com/lookup/moraidokunihasasenaizo.htm


教授

再び田中知事の旅費不適切受給問題について

長野県は先月22日に、知事や県議ら特別職が出張前に作成する「旅行命令票」に、経路は書き込まなくてもいいなどとする旅費支給制度の見直し案を明らかにした。

この問題について、清水洋県会議員は、自身のホームページに「旅費支給制度の改悪について」という文を10月9日に載せた。その抜粋を次に示す。

清水議員

旅費支給制度の改悪について

…そもそも旅費は基本的には公務のために要される費用であり、公務を遂行するために必要ないわゆる経費と考えられるものであります。…原則は、というのはかつてはその取り決めだけで良かったのです。しかし2000年に田中知事が登場以来大きくこの原則が乱れ始めました。それは田中知事が私用と公務を混ぜた行動をとるようになったからです。…問題は県側が…旅行命令票の付記を今後は必要無しとした点です。…この時計の針を戻すような見直しを、オンブズマンであった松葉副出納長が認めていると言う事にさらに驚きます。…私はこう思います。いかなる公用のための旅費も私用があった場合支給しない、と決めれば簡単な事なのです。もちろん従前のように付記すると言うことでも良いと思いますが、もっと積極的に支給しないとした方が解りやすいですし、県民の皆さんに説明がつきやすいと思います。…

清水洋

これを読んで、10日夕方、清水議員に次のようなメールを送った。

教授

清水 洋 様

貴ホームページの「旅費支給制度の改悪について」を読ませていただきました。

仰る通り、“いかなる公用のための旅費も私用があった場合支給しない”とすべきであります。実は法(旅費規程)的には、正にそうなっているのであります。したがって、そもそも旅費命令票に私用を書き込むことは違法なのであります(拙文「長野県監査委員への公開質問状http://www.avis.ne.jp/~cho/kans.html、「青山出納長への抗議文」http://www.avis.ne.jp/~cho/aokg.html参照)。

この問題を整理しますと、知事も一般職の旅費規程を遵守する義務があり、その規程には、極めて例外的なケース(旅費関係質疑応答集28には「忌引きなど特別な場合」という記述がある)以外は私用があった場合の旅費支給は認めていません(注参照)。しかも知事はよく、ノーブレス・オブリージ(高い地位に伴う道徳的・精神的義務)やパブリックサーバントを口にし、「私利私欲はない」と言いますが、それならばなおのこと、批判を受けるような旅費など受取らないとすべきでしょう。ところが逆に金に拘って受け取るというのは、口と実際は真反対という知事の本質が象徴的に表れているのであります。

なお、オンブズマンであった松葉副出納長の見解について“まさかこれが凄腕オンブズマンの言う事でしょうか”と嘆かれていますが、オンブズマンの中には真面目に活動されている方もおられるでしょうが、特に松葉氏のように有名な方の多くは別な下心があります。そのことが図らずも今回表面化しただけで、私は驚いてはいません。

注 うろ覚えですが、議員さんも私用を含む旅行への支給が緩和されたように報道されたかと思います。これもやはり法的には違法だと思います。

長尚

更に、12日夜、清水議員に次のメールを送った。

教授

清水 洋 様

田中知事の旅費問題で、一昨日差し上げましたメールも紹介しながら、改めて私のホームページで取り上げたいと思っています。メールは私信ですので、了解なしでは紹介できません。ご了承いただけるでしょうか、お伺いします。

なお、了解いただけない場合は、差し上げましたメールは直接使わないで、書くつもりでいます。念のために申し添えます。

長尚

これに対して、12日深夜に、清水議員より次のメールを頂戴した。

清水議員

長先生

いつもご指導頂きありがとうございます。早速ですがメールの件承知いたしました。お使い頂いて結構です。

ただ残念ですが議会事務局との話では私用が混在している場合の交通費の支給については一切認めないと言うことは出来ないという何とも不思議な解釈のもと、現在支給対象となっています。

しかし、議員の場合かつて書きましたが政務調査費の内から交通費を捻出しますので、かなりの議員はそちらの方に(交通費に)実際はお金が回らないのが実情かと思います。議員に交通費が支給されるのは議会開会の時 委員会開会の時ぐらいであり、その他の移動にかかる費用は政務関係なら政務調査費を使用します。

従って知事の様に使っただけもらえると言う事は議員の場合はありませんので私用が入った交通費は自ら政務調査費に計上しなければよいだけです。そうすることで会計上は私用の混在した交通費は支給されないと言うことになります。私の場合私用の入った公用というのが幸か不幸か無いので今のところ政務調査費の範囲で使っています。

参考になればと思い書きました。

昨日長野市の地滑り災害を現場を見てきました、大変大きな災害ですが人的被害がなかったことが幸いでした。

ところでこの様な時に「南信州バスツアー」を強行している知事殿にはあきれるばかりです。

清水洋

清水議員へのメールで指摘したように、私用を含む出張に旅費を支給するのは、明らかに条例違反でり、旅行命令票に私用を記載するという現在の遣り方も許されない。

この条例違反であるという公開質問状での筆者の指摘に、青山出納長は何の根拠も示さず、“条例の適正な解釈であると考えております”(「青山出納長への抗議文」http://www.avis.ne.jp/~cho/aokg.html参照)と、本年4月初めに無責任な回答をしている。

また、本年3月末に監査請求を却下・棄却するという不当な結論を出した監査委員らでさえ、旅行命令票に私用を記載する方法に問題があると指摘している(「長野県監査委員への公開質問状」http://www.avis.ne.jp/~cho/kans.html参照)。

今回の“特別職が出張前に作成する「旅行命令票」に、経路は書き込まなくてもいいなどとする旅費支給制度の見直し”は、上記の監査委員の意見に配慮したものと思われる。しかし、違法なことをあからさまに明記しないというだけのことであって、私用を含む出張(私用が主務であっても)に旅費を支給するのであるから、違法であることに変わりはない。

清水議員が指摘しているように、実態が分からなくなるだけに悪質であると言える。やはり、旅費条例を守り、特別職といえども、私用を含む出張には旅費を支給しないとする以外に遣り方はない。

この知事の旅費不適切受給問題は、条例違反を平然と行なっているということと、清水議員へのメールに書いたように、

“知事はよく、ノーブレス・オブリージ(高い地位に伴う道徳的・精神的義務)やパブリックサーバントを口にし、「私利私欲はない」と言いますが、それならばなおのこと、批判を受けるような旅費など受取らないとすべきでしょう。ところが逆に金に拘って受け取るというのは、口と実際は真反対という知事の本質が象徴的に表れているのであります。”

ということに尽きる。このようなことをきちんと踏まえて、議員さんたちの適切な対処を望みたい。

(2004.10.13)長尚

http://www.avis.ne.jp/~cho/rery.html


旅費返還訴訟初弁論 県側争う姿勢

10月22日 17:35]

田中知事のいわゆる「旅費問題」で松本市の弁護士らが旅費130万円の返還を求めた訴訟で被告の県側は争う姿勢を示しました。

訴えているのは松本市の弁護士の永田恒治さんらで、「田中知事の出張には私的な旅行が含まれていて出張旅費を支給するのは違法」だとして田中知事に対して2000年12月から今年4月までの旅費あわせて48件、130万円余りを返還するよう求めています。

きょう長野地方裁判所で開かれた第1回口頭弁論で被告の県側は「旅費支給の解釈や運用に違法性はない」として全面的に争う姿勢を示しました。

また、原告側は出張での公務と私用の区別を明らかにするよう求めましたが、被告側は、知事の行動について「全てを把握している訳ではない」として応じない考えを示しました。


大石英司

※ 出張旅費訴訟初弁論 知事側が争う姿勢

【また、原告側は出張での公務と私用の区別を明らかにするよう求めましたが、被告側は、知事の行動について「全てを把握している訳ではない」として応じない考えを示しました。】

SBC

【さらに、知事側は

田中康夫

「(知事の)私的旅行部分の旅費が混入している部分を具体的に示せ」

などと求釈明。

これに対し、住民側は知事が出張中に行った公務と私用の割合を具体的に示すよう求める準備書面を提出し、

県民

「公金の支出であり、公私の区別は県側が明らかにする必要がある」

と反論した。】

信濃毎日新聞

酷い展開ですよね。

県側は、ある時は

「その行動に問題は無い」

と言い、ある時は

「やはり問題が無いわけではないので、支出方法を改めます」

と言い、またある時は

「知事の行動の全てを把握しているわけではない」

と弁解する。

「知事の行動の全てを把握していない」というのは事実だろう。

何しろ議会中に女ち大生とのぱーちぃに出掛けていたなんてことも事後に知ったくらいだから。

だったら、「行動を把握できない」と一方で正直に証言しているのであれば「その行動に問題は無い」なんて判断が出来るわけないでしょう。

しかも、一方で、旅行命令書から私的部分は削除するなんて隠蔽工作を率先しておきながら、原告側に公務私用の証拠を出せなんて無茶苦茶なことを言っている。

挙証に行政側が協力するのは司法の場においては世界的な流れで、田中康夫のような開明的な知事様がそれに反対するとも思えないが、文書を抱え込む側がそっちに証拠を出してみろと開き直るのはどうかと思うぞ。

Sat 10/23/2004 09:50:00 JST

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/10/post_24.html


田中知事旅費問題 知事側、全面的に争う姿勢 「公私混交もない」−−地裁

◇第1回口頭弁論

田中康夫知事の旅費問題で、松本市の会社経営者(51)らが

「実際の行程とは異なる旅行命令票を作成し、公私混交の旅費を支出させたのは違法」

として、知事に旅費計約130万円を県に返還するよう求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、長野地裁(辻次郎裁判長)で開かれた。

被告の知事側は全面的に争う姿勢を示した。

訴状によると、原告側が返還対象としているのは、00年10月〜今年7月までに作成された旅行命令票48件。被告側は

「旅行命令票には虚偽記載も公私混交もなく、違法性はない」

との答弁書を提出し、請求の却下・棄却を求めた。

被告側の

「私用のために支出された公金が存在するならば、その部分を具体的に明示すべきだ」

との主張に対し、原告側は

「どの程度の私用がなされたかは、把握できない」

と反論。

被告側に、知事の旅行における公務と私用の割合を明らかにするよう求めた。

裁判後、原告側代理人は

「被告側が求めに応じないなら、知事自身を法廷に呼んで旅行の内容について証言してもらうことも検討する」

と話した。

【川崎桂吾】

10月23日

(毎日新聞)

奥秋

2005年09月08日

● 松林経戦局長、連夜のタクシー帰宅 月6万円!

松林憲治・経営戦略局局長(52)が、毎晩のようにタクシーを利用して帰宅している。

松林局長の自宅は川中島の古戦場近く。県庁から7〜8キロの距離で、長野市のタクシー会社数社に聞くと深夜料金で約3千円、所要時間は20分ぐらいではないかという。

松林局長に

奥秋

「過去三カ月に実際どれぐらい使ったか金額を教えてほしい」

と直接の回答を求めたのだが、「都合の悪いことは部下まかせ」らしく、経営戦略局秘書広報チームを通して

松林憲治

「それは情報公開請求でやってもらうんだな」

というご返事。

この程度のことは情報公開請求するほどのものではない。

こんなことだから残業が増えるのではないのか。

行政の簡素化を声高に叫ぶのは得意のようだが、実践する気はないらしい。

"開かれた県政"を標榜している割にはクローズドな経営戦略局長の態度だ。

しかたないので概算するとー。

広報チームの説明では、松林局長はほとんど毎晩午前1時、2時まで仕事をしているという。

何をそんなにすることがあるのか?と思うが、月に20日勤務で、ざっと6万円が一カ月のタクシー代ということになる。

タクシー利用は、

松林憲治

「バスや電車がなくなる遅い時間まで仕事をしているから仕方ない」

というのが広報チームの説明だが、県職労幹部や議員に聞くと強い批判の声が出る。

県民

「職員には給与カットを強いたり、あらゆる経費の削減を求めておきながら、その大元の経営戦略局長が月6万円のタクシー代を使っているのは、県民感情として納得できないのではないか。

そんなに毎晩遅くなるほど仕事があるとも思えない。

もっと早く帰るようにすればいい」

(県職労幹部)

議員

「議員は議会に行くときの交通費にも気を使っている。

議員の交通費は議会開催当日に行かなければ出ない。

遠方に住んでいる議員が、前日に準備のために行くと交通費は自腹となる。

そうしたなかで、松林局長が高額のタクシー代を使っているのは腹が立つ」

(ある議員)

松林局長は、朝は奥さんが運転するマイカーで登庁し、夜はタクシー。

通勤の申請は「自家用車利用」でしているという。これには月額一万円ほどの補助が出る。通勤費の二重取りの可能性も指摘されている。

これについて松林局長は

松林憲治

「何度かタクシー代を自腹で払っているので問題ない」

としているが、

議員

「領収書も示さないでなに言ってんだ。二重取りではないか」

と議員は反発する。

県庁では冗費節減のため今、タクシーを公務で利用することはほとんどないという。

県民

「たまに利用してもそれは自腹。遠距離は乗らない。乗っても千円が限界」

というのがある職員の声。

タクシー利用を許可するのは所属部局長の権限。

松林局長の利用を許可するのは松林局長ーということになる。

早い話がお手盛りでチェックが利かない状態。

松林局長は、以前は閑職にいて田中知事に引き上げられ、あれよあれよというまに実質的ナンバー2の今の地位に。

知事サイドに立った言動が目立つ。

職員の中からは

県民

「無能力だが、知事に気に入られるようなことをして今の地位についている」

と酷評する声が一般的。

ほとんど擁護する声が聞かれないのに驚く。

権力者は、どんな人間をそばに置くかでその真価が問われるものだが、ある意味、田中県政の実態を示す象徴的人物か。

議会でも迷走答弁が多く、度々紛糾させている。

「松林局長の言動改める決議」

など二度の譴責処分も受けている。

2005年09月08日

http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/31040076.html


3月16日(木)

百条委対応の県の弁護士費用 監査請求を提案

議員

県が県会調査特別委員会(百条委員会)に対応するためとして、弁護士2人と委託契約を結び、着手金などの名目で県費を支出したのは違法

―とし、竹内久幸氏(県民協働・無所属ネット)が15日の県会総務委員会で、地方自治法に基づく特別監査を県監査委員に求めることを提案した。

大半の総務委員が賛成している。

木下茂人委員長は総務委として、監査を求める決議案を本会議に提出するかどうか「検討する」としている。

弁護士2人へのこれまでの支出総額は、約182万8000円。

竹内氏は

議員

「百条委において行政庁である県は当事者ではなく、『百条委への対応』は県の事務ではない」

とした上で、

議員

弁護士費用の支出には「正当性がない」

と主張。

石坂千穂委員(共産党)も

「複数いる県の契約弁護士で十分対応できたのではないか。日当4万円というのも、県民感覚からは到底理解されない」

と指摘した。

また、県側は、まだ支払っていない弁護士に対する報償金について

成沢弘治

「相談に応じていただいた時間、内容を吟味して弁護士と相談してどうするか決める」

(成沢弘治秘書広報チームリーダー)

と説明。

これに対し、清水保幸委員(志昂会)は

議員

「県の姿勢は理解できない」

と批判した。

県経営戦略局によると、弁護士2人にはそれぞれ着手金52万5000円を既に支払い、うち前県副出納長兼会計局長の松葉謙三弁護士には、百条委を傍聴した計17日分の日当計68万円(1日当たり4万円)と旅費計9万8240円を支払った。

もう1人の嘉村孝弁護士(東京)には「電話で助言を受けていた」といい、日当、交通費とも支払っていない。

信濃毎日新聞

大石英司

2006年4.27

TBSの傲慢

※ 「放映ない巨人戦はラジオで」TBSラジオ、4百台配布

http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200604260458.html

私は最近、TBSという所に、強い不信感を抱いてまして、いやじゃあ以前は信頼していたのか? と問われれば、もちろんそんなことはないわけですが。

たとえば、ラジオ。

旅費の寸借詐欺が明らかになった時、そんなことはおくびにも出さずに、県政会のコンパニャ・どんちゃん騒ぎを田中の番組でやらかした。

あれは、私はTBSラジオが死んだ日だと思っています。

そういう一方の真実に耳を塞いで平然と、権力者の戯れ言を垂れ流すようになった。

あれはラジオ=本音のメディアという看板に泥を塗る行為だった。

ここしばらく立て続けに起こった、TBSを巡る問題。

ボクシングに於ける疑惑のボディブローや、でっち上げだった大家族物語。

所詮エンターティメントと言えばそれまでだけど、根は深いと思う。

昔のメディアは、まだしも「バレなきゃいいや」という程度だった。

ところがネットの隆盛で、どんな些細なでっち上げ、フレームアップも立ち所に暴露される時代になった。

そこでTBSが取った態度は何だったか? 「聞こえないふりすりゃいいや」という態度ですよ。

まるで中国共産党みたいな体質。

彼らには恥という概念は無いんだろうか? うん、まあ無いだろうな。

あんな高給貰ってりゃ、何が真実で何がでっち上げかなんてのはどうでも良い話だ。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2006/04/post_af5f.html

2006.07.21

知事の旅費・住民票移動訴訟費の返還訴訟 いずれも請求退ける

田中康夫知事の私用日程も兼ねた出張旅費約130万円と、住民票移転問題に伴って県が支出した約130万円を、知事に返還させるよう県に求めた2件の住民訴訟の判決が20日、長野地裁であり、辻次郎裁判長は

「支出が違法であるとは認められない」

などとして、いずれの請求も退けた。

旅費返還訴訟の訴えでは、知事は、平成12年12月から16年7月の間、公務日程前後にあった私用を兼ねて都内などを訪れた計48回の出張で、公務日程だけを記した旅行命令票に基づいて旅費を受領した。

原告側は

「旅費の公用部分と私用部分を分けるのは困難。個人で全額負担すべき」

と主張したのに対し、辻裁判長は

「特別職に服務規定がなく、支出の違法性は認められない」

とした。

また、住民票移転問題の訴えでは、知事は15年9月に長野市から下伊那郡泰阜村に住民票を移転したことによる同市との訴訟で、知事の弁護士費用や審査委員会費用など計約130万円を県が負担した。

原告側は田中知事の不法行為で無駄な公金支出をさせたとして返還を求めていたが、辻裁判長は

「(住民票移転行為は)違法なものであるが、転出・転入届け出と訴訟費用などの支出との間に因果関係があるとは認められない」

とした。

原告の北佐久郡軽井沢町の著述業、岩田薫さん(53)は

県民

「不服だ。近く控訴し、県警に住民基本台帳法違反で刑事告発する」。

知事は

田中康夫

「県の主張が認められたもので、妥当な判決といえる」

とコメントした。

前知事出張旅費巡る住民訴訟 原告側、和解受け入れへ

東京高裁

田中康夫前知事が公務と私用の混在する出張をして、「旅行命令票」に実際とは異なる行程を記して県から旅費を受け取ったのは不当だとして、松本市などの住民が県を相手取り、公費で支払った旅費約150万円を田中氏に返還させるよう求めた住民訴訟の控訴審で、原告は31日、東京高裁(江見弘武裁判長)の和解勧告を受け入れる方針を示した。

問題とされたのは、2000年12月から04年4月末までの長野―東京間など計65回の出張。

東京高裁は30日、

「公務出張に付随した私的行動がどの程度許容されるか、明確な基準が形成されているとは言い難い」

などとして、前知事の出張の正当性については判断せず、原告には控訴の取り下げを、被告には出張旅費支出のより良いあり方について検討することを求める和解案を提示した。

31日に松本市内で記者会見した原告の1人、会社社長西沢秀泰さん(53)(松本市)は、

「勧告書では、県の旅費条例の不備も指摘しており、評価できる。県には納税者の視点で条例改正を望みたい」

と述べた。

一方、県は

「弁護士とも相談の上、今後の対応を検討したい」

とのコメントを発表した。

2007年2月1日

読売新聞
大石英司

※ 前知事出張旅費巡る住民訴訟 原告側、和解受け入れへ

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news002.htm

これは負け戦ですよね。

この裁判も悩ましいところがあって、訴えたい相手は田中康夫本人なのに、彼は県庁という行政組織に守られていて、実際に戦う相手は長野県庁になるわけです。

この寸借詐欺事件では、じつは 長野県庁も被害者なわけですよ。

不必要な予算を組まされて。

なのに、田中がいない長野県庁を相手に戦っても、被害者同士で戦って時間と裁判費用の無駄遣いをしているようなものですから、原告としては和解を飲むしか無かったという所でしょう。

こういう時に、知事個人の責任を問えるようにしないと駄目ですよね。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/02/post_df53.html

2007.03.13

ガラス張り知事室

田中前知事が改革の象徴としていたガラス張り知事室が、今後は観光協会として生まれ変わる事となりました。

知事の行動というのは、一般県民には分かりにくいと感じていましたが田中前知事のように、短絡的に、知事室をガラス張りにすれば透明性が高まるかというとむしろ田中前知事の場合は、逆に不透明な部分が多かったと感じます。

たとえば、

「土曜・日曜・祭日は公務ではないので、インターネットなどのスケジュールに掲載しない。」

と知事のスケジュール開示を求めたときに、経営戦略局で言われましたが実際には、田中前知事の土曜日曜に跨っての公務が多く、知事の出張命令書を見て驚きました。

「土日に出張しているのは公務ではないのなら、出張扱いするのはおかしい」

と経営戦略局に聞いても、結局は

そういう方針なので…

というだけでした。

表向き、パフォーマンスとしてガラス張り知事室を作っただけで、実際に田中前知事がそこで執務した時間はかなり少ないと聞いていますので、税金の無駄遣いだったという事でしょう。

ガラス張りの知事室で、訪問者を受け入れても、周りの目を気にして落ち着かなかったりいいことばかりではないと思うので、観光協会に使用するという案には賛成です

しかし、県政…特に利権がらみのことはガラス張りにしてほしいと願っています。

最終更新日 2007.03.13 17:35:59

http://plaza.rakuten.co.jp/todoyomoyama/diary/200703130001/

田中前知事の旅費返還訴訟…東京高裁で和解

3月26日(月)

田中前知事の出張旅費をめぐり、松本市の住民が県におよそ130万円の返還を求めた裁判は、原告と被告の間で和解が成立しました。

裁判は

「田中前知事の私用を兼ねた出張に公費を支出するのは行き過ぎだ」

として、松本市の住民が県に対し、およそ130万円の返還を求めていたものです。

一審の長野地裁は原告の訴えを退けましたが、二審の東京高裁は既に田中前知事が退職していることなどを理由に和解を勧告していました。

そして26日開かれた和解協議で

「県は今後、出張旅費の執行に適正を期す」

とする和解条項に双方が応じ、和解が成立しました。

和解について県は

「裁判の長期化を避ける観点から和解に応じた。

旅費の支出には一層適正を期してゆく」

と、コメントしています。

ABN長野朝日放送

田中前知事の旅費返還求める訴訟、控訴審で和解

3月27日(火)

私用も兼ねた田中前知事の出張旅費に公費を充てたのは過剰な精算として、松本市の住民らが旅費を返還させるよう県に求めた2つの訴訟は26日、東京高裁(江見弘武裁判長)で和解した。

和解条項は、県が「今後旅費の執行について適正を期す」とともに住民側が2訴訟を取り下げ、訴訟費用はそれぞれの負担とする−との内容だ。

訴訟で住民側は、

2000年12月−04年4月の私用も兼ねた出張旅費約130万円について、旅行命令票の実際の行程と異なる記載は条例違反で、私用に重きを置いた出張は公務といえない

−と主張。

県側は

「公務があれば必要な旅費は支出している。特別職の知事に職務専念義務はない」

と反論していた。

原告の1人、会社役員西沢秀泰さん(53)は同日、松本市内で会見。

和解に応じた理由を、江見裁判長が

私用を兼ねた出張に旅費を支給できる法的根拠はない

−との見解を示したことを挙げ、

「主張が認められたと受け止めた」

とした。

一方、村井知事は

「和解条項は県にとって当然の内容で、裁判長期化を避ける観点から応じた。今後も県民の誤解を招くことのないよう、一層適正を期す」

とのコメントを出した。

提訴は04年。

1審の長野地裁は昨年7月、住民監査請求の期限(1年)が切れた分の訴えを却下、残る請求は

「違法とはいえない」

などと棄却。

住民側が控訴、高裁が1月和解勧告した。

東知事のテレビ出演 「公務」なのにギャラもらう

2007/7/ 2

宮崎県PRのために「公務」としてマスコミに出まくっている東国原英夫知事が、出演した報酬をテレビ局などから受け取っていたことがわかった。

就任以来、合計するとテレビ出演料だけで300万円以上になるという話もある。

ネット上には

「ノーギャラじゃなかったの?」

といった疑問の声も出ている。

県外のテレビ局や雑誌社からはカネをもらう

「テレビ出演はノーギャラじゃなかったの?」という声も

東知事のメディアからの報酬受け取り問題は、「週刊文春」が2007年7月5日号で伝えている。

報酬の額だが、東事務所の後援会関係者の話として書かれているのが、ニュース番組やワイドショーからは3〜5万円、バラエティーは10〜15万円程。

では、これまで合計でどれくらいもらっているのか。

宮崎県庁秘書広報課によれば、マスコミの取材を受けたのが07年6月 24日までに216件。

うちテレビの取材は121件で、「週刊文春」の試算によればテレビ出演料だけで「300万円を下らない」そうだ。

東知事は07年6月29日付のブログで、報酬を受け取っていたことを認めた。そこにはこう書かれている。

「県外のテレビ局や雑誌社から、出演や原稿執筆、取材等に対して一定の謝金(報酬)を頂いている。それは事実である。

額は、政治家や文化人に支払われる応分の額と認識している」

報酬を何に使ったのかといえば、後援会維持運営。

また、知事報酬が20%カットされていることや、ボーナスが副知事や多くの議員より低いため、補填しているのだそうだ。

一方で地元メディアの取材では一切報酬を受け取っていない、とし、こんなことを書いている。

「僕がテレビ局等から謝金を頂くのは、謂わば外貨を稼いでるようなものである。外貨を稼いで、県や市に所得税や住民税として納税するのだ」

神奈川も千葉も「ギャラをもらうことはありません」

そもそも、県知事が「公務」でマスコミに登場した場合、報酬を要求するものなのか。

東知事はテレビ出演を「公務」だとブログで何度も書いていて、07年5月22日付けでもTBS系「朝ズバッ!」出演を「公務」と書いている。

他の県知事はどうなのか。

松沢成文知事のいる神奈川県庁報道課は、J-CASTニュースの取材に対し、

「ギャラをもらうことはありません。芸人さんじゃないし」

と笑って答えた。神奈川県のPRや、知事の意見を述べさせてもらえるありがたい機会であり、お金を払っても出たい場合もあるという。

知事の給料の内、という考えだろう。

堂本暁子知事のいる千葉県庁知事室では、

「取材は知事の『公務』ととらえていますので、出演料を受け取ることはありません」

と、いずれも東知事が報酬を受け取っていることに首を傾げた。

東知事の報酬「宮崎県庁は関与していません」

東知事に出演料を払っていないと言われているある大手キー局の広報は、J-CASTニュースの取材に対し、

「一般論として、公務員の方が『公務』で広報しているのを、ニュースで取材したときに、出演料は発生しません」

と話した。

宮崎県庁秘書広報課は、東知事のマスコミ報酬について、

「関与していないし、県ではわからない」

と当惑気味のコメントをJ-CASTニュースに出した。

東知事への取材依頼は同課が取りまとめているのだが、東知事のギャラに関して一切わからないのだという。

ということは、東知事の後援会事務所が主導していることになると思うのだが、J-CASTニュースが後援会事務所に連絡を取ったところ、この件について

「(知ってる人は)今いません」

「わかりません」

を繰り返すだけだった。

大石英司

※ 東知事のテレビ出演 「公務」なのにギャラもらう

http://www.j-cast.com/2007/07/02008901.html

変なの。

あんたたちは、田中康夫がそうやってギャラ貰っていた時には何もいわんかったでしょうが?

タクシー券、県庁は年89万円

2007年度中の県庁のタクシーチケット利用件数が321件、利用額が約89万円だったことが25日、わかった。

県議会本会議で、浦野昭治総務部長が、西沢正隆議員(自民党県議団)の一般質問に答えた。

県人事課によると、タクシーチケットは、

  1. 〈1〉残業などで職員が公共交通機関で帰宅できない
  2. 〈2〉研修会の講師の送迎などに公用車が使えない

―― 場合に、所属長の許可を得て使うことができる。

中央省庁では、深夜帰宅の際に酒食の提供を受ける「居酒屋タクシー」が批判を受けているが、県では問題のあるケースはなかったという。

(2008年6月26日 読売新聞)

会計検査院 カラ出張指摘

2008年11月08日

会計検査院が7日に麻生首相に提出した07年度の決算検査報告によると、県内でも国などの事業を請け負った団体でカラ出張などが見つかった。

使い方が不適切だと指摘された団体などは、指摘分を全額返還する方向だ。

02〜06年度に独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」からセミナーの開催事業などを受託した社団法人県雇用開発協会(長野市)は、02〜04年度に計約210万円の不適切な支出を指摘された。

協会によると、このうち約14万円は架空の出張費で、懇親会費に充てていた。実際に出張に行った人数に2人分上乗せしていたという。

また、事業費で忘年会などの景品約27万円分を購入していた。

さらに日帰り出張で架空の宿泊費を計上し、約16万円を受給した職員がいたという。

このほか、受託対象外の仕事に資金を使ったり、翌年度分の物品を購入したりする不適切な経理があった。

指摘分は全額、機構に返還したといい、相沢晴雄事務局長は

「過去のこととは言え大変遺憾。国民や会員の皆さんにおわび申し上げたい」

と話した。

当時の職員はいずれも今は在籍していないという。

長野労働局では02〜06年度の「快適職場形成促進事業」など計4事業で、社団法人県労働基準協会連合会(長野市)など7団体に支出した業務委託費1億7千万円のうち約2千万円が、不適切だと指摘された。

同局は

「各団体から全額を国に返還して頂く」

と説明している。

最も大きかったのは、業務委託の対象外の仕事に使われた支出で約1264万円。

うち約800万円は人件費で、各団体の職員らが委託事業とは関係のない仕事をした時間分の給与も支払った形になっていた。

同局は

「委託をめぐる契約内容についての認識不足と団体からの精算報告の確認不足があった」

として、チェック態勢を改めたという。

また大町市が06年度、旧八坂、美麻両村との合併に絡む市民バスの運行事業で総務省から受けた合併補助金5050万円も不適切とされた。

同市が受けた特別交付税がこの事業を織り込み済みだったため、補助金が重複して支払われた形になっていた。

報告は、すでに県が明らかにした02〜06年度の計5124万円の不適切な支出も指摘。

県は

「国と相談し、金額を確定させたうえで返還する」

とし、07年度についても独自の調査を進めている。

(長谷川美怜、西村宏治)
朝日新聞

2009年02月20日

会計検査院指摘で県が9千万円余返還へ

http://www.shinmai.co.jp/news/20090220/KT090219ATI090020000022.htm

不適切処理問題で国などに9400万円を返還へ

http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20090220&id=0144276&action=details

当時は5千万円とか言われていたと思いましたが、これは去年からの事務的な問題で、簡単に言えば国庫補助事業分の事務費の用途について、国と県との間で解釈の相違があったというものです。

ただ長野県だけでなく、調査公表した限りでは全ての自治体で同じようなミスをしていたということは、一方的に自治体側にミスがあったと断じることができないと思います。

http://blog.livedoor.jp/naganonia/archives/65152823.html

本社5億1800万円申告漏れ 修正申告、関係者を処分

2009年2月23日20時3分

朝日新聞社は、東京国税局から08年3月期までの5年間(一部7年間)で、法人所得に約5億1800万円の申告漏れを指摘され、23日に修正申告して法人税約1億700万円を納付した。

これに伴う加算税は約3100万円、うち重加算税は約2800万円と見込まれる。

東京国税局は、取材費の一部を交際費と認定したり、出張費の過大計上を指摘したりして、編集関連費のうち約3億9700万円を経費とは認めず、重加算税の対象と認定した。

このうち、京都総局が出張費などで計上した約1800万円については、カラ出張などによる架空経費と指摘した。

このほか、本社が負担している出向社員給与について、出向先の子会社は自社が負担すべき人件費を本社へ戻し入れることになっているが、約9500万円が戻し入れ不足であるとして寄付金と認定した。

また、支払い基準が不明確な販売関連の会社への奨励金約2400万円を寄付金と認定するなど、いずれも申告漏れと指摘した。

朝日新聞社は、これらの認定を受けて、同日付で京都総局の当時の総局長らを停職などの処分としたほか、管理責任を問い、東京、大阪、西部、名古屋の各本社編集局長を減給処分とした。

朝日新聞社広報部の話

申告漏れの指摘を受けたことを報道機関として重く受け止めています。

架空経費に関しては関係者を厳しく処分しました。今後一層、適正な経理、税務処理に努めます。

2009年02月24日

非常に小さい5億円ガラ出張

昨日の夕方に、朝日新聞社が4億円の脱税をしていたというニュースが出ていたそうです。

その後に実は5億円だったと改められ、今朝の新聞にも小さく載っていました。

経営が赤字転落したというのに、脱税をするだけの余裕はまだあるようです。

本社5億1800万円申告漏れ 修正申告、関係者を処分

http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200902230288.html

朝日新聞社、4億円所得隠し…カラ出張で架空経費

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1219225.html

朝日新聞社が巨額脱税

http://blog.livedoor.jp/hanrakukai/archives/1045777.html

【マスコミ】 朝日新聞社、4億円所得隠し。カラ出張で架空経費…当時の京都総局長ら処分

http://kuromacyo.livedoor.biz/archives/742373.html

テレ朝が朝日新聞の「ガラ出張」を報道!

http://www.youtube.com/watch?v=AEZkicECu9Y
「ガラ出張」 http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/s/376552.jpg
ガラ出張について Yahoo知恵袋 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023504285

そして朝日新聞の脱税事件です。

テレビ朝日がごく小さくしか伝えなかったこと、しかもカラ出張を「ガラ出張」と画面上に表記していたこと、当の朝日新聞が「脱税」ではなく「申告漏れ」だとして簡単な謝罪文と簡単な処分で済ませてしまったことで、見ての通り、ネットでは大きな話題になっています。

カラ出張で経費を余計に計上していたわけですから、これは明らかな脱税、穏やかな表現をしたところで意図的な経費の申告過大であり、朝日新聞が「事務的なミス」というニュアンスを匂わせるためでしょうが釈明に使った「申告漏れ」という言葉とは内容が180度違います。

そして朝日新聞クラスの企業が5億円の脱税、まあ所得隠しをしていたとなれば、新聞のトップを飾るほどの大記事ですが、果たして新聞はこぞって国内面、社会面で小さく報じただけでした。

朝日とは文通で知られる産経にして社会面の真ん中あたりに掲載された程度で、トップには内閣支持率が何%だったというものが大きく出されていました。

マスコミがその本来あるべき社会的役割を放棄していると改めて思わされます。

それとも、小さくしか報じていない新聞テレビにおいては、朝日新聞は反社会的組織として広く認知されていて脱税も当然やらかしそうだから大きく報じるほどの価値が無い、という共通認識があるのでしょうか。

naganonia

at 23:41

http://blog.livedoor.jp/naganonia/archives/65154550.html


関連リンク集

御参考までにどうぞ。


知事と癒着した「監査委員」丸山氏の妄言

最低ですよ、こいつは。

丸山勝司
丸山監査委員(委員会の最中、田中知事の前で)

「監査委員制度は知事の不正をチェックするものと誤解されている向きがあるが、決してそうではない。

(知事の不正をモミ消すために)積極的な提言をさせていただく」

(そして、会議中、旅費横領事件については全く触れず)


少年

監査できねえなら、辞めちまえ!このゴマスリ野郎!

悪徳委員はひっこめ!



説明


かんたんな経緯


用語集