県の任期付き職員6人が退職へ
2008年3月20日(木)
県は19日、前島章良県教委こども支援課こどもの権利支援幹(53)ら田中前知事が任期付き職員として採用した6人が、今月末の任期切れに伴い退職することを明らかにした。
前知事は任期付き職員として計27人を採用したが、これで在職者はいなくなる。
ほかに退職するのは、
- 小宮山英明国際課企画幹(44)、
- 松江和子地域福祉課企画幹(43)=下伊那郡根羽村派遣、
- 清宮利花障害福祉課企画員(48)、
- 河合博参事・信州の木利用推進担当(58)、
- 今井則夫監査委員事務局長(61)。
河合氏は07年3月末で2年の任期が切れたが、県の求めで1年延長していた。
ほかの5人はそれぞれ2年−4年1カ月の任期が3月末で満了する。
村井知事は任期付き職員として国会議員時代の秘書ら3人を採用している。
知事はこの日の記者会見で
「これからも柔軟に、適切な人材を活用する手だてとして考えたい」
と述べた。
赤カブどっさり 王滝で「春まき」収穫作業
6月26日(木)
王滝村が試験的に栽培している春まきの赤カブの収穫作業が25日、村役場近くの畑であった=写真。
赤カブは通常は秋に収穫する。収穫時期の幅を広げることで、夏場の観光客にも王滝の味をアピールする狙いだ。
木曽農協女性部王滝支部の会員約30人が作業に取り組んだ。約6アールの畑で赤カブを抜き取っては、手際良く実を切り取っていった。
収穫した赤カブの実は約1トン。大部分はこの日、村内にある同農協の加工所で漬け込んだ。
7月末ごろに出荷する。保冷庫では葉を乳酸菌発酵させる「すんき」を作る試験もする。
王滝村では、各農家で栽培して品質にばらつきの出ていた赤カブを絞り込み、ブランド「王滝甘かぶら」を作って売り込んでいる。
春まきは昨年に続き2回目で、栽培面積は約2倍に増やした。今年は採算が取れるか試すという。
村産業課は
「春にも適合しやすい王滝甘かぶらの性質を生かしていきたい」
と話す。
王滝村、「再生団体」回避へ 大口債務繰り上げ償還 旧村営スキー場の長期債務を抱える王滝村で、2006年度から08年度の実質公債費比率の平均が33・1%となる見通しで、財政再生団体入りを回避できる可能性が出てきた。今年3月に繰り上げ償還を行ったためで、05〜07年度の3か年平均(暫定値41・6%)と比べ、8・5ポイント低くなる見込みだ。 実質公債費比率は、地方自治体の財政悪化の判断基準となる四つの指標のうちの一つで、自治体の財政規模に占める債務返済額の割合。08年度決算から適用され、06、07、08年度の3か年の平均値が25%を超えると、自主的な財政再建が求められる「早期健全化団体」に、35%超で国の管理のもと財政再建を目指す「財政再生団体」となる。 王滝村の単年度の実質公債費比率は、06年度が39・8%、07年度が42・6%と極めて高く、財政再生団体入りが確実視されていた。 しかし、村は今年3月、大口の債務約7億5000万円のうち、財政調整基金から3億5000万円を返済、残る4億円も、同額を借り入れて返済した。元金を一括返済する繰り上げ償還を行った場合には、実質公債費比率の算定に加えなくても構わないため、07年度の実質公債費比率は42・6%のままで、08年度は16・9%(推計値)まで低下する見通し。 この推計値を元に3か年の平均を計算すると33・1%となり、基準の35%を下回る可能性が出てきた。 繰り上げ償還のために新たに生じた4億円の債務については、09年度と10年度に2億円ずつ返済することになっているが、これも今年度中に、新たに積み立てる財政調整基金などで繰り上げ償還することを視野に入れている。 村では「財政再生団体への転落を回避するだけでなく、早期健全化団体への移行期間も短くできる可能性が出てきた。できるだけ早く健全財政に移行して、住民サービスの低下を最小限に食い止めたい」としている。 (2008年9月4日 読売新聞) SBCニュース 王滝村が財政再生団体転落を回避、村井知事が評価 (9/11日18時55分) 村井知事は財政再生団体への転落が避けられる見通しとなった木曽郡王滝村を訪れ村の再建に向けた努力を評価しました。 村井知事はきのう王滝村役場を訪れて瀬戸普村長などと会談し、村の財政再建の現状などを聞きました。 この中で瀬戸村長は人件費削減や借金の繰上げ返済で、村の借金の割合を示す「実質公債費比率」が大幅に改善されたことを報告した上で再建に対する協力を求めました。 瀬戸村長は「村民一丸となり、そのあとも努力する段階なので県のお力添えをお願いしたい」と述べました。 これに対し村井知事は、財政再建の取り組みを高く評価した上で、協力に前向きな姿勢を示しました。 これに対して村井知事は「身を切って取り組んでいる、県としてもそんな王滝村に対し出来るだけのお手伝いをさせていただきたい」と答えました。 王滝村の実質公債費比率は昨年度、財政再生団体となる基準の35パーセントを大幅に上回る42.2パーセントに上り、全国の市町村で最も高くなりました。 しかし徹底した経費削減やスキー場関連の借金の一部を繰り上げ返済した結果、実質公債費比率は33.1パーセントまで下がり、財政再生団体への転落は避けられる見通しとなりました。 瀬戸村長は「1日も早く財政が健全化するよう、努力してゆきたい」としています。 SBCニュース 「王滝村は財政破たん状態」総務省が区分 (30日17時56分) Real Player HighReal Player Low Windows Media Player HighWindows Media Player Low 旧村営スキー場の債務を抱える木曽郡王滝村が、総務省の区分で「破たん状態」となっていることがわかりました。 村は「借金の返済を進めていて危機は脱した」としています。 総務省は、自治体の昨年度の決算を基に赤字の割合など4つの指標から財政状態を判断しました。 その結果、王滝村は破たん状態を示す「財政再生団体」の区分に入りました。 財政再生団体に区分された自治体は王滝村と北海道夕張市など全国で3つだけです。 これは旧村営スキー場の債務が原因ですが、村では「スキー場関連の借金は繰り上げ返済していて、実際に財政再生団体となるのは避けられる見通し」としています。 実際の破たんの判定は来年秋にまとまる決算で行われます。 「再生団体」回避見通し王滝村、緊縮徹底 王滝村財政再建の道はまだ半ばだ(王滝村役場) 破綻(はたん)扱いになる「財政再生団体」入りが確実視されていた王滝村。財政を圧迫してきた旧村営スキー場の大口債務を一括償還したことで、何とか「財政再生団体」となるのを回避できる見通しとなった。ここに至るまでには、徹底した財政の切り詰めがあった。(永瀬章人) おんたけスキー場は1961年、牧尾ダムの補償金を利用して、村が建設した。その後の整備も含め、総額約120億円が投入された。資金の多くは、借り入れでまかなったが、年間20万人入場すれば、返済できる計算だった。 しかし、90年代に入り、近隣町村に新しいスキー場がオープン。スキーブームも終わり、客足は激減し、2000年前後には、運転資金も不足するようになった。 その後、木曽郡7町村が合併を協議した際に、スキー場の長期債務が問題化した。04年10月、村は合併を断念。小林正美・前村長の辞任を受け、06年2月に就任した瀬戸普村長の仕事は「乾いたぞうきんをさらに絞る」ことだった。 06年度には、村職員49人の年間給与を25%カットし、平均支給額531万円を398万円に減らした。村長ら特別職の給与も30%、議員報酬も40%カットし、あわせて、年間数千万円を削った。 また、歳出117項目について検討を加え、診療所の歯科を休止し、敬老会や婦人会に対する助成金も廃止。事務用品などの納入業者を、村内の業者から、安い通信販売に切り替えた。07年度の物件費は、05年度の半分の1億5000万円になった。 06年度から3年連続で、普通建設事業費はほとんどゼロ。年間、約200万円計上していた村道の維持補修工事費もなくなったため、村は県の支援金で道路工事用の機械を購入。村民から苦情が出るたび、職員が自分たちで村道を補修して回った。 希望が見えたのは、今年3月。歳出削減に加え、地方交付税が見込みより数千万円多かったため、財政調整基金を約3億5000万円積み立てることができた。 地方財政法の施行令は、債務の元金を一括で繰り上げ償還した場合、その返済分は実質公債費比率の算定に加えないとしている。基金と新たに借り入れた4億円で、大口債務の7億5000万円を一括償還した。 これによって、06〜08年度の3年間の平均で算定される実質公債費比率は33・1%となり、「財政再生団体」入りの基準の35%を下回る見通しとなった。 08年度当初予算で計上していた債務返済のための企業会計補助金も不要になったため、約3億6000万円を基金に積み立てられる見通しという。新たに借り入れた4億円についても、この基金で一括償還することを視野に入れている。 ただ、一括償還した約7億5000万円以外にも、スキー場関連の債務は約3億円残っている。「財政再生団体」入りは逃れても、自主的な財政再建が求められる「早期健全化団体」になることは確実で、再建への道はまだ半ばだ。 瀬戸村長は「村民の皆さんや職員が我慢して、痛みを共有してくれたおかげ。健全財政に移行できるよう、取り組みを続ける」と話している。 (2008年10月1日 読売新聞) 県立病院の独立法人化検討へ県が任期付き職員を公募 10月1日(水) 県は30日、県立病院の地方独立行政法人(独法)化の検討に向け、病院経営の専門知識がある民間人を県の任期付き職員として公募すると発表した。採用予定は1人。県病院事業局は「民間病院などで培った経営ノウハウを独法化の検討に生かしたい」としている。 県は県立病院の経営形態について、県の審議会が「地方独立行政法人とすることが最もメリットが大きい」と答申したのを受け、2010年4月の移行を目標に検討を進めている。病院経営は高い専門知識が求められるため公募に踏み切った。 応募資格は1973(昭和48)年4月1日までに生まれ、病院の経営企画や経理、コンサルタント業務などに携わった経験がある人。書類審査と面接で選考する。任期は来年1月から10年3月末までの1年3カ月で、独法に移行後は法人職員として採用することもあるとしている。 募集期間は10月1日から31日まで。県のホームページからダウンロードできる申込書に記入し、県病院事業局に郵送するか持参する。問い合わせは同局(電話026・235・7143)へ。 王滝村、再生団体転落は回避へ 2008年10月02日 王滝村は、借金返済の負担度を表す「実質公債費比率」が07年度決算で41・6%と、2年連続で全国ワースト1になった。総務省の新基準では「破綻(は・たん)」にあたる数字だが、村によると、財政再建の努力が実りつつあり、08年度には基準を下回って「再生団体」への転落を回避できる見通しという。(伊藤景子) 実質公債費比率は、一般会計の借金だけでなく公営企業の借金も加えて算出する指標。自治体の「隠れ借金」をあぶり出す目的で導入された。王滝村の高い数字は、旧村営スキー場の多額債務が原因だ。借金返済が本格化した05年度に33・3%と県内市町村ワースト1、全国でもワースト3となり、06年度には42・2%と全国ワースト1になってしまった。 総務省の基準では、実質公債費比率が35%を超えると赤信号とされ、その自治体は「財政再生団体」に転落する。25%以上が黄信号で、「早期健全化団体」となる。基準は08年度の決算から適用される。 村は9月、07年度も40%台に乗る見込みとなったのを受け、数値改善を目指して「実質公債費負担の将来推計」を作った。それによると、08年度は32・8%に下がり、赤信号を抜け、黄信号の範囲内に収まる見通しだ。 05年に「財政非常事態宣言」を出して再建に乗り出した。06年度からの一般職員の給与25%カットや老人会への補助金廃止、診療所歯科の休止など様々な節減努力を重ねてきた。また、厳しく見積もっていた地方交付税が予想以上に多かったことから、財政状況が好転。昨年度末に「ほぼ底をつく」とされていた財政調整基金(貯金)が約3億5千万円残った。 村は「再生団体入りをなんとしても免れる」ことを最優先の方針とし、貯金などを財源に08〜10年度の3年分の借金約7億5千万円を繰り上げ償還するなどの方法で実質公債費比率を改善させる計画を作った。村の推計では、数字は年々下がっていき12年度に20・3%になり、黄信号からも脱却する。旧村営スキー場の借金残高は約6億2千万円。瀬戸普村長は「1年でも早く、晴れて健全団体になれるよう一層の努力を続けたい」と話している。 朝日新聞村民期待の春まき赤カブ 王滝で甘酢漬け売込みへ
2008/7月23日(水)
春まきで栽培した王滝甘かぶらの甘酢漬けを手にする生産者ら
木曽郡王滝村特産の赤カブ「王滝甘かぶら」の種を春にまき、6月に収穫したものを使った甘酢漬けが完成、22日、木曽農協王滝支所が販売を始めた。
村の財政危機を背景に、村民が
「足元の財産を自分たちの手で育てよう」
と取り組んだ商品。
秋に種をまく伝統的な栽培で冬の、今回の新たな栽培で夏の観光期にそれぞれ売り込みを図る。
約1トン収穫したうち900キロほどを商品化。「おんたけ赤かぶ漬」(200グラム入り500円)と名付けた。
鮮やかな赤紫は自然色であるため、袋には「無添加・無着色」と印刷した。
村民からは「知人に送りたい」と問い合わせがあり、国道19号沿いにある3つの道の駅からも、数百単位の注文が入っているという。
同村では昔から赤カブを栽培、葉は乳酸発酵させる「すんき」に、実はぬか漬けにしてきた。
スキーや御岳信仰の観光客が大勢訪れていた当時に特産化する発想はなかったが、スキー観光客がピーク時の3分の1以下に低迷した2002年末、王滝かぶ研究会が発足、赤カブの優良品種をつくる試みが始まった。
06年3月に統一品種「王滝甘かぶら」ができ、昨年、通年販売するため春まきを試行。
甘酢漬けも試作し、イベントで生産者や村職員が対面販売して手応えをつかんだ。
今年は木曽農協女性部王滝支部が生産から加工まで全面協力し、木曽農協王滝支所が販売を担うことになった。
女性部王滝支部長の清水和子さん(70)は
「春まきは秋と逆の気候で収穫の見極めが難しかったが、満足できるものになった」
といい、
「赤カブ作りを呼び掛けると、たくさんの人が集まってくれたのがうれしい」
と振り返る。
研究会は3月、女性部など後継グループもできたとして解散した。
元会長の松原純一さん(73)は
「村に頼めば何とかなるという甘えが消え、みんなで何かをするぞ、とまとまれたのが財産」
と話す。
取り組みを進めてきた村産業課産業係の溝口孝博さん(38)は
「財政危機の王滝だけれど、こんなにいい物がある、とたくさんの人に知ってほしい」
と期待している。
王滝で3日ずくだそ応援隊コンサート 王滝村の有志でつくる「ずくだそ応援隊」は3日、シンガー・ソングライターの堀六平さん=安曇野市=を招いて「元気だそコンサート」を村保健福祉センターで開く。応援隊は10月に下流域などとの連携を確認する催しも村内で開いており、村の財政難を悲観せず、村民の手で地域を盛り上げる雰囲気を広めていく考えだ。 コンサートは午後2−4時と、午後6−8時の2回。昨年も同村でコンサートを開いた堀さんが民謡や童謡などを披露する。入場は無料。 11月1日(土)
2008年11月 4日 (火) 王滝村 連休に木曽の王滝村に行ってきました、雄大な御嶽山を目前にして改めて長野県の自然のすばらしさを感じてきました。 以前議員時代に現地調査で一度訪問したことがありました、当時は財政破綻で大きく取り上げられており、県としての支援のあり方が話題になっていました。今でも財政的な厳しさは変わりがないようですが、村長以下、職員 そして住民の皆さんの協力で、私なりに見て何とか明かりが遠くに見えてきたのかなと言う気がします。 それにしても余りにも大きな財政赤字に驚くばかりです。 ところで現地調査は(現調)は志昂会で行ったものでした。当時任期付き職員として採用されていた今橋里枝さんが王滝村に出向されており、財政危機に陥った過去からの事細かな説明を頂き何とか再生の道筋に乗せることが出来るのではないかという話を聞きました。夜遅くまで熱く語ったことが昨日のように思い起こされます。 今橋さんは当時田中康夫知事の任期付き職員大増員の政策で応募し職員になった方でした。ご出身は確か岐阜県で、前職はあの有名なベルギーチョコの「ゴデュバ」のマネージャーか何かされており、誠に分野違いへの転身で、その話を初めてお聞きした時は驚きました。 当時は議会と知事は険悪な関係で、議会としても優秀な職員がたくさんいるのになぜ高価な報酬で任期付きの職員を採用しなければならないのか、議論がぶつかっていました、言わば任期付き職員の皆さんと議会とはお互いある意味反目するような立場でした。 にもかかわらず今橋さんは当時の志昂会がどんな考え方をしているか知りたいと、お一人で会派控え室においでになり、会派の会議を熱心に聞き、メモをとっておられました。当初は我々もかなり批判的な物言いでしたが彼女の真摯な姿勢を徐々に理解し、王滝村に出向される前頃には様々な相談や率直な意見交換をする仲になっていました。 今でも覚えているのが特産の「赤カブ」を使った村おこしで、地元の奥さん方と研究して何とか売り出そうと一生懸命努力し、時折長野にお見えになると会派の控え室でそんな話をされていたことを思い出します。 その後彼女の活躍が評判になるとなぜか時を同じくして理由もなく彼女は東京事務所に転勤になってしまいました。とても本人は残念がっており、ご自身で手がけた仕事があと一歩という時の転勤で周りで見ている我々にも理解できない、敢えて言えば地元(王滝村)で人気が出た今橋さんに対する田中知事の嫉妬ではないかと思いました。 その後東京の事務所に志昂会で調査に行った時は事前に今橋さんに訪問面会の申し出をしたにも関わらず、東京事務所では上司の“特別な配慮”で面会することが出来ませんでした。 でも連絡は取れていたので夕食を志昂会全員で今橋さんととり、様々な話を聞くことが出来ました。王滝への思い、東京での仕事の話、そしてなより田中知事への考え方の変化など遅くまで話をしました。 それが彼女にお会いした最後になってしまいました。 しばらくしてご病気で亡くなられ、訃報を聞いた時の驚きは大変なものでした。 雄大な御嶽山を見ながら志半ばで亡くなられた今橋さんを思い出す一日になりました。 議員をしていて出会った忘れられない人のお一人です。 2008年11月 4日 (火) http://shimizuhiroshicom.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-0095.html
王滝村会議長宅で火災、2遺体を発見 12月30日(火)(12/30 11:46) 29日午後9時50分すぎ、木曽郡王滝村の村会議長稗田薫さん(61)方から出火したと、稗田さんの妻から119番通報があった。 木曽消防署によると、稗田さん宅を含め3棟が焼けた。木曽署によると、稗田さん宅は全焼。3人暮らしで、30日午前、行方不明だった稗田さんと母親とみられる遺体を発見した。身元の確認を急いでいる。妻は逃げて無事だった。
焼け跡から2遺体発見 王滝村の村議会議長宅火災 12月31日(水) 全焼し、2人の遺体が見つかった稗田薫さん方=30日午前11時ごろ 木曽郡王滝村で29日夜、村会議長の稗田薫さん(61)方から出火した火災は30日未明に消し止められ、焼け跡から2人の遺体が見つかった。木曽署は、行方が分からなくなっている稗田さんと、同居の母ふささん(88)とみて確認を急いでいる。 同署によると鎮火は30日午前1時40分ごろ。木造2階建ての稗田さん宅約200平方メートルを全焼、隣接する民家と木曽森林管理署の建物、計3棟の壁や屋根などを焼いた。 木曽署などが捜索し、同日午前10時半までに、男性とみられる遺体と性別不明の遺体を収容した。1階居間のまきストーブ周辺が特に激しく焼けているといい、火元とみて出火原因を調べている。 現場は村役場から南東に400メートル足らずの住宅地で、稗田さん方は3人暮らし。同署などによると、ふささんが火事に気付き、薫さんが消そうとする一方、妻みどりさん(59)が外に出て通報したという。近所の女性は「みどりさんが携帯電話をかけていたら、あっという間に建物南側から燃え広がった」と話した。 薫さんは自衛隊を退職し、2002年に故郷の王滝村へ。05年に村議に初当選して議長となり、最近は木曽郡議長会副会長も務めている。 近所の人などによると、ふささんは敬老会などの集まりにはあまり出なかったが、気さくで畑仕事もしていたという。親類の一人は「薫さんが帰ってきて、何でも一生懸命やってくれるから不自由しないよ、と言っていたのに…」と話していた。村議長宅全焼、2人死亡
王滝村
消火活動にあたる消防隊員ら(30日午前0時39分、王滝村で)
29日午後9時50分頃、王滝村の同村議会議長で農林業稗田薫(ひえだかおる)さん(61)方から出火、木造2階住宅約200平方メートルを全焼し、隣接する住宅などの一部も焼いた。
焼け跡から、2人の焼死体が見つかり、稗田さんと母親のふささん(88)の行方がわからなくなっていることから、木曽署で身元の確認を急いでいる。
現場は、王滝村役場から南東へ約100メートルの住宅地。
同署の発表によると、稗田さんは、妻(59)とふささんの3人暮らし。
同署幹部によると、出火当時、稗田さん夫妻は2階、ふささんは1階にいた。
1階から物音がしたため、夫妻が降りると、居間にあった薪(まき)ストーブの煙突付近から火が出ていたことなどから、同署や木曽広域消防本部は、これが出火元だった可能性もあるとみて調べている。
稗田さんらは、消火器などを使って消火活動を行ったが、消えなかったため、稗田さんが、妻に119番通報を指示。
家の電話が不通になっていたため、妻は外に出て、携帯電話で119番通報した。
その間も、稗田さんとふささんは消火活動を続けていたとみられる。
2008年12月31日
読売新聞
王滝の住宅火災、稗田議長さん親子と確認 補選実施へ 1月1日(木) 木曽郡王滝村で29日夜、村議会議長稗田薫さん(61)方の住宅を全焼した火災で、木曽署は31日、焼け跡から見つかった2人の遺体を、身体的特徴などから、稗田さんと母ふささん(88)と確認した。同署によると、死因はともに焼死。 稗田さんの死去に伴い、村議会(定数8)は欠員が2と定数の6分の1を超えるため、議会からの欠員通知書が村選管に届いてから50日以内に公職選挙法の規定で補欠選挙が行われる。任期は残任期間の今年10月22日まで。
SBCニュース王滝村の住宅火災、遺体は議長と母親
(31日20時10分)
木曽郡王滝村の住宅火災で発見された2人の遺体は、村会議長の稗田薫さんとその母親のふささんと確認されました。
王滝村が債務の繰り上げ返済で財政健全化へ 1月29日(木) 木曽郡王滝村は、旧村営スキー場の債務を繰り上げ償還(返済)する本年度一般会計補正予算などを29日の臨時村議会に提出し、可決、成立した。村によると、借金の重さを示す「実質公債費比率」は2009年度決算で24%台となる見通し。財政運営が破綻手前の「黄信号」とみなされる「早期健全化団体」の基準(25%以上)を下回り、11年度には財政再建をほぼ達成する。 補正予算は、3億5400万円余の財政調整基金を取り崩し、スキー場の債務がある村公営企業観光施設事業会計に2億800万円余を繰り入れる。同事業会計で償還財源確保のための借換債2億円分も発行。これらにより、09、10年度に償還予定の債務の大部分、4億800万円余を繰り上げ償還する。 09年度内に借換債の償還財源を用意する必要があるため、今回の補正での実質的な償還は2億800万円余だが、09年度決算での実質公債費比率は、繰り上げしない場合の32・3%から24・4%に減る見込み。繰り上げ前の見通しでは同比率が25%を下回るのは12年度決算からで、3年前倒しとなる=グラフ。 同村は08年度決算の実質公債費比率が32・8%の見通し。自治体財政健全化法で、「赤信号」の「財政再生団体」の基準(35%以上)は下回るものの、早期健全化団体となる。早期健全化計画を策定して10年度から計画に沿った財政運営を始めるが、今回の繰り上げ償還により、同年度限りで終える見込みだ。 瀬戸普村長は、09年度も厳しい財政運営が必要としつつ「住民や職員らに我慢を共有してもらい、予想以上に早く回復できることに感謝している」と話している。
王滝村、財政健全化へ債務繰り上げ返済 2009年01月30日 王滝村は29日、臨時村議会に旧村営スキー場債務の繰り上げ償還を盛り込んだ今年度の一般会計補正予算案を提出し、可決された。これにより、借金返済の負担度を表す「実質公債費比率」が09年度は24・4%に改善。早期健全化基準で「財政破綻(は・たん)の黄信号」とされる25%を切る見通しとなった。 これまでの見通しでは、25%を切るのは12年度だった。3年前倒しで財政再建が実現することになる。 繰り上げ償還の財源には、09年度当初予算に積み立てる予定の財政調整基金(村の貯金)約3億5千万円のうち約2億800万円を取り崩して充てる。これに、新たに借り入れる2億円を足した計4億800万円で、09、10年度に返す借金を今年度末に一括返済する。 09年度の実質公債費比率は、繰り上げしない場合の32・3%から24・4%に下がる見通し。繰り上げ前の推計では、比率が25%を切るのは12年度だった。 村の実質公債費比率はスキー場の累積債務が原因で、06年度が42・2%、07年度が41・6%と、2年続けて全国約1800市町村で最悪だった。村を挙げての節約努力に加え、地方交付税が見積もりより多かったことなどから、今年度に計約3億5千万円の剰余金が出たという。 瀬戸普村長は「昨年来の不況の影響で、スキー場の客数が回復しないなど村を取り巻く状況は楽観できない。せっかくここまで改善できたのだから、手綱を緩めず、再建努力を続けたい」と話した。 朝日新聞
王滝村:スキー場の長期債務繰り上げ償還 財政再建達成へ議会提案 /長野 王滝村は29日の臨時村議会で、旧村営スキー場の長期債務約4億円を繰り上げ償還する08年度一般会計補正予算案を提案した。可決されれば、予算規模に占める借金返済の割合を示す「実質公債費比率」は、09年度決算で25%を下回る見通し。国の「早期健全化団体」の基準値(25%)を切り、予定より3年早く財政再建をほぼ果たすことになる。 村総務課によると、財政調整基金の取り崩し(約2億円)と、借り換え債発行(2億円)を財源に、09、10年度のスキー場債務約4億円を08年度内に繰り上げ償還する。【光田宗義】 毎日新聞 2009年1月30日
斜面 2月4日(水) 木曽郡王滝村が「財政非常事態宣言」をした2005年。当時の村長を役場に訪ねた折、おやっと思った。建物が古びた木造だったからだ。庁舎を大事に使い込んできた村にしては、台所が火の車なのが不思議に思えた ◆ 村を破(は)綻(たん)寸前に追い込んだのは、村営のスキー場だった。ひところは観光立村の核だったのに、利用客が減るにつれて“金食い虫”に。スキー場の借金が村の年間予算に匹敵するほどに積み上がり、にっちもさっちもゆかなくなる ◆ あれから3年半。村は財政を立て直すめどのつくところまできたという。スキー場を民営に移し、借金の返済を優先させてきた。そのあおりで村の事業は極力削り、職員の給与もカットしている。村民みんなが我慢を共有し、最悪の事態を切り抜けつつある ◆ 村民の意識が変わってきたことも大きいようだ。例えば、財政悪化で取りやめた敬老会の復活がある。お年寄りも会費を出し合い、食事はボランティアが手作りし、足りない分を村がもつ「長寿を祝う会」に進化した。苦境をばねに村民が動きだしている ◆ 06年秋から募っている「水と緑のふるさと基金」も村民の励みだという。木曽川下流の愛知、岐阜県を中心に応援が途切れない。「トンネルの先に明かりが見えてきた」と瀬戸普村長。きょうは寒の明け。王滝村にも春がやってきたようだ。寒の戻りなどにめげず、前に進んでほしい。
選挙:山形村長選/王滝村議補選 山形村長選、無投票で清沢氏 /長野 ◇王滝村議補選も 任期満了に伴う山形村長選は17日告示された。現職で2期目を目指す清沢実視(じつみ)氏(70)=無所属=以外に立候補はなく、清沢氏が無投票当選した。 清沢氏は、農業を中心とした産業活性化や村営福祉バス利用拡大などの福祉充実、子育て支援などを主張。当選あいさつで「村のインフラをほぼ整備できたが、保育園新築事業は早い段階で進めたい」と抱負を語った。 王滝村議補選(改選数2)も17日告示され、いずれも無所属の元職と新人計2人の無投票当選が決まった。【光田宗義】 ============== ◇山形村長略歴 清沢実視(きよさわ・じつみ) 70 無現(2) 村長▽東筑摩郡町村会長[歴]村助役▽松本工 ============== ◇王滝村議補選当選者(改選数2、届け出順) 胡桃沢公司 41 旅館業 無新 西村祥夫 60 旅館業 無元 毎日新聞 2009年2月18日