南箕輪村子ども未来センター
| 任命された役職 | 地元 | 名前 | 肩書き |
検討委員会「有識者会議」- 知事が独断で選任
- (7人)
- 全員長野県外の人物
- 「県外者」委員に批判多数
- 県内出身の向山氏を後日追加
- 「知事選任」委員に批判多数
- 「公募委員」を後日追加
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県外人 | 柏木博 | 武蔵野美術大教授(近代デザイン史) |
| 県外人 | 養老孟司 | 北里大教授(解剖学)・テレビタレント |
| 県外人 | 村上陽一郎 | 国際基督教大教授(科学技術論) |
| 県外人 | 宮迫千鶴 | エッセイスト。画家。 |
| 県外人 | 黒崎政男 | 東京女子大教授 |
| 県外人 | 竹内幸一 | ソニーフロンティアサイエンス研究所 |
| 村外人 | 向山信二 | - 伊那市の流通経済研究所社長・KOA顧問
- しなやか会副会長
- 30万円献金
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拡大検討委員会
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村外人 | 臼田さかえ | 佐久市・シュタイナー教育講師・元美術教師
<
「(知事による突然の凍結独断決定に)もっと早く方針を諮ることができたのでは」
|
| 村外人 | 内田幸一 | 長野市・幼児教室(子どもの森幼児教室)主宰
<
この一年の論議は何だったのだろうか、県民参加が高らかにうたわれスタートした検討や実現のための作業などはいったい何だったのだろうか?
|
| 村外人 | 内堀法孝 | 諏訪市・会社員(セイコーエプソン) |
| 村外人 | 大谷勝己 | 茅野市・市教委職員 |
| 村外人 | 片桐靖喜 | 駒ケ根市・伊那弥生ケ丘高校講師 |
| 村外人 | 北村俊郎 | 伊那市・伊那小学校長 |
| 村外人 | 吉田由季子 | 上伊那郡長谷村・大学生(信州大学農学部) <「私達の検討意見が全然反映されていない」
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| 任命された役職 | 地元 | 名前 | 肩書き |
実行委員会「有識者会議」 |
県外人 | 柏木博 | 武蔵野美術大教授(近代デザイン史) |
| 県外人 | 養老孟司 | 北里大教授(解剖学)・テレビタレント |
| 県外人 | 藤森照信 | 東京大学教授(路上観察学) 「建設そのものの是非は委員会議論の外の話」 |
| 県外人 | 清水慶一 | 国立科学博物館理工学第四研究室長 |
| 県外人 | 山下裕二 | 明治学院大学教授(路上観察学) |
| 村外人 | 向山信二 | 伊那市の流通経済研究所社長・KOA顧問
しなやか会副会長
田中康夫に30万円献金
<
「計画凍結は予想通りだ」
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| 村外人 | 中村正行 | 信州大学教授(設計工学) |
| 村外人 | 内田幸一 | 長野市・幼児教室(子どもの森幼児教室)主宰 |
| 村外人 | 内堀法孝 | 諏訪市・会社員(セイコーエプソン) |
実行委員会(地元推薦) |
村民 | 斉藤秀夫 | 上伊那広域連合事務局長 |
| 村民 | 大熊恵二 | 南箕輪村村議会議長 <「積み重ねてきた議論は何だったのか?財政難は当初からわかっていたはず。」
|
年表
| 2000年10月 | 田中知事初当選。財政難はすでに予想されていた。 |
| 2002年2月 | 田中知事、「世界に誇れるセンターを建設したい」「06年度の早い時期に開館を目指す」と県民に約束。 |
| 2002年3月 | 知事の建設意向に従い検討委員会が基本構想案を立案 |
| 2002年5月 | 実行委員会始動 |
| 2002年9月 | 「こどものまち」整備案が提出される。地元の子供たちも計画参加。 |
| 2002年11月2日 | 公募委員たちが自主的に計画案策定の団体を発足。県、住民と建設意見交換会。 |
| 2002年11月27日 | 建設凍結決定。住民・公募委員・実行委員・地元自治体には全く相談なしの独裁決定。 |
事件の経過
▼。
解説&各人の反応
<
初当選した田中康夫は、すでに建設が始まっていた子ども未来センターについて、
<
「地元住民の意思が反映されていない」
と難癖をつけ、計画を白紙に戻した。
そして田中知事は「検討委員」を集め検討をさせ
<
「世界に誇れる施設にしたい」
と建設意思表明。
住民たちは自主的に計画検討を進めていた。
ところが、知事自身が招集した委員会での提言や住民達の検討内容などを完全無視して知事は突如「中止」と宣言。
住民参加による自主的な運動が始まり、活動している真っ最中に、知事による「上意下達」で方針が決められたのです。
<
南箕輪村唐木一直助役
「当然建設するものと思っていた」
<
南箕輪村職員
「県が住民と意見交換会を行ったばかりなのに」
<
南箕輪村村議会議長・大熊恵二委員
「積み重ねてきた議論は何だったのか。財政難は当初から分かっていたはず」
<
知事に献金しているしなやか会副会長の向山信二委員
「県の財政状況ではセンターも無事では済まないと思っていた」
<
地元住民
「振り回されるばかり」「実行委員会などに方針を投げかけ、議論を経た上で決めてほしかった」
<
南箕輪村山口和夫村長
「今日まで話が全く無かった」
<
臼田さかえ委員
「もっと早く方針を諮ることができたのでは」
<
田中康夫シンパの藤森照信委員長
「建設そのものの是非は委員会議論の外の話」
子ども未来センター 南箕輪の現地、有志が見学会
上伊那の住民有志でつくる「子ども未来センターを考える会」は二十五日、上伊那郡南箕輪村大芝公園内のセンター建設地を見学し、その後村民センターで学習会を開いた。
地元をはじめ飯田市や上田市などから約二十人が参加した。
近くの住民の案内で、建設地をはじめ、大芝高原に点在するレジャー施設や村有林などを歩いて見学。
車に分乗して、高原を包み込む平地林を一望できる高台と隣接するゴルフ場周辺にも足を延ばした。
学習会では
「長野の自然をテーマにしてほしい」
「科学だけではなく、付加価値を付けた方がよい」
といったセンターの内容についての意見のほか、
「建設を前提に見直すのではなく、建てないというのも選択肢の一つではないか」
との声も出た。
樹木が伐採される前に建設地を撮影したスライドの上映もあった。
考える会は来年一月にも二回目の学習会を開き、将来は田中知事に提言する方針。
中心メンバーの伊那市の会社員井口秀賢さん(48)は
「県民に考える機会が与えられた。地元のわれわれが勉強して、きちんとした意見を言えるようにしたい」
と話していた。
2000年11月26日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2000/00112601.htm
焦点=県政参画 動きだした住民 子ども未来センター見直し
田中康夫知事が計画を見直す方針を示した県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)について、地元住民の間で県への提言を目指し、自主的に計画を再検討する動きが出ている。
十一月末には、住民有志でつくる二つのグループが、センター建設地を見学する学習会を相次いで開いた。
「住民との直接対話」を掲げる田中県政に呼応した動きだが、これまで議会や一部の住民を通じて“住民同意”を得てきた、とする地元の首長らからは、戸惑いとともに疑問の声も出ている。
「自分がこれから、どの点を深めたいか。何を知りたいかを書いてください」―。
十一月二十五日、南箕輪村民センターで開いた「子ども未来センターを考える会」主催の学習会。
二十人余りの参加者は
「何を基本理念としているのか」
「子どもや大人が科学する心を取り戻せるような場所にしてほしい」
など、それぞれの思いを紙に書いた。
考える会は、上伊那地方の有志二十五人ほどが集まり、十一月初めに発足した。
今後も学習会を重ね、意見をまとめて田中知事に直接提言していく方針だ。
連絡係を務める伊那市の会社員井口秀賢さん(48)は
「これまでは、県が住民の意見を聞いてくれるはずがない、とあきらめていた。田中知事になって、物が言えることが分かってきた」
と話す。
翌二十六日には、南箕輪村民でつくる「大芝高原の未来を考える会」が現地見学会を開き、約三十人が参加した。
上伊那地方ではこれまで、センター計画に対する表立った住民の動きはほとんど見られず、淡々と事業が進められてきた印象が強い。
だが、十一月十一日、田中知事も出席して県が伊那市で開いた意見交換会には三百人近くが参加し、計画への疑問や批判の声が相次いだ。
昨年六月に基本構想を発表した子ども未来センター事業で、県が一般の住民を対象に詳しい内容を説明したのは、この日が初めてだった。
田中知事が見直し方針を示して以降、地元では住民に直接説明する手続きを取らずに計画を決めてきた行政に対する不満の声が大きくなっている。
* *
一方、地元自治体関係者の間では、“田中流”の直接対話方式に対し、戸惑いや反発の声が少なくない。
南箕輪村はセンター計画について、施設のイメージ図や基本構想などを一部村民や議員らでつくる「大芝開発等審議会」や村議会などで報告。
各戸に配る村報にも掲載してきた。
清水国光村長は
「計画を説明する村民大会を開くべきだ、という声もあったが、議会制民主主義、間接民主主義の下で住民に説明してきた。
直接対話というが、すべての施策についてそうした方式を採れるのか」
と疑問を投げかける。
上伊那広域連合の小坂樫男連合長(伊那市長)も
「賛成があれば、必ず反対もある。意見の集約まで待っていたら、何年経っても事業はできない」
と話す。
しかし、村報などで住民に知らされたのは、県側がすでに決定した後の計画。
決まったことを上から伝えるルートはあっても、住民と情報を共有し、住民の意見を計画に反映させる仕組みや姿勢が不十分だったことは否定できない。
一般質問などで村や県に住民説明会の開催を求めてきた南箕輪村の共産党村議団は
「村有地を無償提供するのだから、村民に直接説明するのは常識。本来は、建設地の木を切る前に説明がほしかった」
とする。
* *
だが、「直接対話」の田中県政に刺激を受けて動き出した住民側にも、県政への住民参加に対する不安がある。
「子ども未来センターを考える会」のメンバーで伊那市議の若林敏明さん(45)は
「計画段階から住民が参加できるシステムがこれまでなく、住民の側も対応するトレーニングができていない」
と話す。
地元では、センター計画に付随して下水道や観光施設の整備計画を進めてきており、早い時期に見直しの方向を決めてほしい、と望む声も強い。
住民の多様な意見を効率的に集約した上で、公益性の高い事業を進める仕組みをどうつくるか。
他のダム計画や産業廃棄物処理施設問題などにも共通する田中県政の課題といえる。
(葉山大則記者)
2000年12月3日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2000/00120301.htm
子ども未来センター「年内に方向性判断」 田中知事
田中康夫知事は十八日開いた県会社会委員会に出席し、見直しを表明している「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)について、
「現行計画を基に修正を加えるのか、もう一度全面的に検討し直すのか、といった方向性を年内には決めたい」
と述べた。
上原社会部長は現計画で建設した場合について、
「維持費が年間約四億五千万円、入場料収入を約一億円としても、年間に約三億五千万円の赤字になる」
との試算を初めて示した。
県会側の求めに応じて知事が委員会に出席したのは、一九六九年六月定例会で、当時の西沢権一郎知事が総務委員会に出席して以来、三十一年ぶり。
この日は正副委員長を除く八人が、見直し理由や計画の進め方などを質問。
知事は
「総事業費が六十二億円もかかる県単独事業なのに、入場料を取るかどうかも決めていない」
「展示内容は既存の科学館と変わらないのではないか」
など、以前からの疑問を説明。
展示設計を担当した大手広告代理店、電通(東京)の関係者が出席して地元で二十日に開く説明会を聞いた上で、年内に方向性を判断するとした。
計画を大幅に見直す場合でも
「少なくとも六十二億円を上回る額であってはならない」
とし、現行計画の予算内で行う考えも明らかにした。
また、計画内容を詰める新検討組織を設ける方針も示し、
「責任を持って運営できる館長を選んで検討を進めたい」
とした。
現計画で二〇〇三年夏としている完成時期については明言を避けた。
上原部長はこれまでの地元への計画説明について
「十分でなかったかもしれないが、他の事業以上の手続きはとってきたつもりだ」
とした。
さらに、七月に発足させた庁内研究会の試算に基づき、同センターの年間来場者を三十六万人と見込み、大人五百円、子ども二百円とした場合の入場料を説明した。
知事は十九日、土木委員会に出席する予定だ。
2000年12月19日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2000/00121901.htm
子ども未来センター見直し是非の論戦なく 県会社会委
田中知事の出席を求めた十八日午後の県会社会委員会。質疑の中心となった「子ども未来センター」計画をめぐっては、知事が見直しを表明した手順への批判は出たものの、県会で議決済みの現計画を貫こうとする主張は出ず、見直し内容の決定や完成時期への質問が集中。
計画内容をめぐる論議が深まらないまま、
<
「われわれも住民の意見を十分くみ上げなかった」
と、過去の県会論議を「反省」する県議も相次いだ。
最初に質問した小林実氏(県政会、中野市)は
<
「未来センターの計画を見直すと言う前に、県会側と論議してほしかった」
と、知事の手法をあらためて批判。
知事は
<
「至らなかった点は反省している。よりよいセンターにしたいという思いは皆さんと同じ。一緒に論議していきたい」
と理解を求めた。
この後は、知事がいつまでに見直しの方向性を決めるのか、完成時期はいつか、事業費は変わらないのか、といった今後の見直し手順や見直し後の方針に質問が集中。
「県会で十分論議して決めた」
はずの現計画にこだわる意見はなく、見直し方針の是非をめぐる論戦とはならなかった。
むしろ、
<
「私たちも今になってみれば、もっと住民の意見を聞いて計画を決めるべきだったと反省している」
(服部宏昭氏、県政会、上水内郡・更級郡大岡村)
、
<
「ランニングコスト(維持費)の論議が浅かったのは反省すべきと思う」
(柳田清二氏、県民ク、佐久市)
と、県会の審議経過を「自己批判」する意見も相次いだ。
このほか、知事に質問通告をしていた「青少年の健全育成」でも、公営ギャンブルへの知事の見解で簡単なやり取りがあっただけ。
県会での論戦をめぐって県議を批判・中傷する匿名のメールなどが届いていることもあってか、
「知事をいじめていると県民に思われても困る」
との意識も働き、知事の執筆活動をめぐる質問はなし。
県議側の突っ込み不足が目立った。
2000年12月19日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2000/00121902.htm
まあ、結局最後に田中康夫は住民意見を踏みにじったわけですが。
見直しは「正解」「簡単でない」 賛同と疑問交錯
「電通の展示設計を白紙に戻したのは正解」「現行よりも優れた計画を作るのは簡単でない」―。
田中康夫知事が子ども未来センター計画の全面見直しを表明した二十八日、建設地の上伊那郡南箕輪村をはじめとする地元では、知事の考えに対する賛同や疑問が交錯した。
ただ、田中知事のこれまでの発言から「現行計画での事業推進はない」との受け止めが強く、冷静な見方が目立った。
清水国光村長は仕事納め式の後、村長室で
「(知事の全面見直し表明は)今まで言ってきたことの“おさらい”。もう少し具体的な内容に踏み込んでくれると思っていたので残念だ」
と失望を口にした。
村は「科学の体験館」になるとの認識で、大芝公園内の用地を無償提供し、県にセンター設置許可を出していた。
それだけに
「検討委員会で位置づけが大きく変わるようなら、議会や村の審議会で対応を話し合う」
とした。
同村の会社役員原幸男さん(53)は十月、電子メールで知事に会いたいと申し出、予約なしで直接、事業推進を要請した。
「『科学館』とする構想は変えてほしくないが、見直すなら、大勢の人が納得する施設にしなければいけない。
科学館として今より良いものを提案してくれるなら、それに期待したい」
と話した。
一方、独自に計画の見直しを論議している住民グループ「子ども未来センターを考える会」の中心メンバーで、伊那市議の若林敏明さん(45)は
「県の基本構想自体に疑問がある。施設の内容を見直す前に、建設の目的まで立ち返って検討する必要がある」
と主張。
「具体的に見直しが始まれば、私たちも検討委に提言していきたい」
とする。
南箕輪村民でつくる「大芝高原の未来を考える会」に所属する三沢澄子村議(50)も
「私たちも積極的に発言していく。会として、検討委員会の委員に村民を推薦することを考えている」
としている。
2000年12月29日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2000/00122901.htm
子ども未来センター ディレクターに柏木氏起用へ
田中知事は四日、「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)の計画を全面的に見直すために近く発足させる検討委員会で中心的な役割を担うディレクターに、武蔵野美術大教授の柏木博氏(54)=東京都国分寺市=を起用する方針を決めた。
柏木氏は
「現計画のように木を伐採して巨大なセンターを造る手法は博覧会的で、県民に十分了解されるとも思えない。
子どもたちの未来への想像力を駆り立てる内容を考えたい」
と話している。
柏木氏は神戸市出身。近代デザイン史が専門で、映像や広告、写真にも詳しい。東京造形大教授を経て、九六年から武蔵野美大教授。
知事とは雑誌で数回対談したことなどがある。知事は二日に同氏に会ってディレクター就任を要請していた。
見直し前の計画だと、同センターの総事業費は約六十二億円。科学を中心とした展示を予定していた。
柏木氏は
「科学技術の発展による問題点も考慮すべきで、まず科学展示の内容を論議する必要がある」
と話しており、検討委員会の人数や人選については
「知事と相談しながら決めたい」
としている。
2001年1月5日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01010504.htm
未来センター計画で住民フォーラム 高校生も参加
田中康夫知事が計画を抜本的に見直すことにした県子ども未来センターについて、県への提言を視野に入れた住民フォーラムが十七日夜、建設地の上伊那郡南箕輪村の村民センターで開かれた。
独自にセンター計画の再検討を進めている地元の二団体でつくる実行委員会が主催。高校生を含む約六十人が参加した。
参加者が自分の考えを紙に書き、司会者が読み上げる形で意見交換。
計画見直しの中心的な役割を担う「ディレクター」に田中知事が指名した武蔵野美術大学の柏木博教授について、
「大芝公園の現地を見てほしい」
「地元の人を(計画を見直す)検討委員会に入れてほしい」
「この住民フォーラムに参加してほしい」
など、地元の現状や住民の声を尊重した見直しを求める意見が目立った。
ボランティア活動などを行う上伊那農業高校(南箕輪村)の生徒八人も参加。三年生の倉島美枝さん(17)=宮田村=は
<
「子どものことを考えた施設というが、子どもたちの意見が少しも取り上げられていない」
とこれまでの計画立案の手法を批判した。
このほか、住民有志が独自に調べた県外の類似施設の現状を報告。
実行委に加わる南箕輪村議は、未来センター建設を含めた村の「信州大芝高原総合利用計画」などを説明した。
フォーラムは、今月末にも二回目を開く予定。実行委員会を組織する「子ども未来センターを考える会」の中心メンバー、井口秀賢さん(49)=伊那市=は
「高校生の参加もあり、話し合いの幅が広がった。ただ意見を出すだけでなく、たとえば百ある意見を十くらいに集約していきたい」
と話していた。
2001年1月19日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01011905.htm
未来センター見直し 柏木氏が現地初視察 「市民参加型で」
県子ども未来センターの計画見直しで中心的な役割を担う「ディレクター」に就任する柏木博・武蔵野美術大学教授(54)が二日、建設地の上伊那郡南箕輪村大芝公園を初めて視察した。
視察後、柏木教授は
「(見直しについて)田中知事が行っている市民参加型の方法を踏襲しなければいけない」
と述べた。
柏木教授は白井千尋県青少年家庭課長らと一時間余りかけて周辺を徒歩や車で視察。
その後の記者会見で、一帯の林が百年以上の歴史を持つ人工林であることを踏まえ、
「この自然は貴重。あまり壊したくない」
とし、
「(新計画には)この場所にふさわしいものは何か、という『場所性』が重要」
と話した。
見直しの進め方については
「市民と情報を共有する動きを取りたい」
とし、例として住民集会の開催やインターネットのホームページ開設などを挙げた。
今後設置される検討委員会のメンバーが現地入りして、地元の意見を聞く機会を設けたい意向も示した。
検討委のメンバーは
「固定するのでなく、場合によって拡大していくのがいいかも知れない」
とし、科学、哲学、芸術などの専門家を幅広く起用したい考えを示した。
住民代表を入れるかどうかは
「田中知事と検討する」
とした。
柏木教授は同日午後、県庁を訪れ、田中知事と三十分余り懇談した。
田中知事は
「センターの名称にもこだわらない。地域の人にとってより良い場所になるようにしたい」
と話した。
2001年2月3日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01020305.htm
子ども未来センター 検討委員に養老教授ら
田中康夫知事は十一日、計画の全面見直しを表明している県の「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)の検討委員会メンバーを決めた。
すでにディレクター(委員長)に決まっている柏木博・武蔵野美術大教授と協議し、ほかに解剖学者の養老孟司・北里大教授、科学技術論の村上陽一郎・国際基督教大教授、エッセイストで画家の宮迫千鶴さんら五人が参画する。
地元関係者は加わっていないが、知事は
「まずはディレクターを含め六人に基本構想の原案を練ってもらい、さらに地元の皆さんの代表も入った拡大委員会のような場で、意見を十分に聞きながら詰めたい」
としている。
委員はほかに、哲学が専門の黒崎政男・東京女子大教授、世界の子ども博物館に詳しい民間研究者の竹内幸一さん。
二日に県庁で知事と柏木氏が協議した際、
「国内外に誇れる画期的な施設にするため、幅広い視野からアイデアを出してもらいたい」
と五人を選び、それぞれ就任の承諾を得たという。
知事は検討委の初会合に出席し、考えを述べたい意向。
このため、初回は二月定例県会終了後の三月下旬以降となりそうだ。
2001年2月12日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01021201.htm
こんな委員会は「専門家の意見を聞いた」「住民意見を聞いた」というアリバイを作るためだけの御用委員会ですからね。
検討内容なんかぶっとばして、結局は住民意見なんか無視して権力者が独断で決めるというオチにつながっていきます。
未来センター「検討委に地元代表を」 人選に疑問の声
田中康夫知事が決めた県子ども未来センター計画を見直す検討委員会のメンバーに、建設地の上伊那郡南箕輪村をはじめとする地元関係者が選ばれなかったことについて、県への提言を目指して計画を再検討している地元住民から疑問の声が出ている。
田中知事は
「地元の代表も入った拡大委員会のような場を設ける」
としているが、基本構想の原案をまとめる段階で地元の声を反映しにくくなる恐れがあるからだ。
上伊那地方の住民でつくる「子ども未来センターを考える会」の中心メンバー、井口秀賢さん(49)=伊那市=は
「南箕輪村の大芝公園に設置することにこだわるならば、やはり地元の人を入れるべきだ」
と主張。
「検討委員会は新計画の出発点となる理念を形成する場。
建設地や周辺の自然、歴史を知る人が参加しないと、地元の考えと遊離した見直し案になってしまうのでは」
と心配する。
同会とともに住民フォーラムを主催する地元の「大芝高原の未来を考える会」の三沢澄子村議(50)も
「会として、村民を検討委員に推薦しようという考えがあった。今後は審議の過程を公表して地域の声を反映させてほしい」
と話す。
一方、清水国光村長は
「計画を大幅に見直すこと自体、村は公式には認めていない。検討委員会の設置も知事が独断で進めていること。人選についてのコメントは差し控えたい」
とし、当面は検討委の方向付けを見守る姿勢だ。
2001年2月14日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01021402.htm
未来センター検討委に地元代表も 南箕輪住民が要請へ
県子ども未来センター計画の独自の見直しを進めている住民フォーラムの三回目の会合が十四日夜、上伊那郡南箕輪村民センターで開かれた。
田中康夫知事が新計画の基本構想原案を策定するため選んだ検討委員に地元関係者が入っていないことについて、疑問や不安が相次ぎ、地元住民を加えるよう田中知事に求めていくことで一致した。
上伊那地方などから約三十人が参加。
検討委員会とフォーラムの関係について
「無関係では意味がない。こちらから積極的に情報を発信する代わりに、検討委側も情報を公開して連携を取っていく必要がある」
との意見が目立った。
今後、検討委員にフォーラムへの参加を呼び掛けたり、住民有志で委員に面会を申し込む方針も決めた。
フォーラムのまとめ役の若林敏明・伊那市議は
「(フォーラムと検討委の)どちらかが一方的に結論を出すのは問題。見直しの過程を共有し、一緒にスタートして一緒にゴールしたい」
としている。
フォーラムでは
「検討委員会を建設地の南箕輪村大芝公園で開いてほしい」
といった意見や、検討委の初会合が三月下旬以降になりそうなことについて
「直ちに検討を始めるべきだ」
とする批判的な声も出た。
2001年2月16日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01021603.htm
若林敏明は、上伊那地域の「田中康夫勝手連」の代表となっています。
県会代表質問詳報 県政会・中村善行氏
<
中村善行氏(県政会、塩尻市)
ダム建設を中止しても、その分の国庫支出金が特別養護老人ホームや学校建設に回るわけではない。県民がいったん国に納めた税金の一部をただ返上することになり、他の都道府県を喜ばすだけではないか。
<
田中知事
国と地方の税財政のねじれを解消する必要性は、これまでもマスコミなどで主張してきたし、今後は全国知事会、県選出の国会議員、中央省庁幹部などあらゆる窓口を用いて訴えていく。脱ダム宣言の中でも公共事業の財政の仕組みを県民につまびらかに説明しており、こうした具体例に基づく全国的な議論に広がることを期待している。
<
中村氏
知事は十二月県会で「施策に理解をいただけない時は、知事が皆様と合議しながら推進したい」と答弁しているが、脱ダム宣言を発表するにあたり、いつ、どこで、だれと合議したのか。
<
知事
宣言の内容は、疲弊しつつある社会の公共事業の在り方を変えたいという県民から託された期待を具現化したもの。住民との対話集会や関係部局との打ち合わせを重ねる中で宣言の方向性を固めてきた。市民から選ばれたリーダーが責任と権限の範囲内で決断し、是非については選挙を通じて市民が明らかにしていくプロセスの繰り返しだ。
<
中村氏
下諏訪ダムに代わる治水対策を、費用対効果を含めて具体的にどう考えるのか。
<
知事
計画していたダムは、砥川、東俣川一帯に降る雨の九分の一のコントロールを行うものだった。代替案は河川改修を基本に考えている。かさ上げ案、掘り下げ案、遊水池案などを複合的に組み合わせた治水案の検討が必要で、今後、住民参加で合意形成されていくべきと考える。
<
中村氏
知事は「自分に届くメールでは宣言に反対する意見はほとんどない」と言うが、電子メールの住所と内容くらいは明らかにすべきだ。
<
知事
宣言から二十八日午前九時までに、県のホームページにリンクする知事あての電子メールで四百二十五人から意見が寄せられた。住所が分かる範囲では、県内が百三十八人、県外百八十七人で、県内からのメールのうち賛成は九一%、反対は九%だった。岡谷市、諏訪郡下諏訪町からは二十人のメールがあり、すべて賛成だった。
<
中村氏
上伊那郡南箕輪村の子ども未来センター検討委員会になぜ地元住民代表を加えなかったのか。柏木(博・武蔵野美大教授)ディレクターをはじめとする六人の委員を選んだ基準は。
<
知事
世界的、日本的な碩学(せきがく)が真に長野県のために手伝っていただけるのは大変喜ばしい。まず少人数の組織を立ち上げた上で、地域住民や一般県民からの公募を含めた拡大検討委員会を立ち上げる。六人は柏木氏の推薦をもとに適任と判断した。新たなセンターは全国からも評価を得て多くの人々が訪れる場所になると考えている。
<
中村氏
知事の各地の車座集会では生活道路整備の要望が多く出されたのに、なぜ道路や下水道などの生活関連基盤の予算まで減額したのか。
<
知事
建設促進を図っている道路もある。公共事業を削減すれば国庫支出金は減るが県の起債も抑制される。国から補助金があるものを目一杯確保する考え方は他力本願的。いただけるものはすべてちょうだいする腹一杯のバイキング形式からの脱却が必要だ。
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中村氏
一月下旬の県中南部の大雪をよそに、東京都千代田区長選に応援に出かけた知事の対応は、森首相同様、無神経と呼ばれても仕方ない。県民の生命と財産を守る最高責任者という自覚が感じられない。
<
知事
秘書課長らと電話やメールで刻一刻と変化する被害の連絡を常に受けていたが、結果として批判があるのは事実であり、今回を教訓としてさらに二百二十万県民の生命を守るべく知事としての役目を着実に果たしていきたい。
<
中村氏
脱ダム宣言の経過を見ると、唐突かつ独善的な手法に多くの県職員はまゆをひそめ、あきれ果てている。一月早々の私的な欧州旅行をした結果、予算編成が遅れに遅れたことの反省の弁はあるか。
<
知事
従来の査定方法にとらわれず、細部からの予算編成を行ったため、職員には大変な負担をかけた。奮闘してくれた職員にあらためて感謝する。脱ダム宣言については、職員からいささか意思疎通に欠けているという指摘があることは理解しており、私自身にも忸怩(じくじ)たるものがある。
<
中村氏
総務部長と土木部長に、脱ダム宣言に対する考えを聞きたい。
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青木輝政総務部長
事前に何の話もなく驚いた。発表前の打ち合わせでは、今後は相談してもらえるよう知事に申し上げた。
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光家康夫土木部長
ダム、遊水池、堤防などを有機的に組み合わせるのが治水で、宣言の根本的な考えについて土木部としては適切でないと考える。
<
中村氏
宣言は撤回すべきだ。
<
知事
撤回するつもりは毛頭ございません。
<
中村氏
昨年十一月施行のストーカー行為規制法についての県警の取り組みは。
<
松田広光県警本部長
これまでに九十七件のストーカーの相談があり、八件について行為者に警告した。このうち二件は被害者に防犯ブザーを貸し出すなどの対応を取った。別の四件では傷害罪など別の法令で摘発した。
<
今井勝幸氏(県政会、飯田市)
災害危機管理指令室(仮称)の位置づけと役割は。
<
知事
本年度内に県と県警で指令室の在り方を考える検討チームをつくり、さらに自衛隊など国の関係機関等を含めた拡大検討委員会を設置したい。
<
久保田元夫氏(県政会、上水内郡・更級郡大岡村)
造林事業への建設業者参入で森林組合が不安を感じている。
<
知事
造林事業全体では本年度の一・六倍程度の事業を計画しており、森林組合の事業量は増大すると考えている。
(2001年3月1日 信濃毎日新聞掲載)
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01030107.htm
当時の委員長に未来センター計画見直し釈明 田中知事
田中康夫知事は一日、県工科短期大学校(上田市)を訪れ、全面見直しを決めた「県子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)計画の基となった報告書(九八年)をまとめた当時の検討委員長、佐藤元太郎・同校長に対し、経過説明が遅れた点などについて釈明した。
会談は非公開で行われた。
佐藤氏は新しい検討委には加わらないものの、知事は会談後に
「計画を具現化していく段階で力になってもらう」
とした。
佐藤氏は
「テーマが同じようなことであれば協力したい」
と話している。
2001年4月2日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01040202.htm
未来センター検討委に向山氏追加 6日 都内で初会合
田中知事は二日、計画の全面見直しを決めている県の「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)について、第一回検討委員会を六日に東京都内で開き、メンバーに新たに県内関係者として、伊那市の保険取扱会社、流通経済研究所社長、向山信二氏(50)を加えることを明らかにした。
向山氏は伊那市在住、向山孝一KOA社長の弟で、同社の顧問も務める。
県PTA連合会理事、上伊那PTA連合会長、伊那小学校PTA会長などを歴任した。
知事は
「地元の風土や現状を熟知しており、経営という観点からも意見をいただけると思う。子どもや教育に関心も持っている」
と述べた。
検討委員会のメンバーには、既にディレクターとなる武蔵野美術大教授の柏木博氏ら県外の六人が決まっている。
二月県会では、メンバーに県内関係者を加えるべきだ、との要望が議会側から相次ぎ、社会委員会が付帯決議をした上で関係予算を認めていた。
第一回検討委員会は七人が出席して公開で開き、これまでの経過説明や自由討議を行う予定。
2001年4月3日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01040303.htm
未来センター検討委初会合 施設の性格など意見交換
田中康夫知事が計画の全面見直しを決めた「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)の基本構想を練り直すための検討委員会「有識者会議」(座長・柏木博武蔵野美大教授)が六日、東京都内で初会合を開いた。
この日は自由討議で施設の性格などを議論、今後現地視察や住民集会を行い、地元住民の意向を反映させることを確認した。
柏木氏のほか、東京女子大教授の黒崎政男氏、ソニーフロンティアサイエンス研究所の竹内幸一氏、画家・エッセイストの宮迫千鶴氏、国際基督教大教授の村上陽一郎氏、北里大教授の養老孟司氏と、地元代表として伊那市の流通経済研究所社長、向山信二氏の計七委員が出席。
事務局の県は、これまでの計画の基礎になった「子ども未来センター検討委員会」の報告書(九八年)と、県が策定した基本構想(九九年)を説明した。
自由討議では、宮迫氏が
「子どもだけでなく、子ども心を持つ大人にも枠を広げてほしい」
と幅広い年代層を対象に考えるべきだと主張。
「まず建物ありきではいけない」
(養老氏)
「施設に携わる人が熱意を持って科学の面白さを伝えられるかが重要」
(柏木氏)
など、運営に携わる人の人選やネットワークの構築を重視すべきだとの意見もあった。
黒崎氏は
「以前のプランのどこに問題があるのか検討しないと(議論に)実効性が生まれない」
と指摘。
この日、田中知事は右足の治療で入院したため会議を欠席したが、同氏は
「なぜ計画が止まったのか、明確な意味をまず知事から聞きたい」
と述べた。
今後は月一回ペースで開き、現地視察は委員がそれぞれに行う。
県側は
「今夏に一定の枠組みを出したい」
としており、県民を加えた「拡大検討委員会」(仮称)で、年内をめどに新たな基本構想を策定する方針だ。
2001年4月7日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01040701.htm
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20010427
ハローアニマルの二の舞
実はここしばらく子供未来センターに関して再度書かねばと思っていたのですが、タイムリーな発言があったので書いておきます。
二十四日午後の南安曇郡堀金村の国営アルプスあづみの公園建設地。
この日も、公園工事事務所長らに矢継ぎ早に質問を浴びせた後、
「子ども未来センターのような愚行にならないようにしなければならない」
と言い残して立ち去った。
同事務所職員らは、きょとんとして見送った。
信毎より
子供未来センターを愚行にしてしまったのは、実は知事本人でしてね、その証拠に、唖然とするような発言が検討委員の中であったことを、誰も気に留めていない。そもそも何が愚行なのかを知事が説明したことは一度も無い。
下記は、康夫ちゃんが入院中に東京で開かれた検討委員会に関する信毎の記事です。
黒崎氏(東京女子大教授)は
「以前のプランのどこに問題があるのか検討しないと(議論に)実効性が生まれない」
と指摘。
この日、田中知事は右足の治療で入院したため会議を欠席したが、同氏は
「なぜ計画が止まったのか、明確な意味をまず知事から聞きたい」
と述べた。
実はこれは、驚愕すべき発言でして、つまり検討委員が、「以前のプランの何処に問題があったのか」を知らされていない、「なぜ計画が止まった」のかを知事から聞いていないことを暴露している。
さてここで問題です。皆さんは、康夫ちゃんから、「子供未来センター」の建設を中断する論理的にして明快な理由を聞いたことがありますか?
彼は議会で、某かの数字を上げ、はたまた、論理的に妥当と思われる文章で、その中断を説明したことが一度でもありますか?
実は彼、ただの一度として、県民や地元に対して、なるほどこれでは止まっても致し方無い、一度立ち止まって再考しようと納得できるような説明は一切行ってません。
検討委員がのっけで
「なんで止まっちゃったんだろうね…‥」
と慨嘆するのもむべなるかな。
康夫ちゃんの説明は、なべて感覚的なもので、やれ電通が金だけ持っていっただの、人が来なくても構わないのならどうぞ勝手に作ればいいだのと、感情論だけで何一つ合理的な説明は無い。
それでも何となく、県民がこの件で、知事にちゃんと説明しろと言わないのは、この箱物が、後々結構な額の赤字を垂れ流すだろうことを自覚しているからですね。
問題は、田中康夫が言を左右にのらりくらりと誤魔化すように、コンセプトじゃないのね。
どんなコンセプトにしようが、この手の箱物で人を集めて黒字運営するなんてことは不可能です。
この検討委員会も、船頭多くしてという奴ですね。必要な人材は、経営学のエキスパートであって、康夫ちゃんのお友達たる有識者ではない。
求めるべきことは、コンセプトなどでもなく、経営学的に見て、もっとも赤字が少なくなり、かつ客もそこそこ呼べるという収支バランス上の判断に過ぎない。
このメンバーでは、これから売り出す新人タレントに着せるブレザーは、ヴェルサーチが良いのか?
それともイッセー三宅が良いのかを論ずるのが精一杯で、ランニング・コストを抑えるためにユニクロで我慢してでも多めに買い込んで変化を付けようなどという発想は生まれないでしょう。
そもそも、田中康夫が求めていること自体が、口から出任せの尻ぬぐいをさせるための、所詮、ヴェルサーチか否かのレベルに過ぎない。
何度も繰り返しますが、彼らの提示する案を田中康夫は絶賛した後に、出来上がった代物は、田中康夫が長野県に残す不良債権の象徴として長らく語り継がれることになるでしょう。今のハローアニマルが、前政権の不良債権の象徴と化しているのと同様に。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_04b.htm
未来センター検討委が現地視察 拡大委は県民公募
田中康夫知事が計画の全面見直しを決めた県子ども未来センターの基本構想を練り直すための検討委員会(有識者会議)=座長・柏木博武蔵野美大教授=が二日、建設地の上伊那郡南箕輪村大芝高原を初めて視察した。
視察の後、県側は、有識者会議を受けて開いていくことになる県民を加えた「拡大検討委員会」(仮称)について、七日から委員四人程度の一般公募を始めることを明らかにした。
視察には、養老孟司・北里大教授以外の六委員が参加。県青少年家庭課の説明で一帯を見て回った後、大芝荘で印象などを語った。
画家・エッセイストの宮迫千鶴さんは
「穏やかな緑に囲まれた雰囲気の延長にセンターを発想した方が良い」
と話した。
黒崎政男・東京女子大教授は
「周りの観光施設とのすみ分けを考慮しないといけない」
とした。
地元から選ばれた伊那市の保険取扱会社社長向山信二氏は
「村にとって本当に重要なプロジェクト。住民の熱意を感じ取ってほしい」
と強調。
柏木座長は
「(基本構想には)場所の固有性が出てくれれば…。現地を見たことで、理念を固め、選択肢を提出するところまでが検討委の役割」
とまとめた。
次回の検討委は十九日に東京都内で開く。
2001年5月3日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01050304.htm
子ども未来センター拡大検討委 委員公募 4人程度
田中知事が計画の全面見直しを決めた「子ども未来センター」(上伊那郡南箕輪村)について、県は9日から、基本構想案の策定に当たる「拡大検討委員会」の委員の公募を始める。
基本構想の練り直しを進めている「有識者会議」(座長・柏木博武蔵野美大教授)の検討結果をもとに、県民からの公募委員を加えた同委員会で、年内を目標に構想案をまとめる。
公募委員は四人程度で、対象は県内に住む十八歳以上の人。募集期間は九日から二十八日までで、書類選考と面接を経て六月中旬に決める。
初会合は六月下旬を予定し、月一回のペースで開く。
四月初めに設置した有識者会議は、今夏をめどに基本構想の素案をまとめ、拡大検討委に引き継ぐ。
同検討委には、有識者会議の委員七人がそのまま加わり、柏木座長が委員長に就任。
県民からの公募委員のほかに、専門知識や経験を持つ専門委員も随時委嘱し、基本構想案を策定する。
有識者会議、拡大検討委員会とも、それぞれ県内二カ所で住民との意見交換会を開き、検討に反映させる計画だ。
応募書類は県庁、各地方事務所、市町村役場で配布するほか、県のホームページにも掲載。
ほかに「子ども未来センターに関する私の提案」をテーマにした作文(千字程度)を添えて、郵送、ファクス、電子メールなどで提出する。
2001年5月8日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01050802.htm
<
2001.05.08
信毎特集より
全体として、康夫ちゃんべったりの姿勢を見せた割には、この企画はなかなかいいと思いますよ。
地方紙のレベルでここまで知事を批判できるのはたいしたものだと思いますね。
「これまでの県政は、審議会など形式的なプロセス(過程)を踏み、結果だけが突如県民に示されていた」
とし、これからは
「最初から市民にプロセスを見せながら、私が方向性を出し、それに対しても市民はあらゆる形で意見が言える」
。
知事は、新たな施策決定の流れをこう解説する。
これは、長野県ブランドに関する部分なのですが、笑っちゃいますよね。
たとえば彼が立ち上げた、学区制の審議会にしてからが、すでに康夫ちゃんの意に添っていないという部分で形骸化しつつある。
子供未来センターに関しても、参加者はすっぽかすし、方向も定まらない状況。
いったい、いついつまでに何回の会合を開き、何時間を検討に費やして結論を下すということすらはっきりしていない。
「結果だけが突如県民に提示される」という部分においては、これまでの審議会と何ら変わりなし。
市民はあらゆる形で意見が言えるというのも、嘘ですよ。
アクセスの方法があるというのと、実際に市民がそこにアクセスして意見を言うか否かというのはまったくの別問題です。
これは別問題として考えなければならない。
彼のようなスタンスというのは、実はこれまで公共事業を強引に進める役場が、
「意見表明のチャンスはあったし、窓口も設けたにもかかわらず、住民の反対は無かった」
とうそぶいて物事を強引に進めて来たのとまったく一緒じゃないですか。
そこでは、システム自体が形骸化している。
多くの県民にとって、FAXやEメールなんかより、地元選出の県会議員や市町村議会の方が、遙かにアクセスが容易な意見表明手段だという現実をわざと無視している。
そういう部分は厳しく批判されるべきなのに、この人が言うと、それで通っちゃうんだな。反論する人間が誰もいない。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_05.htm#20010508
知事24時(5月15日)「脱・記者クラブ」宣言
| 15日午前11時5分 | 長野市飯綱高原の県自治研修所で、平均二十七歳の若手県職員約三十人に講話。 |
| 午後0時10分 | 研修所を出発。十四日に視察した下伊那郡阿智村を訪れる途中、子ども未来センター計画予定地のある上伊那南箕輪村には「行かない」と明言していた点について記者団に聞かれ「時間があるということだったので、(同センター有識者会議委員で、同日予定地などを訪れていた)養老(孟司・北里大教授)さんに(伊那市で)お目にかかりました」。 |
| 1時45分 | 県庁で、県営住宅の基本構想に女性の視点を生かすヴィーナスプラン事業メンバーの女性建築家二人に委嘱状を手渡す。 |
| 2時5分 | 「脱・記者クラブ」宣言記者会見。 |
| 3時20分 | ブラジル・サンパウロの邦字紙「ニッケイ新聞」の高木ラウル社長らが表敬と取材のため訪問。高木社長は「知事から長野県人会へ『機会があれば日本の改革の現場を長野県で見てほしい』などとのメッセージをもらった」。 |
| 4時15分 | 須坂市旭ケ丘町公会堂で開いた住民座談会に出席。懇談会中に急きょ依頼され、終了後、旭ケ丘町区が秋にタイムカプセルを埋める公会堂横に、ヤマボウシを植樹。 |
2001年5月16日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01051601.htm
未来センター「動機に問題」 田中知事 検討委で説明
田中知事が計画の見直しを決めた県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)の基本構想を練り直す「有識者会議」は十九日、東京都内で第二回の会合を開いた。
初回を欠席した田中知事が初めて出席、
「従来の計画を一度壊し、議論の過程を県民がはっきりつかめるようにしたい」
と見直しの理由を説明した。
委員側は、座長の柏木博・武蔵野美大教授、北里大教授の養老孟司氏、ソニーフロンティアサイエンス研究所の竹内幸一氏、伊那市の保険取扱会社社長の向山信二氏、画家・随筆家の宮迫千鶴氏の五人が出席した。
田中知事は、養老氏の
「私たちはどこまで議論すべきか。理念か、具体案か」
との質問に、
「従来の計画は子どものためとは異なる不純な動機を含んでいる。
南信に文化施設が少ないから造ろうという観念的な目標設定、補助金行政の悪い一例だ」
と説明した。
柏木座長は
「検討の方法やシステム、理念が実現されるまでの過程をも再考する議論が今後必要になる」
と述べた。
竹内氏は、施設に頼らない実践として、子どもと一緒に自然に親しんでいる県内のボランティア活動を紹介。
宮迫氏は、施設の具体案と完成後の活用案を分けて考えることを提案した。
向山氏は
「完成後、長く利用される施設であることが大切だ」
と発言した。
2001年5月20日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01052007.htm
<
※ 子供未来センター
<
「従来の計画は子どものためとは異なる不純な動機を含んでいる。南信に文化施設が少ないから造ろうという観念的な目標設定、補助金行政の悪い一例だ」
と説明した。
信毎より
変な意見ですよね。だって南信に文化施設が少ないというのは、紛れもない事実じゃないですか?
それが動機で、じゃあせめて子供たちの役に立つものをと知恵を絞った部分に不純な動機があるとはとても思えない。
これをして不純だの醜悪だのと言うのであれば、およそ公共事業なんてものは不純で醜悪な代物ですよ。
一方、批判する計画を中止せず、進める理由について、田中知事は会議後の会見で
<
「行政の継続」
を強調。
<
「(センターとは違い)生命財産にかかわる計画なら大元から見直す必要がある」と述べた。
朝日より
これも妙な意見で、「行政の継続性」を言うのであれば、ダムの他にも止めるべきでないものは山ほどある。
長野市商店街の活性化計画は、生命財産に関わる問題でも何でも無いのに、知事の一言で止まった。
生命財産に関わる計画であるなら、むしろごちゃごちゃ言わずに早急に計画を進行すべきであって、逆にハコ物なんてのは全然急がさない。
ちゃらにして全然構わない。事実、子供未来センターに関しては、状況としてはチャラになっていると判断して間違いない。
それにしても、この問題。そもそも康夫ちゃんの側に、計画を止めた論理明快な理由が何一つない。
彼は「観念的な目標設定があった」
と揶揄しているが、これまで田中康夫が述べた中止理由こそ、観念論の最たるものであって、何ら具体性が無い。
さらに言えば、今回の有識者会談も二人が欠席した。この責任感の無いメンバーの選出にはいったい誰が責任を負うのか?
一人長野県のみならず、日本全国から注目されている問題であるにも関わらず、しかも初めて知事を交えて意見交換できるにも関わらず、二人欠席する。
どうなってんの?
私、ここで休んだのが康夫ちゃんが選任した文化人か、地元からの先任者か知らないけれど、早くも、審議会の無責任体質を露呈しつつある。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_05.htm
7月に未来センター中間報告 有識者会議
県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)の基本構想を練り直す「有識者会議」(座長・柏木博武蔵野美術大教授)は八日、東京都内で第三回会合を開いた。
各委員がこれまでに提示した構想を基に、七月下旬の次回会合で中間報告としてとりまとめ、公募委員も加わって夏に発足する拡大検討委員会に示すことを確認した。
七委員のうち六人が出席。
「展示が施設のすべてではなく、特殊な学校のようなものを考えては…」
(養老孟司氏)
「子どもがものづくりを体験でき、理科教育に熱心な人にサポートしてもらう」
(竹内幸一氏)
といった意見が出て、施設の性格を「教育施設」とする方向でまとまった。
基本構想案は拡大検討委で策定する。
地元の意向も取り入れて構想を実現に移すため、県民や県職員、建築や展示の専門家などの委員会を新設する提案も出た。
2001年6月9日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2001/01060904.htm
未来センター拡大検討委 公募委員7人決まる
県は十六日、子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村、仮称)の基本構想案策定のため公募していた拡大検討委員会の委員七人を決めた。
地元の南箕輪村からは八人の応募があったが、
「参加意欲や構想への提案内容などで判断した結果で、地元の枠は設けなかった」
(青少年家庭課)
として選任しなかった。
拡大検討委は、有識者会議の委員七人に公募委員を加えた十四人で九月ころ発足予定。県民との意見交換会などを経て基本構想案をまとめる。
公募は五月に行い、県内から六十七人が応募。書類選考と面接で男性五人、女性二人を選んだ。
地元村民を選ばなかったことについて同課は
「意見交換会などで発言してほしい」
としている。
公募委員は次の通り(敬称略)。
| 臼田さかえ | (佐久市、シュタイナー教育講師) |
| 内田幸一 | (長野市、幼児教室主宰) |
| 内堀法孝 | (諏訪市、会社員) |
| 大谷勝己 | (茅野市、市教委職員) |
| 片桐靖喜 | (駒ケ根市、伊那弥生ケ丘高校講師) |
| 北村俊郎 | (伊那市、伊那小学校長) |
| 吉田由季子 | (上伊那郡長谷村、大学生) |
2001年7月17日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200107/01071701.htm
知事24時(10月14・15日)南箕輪で子ども未来センター拡大検討委
| 14日 | 午前10時 | 東筑摩郡波田町の知的障害児施設「県信濃学園」の創立五十周年記念式典。終了後、入所児童の絵が入った新名刺を披露。 |
| 午後1時 | 上伊那郡南箕輪村で開いた子ども未来センター拡大検討委員会であいさつ。 |
| 4時5分 | 長野市の県民文化会館で就任一周年記念の政策討論会。テロ対策特別措置法案に反対する自由党の小沢一郎党首に同調する民主党の大橋巨泉参院議員に「どう? 小沢さんのところにみんなで一緒に小異を残して合体したら」。 |
| 15日 | 午前8時50分 | 登庁。県農協中央会などの代表が狂牛病問題の影響で要請。 |
| 9時45分 | 大原学園日本スポーツ科学専門学校サッカークラブが訪問。 |
| 10時 | 「ようこそ知事室へ」。松本市の親子は、いじめや体罰などの問題を訴える窓口開設を求め、伊那市の母親(50)は養護学校への訪問看護の予算化を要望。県手話通訳士協会は手話通訳の待遇改善を、県助産婦会助産所部会は産後ケア事業の強化を要請。 |
| 午後2時 | 長野市の県林業センターで県林務部の職員研修会。「今後の県組織再編では水と緑の問題をひとくくりにして取り組める森林部をつくれないか考えている」 |
| 4時半 | 同市のホテルで県消防協会役員と意見交換。「今までの(県の)防災訓練は知事に見せるためのセレモニー。もっと実のある訓練に変えるべきだ」と指摘した五十嵐幸男協会長に、「次回は消防団の方々に企画会議から入っていただき、ほかの県が驚くような訓練に変えたい」。 |
| 9時25分 | 退庁。 |
2001年10月16日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200107/01101601.htm
子ども未来センター拡大検討委 知事、あいさつだけで退席
(2001/10月16日)
後援会主催の討論会へ
「子ども未来センター」計画を再検討する拡大検討委員会の初会合と、県民との意見交換会が十四日、南箕輪村の村民センターで開かれた。
田中知事は委員会の冒頭にあいさつしたが、知事の後援会主催の討論会に出席するため、委員らの意見を聞くことなく退席。
参加者からは
<
「公務より支持者の集まりが重要なのか」
と批判の声が出ていた。
拡大検討委員会は、基本構想素案をまとめた有識者会議のメンバーに、公募委員七人を加えて構成。
有識者会議座長の柏木博・武蔵野美大教授が委員長を務め、素案に基づいて今年度内をめどに基本構想を策定する予定。
初会合では田中知事が
<
「幅広い意見を反映した基本構想にしてほしい」
とあいさつ。
知事退席後、今後の議論の進め方や施設の対象年齢などについて意見が交わされた。
公募委員からは
<
「県民はいつ施設ができるかに最も関心を持っているので、はっきりさせた方がいい」
と意見があったが、柏木委員長は
<
「先に期限を決めるのでは今までの公共事業と同じ」
と否定的な考えを示した。
また、意見交換会には約七十人が参加。
<
「子どもの意見を採り入れる機会を」
<
「会議はできるだけ地元で開催を」
などの要望があった。
また、有識者会議の役割について柏木委員長は、
<
「地元と利害関係のない立場で、基本計画策定後もチェック機構として存続していく」
との考えを示した。
一方、途中退席した知事に対して同村の大熊恵二村会議長は
<
「自分で見直しを決めておきながら、支援者との集まりを優先するとは、常識では考えられない」
と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/001/51.htm
知事に抗議 県主催シンポ出席断り後援会イベント出演
(2001/10月20日)
ボランティア団体「背信行為」と公開質問状
今月十四日に長野市の県民文化会館で開かれた後援会主催のイベントに出演した田中知事が、同じ時間帯に同会館で行われた県主催のボランティア関連のシンポジウムについて
<
「別の公務がある」
と出席を断っていたことが十九日明らかになった。
シンポジウムの運営にあたった「二〇〇一年ボランティア国際年ながの推進協議会」の浅川信隆会長らが同日、県庁を訪れ、
<
「ボランティアに対する背信行為だ」
と抗議、知事に正式な釈明を求める公開質問状を提出した。
同協議会などの説明によると、協議会側は今年二月から七月にかけて、県の担当課を通じて知事にパネリストとしての出席を再三要請。
これに対して知事側は七月末、
<
「当日は公務のため長野市内にいない」
などとして断ってきた。
ところが知事はこの日、午前中は公務で南箕輪村にいたが、午後は長野市に戻り、一足先に開かれていたシンポジウムをしり目に、隣の中ホールで開かれた田中県政一周年記念のイベントに出演した。
イベント出演の数分前、シンポジウム会場の舞台裏を訪れ、一部のスタッフに謝罪したが、シンポジウムの参加者約千五百人のうち数百人が知事出演のイベント会場へ移る一幕もあり、
<
「知事に妨害された」
と悔し泣きするボランティアもいたという。
知事は不在で、公開質問状を受け取った青山篤司・県政策秘書室長が
<
「日程調整に不備があり申し訳なかった」
と陳謝したが、浅川会長らは
<
「調整不足というだけでは済まない問題だ」
と怒りをあらわにしていた。
【下諏訪ダム地権者ら 用地買収要望書に回答ないと】
下諏訪ダム(下諏訪町)の地権者らが十九日、田中知事に先月二十日に提出した用地買収を求める要望書に回答がないとして、県諏訪建設事務所の北原正義所長に早急な回答を求める申し入れ書を提出した。
申し入れ書では、回答がないことを
<
「誠意のかけらもない取り扱い」
と批判。
県が予定地内に住む地権者に土地買収を約束する確約書を渡していたことを巡っても、
<
「(知事が)記者会見で地権者に責任があるかのように述べたことに憂慮と強い怒りを覚える」
と抗議し、今後の交渉は地権者会と地元対策委員会を通じて行うよう求めている。
これに対して北沢所長は、確約書については
<
「地権者への説明に配慮が欠けていた」
と責任を認め、申し入れの趣旨を知事に伝えるとした。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/001/53.htm
子ども未来センター 拡大検討委が施設内容論議
県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)の基本構想を策定する拡大検討委員会(委員長・柏木博武蔵野美大教授、十二人)は二十七日、県庁で二回目の会合を開いた。
「有識者会議」が素案で示した基本テーマ「サイエンス」に沿ってどんな施設にすべきかを論議した。
十委員が出席し、それぞれ持ち寄った私案を説明。
委員からは
「森林から知識を求め、生物、生命など物事の本質を見つめられないか」
「自然をテーマにしないと、自然に恵まれた(建設予定地の)大芝高原に造る意味が薄れる」
など、森林、自然環境を具体的な切り口にすべきだとの意見が出た。
続いて開いた県民約二十人との意見交換会では、施設建設の必要性自体を疑問視する意見があったが、柏木委員長は
「学校教育で欠如した部分をサポートするための施設。学ぶことや知ることの必要性は普遍的にあり、それを満足させる施設を造る必要性はある」
と述べた。
2001年10月28日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200107/01102801.htm
知事答弁めぐり紛糾 県会 2時間近く中断
十三日の県会一般質問は、菅谷昭・衛生部医監の人事や子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)見直しをめぐり
<
「田中知事に答弁漏れがある」
として、質問者の宮沢宗弘氏(社県連)が議事進行や動議を出し、本会議が二時間近く中断するなど紛糾、十四日に知事が再答弁する異例の事態になった。
知事が九月議会で菅谷氏を
<
「部長級の技監として登用する」
と答弁。
その後県人事委員会の見解を受けて、課長級の医監で採用した経過を取り上げ、
<
「議会答弁をどう考えるのか」
と質問。
知事は
<
「公衆衛生に関する人事委との考え方の相違」
と述べたが、宮沢氏は
<
「知事の個人的な判断と情実による特定個人救済の人事だ」
などと決めつけ、繰り返し答弁を求めた。
議場からも
<
「申し訳ありませんと謝れ」
と激しいやじが飛んだ。
子ども未来センターについては、交付税措置を見直す国の方針を受け
<
「財源の見通しはあるのか」
<
「検討委員会に期限を設けるべきだ」
と追及。
知事が
<
「財源は検討委の案を勘案して考えたい」
と明確にしなかったのを不満とした。
本会議場を出た知事は
<
「議会の方に聞いてください。私は答弁していますから」
。
宮沢氏は
<
「議会での発言の重みを考えるべきだ」
。
石田治一郎議長が調整を行ったが折り合いが付かなかった。
2001年12月14日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200107/01121402.htm
未来センター基本構想素案 検討委が来月 中間集約
県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)の基本構想を策定する拡大検討委員会(十二人)は十六日、茅野市内で四回目の会合を開き、施設内容や運営のあり方などの本格的な議論に入った。
これまでの意見を次回来年一月二十日に中間的に集約した上で、引き続き検討することを決めた。
十委員が出席。
この中で委員からは、
県内産業界の技術者が参画し、子どもへの技術伝承を図るなど、幅広い人材協力を得る運営方法の検討が必要
―との指摘が出た。
また、前回、施設で扱う分野を「自然」とすることでまとまったが、
「ほかの施設にはない『目玉』があるかどうかの検討を進める必要がある」
との意見も出た。
この日は会合に先立ち、茅野市尖石縄文考古館を視察した。
2001年12月17日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200107/01121701.htm
基本構想案の試案示す 未来センター検討委員長
県子ども未来センターの拡大検討委員会は二十四日、建設予定地の上伊那郡南箕輪村の村民センターで七回目の会合を開いた。
柏木博委員長がこれまでの検討結果を基に基本構想案の試案を示し、三月末の同構想案づくりに向け、詰めの協議に入った。
試案などによると、「知を求めること」「知る喜び・感動」などの意味を込めた基本理念「サイエンス」に沿って、センターの扱う領域を「いのち」と「科学の原理」とする。
利用対象は小中学生を中心に幅広く想定し、各プログラムや展示では対象年齢層を一定程度明確にする、とした。
「いのち」については、人、環境、循環、森林、動植物の各分野で構成。
「科学の原理」は、自然界のさまざまな知覚現象に触れ、試したりできる展示物を設ける。
センターは中小規模の施設が点在する形態をとり、各施設を可能な範囲から段階的に稼働させる「ソフトオープン」にすることも求めている。
拡大検討委後に開いた住民との意見交換会には約六十人が参加。
「建設財源は確保できるのか」
「観光施設ではないのでイベント型にしてほしくない」
「プログラムの開発にもお金をかけて」
などの声が出た。
山口一男南箕輪村長も発言し
「土地を提供する村民の合意を得るには、具体的な姿が描かれて初めて議論ができる」
と、建設に向けた検討を急ぐよう、あらためて要請した。
2002年2月25日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/02022502.htm
知事24時(3月23日)子ども未来センター拡大検討委員会に出席
| 23日午後2時50分 | 東京から戻り、上伊那郡南箕輪村で開いた子ども未来センター拡大検討委員会の会合に出席。 |
| 3時 | 会合後、検討委の柏木博委員長と記者会見。 |
| 3時35分 | 同村の山口一男村長らと会談。その後は伊那市内の民有林を視察。 |
2002年3月24日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/02032403.htm
いのち 科学の原理が柱 子ども未来センター基本構想案
松本糸魚川連絡道路計画について話し合う田中知事と腰原大町市長ら
県子ども未来センターの拡大検討委員会は二十三日、建設予定地の上伊那郡南箕輪村で最終回の会合を開いた。
基本理念に掲げた「サイエンス」に基づき、センターで扱う分野を「いのち」と「科学の原理」とすることを柱とした基本構想案をまとめた。
構想案によると、人間や動植物、環境、循環、森林などについて学び、体験や活動を通して「いのち」の大切さや共生の心を子どもに伝える。
「科学の原理」では、普遍的な科学原理や自然界の知覚現象を体感できるようにする。
主な活動内容として、二分野に関する展示や、創作、実験など屋内外での体験活動のほか、学校教育の支援、子どもたちの活動発表、展示物を乗せたバスの巡回などを盛り込んだ。
センターは中小規模の施設の点在型とし、開設準備の早い段階から現地に準備室を設けてセンターでの活動がイメージできる事業を行ったり、可能な部分から稼働させるなど、「ソフトオープン」の必要性を指摘した。
県は来年度、構想を具体化するため、科学、博物館、建築などの専門家や地元関係者らで構成する「実行委員会」を設置し、施設設計や事業内容など基本計画の策定を進める。
ただ人選や発足時期については「未定」としている。
2002年3月24日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/02032401.htm
26日に第1回委員会 未来センター基本計画案策定
県は十六日、建設計画を練り直している上伊那郡南箕輪村の「県子ども未来センター」(仮称)の基本計画案を策定する実行委員会のメンバー十五人を発表した。
委員長には藤森照信・東大教授(建築学)を選任、二十六日に第一回委員会を同村で行う。
実行委は、拡大検討委員会(委員長・柏木博武蔵野美大教授)が三月にまとめた基本構想案を基に、展示内容や建物などの具体案をつくる。
県によると、本年度中に基本計画案を策定。施設は二〇〇三年度末に着工し、〇六年度オープンを予定している。
藤森氏の委員長選任について、田中知事は記者会見で
<
「自然の中に溶け込む建物をつくっている方。構想を具現化するのに適役と判断した」
とし、
<
「委員長として計画をとりまとめるだけでなく、案を立体化させる際に施設のデザインをしていただきたい」
と述べた。
委員には、拡大検討委の公募委員だった幼児教室主宰の内田幸一氏(長野市)と会社員の内堀法孝氏(諏訪市)、有識者会議メンバーの柏木氏、向山信二・流通経済研究所社長、養老孟司・北里大教授が引き続き就任。
新たに、大熊恵二・南箕輪村議会議長(村推薦)と斎藤秀夫・上伊那広域連合事務局長(広域連合推薦)、有識者として清水慶一・国立科学博物館理工学第四研究室長、中村正行・信大助教授(設計工学)、山下裕二・明治学院大教授(日本美術史)を選任した。
笹田久夫社会部長ら県職員四人も加わる。
センターの計画見直しでは、専門家六人の有識者会議が昨年九月、センターの理念などを盛った基本構想素案を策定。
その後、公募委員七人を加えた拡大検討委員会をつくり、今年三月、センターで扱う分野を「いのち」と「科学の原理」とする基本構想案をまとめた。
2002年5月17日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/02051704.htm
知事24時(5月26日)子ども未来センター実行委に出席
| 26日午前11時 | 前日、県スキー再興戦略会議に出席後、宿泊した新潟県新井市から上伊那郡南箕輪村へ。 |
| 午後1時半 | 南箕輪村で子ども未来センター(仮称)実行委員会に出席。 |
| 3時 | 伊那市内で外国籍県民集会に出席。難民認定を申請中のトルコ国籍のクルド人男性の訴えに、日本の難民政策を批判して「私は普段から外務省ではなく害のある無能な省と言っている。難民申請については法無能省だ」。 |
| 6時55分 | 会場を出て長野市の自宅へ。 |
2002年5月27日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/02052702.htm
<
■2002/05/28 (火) 子ども未来センターの将来が楽しみになってきた
田中知事が就任間もないころ、以前の「子ども未来センター」の計画をいったん白紙にして、全面的に見直すことを表明(選挙運動中に、予定地の近くを通ったときから、計画に疑問を呈していたという)。
2001年の初めから、有識者による「有識者会議」、そこに地元関係者や市民を加えた形の「拡大検討委員会」による話し合いが続けられ、今年3月「基本構想」がまとめられるに至った。
http://www.pref.nagano.jp/syakai/seisyounen/komirai/kodomo.htm(これまでの経過)
それをもとに、施設の役割・機能や設計まで具体的にするため、今月実行委員会が立ち上げられるに至った。
このメンバーを見て「何だか面白いことになりそう」と俄然ワクワクし始めた私が居る。
- http://www.pref.nagano.jp/syakai/seisyounen/happyou/jikouiin.pdf(実行委員会メンバー)
- http://www.nagano-np.co.jp/cgi-bin/kijihyouji.cgi?ida=200205&idb=233(第一回委員会の様子)
委員長の藤森氏は、長野県(茅野市)出身で、「建築探偵」シリーズや赤瀬川原平氏らとの「路上観察学会」など、建物や街を”現場に出て”考える活動を長く行ない、最近は自然物をふんだんに使ったユニークで生き生きとした建物の設計を立て続けに行なって注目度が高まっている。
わかりやすく、深い思索のあとを感じさせる数々の著作や文章も魅力がある。
http://chuta.iis.u-tokyo.ac.jp/fujimori/f-keireki-fs.html(藤森氏の仕事、ページ左上をクリックして作品の画像もぜひご覧ください)
と、いろいろ挙げているように、私はかなりの藤森ファンで、ひそかに
「子ども未来センターを考えるメンバーあたりに加わったらいいなぁ」
と思っていた節があったので、起用を聞いたときには快哉を叫んだものである。
電通設計(当初計画)当時の「宇宙船が地上に舞い降りた」姿をイメージしたというもののカケラも残らないものになるのは確実だが、建設予定地のかつての住民が「100年後の子ども達のために残したい」と広大な土地に植えたおびただしい本数の木々と立地条件を存分に生かした建物と、フレキシブルな展示・運営と、子ども達や、むかし子どもだった人々の心に真に触れる施設ができることを望んでやまない。
K嬢の田中県政ウォッチング日記
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=95992&log=200205
6月県会 知事提案説明の要旨
6月21日(金) 掲載
【地球温暖化】
信州・地球温暖化対策研究会から「地球温暖化対策『長野モデル』第一次提言書」をちょうだいしました。県内すべての小中学校、高等学校における十キロワット以上の太陽光発電、ガードレールへの県産材使用、飲料自動販売機設置台数を半減、信号機の電球を発光ダイオードに変更、企業も「削減目標計画策定や温室効果ガス排出量報告・公表制度の確立などにより、産業部門の温室効果ガスの排出量を六%削減」を行う。これら数々の提言は、時計に代表される精密機械で“東洋のスイス”と呼ばれた長野県が、二十一世紀に目指すべきは“日本のスウェーデン”であると示唆しているように思えます。
日本の背骨に位置し、あまたの水源を擁する本県には、二百二十二万人の向上心にあふれる県民が暮らし、こうした一人ひとりの自律的な努力のたまものとも呼ぶべき豊かな文化と優れた産業が、比類なき自然環境に恵まれた県内各地に確立しています。今後、せき学で知られ、文化勲章の受章者でもある宇沢弘文氏らのご意見も伺いながら、これら長野県の「社会的共通資本」を、より有効に活用し、一人ひとりの県民、一つ一つの地域が、それぞれに自分らしく、地域らしく生きていける社会を再構築していきます。
【景気・雇用】
産業活性化・雇用創出推進本部を四月に設置いたしました。これまでの対策本部という受身的な形から一歩踏み込んで、推進本部として全庁を挙げて積極的かつ有機的に取り組みを行うものです。
今回の景気低迷は、単なる景気循環的なものではなく、産業構造的な問題です。これを解決するためには、経済・雇用の当面する緊急的な課題への対応に加えて、中長期的な観点からの新たな取り組みが必要です。すなわち、新たな経済フロンティアを開拓していくためには、民間、大学と行政が一体となって産業構造を転換していくことが不可欠です。長野県には優れた技術力を持つ製造業だけでなく、県土の78%を占める森林を有し、園芸作物を中心に全国有数の農業県としてブランド力を持った農林業、あるいは上高地、軽井沢など優れた観光資源を持つ観光業という大きなコンテンツ(中身)があります。これを真の意味でのコンテンツに変えることが必要です。「優しさ、確かさ、美しさ」をキーワードとして、既存産業のポテンシャル(潜在能力)と福祉・医療、教育、環境等の新たな成長産業分野との連携、融合を進め、新しい産業を育成し、雇用の創出を図ってまいりたいと考えています。
【治水・利水】
六月七日、県治水・利水ダム等検討委員会から、浅川及び砥川の「総合的な治水・利水対策について」の答申をいただきました。決定過程こそ最大の河川政策であるという考えから、住民参加と情報公開について、最大の努力が図られました。比類なき住民参加と情報公開により、多くの市民が関心を持ち、行方を見守り、あるいは解決点を見いだすべく議論に参加し、治水・利水を確立していく過程は、まさに民主主義のスタンダード(標準)です。
検討委員会では、ダムの建設に河川改修を組み合わせた案とダムによらない河川改修単独案の二つの対策案が報告された浅川・砥川両部会での議論を含め、多角的な審議、精力的な検討がなされました。これまでの審議の内容及び委員から寄せられた意見を総合して、その多数を優先し、浅川、砥川の総合的治水・利水対策としてダムによらない河川改修単独案及びそれに対応する利水案が答申されました。なお、ダムを支持する意見もかなりあったことが付記されています。
私は一貫して委員会の議論を尊重しながら見守ってきました。この答申を尊重して、その趣旨を踏まえ浅川、砥川の治水・利水対策を実施していきたいと考えています。しかしながら、そのためには、いくつかの課題を解決しなければなりません。河川整備計画についての流域住民の理解や国の認可、水源の確保を含め水道事業者としての市・町との協議、事業実施に当たっての県財政との整合性についてなどであり、このほかにも多くの課題があります。これら一つ一つに関して、解決への見通しを把握し、県公共事業評価監視委員会にもお諮りした上で最終的な判断を行い、確実な治水・利水対策を実施していきたいと考えています。
【子ども未来センター】
基本構想では、センターのテーマを「サイエンス」とし、二十一世紀を生きる子どもたちへの願い、メッセージとして主に扱う領域・施設イメージを「いのち」「科学の原理」としました。今年度は、この基本構想を基に、地元の方にもご参加いただいて、新たに設置された実行委員会において、基本計画を策定することとしています。現時点の目標としては、基本計画策定後、施設等の設計を行い、平成十五年度末には着工、平成十八年度の早い時期における開館を目指したく考えています。
【しなの鉄道】
懸案となっていた社長には、エイチ・アイ・エス(HIS)出身者を充てることとしました。進取の気性に富む斬新な経営感覚でHISは、短期間に運輸旅行業界の雄としての地位を築き上げました。そうした企業で育った人材を登用することは、従来の発想にとらわれず、新しい鉄道運輸会社を構築する上で極めて望ましいことであり、沿線住民のみならず、広く利用を全国に発信していく上でも、今後アイデアを具体的に提示できるものと考えています。新体制の下、経営改革に向けた大胆な取り組みの実践がなされることを期待しています。
【県政改革ビジョン】
四月以降、私は、県政が抱えている課題や取り組むべき施策などについて、各部局長がどのような心構えで、何を目標に掲げ、その目標達成に向けて具体的に何をするのかについて議論を交わしました。そして、「協約」という形で県民の皆さんに明らかにしました。その進ちょく状況、達成状況につきましても明示することとしており、県政の「執行役員」たる部局長と共に、県政改革の共同作業を進めていきます。
行政改革に関しては、四月に行政改革推進室を新設し、県政をとりまく環境の変化に効率的かつ迅速に対応できる行政システムへの大胆なる改革に向けて本格的に始動しています。本庁部局のスリム化と再編、現地機関の総合化など組織の再構築や、県が出資または関与する五十七の外郭団体についての統廃合を含む抜本的な見直し、あるいは、市町村や民間等との役割分担の見直しなどの項目について、来年秋の新たな行政改革大綱策定に向け鋭意取り組んでいきます。
財政改革に関しては、これまでの財政構造を改革し、財政の健全化を図るため、今後の中期的な財政運営の指針となる財政改革基本方針を先般策定しました。この基本方針を基に、予算編成会議を改組、設置した財政会議を中心に検討を進め、秋に向けてそれぞれの取り組みごとに収支改善目標額を定めた「財政改革推進プログラム」を策定していきます。
【財政見通し】
本年度の財政見通しについては、県内景気の厳しさを反映して、県税で約四百億円の減収が見込まれ、地方交付税についても国の減額を受け、二年連続のマイナスが予想されるなど、主要一般財源を確保することが大変厳しい状況です。歳出面では、公債費や介護保険関係費の増加が見込まれ、昨年度をさらに上回る厳しい財政運営を強いられる見込みです。予算の執行等におきましても、職員一人ひとりがこのような危機的な財政状況を真剣に受け止め、徹底した経費の削減と効率的な執行に最大限努めていきます。またそうした中にあっても、地域経済の活性化や雇用の創出といった喫緊の課題には機動的に取り組んでいきたいと考えています。
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2002/teian200206.htm
「こどものまち」整備案 未来センター実行委会合
計画を練り直している子ども未来センター(仮称、上伊那郡南箕輪村)の基本計画案を策定する実行委員会(藤森照信委員長、十五人)は三十日、長野市内で二回目の会合を開いた。
展示と活動について検討しているワーキンググループがそれぞれ経過を報告。体験を通して子どもたちの興味を喚起するための「こどものまち」整備など、具体案を示した。
今後内容を詰め、十一月二日に上伊那地方で地元住民との意見交換会を開く。
「教え込む展示ではなく、『遊び学習』の空間を創造する」のが基本的な考え。
「こどものまち」は、ごっこ遊びを体験できる街並みや広場、多様な仕掛けで科学を学ぶ「科学原理の山」などを備えた屋内の広いスペースとし、この区域に入れるのは小学生以下の子どもだけ。
センターの入り口に位置づけた。
入場者はこどものまちを経て、自然現象や科学の原理を芸術的に表現した「サイエンスアート」の定期募集作品、超音波や紫外線カメラによる「人体を見る」コーナーなどを見学する。
活動には、ビオトープ(生き物の生息空間)作りやロボット制作が挙がった。
<
「テーマパークの縮小版のようにも見られないか」
などの意見に、藤森委員長は
「乗り物が用意されたテーマパークとは違った、子どもたちの心の中にある不思議なまちを作りたい」
と述べた。
2002年10月1日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02100106.htm
未来センター元公募委員ら 実行委案の対案策定へ
三月に終了した県子ども未来センター拡大検討委員会の元公募委員四人が十四日、自費で五、六月に行った海外のサイエンスセンター視察報告会を、建設予定地の上伊那郡南箕輪村の村民センターで開いた。
九月末の実行委員会で示された具体案に対し、視察結果や拡大検討委がまとめた基本構想案を基に「県民案」を策定するため、元公募委員四人と報告会出席者約十人はネットワークを立ち上げる方針で一致した。
元公募委員らは、拡大検討委が解散した後も活動を続け、先進地の取り組みを調べるため五月下旬にドイツ、六月下旬に米国とカナダのサイエンスセンターを視察した。
報告会では、
<
自然の中で動植物や岩石などに直接触れられるハノーバー(ドイツ)の「生物教育センター」と、数々の実験装置で遊びながら科学的な現象を体感できるサンフランシスコの「エクスプロラトリアム」が、それぞれ基本構想案の柱である「いのち」と「科学の原理」の参考になる
―とした。
その後の話し合いで、「こどものまち」などを盛り込んだ実行委員会の具体案について、
<
「人工的なテーマパークのよう」
<
「基本構想案の内容が伝わっていないのではないか」
などの批判が相次いだ。
出席者らは、自然に直接触れられる市民参加型のセンター案を提示することで一致。
近くネットワークを設立し、元公募委員が二月に公表した基本構想案のイメージ図を基に、案をまとめる方針だ。
2002年10月16日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02101608.htm
再び問われる「住民参加」 子ども未来センター計画
活発な意見が出た県民と実行委員会との意見交換会
県子ども未来センター(仮称)の計画案づくりで、実行委員会が三回目の委員会を開いた二日、実行委の計画案づくりは
<
「住民の目の届かないところで進めている」
と感じる有志が同じ伊那市内で、委員会と並行して独自の計画案を作り上げるネットワークを設立した。
センターの「基本構想」づくりに携わった拡大検討委員会の元公募委員が中心メンバー。
田中知事が
<
「住民との合意形成が十分でない」
と始めた計画の練り直しは、具体案作成の段階となって、あらためて「住民参加」のあり方が問われている。
<
「親子が体験を共有できることも重要」
<
「展示物ばかりでなく、(建設予定地の上伊那郡南箕輪村)大芝高原の自然にも触れられるようにしないと」
。
実行委終了後、県が伊那合同庁舎で開いた住民対象の意見交換会では、地元小学生も含め約十人が意見を述べ、終了は予定を一時間以上オーバーした。
意見交換会には、拡大検討委の元公募委員らが中心となって同日設立した「SCIO(スキオ)ネット」のメンバーも参加、発言した。
ネット設立発起人には、元公募委員で実行委員会メンバーの内田幸一さん(長野市)、内堀法孝さん(諏訪市)も名を連ねる。
ネットの中心メンバーは約十人。
<
「実行委は作業を進めるだけ。県民感覚と離れている」
とし、今後インターネットなどを通じて幅広く意見を集め、「県民が求める案」を来年二月をめどに提示したい考えだ。
未来センターの計画練り直しは田中知事の見直し発言に始まり、幾つかの段階を経てきた。
学識者ら七人による「有識者会議」が昨年九月に基本構想の素案を示し、そこに公募委員を加えた「拡大検討委」が基本構想を策定。
これを踏まえて「具体的な絵を描く」目的を託されたのが現在の「実行委員会」だ。
だが、この日までに開いたのは五月、九月の二回だけ。
内堀さんは
<
「開かれた議論の場になっていない」
と指摘する。
ネットのメンバーが疑問を感じているのは、基本構想を策定した拡大検討委と実行委との「連続性」だ。
<
「基本構想がまったく生かされていない」
<
「委員長の人選はどうやったのか」
。
ネットの準備会ではそんな意見が相次いだ。
これに対し事務局の県は
<
「拡大検討委はあくまで『構想』を作るのが目的」
(笹田久夫社会部長)
と強調する。
<
「具体的な段階でよい計画を作るには、それなりの識見と専門性を持った人による議論が必要」
と「役割」の違いを説明。
委員長や委員の人選も
<
「知事に任された問題」
とする。
ただ、
<
県がそうやって「役割」を区切って進めることで、計画を練り直した目的の「住民参加」がかすんでいるのではないか
―との疑問がネット参加者にぬぐえない。
「いつの間にか決まっていた計画」を練り直し、住民の考えを反映させて新たな計画づくりを目指したはずの県子ども未来センター。
それが、
<
「意見交換会で出た意見が本当に計画に反映されるのか疑問」
(ネットメンバーの一人)
と受け取られてしまっている。
拡大検討委の元公募委員臼田さかえさん(佐久市)はネットの試みを
<
「どこまで住民参加が可能なのかの挑戦」
と位置づける。
田中知事は一日の会見で、ネットの動きについて
<
「意見交換会で十分に意見を言っていただければ」
と述べるにとどまった。
藤森委員長はこの日、
「田中知事が(計画を)見直した理由は知らない」
と述べ、住民の声は
「まだ、これから反映させることはできる」
。
その方法を、事務局の県側は
<
「こうした意見交換会を重ねるしかない」
とする。
が、村民からは
<
「結局は偉い先生たちで決めてしまうのか」
との声も漏れている。
(森健一朗、東条勝洋記者)
2002年11月3日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02110302.htm
未来センター 元公募委員ら 子どものための施設目指す
上伊那郡南箕輪村に建設が予定されていた県子ども未来センターの独自計画案を作るため、拡大検討委員会の元公募委員らを中心に集まった「スキオねっと」が二日夜、同村大芝公園内の研修センターでワークショップを開いた。
県が事業を凍結しても計画案を策定し、子どものための施設建設実現を目指すことで一致した。
上伊那をはじめ長野市、松本市などから約二十人が出席した。田中知事の凍結表明に対し、
「プロセスを明らかにせず、突然決定だけを伝えるのは民主的でない」
といった意見が出た。
一方で
「原点に立ち戻り、実際に利用する側から具体的な施設を提案できるようになった」
と、前向きにとらえる声も目立った。
同夜の話し合いでは、拡大検討委がまとめた未来センターの基本構想を基に、上伊那の地域性を生かした施設を造る―との方向性を確認。
次回から中身の具体的な検討に入ることにした。
元公募委員で、一日に審議を終了した実行委員会のメンバーだった内堀法孝さん(諏訪市)は
「自分たちが求める施設を提案し、行政や民間企業に建設への協力を呼び掛けたい」
と話していた。
2002年12月4日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02120402.htm
掲示板より
<
170
名前:名無しのかかし
投稿日:2002年11月27日 22:56 ID:Ry43/vnE
長野県の夕方のニュースでは「子ども未来センター(仮称)計画、凍結」ってのが大きかった。
これっていつかこのレスでも話題になってたけど、公募委員とか市民の意見とかで、康夫チャンのお友達の案が否定されたからかね?
住民参加の事業にしたくない行政のやり方? それとも康夫チャンのお友達が「実行委員長をヤメル!」って言ったから?
<
171
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月27日 23:00 ID:DJnoMRtd
»170
まぁ、止める言い訳には財政云々を持ち出すんだろうな。
だったらなぜ2年前の時点で凍結しなかったのかと(以下略)
<
213
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 17:18
本日のK嬢の日記より
<
<今月の日記では「県の待ったなしの状況」「それに臨む不退転の決意」に言及する機会が多い…。>
「二年前から分かり切っていた状況」「それを放置していて突然支離滅裂をやり始めた場当たり政治」に言及
の間違いでないの?
<
214
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 17:22
»213
「二年前から分かり切っていた状況」
神か?
<
215
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 17:24
»214
ちょっとでも経済や財政の基礎知識がある人間なら、長野県財政のヤバさは数年前からわかっていましたが?
分かってなかったのは、現実の見えない妄想マンセーだけだよ。
<
237
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 21:08
»233
これって、いわゆる二階に上がって、康夫に梯子を外されたということ?
●第2回ワークショップ
計画予定地の南箕輪村で、県民自ら未来を生きる子供たちにとって理想的な場を創るために、設計デザインゲーム等を予定しています。
| 日時 : | 2002年 12月 2日(月) 18:30〜 |
| 場所 : | 南箕輪村村民研修センター(大芝荘となり) |
| 資料代等 : | 500円 (会場費、印刷費等に充当します) |
http://nagano.cool.ne.jp/scio/
<
245
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 22:55
しなやか会副会長の向山信二(しんちゃん)のサイト
http://www.mukaiyamashinji.jp/
より
<
「子ども未来センター(仮称)」は、平成12年に見直しが決定しました。
見直し理由は、
- 1 同センターがなぜ必要なのか。又、必要であるか否かのコンセンサスが県民の方々との間でとれていたのか。
- 2 提示された基本構想と、提示された設計図とに、理念の共有がとぼしいのではないか。
ということであると思います。
平成12年の見直し議論の中で、私は「子ども未来センター(仮称)」の必要性を大きく感じました。
「こういうものがどうしても欲しい」
が最初にありましたので、県へ手紙やメールを送り(知事宛)ました。
そして、(他の委員の方より2ヶ月遅れの)今年4月2日に検討委員に選ばれました。
4月4日第一回子ども未来センター(仮称)検討委員会において、報道関係の方々にも傍聴していただき、議事録はホームページ等で県民の皆様に見ていただける、「開かれた会議」としていく事が全員一致で決まりました。
その後の会議では、都度県民の皆様からお寄せいただいた御意見も活用させていただきながら5回の検討委員会を経て基本構想素案がまとまりました。
そして10月からの拡大検討委員会では基本構想案づくりが始まり、平成14年3月基本構想案がまとまり、県により基本構想として策定されました。
今後も御意見、お考えをお寄せいただけます様宜しくお願い申し上げます。
<
247
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月28日 23:05
»245
計画凍結のコンセンサスが県民の方々と田中知事の間でとれていなかったですね。
知事の独断を、民衆に発表しただけです。
「開かれた会議」でもありませんでした。
会議どころか、凍結するかどうかの会議すらありませんでした。
県民は知事がそのような検討をしていることすら知りませんでした。
突然、決定事項を伝えられただけ。
推進するという田中康夫発表の基本構想を信じて活動していた県民は放置プレイ。
<
250
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月29日 02:28
»247
選ばれた経緯が不明だが、唯一の村民代表が村議会議長では建設凍結は出難いでしょう。
アルーガが出たようなものかと。
いづれにせよ、財政難の中でも押して建設したいものだというなら声を上げて住民運動等すればいいのでは?
頑張って下さい。
<
251
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月29日 02:43 ID:47jprBAV
経緯とか約束とかそういうを抜きにして冷静に考えると、どー考えても子ども未来センターは財政難の中で押して建設したいものとは思えんな。
<
252
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月29日 03:27 ID:qKw8ZHIg
»250
「どんなセンターを作るか」を検討するために呼び集められた人たちが会議をするのだから、「建設凍結」なんて答えは出っこない。
当前だろ?
凍結を含めて検討するのなら、はじめからそう言う前提で市民参加で情報公開しながら検討するべし。
密室政治が好きな人は、今回の決定で納得するんだろうけどね。
<
254
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月29日 05:37
»250
田中知事が
「世界に誇れるセンターを建設したい」
と表明し、
「06年度の早い時期に開館を目指す」
と県民に約束したのが今年の2月。
検討委員・実行委員による協議で実行案が出され、県と住民による建設意見交換会が今月11月2日に行われたばかり。
で、住民不在の突然の凍結発表が11月27日。
まさに舌の根も乾かぬうちに。
単純に、裏切り行為です。
ちなみに、県の財政危機は田中知事が
「センターを建設します」
と答弁するより前からわかっていたことでした。
<
256
名前:関連年表
投稿日:2002年11月29日 05:48
| 2000年10月 | 田中知事初当選。財政難はすでに予想されていた。 |
| 2002年2月 | 田中知事、「世界に誇れるセンターを建設したい」「06年度の早い時期に開館を目指す」と県民に約束。 |
| 2002年3月 | 知事の建設意向に従い検討委員会が基本構想案を立案 |
| 2002年5月 | 実行委員会始動 |
| 2002年9月 | 「こどものまち」整備案が提出される。地元の子供たちも計画参加。 |
| 2002年11月2日 | 公募委員たちが自主的に計画案策定の団体を発足。県、住民と建設意見交換会。 |
| 2002年11月27日 | 建設凍結決定。住民・公募委員・実行委員・地元自治体には全く相談なしの独裁決定。 |
<
257
名前:民社=勝共連合
投稿日:2002年11月29日 06:28
»256
電通社員ご苦労さん
<
259
名前:名無しさん
投稿日:2002年11月29日 06:42
»257
自主的に計画立案を進めていた住民の住民参加の熱意をふみにじったのが田中康夫。
センター計画案は住民にる協議中でまだ決定していないはずなのに、田中知事は会見でなぜか正確な「年間維持費」を発表し中止の参考資料としていた。
この「康夫資料」を作ったのはあきらかに県サイドの「電通」であり、住民の企画していた計画とは全く無縁の「お役所康夫計画」だ。
住民の意向を無視して、田中康夫は結局は「電通案」でいくつもりだったということ。
その「康夫電通案」で経費がかかりすぎるから、と言って凍結通達になった。
住民案はまだ出ていないのだから、この凍結はおかしい。
<
706
名前:名無しさん
投稿日:2002年12月2日 07:39
産経新聞長野HPより
「子ども未来センター実行委 政治手法に“大批判”知事、凍結表明を陳謝」
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/nagano/html/kiji01.html
また、委員からの
「(凍結表明会見で述べた)凍結期間中のソフト事業の展開とは具体的にどういうものか」
という質問に田中知事は
「具体的には何も考えていない。これからの検討課題」
と言葉を濁した。
康夫ちゃん、ソフト事業って文句言われないよう先送りするために中身を何も考えず言ってみただけだったの?こんなんばっかりだなあ。(w
未来センター「凍結」 実行委審議は打ち切り
田中知事が凍結を表明した上伊那郡南箕輪村の県子ども未来センター(仮称)計画で、これまで展示内容などを話し合ってきた実行委員会(藤森照信委員長、十五人)は一日、県庁で四回目の会合を開き、知事が凍結理由を説明した。
委員からは突然の決定に批判が相次いだほか、理解を示し今後の方向性を提案する意見も出た。
ただ、凍結により
「続ける意味は無くなった」
(藤森委員長)
として、実行委はこの日で審議を打ち切った。
知事は、税収の落ち込みなど財政難を強調。
「(今後は)子どもたちの活動を支援するソフト事業に力を入れたい」
と訴えた。
これに対し、上伊那広域連合事務局長の斉藤秀夫委員は
「(決める前に)議会などの意見を聞くべきではなかったか」
と指摘。
南箕輪村会議長の大熊恵二委員は
「村は県を信じて十数億円を投資してきた。信頼関係が崩れた」
と批判した。
一方、会社社長の向山信二委員は
「ソフト事業を考えるため、NPO(民間非営利団体)やボランティアが集まる場を用意できないか」
。
幼児教室主宰の内田幸一委員も
「議論の時間は欲しかった」
としつつ、今後のソフト事業に期待した。
藤森委員長は委員会後
「残念だが財政が理由ではしょうがない」
と述べた。
2002年12月2日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02120201.htm
未来センター凍結 地元説明会 知事「再開」明言せず
県が上伊那郡南箕輪村に建設を計画していた子ども未来センターの事業凍結を決めたことを受け、同村は二十日、田中知事に出席を求め地元説明会を村民センターで開いた。
住民ら約百二十人が参加し、次々に質問や意見を述べた。
知事は事業の再開か中止かなどは明らかにせず、村の先行投資に対する補償にも明言を避けた。
田中知事は冒頭、
「地元をはじめ多くの県民が参加する中で進めてきた事業であり、大変申し訳ない」
と陳謝。
「財政再建団体に転落しかねない県の財政状況を考え、断腸の思いで決断した」
と理解を求めた。
参加者からは
「凍結期間が過ぎた平成十八年度以降に事業は再開できるのか」
などの声が相次ぎ、
「村民を愚ろうしている」
「中止なら中止とはっきりしてもらわないと、対応が決められない」
と声を荒げる人もいた。
知事は凍結の判断について
「私にとっても思い入れのある事業であり、財政を立て直す中で、あらためて方向を示したい」
とした。
事業の再開時期や規模については
「いま明示するのは困難であり、その時点で判断したい」
などと答えた。
今後の対応や補償については
「施設がなくても実施できるソフト事業を検討したい」
「今後村と誠意を持って話し合う中で考えていきたい」
とするにとどまった。
説明会終了後、村が開いた住民との意見交換会でも
「事業は中止と判断し、村は県に補償を求めるべきだ」
との意見が相次いだ。
続いて村役場で開いた大芝開発等審議会で、山口一男村長は
「知事が誠意を持って対応すると言ってくれたことに期待したい」
と述べた。
委員からは
「事実上の中止としか考えられない」
「凍結するならまず県に元の森に戻してもらい、原点からしきり直すべきだ」
などの意見が出た。
2002年12月21日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200207/02122106.htm
発行日2002.12.27
スキオねっとNEWS第2号
<
第2回ワークショップ開催しました
12月2日(月)午後6時30分から、大芝公園内にある村民研修センターで、スキオねっと第2回ワークショップが開催されました。
11月27日突然の「凍結」ニュースに困惑しながらも、前回のワークショップを上回る参加者が集い、今後は、自由な発想で、自分たちが求める施設を具体的に検討していくことを確認した上で、様々な立場から
「本物とふれあう環境を大切に考えたい」
「自然への接し方や物への接し方を学べる場が必要」
など
「子ども達の未来のために必要なセンターのあり方」
について活発な意見交換がなされました。
そして、上伊那の地域性を生かし、基本構想を礎に具体的な計画案の検討を行っていく方向で、活動を継続していくことを確認しました。
山本訓子(スキオねっとプロジェクト)
目次:
| 事業凍結とこれから | 2 |
| ホームページURLなど変わります | 2 |
| 事業凍結を時系列に知る | 3 |
| スキオねっとミニミニQ&A | 4 |
| NPOフォーラムに参加しました | 4 |
第2回スキオねっとワークショップの様子 参加者16名報道5社
<
●スキオねっとに参加して
(松澤清和南箕輪村)
はじめてスキオねっとに参加させていただきありがとうございました。
参加者の意識が非常に高く、又知識も豊富で驚きました。前回参加していらっしゃったサポーターの方々はもちろんのこと、今日はじめて拝見した方々もかなりのレベルであることにビックリしました。
ここまでハイレベルになったのは、やはり、スキオねっとをはじめとして、今まで子供未来センターに携わってきた証なんだと感じました。
今後が非常に楽しみです。皆さんの構想が現実になるように非力ながら私も協力できればと思います。
今日の感想としまして、一番心に残ったのはこのような状況下に置かれても皆さん建設的な意見をもってらっしゃるというところでした。
ただ、自分の理想像が強いばかりに、主張のぶつけ合いになり、お互いの意見を尊重できなくなっているところが少し気になりました。
しかし、先ほどの話のなかでも少しふれましたが、住民の力でものをつくる。住民が力を出し合えばこんなにすばらしいものが現実となる。
皆さんと楽しみながら県をうならせるものができれば最高ですね。あの皆さんでしたらできそうな気がします。
次回のワークショップ
設計デザインゲーム等を予定しています。実行委員会で示された「活動計画」の資料にもとづいた検討を考えています。
- 日時:2003年1月18日(土)13:30〜17:00
- 場所:南箕輪村村民センター(村役場となり)
- Tel:0265-76-7007
- 資料代等:500円(会場費、印刷費等に充当します)
事業凍結とこれから
12月1日午後、基本計画を検討していた藤森照信委員長を中心とした実行委員会は、その活動を中止しました。
今回は、この実行委員会のメンバーだった内堀、内田の両委員から、その様子や今後の期待について寄稿していただきました。
ホームページURLなど変わります!
スキオねっとのホームページのURLがhttp://www.scio-net.infoに変ります。
またこれに伴い、電子メールアドレスもinfo@scio-net.infoに変ります。独自ドメイン名で一新します。
ホームページでは、新しく「電子掲示板による意見交換」の場を作りました。お気軽に書き込みをお願いします。
そして、メーリングリストによるメールニュースの発行も始めました。スキオねっとのホームページの更新やNEWSの発行、イベントのお知らせなど、適時にメールにてお知らせします。
ご希望の方は、上記ホームページで登録できます。また、上記メールアドレスにメールニュース配信希望とメールアドレス明記の上、上記アドレスにメールいただければ登録いたします。
子ども未来センター(仮称)第4回実行委員会(最終回)
藤森委員長(手前)と田中長野県知事(一番奥)の距離が妙に遠い気がしました。
また、委員長の両側は、内田・内堀の公募委員両氏。
県民からも遠いかな。
<
県民意見交換会を開催した第3回実行委員会から具体的に踏み出した子ども未来センターの計画はこのような形で凍結されるという想像してもいなかった事態となり、第4回実行
委員会は周知のように知事からの凍結にいたる経過説明と実行委員会の中断の了承というかたちで、およそ1時間で終了しました。
財政問題が唯一の理由であり、無い袖は振れないことになったわけです。
経過における県または知事の対応に様々意見はあります。
しかし、プラス思考でみるならば計画そのものの本来の目的に立ち返って検討できる時間ができたというようにも取れます。
建設という時間的な限定で拙速にすすめることよりも、子どもたちのために必要なものを作るということに現場でよく検討することが可能になったのではないでしょうか。
施設を作ってやるから検討しなさいではなく、
「子どもたちや社会にとってこのような施設や事業体が必要だから作りましょう」
が市民主体の事業計画と思います。
凍結されたことによって、検討を市民で継続し、あらためて行政提案・実現を要求することができれば、子ども未来センターのそのあるべきカタチで実現できるのではないでしょうか。
公募委員から実行委員まで参加できたことによって得られた知己は有難いものです。
また多くの自主的な子どもたちへの活動を知ることができました。
地元の子どもたちの思いも直接聴くこともできました。
多くの人々の出会いが、新たな創造を作り出していくように、今後の検討に参加できればとあらためて思う次第です。
内堀法孝(スキオねっとプロジェクト)
<
子ども未来センター凍結からしばらく時間がたち、冷静に事を受け止めることが出来たように思います。
当初、この一年の論議は何だったのだろうか、県民参加が高らかにうたわれスタートした検討や実現のための作業などはいったい何だったのだろうか?と考えてもその結論は出ませんでした。
確かに知事は県民参加を作り上げたいと考えてはいるのでしょう。
しかし、それは本当に実現するのでしょうか?行政のシステムは旧来型の体質をまだまだ持ち続けています。
当然、過去の負の遺産も受け継いでいます。
そうした過去の遺物的な体質やシステムに新たな考えや手法をのせようとした場合、充分に機能しないのは当たり前と考える方が自然なのかもしれません。
子ども未来センターは、理想とした理念から現実の問題に近づくうちにつれ、箱もののお化けに変わろうとしていました。
それがどうしてそうなったのか、誰によってそうさせられたかは問題ではなく、そうした方向へ進んでしまう体質やシステムがあることの証として、誰もが捕らえることが大切でしょう。
県民が参加し多くの要求や意見、思いをまとめ上げることはそう容易いことではありません。
一、二度そのことが失敗したからと、あきらめる必要も無いことで、誰もが多くの県民の意思が反映された県政なり、社会の形成を望んでいます。
そのための歩みがスタートしていることは間違いありませんし、誰にも止められない流れです。
私も、また誰もがこのことを耳にし、何が答えであるかわかってしまった現在、この方向を目指す努力は続けられるでしょう。
道のりは誰にとっても長いものです。しかし、後戻りは出来ないのです。
内田幸一(スキオねっとプロジェクト)
事業凍結を時系列に知る
子ども未来センターの事業凍結は、突然、11月27日、臨時記者会見で発表されました。
関連する出来事を時系列で追ってみました。
| 2月27日 | 長野県知事が、2006年度の早いうちの開館を県議会に示す。 |
| 3月27日 | 拡大検討委員会基本構想案策定 |
| 5月26日 | 第1回実行委員会(長野市) |
| 9月5日 | 田中長野県知事2期目初登庁 |
| 9月27日 | 公募委員NEWS第14号発行 巻頭言基本計画へのスタートライン情報公開によって得られた資料の公表 |
| 9月30日 | 第2回実行委員会(長野市) 「こどものまち藤森私案」発表される |
| 10月11日 | 第7回展示計画ワーキング開催(東京)
- 主席者
-
- 養老委員
- 藤森委員
- 長布施氏
- 太田調整幹
- 久保主査
- 伊藤氏
『動物でも人間でも頭蓋骨を置いておくだけでも良い。展示が面白くなるかどうかは、それを使って「実際はこうなっているんだよ」と伝えるソフト(人)の問題だと思う。
象の頭蓋骨を実際において見たら面白い、伝えられることはたくさんある。』
『最も重要なことは、センターに根本的に張り付いて、展示の解説なりをする個々の人間を動かしていく人間(ジェネラルマネジャー)がきちんといるということ。』
ただし、この内容は県民意見交換会では説明されなかった。
また、情報公開制度を利用しない限り、この内容を知ることはできない。
|
| 10月14日 | 拡大検討委員会元公募委員有志4名海外視察報告会(南箕輪村) |
| 10月16日 | 海外視察報告会報道される独自案作成のためネットワーク設立へ |
| 10月17日 | スキオねっとインターネットホームページで設立準備会のお知らせ |
| 10月29日 | 藤森委員長・内堀委員・内田委員3者非公開会談(東京) |
| 10月30日 | 南箕輪村長・長野県知事会談内容は非公開(長野市) |
| 11月2日 | スキオねっと誕生 公募委員NEWS 第15号発行「藤森私案への疑問抄録」など掲載 第3回実行委員会県民意見交換会(伊那市) |
| 11月3日 | スキオねっと設立など報道される 信濃毎日新聞は3面トップで『再び問われる「住民参加」子ども未来センター計画』 |
| 11月8日 | 笹田社会部長異動の報道 |
| 11月18日 |
社会部青少年家庭課大規模人事異動 括弧内は旧職
| 参事・長寿社会開発センター(社会部長) | 笹田久夫 |
| 社会部長(厚生課長) | 金井範夫 |
| 労政課雇用対策室長(青少年家庭課調整幹兼課長補佐) | 太田寛 |
| 青少年家庭課調整幹兼課長補(東信労政事務所調整幹兼次長) | 吉岡広幸 |
公募委員NEWS 最終号(第16号)発行 第1回スキオねっとワークショップ(南箕輪村) |
| 11月20日 | 22日に予定されていた実行委員会活動計画ワーキングが、突然延期 |
| 11月27日 | 県庁表現センターで、緊急知事会見事業凍結を発表 |
| 11月28日 | 南箕輪村長・長野県知事会談一部公開(岡谷市) |
| 11月29日 | 定例記者会見 |
| 12月1日 | 第4会実行委員会(最終回長野市) スキオねっとNEWS創刊 |
| 12月2日 | 第2回スキオねっとワークショップ(南箕輪村) 財政改革プログラムを長野県知事が発表 |
| 12月3日 | 凍結について上伊那広域連合に長野県知事説明(伊那市) |
| 12月20日 | 凍結について長野県知事が地元説明会開催(南箕輪村) |
基本構想策定から凍結までの疑問
◎ワーキンググループの非公開活動は何だったのか?
実行委員会は、5月に第1回が開催された後、9月30日に長野市で第2回が開催されるまで、約4ヶ月間ワーキンググループと称される部会で、非公開で詳細に展示計画案などが打合わせされていました。
8月に報道機関の一部が、なぜ非公開なのか尋ねた記事がありました。
県の答えは
「たたき台を作っているからだ。」
とのことでした。
しかし、11月2日の県民意見交換会で、公開されたワーキングの結果は、
「前のUFO案と変っていないのではないか?」
「基本構想の内容が伝わっていないのではないか?」
という疑問の声が大きかったことが印象的でした。
当然最も詳細な計画である展示計画のワーキングの結果は、たたき台としての機能を果たすことはありませんでした。
◎凍結発表は唐突過ぎ?
凍結の発表は唐突でした。
しかし10月29日には、非公式に藤森委員長と内田・内堀委員の会談がありましたし、30日には、村長・知事の会談もありました。
県民意見交換会を乗り切って、11月下旬の締切りの来年度予算案策定へと着々とコマが進められていました。
情勢が大きく変るのは、11月2日の県民意見交換会です。
その後、大規模人事異動、ワーキンググループの会議の中止などがありました。スキオねっとも本格的に動き出しました。
そして、29日に定例の記者会見があるにもかかわらず、27日に緊急に記者会見が開催され、凍結が発表されました。その後、12月2日になって始めて、凍結の根拠となる財政改革のプログラムが発表されました。
27日にこだわった理由が、ありそうです。予算時期と絡む予算要求内部資料作成の問題(内部資料ができれば、情報公開対象になる公文書ができてしまうことになる。)や、12月1日に予定されていた第4回実行委員会の実質審議しない方向を検討していたのではないでしょうか。
本当の凍結の理由がもし、実行委員会ワーキンググループの案では、県民合意が取り付けられず、予算は組めなくなったなんていうことなら驚きです。
スキオねっとミニミニQ&A
<
Q.
スキオねっとで活動したいのですが。
<
A.
スキオねっとでは。サポーターを募集しています。サポーターになると、スキオねっとNEWSの送付があり、ワークショップでの参加・発言ができます。メーリングリストによる情報交換なども検討しています。
会費: 1,500円
2003年3月末まで有効
スキオ・ねっとTシャツ付き)
なお、一度払い込まれた会費は、いかなる理由でも返金しません。郵便振替の送金でのお申込みを希望される方は、郵便振替口座11180-27793341 高見利夫(スキオねっと)宛て2003年3月末までの会費+スキオねっとTシャツ送付代金として2,000円をご送金ください。
通信欄には、お名前・ご住所・お電話番号・電子メールアドレス(ある方のみ)、T シャツのサイズ(M・L)と「スキオねっとサポーター希望」とお書きください。ご入金を確認次第、スキオねっとTシャツをお送りします。(振込み手数料はご負担ください。)
<
Q.
スキオねっとの活動の様子を見たいのですが。
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A.
まずは、スキオ・ねっとの様子、ワークショップをのぞいてみたい、という方はビジター制度をご利用ください。ワークショップでの発言はできませんが、ごらんいただけます。(費用:ワークショップ資料代等500円のみ)
編集後記
NPOフォーラムへの出席で、「スキオねっと」が近い将来にNPO法人化されるべきとの思いを改めて強く感じました。
また、子ども達へ何かより善きことを伝えたいと願う大人たちの、大きなネットワークに育っていきそうな予感を感じる出会いもありました。
スキオネットの活動も様々な地域活動をしているグループなどと連携する方向を考えるのはどうでしょう。
南箕輪の地域はもちろんのこと全県に様々な子どもや教育に関係した団体グループがあります。
そうした人たちとのネットワーク構築も今後重要になるでしょう。
<
NPOフォーラム参加しました
2002年11月28日、岡谷市で開催された長野県が主催する「ボランティア・NPOフォーラム」に参加してきました。
今回のフォーラムの目的は、ボランティア団体やNPOが相互の意見・情報交換を行い、活動の活性化を図り、ネットワークづくりを進める契機とすることで、県のNPO推進係が中心になっての催しでした。
開会の挨拶の後、財団法人さわやか福祉財団ふれあい社会づくりグループリーダーの、奈良環さんによる基調講演
「NPOと行政のパートナーシップ〜みんなでつくり育てる市民社会〜」
がありました。
この財団は元最高検察庁検事でロッキード事件を担当された堀田力氏が中心になって設立されたもので、「新しいふれあい社会」を創造することを社会的使命として、要介護者の在宅生活を支えるサービス団体創出の支援事業と、そのようなボランティアマンパワーづくりを仕掛ける社会参加推進事業を中心として、「地域を支える」「家庭を変える」「時流を変える」の3つの戦略のもとに、ボランティア・NPOを支える全国版の中間支援団体として活動しています。
奈良さんは、ボランティアは無償性、自由性、非組織性、非事業性(善意性)に基づいているのに対し、NPOは有償性、責任性、組織性、事業性(経済性)を元に活動を行っていること、そのどちらが優位であるか否かではなく、共に社会的な使命の遂行のために自主性、自発性、自己実現性、連帯性、柔軟性、先駆性、社会性のある活動を目指すものであると話されました。また、NPOが行政との協働を行っていく上で大切なことは、NPO自身が、人、物、金、情報を自力で生産し、拡大再生産すること、行政と相互に対等な関係であることを自覚し、独自の先駆的・冒険的事業へのあくなき挑戦を行うべきであると話されていました。
基調講演の後では、
- 1.ボランティア活動と生きがいづくり
- 2.ボランティア団体のリーダーの役割
- 3.NPOの立ち上げ
- 4.NPO運営の課題
- 5.NPOと行政とのパートナーシップ
の5つの分科会に分かれて話し合いや情報交換が行われました。
この日の会場は、岡谷市にある長野県男女共同参画センターでしたが、くしくもフォーラム終了後、この建物の一室で、田中長野県知事が南箕輪村の山口村長に子供未来センター(仮称)事業計画の凍結を直接伝えたのでした。
臼田さかえ(スキオねっとプロジェクト)
NPOフォーラムでの出会い
箕輪町伊藤英敏さん
伊藤さんはミカドテクノスの社長さんです。
子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらおうと、割りばしを骨にし、ビニールを貼り付けて作る立体的な飛行機凧のつくりかたを考案されました。
今後は、学生や教員へのワークショップも開催したいと話しておられました。
また、「技術を持った退職後の人たちの集まりをNPOとして組織していきたい」とフォーラムに参加されたそうです。
なお、10月7日付けの長野日報に伊藤さんの活動の記事が掲載されています。
http://www.nagano-np.co.jp
http://nagano.cool.ne.jp/scio/scio02.pdf
県が未来センター代替イベント 「構想を反映」
<介護慰労金廃止決まる>
県は三十一日、二〇〇三年度当初予算案の知事査定を終えた社会部関連の、長野モデル創造枠予算分を除く主な事業を公表した。
上伊那郡南箕輪村に建設を予定していた科学館「子ども未来センター」の事業凍結を受け、代わりに実施するイベント費用に五百六十四万円を内定。
高齢者や障害者を介護する人に支給してきた介護慰労金は予算要求しておらず、〇二年度での廃止が決まった。
未来センター凍結に伴う事業の内容は、子どもたちが楽しみながら科学体験するイベントを年一回、創作活動や実験に泊まりがけで取り組むキャンプを年二回開く。
子どもの活動を支援するNPO(民間非営利団体)などが集う「サイエンスミーティング」を、東北信と中南信の会場で各一回開催。
センターの検討委員会と実行委員会が出した構想を
<
「反映させたい」
(青少年家庭課)
としている。
新規事業はほかに、県民が福祉施設を選ぶ際に参考にできる客観的な基準を提供する「福祉サービス評価」制度構築に五百二十八万円、特別養護老人ホーム内に設ける理容・美容サービス設備の補助に六百万円など。
慰労金は、〇一年十二月に県が廃止方針を打ち出して以降、県議会や市町村、労働団体などが存続を要望してきた。金井範夫社会部長は廃止理由を、「在宅で必要なサービスを受けられるシステムをつくるため」と説明している。
2003年2月1日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2003/03020104.htm
解説コピペ 長野県の田中知事にアドバイスしよう(59)http://society.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1044371803/
<
617
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 17:00
康夫ちゃん、ピ---ンチ!
「民意」は、「凍結」という名の「放置」を許さんということ。
これ、脱ダムも同じ。
中止しっぱなしつーのは、やっぱ無責任すぎ。
ま、康夫マンセーちゃんにとっては、「中止しただけ。あとは何も決まってない。
だから問題などない」と無責任を正当化してるようだけど、そんな詭弁で逃げ回っていても、ツケは必ず回ってくるよん。(w
【南箕輪村、未来センター凍結で県に補償要求へ】
›審議会では、村が村内約四千五百世帯を対象に行った事業凍結に対す
›る意見記述式のアンケートの結果を報告。回答した四百四十六世帯のう
›ち、凍結という形で事業を先延ばしにすることに否定的な考えや、事業そ
›のものに反対という考えが合わせて69・3%を占めた。
›センターの建設予定地については、植樹による原状回復や自然公園とし
›ての活用など「別の目的で利用すべきだ」との意見が53・1%。センター
›建設のため県が約八百本の樹木を伐採したことや、村が建設を前提に道
›路や下水道整備を進めてきたことへの「補償を県に求めるべきだ」との意
›見も34・8%に上った。
http://www.shinmai.co.jp/news/2003/02/07/004.htm
<
618
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 17:23
パチパチー。
わたしも、そうなんじゃないかなぁー、とずっと思ってました。
<
620
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 17:35
»619
凍結の意味わかりますかぁ?
白紙の意味わかりますかぁ?
康夫がやってきたこと理解できてますぁ?
>建設予定地の原状回復を求めながら都市公園法に基づく県への設置許可を取り消し、事業凍結ではなく白紙に戻す、との考えの人が45・3%。既に後利用を考えている人や事業中止ととらえている人を含めて事業に疑問があるので白紙に戻す、が24・1%という。
<
625
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 17:59
»617
凍結発表が唐突過ぎた事情について、こんな意見もあった。
なんか康夫ちゃんのやりそうなことで、、、
凍結の発表は唐突でした。
しかし10月29日には、非公式に藤森委員長と内田・内堀委員の会談がありましたし、30日には、村長・知事の会談もありました。
県民意見交換会を乗り切って、11月下旬の締切りの来年度予算案策定へと着々とコマが進められていました。
情勢が大きく変るのは、11月2日の県民意見交換会です。
その後、大規模人事異動、ワーキンググループの会議の中止などがありました。
そして、29日に定例の記者会見があるにもかかわらず、27日に緊急に記者会見が開催され、凍結が発表されました。
その後、12月2日になって始めて、凍結の根拠となる財政改革のプログラムが発表されました。
27日にこだわった理由が、ありそうです。
予算時期と絡む予算要求内部資料作成の問題(内部資料ができれば、情報公開対象になる公文書ができてしまうことになる。)や、12月1日に予定されていた第4回実行委員会の実質審議しない方向を検討していたのではないでしょうか。
<
629
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:26
田中知事は、見直し表明のあとから一貫して
<
「世界に誇れる未来センターを作ります」
と主張し、住民による検討委員会を集め検討させていた。
集まった委員たちは積極的に視察をするなどして答申をまとめていた。
ところが、田中知事はその委員たちや地元村長には全く相談も無く、一方的に「凍結しますた」と通達。
住民の意思も委員の意思も確認しないまま、中途半端な凍結という「先送り」を決めてしまったわけ。
知事の
<
「推進する」
という言葉に従って検討を続けていた委員たちは(゜Д゜)ハァ?という状態。
住民も、そんな中途半端な先送りはわけわからんから、止めるなら止めるで、はっきりしろ、と言っている。
「凍結」「先送り」ってのは「生殺しにする」ってことだからね。
今までの事業を進める事もできない。新しい事業もできない。
<
632
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:34
当初の目的をソフト事業という形で進めるらしい。
<
633
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:35
»632
「ソフト事業」って、なに?
詳しくキボーン。
<
634
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:40
箱物の是非については、知事も住民も是々非々あったようだ
<
「長野県は「『こわす』から『創る』へ」と言っているわけでありまして、この財政危機というものも私たちは乗り越えるために様々な従来発想から脱却せねばならないということが財政改革で、今回の財政改革は私ども県職員をはじめとする意識改革であります。
子ども未来センターに関しましては、私は選挙中に大芝高原の場所を通りまして大変に多くの木が伐採されて、またリボンのようなあるいはひものような形で印が付けられてるような木がありまして、地元の方にお聞きしたところ、ここに60数億円で子ども未来センターというのが設けられるという話を聞いたわけでして、その内容を伝え聞くうちに当初の計画というものに疑問を感じ、当選した翌日の会見の場で子ども未来センターのもう一度ゼロからの見直しということを申し上げております。
その後、現地に出かけ私どもの上伊那地方事務所の講堂で地元の方々のご意見を伺った時にも様々なご意見が出て、箱ものではないようなもっと野外でのものを考えるべきだという方や、あるいは建物をきちんと設けてそこで子どもたちが学べるようにしてほしいというような様々な意見はございましたはございましたが、南箕輪から土地をお借りをしてそこになんらかの形のものを設けるということは、そこにご出席の市民の方々の大半のご意見ではなかったかと思います」
(一部抜粋)
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/20021127n.htm
<
636
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:45
浅川の問題と未来センターの問題を比較すると、田中知事の問題点が浮き彫りになりますね。
1.浅川ダム代替案の遊水地は簡単にできる、と思い込む。
2.浅川ダム中止を発表。代替案はある、と放言。
3.よく調べてみると、遊水地案は非常に困難だということに気がつく。(ダムより高額でダム以上に破壊的で多くの住居が沈む)
4.代替案はまだ出来ていません、と言いながら、先送りして時間稼ぎ。
1.未来センターの内容を一新し、自分主導のセンターを建設することは簡単だと思い込む。
2.未来センターの計画案を立て直すことを発表。新しいセンター建設のための委員を招集。
3.よく調べてみると、暢気にセンターを造っていられるような財政状態では無いことに気がつく。
4.新しい計画案は一旦凍結します、これから考えます、と言いながら、先送りして時間稼ぎ。
康夫遊水地案も康夫未来センター計画も、できないならできないと正直に認めて撤回すればいいのに一回言い出した事だから意地になって「先送り」で誤魔化している。これじゃ何も進まないですよ。
<
637
名前:名無しさん
投稿日:2003年2月7日 18:46
»634
民意は白紙にしろ、ということ。
勝手に知事がソフト事業なんぞの構想を持つからまたオカシナ話になる。
しかも、今回住民が作ったプランを反故にしてるんだぜ。
もう康夫がとやかく口を挟む資格はないが。
白紙にして、県が責任をもって原状回復すること。
話はそれからだろが。
未来センター凍結 南箕輪村長「白紙撤回と補償要求」
上伊那郡南箕輪村の山口一男村長は十日、県が同村の大芝高原に計画していた子ども未来センターの事業凍結への対応について大芝開発等審議会(会長・大熊恵二村会議長)の答申を受け、事業の白紙撤回と村の先行投資などに対する補償を県に求めていく方針を示した。
十二日に開く上伊那広域連合の正副連合長会で正式に表明する。
答申は、
凍結期間の二〇〇六年度を過ぎても事業再開に向けた財源確保は困難で、基本計画案の検討も中断されているため、「凍結」は事実上の「中止」ととらえるのが妥当
―と指摘。
事業を白紙撤回し、予定地を原状回復して村に返還するよう県に求めていくことが必要
―とした。
県との交渉に当たっては、
村が与えた施設の設置管理許可について、県側が自発的に取り下げを申し出るよう促し、センター建設を前提に村が進めた周辺の道路整備などに対する「相応の補償」を県に求めるべきだ
―としている。
答申を受けた後、山口村長は
「答申を尊重する立場で対応していく」
とし、
「事業の白紙撤回と補償を求めていく方針を上伊那広域連合に報告したい」
と述べた。
<県子ども未来センターの事業凍結発表後の動き>
| 02年11月27日 | 田中知事が子ども未来センター事業の凍結を発表 |
| 28日 | 知事が山口南箕輪村長らに凍結理由などを説明 |
| 12月1日 | 基本計画案を検討してきた実行委員会が審議を打ち切り |
| 3日 | 知事が上伊那広域連合に凍結理由などを説明 |
| 5日 | 南箕輪村が村議会全員協議会で経過を報告 |
| 20日 | 同村で開いた地元説明会に知事が出席し、住民に凍結理由などを説明 |
| 同 | 大芝開発等審議会、区長会が今後の対応を協議 |
| 03年1月 | 村が村内のほぼ全戸を対象にアンケートを実施 |
| 2月6日 | 村が同審議会にアンケート結果を報告 |
| 10日 | 同審議会が事業の白紙撤回要求などを村長に答申 |
2003年2月11日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2003/03021101.htm
南箕輪村「未来センター」事業撤回要望 知事回答留保
上伊那郡南箕輪村の山口一男村長は二十五日、県庁に田中知事を訪ね、県が同村に建設を予定、計画を凍結した子ども未来センター事業の白紙撤回を要望した。
知事は
「もう少し検討させてほしい」
と回答を保留した。
地元住民らでつくる大芝開発等審議会の答申を受けて要望した。
山口村長は
「経済情勢や県財政の状態を考えると明るい展望は開けないのではないか」
とし、凍結を解除する二〇〇六年度以降の事業再開は難しいとの見方を強調。
「五、六十年先を考えると(予定地を)森に返すのが良い」
と訴え、木を切った予定地の原状回復を求めた。
センター建設による交流人口の拡大を見込んで村が実施した、道路や下水道整備事業について「相応の補償」も求めた。
知事は
「予定地は村だが未来センターは県全体の問題。県民がどう考えるかを見極めたい。村の考えは十分に承知している」
と説明。
山口村長は会談後、
「事業再開が定かでない中、村民が親しんでいる大芝高原をこのまま放置するのはしのびない。要望に沿った返事を期待する」
と述べた。
2003年2月26日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2003/03022602.htm
自民ク、発言・人選で知事と対決色 県会代表質問
県会は二十六日、代表質問が始まった。
この日、二番手で質問に立った自民クラブ幹事長の平野成基氏は、田中知事の最近の発言や子ども未来センター凍結問題などを取り上げ
「出直し知事選では『壊すから創る』と言っていたが、いつまで壊し続けるのか」
と、政治姿勢を批判した。
知事が答弁の冒頭で
「一言で言えば、変わらぬご質問だ」
と応酬すると平野氏は二度再質問、答弁を迫り、議場からはやじも。
鮮明な「対決色」に、県議選を前に立場を明確にしたい会派の思惑も浮かんだ。
平野氏は、未来センターや中信地区救命救急センター、松本糸魚川連絡道路などを取り上げ
「知事は再選後も、決定しかかった問題を壊し続けている」
と主張。
一月下旬、業界紙の座談会で知事が
「信濃教育会、土地改良団体、農協、部落解放同盟、医師会、森林組合、観光協会など既得権益を結果として守ってきた組織を溶かす形に持っていくのが、私の二期目の戦いだ」
と述べたと指摘し、
「既に目的を失った組織だということか」
とただした。
また、県総合計画審議会専門委員会(座長・宇沢弘文東大名誉教授)、保健医療計画策定委員会(委員長・野田正彰京都女子大教授)、下水道のあり方検討委員会(委員長・大森英昭日本環境整備教育センター理事)など十一の委員会を挙げ
「すべて委員長や座長は県外の方。意見の合う人を選んでいるからか。県民の目線に立った県政ではない」
と強調した。
不快そうな表情を隠さず登壇した知事は
「長野県には余りにも壊さねばならない、密室で取り決めてきた物事がある」
と切り出し
「一日の利息が一億三千万円にならんとする県の借金返済に向け、(県政を)よくつくり変えていかねばならない」
と続けた。
座談会発言は
「限られた一部の方々のギルドというものは厳しく見直さねばならない。巨大な組織にはいつしかコケが生える」
。
検討委員の人選は
「長野県を変え、長野県から(日本を)変えるため公正な人選を行っている。委員会の議論はホームページでも公開し、市民が目にすることができる」
と突っぱねた。
合併に関する答弁で、市町村と県、国の役割分担が明確になっていないとした上で
「日本では国会議員も県議も市町村議も同じ道路の陳情に明け暮れる」
と述べたり、県の財政危機には
「(当時の県政を)是認した多くの選良にも責任の一端がある」
。
挑発的な発言に、議場全体が一瞬、騒然とする場面もあった。
再登壇した平野氏は
「私に言わせれば、相も変わらぬ答え方だ」
。
未来センターを知事が
「国内外に誇れる施設にする」
と述べた点などを取り上げ
「自分で言ったことを自分で壊しているではないか」
と食い下がった。
知事は
「良い意味で、過ちを改めるにしくはなし、ということだ」
とかわした。
本会議後、他会派には
「自民クラブは知事との対決色を鮮明にしていくつもりだろう」
との受け止めも。
それぞれの会派「戦略」がどう県民に受け止められるか。代表質問は二十八日まで続く。
2003年2月27日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2003/03022701.htm
解説コピペ 長野県の田中知事にアドバイスしよう(65)http://society.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1048314185/
<
182
名前:樺島メルマガキターーーーー
投稿日:2003年3月24日 08:19
やっしーさん、定例県議会が終わるや、20日に欧州旅行へと旅立ってしまいました。
「昨年の6月県議会での不信任以降、予算編成や人事など課題続きでまとまった休みが取れなかった」
(政策秘書室)
からとか。
有給休暇をきっちり消化する東京・大手町のOLみたいで、なんとも優雅です。
県職員には、給与カットで中小企業並みの「世間の風当たり」を味あわせても、自分は一流企業の気分を忘れないところは、さすがです。
まあ、そんな皮肉は別にしても、子ども未来センター(仮称)の凍結問題はどうなったのでしょう。
地元メディアが伝えるところでは、建設予定地の南箕輪村は事業の中止と補償を要望し、3月末までの回答を求めていました。
ところが県側は今月半ば、山口一男村長に対して
「県議会中で十分な検討ができていない」
ことなどを理由に回答期限を1カ月延期するよう申し入れたそうです。
でも、県議会が終わりしだい、この問題を精力的に検討し、4月の人事異動で職員が入れ替わる前に結論を出すべきだったのではないでしょうか。
それが、南箕輪村に対するせめてもの礼儀だと考えます。
解説コピペ 長野県の田中知事にアドバイスしよう(68)http://society.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1051531377/より
<
14
名前:名無しさん
投稿日:2003年4月28日 22:44
オヒオヒ、子供センターは凍結からはや中止かよ。
【知事、子どもセンター中止を南箕輪村に報告】
http://www.shinmai.co.jp/news/2003/04/28/013.htm
K婆さん、また例によって「見守りながら」のミスリードかい(w
<
南箕輪村全員協議会では子ども未来センター関連の話題が多く出たらしいが、それにしたって今まで粛々と進んできた方向とは違う判断が県側から示されつつあるのだから、村側から様々な声が出るのも当然でしょう。
そのなかでどのような声が上がり、人々がどんな行動を起こすのか、しっかり見守りながら取り上げていくのが大事なのでは?
「批判的」なんて色眼鏡をかけないでサ。
もう一度書く。
腰抜けはもういい加減にしなよ。
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=95992&cmd=show&num=2002120651039123372&log=2010780866&word=南箕輪村
いい加減にしなよは、お・ま・い・さ・ん(w
解説コピペ 長野県の田中知事にアドバイスしよう(76)http://society.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1057194465/より
<
132
名前:読売サイトより引用
投稿日:2003年7月5日 10:07
7月5日
田中知事不信任決議から1年
再選で強気運営
不信任一年
「独善的で稚拙ともいえる政治手法により、県政の停滞と混乱を招いた」――。
県議会がこうした理由で田中知事に下した県政史上初の不信任決議から、五日で一年。
この間、出直し知事選での圧勝で県政運営に自信を深めた田中知事は、いくつかの「改革」や課題処理を推し進めたが、一方で、県議や市町村長と時折繰り広げる対立劇は相変わらずだ。
再選時に掲げた「『こわす』から『創(つく)る』へ」というスローガンは、どの程度実践できたのか。
不信任後の田中県政の歩みを点検してみる。
(福元竜哉、鹿川庸一郎)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/
<
137
名前:【実績に疑問の声も】
投稿日:2003年7月5日 10:16
他の懸案処理でも、行きつ戻りつで成果に乏しいとの印象を与えるケースは少なくない。
例えば、有識者らに検討を依頼し、二年近くにわたって計画内容見直しを進めてきた「子ども未来センター」整備事業について、知事は昨年十一月、県の財政難を理由に、事業凍結を突如発表。
建設予定地の南箕輪村など地元から、
<
「財政が厳しいのは前から分かっていたはず」
<
「知事は建設を約束していた。話し合いだけさせて、凍結するのは無責任」
と非難を浴びた。
見直しに賛成の立場で公募に応じた実行委員からも
<
「こんな(トップダウンの)手法は改めるべきだ」
との批判を受けた。
その後、知事は今年四月、同村に事業の「中止」を伝えた。
また、中信地域の救命救急センター設置問題で、知事は昨年十月、信州大付属病院への設置に前向きな答弁をしながら、同月下旬には一転して難色を表明。
これを受け、審議していた保健医療計画策定委員会でも設置先を巡る対立が激化、今年二月には、別の特別委員会を設けて議論を託すことを決め、事実上空中分解してしまった。
いずれのケースも、行政不信や対立だけが残り、有識者らの議論を通じた成果が得られたとは言い難い結末となっている。
知事が今年に入り重点を置く県庁改革に絡み、矢継ぎ早に行われる県の組織改革や人事に対しては職員内でも賛否が分かれており、組織が一体となった改革推進には至っていない。
力を注ぐ入札改革についても、平均落札価格は下がったものの、採算を度外視した極端な価格競争が横行して体力のない中小企業を圧迫。
知事自身、「現状はたたき合い」と認め、軌道修正を迫られている。
また、長野五輪招致委員会の会計帳簿紛失問題の再調査、「脱ダム債」発行、特別職の退職金などの見直しなど、知事が公約に掲げながら実質的に手つかずの問題も少なくない。
<
149
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:33
»146
<
「私に献金してくれた後援者のから要望があり、発注を決めた」
BY田中康夫
県民の税金810万円を自分の後援者(平山誠)に支出した田中康夫は、こんな言い訳をしているわけなんですが、これくらい、利益誘導が当然になっていることを示す言葉は無いですね。
<
150
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:36
»146
養老孟司は子供未来センターの実行委員だったんだよな。
で、その子供未来センターは答申までださせておいて、去年の11月に突如中止(w
怒ってんだろうなー、養老センセイも。
1年前の古びたコメントを引っぱりだしてくるほど擁護派は落ちるとこまで落ちてるのかな?
<
157
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:49
»150
ハコモノは中止になったが、事業自体は存続ということで答申も出したんじゃなかったか?
<
158
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:50
議会が楽しみになってきましたなぁ。
共産党さんは、きっちり追求してよね。
十八番でしょう、そういうの。
<
159
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:55
»157
<
>事業自体は存続ということで
事業って何よ。
村は元の森に原状回復せよと県に抗議してんだわ。康夫はいまだにバックレてるが。
<
>答申も出したんじゃなかったか?
それがハコモノ答申。
これが康夫に渡された直後に「予算がないので計画はあぼーんしますた」と。
だからみんな怒ってるんだよ。
1年間も検討させておいて最後に作らない。
もともと「作らない」という選択肢は康夫からも委員からもなかった。
予算がないのは1年前も同じ。それをいままで先延ばしにして騙してきたのが康夫なんだよ。
理解できますか?どうも高い壁があるようなので心配なんだが(w
<
160
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 11:59
»157
答申ではなく、事業中止の際の言い訳で、体験学習など何らかのソフト事業を検討するとかいう内容だったと思うが。
<
161
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:00
»157
アハハハ。事業ねえ。これかな?
またA社の出番でつね。
県が未来センター代替イベント 「構想を反映」
>上伊那郡南箕輪村に建設を予定していた科学館「子ども未来センター」の事業凍結を受け、
>代わりに実施するイベント費用に五百六十四万円を内定。
2003年2月1日 信濃毎日新聞掲載
<
162
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:01
»159
ハコモノを中止した後に答申を出して会は終了。
中止してるのにハコモノ答申はありえあないと思われ。
<
168
名前:これでどうよ
投稿日:2003年7月5日 12:27 ID:dUXNeo1h
康夫には吉村時代の利権構造を壊してもらい、康夫自らの利権は今期でバレて本人もろとも消滅。
キレイになって次期知事に頑張ってもらうと。
<
169
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:28
未来センターに限らず財政再建の為に長野では、ハコモノは原則凍結。
文句はミズスマシに逝ってくれ。
1兆6000億の借金がなかったら余裕で造れた。
何せ利子だけで、一日1億3000万。
未来センター62億など、60日分の利子にしかならない金額にすぎない。
<
171
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:36
1兆6千億という数字だけ一人歩きして、一方で康夫が改革者だというメッキはすっかり剥がれ落ちて利権政治家だと明らかになった今、マンセーによる吉村・池田・県政会叩きで話題そらしするための残された材料になったようだ。
1兆6千億には康夫が好んで使っている長野(行)新幹線の建設費や用地買収費もしっかり含まれているのだよ。
どこかの誰かが立ち木トラストなどというアホなことをしなければもっと安く上がったのだよ。
南信の共産党県議が長野に来るために使っている高速道建設費も含まれているのだよ。
吉田総一郎が裏金で使いまくった五輪招致費用も含まれているのだよ。
そこら分かっているのかな?
<
172
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:40
»169
借金のことなど1期目の就任当時から分っていた事なんだから、その時に中止すればよかったわけ。
借金の額を強調して、本格的に財政再建云々し出したのだって2期目からでしょ。
<
173
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:42
>康夫には吉村時代の利権構造を壊してもらい
康夫は吉村時代の利権構造の忠実な継承者ですが何か?
<
174
名前:172
投稿日:2003年7月5日 12:44
ついでに言えば、康夫が設置した各種「検討委員会」なるものの総費用を計算してみても面白いと思うよ。
»169的には、「何日分の利子にしかならない」ってことになるだろうけど。
<
175
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:49
今週発売の週刊新潮で、信毎オーナー・代議士の小坂家の内紛について記事になっている。
今朝の信毎には社長が130周年記念とかで表紙を飾っている。
新潮も康夫シンパの雑誌の一つだが、何か因果関係があるのだろうか。
<
176
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 12:57
»172
借金の総額が明らかになったのは、康夫知事になってから。
土木部他の県庁の実態も、徐々に明らかになり財政再建案もどうにか出来上がってきたところ。
公共事業4割削減等厳しい内容だが財政再建団体に陥らないため。
致し方あるまい。
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177
名前:名無しさん
投稿日:2003年7月5日 13:02
»176
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>借金の総額が明らかになったのは、康夫知事になってから。
県の予算や決算の状況は、毎年議会に報告されているはずですが違いましたか?
あなたの頭の中の出来事、ということであれば納得。
県教育委員に内田氏 知事 人事案を提出
田中知事は22日、欠員1となっている県教育委員(定数6)に、政府の構造改革特区の認定を受けて長野市で私立小学校を運営する学校法人「いいづな学園」理事長の内田幸一氏(52)=同市=を選任する方針を決め、同日開会した県会2月定例会に人事案を提出した。
内田氏は東京都出身。1983年、同市飯綱高原に幼児教室を開設し、昨年4月には小学校の校長経験者らとともに、元社員寮を利用した私立「グリーン・ヒルズ小学校」を開校。原則として教科書を使わず、自然体験などの活動を重視した学習を行っている。
2001年には田中知事が計画見直しを表明した県子ども未来センター(上伊那郡南箕輪村)の基本構想案をつくる拡大検討委員会に、公募委員として参加した。
教育委員は、昨年12月県会で高校再編を進めてきた宮沢脩・前委員長の再任案が否決され、欠員が続いている。
2006年2月22日
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2006/06022205.htm
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