田中康夫長野県知事の危機管理 2001年1月南信豪雪災害

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田中康夫の危機管理について備忘禄です。

ここに書かれていることに関して、何が正しく、何が間違っているのか?何が本当で、何がウソか?判断は皆様にお任せします。


務台俊介

知事の危機管理能力について

まさに危機的状況です。。


年表

2001年1月 豪雪災害 南信 対策室すら設置せず、災害中も知事は東京で本業のタレント活動を続け漫遊
2004年7月 降雹被害 東信 降雹被害発生中、知事は大阪で辻元清美の選挙支援に励む
2005年12月 豪雪災害 北信 対策室の設置が極めて遅く、地元からの自衛隊派遣要請を一時拒絶し対応が遅れる
2006年7月 豪雨災害 全県 脱ダム宣言による治水対策の中断が響き死者行方不明者多数発生

「日々神戸のことを…」 知事意向で県庁内黙とう中止

阪神大震災から六年目を迎えた十七日、田中康夫知事は

「節目だけでなく、いつも瞬間瞬間に神戸の人たちのことを考えながら生きていくことが大事だ」

と語り、

「県内で起きたほかの災害の被災者もいる。形式的な黙とうは必要ない」

との意向を示して、閉庁日を除き県庁で毎年続けてきた正午の黙とうを中止した。

田中知事は震災後約一年間、現地でボランティア活動した。

その体験を振り返り、

「お金をかけてもできないことがあるし、お金をかけなくてもできることはある。今年、六十億円かけて『復興キャンペーン』を行うような無自覚なまちがあるということを、他山の石としたい」

と述べ、震災後の神戸市の対応や、同市などが十七日から九月までさまざまなイベントを計画している「神戸21世紀・復興記念事業」を批判した。

知事は、地震などの自然災害をはじめ人命にかかわるあらゆる事態に二十四時間態勢で対応できる「災害危機管理司令室」(仮称)新設を公約にしている。

この日も

「天変地異は防ぐことはできない。発生した後にいかに早く被害を食い止め、人々の精神的なものを含めた復旧をはかれるかだ」

と意欲を示した。

また、

「震災を生き抜いた人たちの知恵や実例を盛り込んだマニュアルが必要だ」

と述べ、被災者らの体験に基づく新たな災害対策マニュアル作成の考えも示した。

(2001年1月17日 信濃毎日新聞掲載)


田中知事、神戸の復興記念事業を批判

田中康夫知事は十七日の記者会見で、神戸市や地元企業が同日から九月末まで市民ランナーの全国巡回やコンサートといったイベントを開く「神戸21世紀・復興記念事業」について、

「総額で六十億円、一日当たり二千万円強を使って空虚なセレモニーをやるようなまちに未来はない」と強く批判した。

知事は震災後約一年間、現地でボランティア活動した経験から「震災から三日間は神戸の公務員も独自の判断でよくやっていた」と涙ぐみながら振り返った上で、「電話が復旧し、公務員たちが現場を理解しない市役所の指示を仰ぐようになってから駄目になった」などと当時の行政の対応を批判した。

長野県内の防災行政のあり方については「災害時から救援物資が届くまでの一日か二日を助け合いながら生き延びるためのマニュアルが必要だ」とし、自家用車内の水や食糧の備蓄、地震で眼鏡を紛失しない工夫といった震災被災者らの体験に基づく災害対策マニュアル作成の考えをあらためて示した。公約の災害危機管理指令室(仮称)の設置を急ぐ方針も強調した。

(2001年1月18日

信濃毎日新聞掲載)

中南部の大雪 県、対策本部設けず

今回の大雪で、県は生活環境、土木、農政の各部内の担当課員が出勤して対応したが、全庁的な災害対策本部は二十八日も設置しなかった。

中南信を中心に最大時には三十一市町村が対策本部を設置、高速道や幹線道路が寸断された中で、県の住民に対する対応は十分だったのか―。

日ごろ、危機管理体制の強化を口にする田中康夫知事は、二十七日夜に新幹線で東京に向い、二十八日は区長選の候補者の応援演説や識者との懇談などをした。

戻る予定を一日繰り上げたものの、長野に向かったのは二十八日最終の新幹線。

十一時五十分ころ、長野駅に到着し

「大雪を踏まえた対策は、担当部署と連絡を取り合い、二十七日中に指示をした」

と話した。

県土木部によると、豪雪に伴い土木部として対策本部を設置するのは、国の要領で、県内五カ所の観測点のうち三カ所以上で基準以上の雪が降った場合―となっている。

ところが、観測点五カ所は、小県郡真田町菅平、上水内郡信濃町、長野市、北安曇郡白馬村、木曽郡木祖村で、今回のような中南信中心の豪雪を想定していない。

県は豪雪対策の地域防災計画を持ち、必要なら全庁的な対策本部を設置できる。

しかし、本部は設けず、中平竜興生活環境部長は二十八日午後十時ころまで消防防災課に詰めなかった。

同部長は

「知事が県庁に来るという情報があったので、状況を把握するために来た。各部局がそれぞれ対応しており、本部をつくるような状況ではない」

各建設事務所の対応は分かれ、松本、諏訪の事務所は「徹夜で対応する」としたものの、伊那、飯田の事務所は、職員が同日午後九時時点で帰宅していた。

県消防防災課は

「いずれも災害対策基本法上の対策本部ではなく、市町村が事前警戒の意味で設置した。県として本部を設置するのは複数の市町村が孤立した場合など深刻な影響がある場合」

と説明している。

2001年1月29日

信濃毎日新聞掲載

都内区長選で初の応援演説 田中知事

田中康夫知事は二十八日、同日告示の東京都千代田区長選に立候補した出版社社長(63)の選挙応援に駆けつけ、

「自分たちの手で区長を出すことは、疲弊した間接民主主義を立て直すための着実な一歩だ」

と、集まった住民らを激励した。

知事が選挙で応援演説するのは就任以来初めて。

同社長は地元・神田神保町の再開発計画が民意を無視して進められている―と区政を批判。

田中知事を知る同区議を通じて応援を依頼した。

知事は、自治体の地元説明会や審議会の在り方に触れ、

「先に決まっている答えを補強するかのようなものになっている」

と指摘。

「政治は『向こう側の人』がやるものではなく、自分たちでやるもの。私は長野県を県民と一緒にはぐくんでいこうとしている」

と訴えた。

2001年1月29日

信濃毎日新聞掲載

323

名前: 康夫ちゃん危機管理できんの?

投稿日:2001/01/30(火) 00:40

観測史上最高の大雪で大混乱の中、のんびり映画を見て舞台挨拶までする目立ちたがりやの康夫ちゃん。

映画を見た後はなんと上京して選挙の応援演説してたんだってさ。

頭壊れすぎ。

94年の松本サリン事件を題材に、犯罪報道と捜査の在り方を問う映画「日本の黒い夏―冤罪」(熊井啓監督=南安曇郡豊科町出身)の特別試写会は27日、松本市の県松本文化会館で開いた。

田中康夫知事も駆けつけた。

対策本部設けなかった県の対応

今回の大雪で、県は生活環境、土木、農政の各部内の担当課員が出勤して対応したが、全庁的な災害対策本部は28日も設置しなかった。

中南信地方を中心に最大時には31市町村が対策本部を設置、高速道や幹線道路が寸断された中で、県の住民に対する対応は十分だったのか―。

日ごろ、危機管理体制の強化を口にする田中知事は、27日夜に上京、識者と懇談するなどし、予定を1日繰り上げたものの帰長は28日夜だった


324

名前: 康夫ちゃん危機管理できんの?

投稿日:2001/01/30(火) 01:08

http://www.shinmai.co.jp/news/2001/01/28/morning.htm

http://www.shinmai.co.jp/news/2001/01/29/morning.htm

323はここから引用。

http://www.sankei.co.jp/databox/tanaka/html/010128.html

によれば、

【27日】

13時45分、松本市の県松本文化会館に到着。

大ホールで開かれた松本サリン事件をテーマにした映画「日本の黒い夏−冤罪(えんざい)−」の特別試写会に参加する。

熊井啓監督らと舞台に立ち、あいさつ。

松本市内での映画特別試写会終了後、熊井啓監督らと食事。

JR松本駅から東京方面への電車に乗ろうとするが、大雪で列車運休のため断念。

19時30分発の長野行き電車で、取材に来ていた地元記者らと話しながら、長野へ。

県庁へ忘れ物を取りに立ち寄り、21時40分発の最終の長野新幹線で上京。

都内泊。

【28日】

10時から17時まで、この日告示の東京都千代田区長選に出馬した、ある候補者の応援のため、選挙カーに乗り込み、麹町、秋葉原などで辻舌ぽう。

(※おいおい、辻説法じゃないの?)


325

名前: 名無しさん

投稿日:2001/01/30(火) 07:43

全く田中っていうのは呆れた奴だね。

阪神大震災のときは偉そうに行政の対応を批判しときながら、今回の大雪で長野県内が混乱しているときに、自分はのこのこと東京へ出かけて逝くとは開いた口がふさがらない。

ちゃんと県庁へ出勤して陣頭指揮をとれ、このブタ野郎!


333

名前: 結局今回の知事の対応は

投稿日:2001/01/30(火) 21:30

役人としては、ごくごく普通のもの。

法律に照らしてするべきことはフォローしているし、電話などでの状況把握や指示はやっている。

少なくとも、平均水準の対応ではあると思う。

ならば、なんでこんなに「知事ふざけんな」と思えてしまうのか。

それは、彼が「役人的対応」を神戸他で徹底的に批判し、災害時の対応こそ、臨機応変にやるべきだ。官僚的対応はいかん。オレならもっともっとうまくやれると言い続けてきたから。

いわば「ここがオレのウリです」という部分が危機管理だったわけで、そのためのシステムである災害対策室の準備中だったという「間に合わなかった」問題こそあれ、「彼のウリは、実は、言葉だけで実際には全然臨機応変な行動ができなかった」という、まさに「しっぽを出した」とでも言うべきことなのだと思う。

で、その後県民の前に出てきて「今回はちゃんとできなくてゴメン。でも、次はもっとうまくやるから」と言えば、市民感覚的なのだと思う(行政的には、行政訴訟とかでまける元になりそうなので、不用意ではあるけれど)けれど、結局「オレはちゃんとやった。あれで十分だった。(で、悪いのは他の機関だ)」みたいなことを言ってしまう。

そこに、市民感覚知事の姿は、ないなぁ。


337

名前: 康夫ちゃん危機管理できんの?

投稿日:2001/01/31(水) 00:16

27日午後6時時点の松本市の積雪63cm。

現に松本発の東京行きの電車が止まり市内が混乱しているのを目の当たりにしながら、建設反対運動をした長野新幹線を使って東京へ行く神経は、し・な・や・か〜。

おかげで28日は県道も国道も除雪なしで3km進むのに1時間もかかったぞ。

さあ、康夫ちゃん、土木部がマニュアルどおりにしか仕事をしないとでも批判したらいかがかな。

おぼつかぬ「危機管理」 田中県政、地元連携に課題

生活道路に置き去りにされた劇物、交通網を寸断した雪害、上水道の異臭騒ぎ…。

田中康夫知事の就任後、県の危機管理が問われる出来事が相次いでいる。

「危機管理」は知事自身も重視する問題だが、これまでの対応を検証すると、住民への情報提供が遅れたり、知事や担当部長が不在だった事態もあった。

県企業局の水道用水に灯油が流入し松本、塩尻市で十四日も断水が続いた問題でも、県側と両市との連携不足といった課題が浮き彫りになった。

<情報提供>

「大まかな見通しはもっと早く伝えられたはずだ」。

松本、塩尻市で約二万世帯が断水した県企業局松塩水道用水の灯油流入問題。

十四日午後、松本市役所で開いた記者会見で、林丘弘・市上下水道事業管理者は、県企業局から十分に連絡を得られず、報道で初めて知ることも度々あったことに触れた。

同日午前七時半、県企業局は取水を再開した。松本市は午前六時すぎまで、県企業局水道課に取水や送水再開の手順などを尋ねたが、「取水再開見通しの話は聞けなかった」と言う。午前八時からの市の臨時部長会議にも、再開情報は伝わらないままだった。

同局は十三日深夜、翌朝六時からの検査で取水口の異常がなければ早めに取水再開を検討することを決めていたが、この情報も両市には伝えていなかった。

県の情報提供が後手に回ったのは、一月三十一日、上田市の県企業局上田水道管理事務所管内で起きた県営水道水の異臭問題(後に劇物クレゾールを検出)でも同様だった。

最初に埴科郡戸倉町の住民から苦情があった昼すぎから一時間半後、同管理事務所は「普通でない事態」を意識した。だが、同局に連絡したのは二時間後。苦情区域は徐々に広がっていたが、「慌てて連絡して混乱させてはいけない」と原因特定を優先させた。

県企業局も「空振りだった場合、給水車の手配などで周辺市町村に迷惑をかける」(高見沢賢司水道課長)と構え、報道発表や地元市町への連絡は、初報から約六時間後にずれ込んだ。

昨年十二月、劇物亜硝酸ナトリウム入りの積み荷が、上水内郡と北安曇郡の路上に置き去りにされた事故でも、県衛生部は何の情報提供もしなかった。「紛失情報」が住民に知らされたのは、県がその情報を得てから約五時間後、県警の発表によってだった。

こうした姿勢は、いたずらに住民を不安にさせるような情報は出せない―としていた吉村午良前知事時代は目についた。これに対し、田中知事は情報公開の姿勢を強調。亜硝酸ナトリウム落下事故では、初動の不手際や県警との連携不足を認め、問題点を時系列に検証させ、結果を県民に公表した。だが、そうした意識改革が、まだ幹部職員に十分浸透していないのではないか、との指摘もある。

十四日、県企業局などが開いた記者会見。高見沢課長らは、水質検査などの経過を随時、松本、塩尻市にファクスで送ったとして「上田の教訓から今回は情報伝達はスムーズだった」と言った。しかし、送信時期が遅れたりして、住民対応に追われた両市に確実には伝わっていなかった。

<陣頭指揮 大雪の対応は知事不在>

「県民の暮らしを守る」と強調してきた田中知事。一月十七日の記者会見ではボランティア参加した阪神大震災を振り返り、震災直後は神戸の公務員が独自の判断で動いていたことを評価した上で、「電話が復旧し、公務員たちが現場を理解しない市役所の指示を仰ぐようになってから駄目になった」と述べ、縦割り行政の対応の限界を指摘した。しかし、中南信の交通網などが大混乱した一月下旬の大雪の際は、自ら私用で東京に出かけたままだった。

一月二十七日、記録的な大雪に見舞われた松本市にいた知事は、運休した松本発の特急乗車をあきらめ、長野市に戻って新幹線で東京に向かった。知人の選挙応援などのためだった。

秘書課を通じ、県内状況を知った知事が、予定を早めて長野市に戻ったのは二十八日深夜。二月一日の記者会見では「総務部長らを通じて常に連絡を取っていた」などと弁明するにとどまった。

同課によると、知事不在の両日とも、十回ほどメールや電話で連絡をとっていたというが、断片情報の把握では、日本道路公団や国土交通省の国道工事事務所、市町村との連携でリーダーシップを発揮することはできなかった。

副知事がまだ選任されていない中にあって、担当の県生活環境部長も二十八日夜になるまで、登庁して指揮に当たることはなかった。雪害への対応は、「指揮官不在」の中で行われたといえる。

今後の対応として、知事は折にふれ「災害危機管理指令室」(仮称)の設置を挙げる。県庁内、さらにほかの機関との連携を強め、緊急時に速やかに対処したいとの意欲の表れだ。「これまでの教訓を踏まえ、各部局で課題を総点検し、職員個々への意識付けやマニュアルの整備も必要」(秘書課)とし、まもなく内容の検討を始めるという。

田中知事は十四日夜、水道用水問題への対応について「残念ながら、県の中がいかに市町村や県民一人ひとりと乖離(かいり)した感覚になっているか、反省しなければならない面もある。だからこそ、危機管理指令室をできるだけ早く立ち上げたいと思っている」と話した。

(2001年2月15日

信濃毎日新聞掲載)

会議録抜粋

議員
中村 善行(代表質問)

平成13年2月28日

次に、危機管理と副知事の人選についてお伺いをいたします。

1月26日夕方から県の中南部に降り続いた大雪は、県内の交通を寸断し、県民生活に大きな影響を与えました。上伊那、下伊那地方で3,800戸、下伊那の一部の地域では丸4日間も停電をし、今回の大雪は、電気がない生活など考えられない今の私どもの生活にとって生命さえ脅かされる非常事態であり、そして、何よりもとうとい人命をも奪ってしまった災害でありました。

そんな中、知事は、1月27日の夕方、特急「あずさ」が松本駅で運休になっていることがわかると、長野まで戻り、新幹線で東京へ行き、大雪に苦しむ県民や、長野県内でスキーを楽しみにしていたにもかかわらず高速道路で足どめされた県外のスキー客をよそに、東京都千代田区長選挙の応援に出かけられました。ホスピタリティ研究会などを立ち上げる前に、知事自身のホスピタリティーと危機管理意識を問わざるを得ないのであります。

知事は、携帯電話やメールで連絡をとって随時指示していたとしており、要は実質だと主張されたいのでありましょう。しかし、宇和島水産高校の漁業実習船がアメリカ海軍の原子力潜水艦に沈没させられた事故への森首相の対応について、朝日新聞の「天声人語」では、いち早く陣頭に立って指揮するのとしないのとでは、印象が随分違う。命をどれほど尊重しているか、事態をいかに重大視しているかが、その対応でわかるとし、非常事態が発生した状況で泰然自若として遊んでいられる神経も相当なものである。よほど修養を積んでいるのだろうが、普通はこれを無神経と呼ぶとしています。今回の知事の対応は、森首相同様、無神経と呼ばれても仕方ない状況ではないでしょうか。

今回の一連の対応を見る限り、知事に県民の生命と財産を守る最高責任者という自覚が全く感じられませんでしたが、今後は非常事態にどう対応していくお考えか、また、新たに、仮称ではありますけれども、災害危機管理指令室を設置すれば知事自身が不在でも構わないとお考えなのか、まず知事の決意をお伺いをいたします。

27日の夕方、松本駅で御自身が乗ろうとしていた列車がとまっていた時点で、これは重大な事態に発展するのではなかろうかと考えなかったのでありましょうか。東京都で応援演説をされているとき、大雪で苦しんでいる県民が知事の行動をどう受けとめるかという想像力が働かなかったのでありましょうか。また、 28日の日曜日になっても、知事は東京にいながら応援演説の片手間で指示できるような事態であったと判断されたのでありましょうか。当時の知事のお気持ちをお聞かせいただきたいと思うのであります。

今回、31市町村が対策本部を設置したにもかかわらず、県は災害対策本部を設置されませんでした。非常事態に備えて、知事は仮称災害危機管理指令室を設置したいと以前から表明されていましたが、その指令室がまだ設置されていないのでありますから、今回はなおのこと、災害対策本部を設置して知事みずからが陣頭指揮をとるべきではなかったかと思うのでありますが、本部を設置しなかった理由をお伺いいたします。

また、県営水道の異臭問題が発生した際に知事がとった対応はといえば、県庁内の会議室で県営水道の水を飲んで安全性をアピールするパフォーマンスだけではなかったか。その結果、上田での事件の教訓が松塩用水の際に全然生かされず、県民から批判を浴びることになりました。この問題につきましては、今井議員が関連質問で詳しくお聞きをいたします。

こうした事態を見る限り、やはり早急に副知事を選任する必要があります。総務部長は6月定例会での提案はスケジュール的に難しいとコメントしておりますが、今回のように非常時に知事が不在となる事態を避けるためにも、一刻も早く副知事を選任していただきたいと思いますが、今後、どのようなスケジュールで手続を進めていかれるのか、選考はどのような方法をとられるのか、方針についてお伺いをいたします。

続いて、危機管理と副知事の選任についてでございます。

まず、既に開会の日にも申し述べましたが、この冬の大雪で無念の死を遂げられた方々に心から哀悼の意を表し、また被災された方々にもお見舞いを申し上げます。

また、長野県では、農作物被害などに遭われた方々への適切かつ迅速な対応や、災害復旧に向けて懸命に取り組んでおります。今回の大雪の際は、土木部、農政部、林務部、建設事務所、地方事務所、保健所、消防防災課、秘書課など関係部局の職員が出勤し、それぞれの持ち場において、関係者と連携をとりながら、被害状況の収集や対応に従事し、また懸命に道路除雪などに当たってまいりました。私も、生活環境部や土木部からの情報をもとに、秘書課長や秘書課職員と被害状況等について逐次電話やメール等で連絡をとり合い、対応について指示を行ってまいりました。

220万県民の命を守ることを最重要使命と考え、日々県政に取り組んでおり、大災害等の非常事態には、関係機関と連携を図り、県民の皆様のお力もおかりしながら、県民の生命、財産を守るべく全力を傾注してまいるつもりでございます。

御指摘がありましたように、ホスピス、ホスピタルにて尊厳のある闘病を続けられる方々のみならず、220万県民のすべての皆様にホスピタリティーの精神でお尽くし申し上げたいと考えております。

災害危機管理指令室を新たに設置した場合の対応についてでございます。

災害時を初め大規模事故や危機が発生した際に、迅速で的確な判断と指示を行うことができるように速やかに情報を収集し、危機の状況に応じて的確に判断し、指示を行い、県はもとより関係機関と連携を強化して対応に当たるための体制を早期に立ち上げ、充実させたいと考えております。

災害危機管理指令室は、組織、体制として危機管理全般に対応する機能を持つことを考えておりますが、災害危機管理指令室が設置されても、危機に対応するときに知事が不在であって構わないとは考えておりません。知事に情報が十分に入り、それをもとに災害時の状況に応じて適切な指示を出すことが肝要であり、みずから在庁して陣頭指揮をとることは当然あることでございます。

大雪被害が拡大した1月28日の件についてでございますが、刻一刻と変化する被害状況の報告を受けておりました私は、逐次必要な指示を出してはおりましたが、翌朝の予定を変え、その夜に長野へ戻り、その足で指揮に当たりました。しかし、結果として御批判があるのは事実であり、今回の大雪を教訓として、さらに220万県民の生命、財産を守る知事としての役目を着実に果たしてまいりたいと考えております。

災害対策本部を設置しなかった理由についてでございますが、今回の大雪の際は、生活環境部や土木部などが、降り始めから県地域防災計画に定める災害時等における配備体制をとり、降雪や現地の状況に応じ体制を拡大させるなど、情報収集や除雪に当たってまいりました。また、各部局は被害状況の把握に努めるほか、農政部では農作物等への応急技術対策について周知し、社会部や衛生部では福祉施設や病院施設などの状況把握に努めてまいりました。私のところには、先ほど申し上げましたように被害状況等について逐次情報が入っており、私からは特に道路渋滞の解消への努力や停電の影響などについて注意するよう指示を下しておりました。

関係部局が連携をとりつつ、大雪に対応すべく体制をとり、情報収集と対応に当たっておりましたが、結果として、除雪に中南信地域において時間がかかるなど、県民の皆様に大変な御迷惑、御心配をおかけしたことについては、改めてここでおわびを申し上げます。

このたびの大雪は、道路除雪を担当する国道、高速道、県道、市町村道それぞれの管理者間の連携、また道路を利用される方々への情報の提供など、多くの課題を残しました。こうした教訓をもとに、県土木部の道路維持課を中心として、また日本道路公団や国土交通省や県警察本部等が連携して、道路除雪や交通渋滞に対応し、道路の情報収集また情報提供等の具体的改善を行うための連絡会議を立ち上げました。そして、大雪警報発表時等には、関係機関の協力を得ながら、道路情報、鉄道情報、松本空港情報等を県のホームページに、また携帯電話の文字掲載等で行うなどの取り組みを開始してまいります。私からも、日本道路公団やJRに対し、大雪時の対応、協力について改めてお願い申し上げたところであります。

今回の教訓をもとに、災害に対する警戒、情報収集体制、関係機関との連携、県民の皆さんへの情報提供など、危機管理対応の充実に努めてまいります。


議員
佐野 功武(代表質問)

平成13年3月1日

知事は、県や県警などでつくる災害危機管理指令室の設置に向けた検討チームを発足させる意向を示されておいでになります。

防災対策を強化するとともに災害から県民の生命や財産を守ることは、行政として何よりも最優先しなければならない最重要の課題であります。

そこで、きのうも代表、関連等で質問が出たわけでありますが、どんな体制のものをいつ発足させようとお考えなのか、知事にお伺いいたします。

小事が大事という言葉がございます。小さな事故、事件が起こったこのとき、この小事にこそ実は大事に至る原因が潜んでいると。

徹底的にその原因を究明し、今後の手だてとすることが肝要ということであります。トップに立つ人の心構えであります。

県内でも、このトップの危機管理能力が問われる事件、事故、災害が、昨年末から連続して起こっております。

道路に置き忘れられた劇物、大きな農業災害と交通網を寸断させた雪害、上水道の異臭騒ぎ、水道用水の灯油流入問題、これは、このわずか3カ月に起こった事故、事件であります。

これらの問題が発生した際の第一報が知事のところに入った際に、知事はどのようなアクションを起こされたのでしょうか。

国会では、森総理の危機管理意識の甘さが大きく指摘されているところであります。

今、県内でも知事の危機管理意識に対する疑問の声がささやかれ、マスコミでも、

「おぼつかぬ危機管理」、「大雪の対応は知事不在」、「陣頭指揮はどこへ」、「雪害時に私用で不在」

などなどの見出しが目立つようになっております。

そこで、私は、南信方面を襲った観測史上類例を見ないといわれる雪害時における知事の危機管理意識についてお伺いいたします。

その前に、この雪害でとうとい人命が失われております。衷心より御冥福をお祈り申し上げます。

そして、被災された方、農業を初め大きな被害を受けられた多くの皆様に心からお見舞いを申し上げます。

新聞報道によりますと、田中知事の行動に疑問を持つ人は少なくない。

まず、27日の映画試写会終了時点で交通網は麻痺状態であった点。

各自治体は対策本部を設置し、除雪作業に追われ、作業中に死傷者も続出していた。

知事自身、松本発の列車の運休に遭い、長野市に引き返している。

常に現場主義を掲げる知事は、その時点で県庁に戻り、陣頭指揮をとろうと思わなかったのだろうかと。

また、別の新聞記事には、中南信の交通網などが大混乱した1月下旬の大雪の際は、みずからの私用で東京に出かけたままだった。

1月27日、記録的な大雪に見舞われた松本市にいた知事は、運休した松本発の特急乗車をあきらめ、長野市に戻って新幹線で東京に向かった。

知人の選挙応援などのためだったと、このように報道されているところであります。

知事は、阪神・淡路大震災の際にはボランティアとして活躍され、災害時の危機管理の大切さを掲げて当選されました。

また、知事就任以来、私は、220万県民の皆様に仕える実務者、パブリックサーバントでございます、パブリックサーバントは県民に仕える存在でございますと述べられており、多くの県民の皆様は知事の危機管理には疑問を抱いておいでにならなかったと思います。

そこで、多くの期待されている県民の皆様に対して知事自身のとられた行動について明快に説明され、県民の皆様に安心感を与えていただきたいと思います。

なぜ、知事は県庁に戻って陣頭指揮をとられようとされなかったのでしょうか。

なぜ、災害対策本部を設置しなかったのでしょうか。現場第一主義の知事は、なぜ災害現場に飛ばなかったのでしょうか。

〔知事田中康夫君登壇〕

田中康夫
○知事(田中康夫君)

中南信地区を襲った豪雪時の対応についてでございます。

土木部、農政部、林務部、建設事務所、地方事務所、保健所、消防防災課、秘書課など関係部局の職員が出勤し、それぞれの持ち場において、関係者と連携をとりながら、被害状況の収集や対応に従事し、また懸命に道路除雪などに当たってまいりました。

私は、生活環境部や土木部などからの情報をもとに、秘書課長や秘書課職員と被害状況等について電話やメールで逐次連絡をとり合い、通行どめや停電への対応などについて指示を行ってまいりました。また、予定を1日繰り上げ、県庁に戻り指揮をとり、日本道路公団に対しても除雪について御協力を申し出るなどしたところであります。しかしながら、結果として、除雪に時間がかかり通行どめが解除できないなどにより、県民の皆様に大変御不便、御心配をおかけすることになってしまったことをおわび申し上げます。

また、道路情報の提供など、多くの課題を残したことも事実でございます。

このたびの大雪による教訓をもとに、昨日申し上げましたように道路管理者間の連携強化など一部新しい対応を始めているところでございますが、今後も、災害に対する警戒、情報収集体制、関係機関との連携、県民の皆様への情報提供など、危機管理対応の充実に努めてまいります。


議員
佐野 功武

それから、農政関係の中で、今回の雪害を受けた被災農家に対する県の支援をお聞きしたわけですが、これについては、長野市に住んでいながらよそのことと思われるんですが、実は、こういう災害のときには、そこの地元の町会議員の皆さんやあるいは村会議員の皆さんから、すぐ飛んできて現状を見てもらいたいということがありますので、私も、議員ですので現場第一主義を貫いておりまして、飛んで行きます。そんなことで、過日の駒ケ根、伊那、飯島町の雪は、私も1日の日に行ったんですが、駒ケ根インターをおりたとたんに、まさに妙高高原スキー場かあるいは野沢温泉スキー場みたい状況でありまして、農家のハウスが雪の重みに耐えかねてつぶれている、こういう現状でありまして、私がよその地域に行って佐々木議員にも迷惑をかけたわけでありますが、うちの小田切長老も、こんな雪、生まれて初めて見たというくらいな大雪だったんです。そういう中で、小田切議員も、長靴でほっこかむりで、農家を激励されて歩いていたわけでありますが、そんな中で、危機管理の中でも聞いたわけですけれども、知事はなんで現場に走らなかったのかということに対しては、知事は答弁なかったわけであります。

そんな中で、実は、知事のところだけメールじゃなくて、私のところもメールやファクスが来るわけでありますが、この中で、これは飯島町の方ですが、被害の農業者に対しては限度額500万円までの無利子の災害対策資金の貸し付け助成事業のみですと。ここに書いてあるとおり読みますけれども、「県を単位として見ると、数、金額も少ないが、1戸当たりで見ると数千万の被害が出ています。これだけの支援では立ち直れません。前回平成10年の雪害では、施設整備に3分の1の補助事業がありました。今回は、被害額が県下で4億と少ないので(8億以上無いと出さない、前回は13億の被害)こうした補助事業は出さない、よしに聞いていますが如何でしょうか。総額は低くても、個々の農家は大きな被害額です。今日の経済や市場情勢では千万単位の借金は無利子とはいえ厳しいです。農業の担い手の不足している中で、若い意欲のある後継者が育っている地域です。是非とも、施設再建の為の補助事業を考えて頂きたい。理念に強い知事とお見受けしています。21世紀の農業をどうするか、食と文化の原点は農にあり、それは人によって支えられる。若者に希望を与えてほしい。これは、地元の声です。宜しくお願いします」、こういう声が届いておりましたが、ぜひとも何らかの支援をしていただきたいと思います。

私は、ここで申し上げたいのは、危機管理の方へ話を戻しますけれども、長野県は災害の多い県であります。特に、ここ四、五年を見ても、毎年のように大きな災害があります。ちなみに、平成8年の6月、これは梅雨前線豪雨がありまして、土木、農林等合わせて62億9,000万の被害が起こっている。それから平成9年の7月、これも梅雨前線豪雨で、土木、農政、林務合わせて40億の被害が出ている。平成10年は、2回、梅雨前線豪雨と9月の台風15号、16号がいっぺんに来て、このときは132億円の被害が出ている。それから平成11年の被害は、6月の梅雨前線豪雨、8月の豪雨、9月の台風16号、合わせて 339億円。平成12年ですが、9月に豪雨及び台風14号、これによって157億円の被害が出ていますし、さらに、御存じのように波田町では降ひょうの被害があった。こういうことで、長野県は災害が多いという認識をされて、危機管理については、知事という立場でいつも緊張した対応をとっていただきたいと、こう思います。

1月の欧州旅行のときも、実は寒波が襲来していまして、日本じゅうが真っ白になっていると。山形では豪雪対策本部をつくった。聞くところによると、飯山の方も大変な大雪で、森議員が長靴姿で知事室に飛び込んだという話が新聞に出ておりましたが、そういう状況が常にあるということを認識された上で行動をとっていただきたいと思います。

現場第一主義の知事が災害の起こったところへ飛んでいって、そして災害に遭った人たちを激励する、対策の手を打つ、こういうことが知事に求められていることではないかと、こう思います。

〔知事田中康夫君登壇〕

田中康夫
○知事(田中康夫君)

さらに、大雪の件に関してでございますが、これはさまざまな御指摘やまた私どもの反省点を次に生かせるようにしていくということでございまして、農業災害についての施設再建の支援という点に関しましても、既に申し上げましたように、御要望としてこの御意見を伺って、今後に生かしてまいります。

そして、長野県においては災害が多いので緊張をして事に当たり、また災害に遭った方々からも直接意見を聞いてほしいという点も、御指摘のとおりでございまして、車座集会のみならず、昨日も申し上げましたように、各地域に、4月以降私は合同庁舎で執務を行う中で、地域の皆様にきめ細かくさらに御意見を伺い、施策に生かしてまいるようにしたいと思っております。


大石英司

2001.03.02

脱ダム代替案の欺瞞を暴く

毎日新聞のウェッブサイトに、田中革命に関するご意見聴取コーナーがあるんですが、マスコミは不偏不党だというのが嘘っぱちだというのがこういう所に現れるんですね。

革命というキーワードとセットで用いることによって、いかにも康夫ちゃんが時代の救世主であるかのようなイメージを大衆に植え付けるんです。

1月末の中南信への大雪時になぜ知事は私用で東京へ出向き、県庁で陣頭指揮を執らなかったのか

、には

「秘書課と電話やメールで連絡を取り合い、指示してきた。今回の大雪の教訓をもとに、関係機関との連携を強化し、危機管理整備を進める」

と役人答弁。

なぜ現場に行かなかったのか?

にはこの後も言及せず。

しつこく申しますが、県会議員の皆様、この件と、欧州旅行に関しては、徹底的に追及し、康夫ちゃんから「間違った行動であり、県民に対して謝罪する」という言質を必ず取ってください。ダムよりこちらの方が重大です。

でなければ、また彼は予算を前に海外旅行し、冬場に勝手に東京に帰省しますよ。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_03.htm


議員
宮沢 宗弘(代表質問)

平成13年3月2日

次に、この問題も多くの皆さんが取り上げてまいりましたが、中南部を中心に1月27日から降り続けた記録的な大雪は、住民生活を直撃しました。翌28日も、生活道は雪で埋まり、交通網は麻痺し、物流もとまり、日常生活への影響は深刻でありました。中央道と長野道は除雪のおくれから終日通行どめとなり、約 40時間に及び、JR中央線なども運休が相次ぎ、下伊那地方では停電が続き、県下31市町村が雪害対策本部を設置し、対応してきたことが事実でございます。

東北信に比べ、中南信の除雪体制のおくれが浮き彫りとなった現実ですが、改めて豪雪対策の強化が望まれます。今後の対策を伺います。

新聞の見出しの活字をちょっと見ただけでも、「雪害続く 交通網混乱」、「県内31市町村対策本部」、「集落孤立状態」、「上村6割なお停電」、「木曽国道 車で一夜」、「雪に車埋まり 丸子で男性死亡」、「塩尻峠 迂回渋滞」、「長野道不通―また弱さ」、「道路が電気が連日マヒ」、「中央東線16時間遅れ 松本駅へ」、「除雪進まず 飯田線復旧遅れ」、「除雪で転倒 県内17人重軽傷」などなど、活字が踊っていました。

県は、生活環境、土木、農政それぞれ各部の担当職員が出動し対応したが、全庁的な災害対策本部の設置はなされませんでした。県として本部を設置するのは、複数の市町村が孤立した場合や食糧が届かないなど、深刻な影響がある場合と説明をされているようですが、災害対策基本法上の対策本部でなく、31市町村が事前警戒の意味で設置されたにもかかわらず、220万の県民の命を守るという知事は不在、司令塔なしでは余りにも危機管理に欠けた対応と言わざるを得ません。知事の所見を伺います。

知事は、27日、松本市において、熊井啓監督の松本サリン事件を扱った映画の試写会に出席、その後、東京千代田区長選に立候補した出版社社長の選挙応援に駆けつけております。当初、中央線で東京へ向かう予定でありましたが、雪のために利用できず、長野回りの新幹線で東京へ向かわれております。大雪は前の日から天気予報により予測をされており、ダイヤが乱れる中、しかも新幹線に予定を変更されてまで東京へ行かれるこの無神経さは、理解できません。知事、あなたは長野県の最高責任者としての立場にあり、部下を批判する前に、知事として県庁にとどまり、陣頭指揮をとるべきでありました。知事は、東京都民でもなく、ましてや千代田区民でもありません。長野県の知事であります。大町の戦没者慰霊祭において涙し、熊井啓監督の映画試写会で涙する知事が、なぜ千代田区長選を優先させ、220万県民の命と暮らしを守ろうとしなかったのでしょうか。

また、知事が言うEメールもファクスも携帯電話もあるはずです。東京を優先させずに、東京には電話かメールかファクスで連絡をとればいいわけです。220万県民生活に支障を来した豪雪対策より、千代田区長選の方が大切だったのでしょうか。知事自身の危機管理意識と今後の具体的対策についてお伺いをいたします。

〔知事田中康夫君登壇〕

田中康夫
○知事(田中康夫君)

豪雪時における道路除雪体制の強化についての御質問でございます。

北信地域とは異なり、雪に余りなれていない中南信地域において記録的な大雪が集中的に降ったため、高速道路を初め幹線道路等で通行どめとなりました。現地では懸命に、皆様の御協力も得て除雪作業を行っておりましたが、ノーチェーンの大型車等のスリップ車両の処理や渋滞により、結果として除雪に多大なる時間がかかりました。

また、このたびの大雪は、道路除雪を担当する高速道路、一般国道、県道、市町村道それぞれの管理者間の連携、また道路を利用される方々への情報の提供について多くの課題を残しました。こうした教訓をもとに、県の土木部、日本道路公団、国土交通省、市町村や県警本部等が連携して長野県雪対策道路連絡会議を2月27日に設立し、道路除雪や道路渋滞に対応するとともに、道路情報の収集、提供等の具体的改善を行うための取り組みを開始しました。

私自身の危機管理意識と対策について、あわせてお答え申し上げます。

天災、人災を問わず、県民の生命、財産を脅かす不測の事態に対処し、速やかに情報収集すると同時に危機の状況に応じて的確に判断し、知事である私から直接あるいは間接に関係部局に、県民の皆様への情報提供や具体的対応について必要な指示を出すことが、サーバントリーダーたる私の責務と考えております。

土木部、農政部、林務部、建設事務所、地方事務所、保健所、消防防災課、秘書課など関係部局の職員が、それぞれの持ち場において、関係者と連携をとりながら、被害状況の収集や対応に当たりました。これらの各職員の奮闘には、私も大変に感謝をいたしております。私自身は、生活環境部や土木部などからの情報をもとに、秘書課長また秘書課職員と被害状況等について逐次電話やメールで連絡をとり合い、通行どめや停電への対応などについて指示を行ってまいりました。

また、予定を1日繰り上げ、県庁に戻って陣頭指揮をとり、日本道路公団に除雪について協力をお願いするなどしたところでございます。

が、既に申し上げましたように、結果として御批判があるのは事実であり、今回の大雪を教訓として、さらに220万県民の生命と財産を守るサーバントリーダーとしての役目を果たしてまいりたいと考えております。

先ほど述べました危機管理に対します私の考え方を具体化するためにも、道路管理者間の連携強化、大雪警報発表時の道路情報、鉄道情報、松本空港情報の県のホームページへの掲載など、一部新しい対応を早速実行に移しているところでございますが、今後は、仮称としての災害危機管理指令室の早期立ち上げ、情報収集と県民への情報提供のあり方の検討、また携帯電話によるインターネットアクセスのホームページの作成、自衛隊など県以外の関係機関との連携方法の検討、地震等の大災害に遭遇した県内外の市民の生きた知恵としての具体的対処法を編さんしたハンドブックの作成など、危機管理対応の充実に一層努めてまいります。

さらに、危機管理意識に対して、これは私が聞いていることと若干方向が違った答えになっております。

私は、そのときに路線を変えてまで本当に東京千代田区の選挙の応援に行く必然性があったのか。

それこそ、Eメール、携帯電話、ファクスを通じてメッセージでも、あるいは知事の言葉を添えて相手方に渡しておけば十分事足りた。

あるいは、このような状況にあるから私は長野県知事として現地を離れることができませんと、なぜ相手方に伝えることができなかったんでしょうか。

最高責任者であると言いながら、ここを離れてメールや携帯電話で連絡をとることが果たして適切であったのかどうか、いささか私は疑問でございます。

知事みずからがここに足をとどめ陣頭指揮をとるべきが、長野県知事としての責任ある態度ではないでしょうか。

県民に対して申し開きのできる言葉で再度答弁を求めたいというように思います。

災害危機管理の意識についての御質問でございますが、既に繰り返し御答弁させていただいておりますように、今回の課題を生かして、今後、まさにパブリックサーバントとして県民に対して十分に対応していける知事でありたいと、このように考えております。

以上でございます。

それから、危機管理、これは、知事が東京へ行ったことは間違いであった、とどまるべきであったということでございますが、これに対する責任、反省の弁がどうも見えてきません。私は、行ったことは間違いでなかったかなというように思います。その辺をお聞かせいただきたいと思います。

そして、先ほど来申し上げておりますように、私は、先般の大雪の際の対応に関しては数々の課題を残したと思っておりまして、このことを心に刻んで今後対応していきたいというふうに考えております。


大石英司

2001.03.03

記者発表優先の演出効果

金曜日の議会答弁をネット中継で見ました。いやぁ、面白かったですね。地方議会を見直しました。日本全国から注目されているせいで、議員さんもきちんと勉強しているのね。回を重ねるごとに議員さんのスキルが確実に上がっているのを感じます。

ただ、一人で一時間も喋り続けるのはどうかと思うけれど。論点が多すぎて、視聴者の注意力集中力を維持できない。それは康夫ちゃんにしても同様で、いくら質問趣意書が手元にあるとは言え、答弁漏れも出てくるでしょう。国会でも代表質問より、予算審議の方がまだ面白いのが、こういうやり方にあると思いますね。論点を一件一件ずつ予算審議形式で討議すればもっと有権者の関心を引きつけられるのに。

それに比べて康夫ちゃんの官僚言葉のつまらなさ。すんごく眠くなっちゃう。官僚答弁って、人間を思考停止状態に追いやるよね(~_~;)。思考停止を通り越して寝ちゃうもん。マジで私、康夫ちゃんの答弁の後半部分で寝ちゃったもん。

たとえば、康夫ちゃんがディレクターを置くと表明した農産物5品目に関して、長野の農業は圧倒的に米作依存なのに、米や、葡萄と並んで多いリンゴもさしおいてこの5品目を選んだのはなぜか? など。こういうことはメディアは報じないですね。寝ちゃったから解らないけれど、康夫ちゃんはどう答えたのでしょう。

それから、災害時の不在に関して、EメールやFAX、携帯があると言うんなら、自分は長野に留まり、千代田区長選の方でそっちを使えば良かったじゃないか? っていゃぁ、おいらもそんな皮肉は思いつかなんだ(~_~;)。なかなかウイットある議員さんでしたね。

聞いてて思ったのは、われわれが県外にいて、県外で入手できる情報のみで判断できる地方政治の状況と、実際に地元で接することのできる情報には、かなりの温度差があるらしいということですね。東京では大きな論点しかニュースにならない。報じられない。

たとえば、ダムは大きな問題なんだろうけれど、他にも山ほどの問題を抱えていることが議会質問から解る。むしろそちらの方が日常の優先問題。不思議なのは、こんなに処理しなければならない問題が山積しているのに、康夫ちゃんは何かと口実を見つけては東京に帰省するし、10日間も海外旅行するし、何考えているんでしょうね。この人が責任を果たすのは、いつもマスコミの前でだけなのね。多忙という部分に、全然合理性がない。

地方の首長が「会いたい」と言う時に、「4月にならないと…‥」というやりとりがあったことが金曜の議会で暴露されていましたが(たぶん、康夫ちゃんにとって先送りしたい話があったんでしょう)、これなどは言語道断でして、マスコミの独占インタビューに数時間割く暇はある、県民にはおよそ合点が行かない理由で週末平日と関わらず帰京するのに、じゃあ知事に会いたい市町村の長は「ようこそ知事室へ」でも応募しろと言っているようなもの。

やっぱりこれはおかしいでしょう。ある纏まった県民、数千人、あるいは数万人の意見を代表する立場にある首長と会う暇は無いけれど、ようこそ知事室に応募してくる高校生の意見を聞く暇はある。彼にとっては、これがパブリシティになっているんですよね。首長と会う暇は無いけれど、高校生と会う暇はあることが。ポピュリズムってそういうことですよ。

彼のマスコミ優先というのは、実は戦術上の手段ですね。県庁にせよ議会にせよ、地元にせよ、いつも後回しでしょう。いつもプロセスをすっ飛ばしてマスコミ発表先にありき。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_03.htm


議員

2004年

二月県議会代表質問

県民クラブ会長 宮澤敏文

-2004.3.4-

トップリーダーの責任感についてです。

私が12月県会で、もしもの緊急事変対応のために職務権限を委譲したらと提案されていただきました。昨年暮れに田中さんは大手術をされました。くれぐれもお体をいたわられますこと願うところです。12月暮れからの国の予算方針に対し、各県は即対応したのに、長野県だけおくれ、市町村からも批判が出る有様です。田中さんが退院後、深夜まで何日もかかり病気上がりの局長や三役まで一緒になって、この予算提出にいたったとお聞きしています。なぜもつと早く対応できなかったのか。

指示を出すトップの命令、災害時は特にそうであります。昨年の12月県会の私の質問に田中さんは、副知事の阿部さん、出納長の青山さんを始め、部局長がそれぞれいるから大丈夫だと言い切りました。田中さん、組織というものはそんなものではない。県の組織は職務権限によって動くのです。トップリーダー全ての権限者は、あなた以外にいないのです。だから国のトップリーダーである内閣総理大臣が、海外に出張するとき職務代行者を置くのです。

田中さんはプライベートで、海外に長期に行かれるときも、携帯電話があるから大丈夫であると言い切ります。その心構えで県民が納得するのでしょうか。田中さんの危機意識を高めていただくことを強く望みます。


大石英司

2000.12.29

視察旅行記録

記録として、これをきちんと覚えておきましょう。

そして、地方議会議員の視察という名の観光旅行に関してどう思うか、知事に聴いてください。

【1月7日】〜【1月14日】外遊
【14日】 成田空港着。都内では、雑誌で連載している浅田彰氏との対談取材などをこなす。
【13日】 ロンドンから空路、成田空港へ。機内泊。
【12日】 ミラノからオーストリア・ウィーンへ移動。約15年前に住民運動の末、ダム建設が中止となったウィーン近郊のドナウ川流域の治水状況を、環境専門家の説明を受けながら視察。ウィーンからロンドンへ。ロンドン泊。
【11日】 ミラノ滞在。レオナルド・ダ・ビンチ記念国立科学技術博物館などを視察。
【10日】 お気に入りのブランド、ヴェルサーチの洋服を買い求めるなど、ミラノの経済情況を視察など。
【9日】 ロンドンから飛行機でイタリア・ミラノへ移動。ミラノ泊。
【8日】 ロンドン周辺の交通システム視察。
【7日】 英国・ロンドン滞在。ロンドン科学博物館、ビクトリアアルバート美術館、王立自然史博物館の視察など。

帰国してから、いろんな所で、「視察」の成果と称するものを開陳していますが、こんな滑稽な戯れ言をメディアが無批判に垂れ流すことに唖然とするしか無いですね。議員さんの海外視察に普段はあれほど辛辣なメディアが、彼の言うことをホイホイ聴いて何ら反論することなく垂れ流すんだから。

たった数時間、たった半日、観光地に隣接した施設を訪問して、それが勉強になって、それで地方自治を変えることが出来るとしたら、公務員なんて要らないでしょう。

日本の地方公務員の経験と知識は、知事がお買い物旅行のついでにアリバイ証明のためにたった数時間立ち寄って、ちらと話を聞いただけのことで影響されるような、まるで北朝鮮の閉鎖的な行政を思わせるような、そんなにも軽々しくも安っぽい代物なんですか?

こんな戯れ言を得々と振りまく無知蒙昧な男に対して、よく職員が怒らないものだと思いますね。昔も今も、長野県庁の職員って、ひたすら従順な人々なのですね。

2001年1月4日

仕事始め。

田中康夫

「私たちがやっていくことは民主主義を壊すことではなく、民主主義のリハビリテーションだ」

2001年1月6日

欧州旅行に出発。

田中康夫

「必要な指示は出しており、携帯電話などですぐに連絡をとれる状況にあるので、支障はない」


大石英司

2001.01.29

恐るべし! ワイドショー

※ きょうもきょうとて康夫ちゃんは、記者との懇談に余念がないようで。

いえ、私だって知事になったらやりますよ。毎晩番記者と酒盛りしますね。自分が寄稿している雑誌に便宜供与するなんて序の口。東京で仕事したいと愚痴る地方紙記者には、編集ポストの口利きぐらいしますよ。安いもんですよ。記者を取り込めたら、批判なんてそれこそインターネット上でしか出来なくなる。なんとなく、それっておかしくないか? と思っている大多数の県民の口封じが出来るんですから。

ただね、記者はそれにのっちゃダメですよ。それじゃさ、吉村知事時代の県庁と信毎の関係と一緒じゃないですか。どこかで一線を画すよう自分たちを律しないと。それが出来ないんだったら、長野県政の批判は、半年前までのように、中央のメディアからしか出来なくなる。現に、もうそういう状況に陥りつつあるでしょう? 信毎を愛読できる皆さん。まさか、信毎がこうもころりと康夫ちゃんを支持するなんて長野県民は誰も思わなかったんですから。

今月17日、生徒数の減少からいつもないクラス替えがあるのは仲の良い友達と離れるのは寂しく、受験前でやめてほしい−と陳情に来た長野市立東部中の女子生徒2人がその足で塚田佐・長野市長のところへ行き、塚田市長はクラス替えの配慮はするものの、教育制度が廃止された以上、今の生徒数ではクラス替えをしないといけないと説明し、2人には「出会いと別れで(人間は)成長する」と話したそうだが、の問いに「県レベルでは(この場合にクラス替えをしなくていいのは)制度上、神奈川だけ(残っているが…)。うーん、何とかしたいよね」と感想。

長野市長が特に偉いというわけではありません。大人なら誰でもこういう風に諭すでしょう。当たり前のことを当たり前に言えない、ピーターパン・シンドロームの知事さんが愚かなだけです。未だにこんなこと言っているなんて、本当に、周りに誰一人諫言してくれる人間がいないんでしょうね。まったく、気の毒なことです。40歳過ぎて、こんな醜態晒さなきゃならいんだから。

※ サリン事件映画舞台挨拶にて涙ぐみ。

「おわび、っていうことはどうかー。私は知事だし、一人の県民としてお話ししたい。謝罪という言葉も変だな。河野さんは尊敬に値する人物だと思います」。

この人さ、とうとう河野さんに謝罪しなかったんですよね。どこまでも第三者。県知事だからこそ、謝罪しなければならないという意識がすっぽり抜け落ちている。だから、映画観て、殊勝な気持ちに浸れて涙ぐめるんだな。当事者意識がまったく無いことの証左ですね。困ったもんです。

※ 名刺代。

私、てっきりあの「長野名物」と自画自賛する県知事の名刺は自腹を切っているんだろうと思っていたら、知事の交際費から出ているんだそうで、2ヶ月で 10万円と言うことは、一年で60万円ということでしょう?

皆さん、考えてください。

あれは長野名物だから許されるという代物じゃありません。

他県で知事の名刺代が60万円だなんて話になったら、新聞に叩かれ、議会で無駄遣いの筆頭格として追求されますよ。

こんなの自分で払わせればいいじゃないですか?

彼、いろんな所で「収入が激減して…‥」と嘆いていますが、これも大嘘ですよ。

本来なら、出るはずもなかった読むに堪えないエッセイや対談集が出て増刷もされているし、メディアへの出演も増えている。

そもそも小説なんか全然書いてなかった彼ですから、収入は増えこそすれ減る理由はまったくありません。

笑いが止まらないというのが本音でしょう。

彼は、名刺にはメールアドレスが書いてあるからとかいろいろ言うけれど、メールアドレスなんて、検索サイトで引けばいい話じゃない?

FAX番号なんて、県の広報誌に刷り込めばいいだけの話であって、こんな無駄遣いをして良い理由にはならない。

こういう問題で県民が寛容になる必要は全然無いですよ。

※ 田中知事が応援演説 東京・千代田区長選候補

目くじらたてたく無いけれど、1年くらい知事職に集中しなさいよ。

石原さんだって、そういう行為は未だに自重しているんだから。

知事は、自治体の地元説明会や審議会の在り方に触れ、「先に決まっている答えを補強するかのようなものになっている」と指摘。「政治は『向こう側の人』がやるものではなく、自分たちでやるもの。私は長野県を県民と一緒にはぐくんでいこうとしている」と訴えた。

今日の朝日のサイトの長野県版が、子ども未来センターのことを詳しくレポートしているんですけれどね、この詐欺師の手に関わると、他人がやったことは、「先に決まっている、間違ったこと」であって、自分がやっていることのみ、県民と一緒に育む崇高な作業ということになるんですね。

●住民の声

「あれで『住民の声を聞いた』なんて、とんでもない話だ。一回目は県社会部、二回目は電通の糾弾会のようだった」。

清水国光・は二回の地元説明会を振り返り、憤っている。

清水村長は「二回の説明会だけで、多くの意見を吸い上げたというのは、論理の飛躍があるのではないか」と言う。

しかし、知事は「住民の意見を集約した」として、計画の全面見直しを表明した。

http://mytown.asahi.com/nagano/

単純明快に、素晴らしい比喩をする方ですね。ぜひ朝日のサイト↑を読んで欲しいです。

この村長さん、どういう人か全然知らないけれど、ぜひ4年後の知事候補に担いで欲しいです。

康夫ちゃんは、たった二度の説明会を開いただけで、「住民の意見を集約した」と言ってるらしいんですけれど、それって、これまでの、環境アセスメントをほんの数回開いて、「住民の合意は得られた」とプロジェクトを推進して来た行政と、いったい何処が違うの?

それに、れいによって、このディレクター審議会。学術経験者を集めてやるんでしょう? 何処が違うの? これまでの審議会形式と。

この件に関しては、康夫ちゃんの頭の中に、大きな幻想があるようなので指摘しておきます。彼は結局、この件では、彼が散々揶揄してきた「反対のための反対をやりたいだけ」なんですよ。だから、広告代理店という、いかにも叩きやすい連中をスケープゴートにして、学識経験者という、浮世離れして金に清潔な印象を持つ人々を任命しただけ。

こんなのダメに決まっているじゃないですか? この人たちは、まさしくお金に無頓着な人々なんですよ。理想ばかりで、集客はどうしようかとか、経営上の判断とかいっさい下せない人々なのね。歴史的にどうだとか、哲学しか語れない人々なわけ。

でも、箱物というのは、やっぱり経営を考えなきゃダメなわけですよ。確かに、代理店に丸投げというのは、いろいろ問題を抱えているけれど、少なくとも、学識経験者と称する人々に委ねるよりは遙かに安全です。なぜなら、代理店はコスト計算が出来るから。正直に数字を出せと行政が迫れば、彼らはその数字を出せるんですよ。いつもは大風呂敷でバラ色の青写真しか見せないから、世間から叩かれるだけで。

※ ワイドショー

やっと本題です(~_~;)。

金曜朝でしたか、たまたまチャンネルを捻ったら、ワイドショーで田中康夫vs林真理子ブランド対決! というなかなか面白い企画をやってましてね、ま、私は興味ないんで、身の回り1.5メートル内の自分の幸せのことにしか興味ない本命恋人(←というふうに、ファディッシュ考現学を書いていた頃の、まっとうな批判精神と矜持を持っていた康夫ちゃんなら間違いなくしつこく繰り返したでしょう)の小指にブルガリの指輪がキラリ…‥という所でチャンネル変えましたけれど、考えてみれば、田中康夫の真実をもっとも赤裸々に暴いてくれるのは、報道番組でも無ければ、私でもなく、実はワイドショーなのでは無かろうかと思ったりするんですよ。

だから康夫ちゃんは、わざわざ週刊誌で、ワイドショーごときをこきおろすのね(でも彼はワイドショー紛いの番組に散々出ていたんだけど)。よほどあれは堪えているんでしょう。だってほら、いくら私でも、40歳過ぎて着る物から恋人に至るまでブランド信仰を捨てきれない、ピーターパン中年のセンスなんぞを批判しないもん。大人げないことだから。ワイドショーって、それをあけすけにやっちゃうんだよね。

それでもって、田中康夫に向かって「ふ〜ん。所で、そういう貴方は仕事放って十日間も買い物旅行に出かけ…‥、それって、林真理子と何処が違うの? ただの近親憎悪じゃない」と皮肉たっぷりに返すわけ。恐るべし! ワイドショー。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_01.htm


大石英司

詐欺師の本領発揮

2001.01.30

【29日】

記者から

県民

大雪被害について県は対策本部を設けないのか

、と質問を受け、

田中康夫

「農政課長と昨日から話しているから…。本部を設けるとか、設けないとかではなく、迅速に判断して対応することが大切。

塩尻市の北小野支所職員は(通行止めとなった国道158号で)立ち往生している車をまわって何が必要なのか聞き、コンビニへ走って御用聞きをした。

本当にすばらしい職員だと思う」

と話す。

秘書課員に

田中康夫

「日本道路公団の (防滑装備など)タイヤチェックの態勢は、どうなっ ているのか聞かなくては」

これは田中康夫が得意とする論理のすり替えですね。

巧妙な…‥と誉めてあげたい所だけど、全然巧妙じゃない。

すぐ馬脚を露すような、あまりに稚拙なすり替え。

しかも、道路公団に責任転嫁するわけですね。

貴方、大雪になることは解っていたのに、何処で何やってたの?

職員が素晴らしい行為をしたということと、では知事はどう行動すべきだったか? というのは別問題です。

むしろ、職員はそんなに素晴らしい行為に及んでいたのに、知事は暢気に東京で友人の選挙演説を行っていたことは非難されてしかるべきことです。

自分は県を留守にして遊んどいて、それで「道路公団は何やってたんだ?」も無いでしょう。

雪の中で悪戦苦闘していた道路公団の職員は、こんな無責任で卑劣な男から責任を追及されたりしたひには絶句するしか無いでしょう。

こんなアホなレトリックで世間をごまかそうという男にはこう言ってください。

「田中康夫は、神戸震災で、県庁から迎えが来るまで自宅を動こうとしなかった貝原知事のことを散々揶揄批判したではないか?

所で、その時の貝原知事の弁解も、今の貴方と50歩100歩だったと思うがいかがか?」

(↑というようなことを、ファディッシュ考現学を書いていた頃の、まっとうな批判精神と矜持を持っていた康夫ちゃんなら間違いなく言ったでしょう)

ところで、何でこんなにもあからさまな詐術を彼が口にできるかと言えば、それは聞き手の記者が何ら反論も批判もしないことを前提としているからですね。

こんな所に、番記者を懐柔する効果が着実に現れるわけです。

たとえば、産経のダイアリーのこの下りです。↓

その様子を、長距離バス で県庁に来た熱心な知事ファンという都内に住む私大四年の女子大生(二二)は2週間後に大学院の試験が控えているが、

「東京にいても、知事の顔が浮かんで、勉強がはかどらない」

と、インスタントカメラで次々と撮影し、満足げな表情。

知事に諫言したくて県庁を訪れる人間だって当然いるわけですよ。

ようこそ知事室へだって、耳の痛い話もひとつやふたつ出るでしょう。

ところが、懐柔されたメディアというのは、そういうエピソードは書かないですね。

こうやって、康夫ちゃん命みたいな、いかにも田中康夫自身が読んで感激するようなことしか書けなくなるわけですよ。

ゲッペルス的な世界に囲まれて、そりゃ彼としては、

連日の新聞を見て、知事の体が心配 で、との声に

田中康夫

「昔だって、あんなもんですよ。周囲にいるスタッフの方が心配です。ちっともやせませんし、ストレスがたまらない体、おつむにできているのかー。鈍感にできてるのかねー?」

こんな風にしか感じないでしょう。

何しろ、彼に批判的な論調はほとんど県民の耳に達することは無いし、田中康夫自身はこうやってマスメディアで褒めちぎって貰えるのですから。

鈍感になるのも至極当然。気楽なものですよ。吉村天皇と何ら変わりなし。


大石英司

2001.02.22

ファシズムとは何か

今週は本当は新潮45の小沢一郎との対談ネタだけで済ますつもりだったのに(ーー;)…‥。ま、それは次回にします。

エレベーター内で、各都道府県の知事に同様の質問を行っているという全国紙記者から、退陣論が高まる森首相について聞かれ、「そういう画一の質問では(答えられない)」と強い調子で取材を拒否。知事室へ戻る。

堺屋太一氏とは派手にやり合った康夫ちゃんが何故にこういう歯切れの悪い対応をするかと言えば、潜水艦問題では、康夫ちゃんに総理を批判する資格が全然無いからですね。それをやっちゃうと、れいの大雪不在の失態を突っ込まれて自ら墓穴を掘る羽目になるからです。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_02.htm

<第2期田中県政=02年9月−>

塩尻の知事分室 非常用通信回線なく、災害時の初動遅れ懸念

(5月1日)

通勤時も携帯電話だけ 泰阜―県庁間の往復7時間

田中知事が塩尻市の県林業総合センター内に設置した知事室分室に、地震などの災害発生時に対応する非常用の通信回線が整備されていないことが、三十日明らかになった。知事は三月下旬から、泰阜村と県庁の間を、高速バスなどで片道約三時間半の遠距離通勤を繰り返しているが、この間も非常用の通信手段を持っていないことが分かった。災害発生時は携帯電話などの一般回線はつながりにくく、初動の遅れを招く恐れもあり、知事の危機管理意識の低さが問われそうだ。

災害発生時の県庁外からの通信手段には、県防災行政無線と地域衛星通信ネットワークシステムの二系統がある。停電時も利用可能な専用回線で、県庁と合同庁舎、建設事務所の間だけでなく、各市町村や消防本部とも電話やファクスで情報がやりとりできるネットワークが整備されている。

ところが、林業総合センター内の分室は、いずれの専用回線も未整備のまま。分室での執務は二〇〇三年五月以降、計二十日間に上っているが、災害が発生して携帯電話が通じなくなった場合、分室内から県庁などと連絡を取ることは不可能になる。

また、泰阜村―県庁間の高速バスなどを利用した通勤では、緊急時の通信手段が一切なく、往復の約七時間は「危機管理上、トップ不在の状態になりかねない」(県幹部)ことも判明。事態を重く見た県は、衛星携帯電話の購入も含め、改善策の検討に入った。

衛星携帯電話は市販されており、小型のパソコン並みで重さ二キロ・グラム前後、一台当たり約30万―50万円になるという。知事が使用する公用車には搭載されており、乗車中は連絡が取れるようになっている。

知事は大規模災害の発生直後、危機管理室長らと危機管理指令室を立ち上げ、災害対策本部などを設置すると同時に、本部長に就任することなどが法律などで定められている。

知事は四月二十八日の会見で、遠距離通勤に関連し、危機管理への対応を問われた際、「県庁舎内に寝泊まりすることが、一番の危機管理になるのか」などと答えている。

【信濃つれづれ】理解できない“康夫流政治感覚”

「長野県知事やりながら国政の政党代表。県民益にかなう。改革を長野県から発信する。ハァ〜、何いってるかわかんねえよ」

最近、気に入りのお笑い芸能人のフレーズを使えば、こんな感じだろうか。

国政の場で「新党日本」を党首として立ち上げた田中康夫知事への政治感覚は疑うばかりだ。

なぜ、そう思うのか。

まず、根本的な理由は、現在の選挙制度は議員を選ぶと同時に、首相を選ぶという意味合いがある。

たかだか、「新党日本」は数人の政党ではあるが、自民党と民主党の当選議員の議員数が過半数以下で拮抗(きっこう)すれば、新党が新政権の帰趨を握る可能性もある。

さらには、かつての日本新党の例もあるように、少数政党の党首が首相の座に就いたこともある。

ところが、田中知事は国政選択という重要な岐路にありながら、自らは県知事というリスクのないポジションで、自らは辞任もせず、選挙にも立たず、党首として国政選択に影響を与えようとする。

また、県知事と党首は両立できるとするが、党首として他都府県に遊説でもしていたときに、県内で大規模災害でも起きたときに県の最高責任者としてどう対処するのか。

携帯電話で指示すれば済むとでも考えられているのか。

どう考えても理解できない。

さらに、小泉純一郎首相は今回の選挙を「郵政解散」と位置づけたが、郵政民営化について明確な田中知事の考えは発信されていない。

「県民益」につながるというのも、どういう形で具現化されるのか。

長野での改革を全国に、というのであれば、田中改革がどういう実績をあげたのかを具体的に示すべきではないだろうか。

田中知事は小沢一郎民主党副代表や田中真紀子前衆院議員との親交、さらには、石原慎太郎東京都知事への共感を発言している。

だが、この一連の田中知事の行動は、マスコミへの露出度アップ、さらには巷間ささやかれている政界でのステップアップのためのデモンストレーションのようにしか思えない。

仮にそうなら、県民をバカにしないでほしい。

前回のコラムでは反論をお願いしたが、ナシのつぶてだった。

今回反論があるなら、ぜひお願いしたい。

長野支局長 松野康典

2005年8月29日

産経新聞長野版
県民

自衛隊雪害派遣に想う

投稿者:上伊那郡民

投稿日:2006年1/08(Sun) 17:09 No.1258

飯山市の豪雪を何とかして欲しいと思い、飯山市長さんが自衛隊の災害派遣を県知事に要請したとの記事を見ました。

澤田副知事は、最初は

「緊急性が無い。具体性に欠ける」

として、信州は自衛隊の派遣要請をしないと記者会見。

その4時間後、何があったか知れませんが、あわてて自衛隊に派遣要請したとのことでした。

多分、県職員をボランティアの名目で強制的に雪かきに行かせれば、

「僕ちゃんの点数が上がり、これで8月の県知事選挙の票が稼げる」

との思惑から澤田信州副知事に

「自衛隊なんかいらない」

と言わせたのでしょう。

あの4mに達しようとする雪の凄まじさを知らなかったのでしょう。

しかし、メディアや市民から多分

「信州知事は何を考えているんだ」

との抗議を聞いて、あわてて自衛隊派遣要請をしたものと思います。

自衛隊では、昨日の夜にもう現地入りをしていることから、知事が一旦断っても、派遣要請はあるとの判断で待機していたのでしょう。

さすがは自衛隊。

それにつけても、信州知事、副知事の危機管理意識の欠如には、あきれ果てます。

こんな知事を戴いている長野県は、東海沖地震が発生したときにいったいどうするのでしょうか?

信州知事は、携帯電話があるから、県内にいなくても指揮はとれるとのたまわっていますが、地震のときは、電話は通じないと考えるのが常識です。

今回の飯山市を初めとした雪害対策を見ていてもその対応にとても不安を感じます。


県民

Re: 自衛隊雪害派遣に想う

ya-mana

2006年1月9(Mon) 20:23 No.1260

>信州知事は、携帯電話があるから、県内にいなくても

>指揮はとれるとのたまわっています

今回の除雪要請をめぐるドタバタでは、

電話では緊急性が伝わらなかった

、との副知事コメントがありますね。

語るに落ちた、ってとこですか。

で、秋山郷へは、

>受診者数:9名(男3名・女6名) うち往診2名

>主な症状:風邪、関節等の痛み、不眠

>なお、他の医療機関に緊急転送したり、

>入院の必要がある患者さんはおられませんでした。

のために、医師1名、看護婦3名派遣…。

http://www.pref.nagano.jp/eisei/imu/happyou/iryouhaken2.htm

医師1名、看護婦1名でも充分すぎると思うのですけどねえ。

山での県警ヘリの遭難出動には有料化を検討、って言ってた割に、防災ヘリの出動にはずいぶん気前がいいな、という感想をもつのは私だけではないと思うのですが。


県民

雪害対策に万全の支援を

投稿者:上伊那郡民

投稿日:2006年1/08(Sun) 17:35 No.1259

さわ○か県議(?)のHPに、

自衛隊派遣を要請した飯山市の対応がまずい。県や市で除雪するところを自衛隊に除雪させようと派遣要請し、お年寄りや困っている家庭の除雪は全然対応しないことはおかしい。…だから、「信州知事は、自衛隊の派遣要請を断った」

と信州知事の危機管理能力の欠如を擁護する意見が「さ○○か日記」に書いてありました。

自ら、飯山市の知り合いに案内してもらい現地を視察したとのたまわっていますが、本当に行ったのかい?

だって、日記には3mの雪と書いてありましたが、昨日で積雪4mに近いと報道されています。

ちょっと、市内の雪の少ない(それでも3m)を見ただけで信州知事の危機管理能力の欠如を擁護する日記を書く感覚が分かりません。

清水県議さん、私は南信ですから、今年は雪はありませんが、何年か前に1mを越す雪が降ったとき、交通マヒを経験しています。

わずか1mでも、南信地方は大パニックになりました。

確か、あの時も信州知事は県内にいなかったと思いますが、…

テレビで見てもあの凄まじい雪を何とかして欲しい、何とか地域の皆さんの安全を確保して欲しいと想うのは、私だけではないと思います。

この北信地方の雪害に対する財政支援などを県議会としても是非考えるべきだと思います。

県職員を強制的にボランティアの名目で動員して雪かきをさせる程度では、対応できるレベルではないと思いますが、いかがでしょうか


県民

怒りを通り越して笑うしかない

投稿者:溜息

投稿日:2006年1/11(Wed) 00:20 No.1261

飯山市の自衛隊派遣要請の時は岡谷市で岡谷市民新聞の新春講演会。

昨日の栄村の自衛隊派遣要請の時は新党日本の党開きで上京。

田中知事にとっていったい何が大事なんでしょうね…。

SBC

新党日本の「党開き」で田中知事が上京

http://sbc21.co.jp/my-cgi/sbc_news.cgi?page=seventop&date=20060110&id=0103047&action=details

中日新聞

知事の1日(1/7)

http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060107/lcl_____ngn_____004.shtml


県民

自衛隊派遣要請に思う

投稿者:上伊那郡民

投稿日:2006年1/14(Sat) 08:41 No.1270

長野県のホ−ムペ−ジに、飯山市の自衛隊派遣要請の経過が書かれていました。

内容を読んでみましたが、現地の飯山市の状況が分からないとして、何度もやり取りをした経過がありました。

現地の飯山市は、市だけでは対応できないと判断して自衛隊の派遣を要請したものと思いますが、県の副知事、知事をはじめ、なんとものんびりとした対応振りが、珍しく正確に書かれていました。

今回の北信の豪雪は、テレビで見ていれば尋常な事態ではないことは明らかです。

現地の派遣要請を単に事務的な手続き?具体的にどこに、何をと言うことが無いから、ということを理由に、派遣要請を見送ったとの言い訳ですが、なにやら、神戸大震災のときの村山首相の対応振りとダブって見えたのは私だけでしょうか?

事務手続きに拘泥し、初動態勢を取れない長野県。

とにかく「雪を何とかしなければ」との飯山市長さんの危機感を受け止められない長野県…

こんなことでは、東海沖地震が起きたときに長野県は本当に対応できるのでしょうか?

まして、信州知事ご本人は、のんびりと岡谷で某新聞社(?)の新年会にご出席とは…

いやはや危機管理のできていない長野県の実態がよく分かりました。


議員

申し訳有りません。

清水保幸

2006年1月14(Sat) 21:55 No.1273

只今インフルエンザと格闘中。

本日で5日目です。

暫くお待ち下さい。


県民

繰り返されたデタラメと「逆宣伝」

投稿者:ゆきんこ

投稿日:2006年1/15(Sun) 15:23 No.1274

おじゃまします。インフルエンザとのこと、早期のご回復を祈ります。

さて、今回の『自衛隊派遣問題』は重大な事柄だと思います。いつものデタラメが今回も行なわれたからです。

県が飯山市からの派遣要請を「緊急性なし」としていったん却下したのは実に恐ろしいことです。

豪雪対策本部長澤田祐介は愛知県生まれで、数年前に長野県に来るまで鹿児島県や愛知県で過ごしてきた。愛知県は5cmの雪でも交通が麻痺します。ほとんど誰もスタッドレスタイヤなんか履いていないからです。鹿児島県はそもそも雪が降らない。こういうところで暮らしてきた以上、大雪の怖さなど知るべくもない。

そういう人物に豪雪対策本部長が務まるであろうか?緊急事態即応の判断ができるであろうか?

田中康夫長野県知事は数年前に選挙のため長野県に住民票を移すまで、都会で暮らしてきた人間である。県HP掲載の写真で見る限り、スキーは滑れず、スキー場にさえほとんど行ったことがないようである。大雪の怖さなど知るべくもない。

このような「ツートップ」に豪雪対策ができるものだろうか?そもそも地元からの悲鳴のような自衛隊派遣要請を勝手に怠る権限が県にはあるのだろうか?

「最終的には自衛隊が派遣されたからいいではないか」という意見もありましょうが、それですむ問題ではありません。

今回の事態は『白骨温泉踏み込みビデオ撮影問題』、『山口村越権合併問題』、『新潟地震義捐金問題』と共通する、田中県政が抱える本質的問題から生じているからです。

『白骨温泉踏み込みビデオ撮影問題』では、捜査権限もないのに温泉に踏み込み、ビデオ撮影し、マスコミに流しました。

『山口村越権合併問題』では、地元自治体の意志と県の最高意思決定機関である県議会の議決を無視し、総務省への合併申請を怠りました。

『新潟地震義捐金問題』では、なんの権限もないのに集まった義捐金を直ちに新潟県に送ることを怠り、勝手にその使い道を決め、物資を購入しました。

さらに県知事自ら新潟県に出かけ、物資を手渡す場面をテレビ取材させました。

県はさかんにHPで自衛隊の派遣が遅れたのは飯山市の対応がまずかったからだと言いたげな「逆宣伝」を行なっています。知事会見でも知事は同様の主張を行なっています。まことに恥ずかしいことです。

飯山市には事前に自衛隊から先遣隊(連絡員)が入り、状況を把握し、出動要請があれば即応できるように準備をしていました。

http://www.jda.go.jp/j/news/2006/01/0112.htm

地元自治体からの派遣要請を勝手に無視するなど、まさにコモンズを踏みにじる行ないでしょう。

日頃から「コモンズ」とか、「現地機関」に権限を委譲するため組織改革を行なう、「手続き民主主義はいけない」などと言っていながら、今回の様です。これでは、それらの言葉は全てウソではないかと考えざるをえません。

過日は東京へ出かけ、大臣に東京では駄目である、現地対策本部を設けろと意見を言ったと、さかんにテレビで述べていました。日頃から「インターネットや携帯電話があるから離れていても緊急事態に対応できる」と言ってきたのはどの口でしょう?いったいどの口で意見したのでしょう?

現地対策本部を設けなければいけないのはまず県でしょう。

共通する田中県政の問題は

  1. 1.権限のないことに口をつっこみ手をだす
  2. 2.地元自治体の判断を無視する
  3. 3.テレビに映ることを考えて行動する
  4. 4.批判されると他に責任転嫁する
  5. 5.県HPや広報、雑誌連載などを使い「逆宣伝」を行なう

2006年はこれらの行動に県民の裁きが下る年となるよう、頑張ってください。


議員

御心配かけました。

清水保幸

2006/01/15(Sun) 21:15 No.1275

やっとパソコンに向き合えるように成りました。

この間多くの方に、書き込み頂き有難う御座いました。

県の発表の中に幾つかの疑問が有ります。

まず、

『派遣要請箇所がピンポイントで特定できていなかったから、派遣要請をしない事を決定し記者会見を行った』

というもの。

ここで言っている事の裏を返せば『実態が分からぬ内に派遣要請をしない事を決めた』という事に成る。

本来の実務から行けば、派遣要請をすると同時に詳細報告を求め実施計画を作る作業をしなくては成らない。

それこそが、迅速な災害対策の基本である。

まして、詳細が解らない内に、派遣要請をしない事を決め、報道に発表するなど言語道断である。

ここで、派遣要請をしない事を決める必要が何処に有るのか解らない。

百歩譲って、県に自衛隊派遣要請をする根拠に対して、自信がもてないと言うならば、現在検討中とすればよい訳で、派遣要請をしない事を決定する必要は無いのです。

更に、もし長野県の派遣要請が後に勇み足だったと判断されたとして、誰が県を批判するのでしょうか。

国ですか、自衛隊ですか、県民ですか。

あの段階では、誰が考えても自衛隊派遣は当たり前の事ではないでしょうか。

更に、ここにも書いて有りますが、知事会見には嘘が有ります。

6日に原村商工会主催の原村交歓会が開かれ、挨拶の中で多くの方が雪害の問題を取り上げましたので、私もそれを受け『何故、県はこのような事態に成っても、自衛隊に派遣要請をしないのか理解できない』と申し上げ、地方事務所幹部も居りましたので、皆さんの前で自衛隊派遣を強く要請を致しました。

その時に、地方事務所幹部は『すでに自衛隊は準備が出来ており、要請さえあれば何時でも出られる状況のようですよ』と教えてくれました。

しかし、知事会見では以下のように述べているのです。

『第一陣としておそらく派遣するとしたら栄村かなという心づもりはあられてスタンバイの準備はされていたというふうに後からお聞きしてます。』

自衛隊の準備が出来ていた事を後から聞いたと言っている。

大きな嘘です。

嘘で無いとするならもっと問題です。

いち地方事務所の職員が知っている情報を、知事が得ていないという事に成ります。

何故、こんな嘘を付かなければ成らないのか理解出来ない。

更に、何故自衛隊が勝手に栄村と判断したと言えるのか、そんな事は有り得ないのです。

自衛隊は、県の派遣要請に基づいて場所と人員・機材を決める筈であります。

何の為に、記者会見で自衛隊は栄村だと思って準備していたと言わなければ成らないのか、意味が解らないのです。

栄村であろうと、飯山市であろうと、野沢温泉村であろうと、誰から見ても、何処から派遣要請が有っても不思議でない情況であった筈です。

私の挨拶が、午後5時30分、後に派遣しない事の決定が下され記者会見、更に一転して23時過ぎに派遣決定となる訳です。

沢田副知事への批判も有ろうと思いますが、私はもうひとつの見方をしております。

田中県政の今までの有り様では、知事の指令が出て一旦決めた事を変更する事など無かったのです。

真実は解りませんが、沢田氏が田中知事を口説き落として、ひっくり返したのではないかと想像しています。

色々なご意見は有ろうと思いますが、ここでは沢田氏の医師としての正義感を信じたいと思います。

田中康夫氏にこの判断は出来ません。

今までの彼を見てきて、はっきりと言い切れます。

以前からの事ですが、肝心な時に彼は居ないのです。

テレビカメラが来る良い場面の時しか登場しません。

これを読んで真実と違うという方が有れば書き込んで下さい。

共通する田中県政の問題は1〜5

お見事です。

私の苛付く原因がここに有ります。

たった一言『もっと真剣にやれよ!』

改めて『本年も宜しく御願いします』

体調を整えなければ、17日・18日福岡県調査・19日真田町教育委員会懇談・20日選挙区等調査特別委員会と続きます。


県民

やっぱりおかしいですよね!

岳麓民

2006年1/17(Tue) 17:33 No.1280

清水県議さんの日頃のご尽力に敬意を表します。

今回の飯山市の自衛隊災害派遣の問題は、県ツートップの対応にどうしても納得いきません。

県のHPに経緯が掲載されていますが、ゆきんこさんの言うとおり飯山市の対応を批判する内容ばかりです。

「飯山市の総務部長さんに聞いたが…」「助役さんに聞いたが…」

でも、おかしなことに『北信地方事務所に調査を命じた。』とは出てきません。

地方事務所の方も当然現地に行っていたと思うのですが(?)、その方は県庁には報告していなかったのでしょうか?

危機管理室も、飯山市の対応がまずいのなら、なぜ自ら情報を得ようとしないのでしょうか。

県のHPには、副知事の対応の経緯も必要ですが、県がどのように情報収集を行なっているのかも説明してもらいたいものです。

1月20日(金)

県の総合評価落札方式 価格以外をより重視へ

県発注事業の入札で価格以外の要素を加味して落札業者を決める「総合評価落札方式」について、県は19日に県庁で開いた県公共工事入札等検討委員会で、来年度から、価格以外の要素の評価点を現行の百点満点中最大9・5点から同15・0点に比重を高める方針を示した。

最低価格で入札した業者ではない業者が落札する「逆転落札」が起きやすくなり、県費支出が増えるが、県は技術力や実績、地域貢献をこれまで以上に評価したい考えだ。

県は同方式のうち、

−など6項目から、事業ごとに必要と判断した項目を組み合わせて評価する「簡易型」と呼ばれる方法を採用し、昨年2月から試行している。

12月末までに91件の発注事業に適用。

このうち29件(31・9%)で逆転落札が起き、最低価格との差の平均は、予定価格の0・35%に当たる13万8570円だった。

この91件に新配点を当てはめた場合、逆転落札は35件(38・5%)に増え、最低価格との差は予定価格の0・59%相当の19万564円に上昇、支出は265万1210円増える。

県によると、工事成績の配点を5点から7点、専門的な資格を持つ技術者の現場派遣を2点から3点、地元業者かどうかの「地域要件」を1点から2点に改定。

除雪などの「社会貢献」も1・5点から2点とし、過去2年間に同種工事を請け負ったことがあるかどうかの「同種業務実績」(1点)を新設する。

信濃毎日新聞

県:電子メール、送受信取り扱い定める−−情報公開課 /長野

県情報公開課などはこのほど、電子メールシステムを使って送受信する文書の取り扱いを新たに定め、県各部局へ通知した。

電子メールで受信した文書は、担当者が紙に出力して文書主任に渡し、文書主任は収受の処理をして事務担当者に配布することなどを盛り込んだ。

県機関内部における日程などの連絡や調整に関する文書は規定外。

県職員が取り扱う電子メールをめぐっては、経営戦略局参事(当時)が03年に情報公開請求に対して文書を意図的に私文書扱いにしたことが分かっており、田中康夫知事が昨年2月県議会で文書規定を明確にする方針を示していた。

【中山裕司】
毎日新聞

2006年1月21日