情報公開ランキング〜田中知事の閉鎖性・長野県議会の透明性

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このページでは、情報公開ランキング〜田中知事の閉鎖性・長野県議会の透明性について紹介していきます。

ここに書かれていることに関して、何が正しく、何が間違っているのか?何が本当で、何がウソか?判断は皆様にお任せします。

田中康夫 情報公開を率先して推進しているかのようにウソをついて、実際にはまるで公開できていなかった「やるやる詐欺師」
歌田明弘 やるやる詐欺師の田中康夫の口車にひっかかって、田中康夫を礼賛する記事を書き続けた、ちょっと間抜けな著述業
大石英司 その田中や歌田を批判している作家
松葉謙三 信州市民オンブズマン代表幹事。自称「中立公正なオンブズマン」の弁護士。業績は以下の通り。
  • 田中知事の後援会のカネで料亭接待を受けていた。
  • 知事の口利きで県の最高幹部に就職し、月額20万円を税金から貰っていた。
  • 田中知事の談合事件について知事の弁護を引き受けた。
  • その弁護費用として県の税金から多額の報酬を受け取った。
清水洋 長野県議会議員


全国情報公開度ランキング
発表日 長野県総合評価 備考
7 2003年3月25日 18位 情報公開先進国である信州…のはずですが、あれれれ?なんですかこの順位は?18位?
8 2004年3月19日 35位
内訳
知事交際費 20位
監査 最下位
入札 最下位
テレビで田中が「情報公開を進めている!」「入札改革だ!」ってウソ八百を放言してた頃です。
9 2005年3月18日 3位
内訳
知事交際費 20位
議会政務調査費 1位
入札 最下位
住宅供給公社 2位
テレビで田中が「議会は守旧派の悪だ!」「入札改革だ!」ってウソ八百を放言してた頃です。
10 2006年3月23日 5位
内訳
知事交際費 23位
議会政務調査費 1位
11 2007年3月17日 1位
内訳
知事交際費 20位 4点(10点満点中)
議会政務調査費 1位 30点(満点)
議会委員会 1位 20点(満点)
12 2008年3月21日 1位
内訳
知事部局 5位村井知事
議会 1位
県警 21位

全国議会透明度ランキング 大幅アップ、長野県議会が3位

(8月28日)

◆項目別 政務調査費が1位 全国市民オンブズマン連絡会議

全国市民オンブズマン連絡会議が二十七日発表した全国都道府県議会の「議会透明度ランキング」で、長野県議会は愛媛、鹿児島県に次いで三位となり、前回(一九九八年)の二十五位から大幅に順位を上げた。

今年五月に政務調査費の収支報告書に領収書の添付を義務づけたことなどから、「政務調査費」の透明度が全国一になり、順位が上がったとみられる。

田中知事は「政務調査費はブラックボックス」などと批判、今年四月の県議選で知事支援を打ち出す候補の中には政務調査費廃止を公約とする者もいたが、全国的には高い評価を得る結果となった。

調査は、「議員の海外視察」「政務調査費」「委員会の公開」の三項目について各地のオンブズマンが情報公開請求し、開示度などを項目別に採点。

合計点を都道府県ごとに比べたところ、本県は百七十点満点中九十七点で三位に入った。

項目別では、「政務調査費」で七十点満点中三十三点を獲得、一位となった。

五月から収支報告書への領収書添付を条例で定めたことで十点が加算されたほか、政務調査費による活動の成果・内容の記載状況が「十点満点」と評価された。

「海外視察」は、「企画書はあるが具体性がない」として、五十点満点中二十五点の十五位。

「委員会の公開」では、委員会記録が情報公開制度による手続きを経なければ閲覧できないとして、五十点満点中三十九点の十六位となった。

同連絡会議では

「改革の意志さえあれば、透明度は一気に向上することを示している。議会は、市民に開かれた存在であるという自覚を持ち、情報公開を推進してほしい」

としている。

小林実議長は

「議会改革第一弾として透明度を上げる努力をした結果で、うれしい。引き続き襟を正し、県民の期待に応えられるよう努めたい」

としている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/280.htm

康夫派

仮想報道 vol.197 [2001/07/10]

田中康夫長野県知事と記者クラブの対決

多くのメディアはほとんど報じていないが、田中康夫長野県知事の「脱・記者クラブ」宣言を受け、6月末、記者クラブが退去した。この事件の顛末は?

●「脱・記者クラブ」宣言を拒否した記者クラブ

小泉内閣のニュースが続き、ちょっと影が薄くなった田中康夫長野県知事が、このところまたテレビのニュースなどに登場している。雑誌の取材のために知事室に若い女性タレントを入れて、シャンパンを飲みながら低俗な対談をやったと県議会で追及されたという。

知事らしくないふるまいにはちがいないが、もともと知事らしくない人物なのだ。これまでの田中康夫氏の活動からすれば、いまさら驚くことでもない。それよりもこの時期に、メディアがわざわざこのことを取り上げたのには、底意があるとしか思えない。田中知事の「脱・記者クラブ」宣言が告げる記者クラブ退去の期限が6月末に迫っていたからだ。宣言の問題には触れず、スキャンダルを取り上げるのは意図があってのこと。ありていに言えば、一種の”いやがらせ”ではないか。

「脱・記者クラブ」宣言は長野県庁のサイトで読めるが、宣言を出した理由は次のようなことだ。

  1. 【1】記者クラブが主催する記者会見には、加盟社以外の人間が出席しにくくなっており問題である。
  2. 【2】記者クラブに総額で年1500万にものぼる便宜供与をするのはおかしい。

そして、

  1. 【1】6月末をめどに記者室を撤去し、表現活動に携わるすべての市民が利用できるプレスセンターやワーキングルームを設ける。
  2. 【2】週1回の知事記者会見は、すべての表現者が参加可能で質疑応答も行なえるようにする。
  3. 【3】これまで記者クラブ主催だった知事の会見を県の主催にする。

「脱・記者クラブ」宣言以後の知事会見は、一問一答も含めてサイトに掲載されている。いずれ動画も見られるようにするとのことだが、もっとも新しい6月26日の会見は音声を聞くことができる。会見の後半では、知事が県政記者クラブの記者ひとりひとりに記者室を明け渡すかどうかを聞いており、緊迫した様子が伝わってくる。

田中知事が繰り返し語っているところでは、「生きている人間すべてが表現者」とのことで、これ以後記者会見にはフリージャーナリストや学生なども加わっている。田中知事がそのようにすべきだと考えた理由をまとめると次のようなことらしい。

「グーテンベルクの印刷術は、かぎられた人間が独占してきた言語表現を多くの市民に共有できるものにしたが、インターネットというツールは、すべての人間を表現者にすることを可能にした。表現活動はすべてひとりひとりの個人に立脚して行なうべきであり、特定の新聞社や放送局が独占してはならない」

一種のインターネット・メディア論になっているわけだ。

2月の「脱ダム」宣言のときには大きく取り上げたメディアも、自分たちに向けられたこの「脱・記者クラブ」宣言には困惑したようだ。新聞やテレビなどのメディアは、さほど取り上げないどころか、ほとんど無視してしまった報道機関まである。

1ヵ月以上たった6月21日になって、長野県の県政記者クラブは、受け入れられないと回答し、次のような「県政記者クラブ見解」を知事側に出した。

「報道機関はあくまでも国民の『知る権利』にこたえることを目的にし、取材結果を報道目的以外では使わないよう自ら律しています。こうした報道機関と『全ての表現者』を同一視するのは間違い」であり、知事は、国民の知る権利にこたえる報道機関の役割を正当に評価すべきだという。「前日までに申し出があれば、原則として会見に出席してもらうようにもしている。それなのに、一方的に県の主催にするというのはおかしい」と抗議している。

これにたいし、田中知事は、「宗教団体や政党の機関誌の記者が会見に参加することは認めなかったではないか」と反論する。記者クラブ主催では、いつまでたってもすべての人に開かれた会見はできないと見限って、県主催を打ち出したというのだ。

●「表現活動は個人に立脚すべき」と主張する知事

田中知事は、質問する記者たちにフルネームをまず言うように要求している。そして、ネットでもそのまま発言者の名前を載せている。

インターネットで情報を集めていて奇異に思うのは、さまざまな情報を流しているメディア自体に関する情報を集めようと思うと容易でないということだ。メディアというのは、情報を流す無色透明の装置ではない。そうである以上、メディア自体の情報を開示するのは当然のことだと思うが、そうしたことが考えられている様子はない。また、匿名記事による弊害についてはさすがに語られ始めたが、署名記事でも、記者がどう思っているのかわからないことが多い。記者本人が自分の意見を言うかわりに”識者”に語らせるのも常套手段になっている。中立性を保つため、というが、記事を書いている記者どころか、新聞社ごと特定の意見を持っていることがありありとしていることも多い。それをあえて伏せて記事にするから、どこか偽善的な感じさえ漂う。

質問者にフルネームを言わせ、インターネットでそのまま発表してしまう田中知事のやり方は、そうしたマスコミのありようにたいする批判になっている。

田中康夫氏の著作はそもそも”実名主義”だった。小説にはブランド名やレストラン名などがあふれ、エッセイでは、消費者の立場から会社を名指しで批判する。その精神は、知事になっても一貫しているようだ。会見は、記者の批判によってというより、知事のばか丁寧ながらも挑発的な発言によってときに緊迫したものになっているが、ジャーナリストが組織の影に隠れることは許さない、という姿勢は一貫して見てとれる。

記者クラブが懸念するのは、「県主催では、情報操作が行なわれる恐れがある。たとえば都合の悪いときには、知事は会見を開かないのではないか」ということだ。しかし、記者クラブが主催でも、知事が会見に来なかったら同じことだろう。そのほか具体的にどんな情報操作があることを心配しているのかが会見では語られていないので、その点については何とも言いようがないが、宣言をどう見るかは、まず第一に、県政記者クラブの「報道機関と『全ての表現者』を同一視するのは間違い」という見解と、田中知事の「すべての人間が表現者なのだから、それにあった体制にすべきだ」という意見のどちらに共感するか、にかかっている。

この対立軸に関して言えば、組織に属していることがそんなに特権的なことなのか、と思う。県政記者クラブの言っていることは、ネットで誰もが簡単に情報発信できるいまの時代にはもはやアナクロでしかないだろう。

宣言以後、現在まで9回にわたる知事会見の質疑を読むと、「記者クラブが排他的だ」という批判については、「そう思う」とあっさり認めてしまっている記者もじつはけっこういる。記者クラブも、宣言受け入れ拒否の見解を出したものの、一枚岩というわけでなさそうだ。とくに若い記者たちのなかには、田中知事の言うことをもっともだと感じている人もいるのではないか。

このところのインターネットと政治の関わりと言うと、小泉内閣メールマガジンに独占されてしまった感じだが、同じ時期に、長野県庁で起こっていることのほうが、インターネットというメディアの発展にとってもっと本質的なことのような気がする。来週号でももう少し考えてみよう。

この連載をまとめた『インターネットは未来を変えるか?』現代社会編と科学技術編の2巻を刊行した。この3年ほどのあいだにネットをとおして何が起こったかが一望できる。

写真

長野県庁の「脱・記者クラブ」宣言のページ(http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/kisya.htm)。

記者会見の際の田中県知事と記者会見出席者との質疑内容にもリンクが張られている。


ホームページ

長野県庁の田中康夫県知事のページ(http://www.pref.nagano.jp/hisyo/governor/governor.htm)。

言葉によって切磋琢磨するということで、プレスセンターを「表現道場」と名付けるという。


『Web現代』のサイトでは、6月1日の田中県知事の会見のうち、読売新聞の記者と対立した部分を動画で見られるようにしている(http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2001_06_01/content.html)。


地元紙『信濃毎日』の長野県政ページ(http://www.shinmai.co.jp/kensei/)。

「脱・記者クラブ」宣言の特集コーナーもできている。


康夫派

仮想報道 vol.198 [2001/07/16]

記者クラブと県のどちらが開放的か?

田中康夫長野県知事が打ち出した”長野モデル”では情報公開要求に対し防戦一方だった公的機関が、一歩先んじる奇妙な成り行きになっている。

●政治家とメディアの乱戦

政治家とメディアの乱戦は、三つどもえ、四つどもえと、このところますます複雑になってきた。この乱戦の過程で、外務官僚しか聞いていないはずの田中真紀子外相と他国の閣僚の会話が次々と報道され、メディアと官僚が意外なほど密接な関係であることがわかってきた。外相も相手の閣僚も発言を否定しているが、新聞社は記事に絶対の自信があるようで撤回しない。複数の取材源に確認したからなのだろうが、記事を読んでいる側には、立ち会ったわけでもない会話の内容について新聞になぜこれほど自信があるのかと思う。取材源を明かせないためか、そう断言できる理由について何の説明もない。そうした記事をもとに、田中真紀子は外相不適格であると納得しろと言われても、読んでいるほうからすれば、それは無理な話だ。しかし、新聞などは、小泉内閣の圧倒的な支持率を見て批判を強め始めた。

一方、テレビのワイドショーは視聴率が得られるからと相変わらず小泉首相・田中外相翼賛番組をやっている。政治家が支持率を気にして政治をするのが大衆迎合だとは思わないが、メディアが支持率を気にして番組をつくったら、大衆迎合以外のなにものでもない。しかし、視聴率をもとに番組をつくるのはもはやあたりまえになってしまった。

雑誌に書いているから言うわけではないが、新聞やテレビと比べると、雑誌は是々非々の態度をとっていて、もっとも健全な気さえする。ただもうちょっと皮肉な見方をすれば、女性誌は小泉・田中真紀子派で、男性誌の多くは批判派という構図になっている。小泉・田中真紀子は、おばさんたちのヒーロー・ヒロインで、おばさん相手の商売をしているワイドショーや女性誌にとって小泉・田中真紀子は絶対的な存在だ。しかし、おじさんたちはもう少しシビアで、そう簡単に誰かに入れ込んだりはしない。それに、田中外相に怒鳴られている官僚のおじさんたちについ感情移入してしまったりもして、内情暴露的な切り口のほうがうけるのだろう。

政治家とメディアが対立するのはいつものことだが、いま起こっていることは、政治家と国民(とくに女性)とワイドショー・女性誌が同陣営で、テレビの夜のニュース番組と新聞、男性誌がもう一方の側に立っているという男女の相違もからんだ対立構造になっている。

●何のための記者クラブ?

先週号でも取り上げた田中康夫長野県知事の「脱・記者クラブ」宣言は、政治家とメディアの葛藤の象徴のような存在だ。

田中知事は、誰もが会見に参加できるようにすべきで記者クラブにだけ便宜供与するのはおかしいと言い、対する長野県政記者クラブは、自分たちは国民の”知る権利”にこたえているのだから、その役割を正当に認めるべきだと反論している。記者クラブ側は、宣言を受け入れられないと回答したものの、結局、6月末の期限に記者室を退去したようだ。

記者クラブのあり方について、記者クラブ側、批判派双方がよりどころにするのは、新聞協会が'97年12月に出した『記者クラブに関する協会見解』という文章である。同協会のサイトには、『見解』についての”解説”も載っていて、読んでみるとなかなかおもしろい。

記者クラブは、もともと権力に対し情報開示を求めるための組織として出発したが、戦後の再出発に際し、記者の親睦・社交団体になったという。田中知事は、記者クラブのために年1500万にのぼる経費を県は負担していると言ったが、そうしたことについては新聞協会も気にしていて、'97年の”解説”で、「親睦組織という観点だけでは国民の理解を得るのは難しい。こうした事情から、より実態に即して『取材拠点』であることを明確にした」と書いている。

'97年末に出されたこの見解は、記者クラブが排他的だという批判に対して出されたもので、可能な限り”開かれた存在”となるべきことを強調し、「開放性は記者クラブと公的機関の双方に求められている」と解説している。

この文章を読んで、長野県庁と記者クラブのどちらが開放的だろうかと考えた。知事会見に関する限り、その答えは明白だ。県庁のほうが開放的なのだ。

まず、県庁が主催する知事会見には誰でも参加できるようになったわけだが、それだけではない。

「脱・記者クラブ」宣言以前、記者クラブ主催のときの会見は、メディアが伝える概要しか知りようがなかった。しかし、県主催になって以後の会見は、一問一答を含めて県庁のサイトに載っている。記者クラブ主催の会見は”記者クラブのもの”ということなのかもしれないが、”県のもの”になって以後は、ネットにアクセスする誰もが会見全体を知ることができるようになったというわけだ。

さらに、記者クラブ主催の会見をさかのぼって知る唯一の手段が新聞の過去の記事だが、日付がわからない記事や地方版を調べようとすれば、データベースを使うしかない。しかし、それらはたいてい有料になっている。主要紙だと記事1件あたり150円かかる。新聞社といえども民間会社だから投じたお金は回収しなければならないのだろうが、そういうことを言い出したら、知事会見という公共的な情報を独占的に握って利益をあげている、ということになってくる。

記者クラブが主催していたときと県が主催していたときのどちらが開放的かという議論の結論は、少なくとも現状では明らかなのだ。

報道機関は、国民の”知る権利”にこたえていると言うが、記者クラブ主催の時代よりも、県主催になってからのほうが会見の様子がより容易に詳しくわかるようになったというのでは話にならない。

●”中抜き”されるメディア

インターネットによって、報道機関の人間でなくともニュースソースに近い情報を入手できるようになった。『見解』は、「加盟していないメディア、記者の取材活動を阻害してはならない」と書いているが、ネット時代になったいま、もっと積極的に、「一般の人々が情報を直接得る動きを促進すべきだ」と書く必要がある。そうでないと、情報を求める人々と報道機関は対立する関係になってしまう。新聞協会は、「脱・記者クラブ」宣言などの動きをうけて、『見解』を見直し始めたようだが、はたしてネット社会のそのようなありように対応したものになるだろうか。それとも、既得権益を確保したままの段階的な変化にとどまるのだろうか。

'97年の『見解』以来の変化があまりにわずかだということで、田中知事は、記者会見で、「変わるのに10年かかるものは変革ではなくて、たんなる変化だ」と言い放った。こうしたやりとりは、田中知事と記者クラブのあいだだけでなく、”改革派”の政治家と既成の組織のあいだでも繰り返し交わされているやりとりだろう。

議会は国民すべてが直接政治にかかわることができないことから生まれ、メディアは、”みんながジャーナリスト”になることができないから人々に代わって情報を集め提供してきた。これまではそうした”代行制度”が行なわれてきたわけだが、ネット社会になって、自分で情報を集め、政治的な意志を表明することができるようになった。その結果、議会やメディアも” 中抜き”される可能性が出てきた。そればかりでなく、ネット社会の潮流を味方につけた変革派の政治家が、ネット時代に対応できないメディアを揺さぶることも今後ますます起こるだろう。

朝日ニュースター(http://www4.wakwak.com/newstar/)では、月額1800円で、閣僚の会見などをネットでそのまま流しているが、誰もが会見に参加できるのであれば、”プロ”でなくても、デジタルビデオカメラで撮影してネットで流すことができるようになるだろう。

ホームページ

新聞協会のサイトに掲載されている'97年12月に出された『記者クラブに関する協会見解』(http://www.pressnet.or.jp/info/kenk19971211.htm)。

6月15日の信濃毎日新聞によれば、新聞協会は、田中知事らの動きやネット社会の到来を踏まえて見解を再検討することにしたそうだ。


『田中康夫応援ネット』(http://yasuo-nagano.com/)。

こうしたサイトもあるが、その一方、田中康夫知事のガードの甘さから反対派にまわる人々も出てきて、田中県政のゆくえにも暗雲が立ち込めてきた。


大石英司

200107

※ 週刊「アスキー」に歌田明弘氏の「仮想報道」という名物コーナーがあります。非常に面白いコーナーで、ここだけは欠かさず毎号読んでいます。

この最新号が、「脱記者クラブ宣言」を扱っています。その全文が、ここからたどれるリンク先ですでに読めます。

しばらく教科書問題など書いてらっしゃいまして、どちらかと言えば左の人ですね。

次週も、これ書くそうで、予告がちらとサイトに載っていますが、ちょっと私は、今回の記事には首を傾げています。

どうも私と歌田氏との間に、「表現者」という言葉を巡って、認識の違いがあるような印象を受けます。

うまく説明できないんだけれど、小田嶋氏が、「腐っても文学」に寄稿なさった文章が一番私の認識に近いんだけれど、つまり、「表現者」というのは、必ずしも、万人に水平な認識をもたらすものでは無いんですよ。

ジャーナリズムから見た「表現者」という言葉と、単なる物書きである私が考える「表現者」という言葉の意味は違う。

それはまた為政者にとっての「表現者」という言葉とも違う。

私は、田中康夫が「すべての表現者」という言葉を使った時に、もの凄く違和感を持ったんですよ。

彼のこの言葉の使い方は、県民は須く「表現者」であるという前提で成り立っているわけでしょう。

ネットワーカーはみんな表現者かと言うと、これはどうもそうじゃない。サイトを公開しながら、リンクはするなという人もいる。

BBSに参加しながら、ただじっとROMするだけの人もいる。皆が皆、表現することを望んでいるわけではない。

世間に関して言うなら、サイレント・マジョリティの方が圧倒的に多い。彼らは、自分たちが表現者たることを望んでいるわけではない。

しかも、往々にして政治を動かすのは、この集団が持つ票だったりする。

田中康夫は、そのサイレント・マジョリティの意向を代表する形で当選したにもかかわらず、今では、そのサイレント・マジョリティに、

「他の惑星へ行け」

とでもいわんばかりの独裁状況に陥っている。

脱ダムの時からそうだったけれど、

田中康夫

自分に異論のある県民は、必ずや意思表示するだろう。その意思表示が無いということは、自分は支持されているのである

という自家撞着の幻想に捕らわれている。

そういう部分において、私は、田中康夫が使う「全ての表現者」という言葉は、ちょっと胡散臭いなと思っています。

さて、この「仮想報道」に戻りますが、今、田中康夫とネットワークという部分で論じるならば、一番面白いのは、「ホットラインは繋がっているか?」が、田中康夫の「県民の声ホットライン」に与えた影響ですよ。

批判するでもないただそれをウォッチするという、決して過激ではない緩やかな政治状況の監視サイトにネットワーカーが集い、キャッチボールをしながら、政治家の怠慢を鋭く突き、公開の場で役人の詭弁を次々と暴いて行く。

何度も書くけれど、脱・記者クラブなんて些末な問題ですよ。

今、田中康夫とネットワークという視点で記事を書くなら、これこそが最大のテーマでしょう。

誰か歌田さんにそっとメールして教えてあげてください。それを書くのなら、こっちのテーマの方が面白いでしょうと。

私がそれやると厚かましいから。

さて、そのホットラインですが、ヤフーの掲示板に久々に ralt 氏が現れて、うまくことが進んでいると書いてらっしゃいました。

優れた担当者に巡り会い、某かの解、あるいはそこそこの合意点を見出せる問題であれば、ホットラインは役に立つという証明でしょう。

彼が書いているように、このシステムを使いこなすことも、前向きに考えるべきことだと思います。

ただ注意しなければならないのは、こういう好例を持ってして、

「だからプライバシー情報を明らかにしない者に対しては、応対しない」

という言質を政策秘書室に与えないことです。

たとえば、松本空港問題に関して言うなら、「話合いの場を持ちましょう」という、一応の合意点に向かって、双方が連絡を取り合う必要があったかも知れない。

でも、副知事問題や、お買い物旅行、あ、視察旅行だ、福祉の…‥(~_~;)凸ケッ! 北朝鮮発言に関するなら、そういう必要はまったくない。

そういう意味から、2チャンに投稿された、政策秘書室からの以下の回答は、極めてレアなケース上で想定される問題であり、それが適用される質問は、ごく僅かであると断じざるを得ない。

康夫派

一方、1か月間のホットラインの事務処理を振り返りますと、いくつかの課題もございます。

  1. 1.メールや手紙、ファックスの文面だけからは、提案者が本当に伝えたいことや提案の具体的内容が明確でなく、提案者に電話等で照会するケースが多い。
  2. 2.さらに一歩進めて、提案者の目線に立ち、より踏み込んだ調査・検討を行うためには、担当部局から提案者に電話等で確認するのは不可欠なプロセスではないか。
  3. 3.メールもきわめて便利ですぐれた手段であるが、メールでのやりとりだけでは必ずしもお互いに正確に意図が伝わらず、結果として迅速な回答の支障となっているケースも見られる。

これらを踏まえ、お名前やご住所、電話番号等の記載がない方からのメールでのご提案で、回答をご希望される方については、暫定的な措置として、回答文の末尾に「今後は、迅速に照会やお答えをさせていただくためにも、差し支えない範囲でお名前やご住所、メール以外の連絡先もお書きいただくよう」お願いしたところです。

本件も、早速、県庁宛に再質問しましょう。

このようなケースに当てはまる質問が、これまで何件あったのか数字を教えてくださいと。

レアなケースをもって、そちらの都合の良いように制約を設けるのは県民益に反すると。

  1. 1.知事関係の質問に関しては、全く無関係。
  2. 2.知事関係の質問に関しては、踏み込んだ調査検討は必要なし。本人が回答すれば済むこと。
  3. 3.に至っては、それは、役人の読解力の無さを白状するようなもの。だったら、相手にまず自分たちの電話番号と担当者名をメールで教えて、「質問内容を良く把握できないので、匿名で結構ですから、こちらに電話を下さい」と書けば済むこと。監視サイトだって、その担当者名や内線番号を載せるまで無粋なことはしないんだから。まず出来る努力をお役所が払うべきでしょう?

(些末なことだが、ここに書いた元数字は、「1.2.3」では無く、機種依存文字の「①、②、③」が遣われていた。機種依存文字は使うべきでないというのも、政策秘書室に教えて差し上げましょう)

所で、県民の声ホットラインに関しては、一週間以内に回答すると、県庁サイトにある。

お寄せいただきましたご提案等は、担当部局において調査、検討を速やかに行い、1週間以内に回答申し上げます。(お約束の1週間以内に調査等を尽くすことができない場合には、その時点で私どもが把握いたしました内容をお伝えし、次の1週間以内に改めて回答申し上げます。)

これは田中康夫名で書かれている。ところが、実際には、2週間の回答期限と好意的に解釈しても、田中康夫自ら、この期限を堂々と無視している。いったいこれはどういうことなのか? 知事自身が約束し、どうか、お一人おひとりの率直な声をお寄せくださいますよう、よろしくお願いします。 とまで書いておきながら、とうの本人が重大なる背信行為を働いている。これはいったいどういうことなのか? 本件、躊躇わずに県民の声ホットラインに質問しましょう!

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_07.htm


康夫派

仮想報道 vol.206 [2001/09/18]

原理なき時代の原理――“長野モデル”とは何か

ガラス張りの知事室は一見してわかる変化だが、ネットという目立たない場所で始まっている試みは、“長野モデル”の別の側面を明らかにしている

●ディテールにこだわる行政の実態

長野県は、この6月1日から、ファクスやメール、手紙で寄せられた提案などを担当部局が調査・検討し、1週間以内に回答すると発表した。『“県民のこえ”ホットライン』と名づけられたこのプロジェクトは、 “ガラス張りの知事室”や「脱ダム」宣言などとはまた違った意味で、日本の行政に何が必要なのかを教えてくれる。

田中知事は、本号掲載のインタビューのなかで、情報公開請求したときに市民がどう思うかを考えたら妙なメールは自然に淘汰されていくだろうと答えていたが、『ホットライン』をめぐるやりとりはじつはすでに公開されている。あるサイトが、『ホットライン』を使った人々に、やりとりを送ってくれと呼びかけたのだ。

県のサイトには、『ホットライン』で改善に結びついた点として、ホームページを見やすくしたこととか、図書館の車椅子を障害者が利用しやすいように移動したこと、横断歩道の安全を確保するため車止めを設置したことなどが列挙されている。しかし、そうした結果だけからはうかがえない様子が、このサイトからは見えてくる。

県のサイトによると、8月末までの累計で『ホットライン』には688件の提案や質問が寄せられ、メールによるものは8割を超えている。『ホットラインはつながっているか』と題したこのサイトにはそのうち 50を超えるやりとりが掲載されている。もっとも、7月11日の時点で、18通のメールを送ったと書いている人もいるように、同一人物が発信したものもかなりある。また、ひとつのテーマについて何度もメールが交わされている。

たとえば、田中知事が「脱・記者クラブ」宣言を出して会見場を“表現道場”と名前を改めたことについて、道場には道場主や師範代がいるものだがそれは誰なのかという質問に始まるやりとりが続いていたりする。

『ホットライン』は政策秘書室というところが窓口になっている。知事の発言の意図を問う質問など直接的な回答ができにくいものも、記者会見などでの知事の発言を紹介する形で答え、必要があれば、関係部署や知事に転送し、答えを求めるすべてのメールに返信をしているようだ。先の質問には、“表現道場”という名前は「表現者一人一人が互いに切磋琢磨していく場にしたいという願いを込めて名づけたもの」で、道場主や師範代といったことは想定していないと答えている。それに対し質問者は、想定していないではとりつくしまがないが、それは一般的な言葉を使っていないということなのか、とふたたびメールを送っている。政策秘書室が、知事は会見でその意図について説明しているのでそれを見てほしいなどと答えたところ、質問者は、その回答に不満だったのか、最初の何倍もの長さの文章で、再々度こんなぐあいのメールを送っている。

“検討します”というのが“何もしない”ことであるのと同様、通常の概念と違った田中県政の新造語なのか、難解な解釈を要求する日本語を使用することは極力避けるべきだと知事自ら表明していたと思うが、そうではないのか……。

このやりとりはこのサイトの中でそう特殊なものではない。具体的なケースについては改善に結びついたことも多いのだろうが、そうでないことについては禅問答のようになっている。しかし、これはインターネットで起こることとしてはむしろありふれたことだろう。簡単に発信できるインターネットでは、ちょっとしたことでたちまち激しいやりとりが起こる。議論しているのがばかばかしくなればやめてしまうのがふつうだが、さしあたり県側にはそれは“禁じ手”で、代わりにこんなメールを出している。

「今般、知事から、数多くの建設的なご意見やご質問をいただいている○○○○様と直接ご連絡を取りたい旨の話がございました。つきましては、○○○○様のお名前、ご住所及びお電話番号などメール以外の、知事が直接お話しできるご連絡先をお知らせください」

知事が直接連絡するというメールを受け取った質問者は、ほとんどみな驚いた様子だ。そして、このサイトで見るかぎり、誰も連絡先を教えた形跡はない。そもそも連絡先のないメールには、「連絡先を書いてくれ」とくどいように書いて県側は返事しているが、それに対してもみな匿名の影に隠れたままだ。田中知事が言う“すべての人が表現者”ということの背景には、すべての人が自分の名前を名乗って、自分の責任のもとに発言していくという田中氏流の個人主義の発想がある。『ホットライン』でも匿名のものを受け付けないということはないが、議論をするつもりなら名前を名乗れということなのだろう。

このサイトでのやりとりを見ても、田中知事自身が返事をしているものもけっこうある。辛辣な批評精神をもって鳴る知事就任以前の作家・田中康夫氏なら激しい罵倒を返すか無視しただろうメールにも驚くべき忍耐で、自分でも返事をし、県の職員にもさせているわけだが、これはいったい何のためなのだろう。

●車座集会と小泉内閣タウン・ミーティングの違い

田中知事のしていることはパフォーマンスに過ぎないという非難があるが、こうしたサイトがなければさしあたり人目に触れることのない場所での活動を見ても、そうした非難が的はずれであることがわかる。

田中知事は“苦情は最大の贈り物”だと、未来の職員に呼びかける文章の中でこう言っている。

「長野県が目指すべき方向は、地方自治の様々な分野で新しいスタンダードを構築し、『長野モデル』として発信していく作業でもあります。もとより、それは容易なことではありません。参政権や言論の自由といった基本的人権に加えて、ある程度の物質的豊かさも確保された社会に於いては、大文字の目標が見えにくくなっているからです。さりとて、何一つ不自由のない世の中が到来した訳ではありません。果たして自分たちの社会は大丈夫だろうか、と多くの国民が日本の行く末を案じているのです。であればこそ、一つひとつの小さなディテール即ち小文字の問題から変革していくことが求められています」

ダム建設のように中央政府から金が出るからという理由で始められ、予算の8割は中央のゼネコンに行ってしまう土木事業はやめる一方で、苦情処理のようなディテールの積み重ねで行政を動かそうということなのだろう。それは、社会システムを組み立てる原理を見出すことが難しい時代にも耐えうる原理のように見える。

国民の知る権利を代表しているというマスメディアにまとめて説明し行政の説明責任を果たしてしまえばこれほど簡単なことはない。ひとつひとつの質問や要求に応えていくのは大変だ。しかし、行政の側から県民へ説明責任を果たすためだけにこうした回路があるわけではなく、県民から行政への回路でもある。新しい行政のあり方に必要なものだからこそ、忍耐強く対応しているのだろう。

小泉内閣のやっているタウン・ミーティングと車座集会は、形は似ているが、大きく異なっているのはこの点だろう。国政では、ひとりひとりの要求で政治を動かしていくことはむずかしい。構造改革の議論はいよいよ活発になっているが、ほんとうに構造改革をするためには、やはりディテールの改革を行なえる地方に大幅な権限の委譲をすることが必要だろう。田中県政は、そうした受け皿になりうる地方行政をつくるための生みの苦しみに耐えている。

中央政府がやっていることは熱心に報道されるが、地方自治体が何をやっているかはあまりよくわからない。しかし、“改革派知事”が次々と誕生していることからもうかがえるように、地方自治体で大きな変化が起こっている。来週ももう少し地方自治体の行政をたどってみたい。……そう思っていたら、アメリカで大事件が……。

ホームページ

『ホットラインはつながっているか』(http://nagano.cool.ne.jp/hot_line/)。

このサイトは、『ホットライン』についての行政側の対応を見るためにつくられたのだろうが、期せずして、県にメールを出す側の問題点も浮かび上がらせている。


ほぼ毎日、長野県政について書き記した『K嬢の長野県政ウォッチング日記』(http://www2.diary.ne.jp/user/95992/)。

事実を綿密に書き留め、歴史的な証言にすらなりそうだ。


『田中康夫・長野県知事を考察するためのサイト情報』(http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/bookmarks.htm)。

田中康夫氏に言及しているサイトを網羅している。このページの作成者は田中氏に批判的なようだが、田中県政に賛成する側、反対する側のどちらもものすごいエネルギーをかけて県政を見つめている。いまの政治のひとつの象徴だからだろう。


大石英司

200109

週刊アスキー (09.19)

すみません。ちょっと多忙モードから抜けられないものですから。先週以降のネタに関しては、週末のアップになります。

火曜発売の週刊アスキー(10/02号)の「仮想報道」に関して、頭に来ているんでこの件だけ書いておきます。記事内容に関しては、次回触れます。

歌田さん、一応私、公人なんですから、私のサイトを紹介するのであれば、きちんと、「作家・大石英司による」と書いて下さい。失礼でしょう。

私が同じようなコラムを書いたらこんな無礼なことはしません。業界倫理にもとる行為ですよ。

何が失礼と言って、「ここが変だよ、康夫ちゃん」のサイトの玄関名すら書かずに、単にブックマーク集だけを紹介してリンクしてある。

私の名前は一切無し。これじゃまるで、私がただのブックマーク蒐集家に見えるじゃないですか?(=゚ω゚)ノ

そんなもんはですね。MSKKのバグ情報を紹介する時に、中村正三郎氏の名前は書かずに、中村さんの記事へ直リンしてごまかすような卑劣な行為でしょう。

IT関係のコラムでは、私が読んでいる範囲内では、歌田さんのコラムがダントツ(この人の記事の面白さをエベレストだとすると、二番手以降は富士山以下)で面白いと思うけれど、そら、ちょっとやり方がせこいっすよ。

アスキー本誌の、歌田氏の康夫ちゃん礼讃インタビューを読めば、ここでは大石英司の名前だけは出したくなかったことが読みとれる。でも、なんでこんなせこいことすんの? 歌田明弘ともあろう人が!? まったく呆れる。

本誌に関しては、次回厳しく突っ込みます。今日発売のSPAコラムはお休みです。月曜のラジオもお休みでした。

http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/yasuo-chan_2001_09.htm


K

■2001/10/01 (月) 県政に関するさまざまな表現・広報活動など

○雑誌「週刊アスキー」に連載「仮想報道」をお持ちの歌田明弘さんは、たびたび長野県のことも取り上げてくださっています。

バックナンバーはWEB上でも読むことができます。

vol.197、198、206あたりが長野県の話題になります。

http://wam.ascii.co.jp/regular/kasou/backnum/

K嬢の田中康夫ウォッチング日記

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=95992&log=20011001

2003年3月25日版 第7回全国(都道府県・政令指定都市)情報公開度ランキング

全国市民オンブズマン連絡会議
総合評価 18位 長野

http://www.jkcc.gr.jp/rank/07_02.html

情報公開先進国である信州…のはずですが、あれれれ?なんですかこの順位は?

18位?

2003.3.25 全国情報公開度ランキング18位に転落

2004年3月19日版 第8回全国情報公開度ランキング(都道府県・政令指定都市)

全国市民オンブズマン連絡会議
総合評価 35位 長野県

http://www.jkcc.gr.jp/rank/08_02.html

項目別
知事交際費 20位 長野県
監査 最下位 長野県
入札 最下位 長野県

http://www.jkcc.gr.jp/rank/08_03.html

知事交際費もひどい得点なのですが、「監査」や「入札」に関してはなんと最下位。ひどすぎます。

良いところ無く、総合順位も35位と低迷してしまいました。

これが現実です。

しかしまあ、それでも田中康夫やその取り巻きたちは「田中知事は情報公開を進めている!」とウソのプロパガンダを吐き続けていたわけですが。

大石英司

2004.05.03

勘違いの二重奏

※ 国家に責を問うなかれ

週刊アスキーの歌田明弘氏の「仮想報道」の現在発売号は2ちゃんねる批判です。

繰り返し述べますが、私は平素、歌田明弘氏を尊敬しているけれども、彼は田中康夫県政誕生時、彼にインタビューしたは良いが、K嬢サイトを賑々しく紹介する一方、私のサイトを何らの補足説明もなしに嫌々URLを記述するという、ネット界の住人にあるまじき恥ずべき差別行動を取った人間であり、私はご本人から本件に関する説明があるまで、ずっとこのことを「歌田明弘」の汚点として彼の固有名詞を書く度に記述します。

正直、この人に、ネット界のバランス感覚など論じる資格があるとはとうてい思えない。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/05/post_2.html

2004年5月、自称オンブズマンの松葉謙三弁護士が知事後援会のカネで料亭接待を受けており、さらに知事の口利きで県の重役に採用され税金から月額20万円も受け取っていた事が発覚しました。

2005年2月、「田中康夫に対して情報公開請求をしていた人の個人情報」を田中本人が入手して悪用していた事が発覚しました。

大石英司

2005.03.11

東京大空襲に思う戦争遂行責任

週アスの現在発売号の歌田明弘氏の「仮想報道」にホリエモン絡みで面白い記事が載っています。

(私は歌田明弘氏のコラムネタに関して過去何度もコメントして来たが、その度に、彼が田中康夫長野県政発足当時の該当コラムで、田中にインタビューした時、K嬢サイトをきちんと固有名詞入りで頁に紹介しながら、私の康夫ちゃん頁をURLのみの差別的紹介に留めたことを必ず指摘することにしている。歌田明弘氏が、ネット・ジャーナリズムという新分野のベテランでありながら、かかる露骨でアンフェアことを平然とやってのける人間であることを指摘しておく。今後とも、歌田氏より本件に関して説明が無い限り、一生指摘させて貰う!)*なお本稿は、実は「ダン・ラザー降板」の項目として書いたんだけど、後で歌田氏のブログにトラックバックするつもりなので、冒頭に持ってきました。

というか、歌田さん、田中康夫長野県政発足当時、貴方はあのガラス張りの知事室に赴いて旧知の田中にインタビューしてヨイショした。

しかし今や、長野県庁の情報公開度は、全国のアベレージ以下。

その情報公開を巡って百条委員会が作られようとまでしている。

知事の支持率たるや全国最低となった。

彼をヨイショして、それを批判する人間(私)を記事中で黙殺しようとした貴方は、せめてジャーナリストとしての落とし前を付けるために、今一度「仮想報道」で、田中県政を取り巻く状況をレポートすべきではないのか?

ネット上では、田中県政にフォーカスして毎日数千件のヒットを放つ「追撃コラム」等、日本のジャーナリズムではこれまでまず起こりえなかった現象も起こっている。

それはまた田中べったりを続ける東京マスゴミへのネットによる大きなアンチテーゼでもある。

貴方がこの現象を黙殺し続ける理由が解らない。

田中康夫長野県政自体は、どう考えてももう季節外れのテーマだが、かつて田中をヨイショしてジャーナリストとしてのモラルに反した行動に出た貴方のそれがせめてもの償いだと思いますが?

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/03/post_10.html


康夫派

大石さん

こんにちは。

トラックバック、ありがとうございます。

田中県政についての意見はともかく、お名前を入れなかったこと、まだお怒りのようなので、その件についてはお詫びします。

理由を書くと、また怒られてしまいそうですが、当時あなたがどういう方か存じ上げておらず、また「ネット上のものをリアル空間に引っ張り出されて迷惑だ」みたいな議論をする人もいたので(最近はいなくなってしまったような気もしますが)、プロの物書きでない方のサイトを載せるのは躊躇われ、もし載せるときでもお名前を出すのを控えることにしていました。

もちろんあなたはプロの物書きなのですし、出されて迷惑ということもなかったのですから、お名前を入れておくべきだったと思います。

(「K嬢」というのはもちろんほんとうのお名前ではないので、出したわけです)。

アマゾンかなんかで調べれば自称作家でなくてほんとうに作家であることぐらいすぐわかっただろうに、と言われればまったくその通りで、私のほうの誤りですので、この件についてはお詫びします。

投稿 歌田明弘

2005.03.11 13:18


県民

田中「知事」の言動について100%肯定しているような人間がいるとしたら、相当の○○か、利益絡みかのどっちかでしかあり得ないというのは、これはもう明白な事でしょう。

もちろんその嘘が通用してしまうのがマスコミなんでしょうけどね。

大石氏について、いくらなんでもあの当時で「自称作家」と認識していたというのは通りませんよ、歌田さん。

私のような一般人ですら大石氏の著作を読む機会は今までありませんでしたが、どのような活動をされているかは大体把握していましたよ。

ましてや自分の活動に影響するかもしれない人物として存在を認識していれば、あなたのような「ジャーナリスト」ならば電話を2、 3本かけるか、検索エンジンでサーチすれば十分な情報は集められたはずですよ。

その上で、どうするかはあなたの自由ですが。

いっそ大石氏の存在自体を無視しておけばよかったのではないですか?

投稿 M

2005.03.11 21:20


大石英司

2005.03.12

歌田氏よりコメントあり

まずは、昨日、歌田氏からブログにコメントを頂戴しました。ご多忙な最中に有り難うございました。

内容に関しては、それってちょっと無理がありませんか? と思うけれど、判断は読者に委ねましょう。

私としては、あれはベテラン歌田明弘にしてはミステイクじゃないですか? という意志を伝えたいだけですから。

改めて2点。

  1. 1)歌田氏は、ITから世相を見る、ITで文明を批評するという分野において第一人者です。

    ぶっちぎりの先駆者です。以前も書いたけれど、2番手のセンスを10とすれば、歌田氏のそれは100にはなる。

    ベスト10の9人を束ねても、彼一人のセンスには叶わないでしょう。

    ここ数年にしても、イラク、米国大統領選と、フェアネスな論評に尽くして来られた、と私はいつも感心して読んでいます。

    読者に対して、常に偏見の無い材料を提供して来た。それは私が田中県政の論評に関しても心がけていることです。

    田中をヨイショする連中は、勝谷誠彦を筆頭に、田中にマイナスになるニュースは徹底して黙殺するが、私は絶対にそれはしない、差別のない一次ソースを提供すると、始めた当時から心がけて来た。

    その哲学をブックマーク集にも反映したつもりです。それは私が普段、歌田氏のスタンスを尊敬しているからです。

    そういう人が、田中康夫というブームが起こった時に、私は、あれは明らかに一線を越えて思い入れの強すぎるインタビューと記事だったと思った。

    普段の読者にして見れば、私の一件が無くても、あれはどうなんだろう? と疑問符が付く論考だった。

  2. 2)それで、昨今IT絡みのネタは尽きないし、田中康夫は明らかにもう全国区で扱う旬なネタでも無いけれど、百条委員会も開かれそうだし、その後の4年間、長野県政を巡るネットワークの変遷という視点で、ぜひフォローアップをして欲しいと思うわけです。

    それが、わざわざ長野まで出掛けて、期待しつつヨイショした人間の責務だと思うから。

    マスゴミでは誰もそれを果たさないけれど、ネットの中にいるホープの歌田氏には、きっちりとその説明責任を果たして欲しい。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/03/post_11.html

3月18日午後2時以降、新聞 3月19日朝刊

2005年3月18日版 第9回全国情報公開度ランキング(都道府県・政令指定都市)

全国市民オンブズマン連絡会議
総合評価 3位
知事交際費 20位
議会政務調査費 1位
入札 最下位
住宅供給公社 2位

知事交際費が、あいかわらず足をひっぱっています。さらに入札に関しては全国最低。こりゃひどい。

しかし議会の成績が非常に良く、他県を圧倒しているため一気に高得点を稼ぎ出し、3位につけています。

以上、ご覧の通り、長野県の「総合3位」は県議会の高得点によるものであって、田中自身の獲得点数は20位であり自慢できるものではありません。

ところが!驚くべきことに、この「長野県総合3位」という数字を根拠として「田中康夫知事は全国ナンバーワン知事だ!」と勝手にランキングした人がいます。

青山貞一です。

青山貞一

<速報>長野県知事、総合実績で47都道府県、ナンバーワン!

田中康夫知事、実力、実績で全国ナンバーワン知事に!

青山 貞一

掲載日:2005.6.2

独立系メディア「今日のコラム」では、47都道府県知事の実力と実績を10の客観的評価項目を選定し、個別ランキングとともに、総合評価とランキングを試みた。

その結果、田中康夫長野県知事が総合ランキングで堂々の「ナンバーワン」であることが判明した。

(中略)

長野県議会各会派や地元新聞、テレビなどのメディアは、このような事実に目をつむり、報道せず、ひたすら田中知事や県政をことあるたびに、執拗にバッシングしている。それが長野県の県庁所在地周辺での実態である!

http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col3046.html

田中康夫の口利きで「高給取りの環境保全研究所長所長」に就任したにもかかわらず、ほとんど出勤せずプラプラしていた税金泥棒の「あの」武蔵工業大学教授・青山貞一です。

月1回のご出勤で税金から月給40万円を受け取っていた青山貞一です。かつて所沢の農家に冤罪をかぶせたミスターダイオキシン青山です。

たまに出勤したと思ったら無害な春雨から有害物質を「誤検出」して生産者に大損害を与えた青山貞一です。

引責辞任したと思ったら、時給6350円で再雇用された税金泥棒のアドバイザー青山貞一です。

その青山が、こともあろうに「県議会」の業績である「情報公開ランキング一位」を知事の業績であるかのように捏造して「でっちあげ」の事実で自画自賛してます。

青山貞一
田中康夫知事、実力、実績で全国ナンバーワン知事に!
指標名/自治体名長野のランクデータの出典根拠と指標の説明
(1)情報公開度3位全国市民オンブズマン連絡会議最新調査 2004.11
(2)教育情報化度12位教育情報化推進協議会、教育用PC当たり児童数、PC指導出来る教員割合。2004.3.31
(3)防災力指数8位消防庁調査。地震、風水害、テロ対策など800項目が対象。2004.6
(4)女性登用度27位内閣府調査。本庁、支庁、地方事務所を含む。2004.8
(5)税金徴収率11位都道府県税徴収率ランキング。現年度分と滞納分の合計値で評価。2003
(6)記者会見数2位週刊ダイヤモンド誌(2005.3.19号)、年間記者会見数の調査。2004
(7)知事報酬(月額) 1位週刊ダイヤモンド誌(2005.3.19号)、「知事報酬」調査より、給与の低い順 に作成。
(8)ラスパイレス指数1位総務省調査。国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準
(9)借金残高増減1位長野県調査より作成;住民一人当たりの借金残高の増減。
(10)公共事業落札率1位全国市民オンブズマン連絡会議最新調査 2004.8
総合点67点

総合点は、個別順位を10項目加算したものとした。

全項目で第1位を とった場合、総合点は10点、総合順位は第1位となる。

総合順位1位

実にふざけています。

田中康夫知事、実力、実績で全国最低知事に!
指標名/自治体名長野のランクデータの出典根拠と指標の説明
1情報公開度(入札) 最下位 全国市民オンブズマン連絡会議最新調査 2004.11
2情報公開度(知事交際費) 20位 全国市民オンブズマン連絡会議最新調査 2004.11
3防災力指数8位消防庁調査。地震、風水害、テロ対策など800項目が対象。2004.6
4女性登用度27位内閣府調査。本庁、支庁、地方事務所を含む。2004.8
5税金徴収率11位都道府県税徴収率ランキング。現年度分と滞納分の合計値で評価。2003
6記者会見数2位週刊ダイヤモンド誌(2005.3.19号)、年間記者会見数の調査。2004
7知事報酬(月額)1位週刊ダイヤモンド誌(2005.3.19号)、「知事報酬」調査より、給与の低い順 に作成。
8ラスパイレス指数1位総務省調査。国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準
9借金残高増減1位長野県調査より作成;住民一人当たりの借金残高の増減。
10公共事業落札率1位全国市民オンブズマン連絡会議最新調査 2004.8
総合点67点

総合点は、個別順位を10項目加算したものとした。

全項目で第1位を とった場合、総合点は10点、総合順位は第1位となる。

総合順位1位
議会やマスコミに対する悪口
青山貞一
青山貞一ブログ 独立系メディア「今日のコラム」に連動するブログ

2005年04月04日

長野県議会が全面・大幅削除した田中知事肝いりの事業予算!

長野県の2005年2月県議会は、理由にならない理由、わかりにくい理由、ひとことで言えば「タメにする理由」(あらかじめ批判することが理由であると言う意味)で田中知事の肝いり予算が全額あるいは大幅に削除された。

7会派による田中知事の肝いり予算の全面・大幅予算は、県民ニーズにそったものとは言えない。それはまさに「タメにする予算削除」であるからだ。すなわち田中色がもっとも濃厚な事業や人事の関連予算を、片っ端からろくな議論もせずに切り落とした。関連委員会で7会派の議員が多数をもっていることから、問答無用に近い方法で、全額・大幅削除を断行したと言うことだ。

良識ある県民は、このような県庁所在地(長野市)で起こっている茶番劇に、もうへきへきとしているのである。

先に「今日のコラム」で報告した長野県知事、総合実力・実績で47都道府県知事中ナンバーワンに!を見ると、これだけ理不尽な7会派の批判や反対の連続の中で、よくぞ信州・長野をこれだけ改革してきたものだ、と感心するのは筆者だけでない。

※長野県知事、総合実力・実績で47都道府県知事中ナンバーワンに!

平成17年度一般会計予算の総額に比べれば全面・大幅削除された事業予算や人事関連所産は微々たるものだ、と言う趣旨のコメントが一部議員らが地元新聞に出した意見広告にあるようだ。しかし、逆説すれば、これは大部分の巨大予算についてはろくな議論もせず素通りさせ、田中知事の肝いり予算だけを標的にして「タメにする予算削除」したことを、世間に公言にたようなものではなかろうか。

また結果的に現職の環境保全研究所長の生首を切り落とす平成17年度報酬の全額削除は、地方公務員法や労働基準法に違反する可能性が大である。

なぜなら、県議会には副知事、出納帳、教育委員長など議会承認事案でなく知事の専管的権限である人事権を同決議は、実質的に侵害している可能性が大であるからだ。

常勤の地方公務員(一般公務員)は、地方公務員法、地方自治法でその身分がいくえにも厳重に守られている。

他方、非常勤の現職特別行政職公務員は、いとも簡単に首となることを2月議会は示したとも言える。

7会派議員による事実、実態から乖離した「タメにする理由」で人権さえ軽視したいわば政治的意図による報酬全額削除は、行政法、労働法の法理からも大きな疑義がある。

知事は常々県職員に「バカ者、若者、よそ者」を大切にし、そこから多くを学べと言っている。

だが、いわば「よそ者」への人権無視の理不尽な決議が、こともあろうか立法府(=議会)内でまかり通っているところに、今の長野県議会の常軌を逸した現実があると思えるのである。

本コラムでも報告したように、常軌を逸したヤジを飛ばす議員らを放置し、他方、「よそ者」に対し問答無用で理不尽な決議をする7会派議員にはただただ呆れるばかりである。

寂しいかな、これが長野県の実態であり現実である。

Posted by aoyama211111

at 07:21

http://blog.livedoor.jp/aoyama211111/archives/17974767.html

この記事へのコメント

県民
青山貞一

› 7会派による田中知事の肝いり予算の全面・大幅予算は (中略) 問答無用に近い方法で、全額・大幅削除を断行したと言うことだ。

減額・削除された予算に対する、議会の意見広告(信濃毎日新聞(2005/4/3朝刊)等に掲載されましたな)を見れば、それなりに審議した(すくなくとも

青山貞一

› 片っ端からろくな議論もせずに切り落とした

とは思えない)結果のように見えますぞ。

それに比べて、県(要は田中知事)の広報では(議会の意見広告にあるデータが捏造でなければ)予算獲得のために不都合なデータが隠蔽されていますな。

比較して、各案件の減額・削除が適当かどうか、個別に検証してみなんせ。

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月07日 19:17


県民
青山貞一

› 良識ある県民は、このような県庁所在地(長野市)で起こっている茶番劇に、もうへきへきとしているのである。


  • ・知事の住民票問題で、息のかかった委員を集めて出させた結論が、裁判ではあっさり否定される
  • ・山口村越県合併申請議案を、県会に提出しないでごねまくる
  • ・中越地震被害に対する義捐金で購入して送った物資が、結局使われずに、バザーで売られる

田中康夫知事主演の茶番劇続出ということですな?

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月07日 19:18


県民
青山貞一

› 長野県知事、総合実力・実績で47都道府県知事中ナンバーワンに!

支持率が最下位の知事でも、彼に都合のよい数字だけを取り出せばトップになれるという面白い現象ですな。

ランキングなんてのは、評価項目のとり方や採点基準次第でどうにでもなるもので、例えば、長野県は、

・公共事業落札率は 75.6%で1位

なのだが、裏を返せば、それだけ見積もりが甘いことを如実に表している

・計上された公共事業予算の無効比率は 24.4%でワースト1

とも言えますな。

ちなみに、

全国市民オンブズマン連絡会議の「第9回全国情報公開度ランキング(都道府県・政令指定都市)」(「2005年3月発表)によれば、長野県は

・入札に関する評価は 20点満点の 0点

だったにもかかわらず、

・議会の政務調査費に関する評価が 30点満点の 23点

で、他県を圧してトップ(2位は京都の 15点、後は 10点未満)だったおかげで、総合3位にランクされましたな。

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月07日 19:20


県民
青山貞一

› 逆説すれば、これは大部分の巨大予算についてはろくな議論もせず素通りさせ、田中知事の肝いり予算だけを標的にして「タメにする予算削除」したことを、世間に公言にたようなものではなかろうか。

ちがうよ。

・減額・削除した額は、全体からみればほんの一部

というのが、

・そこだけ標的にして審議し、ほかは議論せずに素通りした

ことになるのか、とぉっても不思議。

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月07日 19:20


県民
青山貞一

› 結果的に現職の環境保全研究所長の生首を切り落とす平成17年度報酬の全額削除は、地方公務員法や労働基準法に違反する可能性が大である。

とはいえ

  • ・はるさめ問題で3ヶ月も研究所を機能不全にした責任者でありながら責任をとらない
  • ・月に3〜4日しか出勤しない(と議会有志は言っている)のに、報酬月額 40万円

となれば

  • ・そんなヤツのために金出すな
  • ・出すなら、常勤にして、ちゃんと責任をとらせろ

というのが、県民感情ってもんじゃございませんでしょうかねぇ?

そういや、ブログタイトルに出ているお名前が

件の環境保全研究所長様と同姓同名

ってのが、わ・ら・え・る。

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月07日 19:21


県民

› Hondaさん

ブログタイトルのお名前と環境保全研究所長の名前が一緒なのは偶然だと思いますよ。

青山貞一

› また結果的に現職の環境保全研究所長の生首を切り落とす平成17年度報酬の全額削除は、地方公務員法や労働基準法に違反する可能性が大である。

普通の人間だったら、こういう書き方はしないでしょう。

このブログの青山さんと研究所長の青山さんが偶然同じ名前なのか、さもなければこの原稿は他の誰かが書いたものを丸写しにしているか。

勿論後者であるはずはないですわな。

Posted by 痛

at 2005年04月08日 22:05


県民

› 痛さん

私は

件の環境保全研究所長の名を流用した

とみました。

Posted by HONDA Tact

at 2005年04月10日 01:20

2005年11月、自称「中立公正なオンブズマン」の松葉謙三弁護士が田中知事の後援会のカネで料亭接待を受けていた事実が発覚。さらに松葉弁護士は知事の口利きで県の最高幹部に就職し、月額20万円を税金から貰うという事に。さらにさらに、田中知事の談合事件について知事の弁護を引き受けた松葉弁護士。弁護費用として県の税金から多額の報酬を受け取る事に。

大石英司

2006.02.17

知らなかったという欺瞞

http://blog.a-utada.com/chikyu/

今日は、この記事を歌田氏のブログにトラックバックする目的で書いています。週アスの最新のコラムがアップされるのを待っていました。

(余談ですが、歌田氏のブログはどうしてあんなに人がいないんだろう。ペーパーであれだけ露出して、ビビットなテーマを扱っているのに。

ほとんどコメントもトラバも無い。敷居が高いということなのだろうか? ご本人はどう分析してらっしゃるんでしょう)

ホリエモンの悪事を見抜けなかったという人々がいる。

そう弁解する連中は、あのフジテレビが、徹底した財務の洗い出しをやってなお発見できなかったのだから、いわんやわれわれ素人には……、なんて白けたことを言う。

そんなものやばい話が出てくるわけがないでしょう。

CXは白旗を掲げた後に、形式的に調べただけで、それは「問題が無い」ことが前提だったわけですから。

その意味では、CXの現経営陣は、株主代表訴訟を喰らう可能性が高いでしょう。

知らなかったなんてのは、欺瞞も良い所ですよ。

私たちは、CX買収にホリエモンが動いてから、ホリエモンの錬金術を暴くブログを息を潜めて読んでいた。

それは歌田さんの最新の記事でも紹介されている。あそこに書いてあることは、どう考えてもまともじゃなかった。

私はてっきり、ホリエモンは、あのブログを刑事告発でもするんだろうと思っていた。でもそれは無かった。たぶん事実だったからでしょう。

知らん顔しているのが彼のためだった。

みんながあのブログを読んでいた。CXの関係者だって見ていたに違いない。

特捜が動くきっかけを作ったのは、私は、あのブログの告発だと思っています。

あんな危ないことを開けっぴろげにやっているからには……、と検察は目を付けたんだと思う。

  • * たとえば、日曜日の報道特集が告発したフェロシルトの問題です。下に書きました。これはそれが埋められた土地で暮らす人々にとっては、一生発癌リスクと暮らさねばならない大問題です。北川前知事は大きな責任を負っている。所が、マスゴミは、今だに彼を改革派知事の先駈けと持て囃し、その責任を追及することは無い。そのせいで、彼はいつも、いけしゃあしゃあとマイクを遮って逃げる。
  • * 田中康夫はどうですか? 歌田明弘氏は、田中県政誕生直後、わざわざあのガラス張りの知事室まで出掛けて、その情報公開やら何やらを絶賛し、それをサポートする個人を称賛し、批判する私のサイトの存在は隠そうとした。私はあの記事を読んだ時、何より自分の不明を恥じた。こんなにも凡庸で俗物な男のITコラムを何年も、毎週毎週有り難がって読んでいたのかと!

貴方は、その後責任を取りましたか? その後の田中県政をフォローしましたか?

長野県の情報公開がその後、後退に後退を重ね、今や日本全国の真ん中辺りまで下がり、いわんやその情報公開を巡って百条委員会が開かれるに至ったことをご存じですか?

知らないでしょう? いや知らないはずはない。

貴方は、その事実を見たくないだけだ。マスゴミはいつもそうだ。

自分がヨイショして褒め称えた奴らがどんなミスを犯しても、メディア・スクラムを組んでその不正を世間から隠蔽し、目を瞑って知らん顔をするだけだ。

商品価値が無くなったら、勝手にフェードアウトしてくれれば良いと願っている。

それで相手はますます増長して羽目を外す。官憲が動いた時には、決まって横並びで「知らなかった」と嘯く。

ホリエモンの欺瞞は明らかだった。それをマスゴミは、みんなでシカトした。批判するより好意的に接した方が視聴率が取れるから。

何もかも知らん振りをした。貴方もその一人に過ぎない。

ホリエモンにしても、田中康夫にしても、たぶん北川前知事にしても、それを監視して、不正を暴こうと日々努めている人々はいた。

ネットの世界の住人であれば、われわれはそれを知らなかったで済ます権利は無い。

私は、5年前の、田中ヨイショの記事について、貴方が落とし前をつけてくれることを願っている。

それがこのネットの中で暮らす先人の義務だと思うから。

われわれは、幻想を振りまくだけで責任を取らないマスゴミとは違う。

疑うという、人間としての当たり前の衝動を持ち、記憶という回路を持っている。

貴方はどうですか? 歌田さん。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2006/02/post_6e74.html

3月24日午後1時半以降、新聞 3月25日朝刊

2006年3月23日版 第10回全国情報公開度ランキング(都道府県・政令指定都市)

全国市民オンブズマン連絡会議
総合評価 5位
知事交際費 23位
議会政務調査費 1位

http://www.jkcc.gr.jp/rank/10/10_02.html

知事交際費が悪化していますが、議会の評価が群を抜いて高いので、総合で5位につけています。

大石英司

2007.02.15

※ 最近気になりつつもパスしていたネタ

*歌田明弘の『地球村の事件簿』

http://blog.a-utada.com/chikyu/

歌田さんのサイト、コメント欄もトラバも無くなったんだよねぇ。残念。

ホリエモンの時もそうだったけれど、なぜか解らないけれど、この手の人間の言うことを必死で聴き取り、理解しようという人々がいることに驚くわけです、私は。

ただのアナーキストじゃないですか、奴は。しかもそのアナーキズムでもって他人の迷惑など意に介さず金儲けしている輩です。

ホリエモンもそうだけど、こんな連中に某かの思想や哲学があるかのごとく真面目に論じるのは、どうかと思うんだなぁ、ぼきゃあ。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/02/post_5d5a.html

総合評価 1位 94点
知事交際費 20位 4点(10点満点中)
議会政務調査費 1位 30点(満点)
議会委員会 1位 20点(満点)

http://www.jkcc.gr.jp/rank/11/11_02.html

http://www.jkcc.gr.jp/rank/11/11_04.html

ぶっちぎりの成績です。

長野県議会の得点は他県を圧倒しており、まさにぶっちぎり。圧倒しています。

知事交際費の減点を差し引いても余裕で一位。

得点の詳細を覧ていただければわかりますが、議会関係の得点が超高得点です。

ちなみに、9月に知事が交代していますので、数ヶ月分は村井県政の評価となるはずですが、まあ就任早々でもあるので、今回までは田中知事の得点、次回からは村井知事の得点、て事でも良いでしょう。

大石英司

2007.03.17

※ 情報公開度のトップは長野、最下位沖縄

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070316-170641.html

田中時代から大幅躍進じゃないですか。ま、田中はこれも「僕の遺産だよん」とか言い張るんだろうな。

総じて北陸東北が頑張っているんですよ。何を血迷ったか、わが鹿児島県も9位に躍進している。神奈川よりランクが高いって、それ冗談みたいな。

http://www.ombudsman.jp/rank/

東京都は欄外の「失格」扱いなんだけど、正直、これは主催者の政治的な意図を疑いますな。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/03/post_b68c.html


議員

全国情報公開度ランキング No.252

長野県議会を去るものとして、事実をお伝えしたい。

11回の調査の中で初の1位と成った事はまことに喜ばしい事であると思います。

しかし、何故この結果が得られたのか、報道がきちっと伝えていないと思うのです。

ここに、まず今回の評価の上位を掲載します。

議会政務調査費(満点30ポイント)
1位 長野県 30ポイント
2位 岩手県 16ポイント
3位 鳥取県 14ポイント

1位と2位の差は14ポイント

議会委員会(満点20ポイント)
1位 長野県 20ポイント
1位 宮城県
1位 静岡県(他3県)
知事交際費(満点10ポイント)
1位 北海道 10ポイント
他11県
20位 長野県 4ポイント

1位との差は6ポイント

予定価格情報(満点10ポイント)
1位 大阪府 10ポイント
2位 長野県 8ポイント
(他11県)

1位との差は2ポイント

再就職情報(満点24ポイント)
1位 長野県 24ポイント
(他9県)
捜査報償費(満点15ポイント)
1位 長野県 2ポイント
(他45県)

全体が満点からマイナス13ポイントと低い


他に制度運用の中で情報公開について捕えているが、長野県他32県が満点の6ポイントである。

上記の評価点からの分析をしてみると、総合得点100点満点中81.7ポイントで第1位の長野県と71.3ポイントの第2位宮城県との差は10ポイントであり、宮城県として特筆すべき知事交際費については、長野県は6ポイントも低いにも拘らず、逆に10ポイントもの差をつけて1位に成った要因は、政務調査費で16ポイントもの差をつけたことによる事は明らかで有ります。

いくら長野県議会が満点を取ろうとも、調査項目がオンブズマンによって決められる以上は、行政や警察が透明度を高めない限り満点には成らないという事です。

特に知事交際費などの問題は、田中県政の上辺の奇麗事とは違う実態が浮かんだという事ではないでしょうか。

とにかく申し上げたい事は、長野県議会が政務調査費も含めて大きな改革をして来たことは明らかです。

本年の報告は、前年を対象としたものであり、当然来年も政務調査費の公開度は日本一と成ると思います。

つまり、私の在籍した4年間は日本一と成り、更に永遠に続いてゆくものと思います。

そこで不満が有ります。

私は、特に政務調査費については世間でも騒がれている状況の中で、大変な自慢で有ると思います。

しかしながら、新聞報道は何となくニュアンスが違うように感じました。

地元紙である信濃毎日新聞の記事でさえも以下の通りです。

過去11回の同調査で1位は初。今年新たな評価項目に加わった課長級以上の職員の再就職先と、県議会の委員会審査などの公開度で高い評価を受け、前年の5位から順位を上げた。

更に長野日報

長野県は評価対象6項目のうち、課長以上職員の退職者情報(今回初)や、県議会の政務調査費、委員会情報、情報公開請求が可能な人の対象範囲の4項目で満点を得て1位。予定価格情報も2位だった。一方で知事交際費は20位。県警の捜査報償費は配点15点中、2点だった。総得点は100点満点換算で81.7点。

もっとひどいのは、全国紙毎日新聞

都道府県では、昨夏まで田中康夫氏が知事を務めた長野が初めて1位となった。

ちょっと待て、これでは田中康夫氏が知事だから良かったという事に成らないか。

先程も書いたが、知事部局や警察の評価は低いが、議会の評価が高かったからではないのか。

この記事からは、そう読めないと感ずるのは私だけでしょうか。

相変わらず、議会を悪者にしておかなければ面白く無いという体質が窺える。

これはマスコミ全般に言える事だと思う。

良い事は良いと報じる事が本来の報道ではないのでしょうか。

議会を褒めたくないのか、正しい報道とは思えません。

私は、4年間長野県議会に身をおけた事を誇りに思います。

そして、自分もその改革に少しでも参画できた事を喜んでいます。

とにかく日本一です。

素直に喜びましょう。

県民の皆さんが変えたのだから。

2007/03/17

http://www.yanbo.jp/cgi/se3_diary/se3_diary/252.html


大石英司

2007.03.18

※ 全国情報公開度ランキング

昨日、書こうかどうか一瞬迷ってパスしたのですが、東京都が失格であることに関して、書いておきます。

全国的に無料化低料金化が進んでいるサービスなのに、手数料を取っているのはけしからんから「失格」ということなのですが、これ地方では、こんなサービスを利用する連中の数なんて知れている。いっちゃ何だけど、プロ市民の桁が違うわけですよ。東京と地方は。そこで手数料を取るのは、言ってみればハードルを上げて門前払いしたいということですよね。

それが行政事務コストとして、妥当なのか否かまで踏み込んで判断しないと、金取るのがけしからん、という一言で判断するのは、フェアじゃないと思う。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/03/post_c6aa.html


議員

2007.03.21

政務調査費の使い方

今日は21日お彼岸のお中日、各地で先祖祭りなど親戚が集い、ご先祖様の供養などが行われた。私も顔を出したのち時局の活動のため席を後にした。

20日に議会事務局から政務調査費に関わる署名の提出があったと報告された。

長野県議会は政務調査費の使途や情報公開度は、調査項目点の満点を得て全国1位と発表されたばかりである。

議会事務局に提出された署名『知事さん、市町村長さん、議員さん 税金で飲み食いは止めて』は、信州市民オンブズマン代表幹事の松葉氏らが運動しているとのことである。

飲食の伴う会合での政務調査費の使用は自粛するべきことは、志昂会も一切使用していないので理解できるが、自分の取ってきた行動はいかがであろうか。

長野県も全国2番目に悪い財政状況と知っていながら、前知事時代県では顧問弁護士がいるにもかかわらず、知事から100条委員会の調査だかなんだかわからないが契約し、県民に理解できない活動をしていたが、そのことはどう思われているのだろうか。

むしろボランティアで受けられたほうが良かったのではないか。

『市民が苦しい生活費を節約して負担する税金により安易に支出すべきでない』

と自分で言われていることと同じことではないだろうか。

国会でもいつまでも政務調査費の扱いについて、結論も出ず同じ議論が繰り返されている。

事務所費の光熱水費の支出が適切かどうかについて、法律に基づき適切に処理していると説明を繰り返している松岡農相。

適切な処理でなく具体的な内容の説明を求められているのではないか。

応えればよいではないか。

誰が考えても事務所での年間500万円以上の光熱水費は考えられない数字である。

応えられない内容であれば大臣を辞めて謝罪をするべきではないか。

中井洽元法相の光熱水費や、事務所費に数億円も不動産に使用した小沢代表も同様、国民は理解できない。

このようなことが国会で繰り返され、しかもその説明が出来ないことは情けないことである。

私たち県議会がわずかな政務調査費の使い方にも真剣に取り扱い、全て領収書も添付して透明度を高めていても同様に思われてしまっても不思議ではない。

国会議員がまず手本を示すべきではないか。

必要な経費は堂々と政務調査費から支出させていただき、グレーの部分は真剣に見直すべきではないだろうか。

このままでは、ますます政治不信につながり国民のための政治が行われなくなる恐れがある。

私たち県議会がどんなに努力しても水の泡である。大いに反省していただきたいものである。

公明党の太田代表は

「説明が十分かどうかは、国民が判断すること。本人は常に疑惑が払拭できるよう説明をするという役割がある」

と会見で話されている。

まさにその通りであると思う。

投稿日 2007.03.21

http://tosimitu.blog.ocn.ne.jp/katsudo/2007/03/post_d9f2.html


県民

松葉氏といえば、当時審議会の委員であり、後には県の副出納長にまでなったのに、知事後援会費で飲食を行い、

「問題ない」

公選法に抵触するのではないかと問われ、

「公職選挙法はよく理解していない」

とも仰っていましたね。

つくづく、身内に甘く他人には厳しい、身勝手な方たちだと思います。

投稿 ya-mana

2007.03.29 02:13 午前

県議って何?(10) 有権者の関心低調「議会改革」進んだが…

写真:議会棟の図書室に並ぶ政務調査費のファイル。訪れる県民は多くない

県庁議会棟1階の図書室の片隅に、分厚いファイルが40冊ほど並んだ本棚がある。

ファイルの中身は、昨年度、県議が県政に関する調査・研究をするために支給された「政務調査費」の使途などを記載した書類や領収書のコピーだ。

視察の行き先や目的はもちろん、会派の会議で食べた弁当代も分かる。議会事務局で申込用紙に名前と住所を書けば、すぐに見られる。

領収書の公開が始まったのは2003年5月から。

「全国情報公開度ランキング」を公表している全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)によると、領収書を全面公開しているのは長野など4県しかない。

16日に発表された最新ランキングの政務調査費部門で、長野県議会は満点(30点)を獲得。

領収書の全面公開や、活動成果がしっかりと記載されている点が評価された。

ただ、閲覧に訪れるのは年間20〜50人程度。

それも、

県民

「マスコミや弁護士、市民団体関係と思われる方が多い」

(議会事務局)

という。

単年度分で約2万ページに上る資料を見ようとする一般県民は少ない。

■■

領収書の公開に前後して、県議会は「開かれた、身近でわかりやすい県議会」をテーマに、20項目近い改革を実行してきた。

正副議長と地元県議が各地で住民と意見交換する「こんにちは県議会です」をスタートさせ、子連れの人も傍聴できるよう託児室を議会棟に設けた。

議会運営の透明性を高め、県民との接点を増やすことに重点を置いてきた。

改革のほとんどは、不信任案を突きつけた「改革派知事」田中康夫が02年9月に再選されてから始まった。

ある県議は

「田中前知事の最大の功績は議会改革を促したこと」

と認める。

■■

県議たちは、改革に対する県民の弱い反応に歯がゆい思いをしている。

「こんにちは県議会です」は、03年9月から昨年6月までに8回開催された。

県立高校再編がテーマの時は佐久市で220人が集まったが、100人以下と低調な会合が半分を占めた。

保守系の4人でつくる政信会(会長・望月雄内)は、所属議員が住民と意見交換する「県政何でも相談」を各地で6回開いた。

出席者は所属県議の地元で十数人、地盤のない上田市では2人しか集まらず、

議員

「成果がなかった」

(望月)

ため、2年間で打ち止めになった。

議員報酬は年間1300万円余り。政務調査費も1人当たり年348万円まで使える。

これだけの税金を投入している県議会に関心を持つという「改革」が有権者に求められているのかもしれない。

(敬称略、おわり)

この連載は、三浦真、千歳誠祥が担当しました。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/085/11.htm

議員

2007年5月10日 (木)

政務調査費

たまたま見たテレビの情報番組で政務調査費について放送してました。

岡山県のとある市でのことですが市会議員政務調査費が年間60万余であり、その用途が政務調査活動とは言えない、例えば孫とディズニーランドに行ったとか、自家用の農業用の機械のガソリン代と思われる領収書を提出してあったり、海外の視察がアンコールワットの見学だったり、まあ全くデタラメと言える状態である、とコメントしてました。

この番組ばかりでなく多くの番組でこの政務調査費の使い方について取り上げています。

そしてそのほとんどは、まあお粗末としか言えない使い方をして顰蹙(ひんしゅく)を買っています。

こういった類の番組を見ていて思うのですが、議会事務局は何をしているんだろうと言うことです。

というのは政務調査費については、当然その管理は議員本人に任され執行されるものですが、当選したばかりの新人議員に何の説明もなく渡しているとは思えません、それにしてはいささか呆れた使用をしています。

おそらく議会事務局がガイドラインぐらいは示していると思うのですが、これがかなり曖昧ではないかと思うのです。

インタビューを受ける議員さんご本人が

「そうだね これはいかんねえ」

などと言っているのですから。

事務当局の説明不足の理由としては今まで政務調査費の使用について市民の皆さんの関心が低く情報公開の請求等が無かったことや、独自のガイドラインが無く、領収書の添付等について規定もないのであまり厳しくなく、現実には

「一応領収書は取っておいて下さい、何でもいいですから」

程度ではなかったかと思うのです。

もちろんであるからあんなお粗末な使い方をしていても良い、という言い訳にはなりませんが、それにしても何も知らない新人議員の皆さんにはガイダンス時にはしっかり示さないといけないと思います。

そしてこの番組でコメンテーターが無茶苦茶なことを言ってました。

それは政務調査費は必要ないと言うのです。

こういった使い方ばかりを見ればそうとも言えるかもしれません。

しかしそんなことはありません、例えば昨年と一昨年志昂会で行った「移動志昂会」は県内各地域に出て行き、広く県民の皆さんと意見交換すると言う趣旨のイベントです。

この催しは全くボランティアでできるほど小規模ではできません。

もちろんそれほど莫大なお金がいるわけではありませんが、会場費から広報費そして現場でのPA等の機材の借り上げ、会場の横幕等々こういったものまで入れるとそこそこお金がかかります。

また、かつて書きましたが、広い長野県で例えば南信の県議が県庁に調査に行くとして、高速も含めるとガソリン代やら何やらで私の場合は1回行くと概ね2万円弱ほどの経費がかかりました、場合によれば月に7〜8回ほどは行く事もありますから、結構の経費がかかることになります。

これも政務調査費で支払ってました。合計するとかなりかかりますが、であるからと言って多ければいいと言うわけではありません、決められた金額の中で効率のよいお金の使い方をする、コストパフォーマンスのよい使い方をすることが大事だと言うことは当たり前のことだと思います。

私が言いたいのは、テレビで取り上げられたような間違った使い方の政務調査費もあるが、県民の皆さんのために役に立つ政務調査費の使い方もあると言うことです。

つまり一律に必要無いと言ってしまうコメンテーターの政務調査費についての見識は全く現実を知らない評論家の暴論か、もしくは厳しく言えば評論家の価値もない人物の発言と言えるのではないかと思います。

問題は要る要らないじゃなく、その使い方にあると思うのです。

元はと言えば県民の皆さんの税金ですから、皆さんが納得いく使い方、すなわち県民の代表としての県議会議員の仕事として調査活動に使っている、と言うなら全く問題ないと思います。

当然それには説明責任があるわけで、それを果たさなければ成らないことは言うまでもありません。

この問題は現役の県会議員の時より突っ込んで遠慮無く書けそうなのでまたの機会に書きたいと思います。

2007年5月10日 (木)

http://shimizuhiroshicom.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_d572.html


議員

2007.06.10

18年度志昂会の政務調査費を報告します

暖冬が過ぎたら雹や雷雨など県民生活に大きな被害をもたらしている。これから迎える梅雨や台風シーズンも、異常気象とならないよう穏やかに過ぎてもらいたいものである。

先ごろ、平成18年度の志昂会の政務調査費がまとまり、収支報告書を県議会議長に提出し公表された。

18年度は上伊那支部が従来と同じように活動はしたものの、政務調査費に計上しないで自費でまかなった部分が多く、329,014円を返納することとなった。

収支報告結果は「18年度政務調査費」をご覧ください。

19年度新しい会派となった創志会では、更に政務調査費のガイドラインの按分率を下げるなど、活動する議員にとって厳しさが増したが透明度をより高めることとした。

私のガイドラインは「南佐久事務所ガイドライン」 をご覧ください。

これからも活動には手抜きはせず、今まで以上に課題の現場に足を運び、県民の皆さんの声を聞き県政に反映できるよう努力したい。

これからも皆さんの声やご意見をお寄せください。

投稿日 2007.06.10

http://tosimitu.blog.ocn.ne.jp/katsudo/2007/06/18_fe83.html

「第12回全国情報公開度ランキング」

(08.3.21)

総合評価 1位
知事部局 5位
議会 1位
県警 21位

前年度に田中康夫が落選して村井新知事が就任しました。

昨年度の調査では知事交際費が20位だったのが、知事交代後の今回調査では5位です。

中核市「長野市」
総合評価
市長部局 6位(35市中)
議会 6位(35市中)

なお、今回からは中核市についても調査が始まりました。

かつて田中康夫が中傷し続けていた「長野市」について見てみましょう。

全35中核市の中で5位と、上位入賞を果たしています。

議員

議会の情報公開

2008年03月29日

全国情報公開度ランキング    長野県議会がダントツのトップ。

 

 

全国市民オンブズマン連絡会議が3月22日発表した、「第12回全国情報公開度ランキング」で、前回に引き続き長野県議会がダントツのトップでした。拍手

 

また、知事部局のランキングでは長野県の順位は5位、長野県警が21位でしたが、議会がダントツのトップであったため、総合の順位では長野県がトップとなりました。拍手

 

 

それによると、長野県議会の「政務調査費」の公開度は配点30点に対し30点の満点で、2位の岩手県議会と鳥取県議会の16点を大きく引き離してダントツの一位でした。

内容的には、活動成果の記録5点、収支明細の記載10点、領収書の添付10点、視察報告書5点という配転内容で、何れも満点でした。

4位は宮城県議会の14点、5位は高知県議会の9点でした。

 

 

また、県議会の議会運営委員会情報の評価では長野県議会は配点20点に対し15点で10位でした。拍手

内容的には、議会運営委員会の直接傍聴が6点、配布資料が4点、議事録内容が4点、議事録氏名が1点、議事録のWEB公開が0体という結果でした。

1位は満点の20点であった栃木県議会、新潟県議会、三重県議会の3県議会で、2位は19点の兵庫県議会、3位は18点の東京都議会と島根県議会の2議会でした。

 

 

以上の結果から県議会の総合評価では、長野県議会は50配点に対し45点となり、こちらの方もダントツのトップでした。

拍手

2位は鳥取県議会の33点、3位は岩手県議会と宮城県議会の29点でした。

 

 

長野県議会の政務調査費の情報公開は、全国の自治体議会からの視察や調査依頼が多く、今は「長野モデル」になっており、中でも「政務調査費マニュアル」の内容は全国的に起こっている政務調査費に関する訴訟の判決文にも一つの基準として引用されているようです。

この「政務調査費マニュアル」もまだまだ改善する余地があると私は思っていますが、全国的に政務調査費の情報公開が問われ長野県議会のマニュアルがモデルとなっていたり、訴訟の基準に使われていると聞くと、やりにくさもあります。

しかし、今後、さらに検討を加え説明責任を果たすため検討を行うともに、議会運営についても満点となるよう改善する努力をしたいと思います。拍手

http://blog.goo.ne.jp/take123ht/d/20080329


議員

2008年4月16日 (水)

竹内議員メルマガ

本日 竹内県議のメルマガが配信されました。

トップは全国オンブズマン連絡協議会による「全国情報公開度ランキング」の結果であり、長野県議会がダントツのトップだというニュースでした。

オンブズマンの皆さんが一番注目しているのは政務調査費の使用についてだと思います。

そしてこれが一番怪しい使われ方をしていたのも事実です。

と言うより未だに観光旅行まがいの視察が横行したり、家族との食事が政務調査になったりしている他の自治体の議会もあるようです。

中々一般の人には解りにくいのですが、政務調査費とは、読んで字のごとし政務調査に使われる費用のことです。

県会議員は報酬といういわゆる給与をもらってますから、それで賄えばいいじゃないかと言う意見もあります。

しかしあくまでも報酬は報酬、政務調査費は政務調査費です。

議員を一人親方(ひとりおやかた)の会社と考えれば、言わば政務調査費は経費に当たる部分です。

例えば県会議員が仕事を自宅のお茶の間でしているなら事務所代は必要ありません。

しかし、まがいなりにも事務所というモノを持てばそれなりに経費はかかります。

私の父が県会議員だった頃は、かなりいい加減で事務所など持ってない県議さんがほとんどだったとお聞きしました、しかし今ではよほどのことがない限り事務所を持たずに仕事をすること自体は不可能です。

それでも難癖をつける人もおり、

「県議に事務所は必要ない」

と言い切る、まさに常識を疑ってしまう珍しい弁護士さんもいましたが、そうなれば仕事もしなくても良いという事と裏腹になってしまいます。

ともあれ政務調査費は経費と考えればご理解いただけるかと思います。

従って飯田の県議さんが長野市の県庁まで政務のために行くなら、その費用も政務調査費によって賄われます。

しかし長野に行く理由が友人の結婚式だったりすればそれは政務調査費を使ってはいけません。この境が明確になっていれば問題はありません。

ところがこれがまた面白い人がいる者で、この経費を報酬の一部と見なすと言う解釈をして政務調査費と報酬を合算して引き下げようとした、むちゃくちゃな、オタク趣味で有名な経済アナリストがいました。

余談ですがそれ以来このいい加減なアナリストを私は一切信用しなくなりました。

十分な説明もきっとされないで出した結論なのでしょう、長野県議会という片田舎のおっさん相手にかなり手を抜いた仕事をしたのだと思います。

当時の知事と太鼓持ち県職員に頼まれてね。ダメですねこういう人物は。

話がそれましたが、ともかく情報公開では長野県議が一番だそうです、しかしそれにとどまらず、もっと公開度を上げて、しかも県民が納得いく仕事をしてほしいものだと思います。

2008年4月16日 (水)

http://shimizuhiroshicom.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_715b.html

コメント

県民

清水さん今晩は

この日記は楽しみに読ませていただいています。

長野県の県議さんの政務調査費の公開度は、ダントツの1位だとのこと。

税金を納める身としては大変嬉しいことだと思います。

そういえば、現参議院議員の田〇何がしかが、悪意を持って裏で煽動し、それに迎合する自称弁護士もいましたねぇ〜

私は、政務調査費は、長野県政を良くするための経費だと思っています。必要なものに投資しないと会社は潰れるのと同じだと思います。

恥じることなく、堂堂と長野県のために使ってもらえる分には大いに結構だと思います。

投稿 上伊那

2008年4月16日 (水) 20時15分


議員

上伊那さんこんにちは、コメントありがとうございます。

長野県では当たり前になってきた政務調査費の公開ですが、他県ではまだまだいい加減な所があるようです。

書かれているように長野県を良くするための経費だと私も思います。

我々県民からすれば金額の多寡でなく何に使って、どこが良くなった、何を研究している、何をしたい、そういう報告があればなお良いと思います。

ですから目的が明確で、しっかりとした報告があれば海外への調査もどんどん行ってほしいと思ってます。

県議であれば一部の“訳の分からない意見”など気にしないで、どんどん勉強してほしいものです。

投稿 清水洋

2008年4月17日 (木) 17時08分


県民

私もあの経済アナリストをあれ以降、信用しなくなっています。

本人はテレビ出演、雑誌、新聞の原稿料などで年収が多いと思いますが、それでいて○万円で暮らす方法なんてご託宣を並べていますが、こんなまやかし人間を重宝するとはマスコミも罪なことをしますね。

政務調査費のことは、とにかく領収書をつけることが原則でしょうね。他県の議会や市町村議会にも波及させたいものです。

投稿 東信の権兵衛

2008年4月17日 (木) 18時00分


議員

東信の権兵衛さんコメントありがとうございます。

政務調査費については全く同感で、とにかく領収書をつけるこれが原則だと思います。

そして後は行った仕事を我々選挙民がどう評価するかだと思います。

ちょっと愚痴を書きますが、この2月県会でK党の地元県議が、一昨年の災害の復旧の砂防堰堤が大き過ぎると土木部長を責めています。

地元では災害を繰り返さないためにも頑丈な堰堤を作ってもらいたいと言う思いで建設しました。

どうしてこういう人が地元の代表と言えるのか解りません。

あの日災害現場にいなかったと言うことなのでしょう。

あの日あそこにいればそんなことは間違っても言えません。

と言いつつそんな人に負けてしまって、これが住民の評価だと思うと情けない一年前でした^^

投稿 清水洋

2008年4月21日 (月) 17時21分


議員

お元気で何よりです。

清水さんのブログは「お気に入り」に登録し頻繁に拝見しています。

その時々の政治や県政課題、社会問題等についての思いが伝わって来ます。

こんど長野市に来られる機会がありましたら、是非、高見澤議員とご一緒に懇談しましよう。

さて、私のメルマガを紹介頂きありがとうございました。

先日、ある「議会改革」がテーマの研修会に出席したところ、岩手県議会議長が

「1円から情報公開した結果、その内容について訴訟がおき、300万円変換することになった。情報公開がベターではない。」

趣旨を公然と述べてた姿にガッカリしました。

結局、政務調査費の使途を公開することは、有権者へのパフォーマンスではダメで、何よりも議員の意識改革が必要だと実感しました。

清水洋さん、真の政治改革のため、これからもともに頑張りましよう。

投稿 たけちゃん。

2008年4月22日 (火) 00時35分


議員

たけちゃん コメントありがとうございます。

いつもメルマガご苦労様です。そしていつもいつも出来の良さと調査の綿密さに唯々感嘆致しております。

岩手県議会の話、ありがちなことでしょうね。県民の無関心さがさせてしまうような気がします。

新聞で村井知事の支持率が60%を越えていましたが、これって支持率と言うより関心の無さが生んだ数字のような気がします。

この無関心なときにまたぞろ県議会の魑魅魍魎の方々が(誰とは言いませんよ)徘徊するのではないか、そして一昔前のブラックボックスに入ってしまうのではないかと心配です。

是非そうならないように県議会でのご活躍期待しております。

また長野で会いましょう。

投稿 清水洋

2008年4月22日 (火) 14時55分


議員

早々のコメントありがとうございます。

徘徊するのは「後期高齢者」に限らず前期高齢者、そして、若年層まで拡がって来ている感があり、「ダイジョウビかな〜。」という思いです。

特に、第1会派の自称「高齢者」は、「改革」という言葉、つまり新しいことを行うことに「めんどくささ」を感じているようです。

でも、「ダイジョ〜ビです。」やることを、やりますから。

今日、7月10日に行う第4回の県議会実行委員会主催の研修会の打ち合わせ会議があり、その後、市長会や町村会、市議会議長会等への要請を行いました。

この実行委員会の委員長は本郷議員、副会長は私、事務局長は高見澤議員、講師担当は柳田議員ですが、結構みんな「議会基本条例」の制定も含め頑張っています。

ここに、清水洋氏がいればもっと最高なのですが・・・。

ところで、清水さんが総務委員会で取り上げた、元代表監査委員の公的携帯電話の私的使用に端を発した退職金問題は、代理人を通し支払い請求が来ている様ですが、県はあくまで支払いを拒否し、訴訟されても受けて立つようです。

これも、過去の経過を思い起こすとなつかしく思います。

さて、前置きが思わず長くなりましたが、清水洋氏のブログで、私のメルマガが紹介されたことを、私のブログでも紹介し、リンクを貼らせて頂きますことをご了解下さい。

よろしくお願い致します。

投稿 たけちゃん。

2008年4月22日 (火) 23時00分

県議の政務調査費「飲食費に充てず」 住民側と和解へ

10月30日(木)

2004年度の政務調査費の使途が不適切だとして、上田市の建築士ら住民が県会4会派と県議2人に総額約250万円を返還させるよう県に求めた訴訟で、非公開の第3回進行協議が29日、東京高裁であった。

利害関係人として訴訟参加している4会派側は、政務調査費を飲食費に充てないなど運用を厳格にするとの和解条項案を示し、住民側もおおむね合意。

11月21日の次回協議で正式に和解する見込みとなった。

4会派は自民党県議団、改革・緑新、創志会、県民クラブ・公明。

和解条項案は、09年4月1日以降、政務調査費について

−などとしている。

また1審長野地裁が昨年10月の判決で返還を命じた囲碁クラブや企業の新年会費など5件の支出、計2万5000円については返還するとした。

住民側代理人の松葉謙三弁護士(北佐久郡軽井沢町)は和解条項案をおおむね受け入れる考えを示し、

「特に調査費を飲食費に充てないと明文化したことは画期的。ほぼこちらの要求が通ったと考えており、訴訟の成果は大きい」

と話した。

会派側代理人の中山修弁護士(長野市)は

「現段階でコメントすることはない」

としている。

住民側は05年11月、4会派が借りる必要がない事務所の賃借料や職員として雇った親族への給与、飲酒を伴う懇談会費などに政務調査費を充てたとして、総額1020万円余の返還を求め提訴。

控訴審では返還額を約250万円に絞っていた。

議員

信濃毎日新聞のトップと記者にもの申す

30日の信毎の朝刊を見てびっくり仰天した。「県議の政務調査費訴訟・飲食費に充てず」の見出しの記事である。

原告の松葉氏らとの和解案の内容は前日知らされて知ってはいたが、新聞に掲載されている内容は事実や現実と大幅に異なっていた。

報道は公平正確に伝えなければならないはずである。

訴訟をされた4会派のうち改革・緑新と創志会は訴訟の対象会派ではない。

旧緑新と旧志昂会が正しい会派名であるはずだ。

今の改革・緑新と創志会は今回の訴訟には全く関係がない。

たまたま、両会派に旧緑新と旧志昂会に所属していた議員が所属しているだけである。

和解条項案の内容は掲載されていた通りであるが、そのことのみを報じているのはいかがであろうか。

現実の政務調査費の使用実態も正確に伝えるべきではないか。

旧志昂会においても会派結成時から、飲食を伴う会費等は一切政務調査費から充当しないとしてきていた。

現在の創志会においても同様である。

後援会事務所(私どもは会派現地事務所と理解している)の経費の充当についての見解は、最初から異なっていたが既に二分の一しか充当していない。

事務用品などにおいても同様二分の一しか充当していない。

名刺などについても最初から私どもは充当していない。

活動記録票の作成に当たっても、今回の和解案に記載されている内容に努めてきている。

これらの現実の実態も同時に記事として報じるべきではないか。

私ども旧志昂会も創志会も政務調査費の使用に当たっては、県会が示したマニュアル以上の厳格な内容であり、議員の中には不満があったが県会一の透明度を図っていると自負しても良い。

その事実を報道しないであれば、現在の創志会も旧態依然の政務調査費の使い方をしていると、何も知らない県民の皆さんにとられてしまうのではないか。

囲碁クラブや新年会費などの支出の件も、旧志昂会には関係のない他の会派のことである。

記事の文面の流れから見ると、いかにも4会派が行ってきたと思われても仕方がないような記事である。

旧志昂会においては既に昨年の段階(手元に資料がないために正確な期日は記載できないが)で、私どもの主張がお咎めなしの判決を受けているのである。

原告が4会派を同時に控訴しているために、訴訟の付き合いをしているだけである。

そもそも、原告は政務調査費の使途について訴訟するのであれば、当時全ての会派に対して調査をしたうえで、全ての会派を訴訟の相手にするべきであったはずだ。

全てを調査もしないで一部だけを対象にした行為は許されるべきではない。

いずれにしても、訴訟の事実は事実であり、和解案に基づき和解の見込みに動いていることは事実である。

しかし、公平に伝えなければならない報道機関が、誤解を与えるような記事を掲載することはあってはならないことである。

さもなくとも報道機関の影響は大きいし、報道によって国民の社会感覚を変えてしまうほどの力(脅威)をもっている。

政務調査費の使途方法について、更なる厳格に透明度を高めるべきと警鐘を促すことは否定しない。

記事の構成には事実と実態を正確に伝えるべきことを改めて強調したい。

政務調査費の使途について率先して県会一の透明度を図っていると、自負できる創志会の名誉を大きく傷つけられたことを、信毎のトップも改めて担当記者とともに、報道のあり方について猛省をしていただきたいものである。

高見沢としみつ

(2008年11月 1日 09:48)

http://www.toshimitsu.jp/times/2008/11/post-531.html

県議会基本条例案 県政調査費明記へ

2008年11月12日

県議会の役割や責任について定める「基本条例」の制定を目指す、全会派の県議による研究会(会長=保科俶教(よし・のり)県議)が11日、条例案の骨組みを決めた。

目玉として議会の「県政調査権」を明記し、県は議会に資料の提出や報告を求められた場合、最大限努力しなければならないとする規定を盛り込んだ。

研究会は県議会の全6会派から代表者数人ずつを集め、昨年12月から議論を進めてきた。

保科会長はこの日の研究会後、

「今後は各会派で議論してもらい、年度内に制定のめどをつけたい」

と話した。

県議会事務局調査課によると、憲法に国政調査権が定められている国会とは違い、地方議会にはこれまで法律や条例の後ろ盾がある調査権がなかった。

県議会には県から政策や予算に関する資料が出されることが多いが、すべて任意。

今回の条例案は県議会のチェック機能をより強めるもので、実現すればこうした調査権を盛り込んだ全国初の条例となるという。

具体的には、県議会で部局ごとの予算や政策を審議する委員会が、

  1. (1)公共事業の効果をはかる調査結果など、県が持っている資料を出させる
  2. (2)予算の使われ方などに疑問がある場合、原因を報告させ、改善させる

――の二つの役割が果たせるようになる。

研究会が調査権に着目したのは、県議会が07年末、前年度の予算の使い方がおかしいことに気づき、県に改善するよう決議したことがきっかけだった。

決算特別委員会の審議で、予算に計上されていた教職員の共済費のうち約3億6千万円が実際には使われていなかったことが判明。

委員会が県に調査を求めた。

この結果、県教委が制度変更で負担しなくてもよくなった育休などの代替職員の社会保険料を予算に計上していたと分かり、県予算の修正につながった。

この決算特別委の調査は、学者などが地方自治の活動を評価する08年度の「マニフェスト大賞」で

「決算審査の実効性を高めた」

として、最優秀成果賞にも輝いた。

この時の委員長で、研究会では幹事長を務める柳田清二県議は

「これまでは疑問を指摘しても『言いっぱなし』で終わることが多かった。

調査権を踏まえた県議会の指摘が政策に反映されることが多くなれば、委員会での議論も活発になる」

と期待している。

朝日新聞

住民側が和解条項受け入れ

2008年11月22日

県議が04年度に使った政務調査費の一部が違法として、県議会の4会派に計約250万円を返還させるよう住民が知事に求めた訴訟の東京高裁での控訴審は21日、利害関係人として訴訟に参加した4会派が示した和解条項を住民側が受け入れることで和解した。

和解条項は、政務調査費について、

、などとしている。

また、昨年10月の一審・長野地裁で違法とされた新年祝賀会の会費など5件計2万5千円を会派側は返還する。

住民側代理人の弁護士は

「政務調査費は税金。税金で飲み食いすることが全国であるので、これを契機に大きな運動になるのではないか」

と話した。

(大西英正)
朝日新聞