馬籠(まごめ)・山口村の市町村合併騒動

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SBCニュース

阿智村と清内路村が合併研究の会を初開催

(16日05時45分)

下伊那郡阿智村と清内路村は合併も選択肢に両村のあり方を考える研究会を立ち上げました。

研究会は6月の清内路村からの合併の申し入れを受けて作られたもので、両方の村の議員などが集まり昨夜、初めての会合が開かれました。

この席で清内路村の桜井久江村長は

「財政改革の有効な方法として合併にむけて検討してほしい」

と述べました。

一方阿智村は、合併も選択肢の一つとして村のあり方を考えたいという立場で、岡庭一雄村長は

「小規模自治体が豊かで幸せを感じられるにはどうしたらよいか真摯に話し合ってほしい」

と述べました。

このあと非公開で行われた意見交換で今後は部会ごとに財政シミュレーションや福祉サービスなどの課題について話し合うことを決めました。

研究会では来年3月までに合併するかどうかの結論を出す方針です。

作家の藤田さん宅で火事、長野・軽井沢町

2008.1.16 22:38

このニュースのトピックス:火災・爆発事故

16日午後5時ごろ、長野県軽井沢町長倉、作家の藤田宜永さん(57)と小池真理子さん(55)が共同所有する木造2階建て住宅で火事があった。

けが人はなかった。軽井沢署などが焼失面積や出火原因を調べている。

軽井沢消防署によると、家にいた小池さんから

「暖炉が異常に燃えている」

と119番があったという。

当時、藤田さんは外出しており不在だった。

藤田さんと小池さんは2人暮らし。夫婦で直木賞を受賞したことで知られる。

現場は、しなの鉄道中軽井沢駅の北約4キロの別荘地。

産経新聞
SBCニュース

軽井沢・作家の藤田宜永さんと小池真理子さんの自宅がほぼ全焼

(2008/1/17日00時33分)

昨夜軽井沢町で、作家の藤田宜永さんと小池真理子さんが共同で所有する住宅がほぼ全焼しました。

きのう午後5時20分ごろ、軽井沢町長倉にあるいずれも作家の藤田宜永さん57歳と小池真理子さん55歳が共同で所有する住宅で、

「暖炉から異常な炎が出ている」

と小池さんから消防に通報がありました。

火はおよそ5時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅がほぼ全焼しました。

小池さんにケガはなく、藤田さんも外出していたため無事でした。

現場には消防車10台が駆けつけましたが、気温が寒く、ホースの水が凍るなどしたため、消火に手間取ったということです。

住宅の1階だけでなく2階も激しく燃えていることから、警察と消防で暖炉か煙突が火元となった可能性があると見て、火事の原因を調べています。

阿智村と清内路村、合併任意協設立で正式決定

2008/2月8日(金)

任意合併協議会設立合意書に調印し握手する(左から)清内路村の原登美彦議長、桜井村長、阿智村の岡庭村長、小笠原啓次議長=阿智村役場

下伊那郡阿智村、清内路村の任意合併協議会について、両村の全村議でつくる「あり方研究会」は7日、阿智村役場で開いた会合で設立を認めるとの結論をまとめた。

これを受けて阿智の岡庭一雄村長と清内路の桜井久江村長が合意書に調印、任意協設立を正式に決定した。

「平成の大合併」以降、具体的な合併協議が始まるのは県内で初めてとなる。

両村の合併は昨年11月から同研究会で議論。清内路村会が任意協設立を求め、阿智村会も4日の全員協議会で設立を確認した。

調印後の記者会見で桜井村長は

「願っていた任意協設立を認めていただけてうれしく思う」

と述べた。

岡庭村長は

「一歩前進。清内路の思いに応えることができた」

とする一方、

「任意協が必要な判断材料を示した上で、最終判断するのは住民」

と強調した。

任意協は両村の村長、副村長(阿智は不在のため参事)、正副議長と、村長が指名する住民3人ずつの計14人で構成。近く初会合を開く。

このほか、両村の住民10人ずつで「新しい村づくり会議」をつくり、新村構想について任意協に提案してもらう。

任意協が結論をまとめる時期について岡庭村長は、新合併特例法の特例措置が合併年度で異なる点に触れて

「慎重に議論しつつも、措置を最大限活用できるよう、できるだけ早くすることを目指す」

とした。

阿智村は任意協が合併の具体像をまとめた段階で住民アンケートを行い、合併の是非を判断する方針。

桜井村長も清内路での住民投票などの実施について

「今後検討したい」

と話した。

岡庭村長は

「合併は小村にとっては特に負担が大きく、県にも支援を強く求めたい」

とした。

阿智と清内路の合併・4月にアンケート

[2月14日(木)]

下伊那郡阿智村と清内路村は新年度中の合併に向けて4月に住民アンケートを実施する事を決めました。

13日に開かれた任合併協議会の初会合では、合併する場合は清内路村を阿智村に編入する形で実施する事を確認しました。

阿智村と清内路村の合併協議は清内路村側からの要請で始まり、合併する場合は特例法の優遇措置が有利な新年度中の合併を目指しています。

両村長や住民など14人で構成する協議会では今後、財政試算や住民サービスなどについて検討する予定です。

期限までに残された時間が少なく、昨夜の協議会では4月に住民アンケートを実施する日程案が了承されました。

ABN 長野朝日放送

市町村合併:信州新町・中条村の両首長、長野市長に協議申し入れ /長野

長野市との合併を検討している信州新町と中条村の両首長が20日、鷲沢正一市長に合併協議を申し入れた。

鷲沢市長は

「合併を前提に話を進めていく」

と話し、前向きな姿勢を示した。

信州新町の中村靖町長と中条村の久保田元夫村長が長野市役所を訪問。鷲沢市長に申し入れ書を手渡した。

鷲沢市長は信州新町で賛成が7割、中条村で9割を占めた合併のアンケート調査について言及。

「あれだけの数字を持ってきてもらった。合併の方向で検討したい」

と話した。

また小川村に合併を探る動きがあることについては

「こちらから誘うことはないが、可能なら3町村、まとめてやったほうがいい」

と話した。

【川崎桂吾】
毎日新聞

2008年2月21日

市町村合併:県が支援本部 3月に具体的プラン策定 /長野

県は22日、合併を目指す市町村を積極的に支援しようと「新長野県市町村合併支援本部」を設置した。

合併新法の期限がおよそ2年後の10年3月に迫り、県内でも合併を模索する動きが再燃しているため。

支援本部は具体的な合併支援プランを3月中に策定する。

支援本部は村井仁知事が本部長、委員は県関係部局長で構成する。

下伊那地域など合併協議が進展しつつある地域には、現地機関に「地域支援本部」が置かれる。

今後策定されるプランは

、などが骨子となる。

合併の具体的な組み合わせは示されない。

村井知事は

「どことどこが一緒になるかは口にすべきでないが、できるだけ支援していきたい」

と述べていた。

県市町村課は

「本格化しつつある市町村合併に、県としての支援策を明確にしていきたい」

としている。

【神崎修一】
毎日新聞

2008年2月23日

阿智村との合併に「賛成」88% 清内路村の住民投票

5月5日(月)

下伊那郡清内路村で4日、同郡阿智村との合併の賛否を問う住民投票が投開票され、「賛成」が483票(有効投票の88・8%)と、「反対」の61票(同11・2%)を大きく上回った。

投票率は92・61%。結果を受けて記者会見した桜井久江・清内路村長は

「予想以上に賛成の意思を示してもらえた。阿智の皆さんに、ぜひ村民の熱意をくみとっていただきたい」

と述べた。

2005年の新合併特例法施行後、県内で初めてとなる合併住民投票。

4月1日時点で18歳以上の村民を対象に、賛成、反対のいずれかに印を付ける記号式で行った。

桜井村長は5日、阿智村役場に岡庭一雄村長を訪ね、正式に結果を報告。

阿智村は連休明けに、清内路との合併について「賛成」「反対」「議会に委ねる」「わからない」の四者択一の住民意向調査を行い、27日に公開で集計する予定で、今後は阿智側の対応が焦点となる。

岡庭村長は4日、

「高い投票率の中で多くの皆さんが合併賛成の意思を示されたことを重く受け止めたい」

とのコメントを発表した。

清内路村は06年2月、住民を交えた合併問題研究会を設けて議論を開始。

07年6月には阿智村に協議の場創設を正式に申し入れ、任意合併協議会が今年2月に発足した。

任意協は、新合併特例法の地方交付税に関する優遇措置を考慮し、合併する際の期日を09年3月末と決定。

清内路村内には「早すぎるのではないか」と懸念する声もあったが、村は、自立を選んだ場合は交付税がさらに削減され、住民サービスが低下する可能性がある−などとし、合併に理解を求めていた。

「阿智と合併」が多数 清内路住民投票

2008年05月05日

阿智村との合併の是非を問う清内路村の住民投票が4日あった。

即日開票の結果、賛成483、反対61で、村民の大多数が阿智村との合併を望んでいることがわかった。

桜井久江村長は

「高い投票率と賛成率を頂き、村民の皆さんに深く感謝している。阿智村の皆さんには清内路の熱意をくみ取って、良い結果をお願いしたい」

と語った。

当日の有資格者は595人、投票率は92・61%だった。

一方、岡庭一雄・阿智村長は同日、

「高い投票率の中で多くの皆さんが合併に賛成の意思を示されたことを重く受け止め、対処していきたい」

との談話を発表した。

清内路村の住民投票で賛成が反対を大きく上回ったことを受けて、阿智村は今月中に18歳以上の約5400人を対象とした住民意向調査を実施する。

この調査で合併の方向が定まれば、両村は6月中に法定合併協議会を立ち上げる。

両村の合併問題は、桜井村長が

「清内路が阿智と合併することによって地域の自立が可能になる」

と判断し、昨年6月、岡庭村長に合併に向けた話し合いを申し入れしたことから動き出した。

朝日新聞

清内路村の住民投票、阿智村長は「妥当な結果」

2008/5月6日(火)

住民投票の結果を記した文書を岡庭阿智村長に手渡す桜井清内路村長(右)

下伊那郡清内路村の桜井久江村長は5日、同郡阿智村役場に岡庭一雄村長を訪ね、4日に行った阿智村との合併の賛否を問う住民投票の結果を報告した。

桜井村長が

「阿智との合併推進が清内路の民意として示された」

と説明したのに対し、岡庭村長は

「妥当な結果だと思う。重く受け止める。阿智では住民意向調査を行い、議会に判断いただく」

と述べた。

4日の住民投票では、合併賛成が有効投票の88・8%を占めた。

報告後、両村長が一緒に記者会見。

桜井村長は

「厳しいことがあっても頑張っていくと、清内路村民が覚悟を決めた結果。この熱意と希望がかなうよう、よろしくお願いしたい」

と、あらためて合併実現を要望した。

岡庭村長は

「清内路の皆さんが将来を一生懸命考えた中で『安定的に地域づくりをしていくには合併が良い』という強い意思が出来上がったのではないか」

との見方を披露。

既に示している合併容認の考えは変わらないとし

「6月に法定合併協議会を発足させ、来年3月末に合併できれば最も良い」

と述べた。

阿智村は7日から7自治会ごとに開く住民との懇談会で、合併の住民意向調査について説明する。

その後順次、用紙を配布し、18歳以上の住民を対象に「賛成」「反対」「議会に委ねる」「わからない」の四者択一で調べ、27日に公開で集計する。

結果を受け、村議会が6月定例会で法定協議会設立を判断する。

合併問題で討論会を 小川村の自立派と合併派が要望

2008/5月10日(土)

上水内郡小川村が6月に実施する、長野市との合併の是非を問う住民投票を前に、村民有志が9日、村議会主催の公開討論会を開くよう求める清水勝義村議会議長あての要望書を議会事務局に提出した。

要望には合併への賛成、反対双方の立場の住民が加わっており、

納得いく議論を経て村民に判断してもらいたい

−と手を携えた形だ。

要望書は、合併によらず自立を目指す住民でつくる「小川村の明日を模索する会」と、長野市との合併を支持する住民でつくる「小川の将来を考える会」の代表2人の連名で提出した。

村民が村の今後の方向性について判断し選択するためには、十分な情報提供や自由闊達(かったつ)な意見交換の場が必要

−とし、討論会開催は

「住民投票条例案を可決した議会の責務」

と指摘。

日時は6月1日午後とし、パネリストは自立派、合併派の村民を3人ずつ(村議各1人を含む)計6人を想定。

司会者には村外の人物を充てるなど、具体的な内容も提言している。

清水議長は取材に

「来週にも全員協議会を開いて審議する。決まれば、要望書に沿った形で(討論会を)行いたい」

と話した。

村は8日から6月8日まで、村内20カ所で村が選んだ自立の方針について説明する住民懇談会を開いている。

「道路財源特例法案の再議決を」緊急集会

[5月12日(月)]

道路特定財源を10年間維持する道路財源特例法案について、13日に予定されている衆議院での再議決を求める緊急集会が泰阜村で開かれました。

集会には松島貞治村長をはじめ村議会議員や住民など、およそ60人が参加しました。

道路特定財源を巡っては、先月30日にガソリン税などの暫定税率は復活しましたが、道路特定財源を10年間維持する道路財源特例法案は宙に浮いた状態です。

集会では道路整備の交付金が凍結されているため、幹線道路の改良工事に影響を与えているとして、法案を速やかに成立させることなどを訴えました。

道路財源特例法案は、12日の参議院本会議で否決される見込みですが、与党は13日の衆議院本会議で再議決する方針です。

ABN 長野朝日放送
SBCニュース

泰阜村で道路財源特例法案の再可決を求める緊急集会

(12日12時06分)

道路特定財源を2008年度以降も10年間維持する法案は、きょう参議院で否決される見通しですが、衆議院での再可決を求める緊急集会が下伊那郡泰阜村で開かれました。

泰阜村で開かれた集会は、松島貞治村長が呼びかけたもので、午前8時の開始時には80人以上の村民が集まりました。

泰阜村は、生活に必要な幹線道路の整備も遅れていることから、道路特定財源は欠かせないものとして、集会では、法案の衆議院での再可決を求める緊急声明を承認しました。

この中には、財源を地方の道路整備のために使うことを要望する内容も盛り込まれました。

法案が参議院で否決された場合、与党は衆議院であす再可決する方針を固めていますが、緊急声明は、その前に福田首相へ提出されるということです。

清内路村との合併 「賛成」43% 阿智村

2008年05月28日

清内路村との合併に関する阿智村の住民意向調査が27日、開票された。

「賛成」は43・19%、「反対」は20・70%、「議会にゆだねる」が24・12%、「わからない」が11・99%だった。

結果を受け、岡庭一雄・阿智村長は

「村民は厳しい意向を示した。賛成が50%に届かなかったのは重要視する必要がある。どう判断するか議会の皆さんに委ねたい」

と述べた。

29日の村議会全員協議会の論議を踏まえ、合併の是非を判断する。

一方、桜井久江・清内路村長は

「賛成が過半数に至らなかったのは残念だ。しかし、(賛成が)反対を大きく上回ったのは大変ありがたい」

とし、

「阿智村議会から合併推進の判断をいただけるものと大きな希望を持っている」

との談話を発表した。

阿智村の意向調査は、5月にあった清内路村の住民投票で、合併賛成が多数だった結果を受けて実施された。

対象者は18歳以上の5335人で、回収率は89・62%。

29日の全協で「合併」の方向が打ち出されれば、6月議会で法定合併協議会を立ち上げ、来年3月31日の合併を目指すことになる。

(平林敬一)
朝日新聞

市町村合併:阿智村意向調査 清内路村合併、賛成2043票・反対979票 /長野

◇清内路村と合併向け加速

清内路村との合併の可否を問う阿智村の住民意向調査の集計作業が27日、同村コミュニティ館であった。

「賛成」が2043票(42・7%)と「反対」の979票(20・5%)を上回り、合併に向けた機運が加速しそうだ。

調査対象数5335人。回答総数は4781票(回収率89・62%、無効51票)だった。

阿智村議会は29日に全員協議会を開き、「同意は得られた」と判断する見通し。

岡庭一雄村長も

「議会の意向を尊重する」

との構えで、両村は6月村議会で法定合併協議会の設置議案を提出・承認を経て、今年度末の合併を目指し法的手続きに入る。

住民意向調査は4日行った清内路村の合併に関する住民投票で9割近い賛成があったことを受け、阿智村側の村民の意思確認のため実施した。

【仲村隆】

==============

■解説

◇財政基盤の弱さ課題

清内路村の編入合併の可否を問う阿智村の住民意向調査で、合併への道筋が鮮明となった。

合併を公約にした清内路村の桜井久江村長が積極的に推進したのに対し、阿智村の住民意向調査の賛成は4割にとどまるなど、阿智村は一貫して慎重な姿勢だった。

阿智村の岡庭一雄村長は調査結果について

「4割の賛成のみで(合併に向けて)とても強力に背中を押せない」

と語る。

ただ、阿智村議会は合併に前向きで、今年度末の合併に向けて事態は粛々と進みそうだ。

岡庭村長が消極的なのは財政基盤が弱い清内路村との合併すれば財政上の負担が増えかねないためだ。

合併特例債などのメリットが少ないなどの課題が多いこともある。

毎日新聞

2008年5月28日

市町村合併:長野市長ら、特例交付金の基準緩和など要望 知事、前向きな姿勢 /長野

県市長会会長の鷲沢正一長野市長らは27日、村井仁知事を訪ね、県の合併特例交付金の採択基準緩和など7項目を要望した。

知事は

「市町村は犠牲を払って合併を選んだ。できるだけ使い勝手のいいように持っていきたい」

と述べ、交付金の基準緩和に前向きな姿勢を示した。

交付金は「平成の大合併」で誕生した市町村を支援するため、最高で10億円交付する県独自の制度。

ソフト事業に限定するなどの厳しい採択基準があり、市町村は想定していた交付額を受けられずにいる。

【神崎修一】
毎日新聞

2008年5月28日

市町村合併:松本市、協議で波田町に職員派遣 年内にも市民意向調査 /長野

松本市は28日、波田町との合併問題を協議するため、職員を同町に派遣した。

年内にも市民を対象に意向調査を実施する方針で、同町の財政状況や行政課題などを事前に把握する必要があるため、資料提供を要請した。

市側は太田典男町長らに対し、意向調査の概要を説明。

太田町長は

「意向を尊重したい」

と応じた。

同市は7月下旬をめどに市民向けに情報提供を始める方針で、今後、市と町で調整を続ける見通し。

【光田宗義】
毎日新聞

2008年5月29日

市町村合併:法定合併協設置、全会一致で同意−−阿智村議会全協 /長野

阿智村議会は29日の全員協議会で、清内路村との合併に関する住民意向調査の結果を協議し、全会一致で法定合併協議会の設置に同意することを確認した。

岡庭一雄村長はこれを受け、6月定例村議会に議案を提出する。

6月中に清内路村と法定合併協議会を設置、09年3月末に清内路村を編入合併する方針だ。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年5月30日

上田で「市町村合併検証」シンポジウム

6月2日(月)

合併前後で変化した行政サービスについて報告があったシンポジウム

県内の大学研究者や地域活動団体の代表者らでつくる「長野県住民と自治研究所」(理事長・安井幸次長野大教授)は1日、シンポジウム「市町村合併の検証」を上田市の長野大で開いた。合併で自治体財政や住民生活がどう変わったか探るのが狙い。長野、松本、上田、佐久、大町の5市の旧町村部の市民ら7人が事例報告した。

シンポジウムには約50人が参加。同研究所理事で大町市在住の傘木宏夫さんは、合併前の財政シミュレーションと比べて、同市への地方交付税などが2005年度で5億余、06年度は7億4千万円余上回っていることを紹介。

「今は合併で交付税が上乗せされている。財政状況を合併前の想定と比較しつつ、行政サービスが保たれているか点検することが大切」

とした。

長野市と合併した旧大岡村の住民、横山紀典さんは

合併後に保育料が上がり、高校生の通学のバス代への補助が廃止された

−と指摘した。

大町市と合併した旧美麻村の旧村議、種山博茂さんは

「旧村出身でない職員が市役所美麻支所に増え、地域おこし活動がやりづらくなった」

とした。

上田市の旧真田町に住む三井和哉市議は、旧町内の投票所が26カ所から11カ所に減ったことを挙げ、

「行政サービスは規模の大きい自治体に合わされてしまうことが多い」

と話した。

安井理事長は

「今後は、長野市や上田市などで発足している住民自治組織を考える勉強会を開き、住民が合併後の市町村を考える機会をつくりたい」

と話した。

「市民ら7人が事例報告した」とか書いてありますけど、こういう記事を読むと、

「市民」とか言って記事に掲載されてるけど、どうせ全員左翼活動家なんだろ

と深読みしてしまうひねくれた私。で、早速グーグルで検索してみました(笑)。

研究所理事長 安井幸次 長野大教授(左翼系)
大町市 研究所理事 傘木宏夫 大町市長選挙に田中派共産党系候補として出馬し落選
旧大岡村 住民 横山紀典 合併反対活動グループの中心メンバー
旧美麻村 旧村議 種山博茂 日本共産党
旧真田町 市議 三井和哉 合併反対活動グループの中心メンバー

はい、予想通り、皆さんゴリゴリの左翼活動家でした。

一般住民を装って記事に掲載されている横山さんは旧村の合併反対政治グループのリーダー格ですね。

こういう情報も記事に載せておいてほしいものです。

横山紀典氏 略年表
2001年 横浜市在住の会社員だったが定年退職し田舎暮らしを夢見て大岡村に移住
2002年 大岡村の合併反対運動を始める→住民アンケート結果は「合併必要」62.2%
2003年 「住民投票で決めるべきだ」と主張して署名活動→住民投票投票結果は「賛成」731票「反対」465票
2004年 (民意に従って合併準備進む)
2005年 (長野市に編入合併)

はい。見事に自爆してます。

横浜の男性が大岡村に引っ越してきて、一年も経たないうちに「村民の代表」とばかりに合併反対運動を繰り広げるというのもビックリです。

「合併反対」の論拠として良く「合併後
三井和哉氏 略年表
2003年10月22日 (町が住民意向調査実施)→「合併必要」39.7%「合併不要」44.3%「どちらともいえない」16.0%
2003年10月24日 三井和哉が住民投票実施を要求→議会で否決される
2004年03月 (町が住民意向調査実施)→「合併賛成」46.1%「合併反対」44.8%、「議会の決定にゆだねる」9.1%
2003年7月 三井和哉が住民投票実施を要求→議会で否決される
2004年10月 真田町の民主主義を守る会(三井和哉)が町長解職を求めてリコール請求
2004年12月 箱山好猷町長の解職を求めるリコール住民投票実施→結果は「反対」3713票「賛成」3401票で町長続投決定
2005年02月 三井和哉が要求していた住民投票が実施される→結果は「合併必要」4,086票「合併不要」2,768票
2006年03月 (民意に従って上田市と合併)
2006年04月 合併に伴う市議会議員選挙にて三井和哉が見事市議に当選

見事な自爆っぷりです。

当初は民意も「合併不要」が多数だったのですし、後日選挙違反事件で合併賛成派議員に逮捕者が出ているという点も考えれば、やりようによっては合併反対活動は成功したでしょうに。

やることなすこと裏目に出てます。

さて、検索を続けるうちに、こんなブログを発見しました。


北山早苗

市町村合併の検証

長野県住民と自治研究所の長野県自治体学校が上田の長野大学でありました。テーマは市町村合併の検証です。

はじめに理事の傘木宏夫さんが合併後の自治体の財政状況をみるとして、話題提供しました。

entry : on 6.1.2008 at 1:54 PM

http://sanae.ao-zora.org/archives/199

なんだよ、田中シンパの北山議員もこれに参加してたのかよ。

北山早苗

合併後の地域は今

続いて、パネルディスカッションです。

合併後の地域は今というテーマで、長野市に合併した旧大岡、戸隠、鬼無里、大町市に合併した旧美麻、上田市に合併した旧真田、佐久市に合併した旧望月から住民の方々がパネリストとして話します。

また、4村と合併し、これから波田町との合併が問題になっている松本市から手塚英男さんが話します。

コーディネーターは研究所理事長の安井幸次さんです。あとで日記で報告する予定。

entry : on 6.1.2008 at 2:13 PM

http://sanae.ao-zora.org/archives/201

新しい名前が出てきました。手塚さんね。もう面倒なので検索しないけど。どうせ合併反対運動のリーダーとかでしょ。

北山早苗

合併したデメリットの方が多い…

ほとんどの合併した地域では住民サービスの低下などデメリットが多いという発表でした。

質問時間には、松本市との合併問題を抱える波田町議から、合併後の地域協議会について質問がありました。

大岡では形骸化しているという報告、真田からは、地域協議会が形骸化ぜす機能するためには、委員が住民の代表であって行政の言いなりにはならないことをしっかり意識する必要があるという意見もありました。

自治体学校には100人以上の参加がありました。

entry : on 6.1.2008 at 4:19 PM

http://sanae.ao-zora.org/archives/203

そりゃ、合併反対運動のリーダーが集まって発表会やってんだから、「合併デメリット」の発表で埋め尽くされるでしょうよ。

ていうか、新聞では参加者数は「約50人」と書いてありましたけど?

それにしても、この自治体学校って何?いかにも公共的な教育組織みたいな名称ですけど。

北山早苗

長野県住民と自治研究所通常総会

自治体学校終了ごに、総会がありました。会員葉90名、研究所便りを毎月発行したり研究会や自治体学校を運営しています。私も理事です。

entry : on 6.1.2008 at 4:28 PM

http://sanae.ao-zora.org/archives/205

って、あんたも理事だったのかよ北山先生!

自治研究所 概要
理事長 安井幸次 長野大教授(左翼系)
理事 傘木宏夫 大町市長選挙に田中派共産党系候補として出馬し落選
理事 北山早苗 田中派県議

自治体学校(新聞報道:50人、北山ブログ:100人)開催→終了後引き続き自治研究所通常総会(会員数90名)開催

会員90名が欠席ナシで全員出席し、さらにマスコミ記者が10人ほど加わればちょうど100人になる計算ですな。

どう頑張っても一般の参加者が入り込む余地はありません。

記事には「シンポジウム」って書いてありますけど、全く「公開討論会」じゃないですよね、こんなの。

上田で「合併反対運動団体」代表者総会開催

6月2日(月)

県内の「合併反対運動団体」の代表者らでつくる「長野県住民と自治研究所」(理事長・安井幸次長野大教授)は1日、総会を上田市の長野大で開いた。

記者を集めた上で「合併反対派に都合の良いデータ」ばかりを発表しマスコミで宣伝するのが狙い。

一般市民をシャットアウトした上で、長野・松本・上田・佐久・大町の5市の旧町村部の「合併反対運動団体」代表者7人が「事例報告」した。

この総会には会員90人のうち約50人が参加。

「合併反対運動代表者組織」の理事である傘木宏夫さんは、マスコミの前で持論を展開。

その他、各地の「合併反対運動団体」代表者7人もマスコミの前で持論を展開した。

「住民と自治研究所」ってのは、共産党系の「自治体問題研究所」の下部組織らしいですね。

自治体問題研究所役員(2008〜2009年度 2008.5.24総会選出)
理事長 岡田知弘 京都大学教授
副理事長 木村康子 日本母親大会連絡会
白藤博行 専修大学法学部教授
大黒作治 自治労連中央執行委員長
鶴田廣巳 関西大学商学部教授/大阪研究所理事長
中嶋信 徳島大学総合科学部教授/徳島研究所理事長
永山利和 日本大学商学部教授/東京研究所副理事長
常務理事 中島正博 事務局長/専任
理事 朝岡幸彦 東京農工大学大学院共生科学技術研究院准教授
穴見明 大東文化大学法学部教授
石川満 日本福祉大学社会福祉学部教授
石橋映二 自治労連都職労執行委員長/東京研究所事務局長
市橋克哉 名古屋大学大学院法学研究科・法学部教授/東海研究所理事長
内山正徳 神奈川研副理事長・鎌倉市役所
大坂健 國學院大学経済学部教授/埼玉研究所
大野清 多摩研究所事務局長
大橋宗明 名古屋市職労執行委員長
大原真 大阪衛都連委員長
岡田雅夫 岡山大学副学長/岡山研究所理事長
岡庭一雄 長野県阿智村長
傘木宏夫 NPO地域づくり工房代表理事/長野研究所理事
河合博司 酪農学園大学環境システム学部教授
川瀬憲子 静岡大学人文学部教授
神田健策 弘前大学農学生命科学部教授/青森研究所副理事長
木村雅英 自治労連自治政策局長
小田清 北海学園大学経済学部教授
榊原秀訓 南山大学法学部教授
佐々木雅幸 大阪市立大学創造都市研究科教授
塩崎賢明 神戸大学工学部教授
多田哲子 京都府職労副委員長
田中重博 茨城大学人文学部教授
中山徹 奈良女子大学生活環境部准教授
日野秀逸 東北大学大学院経済学研究科教授
平岡和久 立命館大学政策科学部教授
廣田全男 横浜市立大学大学院国際総合科学研究科教授
藤永延代 おおさか市民ネットワーク
正木満之 前仙台市議
松山雄二 にいがた研究所事務局長
森裕之 立命館大学政策科学部准教授
八幡一秀 中央大学経済学部教授/多摩研究所副理事長
全国商工団体連合会から選出
監事 矢野喬 税理士
山口毅 日本自治体労働組合総連合総務財政局長

市町村合併:小川村合併住民投票 15日に投開票 /長野

小川村選挙管理委員会は、長野市との合併の是非を問う住民投票の日程を決めた。10日に告示、15日に投開票される。

3月村議会で可決された住民投票条例によると、有権者は4月1日現在で18歳以上の村民。

投票は「自立」「合併」の二者択一で投票率60%以上で成立する。5月28日現在、2828人(男1348人、女1480人)。

毎日新聞

2008年6月4日

市町村合併:長野市との合併是非問う 小川村の住民投票、きょう告示 /長野

長野市との合併の是非を問う小川村の住民投票が10日告示される。

投票は15日午前7時〜午後6時まで村内9カ所で行われ、村役場で即日開票される。

有権者は4月1日現在で18歳以上の村民で、「自立」「合併」の二者択一。60%以上の投票率で成立する。

5月28日現在の有権者数は2828人(男1348人、女1480人)。

【大平明日香】
毎日新聞

2008年6月10日

市町村合併:小川村合併住民投票 「微妙な問題」長野市長、コメントせず /長野

長野市の鷲沢正一市長は10日の記者会見で小川村の住民投票について

「微妙な問題。コメントは一切しない」

と述べた。

信州新町、中条村との合併協議については

「7月から市民に説明を行う。2町村との法定合併協議会を早く設置したい」

と語った。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年6月11日

市町村合併:編入合併の清内路と阿智村、法定協設置議案を可決 /長野

清内路村の阿智村への編入合併を協議している両村議会は10日、6月定例村議会を開き、両村の法定合併協議会の設置議案を全員一致で可決した。

両村は法定合併協議会を16日に設置し、初会合を開く。

協議会で合併後の新村の将来像を定める合併市町村基本計画を作成し、順調に作業が進めば9月にも両村の合併調印と申請を行い、09年3月末の合併を目指す。

両村の合併を巡っては、昨年6月に清内路村が阿智村に対して合併について話し合う場を設けることを提案。

2月に任意合併協議会を設置し具体的な協議を進めた。

5月に清内路村で合併の賛否を問う住民投票が、阿智村も住民意向調査をそれぞれ行ったが、いずれも「賛成」が多数を占めた。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年6月11日

選挙:清内路村長選 桜井村長、再選へ出馬表明 /長野

清内路村の桜井久江村長は13日の6月村議会で、同村長選(8月5日告示、10日投開票)で

「最後の締めくくりを私がやるようにと住民が思ってくれるのであれば重く受け止めたい」

と述べ、再選を目指す考えを示した。

現在1期目で、県内唯一の女性首長。

清内路村は現在阿智村との合併協議を進めており、16日に法定合併協議会を設置する予定。

合併が正式に決まれば新村発足と同時に村長は失職するため、事実上今年度限りの任期となる。

今のところ、他に出馬の動きはない。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年6月14日

小川村の住民投票が告示 自立か合併か 15日に投票

6月10日(火)

上水内郡小川村で10日、村の自立か長野市との合併かを問う住民投票が告示された。15日に投開票する。

投票は「自立での小川村」「長野市との合併」の二者択一の記号式。

住民投票条例は、投票率60%以上で成立し、村長は結果を尊重すると定めている。

投票できるのは4月1日現在で18歳以上の村民で、10日現在2822人(男1345人、女1477人)。

期日前投票は11日から14日までの午前8時半−午後8時に役場でできる。

住民投票は、自立方針の大日方茂木村長が、村議会の要望に応える形で実施を決めた。

村内には自立派、合併派の住民グループがあり、新聞の折り込みチラシなどで主張し合っている。

隣接する同郡の信州新町と中条村は今年2月、新合併特例法の期限切れ(2010年3月末)を視野に長野市に合併協議を申し入れ。

3市町村で合同研究会をつくり、事務レベルの協議が始まっている。

市町村合併:小川村住民投票 100票差で反対 村長主張の自立路線へ /長野

長野市との合併の是非を問う小川村の住民投票は15日、投開票され、「自立」が1280票で「合併」の1180票を上回った。

「自立」を訴えてきた大日(おび)方(なた)茂木(しげき)村長は記者会見し、

「結果を真摯(しんし)に受け止める。今後は議会、村民と共に相談しながら自立宣言をしたい」

と話した。

中条村と信州新町は既に、長野市との合併協議を進めているが、小川村は自立路線を進むことになる。

大日方村長は06年の村長選で自立を掲げ、当時の現職を35票差で破り当選。

今回の住民投票までに、村は20回の住民説明会を開き自立の必要性を訴えていた。

村長の後援会も自立を働きかけるなど信任選挙さながらの運動が繰り広げられた。

合併を推進する住民団体「小川村の将来を考える会」(福嶋晴雄代表)は

「人口が減少していく中で、財政の確保は困難だ」

と訴えたが、及ばなかった。

小川村は04年、中条村、信州新町との合併を問う住民投票を行ったが、賛成が6割を占めた。

今年2月に中条村と信州新町が、長野市との合併協議を始めたため、小川村でも3月、住民投票条例案が可決された。

投票率は87・7%で、有権者は2821人(男1345人、女1476人)だった。

【大平明日香】

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◇小川村住民投票開票結果
合併1180
自立1280
無効14

=選管最終発表

毎日新聞

2008年6月16日

小川村「自立」が過半数

2008年06月16日

長野市との合併の是非を問う小川村の住民投票は15日投開票され、「自立」が過半数を占めた=表。

票差は100票だが、同夜会見した大日方茂木村長は

「結果は合併の最終結論ととらえ、住民の総意と位置づけたい」

とし、昨年度から始まった長期計画「自立プラン」に沿った村づくりを継続する考えを示した。

18歳以上の当日有権者数は2821人。投票率は87・70%。

投票は「自立での小川村」か「長野市への合併」のどちらかを選ぶ方法で実施された。

隣接する信州新町や中条村が今年に入って長野市との合併協議に踏み切ったのを背景に、小川村議会で3月下旬、村提出の「小川村の将来を方向づけるための住民投票条例」が成立。

「自立」の方針を掲げる村側と、「合併」を目指す住民らが主張を展開してきた。

村側は村内20地区で懇談会を開き、財政状況や村政の課題を具体的に説明。

大日方村長は

「合併しなくても住民サービスは維持できる」

と訴えた。

村の姿勢を支持する住民団体や大日方村長の後援会も、集会やビラで

「地域の声が行政に届きにくくなる」

「『市の周辺部』になれば過疎化が加速する」

などと合併の問題点を指摘してきた。

これらの取り組みが多くの有権者に「自立」の安心感と、合併の不安感を与えることにつながった。

一方、長野市との合併を目指した住民グループは

「合併は地域を守り育てる手段」

などと記したビラを新聞に折り込んだり、郵送したりして理解を求めたが、過半数の支持を得られなかった。

朝日新聞

合併反対、小差で過半数 小川村住民投票

村長「自立宣言」へ

長野市との合併の是非をめぐり、小川村の住民投票が15日行われ、即日開票の結果、合併反対1280票、賛成1180票で、反対がかろうじて過半数を占めた。

条例は「村長は結果を尊重する」と定めており、投票結果を受けて記者会見した大日方茂木村長は

「合併論議の最終結論としてとらえなければならない」

と話し、18日招集予定の村議会6月定例会で、自立宣言をする考えを示した。

投票率は87・70%だった。

投票は、「自立での小川村」「長野市への合併」の2項目から一つを選ぶ方式で実施。18歳以上が対象で、当日の資格者数は2821人。

「自立」を掲げる大日方村長は5月から6月にかけて、村内全地区で行政懇談会を20回開き、合併は不要と説明。

村長後援会も全村で戸別訪問を行うなどフル回転した。

ただ、村の65歳以上の人口割合(高齢化率)は県内81市町村中8番目に高い41・7%。

村長を支持する地区の懇談会でさえ、

「特に働き盛りが村から減っている」

「村に仕事がない」

など、将来に対する不安が続出した。

合併反対にわずか100票差に迫った合併賛成票は、自立を訴えてきた村長への批判票ともいえる。

小川村では、2004年10月にも、隣接する信州新町と中条村の2町村との合併について住民投票を行い、反対が6割超だった。

2008年6月16日

読売新聞

小川村の住民投票、「自立」が「長野市への合併」上回る

6月16日(月)

上水内郡小川村で15日、村の自立か長野市との合併かを問う住民投票が投開票され、「自立」が1280票(有効投票の52・0%)を占め、「長野市への合併」の1180票(同48・0%)を上回った。

自立を訴えた大日方茂木村長の方針が支持された形となり、村は隣接する同郡信州新町、中条村と同市との合併協議には加わらない方針だ。

投票率は87・70%。

住民投票条例は、投票率60%以上で投票の成立を認め、村長は結果を尊重すると定めている。

開票終了後、記者会見した大日方村長は

「結果が住民の総意と位置付けなければならない」

と述べた。

投票は「自立での小川村」「長野市への合併」のいずれかを選ぶ記号式。4月1日現在で18歳以上の村民を対象に実施した。

同村は「平成の大合併」で、信州新町、中条村と法定合併協議会を立ち上げ、3町村での合併を模索。

しかし、2004年10月の住民投票で3町村合併に「反対」が60%を占め、合併協は解散した。

その後、信州新町と中条村は長野市へ合併する動きを強め、今年2月、両町村長が市に合併協議を申し入れた。

これを受けて小川村でも合併をめぐる議論が再燃。村議会の要請を受け入れる形で大日方村長が3月定例会に住民投票条例案を提出、可決された。

村内では、自立、合併双方の立場の住民グループがチラシを作って訴えるなど活発に活動。

一方で村は、告示前にかけて村内20カ所で住民懇談会を開き、自立方針への理解を求めていた。

阿智村と清内路村が法定合併協議会を発足

[6月16日(月)]

下伊那郡阿智村と清内路村は、2つの村が同じテーブルにつき合併後の行政サービスなどを話し合う法定合併協議会をスタートさせました。

今年2月に任意合併協議会が始まってから4ヵ月。

住民投票などでそれぞれの村が合併推進を確認し、法定合併協議会が設立されました。

清内路村の強い要望で実現に動き出した合併は、清内路村が阿智村に加わる形で話し合いが進められます。

来年の3月末には一つの村としてスタートする見通しで、今後は、法定協議会の付属機関として「新しい村づくり会議」を設置し、広く住民の意見を取り入れていくことにしています。

ABN 長野朝日放送

阿智と清内路が法定協設立 新村名は「阿智村」確認

6月17日(火)

設立した法定合併協議会の看板を手にする岡庭・阿智村長(左)と桜井・清内路村長(右)

下伊那郡阿智村、清内路村は16日、法定合併協議会を設立し、阿智村役場で初会合を開いた。

合併期日について、任意協議会で合意した2009年3月31日とすることや、阿智に清内路を編入し、新村名を阿智村とするなどの基本方針を確認した。

初会合前に開いた協議書の調印式で、阿智の岡庭一雄村長は

「小規模自治体を取り巻く環境が厳しさを増す中、持続可能で魅力的な地域をどうつくっていくのか、住民が納得いく方向を出していきたい」

とあいさつ。

清内路の桜井久江村長は

「財政難を乗り越えるなど、ここに至るまで清内路はいばらの道を歩んできた。

合併して村が元気になったと言っていただけるよう、今後も地域づくりを進めることを約束する」

と述べた。

法定協は、任意協の委員14人と、3月に両村の住民で発足、新村の将来像を話し合っている「新しい村づくり会議」の正副会長を加えた16人で構成。

今後、新村の基本計画作りを中心に議論を進める。

スケジュール案では、新村の基本計画を8月中にまとめるほか、合併協定書の内容を話し合うため9月までに6回の会合を開く。

これらを決定後、両村議会が9月定例会で合併を議決し、両村長が合併協定に調印する。

市町村合併:清内路村、阿智村へ編入−−法定合併協を設置 /長野

清内路村の阿智村への編入合併協議を進めている両村は16日、地方自治法に基づく法定合併協議会を設置し、県に設置届を提出した。

これを受けて協議会の初会合が開かれ、9月中の両村議会の合併承認議決と合併協定調印に向けて協議入りした。

法定合併協議会は9月までに合計6回開かれ、新村の公共事業など今後の村づくりを定める市町村基本計画の策定などを取りまとめる。

両村議会での議決を経て合併調印されれば、県への合併申請後、来年3月末には新阿智村が誕生する。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年6月17日

市町村合併:小川村住民投票 小川村、「自立」の道課題山積 財源どう確保 /長野

◇住民サービス維持へ

長野市との合併の是非を住民投票で問うた小川村の民意は「自立」の道を選択した。

ただ、「合併」を望んだ村民も半数近くおり、今後の村政への影響は否めない。

さらに隣接する中条村と信州新町が長野市との合併協議を進める中、「孤立感」が深まることも懸念される。

財源をどう確保し住民サービスを維持していくのか。課題は山積している。

【大平明日香】

◇「合併」も半数近く−−村政に影響も

「いろいろな意見があったが、『自立』に決まった以上は一致団結し、同じ方向を向いて住民サービスの徹底をしてほしい」

投票から一夜明けた16日朝、大日方茂木(おびなたしげき)村長は村役場でこう呼び掛けた。「村を二分した」との声を意識した発言だった。

大日方村長は06年の村長選で「自立」を訴え、合併に柔軟姿勢を示していた現職をわずか35票差で破って当選。

今回の住民投票でも、自立の必要性を訴えた。

一方、「合併」を求める住民団体との間で激しい舌戦が繰り広げられた。

ある村民は

「どちらを支持しているのか、皆が疑心暗鬼になった」

と村内に生じたわだかまりを指摘する。

小川村は人口の42%が65歳以上を占め、自主財源比が県下ワースト3の5・3%。

今後も人口増加は望めない。

にもかかわらず、村側は

「地方交付税は減少しても、なくなることはない」

と主張。

村独自の行革などを推し進める「自立プラン」で

「起債残高も07年度28・7億円から24年度19・6億円まで減少する」

と試算する。

これに対し、合併を推進する「小川村の将来を考える会」の福嶋晴雄代表は

「住民の負担増の不安は拭(ぬぐ)えないままだ。『合併』に投じた約半数の村民への説明責任がある」

と主張する。

大日方村長はこの日、清水勝義村議長に会い、18日開会の6月村議会で「自立宣言」を提案する考えを伝えた。

村議長は

「(自立を選択した)村民の意思を尊重し、より良い村づくりに向けて議論を深めていきたい」

と語る。

毎日新聞

2008年6月17日

「自立」多数の小川村で村長が自立方針示す

[6月18日(水)]

長野市とは合併せず自立の道を選択した小川村で村議会が開会し、大日方茂木村長は改めて自立の村づくりをスタートさせる考えを示しました。

長野市との合併の賛否をめぐる小川村の住民投票は、「自立」を選んだ村民が過半数を超えました。

ただ「合併」を選んだ人も全体の48%に上り、村を二分した結果になりました。

18日開会の村議会であいさつに立った大日方茂木村長は、

「(住民)投票結果については、小川村は自立でいくことへの民意が得られた。村民総意が得られたと受け止めるもの」

と述べました。

村長の「村民の総意」という言葉に、長野市との合併を推進してきた議員からは、反発の声も聞かれました。

自立か合併か住民投票で議論の終結を目指しましたが、わずか100票差の結果にすんなりとはいかなくなった形です。

大日方村長は議会最終日の26日に、村の自立宣言を議会提案する見通しです。

ABN 長野朝日放送

小川村議会:小川村、26日に「自立宣言」 村長「団結と心意気示したい」 /長野

小川村の6月定例村議会が18日、開会した。

長野市との合併の是非を問う住民投票で「自立」が多数を占めた結果を受け、大日方茂木(おびなたしげき)村長は冒頭で

「合併か、自立かの論議は住民投票の結果を最終結論として終了とする。会期末までに『自立宣言』をし、村の団結と心意気を内外に示したい」

と表明した。

15日に投開票された住民投票は「自立」が有効投票数の52%を占め、「合併」を100票上回った。

村と議会はそれぞれ作成する自立宣言原案を基に合意案を作成。議会最終日の26日に宣言を発表する。

県内では04年2月に下条村が、同4月に泰阜村が自立宣言を表明している。

【大平明日香】
毎日新聞

2008年6月19日

下条村で「全国小さくても輝く自治体フォーラム」

6月22日(日)

下条村で始まった「全国小さくても輝く自治体フォーラム」の分科会

小規模町村の課題と将来について学び合う第11回「全国小さくても輝く自治体フォーラム」は21日、下条村コスモホールで2日間の日程で始まった。

全国80余の自治体の首長や議員、職員ら約320人が参加。

初日は、小規模自治体の現状や取り組みについての講演などの全体会と、分科会を開いた。

全体会で、全国の町村長ら呼び掛け人52人を代表してあいさつした同村の伊藤喜平村長は、住宅建設や子育て支援に力を入れて人口増を実現した村の取り組みを披露。

「住民一丸となって生き残っていく策が必要」と強調した。

また、根羽村の小木曽亮弌村長が報告に立ち、森林を生かして進める村産木材のブランド化や、水源地として都市と交流をはぐくんでいる活動を紹介した。

「地域力」をテーマにした分科会では、京大大学院の岡田知弘教授が限界集落などについて説明。

10年前に消滅が予測された集落で現在も残っているところがあるとし「地域の人たちの努力で変わっていく」と指摘。

宮崎県西米良村の黒木定蔵村長は、ワーキングホリデーの推進で農業振興や経済の活性化につながっていると報告した。

同フォーラムは、小規模自治体の行政運営や財政問題、将来の在り方を考えようと、2003年に栄村で初回を開催。

県内からは今回、9町村の関係者が参加している。21日はシンポジウムを開き、阿智村駒場区の自治会の取り組みなどが紹介される。

出たよ岡田知弘!共産党系の「自治体問題研究所」理事長の岡田先生だよ!合併反対運動のリーダー岡田教授だよ!栄村の高橋村長と仲良しの人だよ!

それにしても下条村の伊藤喜平村長、えらくハッスルして動員かけてますなー、…と思ったら、翌日の報道では…

下条村長選、24日告示

6月23日(月)

任期満了に伴う下伊那郡下条村長選は24日、告示される。現職で5選を目指す伊藤喜平氏(73)=睦沢=と、22日に出馬の意思を表明した新人で元村議の折山安弘氏(68)=睦沢=の無所属2人が立候補を予定している。

投開票は29日。

伊藤氏は、4期の経験を生かし「さらなる行財政改革の推進と、人口増や企業誘致を進める」と訴える。

折山氏は、現村政を批判し「高齢者に対する施策の充実や、風通しの良い村づくりを目指す」と訴える。

9日現在の有権者数は3275人(男1551人、女1724人)。

おや、下条村では村長選挙ですか。いやあナイスタイミングですねぇ。まったく偶然にも下条村で「全国小さくても輝く自治体フォーラム」が開催された翌日が下條村の村長選の告示日だそうです。

偶然って怖いですね。

池田町長に勝山氏が初当選

2008年06月23日

池田町長選は22日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新顔の酒販店経営、勝山隆之氏(61)が、無所属現職の山崎袈裟盛氏(71)の4選を接戦の末に阻み、初当選を果たした。

当日有権者数は8777人で、投票率は69・42%(前回71・42%)だった。

勝山氏は

「町財政は単独で新規事業ができない危機的状況にある」

と論戦を挑み、徹底した歳出削減による財政再建と、合併を視野に入れた近隣自治体との連携で活性化を図ると訴えた。

町長選7度目の挑戦で当選を決めた勝山氏は

「政策遂行のため、まず役場職員の気持ちを一つにしていきたい。赤字財政を立て直し、合併をめざし近隣との提携を図る」

と抱負を述べた。

勝因については

「山崎町政4期は長すぎるとの有権者の気持ちがあったと思う」

と語った。

朝日新聞

選挙:池田町長選 勝山氏、現職の4選阻み初当選 /長野

任期満了に伴う池田町長選は22日投開票され、無所属新人で元町議の勝山隆之氏(61)が、無所属現職の山崎袈裟盛氏(71)を破り、初当選した。

投票率は69・42%、当日有権者数は8777人(男4204人、女4573人)だった。

前回選挙と同じ顔ぶれとなった。

勝山氏は、町長報酬のカットなど民間発想の行財政改革を進めると同時に、将来の合併を見据えた周辺市町村との広域連携などを訴えて支持を広げた。

7度目の挑戦で、ようやく初当選を果たした。

一方、山崎氏は3期12年の実績を強調した上で、産業・農業・観光の振興などを訴えたが、及ばなかった。

【光田宗義】

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◇池田町長選開票結果=選管最終発表
3084 勝山隆之 61 無新
2864 山崎袈裟盛 71 無現

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◇池田町長略歴
勝山隆之(かつやま・たかゆき)61無新(1)
  • [元]町議
  • ▽酒類販売業[歴]町商工会副会長
  • ▽大町高
毎日新聞

2008年6月23日

池田町長選に新人の勝山氏が初当選

6月23日(月)

任期満了に伴う北安曇郡池田町長選は22日投開票され、新人で会社役員の勝山隆之氏(61)=無所属、池田=が、4選を目指した現職の山崎袈裟盛氏(71)=無所属、池田=を220票差で破り、初当選した。

勝山氏は7回目の町長選立候補での当選。「硬直化した町政の転換」を訴え、現職への批判票を幅広く集めた。

当選後、勝山氏は

「合併は将来的に避けて通れない。まず周辺自治体と提携していきたい」

と述べた。

勝山氏は5月、

「民間の新しい考え方でまちづくりをしたい」

と出馬を表明。

町施設の民営化や財政健全化などを掲げ、組織や団体に頼らない運動を展開した。

過去の町長選を通じ、名前や主張が一定程度浸透していたこともあり、終盤にかけて支持を伸ばした。

山崎氏は、教育福祉の充実や産業振興を主張。町内に30の後援会支部を設けて組織選挙で先行した。

だが、有権者に「多選は望ましくない」との抵抗感もあり、前回選までの支持をつなぎ留めることができなかった。

投票率は69・42%で、前回を2・00ポイント下回り、過去最低となった。

長野・村井知事会見 「自立」の小川村にも支援

2008.6.23 02:15

−−国土交通省の戸草ダム(伊那市)計画中止の方針に地元説明会で反対意見が出た

「多目的ダムとして計画されたが、県としては平成13年に十分な売電の見通しが立たず、水需要が大幅に伸びそうにないということで、利水参加から撤退した立場。結局、洪水調節の問題だけが残り、地元でいろいろな意見があるのは承知している。国土交通省の河川改修の進め方などをよく聞くということになるのではないか」

−−岩手・宮城県内陸地震の教訓は

「宇宙に人間が行って、いろんなことが分かる世の中だが、土の中は本当に分からないことだらけ。防災担当相をやらせていただいたときに、地震をめぐる学問は仮説、学説の組み合わせで出来上がっていて、発生のメカニズム自体も分からないものだと、しみじみ思い知らされた。糸魚川−静岡構造線が走っている長野県なので、何が起きても不思議はない。結局、耐震性のある建造物を増やしていく、いざというときの準備を重ねておくとか、そういうことしかやりようがない」

−−小川村の合併問題の住民投票で「自立」が過半数になった結果について

「それなりにベストのサポートをしていく。合併の道を選ばれるなら、また、それはそれで、できる限りのサポートをする。行政サービスが適切に持続可能な形で提供できるのが一番、大事なこと」

産経新聞

阿智村と清内路村が県に合併への支援を要請

[6月23日(月)]

来年3月末の合併を目指す下伊那郡阿智村と清内路村が、県に合併への理解と財政支援を要請しました。

村井知事を訪れたのは、阿智村の岡庭一雄村長と清内路村の桜井久江村長、それに両村の村議会議長の4人で、県の合併構想の対象市町村への指定を求めました。

清内路村と阿智村は住民投票や住民意向調査の結果を受け、来年3月末の合併を目指して法定合併協議会を設立しました。

県の合併構想の対象市町村になると必要な財政支援を受けられるほか、県から職員が派遣されるなどのメリットがあります。

これに対して、村井知事は

「決意を無にすることのないように、きちんとしたサポート体制を整え、進めていきたい」

と応えました。

法定合併協議会では現在、清内路村が阿智村に編入合併する形で、協議が進められています。

ABN 長野朝日放送

市町村合併:阿智、清内路両村長「合併構想の対象に」 知事に申し入れ /長野

先に法定合併協議会を設置した阿智村の岡庭一雄、清内路村の桜井久江両村長は23日、県庁に村井仁知事を訪ね、県が定めた市町村合併構想の対象市町村にするよう申し入れた。

村井知事は

「両村民、村長、村議会の決意を無にすることのないようにしたい」

と述べ、支援する考えを明確にした。

申し入れ後、岡庭村長は

「農林業の状況は厳しい。経済の自立的な支援をお願いしたい」

と語り、桜井村長は

「合併がゴールでなく、どういう村づくりをするかが大事。衰退傾向の地域の支援をしてほしい」

と話した。

県は国が合併を目指す自治体を財政面で支援する「合併新法」に基づき、合併協議会の設置や合併を決めた市町村を対象に、全面的にバックアップする姿勢を示している。

両村は今後、合併構想の対象市町村として位置づけられる。他に長野市と信州新町、中条村との合併協議が進んでいる。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年6月24日

しらかば帳:生き残りとは /長野

谷あいに集落が所々に点在する清内路村。南信の中でも人口が少なく、典型的な過疎の村だ。今、隣村の阿智村へ吸収合併する協議が進んでいる。

前村長時代の不祥事が露呈してから村は努力を重ねた。

歳出と職員の削減など身を削って立て直しを図る一方、住民らも赤カブを使った地域特産品の開発、花火による地域興しに懸命に取り組んだ。

はた目から見ても魅力的な村になった。

にもかかわらず、地域の存続のために合併を選択せざるを得ない。小さな山村が自助努力しても生き残ることができない国とは、どこかおかしい。

(隆)
毎日新聞

2008年6月24日

市町村合併:小川村住民投票の結果を受け、長野市長「互いに協力を」 /長野

長野市の鷲沢正一市長は24日の定例会見で、小川村が住民投票で自立の道を選択したことについて

「長野広域連合に所属し、消防などでサービスを一部供用している。独立した自治体として互いに協力し合っていきたい」

と述べた。

また、長野市と信州新町、中条村で進む合併協議については

「サービスに関する住民負担の調整案作りをしている。市民会議を開いて慎重に進めていきたい」

と話した。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年6月25日

SBCニュース

小川村が「自立宣言」、わずか2票差で可決

(26日19時20分)

住民投票の結果僅差で「自立」を選択した上水内郡小川村の村議会が時期尚早などの異論が出る中多数決の末に「自立宣言」を採択しました。

小川村の大日方茂木村長はきょうの村議会に「民意を踏まえ、地域市町村と連携しながら自立する」との「自立宣言」を提出しました。

小川村は今月15日に行った住民投票で「自立」が「長野市との合併」を上回りました。

しかしその差が100票だったこともあり、村議からは「宣言は早すぎる」などの反対意見も出ました。

採決の結果「自立宣言」は賛成6・反対4のわずか2票差でかろうじて可決されました。

村は当初、全会一致での宣言を目指していましたが、村を二分したしこりが依然として残っていることを示す結果になりました。

小川村「自立宣言」可決 厳しい前途

進む高齢化 来年度から赤字

山の斜面に家と畑がはりつく小川村法地地区。高齢化率も村平均より高い

小川村議会は6月定例会最終日の26日、合併せずに村の存続を目指す「自立の村づくり宣言」を賛成多数で可決した。

長野市との合併の是非をめぐり、15日に行われた住民投票で、「合併反対」が「賛成」を100票差で上回ったことを受けたもので、大日方茂木村長は

「宣言は大変重たく意義がある」

と述べたが、前途に不安を感じる村民も少なくない。

(太田誠)

宣言は、「民意を踏まえ、小さな村でも心豊かに暮らせる郷土を子や孫に引き継ぐため、自立に邁(まい)進する」としている。

だが、26日の本会議では、合併推進派の議員から

「財政は厳しく、自立にこだわれば住民に負担を強いることになる」

「今急いで宣言する理由が分からない」

との反対意見が出た。

村は、少子高齢化が進み、新たな産業誘致のめどもない。65歳以上の人口割合(高齢化率)は41・7%で、県内で8番目に高い。

中でも、役場から北へ山道を入ったところにあり、「本州のヘソ」として知られる法地地区の高齢化率は6月1日現在で64・4%。

地区内には、65歳未満の人が1人もいない、高齢化率100%の集落さえある。

「この辺では子供の声を聞かない。息子たちは長野市に移り、残った老人はどんどん死んでいく。人の住まない家が多くなり、寂しい」。

同地区で畑の手入れをしていた女性(66)がつぶやいた。

「こんな状態で今後、どうやって自立するのか」

といぶかしむ。

「村財政は貯金が約16億円もあり、借金も減らしており健全。合併しなくてもやっていける」

という大日方村長の言葉に疑問を感じる人も少なくない。

大日方村長が示した今後5年間の財政見通しでも、今年度こそ黒字だが、来年度は歳入26億8700万円に対し歳出27億1300万円で、2600万円の赤字に転落する。

以後、黒字の見通しはない。「貯金」に当たる基金残高も今年度は15億9100万円だが、4年後には約1億3000万円目減りする。

歳入の大きな柱である地方交付税が減り続け、人口減で村税も右肩下がりの一方、生活保護や各種手当にあてる扶助費は膨らむ見通しだが、大日方村長は

「節約し、政策に優先度を付けて、やりくりする」

としか見解を示していない。

隣の中条村は、小川村と同じ谷、同じ道路沿いにあって同胞意識が強く、かつては合併を目指した。

その中条村では、生産人口の長野市への流出がとまらず、今は長野市との合併の準備を進めている。

中条村のある有力者は

「小川は10年後、高齢化や農業の兼業化がさらに進んで、今の中条の姿になる。自立は耳に心地よいが、現実とかけ離れているのではないか」

と指摘している。

2008年6月27日

読売新聞

小川村議会:「自立宣言」を可決−−定例議会最終日 /長野

小川村は定例議会最終日の26日、大日方茂木(おびなたしげき)村長発案の「自立の村づくり宣言」など18議案を可決して閉会した。

大日方村長は

「地域市町村と連携しながら『自立の村づくり』を目指してまい進する」

と宣言を読み上げ、

「小さな村だからできるきめ細やかな行政サービスをしていきたい」

と決意を表明した。

議会では

「結果を尊重すべきだ」

「なぜ今、急いで宣言しないといけないのか」

などと賛成と反対の意見が飛び交ったが、6対4で宣言を可決した。

大日方村長は

「反対が出たのは残念。一日も早く一致団結するためにも、この時期に可決してよかった」

と話した。

今後は広報やインターネットなどで村民に宣言を周知する方針。

【大平明日香】
毎日新聞

2008年6月27日

小川村議会が「自立の村づくり宣言」可決 賛成6反対4

2008/6月27日(金)

賛成多数で「自立の村づくり宣言」を採択した小川村議会=26日

上水内郡小川村議会は6月定例会最終日の26日、村側が提出した「自立の村づくり宣言」を賛成6、反対4の賛成多数で可決した。

宣言は、自立か長野市への合併かを問い、小差で自立が上回った15日の住民投票を受け、

「(近隣の)市町村と連携しながら『自立の村づくり』を目指して邁進(まいしん)する」

としている。

文面は大日方茂木村長ら村幹部と議会の正副議長、2常任委員長が協議して作成し、この日提出した。

本会議では、合併を主張していた2議員が反対討論。

ともに、住民投票の結果は尊重したい−とした上で、村をほぼ二分した結果を踏まえ、慎重に対応することが必要と主張。

「合併を選んだ人たちの深い理解と、説得が必要ではないか」

「急いで宣言してプラスになるのか」

と村側の姿勢を疑問視した。

賛成討論には4人が立ち、

「投票の結果が出た今、村の思いを一つの方向に向けるべきだ」

「結果を尊重すると議会内でも一致していたはずだ」

などと主張した。

賛否が割れたことについて大日方村長は取材に

「大変残念だ。村民の気持ちを一日も早く一致団結させる方法として今議会で提案した」

と説明。

一方、合併を訴える住民団体の代表を務めていた福島晴雄さんはこの日、傍聴に訪れ

「こういう宣言は全会一致でなければ意味がないのではないか」

と話した。

村は今後、広報やホームページを通じ、村内に周知する予定だ。

しんそう−深層・真相・心想:解説編 来春合併で消える清内路村 /長野

◇村再建に努力、思い複雑

清内路村と阿智村は16日、法定合併協議会を設置し、09年3月末の合併に向けて本格的に動き出した。

不祥事と財政破綻(はたん)を乗り越え、阿智村との合併にこぎ着けようとする清内路村。合併で消えゆく村の歩みを振り返った。

【仲村隆】

直径5メートルの円盤が回転し、火花が散ると観衆から歓声が上がった。昨年11月に阿智村で開かれた全国伝統花火サミット。

各地の伝統花火が登場するイベントのとりは15年ぶりに披露された清内路村の仕掛け花火「大尺車」だった。

「村の復活の意気込みを示したい」と下清内路煙火有志会が用意したものだ。

「ここまで来るのに必死でした」。法定合併協議会協定書の調印式で清内路村の桜井久江村長は涙ぐんだ。

03年10月に発覚した農業集落排水事業で過払いなどのずさんな会計処理で、約30億円以上の赤字財政も判明、原満征前村長は辞職した。

企業倒産に相当する財政再建団体に転落しかねない状況だった。

04年に村政を引き継いだ桜井村長は村の立て直しに奔走した。

公募の委員を入れた行財政改革推進委員会で、すべての事業を見直し、97年に32人いた職員を現在の13人に削減した。

その結果、05年度から07年度の間に起債残高を5億円減らして13億円まで圧縮。村民も役場に代わって業務を行う「役場応援団」を結成した。

さらに地域振興や福祉、教育などで村民が参加する仕組みを作り、地域活性化に取り組むグループが数多く生まれた。

一方で村は阿智村との合併を模索。村歳入の中で村税などの自主財源は1割あまり、少子高齢化も進む。

桜井村長は

「将来の地域を考えると合併以外の選択肢はない」

と訴えてきた。

村の再建の姿を見て04年には合併の申し出を断った阿智村も交渉のテーブルに乗り、「村の悲願」への見通しもついた。

しかし、村民には複雑な思いがある。

村おこしグループで活動をする団体職員、桜井弘志さん(59)は

「合併の必要性は十分承知しているが、頑張った結果で村がなくなることは寂しい」

と打ち明ける。

村や住民の努力が村の存続ではなく、村がなくなる合併に向かうものだったからだ。

多くの地方自治体の財政が厳しくなる中で、国は合併推進策を打ち出す。

阿智村の岡庭一雄村長は合併に全力を注ぐ姿勢を示しながらも

「山村であっても自立が基本。努力しても村が生き残れないのはいかがなものか」

と疑問を投げかけた。

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◇清内路村をめぐる合併の動き◇
03年10月 農業集落排水事業をめぐる不祥事発覚
04年 8月 合併公約に桜井久江村長が初当選
   12月 阿智村との合併を打診するも見送りに
06年 2月 村合併問題研究会を発足
    9月 村議会が阿智村との合併を求める決議
07年 6月 合併問題研究会が合併協議を求める報告書
    6月 阿智村へ合併協議の場創設の申し入れ
08年 2月 阿智村との任意合併協議会の設置
    6月 阿智村との法定合併協議会の設置
毎日新聞

2008年6月29日

下条村長に伊藤喜平氏5選 折山氏に約1300票差

6月30日(月)

任期満了に伴う下伊那郡下条村長選は29日投開票され、現職の伊藤喜平氏(73)=無所属、睦沢=が、新人で元村議の折山安弘氏(68)=無所属、睦沢=を破り、5選を果たした。

当選後、伊藤氏は「無駄のない行政、住民が直接参加する村づくりをさらに進める」と述べた。

伊藤氏は村議会3月定例会で出馬を表明。子育て支援策の充実による人口増加など4期16年の実績を掲げ、行財政改革や企業誘致の推進を訴えた。知名度に加え、村内に22支部設けた後援会が組織的な運動を展開し、安定した支持を集めた。

折山氏は現村政の政治手法を批判し、高齢者福祉の充実などを主張したが、出馬表明が告示2日前と出遅れたこともあり、伸びなかった。

投票率は81・15%で、前回選(84・23%)を3・08ポイント下回り、過去最低となった。

SBCニュース

波田町議会が松本市議会に合併実現へ協力を要請

(02日17時11分)

東筑摩郡波田町の議員が松本市の市議会に、2010年3月までの合併を求める要請をしました。

松本市役所を訪れたのは波田町議会の田中議長をはじめ議会の合併特別委員会の委員長など6人です。

田中議長などは松本市議会の大久保議長に「合併実現についてのお願い」と題した文書を手渡し、豊かな地域づくりのため合併が早い時期に実現できるよう協力を求めました。

これに対して大久保議長は

「要請があったことは議員全員に伝える」

とした上で、

「議会の考えが市の考えと違う部分もある」

として慎重に議論していく考えを示しました。

波田町と町議会は合併特例法の期限となる2010年3月までの合併を目指していますが、松本市は市民の意向を聞くのが先で、その上で判断したいとしています。

SBCニュース

阿智・清内路の合併、県の構想案に盛り込みへ

(04日12時00分)

来年3月に向けて準備が進む下伊那郡阿智村と清内路村の合併について県は国の支援を受けるための手続きに入りました。

県の市町村合併審議会が県庁で開かれ、村井知事は阿智村と清内路村の合併を県の構想に盛り込むことについて意見を求めました。

阿智村と清内路村の申し入れを受けたもので、県の構想に盛り込まれると国から財政支援が受けられようになります。

挨拶で村井知事は

「合併新法のもとでは県内初のケースで、県は合併が円滑に進むよう全庁挙げて支援に努める」

と述べました。

委員からは

「地元の主体的な動きで理想とするもの」

「地元の考えが形になるよう県がしっかり支援を」

との意見が出され、県の構想に盛り込むことを了承しました。

市町村合併:県審議会、基本構想を答申 阿智・清内路両村、対象に /長野

県の市町村合併審議会(会長・横道清孝政策研究大学院大教授)は、「県市町村合併構想」を村井仁知事に答申した。

阿智村と清内路村を対象市町村と位置づけることなどを盛り込んだ。

両村は6月に法定合併協議会を設置。県の合併構想の対象とするよう申し入れていた。

合併構想に位置づけられると、国と県から合併準備にかかる経費への支援が受けられるようになる。

横道会長は

「合併新法の期限まで後2年を切った。答申を踏まえ、県に一層積極的な取り組みを期待したい」

と要望。

村井知事は

「(合併への)方向性があるものは、しっかり処理することが大事。よくアンテナを伸ばしてやっていきたい」

と述べた。

合併構想には人口減少や高齢化に伴う市町村合併の必要性や、合併を望む市町村に対し、県が最大限支援をすべきだとする考えも盛り込まれた。

【神崎修一】
毎日新聞

2008年7月12日

地方版

討論会:福島の矢祭元町長、道路財源などで持論−−飯田 /長野

全国初の「市町村合併をしない宣言」などで知られる福島県矢祭町の根本良一・元町長が26日夜、飯田市内で行われた討論会に参加した。

会場の同市鼎公民館には約200人が訪れ、道路特定財源や後期高齢者医療制度などについて根本元町長の持論に耳を傾けた。

初めに根本元町長が、職員を半減する一方で、役場窓口時間の延長や町長交際費の全廃など、財政再建努力、情報公開に取り組んだ経緯を説明。

討論会では、泰阜村の松島貞治村長と「地域からの改革」をテーマに討論。

松島村長が

「山村の道路は後回しにされてきた」

と道路財源の不公平さを訴えると、根本元町長は

「地方の道路の重要性は確かだが、ガソリンが高騰する中、多くの国民が望む暫定税率廃止はするべき」

と述べ、

「限られた財源の中でも優先順位、予算配分をし、情報公開すべき」

と道路予算のあり方に注文をつけた。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年7月28日

地方版

阿智と清内路、合併への議論完了

阿智村と清内路村の法定合併協議会は20日、第3回会合を清内路村老人福祉センターで開いた。

来年3月31日の合併に向けた事務事業の一元化と、新村の基本計画についての議論を完了。

9月3日に開く次回会合で両村長が合併協定書に調印し、同10日に開会する両村議会の9月定例会で合併が議決される見通しとなった。

8月21日(木)

市町村合併:「市民会議」で財政面効果強調 信州新町・中条村と合併で長野市 /長野

長野市は23日、信州新町と中条村との合併について説明する「市民会議」を市内で開催した。

会議では財政面での合併効果などを強調。

鷲沢正一市長は

「サービス低下や負担増は一切ない。合併は自治体の最大の行政改革。人件費が削減でき、借入金の返済額が増える」

と述べた。

市は来月までに市民会議を4回開催し、合併への理解を求めていく。

9月市議会で法定合併協議会を設置し、「合併新法」が期限切れとなる10年3月までの合併を目指す。

県内では阿智、清内路両村が09年3月末に合併する予定。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年8月24日

長野市など3市町村の合併研究会が協議終了

[8月25日(月)]

合併に向け事務レベルで協議を進めている長野市・信州新町・中条村の研究会は最終の協議を終え、早ければ年内にも法定協議会に移る見込みになりました。

今年3月に発足した3市町村の合同研究会は、25日9回目の最後の協議を行いました。

住民生活に直結するサービスや事務手数料などおよそ1300項目の事務事項が協議され、各市町村で住民負担が異なる制度については、原則的に長野市に合わせる方向で調整が行われました。

それぞれの市町村は今回の協議結果を判断材料に、今後の合併方針を検討します。

ただ、目立った対立はなく3市町村の合併協議は、年内にも法定合併協議会に移る見込みです。

ABN 長野朝日放送

阿智と清内路 合併に調印

阿智村と清内路村の合併協定調印式が3日、阿智村役場で行われた。両村や県の関係者ら約30人が出席した。

両村は今年2月に任意合併協議会を設置し、事務事業や行政サービスの統一化などについて具体的な協議を開始。

6月には法定合併協議会を設置して詰めの協議を行ってきた。

協定は、合併に関する協議が整ったので、来年3月31日に阿智村が清内路村を編入合併することを目指すという内容。

調印後、岡庭一雄・阿智村長は

「合併しても人口約7200人と小規模で、(村政運営の)厳しさは変わらないが、新村では、清内路地区住民の活動を支援し、地域振興を進める」

と述べた。

桜井久江・清内路村長は

「調印はゴールではなくスタート。元気と活力を持って暮らし続けられる地域を目指したい」

と話した。

両村議会では、それぞれ今月10日の本会議で合併関連議案を議決し、12日に両村長が村井知事に合併申請書を提出する。

2008年9月4日

読売新聞

阿智・清内路が合併協定書に調印

2008年09月04日

来年3月31日の合併を目指していた阿智、清内路両村の合併協議が整い、3日、阿智村役場で、両村長らが合併協定書に調印した。

岡庭一雄・阿智村長があいさつし、

「合併したとしても7200人の小規模自治体。住みよい地域にするため、知恵を出して実践することが大切」

と語った。

桜井久江・清内路村長は

「調印はゴールでなくスタートだ。元気と活力をもって自分たちの地域をつくっていく」

と述べた。

協定書の調印を受けて、両村は9月定例村議会初日の10日、合併関連議案を提案する。議決されれば、12日に県に報告する。

両村はこれまで3回の法定合併協議会のほか、新しい村づくり会議を5回開き、事務事業の一元化などを進めてきた。

(平林敬一)
朝日新聞

市町村合併:清内路と阿智両村、合併協定書に調印 /長野

合併協議を進めている清内路村と阿智村の合併協定書の調印式が3日、阿智村役場で行われた。

両村は協定書に基づく関連議案を村議会に提出し、可決されれば12日にも県に合併申請する。

協定書の調印は6月から両村が設置した法定合併協議会の協議終了を受けたもの。

3日の調印式には清内路村の桜井久江村長、阿智村の岡庭一雄村長らが出席し、協定書に調印した。

調印後、清内路村の桜井村長は

「村一丸となって頑張ってきた。今日が新たなスタート」

とあいさつ。

阿智村の岡庭村長は

「合併が自立への道という清内路の人たちにお祝いと歓迎を申し上げたい」

と述べた。

両村が両村議会に提出する合併関連議案が承認されれば、今年度末の合併が本決まりとなる。

県は合併申請を受け、県議会の同意を得た上で国に届け出る。

【仲村隆】
毎日新聞

2008年9月4日

市町村合併:法定協設置議案の提出を確認−−信州新町と中条村の両首長 /長野

信州新町と中条村の両首長が5日、長野市役所に鷲沢正一市長を訪ね、合併に向けた法定合併協議会の設置議案を各議会に提出することを確認した。

可決されれば、両町村の合併申し入れから半年程度で議論が本格化する見通し。

信州新町はこの日から始まった町議会で、中条村は12日開会予定の村議会に提出する。市も本会議で追加議案として提出する。

中村靖町長は

「一日も早く正式協議ができるようにしたい」

と意欲を示し、久保田元夫村長も

「合併懇談会は異論なく進み、議会の理解も得ている」

と説明。

鷲沢市長は

「全部の動きはそろった。議案提出は必要」

と語り、合併への環境整備が順調に進んでいるとの認識を示した。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年9月6日

公債費比率 4村で25%超

本紙が財政アンケート

県内81市町村の2007年度決算に基づく財政指標で、財政規模に占める債務返済額の割合である実質公債費比率が25%以上を超える自治体が4村あることが、読売新聞社の市町村財政に関するアンケートで分かった。

アンケートは、県と81市町村を対象に行い、南木曽町を除く81自治体が回答した。実質公債費比率などの指標は暫定値で、今後変わる可能性もある。

実質公債費比率が25%を超えていたのは、王滝(41・6%)、平谷(26・6%)、泰阜(26・0%)、根羽(25・7%)の4村。

25%は超えなかったものの、売木村(24・3%)、筑北村(23・3%)、清内路村(23・1%)なども、実質公債費比率が高かった。

08年度決算に基づく実質公債費比率が25%を超えると、財政健全化法に基づく「早期健全化団体」となり、財政健全化計画を策定の上、自主的な財政再建が求められる。35%を超えると、災害関連以外の起債が制限される「財政再生団体」となる。ただ、王滝村の場合は、今年3月に繰り上げ償還を行った関係で、08年度決算では35%を下回る見通し。

財政健全化を図るため行う対策を複数回答で選んでもらったところ、「普通財産の処分」(33自治体)、「住民団体やイベントなどへの補助金・負担金削減」(31自治体)、「料金・手数料の値上げ」(26自治体)などが多かった。

こうした市町村を取り巻く厳しい財政事情や改善への取り組みなどを住民に直接説明する会を開くと答えたのは富士見町、信州新町、木祖村だけで、残りは広報誌やホームページでの説明のみだった。

2008年9月18日

読売新聞
SBCニュース

長野市との合併、法定協設置を信州新町・中条村の議会が可決

(08/09/18日16時03分)

長野市との合併を目指す上水内郡信州新町と中条村の議会は、法律に基づく協議会を設置する議案を可決しました。

中条村議会は今月12日に村が提出した法定合併協議会の設置議案を、きょうの本会議で全会一致で可決しました。

また信州新町の議会も全会一致で議案を可決しました。

法定合併協議会は合併の是非や合併する場合の基本計画を話し合うもので、設置議案は長野市議会でも可決される見通しです。

中条村など3市町村は3月から先月末まで合併後の住民サービスなどについて事務レベルで協議していて、今後は協議会に話し合いの場が移ることになります。

法定合併協議会は新合併特例法で財政支援が受けられる2010年3月までの合併を目指して、来月から始まる見通しです。

請願問題で波田町長が松本市長と会談

波田町民有志が松本市議会に合併推進を求める請願書を提出したことに菅谷昭松本市長が不快感を示したことについて、同町の太田典男町長は18日、松本市役所で菅谷市長と会談した。

会談は非公開で約25分にわたり行われた。

菅谷市長は

「請願提出に至った背景の説明を求めたが、町長から明確な回答はいただけなかった」

とし、

「従来通り合併に関する(情報提供などの)事務を続けるつもりだが、町は市の取り組みに十分配慮して対応してほしいとお願いした」

とした。

9月19日(金)

県、市町村財政の4指標を公表

2008年09月20日

県は19日、07年度の県内81市町村の財政の健全度を示す4指標を発表した。このうち自由に使える財源の何割が借金返済に回っているかを示す「実質公債費比率」で、王滝、平谷、泰阜、根羽の4村が国が「健全」とみる基準を超えた。

国はこの比率について、08年度以降に35%以上だった場合は「赤信号」として国の管理下で財政再建を促し、25%以上なら「黄信号」として再建計画づくりなどを求める。07年度の指標は公表されるだけだが、王滝は41・6%、平谷、泰阜、根羽は25〜26%台と、これらの基準を上回った。81市町村の平均は14・1%だった。

その他に公表されたのは、一般会計などの「実質赤字」が標準的な財源に比べてどれぐらいあるかを示す実質赤字比率、特別会計などを含む「連結実質赤字」の規模を同じように示す連結実質赤字比率、今後返す必要がある借金など「将来負担額」の規模を示す将来負担比率――の3指標。

実質赤字と連結実質赤字は07年度は全市町村で計上されておらず、この規模を示す比率は「数値なし」になった。また、将来負担比率も最も大きい王滝で250・6%と、全市町村が「黄信号」の350%を下回った。81市町村の平均は77・5%だった。

一方、県は同時に07年度の県内の市町村や広域連合などの公営企業会計の資金不足の状況も公表した。計325会計のうち、松本市の上高地観光施設事業会計と、伊南行政組合(駒ケ根市、飯島町、中川村、宮田村)の病院事業会計で、手元資金では短期の借金などを返しきれない資金不足に陥っていた。

資金不足と事業規模との比率は、アルペンホテルや上高地食堂など4施設を経営する上高地会計が23・7%、昭和伊南総合病院を経営する伊南の病院会計が13・9%で、上高地では国が「黄信号」とする20%も超えた。松本市観光温泉課は「市民や外部の専門家の意見も聞いて経営健全化を進めたい」としている。(西村宏治、長谷川美怜)

康夫派

合併しないという小川村の選択から考える地方自治

長野市との合併を問う住民投票で「自立」の道を選択した小川村。「平成の大合併」を推進する中央政府、それに従う村井県政のもとで、小川村が進もうとしている道は平坦ではありません。ならば、小川村の村民による自治はどうすれば貫き通していけるのか。村外の人たちが村民との支えあう関係を育んでいく方策はないのでしょうか。

今回お迎えした4人のパネラーは、このテーマを語っていただくにふさわしい方々です。「実践的住民自治」を掲げて20年間にわたり栄村の村政を担ってきた高橋彦芳前村長、全国の市町村合併の事例を調査しながら地域自律を提言する河合博司酪農学園大学教授、そして合併反対の立場で終始活動してきた小川村の大西輝昭さんと丸田勉さん、小川和子さん。

「平成の大合併」や「道州制」の行方もにらみながら、これからの地方自治のあり方を探ってみたい。私たち自身の足元の自治を考えることにもつながるはずです。

■日時 2008年9月20日(土) 午後2時〜4時30分
■場所 長野市トイーゴビル4F 大学習室1 (長野駅から徒歩10分 電話:026-233-8080)
■基調講演 「地方自治をめぐる国政の動向と小川村の選択」 河合博司(酪農学園大学教授)
■シンポジウム コーディネーター 河合博司
パネラー
  • 高橋彦芳(栄村前村長)
  • 大西輝昭(小川村の明日を模索する会代表)
  • 小川和子(小川村を愛し守る会副代表)
  • 丸田 勉(小川村・村づくりプロジェクトコーディネーター)
  • 野池元基(『たぁくらたぁ』編集長)
■参加費 500円
■主催
  • 『たぁくらたぁ』編集室
  • みどりネット信州
  • 新しい信濃の国
■連絡先 『たぁくらたぁ』編集室(オフィスエム内)026-237-8100

http://www.new-shinano.jp/symposium1.html

またあなたですか河合博司さん。もう何度目ですか河合博司。毎年来てませんか河合博司さん。

2005年8月20日 みどりネット信州設立総会 須坂市ふれあい館「しらふじ」 500円基調講演「「平成の大合併」の中間評価ともう一つの自治制度創設の課題」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2006年11月17日 みどりネット信州第一回定期総会 長野市生涯学習センター 500円記念講演「夕張市の財政破綻から見えてきた地方自治」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2007年11月4日 みどりネット信州第二回定期総会 長野市生涯学習センター 500円講演会「山口村はどうなったのか」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2008年9月20日 みどりネット信州第三回定期総会 長野市トイーゴビル4F 500円基調講演「地方自治をめぐる国政の動向と小川村の選択」 北海道酪農学園大学 河合博司教授

はい、毎年来てます。

どこにも何も書いてありませんが、どうみても「みどりネット信州第三回定期総会」ですね。

合併を考えるシンポジウムと銘打っていますが、それはあくまで偽装であって、実体は特定の思想政治団体が主催する定例総会と思われます。

前年度2007年の定期総会では、信毎が「田中派政治団体の総会」である事を隠して「一般県民向けに偉い大学の先生が合併に関する講演をします」みたいな記事を書いていたわけだが、2008年度はどうでしょう。

自立選択の小川村を大学教授らが調査 酪農学園大

2008/9/18

小川村を訪れた河合教授(右)とゼミの学生たち

住民投票で自立を決めた小川村を研究しようと酪農学園大学(北海道江別市)の河合博司教授(60)=行政学・地方自治論=とゼミの学生7人が17日、同村に研修に訪れた。

村職員の案内で山間地の集落などを見て回った。

河合教授は、合併論議がなぜ起き、住民投票が拮抗(きっこう)した背景に村民のどんな思いがあったのかを調べたいという。

お年寄りの力を生かして知名度を上げてきた郷土食「おやき」についても現状や課題を考える。

18、19日は村内の福祉施設などを回り、村民からの聞き取りもする予定だ。

河合教授は、財政事情だけで合併し、地域の良さを失うのは良くないとし、

「地域の良さを生かしたまちづくりが求められる。歴史、文化、人が一番の財産。村民は、おやきに象徴されるような特性を大事にしようとする誇りを持っていると思う」

と話した。

河合教授は18日、村公民館で開かれる村主催の講演会で講師を務める。

20日は、合併や地方自治をテーマにして長野市の「TOiGO(トイーゴ)」で開かれるシンポジウムに出席する。

信濃毎日新聞

いやいやいや、シンポジウムじゃないですからそれ。田中支持者の合併反対派政治団体による定期総会の基調講演ですから。

こうなると、記事の「村公民館で開かれる村主催の講演会」ってのも、なんか怪しく感じてしまう。それホントに村主催?って。

せっかくゼミの学生たちを動員したものの、学生たちのやる気はナッシングだった模様。気の毒。

しかも、河合先生は退院直後の病み上がりだったそうで、そんな人を無理して呼んじゃいけないでしょ野池さん。

病気の先生、やる気の無い学生達、主催するのは高齢化が進む左翼団体、ムダに元気な老人リーダー、聴衆も高齢者・・・

悲しくなってきた。

若手を育てて引退すべきなのに、育たないんでしょうか若手。毎年同じ人を呼ぶのも、要するに人材が枯渇してるからか。

地方の自治は「住民意志」こそが重要だと思う。

合併を選んだ山口村に対する田中一味による合併妨害行為は許せないと思うし、同じように、合併を選ばなかった小川村はその意志を尊重されるべきだと思う。

彼らが合併しない小川村を支援するならそれは応援しますよ。でも、それは自由意志によるものでないといけないでしょう。

コチコチ左翼の石頭老人だけが熱心に活動して、若者を無理矢理動員して手伝いさせようとしてもそれは無理でしょう。

下手すりゃパワハラだ。

そうじゃなくて、「どうして自分たちの思想信念が若者に受け入れられないのか」を考えるべきでしょう。

あきらかに合併反対派の田中支持者団体が開催する政治集会なのに「シンポジウム」に偽装して人を集めるのはダメでしょう。

山口村の時と同じで、左翼団体が自分たちの党利党略のために住民の生活を利用しているだけにしか見えない。

本当に村の事を考えているなら、合併賛成派も交えて前向きに協力していく事を考えてほしいですね。党利党略を捨てて。

なにがなんでも反対ありき・住民意志が合併賛成でも妨害しまくって合併反対・合併を前向きには絶対に捉えない・そんな原理主義者が支持されるでしょうか?

田中派敗残兵団体『新しい信濃の国』が主催した「党利党略フォーラム」の様子を写した写真がサイトに掲載されていますが、悲しいほどに白髪頭が目立ちます。

SBCニュース

長野市・信州新町・中条村の合併で県に申し入れ

(06日12時00分)

再来年3月までの合併を目指す長野市と上水内郡信州新町、中条村が、国の財政支援を受けるために必要な手続きを進めるよう県に申し入れました。

3人の市町村長が県庁を訪れ、長野市の鷲沢市長が村井知事に申し入れ書を手渡しました。

合併新法では、県の合併構想に位置づけられると準備の費用などについて国の財政支援を受けられます。

鷲沢市長は今月2日に法定協議会を設置した事を説明し、3市町村の合併を県の合併構想に位置づけるよう求めました。

これに対し村井知事は「難しい問題がある中で将来を考えて決断された。

事務的な手続きをきちんと進めたい」と応えました。

県では今月中に開く審議会で意見を聞き、合併構想に位置づけることにしています。

合併へ財政支援受けるため3市町村が要請

[10月6日(月)]

2010年3月までの合併を目指す長野市・信州新町・中条村が、国の財政支援を受けるため手続きを進めるよう県に要請しました。

3人の市町村長が県庁を訪れ、県の「市町村合併構想」の対象に3市町村を追加するよう要請しました。

長野市・信州新町・中条村は、2010年3月までの合併を目指し今月2日に合併協議会を設置しました。

県の「市町村合併構想」に位置づけられると、合併準備に必要な費用などに対し国から財政支援が受けられます。

これに対し知事は「県として出来る限りの手伝いをしたい」と答えました。

県は審議会を開いて意見を聞いた上で、今月中にも3市町村を合併構想の対象に追加する方針です。

ABN 長野朝日放送

市外局番:旧山口村馬籠地区、「0573」に 中津川市と合併で /長野

岐阜県中津川市と合併した旧山口村馬籠地区(約240世帯)の市外局番が来年3月1日、中津川市の局番「0573」に変更される。

現在は馬籠地区から市内の他地区へ電話する場合、中津川市の市外局番から掛けなければならない。

旧山口村は山口と馬籠の2地区。

山口地区は行政区域と関係なくNTTが決める「単位料金区域」により、合併前から中津川市の局番だった。

しかし、馬籠地区はNTT東日本と西日本の管轄地域の境界だったため合併後も整備が遅れ、局番は「0264」(木曽郡)のままだった。

市外局番の違いによって馬籠地区の情報通信ネットワークの整備などに支障が出るなどとして、市民が昨年11月に同市に局番統一の要望書を提出。

馬籠地区は今後、NTT西日本のエリアに編入される。電話の基本料金に変更はないという。

【稲垣衆史】
毎日新聞

2008年10月20日

合併前に新町、中条に住民自治協設置

長野市、信州新町、中条村の合併を進める法定協議会の2回目の会合が10日、同市内で開かれた。

都市内分権を狙って長野市が進める住民自治協議会を、両町村にも合併前に設置することなどを決めた。

3市町村は新合併特例法の期限が切れる2010年3月までの合併を目指している。

合併の具体的期日については、09年11月10日に任期満了となる長野市長選、同市議補選などの日程と調整しながら、今後協議するとした。

11月11日(火)

長野など3市町村合併は2010年元日 法定合併協決める

12月2日(火)

長野市、上水内郡信州新町、同郡中条村の法定合併協議会は1日、長野市内で開き、3市町村の合併期日を2010年1月1日と決めた。

廃止した両町村の区域を長野市に加える編入合併とする。

今後、早ければ来年2月にも合併協定書に調印、3月に3市町村議会で合併議案の議決を得て、6月県会に議案を提出する−とのスケジュールも示した。

合併期日は、今後の準備に必要な期間や、来年11月の任期満了に伴う長野市長選の期間を避けることなどを考慮。

窓口が休みになる年末年始を電算システムの試験に使うことも勘案した。

2町村は「平成の大合併」で、隣接する同郡小川村との合併を検討したが破たん。

その後長野市との合併を模索し、今年1月には住民意向調査の結果、ともに合併賛成が多数を占めた。

10月に法定協を発足、新合併特例法の期限となる10年3月までの合併を目指すとしていた。

合併により同市の人口は現在の約38万1000人が約38万9000人となる見込み。

県内では来年3月末、下伊那郡阿智村に同郡清内路村を編入する合併が決まっている。

市町村合併:長野市編入、合併期日10年1月1日確認 /長野

長野市・信州新町・中条村合併協議会の会合が1日、長野市内であり、合併期日を10年1月1日とすることを確認した。

国の財政支援を受けるには、合併新法期限の同年3月31日までに合併する必要がある。

電算システムの移行や事務所移転作業をしやすいことや、09年秋予定の市長選の期間を避けることなどが理由。

来年2月にも協定書に調印、議会での議決を経て知事に合併申請する運び。

【福田智沙】
毎日新聞

2008年12月2日

木曽が信濃国になったのは「1491−1515年の間」

12月10日(水)

美濃国だった木曽の全域が信濃国になった時期について、信大人文学部の山本英二准教授(日本近世史)が木曽郡大桑村の定勝寺(じょうしょうじ)の古文書から「1491−1515年の間」と突き止めた。

「戦国時代には信濃国になったと考えられていたが、正確な文書での確認は初めて」

としている。

山本准教授は2000−05年に定勝寺で調査、仏事の最後に唱える経文の言葉を書いた「回向文(えこうもん)」12点を発見。

年代が分かる5点で見ると、1491年は「美濃州恵那郡木曽庄」とあるが、1515年には「信濃州木曽荘」とあった。

同准教授は

「同じ地域の人が書いた一連の文書で、この間に明らかに変化したと分かり、貴重な発見」

とする。

山本准教授によると、木曽の地名が初めて出てくる「続日本紀」では、702年に

「美濃国の岐蘇山道を開く」

とあり、木曽は美濃として登場。

中世は木曽北部が信濃国、南部は美濃国で、1310年の文書に「美濃国小木曽庄」の記録がある。

1647年の信濃国の郷帳(ごうちょう)は、木曽の村をまとめて記載しているが、この間の年代で正確な木曽の所属国が分かる文書は見つかっていなかった。

同准教授は05年から、王滝村で鳳泉寺や御嶽神社宮司の滝家の調査を続けており、「キソノシヤウ(木曽荘)」を美濃国とする1507年の滝家文書も確認した。

「一連の滝家文書をさらに調べて定勝寺の調査と突き合わせることで、より正確な当時の状況が分かる」

と期待している。

阿智と清内路、合併記念にマイバッグ

2月3日(火)

阿智村と清内路村の合併協議会は2日、3月末の両村合併に合わせて全戸に配る記念品を、マイバッグに決めた。

飯田下伊那地方では1日から、スーパーなど96店で一斉にレジ袋の無料配布を中止する取り組みが始まっており、阿智の6店と清内路の1店も参加している。

記念品のマイバッグはスーパーの買い物かごの中に入れて使う。

バッグを折り畳んで入れる小型ポーチ付きで、ポーチの表には「阿智村・清内路村合併記念品」の文字をプリントする。

県内首長 愛知中心の「中部圏」に異論

2009/2月4日(水)

国土交通省が全国8ブロックで策定を進める国土形成計画の広域地方計画について、同省中部地方整備局担当者が3日、長野市で開かれた県市長会で概要を説明した。

だが、長野県は8ブロックのうち「中部圏」に含まれているため、一部の市長から、

政府・与党が検討を進める道州制の枠組み論議とリンクさせるつもりではないか

−との趣旨での異論が出され、同省側が

「道州制とは無関係」

と打ち消す場面もあった。

8ブロックは、昨年7月に決定した国土形成計画の全国計画に盛り込まれた。

このうち「中部圏」の区域は、自民党道州制推進本部が昨年5月に示した区割り案のうち、全国を11に分けた場合の「東海」の枠組みと同じ。

全国計画によると、近県では山梨は首都圏、新潟は東北圏に属し、富山、石川、福井3県で北陸圏となっている。

この日の県市長会では、同整備局の石原篤事業調整官が、中部圏広域地方計画の中間整理案を説明した。

市長会長の鷲沢正一長野市長は

「道州制論議との整合性はどうなっているのか」

と質問。

北陸との結び付きも強い大町市の牛越徹市長は

「広域地方計画という画期的な発想が出てきたにもかかわらず、(中部圏の枠組みでは)議論が進まない」

と疑問を示した。

石原氏が

「道州制とリンクしていない。仮に道州制が導入されて区域が変わった場合は、計画を変更すればよい」

と答えると、鷲沢氏は

「詭弁だ」

と述べ、論議を打ち切った。

同整備局が3日までに行った県町村会への説明でも異論が出た。

藤原忠彦会長(南佐久郡川上村長)は取材に

「道州制の考え方に似た計画だ。空論に近い、現実から遊離した内容」

と批判。

新潟県との交流を重視する北信や大北地方、首都圏との連携を強めたい東信や諏訪地方などからは

「愛知県を中心とした計画」

という印象が強いという。

市町村合併:信州新町・中条村、合併協定書に調印 長野市へ編入 /長野 長野市と信州新町、中条村は19日、合併協定書に調印した。長野市への編入合併で、各議会が関連議案を可決後、県知事に申請。県議会の同意を得て総務相への届け出・告示を経て、来年1月1日付で人口38万6500人(05年国勢調査)、面積835平方キロの新「長野市」が誕生する。 この日の調印式で、鷲沢正一市長は「(合併は)互いに力を合わせて課題を克服する手段として大変意義がある。夢と希望にあふれ魅力的な市をつくりたい」と語り、中村靖町長と久保田元夫村長が「良かったと思えるまちづくりをお願いしたい」と期待を寄せた。【福田智沙】 毎日新聞 2009年2月20日
斜面 3月6日(金) 先進的な在宅福祉で全国に知られる下伊那郡泰阜村。村診療所長の佐々木学さんは11年半にわたり医療と福祉の要を担い、100人を超すお年寄りの「在宅死」をみとってきた。今月末、村を去る    ◆ 辞職のきっかけは、苦情の対処をめぐる村との行き違いと聞く。ただ、365日休みなしの激務を続け、糖尿病を抱える58歳の体は悲鳴を上げていたことだろう。村で唯一の医師として、深夜や未明の往診もこなしてきた    ◆ 山間地の多くは、「無医村」の不安と隣り合わせだ。泰阜村も後任医師が着任するまで数カ月間、常勤の医師は不在になる。県内に45あるへき地診療所の半数近くは、常勤医が確保できない。医療の専門化が進み、住民の大病院志向も強い。地域医療を支える基盤は細る一方だ    ◆ 佐々木さんは迷った末に新たな職場を決めた。いまより仕事量の少ない、近くの村の診療所だ。総合病院からも声がかかっていた。診療所を選んだのは「熱心に誘われたから」と言うけれど、泰阜に残していく患者のことが、気になっているのではないか    ◆ 佐々木さんに限らない。信州のへき地の診療所には、個性的な医師が少なからずいる。とっつきにくそうに見えて、生身のつきあいが好き。地域医療への思い入れは強く、語りだすと止まらない−。目立たないけれどこうした医師たちの心意気が、山間地に医療の明かりをともしている。