馬籠(まごめ)・山口村の市町村合併騒動

目次

リンク

毎日更新ウェブ日記

不定期更新ウェブ記事

インターネット掲示板

更新日時

アクセスカウンター

アクセスカウンター

SBC最新ニュース

波田町の臨時町議会「合併に向けた決議」を議決

(1/16日12時00分)

東筑摩郡波田町の太田典男町長は、今月25日に、松本市の菅谷市長に、合併協議の申し入れをすることを明らかにしました。

きょうの波田町の臨時町議会で、松本市との合併の実現に向け議会が一丸となって全力で取り組むとした決議書案が提案され、賛成多数で可決されました。

これを受けて、あいさつに立った太田町長は

「町と議会が車の両輪になった」

と述べ、今月25日に、松本市の菅谷市長に、合併協議の申し入れを行うことを明らかにしました。

しかし、一部議員に合併反対の声が残ることや、菅谷市長が、波田町がかつて合併協議会から離脱したことなどから、慎重な姿勢を示していることもあり、合併に向けての話し合いは難航することも予想されます。

しらかば帳:松本市との合併を目指す波田町が… /長野

◆松本市との合併を目指す波田町が25日に協議を申し入れる。

町は04年6月の住民投票結果を受けて合併に反対したが、05年7月の町長選では一転して合併推進の太田典男町長が当選。

太田町長は

「町の意向がまとまれば、必ず合併を受け入れてくれる」

とし、合併の道を進めてきた。

しかし、松本市の意向を確認していないことから、菅谷昭市長は

「独り相撲をしている」

などと消極的な姿勢を示す。

太田町長は

「新合併特例法の期限の10年までに合併出来れば良い」

と長期戦を視野に入れている。

6割を超えた合併を求める町の民意は結実するだろうか。

両首長の対応が注目される。

(藤)
毎日新聞

2007年1月22日

合併すれば、首長や議員や公務員にかける費用が単純に削減できる。事業の実施や事務処理にしても、ちいさなムラごとに別々にやるより、まとめてやったほうが効率的だ。

しかしそれは首長や議員や公務員を「削減」することでもある。だから合併は容易な道ではない。合併から逃げて、どうにかなるさと問題を先送りするのは安易な道だ。

財政改善のために、努力し血を流して合併を達成した松本市。人員を減らし、業務を統合し、自らの身を切って合併を達成した。

それに対して波田町は財政再建の見込みも無いのに所属するムラ社会の組織体制やメンツに固執し直前になって合併を蹴り、松本市に多大な迷惑をかけた。

自立だ自立だと田中知事から煽られていたのが、ふと我に返って現実を直視して、やっぱり合併で合理化したほうがいい、と思い直したのだろうが、そう簡単にはいかない。

失われた信用は簡単には回復しない。

越県合併の旧山口村 中津川市長らが知事に現状報告

1月24日(水)

合併2年を機に村井知事を訪ねた旧山口村長の加藤出・中津川市議(中央左)ら=23日、県庁

2005年2月に岐阜県中津川市に越県合併した旧木曽郡山口村で最後の村長を務めた加藤出・同市議と大山耕二市長らが23日、合併から2年となるのを前に長野県庁を訪れ、村井知事に現状を「報告」した。

加藤氏は、旧村民は落ち着いて生活している−とし、

「(村を2分した)昭和の大合併の時より、想像以上に良かった」

と話した。

大山市長は、旧村内でこの2年間に進めた国道19号と交差する市道交差点の改良事業や、合併後も続けている旧山口村の「ふるさと馬籠ごへー祭り」などの様子を写真を示して説明。

「いろいろな議論があったが、総じて順調に推移している」

と強調した。

知事は

「お話を聞いて安心した。これからも親類付き合いをお願いしたい」

と激励した。

SBC最新ニュース

菅谷松本市長・波田町の合併申し入れに慎重姿勢

(1/25日12時02分)

東筑摩郡波田町の太田典男町長はきょう松本市に対し、合併協議の申し入れをしましたが、菅谷市長は慎重な姿勢を示しました。

波田町の太田町長は百瀬議長ら議会の代表らとともに松本市役所を訪れ、菅谷市長に合併協議を申し入れました。

この中で太田町長は、住民アンケートで松本市との合併賛成が70%を超え、合意形成が整ったと述べました。

これに対し、菅谷市長は、

「市政の課題が山積している中で、新年度に合併協議の場を設けることは困難」

とした上で、時間をかけて市民の意向を確認しなければならないと述べ、慎重な姿勢を示しました。

波田町は3年前の住民投票で、合併に反対が賛成を上回り、合併協議から離脱した経過がありますが、おととし就任した太田町長が財政事情などから合併推進を掲げ、再び合併に動き出しています。

しなの国の行方:統一地方選を前に/5 泰阜・栄両村の自立選択 /長野

◇村民が財政策で“自助努力”

田中康夫前知事が

田中康夫

「自立しようとしている村に住民税を払いたい」

と、住民票を一時移した泰阜村は天竜川東岸の傾斜地にある人口約2100人の過疎の村だ。

村内に国道がなく、県道と単線のJR飯田線が頼りだ。

同村議の林銀一さん(64)は1年半前にボランティアグループ「創年団」をつくった。

年5、6回、40〜70歳代の50人が無償で村道などの管理を始めた。

道具も持ち寄り、村の“助っ人”として重労働をこなしている。

「村の状況は厳しいが出来ることをやるしかない」

と語った。

泰阜村は介護保険の自己負担分の6割を肩代わりするなど独自の「在宅福祉の村」として知られる。

地理的に他の地域と分断されていることから「平成の大合併」に参加しなかった。

しかし、今年度の歳入約20億6000万円のうち、村税はわずか9%。

歳入の半分を地方交付税に頼るが、国の財政再建策で“命綱”は細くなるばかりだ。

加えて90年代前半に行った水道整備や中学校建設などで42億円もの借金を抱える。

自治体の財政健全度を表す指標、実質公債費比率は、県内ワースト2位の28・2%。

助役を置かず、水道料金の値上げも検討するなどしているが、財政はぎりぎりだ。

同村の木下忠彦総務課長は

「地方交付税がどうなるのか見通しを示してもらわないと」

と困惑した表情を見せる。

◇   ◇   ◇

「人口比からするとまだ議員が多すぎる」

「暖冬なのに除雪委託員の活用は」。

2時間にわたった会議で村民から矢継ぎ早に意見が出された。

県内有数の豪雪地域である栄村秋山郷地区。急しゅんな山間地に約100戸が点在する同地区で1日、約30人が村役場の秋山支所に集まった。

栄村は今年度から施策や事業が効率的に行われているかをチェックする行政評価システムを導入。村民との意見交換会を開いた。

「政策決定過程に参加してもらい、当事者意識を持ってもらう」

(高橋彦芳村長)

ためだ。

「自立を選んだからには努力は必要。収入が少ないなら出る方を絞るのは当然。ぜい肉をそぎ落とさなければ」。

参加した自営業の島田福一さん(71)は、サービスの低下もやむを得ないと話す。

栄村も自立を選択した。地方交付税の削減などを予測し、08年度の村の予算を03年度から3割カットした21億8000万円と試算。

議員定数や職員数の削減、特別職の給与報酬カット、水道料金の値上げなど身の丈に合わせた財政再建に努めてきた。

一方で、近所で支え合う「げたばきヘルパー」などの福祉や教育、豪雪対策など、必要なサービスは維持してきた。

高橋村長は

「村民が主体的にかかわったから自立を選択できた」

と振り返る。

村は交換会で出された意見を、来年度の予算編成に反映させるという。

【神崎修一、仲村隆】

==============

◇メモ

03年9月の更埴市と戸倉町、上山田町の合併による千曲市の誕生を皮切りに、06年3月31日の伊那市と高遠町、長谷村の合併までの「平成の大合併」で、市町村数は120から81に減少した。

この間に56市町村が18に集約され、63市町村が自立を選択した。

田中康夫前知事は合併よりも自立する市町村への支援を表明。

一方、村井仁知事は

「81市町村はまだ多すぎる。強制は出来ないが、自治体が自立するためにはある程度のスケールも必要」

として合併を推進する姿勢を見せている。

毎日新聞

2007年2月11日

市町村合併:県、組み合わせ示さず−−審議会が初会合 /長野

県はこのほど、県内市町村の合併支援のための県市町村合併審議会を設置し、初会合を開いた。

会合では、村井仁知事が

「市町村合併が十分進展したとは言い難く、合併に向けた環境整備を進めたい」

と述べた。

審議会は会長に政策研究大学院の横道清孝教授を選任。県側が合併の組み合わせを示すことはせず、市町村側からの申し出を前提に構想を策定する方針を確認した。

今後、市町村からの要望を聞きながら、具体的な合併支援案などを検討していく予定。

県内では「平成の大合併」の進展で、99年度末に120あった市町村が06年度末には81市町村に合併したが、1万人未満の町村は43と北海道に次いで多く、小規模自治体が多い。

田中康夫前知事時代には

「それぞれの市町村の自立への判断を重視したい」

として、同審議会は設けられなかった。

【仲村隆】
毎日新聞

2007年4月24日

馬籠で長野・岐阜両県知事が記念植樹 森と水で協力

4月29日(日)

記念植樹する村井知事(左端)と古田岐阜県知事(右端)

岐阜県中津川市馬籠(旧木曽郡山口村)で28日、岐阜県みどりの祭りがあり、来賓として招かれた村井仁知事が、古田肇岐阜県知事らと記念植樹を行った。

植樹には、両知事と祭り実行委員長の大山耕二中津川市長らが参加。

旧山口村の神坂小学校体育館前で、それぞれが信濃の国にちなむシナノキや岐阜県木のイチイなど4本を植え、さらにヒノキの苗木を両県知事らが一緒に植えた。

同体育館での式典で、古田知事は

他県の知事を迎えるのは初めて

と強調し

「馬籠を大いにアピールしながら森林づくりを進めたい。木曽川上下流、お隣県同士のいい交流になった」

とあいさつ。

知事就任後初めて旧山口村を訪れた村井知事は

「長野でも間伐を一生懸命進め、豊かな水をもたらす森を育てている。県境を越えた団結が大事で、より広い交流をさせていただきたい」

と話した。

村井知事:古田・岐阜知事と広域観光推進など意見交換 /長野

村井仁知事は18日、県庁で岐阜県の古田肇知事と懇談し、広域観光の推進や中部縦貫自動車道の整備促進などについて意見を交わした。

村井知事が今年4月に岐阜県内で行われたイベントに参加したことへのお礼を兼ね、古田知事が訪れた。

両知事の懇談は01年5月以来、およそ6年ぶり。

観光推進の取り組みについて、両知事は両県にまたがる「馬籠宿・妻籠宿と中山道」の世界遺産登録を目指すことで一致。

地元の中津川市(馬籠宿)と南木曽町(妻籠宿)をそれぞれ支援して、まず世界遺産暫定リスト記載を念頭に取り組みを進める。

今後も両知事の懇談は続けるという。

【藤原章博】
毎日新聞

2007年6月19日

知事と岐阜知事懇談 観光政策など連携

写真:懇談後、記者会見する村井知事(右)と古田・岐阜県知事(18日、県庁で)

村井知事と岐阜県の古田肇知事が18日、県庁で懇談し、観光政策や道路の整備などについて連携、協力する方針を確認した。

懇談後に記者会見した両知事によると、観光については、妻籠宿(南木曽町)と馬籠宿(岐阜県中津川市)が隣接することから、世界遺産登録を目指して共同でPRすることで一致した。

また、県境を通る国道158号の供用済み区間が、岐阜県側の38%に対し長野県側は6%にとどまることから、村井知事は長野県側の整備促進に努める方針を示したという。

両知事の懇談は、田中康夫・前知事時代の2001年5月以来。

2007年6月19日

読売新聞

阿智村との合併 清内路村長推進へ

清内路村の桜井久江村長は18日開会の村議会6月定例会の冒頭あいさつで、

「阿智村に合併へ向けた話し合いの場を設けることを申し入れたい」

と述べ、阿智村との合併を推進する意向を示した。今後、申し入れの日程などを決定する。

村民などで作る清内路村の合併問題研究会から今月5日、阿智村との合併に関する話し合いの場を求める最終報告書の提出を受けた動き。

清内路村では2004年8月、桜井村長が阿智村との合併推進を掲げて当選し、06年9月には清内路村議会も阿智村との合併推進を求める決議案を可決している。

2007年6月19日

読売新聞

合併、阿智村に話し合いの場申し入れへ 清内路村長

2007/6月19日(火)

下伊那郡清内路村の桜井久江村長は、18日開会した村議会6月定例会の冒頭あいさつで、村の合併問題について

「議員の意見を聞かせていただき、(同郡)阿智村と合併について話し合う場の創設を申し入れていきたい」

との考えを明らかにした。

清内路村では、公募住民4人を含む28人による「合併問題研究会」が昨年2月から12回の会合を開いて協議。

委員の総意として

「阿智村と協議の場を設けるべき」

との結論をまとめた最終報告書を、5日に村長へ提出した。13、14日には報告書の住民説明会も開き、意見を聞いていた。

桜井村長は、村財政について

「改善されつつあるが、依然厳しい状況は続く」

とし、その一方で

「村づくり指針」策定など住民による自治活動が始まりだした

と指摘。

その上で、住民説明会で出た意見などから

「『合併による自立』に向けての熱意を感じる」

と述べ、協議の場設置を申し入れたいとした。

時期については

「議会での意見を聞いてから判断したい」

としている。

阿智村の岡庭一雄村長は、取材に対し

「申し入れがあったところで議会と相談して対応を決めるが、合併するしないにかかわらず、隣村として協力していく姿勢は変わらない」

と述べた。

合併の必要性「感じる」28市町村 県の81市町村調査

2007/8月9日(木)

県は8日、県内81市町村長を対象に行った、今後の行財政運営に関するアンケート調査の結果をまとめ、同日県庁で開いた県市町村合併審議会に報告した。

「平成の大合併」後の現時点で、28市町村(34・6%)が、将来を含め合併の必要性について「感じている」と回答。

今後あらためて合併が地域課題として浮上する可能性を示している。

調査は、県が4−5月にかけて全市町村長にアンケート用紙を配布、全員から回答を得た。

将来を含め合併の必要性を「感じていない」は12市町村(14・8%)。「未定・分からない」は41市町村(50・6%)だった。

必要性を「感じている」とした28市町村に合併を目指す時期を尋ねたところ、飯山市、上水内郡信州新町、同郡中条村、東筑摩郡波田町、下伊那郡清内路村の5市町村(17・9%)が

「新市町村合併特例法に定められた期限(2010年3月末)」

と回答した。

また「期限にとらわれず速やかに」が、小諸市、南佐久郡小海町、諏訪郡富士見町の3市町(10・7%)。いずれも相手先は挙げていない。

「中長期的な視野の中で」が岡谷市など9市町村(32・1%)、「時期は未定」が長野市など11市町村(39・3%)だった。

28市町村に「合併が必要な理由」(3つ以内)を尋ねたところ、「地方分権に対応できる行財政基盤をつくる」(70・4%)がトップ。

「長期的視点に立った行政効率化を図る」(48・1%)、「少子高齢化に対応した福祉サービスを安定的に提供する」(37・0%)が続く。

必要性を感じていない12市町村は、理由(3つ以内)に「広域連合や一部事務組合で対応できる」(33・3%)、「地域の個性や文化が薄れる」(同)、「きめ細かな行政サービスが行われにくくなる恐れがある」(同)などを挙げた。

県内の市町村数は、平成の大合併で120から81に再編された。

ただ、依然として人口1万人未満の町村数が43を占め、小規模町村が多いのが特徴となっている。

http://www.shinmai.co.jp/news/20070809/KT070808ATI090007000022.htm

2007-08-17 06:46:09

長野県市町村合併審議会「市町村長アンケート結果」

8/8に開催された第2回長野県市町村合併審議会で、県市町村課が県内81市町村長に対して行った「今後の行財政運営に関するアンケート調査」結果を発表している。

-合併の必要性「感じる」28市町村、県の81市町村調査

(信毎WEB,8/9)

審議会の内容は現段階ではHPに掲載されていないので、全て市町村長の回答内容を見ることができない。

いずれ掲載されると思うが、10日付の地元紙には飯田下伊那15市町村長の回答結果が全て掲載されてる。

【アンケート内容】

  1. (1)今後の行財政運営(△=やや不安、×=強く不安)
  2. (2)合併の必要性(○=必要、△=未定、×=不要)
  3. (3)合併を目指す時期
【飯田下伊那15市町村の回答】
飯田市 (1)△ (2)△
松川町 (1)△ (2)△
高森町 (1)× (2)△
阿南町 (1)△ (2)×
阿智村 (1)△ (2)△
清内路村 (1)× (2)○ (3)3年以内
平谷村 (1)× (2)○ (3)10年以内程度
根羽村 (1)× (2)△
下條村 (1)△ (2)△
売木村 (1)△ (2)○ (3)未定
天龍村 (1)× (2)○ (3)10年以内程度
泰阜村 (1)△ (2)△
喬木村 (1)△ (2)△
豊丘村 (1)△ (2)○ (3)10年以内程度
大鹿村 (1)△ (2)○ (3)10年以内程度

日本で最も美しい村連合の構成自治体である大鹿村が、合併が必要であると答えている点は以外だ。

大鹿村と松川町は、任意合併協議会を設置して合併を検討したのだが、結果的には申し入れ側である大鹿村での住民投票によって合併賛成を反対が上回り、合併には至っていない。

合併を推進していた前大鹿村長が任意協議会解散の日に任期満了をもっての辞めることを記者会見した。

だから大鹿村は単独で覚悟を決めて自治体経営を行っていくというのが村の意思の大勢だと認識していたのだが、その2年後の首長アンケートではその反対の意思が示されている。

こうしたアンケートはその主旨を酌まずに結果が現れる場合もあるがそれにしてもNPO法人日本で「最も美しい村」連合の構成町村が「合併が必要である」としているのにはどういうことなのかわかりにくい。

近隣の豊丘村は「合併が必要である」としている。枠組みは北部5町村(松川町、高森町、豊丘村、喬木村、大鹿村)としているが、平成合併時においても高森町への合併申し入れをしていて合併に対しては前向きである。

清内路村が隣村も阿智村に合併を申し入れしている点や、平谷村が飯田市を含めた合併を思考している点、南部の町村が比較的合併に前向きな点などについては、以前からあった志向でそう驚く結果ではないように思う。

さてこのことに関する村井知事の認識は、私が以前このブログで書いたとおり、合併審議会は設置するものの「したい」と申し出た市町村に対し支援する立場である。

現在も、県が主体的に推進する立場に無いことを、8/10知事会見で、このアンケート結果に関する記者の質問に対し明確にコメントしていて、自治体まかせという姿勢はハッキリとわかる。

一方で「合併がなお必要」としていうる28市町村の理由が「地方分権の受け皿となること」であることを鑑みると、道州制を推進する立場にありながら同じ地方分権に対する課題について、小さな町村をその範囲とする県は余りにも当事者意識が無さ過ぎるのではないだろうか。

何か知事のコメントは当事者ではなくて学識者か第三者であるかのように他人事のように聞こえる。

http://blog.goo.ne.jp/katacha67/e/8f826564ef1f92dd6c977ede7d0e0a78

再び合併へ

2007年08月22日 08時29分43秒

知人は“長野県市町村合併審議会「市町村長アンケート結果」”と題してこのアンケートに対する下伊那郡内の市町村長の意向について触れている。

一覧が記載されているので転載させていただく。

【アンケート内容】

  1. (1)今後の行財政運営(△=やや不安、×=強く不安)
  2. (2)合併の必要性(○=必要、△=未定、×=不要)
  3. (3)合併を目指す時期
【飯田下伊那15市町村の回答】
飯田市 (1)△ (2)△
松川町 (1)△ (2)△
高森町 (1)× (2)△
阿南町 (1)△ (2)×
阿智村 (1)△ (2)△
清内路村 (1)× (2)○ (3)3年以内
平谷村 (1)× (2)○ (3)10年以内程度
根羽村 (1)× (2)△
下條村 (1)△ (2)△
売木村 (1)△ (2)○ (3)未定
天龍村 (1)× (2)○ (3)10年以内程度
泰阜村 (1)△ (2)△
喬木村 (1)△ (2)△
豊丘村 (1)△ (2)○ (3)10年以内程度
大鹿村 (1)△ (2)○ (3)10年以内程度

こんな具合である。

清内路村はこのごろ合併前提の話を阿智村に投げかけているようだから、いずれそうなるのだろうが、この中で合併不要と答えているのは阿南町だけである。

平成合併でみんなが駆け込みに走っていたころはどうだったのだろう、と考えると必ずしもその時代の回答はこの結果とは異なっていただろう。

未定と答える人は、そうした怪しい解答を出すことで、いろいろ言われるのが嫌だという人も中にはいるのだろう。

つい先ごろ合併終了したばかりなのに、すぐに次を考えて色目を使うのははばかるという向きの人もいるかもしれない。

合併不要と答えていた高森町も、町長が変わればこんなものだ。

いかにリーダーの意向によって左右されてしまうかということで、いずれ合併するのなら、自立を選択したのは何だったのかということになる。

おそらく、自立という選択もそう言ってしまっているだけで、実は住民だって自立を選択したわけではなく、「まだ早い」という気持ちの人だっていたはずだ。

ところが合併反対=自立みたいな風潮が、とくに長野県では強かったのではないだろうか。

そういうことを口にする知事がいたことも要因の一つかもしれない。

知人は大鹿村と松川町の合併協議に触れ、結局大鹿村に反対者が多くて松川町の住民に問うまでもなくお流れになったのに、大鹿村は自立ではなくまだ合併の気持ち強しというところに不信感を持っている。

これもまた当時とリーダーか異なる。

当時はリーダーが自立を主張したわけではないのだが、住民が選択したことだから当面は自立でがんばるという印象が強かった。

にもかかわらずである。

ところで知人も触れているが、「日本で最も美しい村」というコンセプトで九つの村が参加している。

そこの主旨に次のように書かれている。

******

この連合は、素晴らしい地域資源を持ちながら過疎にある美しい町や村が、「日本で最も美しい村」連合を宣言することで自らの地域に誇りを持ち、将来にわたって美しい地域づくりを行うこと、住民によるまちづくり活動を展開することで地域の活性化を図り、地域の自立を推進すること、また、生活の営みにより作られてきた景観や環境を守り、これらを活用することで観光的付加価値を高め、地域の資源の保護と地域経済の発展に寄与することを目的としています。

*******

ここに参加している地域は、やはり自立が前提ではないのか、と捉えられるが違うのだろうか。

まあ参加している地域をみたとき、白川村があるあたりからうさんくささを感じてしまう。

観光客が満員で、加えてアンバランスな光景は、美しいという印象を持てない。

それぞれの地域がどうこの連合を捉えているのかそれぞれなのだろうが、そんな典型的な白川村の存在だ。

加えてすでに合併している開田村が、木曽町開田高原といって参加しているあたりから、主旨とはずれていることがよくわかる。

もう一度アンケートに戻ろう。

かつて飯田市と合併したいといっていた平谷村。その間の阿智村と浪合村が合併して、飯田市に対しては飛び地状態だ。

売木村や天龍村に至っては、阿南町が合併不要と言っていたら、結局どこと合併するの?みたいな位置だ。

こうしてその地域の実情なりを背景に考えてゆけば、地域のリーダーたる立場にいる市がいかに旗を振るのかということになるのだろう。

同じようなことが県に対してもいえるわけで、村井知事の人任せな言動は、知人も言うように財政難の地域に対してどう対処しようとするのだろう。

県に金があるのならともかく、そうではない。

だからこそ曖昧な立場に終始するのかもしれないが、長野県のように小村がいくつもあるところでは、住民の意向ばかり聞いていても将来は見えない。

自治のプロとして示すべきものがあるのではないだろうか。

こうした状況を考えれば、この地域はすべて一つへ向けてという流れも出てくるだろう。

しかし、そうした誘導に走るリーダーはいない。

個人的には飯田市とは仲間になりたくないわたしだから、このまま優柔不断なまま進んでもらって一向に構わないのだが、地域の先々を考えれば、そんな検討をするべきではないのだろうか。

でなければ、根羽村、天竜村、売木村、加えて平谷村は越県合併しかない。

http://blog.goo.ne.jp/trx_45/e/3d25db7a383df6a40326d65ebe3c6425

「合併して自立」するか、「何もせず破滅」するか、選択肢はふたつだけ。

そんなムラがほとんどですよ。

でも、「合併か自立か」という、偽りの選択肢を与えられれば、誰しも「自立したい」と回答してしまいます。

【飯田下伊那15市町村のアンケート回答】
自治体名 今後の行財政運営 合併の必要性 合併を目指す時期
飯田市 やや不安 未定
松川町 やや不安 未定
高森町 強く不安 未定
阿南町 やや不安 不要
阿智村 やや不安 未定
清内路村強く不安 必要 3年以内
平谷村 強く不安 必要 10年以内程度
根羽村 強く不安 未定
下條村 やや不安 未定
売木村 やや不安 必要 未定
天龍村 強く不安 必要 10年以内程度
泰阜村 やや不安 未定
喬木村 やや不安 未定
豊丘村 やや不安 必要 10年以内程度
大鹿村 やや不安 必要 10年以内程度

「合併必要」28自治体 県がアンケ

2007年08月23日

県内81市町村のうち、28の自治体が今後も合併の必要性を「感じている」ことが、県が公表した「今後の行財政運営に関するアンケート」で分かった。

必要性を「感じていない」は12自治体にとどまり、あとの41は「未定」としたが、7割以上の自治体が「地方財政の厳しい状況」に不安を感じていることも改めて浮き彫りになった。

(久保智)

合併の必要性を感じている28自治体に、その理由(三つ以内の複数回答)を聞いたところ、「地方分権に対応できる行財政基盤をつくるため」が19と最多だった。

また、10自治体が「将来の行財政運営に不安があるので財政基盤を強化するため」と答えた。

ただ28のうち、新合併特例法(合併新法)の期限内である2010年3月までの合併を具体的に検討しているとしたのは、飯山市、清内路村、波田町、信州新町、中条村の5自治体だけ。

国から地方へのさらなる権限や財源移譲に備え、周辺との合併を考えつつも、具体的な協議がなかなか進まない姿が浮かび上がっている。

81市町村のうち、今後の行財政運営に「強く不安を感じる」のは30自治体、「やや不安を感じる」が51自治体で、「不安を感じない」はゼロだった。

不安を感じる理由として、60自治体が「地方財政の厳しい状況」を挙げている。

アンケートは県が4〜5月に実施した。合併新法の中で都道府県は、合併の「介添え役」として強い役割を与えられている。

だが、今のところ県は、合併を検討する自治体の自主性を尊重する姿勢。来年度にも策定する県の具体的な合併構想でも、基本は自治体からの「申し入れ」をもとにする方針でいる。

朝日新聞
県民

10月17日

山口村はどうなったのか

講演会のお知らせです。

「たぁくらたぁ」編集部と「みどりネット信州」の主催です。

山口村はどうなったのか

――平成の大合併の行方――

「平成の大合併」の激震地となった山口村は、当時の田中県政をもグラグラと揺るがしました。山口村は2005年2月13日に中津川市と合併し、あれから2年あまりが経過したことになります。

合併によって山口村はどう変わったのか。当時、現地で聞き取り調査をした河合博司さん(酪農学園大学教授)が3年ぶりに中津川市を訪れて合併を検証することとなりました。

11月2日、3日と現地調査をおこない、翌日、その報告会を長野市で開催いたします。

長野県から分離したがために、ほとんど情報も届かなくなってしまった旧山口村の現状を知っいただくまたとない機会です。

みなさまのご参加をお待ちしております。

日 時:2007年11月4日(日) 13時30分〜15時
場 所:長野市生涯学習センター第1学習室(もんぜんぷら座の斜め向かいのビル「トイーゴ」3階)
講 師:河合博司さん(酪農学園大学教授)
資料代:500円
主 催:「たぁくらたぁ」編集部、みどりネット信州
連絡先:090-****−****(野池)、 0261-**-****(八木)

※午前10時半からは、同じ開場で「みどりネット信州」の総会があります。

投稿日時 : 2007年10月17日 23:51

小林じゅん子

http://blog.fineart.jp/tanemaki/archive/2007/10/17/9384.aspx

「みどりネット信州」とは、小林純子や山口長志などコアな田中信者が所属する田中派政治団体です。

「たぁくらたぁ」とは、コアな田中信者である野池がひとりで作ってひとりでコピーしてひとりで配ってまわる田中礼賛系のミニコミパンフレットです。

資料代の500円はぼったくり気味のような気が・・・・。まあこれは特定団体によるそれはいいですけど。

市町村合併:特別職人件費、合併で26億円削減−−18市町村調査 /長野

市町村合併審議会はこのほど、合併に伴う特別職の人件費削減額が26億円(06年2月現在)だったことを明らかにした。

県市町村課は

「合併は経常経費の減少などが中長期的に実現されることが期待できる」

としている。

同課によると、合併した18市町村での1年間の人件費削減額は首長など4役で13億3900万円、議員で12億5800万円、計25億9700万円だった。

最も効果が大きかったのは1町3村と合併した長野市で2億9500万円。

次いで松本市が2億9400万円、安曇野市が2億8300万円だった。

同課は今年4〜5月に合併した18市町村にアンケートを実施。

合併のメリットに「行財政の効率化」や、公共施設の増加などによる「住民サービスの向上」が挙げられた。

一方で事務事業の一元化や余剰施設の統廃合などの課題も浮き彫りになったという。

同審議会の委員からは

「県が合併を積極的に進めていくべきだ」

などの意見が出された。

同課は

「各自治体の自主性を尊重する方針に変わりないが、情報提供は前向きに検討していきたい」

とした。

同課によると、1万人未満の自治体を合併対象とする国の指針に従えば、県内の自治体数は81から35までに減少するという。

【藤原章博】
毎日新聞

2007年10月19日

越県合併の旧山口村を追跡調査、河合教授が報告へ

2007/11月4日(日)

聞き取り調査を行う酪農学園大の河合博司教授(左)

酪農学園大(北海道江別市)の河合博司教授(行政学)が2、3の両日、平成の大合併で全国唯一の越県合併を行った旧木曽郡山口村の現状を調べるため合併先の岐阜県中津川市を訪れ、関係者から聞き取りをした。

3日は、山口地域審議会委員を務める可知和人さん(58)とやりとり。

可知さんは

康夫派

「合併後は、村有林の下草刈りなどの共同作業もなくなったことから、地域のまとまりに欠ける」

と指摘。

防災組織づくりなど、足元の取り組みを地道に進めているとした。

2日間でこのほか、元山口村長の加藤出・中津川市議、同市幹部らにも聞き取りをした。

河合教授は3年前にも、合併前の山口村で聞き取りをしている。

康夫派

「合併前は財政論議が中心だった。地域の将来像を描きながら合併論議をしなかった付けが今、出ているようだ」

と話していた。

今回の調査を総括する報告会が4日午後1時半から、長野市問御所町の「TOiGO WEST」3階の市生涯学習センター第一学習室で開かれる。

同市の地域雑誌「たぁくらたぁ」編集部などが主催し、資料代500円が必要。

信毎

河合博司先生自体が「9条の会」に参加している左翼の人なわけですが、まあそれはいいでしょう。検索してみても、専門分野が環境なのか憲法なのか行政なのか不明な先生ですけど、まあそれは不問に付しましょう。

記事のなかで地域住民の代表者のような紹介をされている可知和人さん(58)ですが、検索してみると村長選の落選候補だという事がわかります。

2003年4月28日 山口村村長選
当選加藤出 合併賛成885票
落選可知和人 合併反対635票

地域雑誌の主宰、と、さらっと書いてありますが、実際には田中シンパのミニコミパンフレット「たぁくらたぁ」の野池氏と、田中礼賛政治団体「みどりネット信州」の共催です。

当日午前10時半からは、同じ会場で「みどりネット信州」の総会があり、その総会の記念講演としてこの「合併報告会」があるわけですが、この記事だけではそれがわかりません。

(2006年11月17日の昨年度の「みどりネット信州」総会でも河合博司が記念講演をしています。演題は「夕張」でした。会場は長野市生涯学習センター。)

まじめな合併の報告会だと思って、間違って行ってしまう人もいるでしょう。

これは、左翼系田中派政治団体の定例総会に付随する、左翼系教授による定例記念講演です。

2005年8月20日 みどりネット信州設立総会 須坂市ふれあい館「しらふじ」 500円基調講演「「平成の大合併」の中間評価ともう一つの自治制度創設の課題」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2006年11月17日 みどりネット信州第一回定期総会 長野市生涯学習センター 500円記念講演「夕張市の財政破綻から見えてきた地方自治」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2007年11月4日 みどりネット信州第二回定期総会 長野市生涯学習センター 500円講演会「山口村はどうなったのか」 北海道酪農学園大学 河合博司教授
2008年9月20日 みどりネット信州第三回定期総会 長野市トイーゴビル4F 500円基調講演「地方自治をめぐる国政の動向と小川村の選択」 北海道酪農学園大学 河合博司教授

どっからどうみても田中派政治団体の定例講演です。たぶん来年もやるでしょう。

これを「大学の偉い先生が山口村について講演します見に来てね」みたいな新聞記事にしてしまった信毎には反省を求めたいですね。残念です。

次回からは「合併反対を訴えていた田中支持派政治団体が定例総会開催 山口村に関する講演も実施」というようなタイトルの記事にしていただきたいです。

それにしても、こういう詐欺的宣伝で人を集めてまで山口村の自治に介入してくる長野市の「たくらた」の「バカ」どもにはうんざりします。

地域の事はその地域の人々が決める事であって、それを政治利用して翻弄するのは、あまりにもひどい。

余談ですが、この「みどりネット信州」というネーミングですが「みどりネットながの」と酷似してますよね。