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2001/2 リニューアル開始


  0.はじめに

  1.知っておくと良い事あれこれ

  
2.タブレット直描きのコツ 2/12New!

  
3.下書き〜清書(工事中)

  
4.色塗り(工事中)

  
5.仕上げ(工事中)

  
6.巻末おまけ:水彩ブラシ応用編(工事中)


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0.はじめに


 本講座はPainter6 (Corel社製)にてタブレット直描きでラフ作成から完成までの
手順をご説明します。
講座というよりは私、裕保が普段描いている手法をお見せするという方が正しいです(^^


出来るだけ初心者の方でも判る文面を心がけていますがペインターをこれから使おうとする方が
いきなり本文を読んでも判らない箇所もあると思います。
最初にペインターを一通り使ってみてからの方がとっつきやすいかもしれません。
用語についての解説は省略していますのでそんな時にはマニュアルも参照すると良いでしょう。

本講座が何かのお役に立てば幸いです。




●使用しているマシンスペックとペインター概要

DOS/Vマシン  :PentiumIII 733Mhz メインメモリ:256MB ビデオメモリ32MB
OS        :Windows98

入力デバイス   :タブレット WACOM  Intuos

お絵描きソフト  :Painter6.02 (Corel社製)

ペインターは水彩やアクリル絵具等を再現するブラシが豊富に揃っていて手描きのようなアナログタッチの絵を
描くことが得意です。

私は右脳優先のアバウトな感覚派なのでペインターのようにいきなり描けるツールは重宝してます。
ペインターがなかったら恐らくCGを描いていなかったと思います。


このペインター、バージョンが6になってからはレイヤー対応となり、線の描画についてもなめらかさが調整可能で
タブレットで直に描く私には更にありがたい、使いやすいソフトとなりました。

ペン形入力デバイスのタブレットは筆圧感知の為、ペインターの微妙な色のニュアンスが表現が容易となりますので
タブレットはできるだけあったほうがいいでしょう。
私のように紙に下書きせずに直に描く場合は必須といっても過言ではありません。(^^
小さなサイズの安価なタブレットで十分ですのでお持ちでない方は購入を検討してください。







1.知っておくと良い事あれこれ

まず描き始める前にペインター独自の仕様や絵を描くにあたって知っておくとよさそうな点を記述します




●レイヤーについて
レイヤーの概念については既にご存知の方も多いと思いますが下記C項は意外と気がつかない
現象だと思われます。



a.レイヤーとは
  レイヤーは簡単に説明しますと”透明な紙”のようなものです。
  このレイヤーに線画を描いて更に新規レイヤー(透明な紙)を下に重ねて色を塗ると
  上層にあるレイヤーの線画は色塗りの影響を受けません。
  レイヤーを何枚も重ねて線画・背景・人物・人物の服・髪の毛・・・・と分割しておくと
  個別に色の調整が簡単にする事ができます。
  私の場合レイヤーは少ない時には線と色の2枚、多くて7〜8枚です。

  

b.”透明度を維持”の使い方
  レイヤー作成後パーツ毎に任意の色(不透明度100%筆圧感知オフ)で塗りつぶしてから
  レイヤーオブジェクトの”透明度を維持”チェックボックスをONにすればはみだしもなく
  塗りつぶした箇所だけ塗ることができます。


  便利な機能ですが私は塗りつぶす行程が億劫なので使っていないです(^^;

  なお、この機能は一部ブラシ(オイルパステル等)を使う場合、なぜか
塗りつぶした境で黒い色を引きずる
  性質がありますのでブラシを試してから使いましょう。
  (キャンバス不可視にした時のグレーをひきずっているのかも?)

  
色をひきずってしまう種類の筆でも下記方法をとればひきずらずに描く事も可能です
  (ちょっと泥臭い方法ですが(^^;)
  塗りつぶした後、チェックボックスをONにして描くと境界でひきずりの現象がでます。
  そして大きめのサイズの消しゴムで境界の周囲をしっかり消します。
  再び塗ってみると境界で黒い色をひきずる現象が発生しなくなります。
  何故そうなるのか理由は不明です。(^^




c.合成方法”乗算”は使わない方が吉(^^
  レイヤーの合成方法を”乗算”にすると他の層にあるレイヤーが透けて場合によっては便利な事もあります。
  しかし、フォトショップに代表される”乗算”とは異なり、時に色の塗っていない箇所にも影響を及ぼします。
  これは仕様というよりはバグの類のようです。

  その現象は”
本来純白であるべき色の塗っていないキャンバスの色がにごる”というものです。
  見た目ではわからなくてもスポイトツールで取ると
パレットの数値が純白では無くなっている事があります。
  この微妙なにごりはデータ量の増加、印刷時のにごり等悪影響を及ぼします。

  この現象は必ず起こるという訳ではないのですが気がつかないうちに絵がにごっている・・
  という事態を回避する意味で基本的には”乗算”を使わないほうが良いと思います。


  どうしてもレイヤーを透けさせたい場合は合成方法”フィルタ”を使いましょう。
  こちらは上記のような現象は発生しませんので安心です。

  そんな理由もあり、私はレイヤーオブジェクトの合成方法は”デフォルト”を基本としています。
  




●ペインターのブラシについて

a.使うブラシは試して絞り込みましょう。
  ペインターの特徴といえば豊富なブラシですがあまりに多くてとまどう事もあると思います。
  実際に描く時には自分に合ったブラシを絞って使っていきましょう。

  まずはブラシの名称にこだわらずに色々試してみてください。

  ”水彩”と描いてあっても実際にはマーカーに近い仕上がりだったり
  ”・・パステル”と描いてあってもテクスチャ適用しなければまた違ったタッチになります。



b.水彩ブラシについて
ペインターの数あるブラシの中でも独特な仕様を持つのが水彩ブラシです。

水彩ブラシを使用する場合はレイヤーを作成しなくて良いです。と、いうより水彩は
レイヤーに非対応なのです。
最下層のキャンバスでのみ使用できるブラシですのでご注意を(次バージョンではレイヤ対応にして欲しいです)

水彩ブラシで色を塗ると独自の水彩レイヤーに描かれます。
このレイヤーは他のブラシと違い
普通の消しゴムツールでは消えません。
水彩ブラシ中の”
水彩用消しゴム”を使うことで消せます。

水彩は他のブラシにはない特徴や良さがあるのですので是非一度はお試しあれ♪




C.ブラシのカスタマイズ
  デフォルトのブラシで充分という場合はいいのですが
  ブラシの種類によってはデフォルトの設定のままだとしっくりこないという場合があります。
  そんな時にはブラシのカスタマイズをお奨めします。

  例えば6のエアブラシ”極細ブラシ”はデフォルトのままだと現実のエアブラシ表現に近いのですが粒子が粗くて
  ふわっとした表現には向きません。

  そこで私は”エアブラシ(すじ)”のブラシコントロール設定を以下のようにして粒子の細かいエアブラシとして使っています。


  ブラシコントロールを開きます
     −例−
左のブラシコントロールが極細スプレーで右がエアブラシ<すじ>を元にしたカスタマイズです。


エアブラシ極細スプレー−−−−−−−−−−−−−−−−>エアブラシ<すじ>


  カスタマイズした後、ブラシツール上”バリアント〜バリアントの保存”を選び
自分の好きな名称をつければ以後マイブラシとして使用できます。

  

カスタマイズは色々な設定項目をいじれ過ぎて難しそうと感じるでしょうが
しばらく触っていると大体のコツが掴めると思います
私も最初は延々といじっていましたがこれもまた楽しいものです(^^

と、いっても難しそう・・と感じる方の場合は”ブラシコントロール〜サイズ”でブラシの形状を別のものにしたり
ブラシコントロール〜表現設定”のチェックボックスで筆圧ON・OFFを試してみてください。
この設定を変えるだけでも大分ブラシのタッチが代わります。

ブラシのカスタマイズはいわばマイブラシの作成なので皆さんも色々試して自分に合った筆を作ってみましょう。




●印刷不可能域について
ペインターで描いた絵を印刷したりフォトショップで開いてCMYKモードにすると鮮やかな色が沈んだり黒ずんだりして
全くちがった印象になることがあります。

これは印刷媒体で使われるインクの4色、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの組み合わせで再現できる色域に限界があるせいです。

画面上はRGB発色な為にインクで再現不能な鮮やかな色も表示できますが印刷となると鮮やかな色、特に青、紫、緑系は
大きな制約を受けることになります。(暖色系の色はあまり制約を受けません)
ペインターのパレットでいうと▲の図の黄色で塗りつぶした範囲が大体許容の色域となります。


家庭用のインクジェットプリンタだと6色、7色と使える色も豊富なのでかなりあざやかな色でも再現できますし
「印刷なんかしないよ」という人は気にする必要はありません。
ただ、印刷可能域=言い換えれば”目に優しい色”という事もいえるのでちょっとだけ頭の隅に置いて塗ってみるのも
いいと思います。




以上で”知っておくと良い事”は終わります。おつかれさまです。
前置きが長くて疲れた方もいらっしゃるでしょうか?(^^

次は実技編”タブレットの使い方”です。−>    
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