Canbeにはいろんな機能があります。

98TV(TVがみられる機能)
FAXモデム&スピーカーホン機能
MIDI音源
FM音源
赤外線ポート(D-sub 9pin シリアルポート)

 最初に買ったときにはおそらく全部の機能が使えるのだと思います。
 しかし二つのPCIバスのスロットにLANボードやSCSIボードを増設していく内に、IRQが足りなくなってくるでしょう。私も赤外線ポートをつぶし、次にMIDIをつぶして使ってきました。

 けれどもせっかくはいっているものを使わないのは残念です。特にMIDIなんてソフトウェアMIDIと内蔵MIDI音源とは音質の上でも天地の差があります。せっかく前面にMIDI端子があってキーボードをつないでも、ソフトウェア音源では第一リアルタイムに音は出ないし台無しです。

 赤外線ポートも使っている方は多くはないかもしれませんが、最近のDOS/V対応の周辺機器の中にはPC98の場合は第2シリアルポートを使用する場合に限ると書いてあることも少なくありません。私は高をくくって変換ケーブルで何とかなるだろうとおもって第1シリアルポートに接続してみたらうんともすんとも言いませんでした。なんか構造的に違うんですねきっと。

 しかしながら現在は2枚のPCIカードとCanbeのほとんどすべての機能を使っています。下のシステムリソースレポートをみてください。

システムの概要
Windowsバージョン:4.10.1998
コンピュータ名:NECPC-9801/9821
システムバスの種類:C98
BIOS名:NEC
BIOSの日付:N/A
BIOSのバージョン:N/A
コンピュータの種類:Unknown
プロセッサの製造元:AuthenticAMD
CPUの種類:AMD-K6tm w/mu1timedia extensions
数値コプロセッサ:存在します
登録所有者:平林朋之
登録会社:
IRQの概要
IRQの使用:
00 - システムタイマ
01 - NECPC-9800シリーズキーボードまたは98スタンダードキーボード(95)
03 - PCIステアリング用IRQホルダ
03 - PCIステアリング用IRQホルダ
03 - MELC0 UltraSCSI IFC-USP
03 - Laneed LD-PCI Ethernet PCI Adapter
04 - 通信ポートサポート115.2Kbps(COM3)
05 - 第2通信ポートサポート115.2Kbps(COM2)
06 - TVtuner/Video Capture Board
06 - 内蔵FAXモデムボード
07 - プログラミング可能な割り込みコントローラ
08 - 数値データプロセッサ
09 - スタングードIDEハードディスクコントローラ
10 - 98 CanBe Sound3 MPU401
11 - 標準フロッピーディスクコントローラ
12 - 98 CanBe Sound3 SoundSystem
13 - 標準バスアダプタマウス
14 - プリンタポート(36pin Parallel Interface)(LPT1)
15 - システム CMOS/リアルタイムクロック

 どうです?奇観でしょう?現在赤外線ポートにはシャープの電子手帳のPCWizのシンクロインターフェイスがつながっています。試してはいませんが、マイクロソフトなどのインテリマウスなんかもつながるのではないかと思っています。

 PCIボードのIRQシェアリングは有名ですが、IRQ6をみてください。ここではなんと驚くべき事にTVtuner/Video Capture Boardと内蔵FAXモデムボードが仲良くIRQを共有しています。なぜこんなうまい具合になってしまったのかは実はよくわかりません。やったこといえばOVER10000点のページで紹介したように、デバイスマネージャーでTVtuner/Video Capture BoardのIRQを6に固定したことくらいです。
 

 この状態で再起動+HELPで2ndCCUを有効にしてしまったら、まんまとデバイスマネージャーにX(ばつマーク)が一つもつかなかったので我ながら驚いてしまいました。LANボードのIRQもPCIセットアップユーティリティで6に固定したままです。(SCSIボードは自動にしてあります。)なぜLANボードがIRQ3に??わからないことだらけであります。でも特に不具合もなく、動いております。(ただし98TVの動画キャプチャー機能だけが使えない。)

 もしかしたらOSをWindows98に変えたからできた技なのかもしれません。私としてはこれくらいしかわからないのですが、事実だけを述べさせていただきます。興味のある方はおやりになってみたらいかがでしょう??

 どうしてこのようなことが可能なのかおわかりになる方は是非メールをください。

と、書いたら、愛媛県のYakumoさんがご親切にいろいろ教えてくださいました。ありがとうございます。

 Yakumoさんによると、Ct16のマザーボードはNEC独自にいろいろ付け足した特殊なマザーボードなのだそうです。とくに特殊なのが、内蔵ファックスモデムボードとTVキャプチャボードで、これらはPCIの形はしているけれどもCバス扱いという奇妙なものだそうです。なんとWIN98のデバイスマネージャーで接続別に表示させるとこれらのボードが見つからない。(ほんとだー!みなさんも試してみてください。お化けみたいでこわいです。)ということはWin98は二つのボードの接続経由を理解できないので、Win98では問題なし!と判断してしまうのではということでした。YakumoさんはNECにまで聞いてくださったようで、ありがとうございました。(もっともNECは困っていたとのことですが(^_^))

また和歌山の龍さんからは

サウンドMPUとTVボードが同居している

という、メールを頂きました。ありがとうございます。もしかしたらCt16ってものすごい拡張性のマシンかも!?って思ってしまいます。不思議不思議。