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古代中国における第一の泉水
天下第一泉
天下第一泉
 天下第一泉は「中冷泉」ともいわれ、金山寺の近くの塔影湖の湖畔にある。古代中国における第一の泉水である。この泉水は、水面にアルミニュームの貨幣を置くと浮かんだままで沈むことがなく、濃汁の如くで、その味は甘露の如くであるという。
 この泉水をもちいたお茶を一杯味わったら何とも言えずよい気持ちになるらしいが、今日では手入れ不足のゆえか うす緑色に濁った水で、飲んでみる勇気はなかった。ガソリンよりも高い日本のミネラルウォーターと どちらが美味しいであろうか。
 「天下第一泉」という文字は、清時代の末に鎮江県の知事であった王仁堪の筆であるという。

 この「中冷泉」を最初に天下第一泉と定めたのは、唐代の陸羽(りくう)である。彼は、中国では「茶聖」とよばれ、茶道の元祖と目されている。著書に『茶経』(さけい)三巻がある。
[文・写真とも] 青猫さん 1999.8.1.撮影

Copyright © 青猫+ヒントブックス 1999
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