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| 長江を渡る 鎮江から揚州へ |
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| 鎮江から中州の揚州へ行くには、フェリーで長江を渡る。マイクロバスを降りて、船のデッキから長江を眺めた。濁流である。いま鎮江は日本人観光客の誘致を模索中だが、この長江の渡しは日本では経験できない数十分だ。 このあたりは長江の川幅がもっとも狭いところというが、揚州までどれほどの距離があるのか案内してくれた人たちにたずねてみたが、測ったことがないから分からないと笑っているだけであった。鎮江側の小島をうまく利用して、揚州まで架橋の計画が進行中だという。 |
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| やがて靄(もや)の向こうに、詩文で名高い瓜洲(かしゅう)渡し場が 見えてきた。 |
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曹復著『遣唐使が歩いた道』(「人民中国」翻訳部訳・二玄社)によると、「この渡し場は大運河と長江の交差点で、昔から南北交通の要衝とされた。渡し場ができて千三百余年、多数の有名な歴史事件、 故事がここを舞台にしている。言うまでもなく、遣唐使が長江以南から揚州経由で北上したり、長安から南下して帰国する際、いずれもこの地を通っている。」とある。 |
| [文・写真とも] 青猫さん |
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