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中国・鎮江(チェンチアン)郊外の北固山(ほくこざん)にある
阿倍仲麻呂の歌碑
歌碑「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」


 有名な「望月望郷の歌」、「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」が刻まれています。北固山のすぐそばには長江(揚子江)が流れています。

 曹復著『遣唐使が歩いた道』(「人民中国」翻訳部訳・二玄社)によれば、阿倍仲麻呂の歌碑について記述があり、この歌が北固山で詠まれたという根拠はもうひとつはっきりしないようです。まだまだ分からないことだらけで、今後も考究が必要です。

[文・写真とも] 青猫さん 1999.8.1.撮影
*** 阿倍仲麻呂(698-770年)
717年、留学生の仲麻呂は遣唐使に従って唐に渡った。
733年、帰国を希望するが願いかなわず、
753年、今度は許されたものの船は安南(ベトナム)に漂着、帰国は果たせなかった。
このとき同時に別の船で出発し た鑑真和上は、同年12月20日、運よく現在の鹿児島県秋目に着いている。
770年、再び帰国することはなく、長安に没す。

参考図書
『長安の月 阿倍仲麻呂伝』 大原正義(著) 関西書院 品切(図書館で) 304頁 1995年発行

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