池山水源
環境庁名水百選

阿蘇郡産山村田尻

森に囲まれた水源



 環境庁の名水百選、くまもと名水百選に選ばれている池山水源は、樹齢200年以上といわれる巨木に囲まれた神秘的な雰囲気の中にある。毎分30dもの湧水は年間を通して13,5℃と変わらず、夏場は一層の清涼感をもたらす。透明度は抜群で、池のいたるところから湧き出している様子が観察できる。
 平日にもかかわらず多くの人がうまい水を求めて訪れていた。福岡から来たご夫婦は、毎月20gポリタンで10も本汲んで帰り、お茶、コーヒーから食事関係は全てここの水を使っているという。面白いのは、それぞれの水源で汲んでいる人は、その水源の水が一番うまいとこだわっている事である。駐車場ではその他大分、佐賀、熊本ナンバーの車が見られた。
 水源に近付くと橋の下からごうごうと流れ出している水量に驚く。この豊富な湧水はすぐに川となって玉来川に流れ込み、大野川に合流して別府湾に注いでいる。昔から飲料水として、また農業用水として地域住民の生活を潤してきたが、水量、水質ともに名水といわれる所以である。
 池山水源の入口にある池山名水苑は、水源の水でヤマメやマスを養殖していて、塩焼き、煮物、揚げ物とおいしく食べられる。夏には名水で冷やしたソーメン流しもあり、家族連れで賑わう。売店には村の特産品をはじめみやげ物も豊富に揃い、駐車場やトイレも整備されている。




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