4. ヒルトンホテルが・・・
久しぶりの海外だ―。
甘いようなすっぱいような、日本にはない香りが漂っている。アジアだな〜。
台北の空港ではこみ上げてくる喜びを隠せなかった私だが、ヒルトンホテルに着いた今、軽い失望感に襲われている。
ぼろい、何もかもぼろい。ベッド、壁紙、調度品、テレビ、バス、バスグッズ、冷蔵庫。何もかもが古くチープである。「7千円」。私には確信がある。これは日本でなら7千円で泊まれるビジネスホテルのレベルである。私は仕事がら、かなりのビジネスホテルを見ている。だから自信がある、これは7千円の部屋だ。
しかも!「ベビーベッドをいれておいて」とリクエストしておいたのに、入っていない。
第一!チェックインして部屋に向かう際、誰も荷物を運ぼうともしてくれなかった。
荷物を運んでもらった時にチップがなかったら困ると思ったから、さっき無理して両替してきたのに・・。(台湾は基本的にはチップ要りませんけどね〜)
台北ヒルトンは日本の団体旅行を多く受け入れているようだ。それらしい日本人がたくさんいる。でも、優雅な白人ビジネスマンも多い。きっと、彼らが泊まっている部屋と私達が通された部屋は随分違うんだろう。だって、インターネットで見たもん、
台北ヒルトン。バスタブとシャワールームが別にあるのが自慢だったはずだよね。
でも、私の部屋、全然そんなんじゃない。それどころか、小さなふるーいユニットバスの蛍光灯がついたり消えたりを繰り返すんですけど・・・。なんてチープな感じ!
ヒルトンなのに、本当に残念だ。
「ヒルトンらしいサービスを受けたいならば、もっと払ってください」と言ってくれて構わなかったのに。その方が、ヒルトンを期待してこういう部屋に通されるより、ましだよ。