2. 福岡への道

 福岡への飛行機はスカイマーク。ゲートから飛行機までバスで行くのがつらいところだ。

しかもバスが超満員になるまで発車しない。背中にデイパック、チケットやガイドブックを入れたショルダーバッグ、腰には抱っこ紐にもなるウエストポーチ、そして万由子を抱え、超満員のバスの中を10分くらい待たされたか?初っ端から試練だ・・。

座席は配慮してくれたのだろうか、隣が一席空いていた。りんごジュースの入った哺乳瓶をスタンバイして離陸に備える。ぐーんと飛行機が走り出す。今だ!それ飲め!

こくこくこくこく。万由子が私の意図通りに飲む。かわいい!ね〜、こうすればお耳が痛くないんでちゅからね〜。

すこぶる機嫌の良い万由子。周囲の人に愛想を振りまく。私も気力体力十分、思う存分万由子をあやす。着陸前に一回授乳をこなすと、くたっと眠りに入る。そして眠ったまま着陸。上々の滑り出しだ。

福岡空港の荷物受け取りで、万由子を左手に抱き、右手と足でベビーカーを手荒く開ける。ふとガラスの向こうの、義母と目があった。あー、そこにいらしたんですか〜・・・。

 

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