
司馬徽 |
狄青が南方の反乱を平定したときのこと・・・・ |
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狄青 |
よし!
今だ!突撃! |
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むむむ・・・・
撤退だ! |

儂智高 |
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狄青は巧みな用兵で儂智高を一蹴した。すると、部将達が狄青に進言した。 |
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狄青様!早速、追撃しましょう! |

部将 |
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そうです!
一気に奴らの本拠地を襲ってしまいましょう! |

部将 |

狄青 |
いかに有利な立場にあるとはいえ、不案内な敵地に踏み込むなど、大将のやるべきことではない。
すでに勝利は確定している。
あえて危険を冒す必要はない。 |
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むむむ。
みすみす、逃がしてしまうのか・・・・ |

部将 |
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追撃してこないぞ。助かった・・・・ |

儂智高 |
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狄青が追撃を禁止したため、反乱軍の首魁の儂智高を取り逃がしてしまった。
この事で狄青は朝廷で批判を浴びた。 |
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重臣 |
狄青は本気で反乱を鎮圧しようとは考えていないのではないのでしょうか?
これは利敵行為です! |
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重臣 |
まったくもってその通り!狄青は罷免すべきです! |
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むう。范仲淹。そちはどう思う?
西夏との戦いで共に戦った仲であろう。 |

仁宗 |

范仲淹 |
陛下は囲碁をたしなまれていますね。 |
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おう。囲碁はよくやっておるぞ。 |

仁宗 |

范仲淹 |
狄青殿の用兵は囲碁に似ております。勝利が確定したところで矛を収め無理はせず、相手の反撃を抑え確実な勝利へと導くのです。 |
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ふむ・・・なるほど |

仁宗 |

范仲淹 |
狄青殿は派手な勝利とは無縁ですが、また、大敗北とも無縁な将軍であります。
なにとぞ、彼の罪は問わないようにお願い申し上げます。 |
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うむ。わかった。狄青に罪はない。反乱は治まったのだからな。 |

仁宗 |

范仲淹 |
ありがとうございます。 |
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