智の館
范仲淹10


司馬徽
先憂後楽


登場人物紹介

范仲淹
西夏との闘いで活躍した。
のちに副宰相に就任。有能な人材の登用に心を砕いた。
また、彼の『先憂後楽』という言葉は後の官僚たちの思想に大きな影響を与えた。




司馬徽
范仲淹は自分のことで思い煩うことはなかった。彼がいつも考えていたのは国家の安定であった。
そんな彼が口癖のように言った言葉がある。

范仲淹
士たるもの、天下の憂いに先んじて憂え、天下の楽しみにおくれて楽しむべきである。
この言葉は後世の官僚たちに多大な影響を与えた。
我が意を得たり!
私もそのように物事に取り組むぞ!

官僚




司馬徽
これが先憂後楽の語源じゃ。
政治家や組織のリーダーは先を見据えて対策を練り、みなが成功の恩恵を受けた後で楽しむ。
上に立つ者の当然の心得と言えるのう。
うむ。まったくその通りじゃ。
わしも天下の諸問題が表面化する前に対策を練り、人民を安んじてから楽しむこととしよう。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ